JPH1189412A - 脱穀制御装置 - Google Patents

脱穀制御装置

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JPH1189412A
JPH1189412A JP25584097A JP25584097A JPH1189412A JP H1189412 A JPH1189412 A JP H1189412A JP 25584097 A JP25584097 A JP 25584097A JP 25584097 A JP25584097 A JP 25584097A JP H1189412 A JPH1189412 A JP H1189412A
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sorting
grain
threshing
air volume
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JP25584097A
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Hiroshi Ikeda
博 池田
Kazuhiro Takahara
高原  一浩
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 3番ロスが極力生じないように、選別風量を
自動調節する。 【解決手段】 脱穀装置2の扱室Aからの漏下処理物を
所定方向に向けて移送しながら選別処理する選別部19
において、処理物移送方向の下手側箇所における穀粒の
量が検出され、選別部19に対して選別風を供給する選
別風供給手段18からの選別風量が、上記穀粒量の検出
情報に基づいて変更調節される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱穀装置の扱室か
らの漏下処理物を所定方向に向けて移送しながら選別処
理する選別部と、その選別部に対して選別風を供給する
選別風供給手段と、その選別風供給手段の作動を制御す
る制御手段とが設けられている脱穀制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる脱穀制御装置では、例えば刈取作
業用のコンバインの脱穀装置において、刈り取り穀稈を
扱室内で脱穀した後、扱室からの漏下処理物をその下方
に配置した揺動選別板(選別部)の揺動操作によって機
体後方側に向けて移送しながら、穀粒と藁屑等とに選別
処理すると同時に、処理物中の藁屑を除去するための選
別風をファン式のトウミ(選別風供給手段)から供給し
ている。従来、トウミからの選別風量は、トウミのファ
ン回転数を変更するボリューム等の入力手段によって作
業者が手動設定した風量値になるように制御されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、揺動選
別板の処理物移送方向の下手側箇所での穀粒の量が多い
状態で、トウミからの選別風量を増加させると、穀粒が
機外に放出される、いわゆる3番ロスが増加するが、上
記従来技術では、作業者が手動設定する選別風量の条件
によって3番ロスを生じるおそれがあった。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、3番ロスが極力生じないよう
に、選別風量を自動調節できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1では、脱穀装置
の扱室からの漏下処理物を所定方向に向けて移送しなが
ら選別処理する選別部において、処理物移送方向の下手
側箇所における穀粒の量が検出され、選別部に対して選
別風を供給する選別風供給手段からの選別風量が、上記
穀粒量の検出情報に基づいて変更調節される。
【0006】従って、選別部の処理物移送方向の下手側
箇所における穀粒量の状態に応じて、選別風供給手段か
らの選別風量が適切な風量に自動調節されるので、従来
のように、作業者が選別風量を手動設定するものでは、
設定風量条件によって3番ロスが生じるおそれがあるの
に対して、かかる不具合を解消して、3番ロスを抑制す
ることができる。
【0007】請求項2では、請求項1において、選別部
の処理物移送方向の下手側箇所における穀粒の作用によ
る衝撃力が衝撃力検出部にて検出され、その穀粒の衝撃
力に基づいて前記穀粒の量が検出される。
【0008】従って、処理物移送方向の下手側箇所にお
ける穀粒の量を、穀粒の作用による衝撃力に基づいて検
出するので、穀粒に比べて衝撃力が小さい藁屑等の処理
物の影響を極力排除して穀粒の量を的確に検出して、こ
の穀粒量の情報に基づいて3番ロスを抑制するための風
量調節をより適切に行うことができ、もって、請求項1
の好適な手段が得られる。
【0009】請求項3では、請求項2において、処理物
移送方向に帯板状部材を並置させたチャフシーブを備え
た揺動選別板で構成された選別部において、その帯板状
部材における前記穀粒が作用する表面側に付設された衝
撃力検出部にて、前記穀粒の作用による衝撃力が検出さ
れる。
【0010】従って、衝撃力検出部を穀粒が作用する帯
板状部材の表面側に付設するので、例えば帯板状部材の
裏面側に付設するのに比べて、穀粒が衝撃力検出部に確
実に接当する状態で衝撃力を適切に検出することがで
き、もって、請求項1の好適な手段が得られる。
【0011】請求項4では、請求項1〜3のいずれか1
項において、前記穀粒の量が適正状態のときには選別風
量が設定風量に維持され、穀粒の量が適正状態よりも大
のときには選別風量が設定風量よりも減少し、穀粒の量
が適正状態よりも小のときには選別風量が設定風量より
も増加するように、風量制御される。
【0012】従って、選別風量が、選別部の処理物移送
方向の下手側箇所における穀粒量の適正状態に対応する
設定選別風量になるように増減制御されるので、極力安
定な状態で風量制御を行うことができ、もって、請求項
1〜3のいずれか1項の好適な手段が得られる。
【0013】請求項5では、請求項1〜4のいずれか1
項において、選別部の処理物移送方向の下手側箇所にお
ける穀粒量の検出情報に基づいて、前記穀粒の量が適正
状態になるように、選別部における処理物の漏下開度が
変更制御される。
【0014】従って、例えば上記穀粒量が適正状態より
も多いときには、選別部における処理物の漏下開度を大
側に開度変更して、上記穀粒量が適正状態よりも多い状
態を速やかに解消させることができるので、上記穀粒量
が適正状態よりも多い状態が長く続くと、3番ロスが発
生し易くなるという不具合を適切に回避させることがで
き、もって、請求項1〜4のいずれか1項の好適な手段
が得られる。
【0015】請求項6では、請求項5において、選別部
の処理物移送方向の上手側箇所における処理物量が検出
され、その処理物量の検出情報と、選別部の処理物移送
方向の下手側箇所における穀粒量の検出情報とに基づい
て、選別部上の処理物量が適正状態になるように、選別
部における処理物の漏下開度が変更制御される。
【0016】従って、例えば上記処理物量と上記穀粒量
が共に適正状態よりも多いときには、選別部における処
理物の目標漏下開度を大側に変更し、例えば上記処理物
量は適正状態よりも多いが上記穀粒量は適正状態である
ときには、上記目標漏下開度を少し大側に変更し、逆
に、上記処理物量と上記穀粒量が共に適正状態よりも少
ないときには、上記目標漏下開度を小側に変更するとい
うように、選別部の処理物移送方向の上手側での処理物
量及び下手側での穀粒量の両検出情報に基づいて漏下開
度を調節して、選別部上の処理物量を上手側から下手側
に亘って全体としてバランス適正状態になるように制御
することができるので、選別部上の処理物量が適正状態
よりも多い場合の3番ロスの発生を抑制しながら、選別
部上の処理物量が適正状態よりも少ない場合に回収物に
藁屑等が混入するのを抑制することができ、もって、請
求項5の好適な手段が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明をコンバインの脱穀
装置に適用した場合における実施の形態を図面に基づい
て説明する。図2に示す自脱型のコンバインは、左右一
対のクローラ走行装置1、脱穀装置2、操縦部3、刈取
装置4等を備える。刈取装置4は、分草具5、引き起こ
し装置6、刈り刃7を備え、刈り取られた穀稈は搬送装
置9によって脱穀装置2まで搬送される。又、穀稈が触
れるとオン作動して刈取作業状態であることを検出する
株元センサS6が設けられている。
【0018】動力伝達系は図3に示すように構成されて
いる。エンジンEの動力は、脱穀クラッチ10を介して
脱穀装置2に伝達されると共に、走行クラッチ11及び
油圧式無段変速装置12を介してクローラ走行装置1の
ミッション13に伝達される。刈取装置4には、ミッシ
ョン13から刈取クラッチ14を介して動力が伝達され
る。ミッション13には、ステアリング状態を前進走
行、後進走行及び中立状態に切り換えるための切り換え
機構が設けられている。
【0019】エンジンEの回転数を検出するためにエン
ジン回転数センサS7が設けられ、脱穀装置2が動作中
か否かを検出するために、脱穀クラッチ10の入切状態
を検出する脱穀スイッチSW1が設けられている。ミッ
ション13のステアリング状態が中立状態に切り換えら
れるとオン作動する中立スイッチSW2(図1参照)が
設けられている。
【0020】脱穀装置2は、図4に示すように、扱胴1
5を収納する扱室A、刈取装置4から供給される穀稈を
扱室Aに供給搬送するフィードチェーン16、排塵用の
横断流ファン17、脱穀後の処理物を選別処理するため
の選別装置Bを備える。選別装置Bは、扱室Aからの漏
下処理物を所定方向(機体後方側)に向けて移送しなが
ら選別処理する選別部としての揺動選別板19、その揺
動選別板19に対して選別風を供給する選別風供給手段
としてのトウミ18、選別後の処理物を回収するための
一番物回収部(以下、一番口という)20及び二番物回
収部(以下、二番口という)21を備えている。
【0021】フィードチェーン16にて扱室Aに供給搬
送される穀稈は扱胴15の回転により脱穀される。扱室
Aの下部には受網22が設けられ、脱穀後の処理物のう
ち単粒化した穀粒は受網22から揺動選別板19に漏下
する。受網22から漏下できなかった処理物は受網22
の後端部より揺動選別板19に落下する。
【0022】揺動選別板19は、トウミ18の上方に位
置するグレンパン23、その後方に位置するチャフシー
ブ24、その下方に位置するグレンシーブ25等を備え
る。一番口20及び二番口21は、それぞれスクリュー
コンベアを備え、グレンシーブ25から漏下した穀粒は
一番口20にて回収されてタンク等に貯溜される。チャ
フシーブ24の後端やグレンシーブ25の後端から落下
した穀粒と藁屑との混合物は二番口21にて回収されて
揺動選別板19に還元される。
【0023】揺動選別板19の後部側に揺動リンク34
の一端34aが枢着される一方、他端34bが固定枠側
に枢着され、中間部34cは偏心カム機構35の可動リ
ンク35aの一端に枢着されている。一方、揺動選別板
19の前部側の左右の側板にベアリング36が固着さ
れ、この左右一対のベアリング36を摺動自在に支持す
る左右一対のU字型のガイド37が固定枠側に設けられ
ている。かかる構造において、偏心カム機構35を図示
しない揺動用モータにて駆動して回転させると、揺動リ
ンク34は、他端34bを支点にして揺動し、その結
果、揺動選別板19が揺動して、扱室Aからの漏下処理
物が所定方向(機体後方側)に向けて移送されることに
なる。
【0024】チャフシーブ24は、図5及び図6に示す
ように、処理物移送方向に並置される帯板状部材a,
a’にて構成され、その帯板状部材a,a’の隣合うも
のの間に形成される間隔tを変更調節自在に構成されて
いる。この間隔tが揺動選別板19における処理物の漏
下開度(チャフ開度)に相当する。説明を加えれば、複
数個の帯板状部材a,a’のうちの一つの帯板状部材
a’の上端部が、左右の側板45を貫通する支点軸38
に外嵌され、且つ、その帯板状部材a’の下端側の両端
部夫々に、側板45に形成された長孔bを貫通する連結
ピン39が止着されている。そして、その支点軸38及
び連結ピン39の夫々に外嵌着される左右一対のリンク
40が設けられ、その左右一対のリンク40の一方に操
作アーム41が取り付けられている。
【0025】前記一つの帯板状部材a’を除く他の帯板
状部材aは、コの字状の取付金具42を用いて側板45
に取り付けられている。つまり、コの字状の取付金具4
2は、上端側の軸部分42aが側板45に貫通止着さ
れ、且つ、下端側の軸部分42bが側板45に形成され
た長孔bに貫通するように構成されている。そして、他
の帯板状部材aの下端側の両端部夫々が、取付金具42
の下端側の軸部分42bに外嵌着されている。さらに、
連結ピン39及び複数個の取付金具42の下端側の軸部
分42bが、連係板43にて接続され、各帯板状部材
a,a’を、それらの上端側を支点にして一体揺動させ
ることにより、前記間隔tを変更調節するように構成さ
れている。
【0026】前記漏下開度を変更する開度変更手段とし
てのシーブモータM1が設けられ、そのシーブモータM
1の回転方向を正逆方向に変えながら回転駆動すると、
ギヤ式の連係機構26、揺動アーム27、ワイヤ28を
介して、スプリング44にて上記間隔tが小となる閉じ
側に付勢されている前記操作アーム41が揺動動作され
て、上記漏下開度が大側又は小側に変更される。尚、揺
動アーム27の回動角度から漏下開度を検出するための
ポテンショメータ式のチャフ開度センサS2が設けられ
ている。
【0027】トウミ18は、揺動選別板19上の藁屑を
吹き飛ばす選別風を発生するためのものであり、その風
力(以下、トウミ風力)の調節は、トウミ18の回転速
度(以下、トウミ回転数)を変更することによって行わ
れる。図7に示すように、トウミ18を回転駆動する入
力プーリ18aが割りプーリで構成され、その実効径が
風力調節手段としてのトウミモータM2の正逆転駆動に
より変化する。つまり、トウミモータM2を正転駆動す
ると、ギア式連係機構30、揺動アーム31、ワイヤ3
2を介してアーム33が引き操作され、図示しないカム
機構により割りプーリ18aの間隔が広がる。その結
果、Vベルト18bが接触する部分の実効径が小さくな
ってトウミ回転数が高くなりトウミ風力が強くなる。ト
ウミモータM2を逆転させた場合は、各部が上記と逆に
動き、トウミ風力が弱くなる。そして、トウミ風力が強
くなると、揺動選別板19に対する選別風量が増加する
一方、トウミ風力が弱くなると、揺動選別板19に対す
る選別風量が減少する。尚、トウミ18の回転数からト
ウミ風力つまり選別風量を検出するためのトウミ風力セ
ンサS3が設けられている。
【0028】図4及び図8に示すように、揺動選別板1
9の処理物移送方向の上手側箇所における処理物量を検
出する処理物量検出手段としての層厚センサS5が、揺
動選別板19の左右の側板の上辺に架設されたロッド2
9に取り付けられて受網22の下方位置に配置されてい
る。層厚センサS5は、横軸芯周りに揺動自在に垂下さ
れた板状部材T1,T2と、その板状部材T1,T2の
後方(処理物移送方向)への回動角度を抵抗値に変換す
るポテンショメータPMからなり、処理物の層厚が小さ
いときは板状部材T1が処理物に接当して後方へ回動
し、層厚が大きくなると板状部材T2が処理物に接当し
て後方へ回動する。この構成により、処理物量が多くな
ってその層厚が大きくなるほど板状部材T1,T2の回
動角度が大きくなるので、ポテンショメータPMの抵抗
値(これに対応する電圧値)から処理物の層厚即ち処理
物量を検出することができる。
【0029】図1に示すように、マイクロコンピュータ
等で構成される制御装置Hが設けられ、この制御装置H
には、前述の脱穀スイッチSW1、中立スイッチSW
2、チャフ開度センサS2、トウミ風力センサS3、圧
電センサS4、層厚センサS5、株元センサS6、及
び、エンジン回転数センサS7夫々の検出情報が入力さ
れている。一方、制御装置Hからは、前述のシーブモー
タM1と、トウミモータM2に対する駆動信号が出力さ
れている。
【0030】前記制御装置Hを利用して、前記揺動選別
板19の処理物移送方向の下手側箇所における穀粒の量
を検出する穀粒量検出手段101が構成されている。具
体的には、図4及び図9に示すように、揺動選別板19
の処理物移送方向の下手側箇所、つまりグレンシーブ2
5の後端位置に対応する帯板状部材aにおける穀粒が作
用する表面側に、その穀粒の作用による衝撃力を検出す
る衝撃力検出部としての圧電センサS4が、ゴム材等の
緩衝層cを介して付設され,上記穀粒量検出手段101
は、前記圧電センサS4を備えて、その圧電センサS4
にて検出される前記穀粒の衝撃力に基づいて前記穀粒の
量を検出する。
【0031】つまり、帯板状部材aに作用する穀粒の量
が少ないときは、図10の(イ)に示すように、圧電セ
ンサS4に穀粒が衝突する頻度が少ないので、その出力
波形における衝突によるパルスの数が少なくなり、一
方、穀粒の量が多いと、(ロ)に示すように、圧電セン
サS4に穀粒が衝突する頻度が多いので、その出力波形
における衝突によるパルスの数が多くなり、所定時間内
の上記パルス数を計測する等によって、上記処理物移送
方向の下手側箇所における穀粒の量が検出されることに
なる。
【0032】そして、前記制御装置Hを利用して、前記
トウミ18の作動を制御する制御手段100が構成さ
れ、この制御手段100は、前記圧電センサS4の検出
情報に基づいて、前記トウミ18からの選別風量を変更
調節する風量制御を実行するように構成されている。具
体的には、図11(ハ)に示すように、圧電センサS4
の検出値つまり上記処理物移送方向の下手側箇所での穀
粒の量が適正状態(s0)のときには選別風量を設定風
量(F0)に維持し、前記穀粒の量が適正状態よりも大
のときには選別風量を設定風量(F0)よりも減少さ
せ、前記穀粒の量が適正状態よりも小のときには選別風
量を設定風量(F0)よりも増加させるように、トウミ
風力の風力目標値を求め、その風力目標値とトウミ風力
センサS3の検出値との偏差が許容範囲内になるよう
に、トウミモータM2を作動させる。これにより、揺動
選別板19の下手側箇所での穀粒量が多い状態でトウミ
18からの選別風量を大にするときの3番ロスの増加を
抑制することができる。
【0033】又、前記制御手段100は、前記圧電セン
サS4の検出情報に基づいて、揺動選別板19の処理物
移送方向の下手側箇所における穀粒の量が適正状態にな
るように、前記シーブモータM1の作動を制御し、且
つ、前記層厚センサS5の検出情報及び前記圧電センサ
S4の検出情報に基づいて、揺動選別板19上の処理物
量が適正状態になるように、前記シーブモータM1の作
動を制御するように構成されている。
【0034】具体的には、チャフシーブ24の目標漏下
開度を求め、その目標開度値(K)とチャフ開度センサ
S2の検出値との偏差が許容範囲内になるようにシーブ
モータM1を作動させる。この目標開度値(K)の求め
方について説明すると、標準条件に対応する開度標準値
(K0)が設定され、この開度標準値(K0)に、図1
1(イ)のグラフに示す層厚センサS5の検出値による
開度補正値(K1)と、図11(ロ)のグラフに示す圧
電センサS4の検出値による開度補正値(K2)とを加
えたものが、目標開度値(K=K0+K1+K2)にな
る。但し、図11(イ)において、層厚値が適正値d0
のときに補正値(K1)が0、図11(ロ)において、
穀粒量が適正値s0のときに補正値(K2)が0とす
る。尚、上記開度標準値(K0)と、開度補正値(K
1)及び(K2)を求めるための関係テーブルの各情報
は、予め制御装置Hに記憶されている。
【0035】これにより、例えば揺動選別板19におけ
る処理物移送方向の上手側での処理物量と下手側での穀
粒量が共に適正状態よりも多いときには、チャフシーブ
24の目標漏下開度を大側に変更し、例えば上記処理物
量は適正状態よりも多いが上記穀粒量は適正状態である
ときには、上記目標漏下開度を少し大側に変更し、逆
に、上記処理物量と上記穀粒量が共に適正状態よりも少
ないときには、上記目標漏下開度を小側に変更するとい
うように、選別部の処理物移送方向の上手側での処理物
量及び下手側での穀粒量の両検出情報に基づいて漏下開
度を調節して、選別部上の処理物量を上手側から下手側
に亘って全体としてバランス適正状態になるように制御
することができるので、選別部上の処理物量が適正状態
よりも多い場合の3番ロスの発生を抑制しながら、選別
部上の処理物量が適正状態よりも少ない場合に回収物に
藁屑等が混入するのを抑制することができる。
【0036】次に、図12に示すフローチャートに基づ
いて、制御装置Hによる選別制御の流れの概要を説明す
ると、脱穀スイッチSW1と株元センサS6の両方がオ
ンしているときにのみ、前記層厚センサS5及び圧電セ
ンサS4の検出情報に基づいて定まる目標漏下開度にな
るように、チャフシーブ24のチャフ開度を調節し、
又、圧電センサS4の検出情報に基づいて定まる目標ト
ウミ風力になるようにトウミ風力を調節する。脱穀スイ
ッチSW1と株元センサS6の何れかがオフのときに
は、制御は実行しない。
【0037】〔別実施形態〕上記実施例では、選別部を
揺動選別板19にて構成したが、揺動選別板19以外の
選別部でもよい。
【0038】上記実施例では、選別風供給手段をファン
式のトウミ18にて構成したが、これ以外の選別風供給
手段でもよい。
【0039】上記実施例では、穀粒量検出手段101
を、穀粒の作用による衝撃力を検出する衝撃力検出部S
4を備えて、その衝撃力検出部S4にて検出される前記
穀粒の衝撃力に基づいて前記穀粒の量を検出するように
構成したが、これ以外の穀粒量検出手段でもよい。
【0040】上記実施例では、穀粒量検出手段(圧電セ
ンサS4)の外に、揺動選別板19上の処理物移送方向
の上手側箇所における処理物量を検出する処理物量検出
手段を層厚センサS5にて構成したが、このような層厚
センサS5の代わりに、揺動選別板19の処理物移送方
向の上手側箇所に上記穀粒量検出手段(圧電センサS
4)を設けて、その箇所における処理物量を穀粒量とし
て検出してもよい。
【0041】本発明は、上記の実施形態のような自脱型
コンバインに限らず、普通型コンバインやハーベスタと
いわれる収穫機等の脱穀装置に適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るコンバインの制御ブロ
ック図
【図2】自脱型コンバインの側面図
【図3】動力伝達機構の模式図
【図4】脱穀装置の側面透視図
【図5】チャフシーブとその開度調節手段を示す図
【図6】チャフシーブの平面図
【図7】トウミとその風力調節手段を示す図
【図8】層厚センサの構造を示す側面図
【図9】衝撃力検出部を示す側面図
【図10】衝撃力検出波形を示すタイムチャート
【図11】目標漏下開度と目標トウミ風力を求めるため
のグラフ
【図12】制御作動のフローチャート
【符号の説明】
2 脱穀装置 18 選別風供給手段 19 揺動部 19 揺動選別板 24 チャフシーブ 100 制御手段 101 穀粒量検出手段 a,a’ 帯板状部材 A 扱室 M1 開度変更手段 S4 衝撃力検出部 S5 処理物量検出手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱穀装置の扱室からの漏下処理物を所定
    方向に向けて移送しながら選別処理する選別部と、その
    選別部に対して選別風を供給する選別風供給手段と、そ
    の選別風供給手段の作動を制御する制御手段とが設けら
    れている脱穀制御装置であって、 前記選別部の処理物移送方向の下手側箇所における穀粒
    の量を検出する穀粒量検出手段が設けられ、 前記制御手段は、前記穀粒量検出手段の検出情報に基づ
    いて、前記選別風供給手段からの選別風量を変更調節す
    る風量制御を実行するように構成されている脱穀制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記穀粒量検出手段が、前記穀粒の作用
    による衝撃力を検出する衝撃力検出部を備えて、その衝
    撃力検出部にて検出される前記穀粒の衝撃力に基づいて
    前記穀粒の量を検出するように構成されている請求項1
    記載の脱穀制御装置。
  3. 【請求項3】 前記選別部が、処理物移送方向に帯板状
    部材を並置させて構成されるチャフシーブを備えた揺動
    選別板にて構成され、 前記衝撃力検出部が、前記帯板状部材における前記穀粒
    が作用する表面側に付設されている請求項2記載の脱穀
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記風量制御におい
    て、前記穀粒の量が適正状態のときには前記選別風量を
    設定風量に維持し、前記穀粒の量が適正状態よりも大の
    ときには前記選別風量を設定風量よりも減少させ、前記
    穀粒の量が適正状態よりも小のときには前記選別風量を
    設定風量よりも増加させるように構成されている請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の脱穀制御装置。
  5. 【請求項5】 前記選別部における処理物の漏下開度を
    変更する開度変更手段が設けられ、 前記制御手段は、前記穀粒量検出手段の検出情報に基づ
    いて、前記穀粒の量が適正状態になるように、前記開度
    変更手段の作動を制御するように構成されている請求項
    1〜4のいずれか1項に記載の脱穀制御装置。
  6. 【請求項6】 前記選別部の処理物移送方向の上手側箇
    所における処理物量を検出する処理物量検出手段が設け
    られ、 前記制御手段は、前記処理物量検出手段の検出情報及び
    前記穀粒量検出手段の検出情報に基づいて、前記選別部
    上の処理物量が適正状態になるように、前記開度変更手
    段の作動を制御するように構成されている請求項5記載
    の脱穀制御装置。
JP25584097A 1997-09-22 1997-09-22 脱穀制御装置 Pending JPH1189412A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012034636A (ja) * 2010-08-07 2012-02-23 Iseki & Co Ltd 脱穀装置

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JP2012034636A (ja) * 2010-08-07 2012-02-23 Iseki & Co Ltd 脱穀装置

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