JPH1189448A - シート止着用止め線の接続方法及び接続具 - Google Patents

シート止着用止め線の接続方法及び接続具

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JPH1189448A
JPH1189448A JP9258461A JP25846197A JPH1189448A JP H1189448 A JPH1189448 A JP H1189448A JP 9258461 A JP9258461 A JP 9258461A JP 25846197 A JP25846197 A JP 25846197A JP H1189448 A JPH1189448 A JP H1189448A
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JP
Japan
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restraining
cut end
stop
trapezoidal wave
sheet
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JP9258461A
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English (en)
Inventor
Hironobu Fujii
弘伸 藤井
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Toto Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Toto Kogyo Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビニールハウスの被覆材であるシートを、ハ
ウス骨組みに固定したシート止着用溝形材のシート止着
溝の中へ押し込み止着する止め線を、相互に一連に突き
合わせ接続する方法及び接続具を提供する。 【解決手段】 止め線はその台形波の山の部分又は斜辺
部分を二分する形に切断する。前記止め線の切断端の部
分を拘束する中央拘束部、及び前記止め線の切断端から
台形波の最初の角部を過ぎた直線部分を拘束する脇拘束
部を前記中央拘束部の両側に対称的配置に備え剛性を有
する接続具を用いて前記切断端と直線部分を拘束し接続
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所謂ビニールハ
ウスの被覆材として使用するビニールシートその他のプ
ラスチックシート(以下、単にシートと言う)を、ハウ
ス骨組みに固定したシート止着用溝形材のシート止着溝
の中へ押し込み止着する止め線、特に台形波が交互に逆
転した向きに連続する弾性な止め線を相互に一連に突き
合わせ接続する方法及び接続具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、シート止着用溝形材のシー
ト止着溝の中へシートを押し込み止着する弾性な止め線
は、運送等の便宜上、通例は2m程度の長さに切断した
ものが商品として需要者に提供されている。ところが、
最近では止め線をシート止着用溝形材のシート止着溝の
中へシートと共に押し込み止着する作業を機械化する止
め線装着機(例えば実公平8−8328号、実用新案登
録第2146367号など参照)が開発され実用化の段
階に至った。同機械の使用には止め線が長く一連のもの
であることが作業効率の向上に必須の条件である。その
ため弾性な止め線同士を一連に突き合わせ接続する方法
及び接続具に関する技術開発が進められており、次のよ
うな成果が認められる。 本出願人は特願平8−255836号(平成8年9月
27日出願)の明細書及び図面に、止め線の接続具の提
案を行っている(以下、先願発明という)。 その他、実用新案登録第3025590号の公報にも
止め線の接続に関する技術の開示が行われている(以
下、登録新案という)。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】
I)上記の先願発明は、止め線の切断端を差し込める
が、抜く方向には食いついて止めるリング状のロック片
をチューブ体の中に固定した接続具を使用することを特
徴とする。しかし、前記ロック片は止め線の回転を止め
る作用に乏しく、止め線の波形面を共通な一平面に保持
する接続が出来ない。そして、チューブ体にも止め線を
左右に振りながらシート止着溝へ押し込む力(曲げの
力)を伝達する剛性に乏しいため、シートの止着作業に
不便であることが確認されている。また、リング状のロ
ック片をチューブ体の中に固定する関係上、接続具の実
質外径は6〜7mmにもなり、深さを限られたシート止着
溝にシートを二重張り等する場合に不都合である。更
に、止め線の端部を接続具の小さな孔へ強い力で差し込
む作業は、特に視力が低下した高齢者にとっては見え難
く面倒であり、両手を使っても困難な作業になってい
る。 II)上記の登録新案に係る継手も、基本的にはチュー
ブ体の両側から止め線の切断端を差し込んで突き合わせ
接続する構成であるから、止め線の回転を止める作用に
乏しく、止め線の波形面を共通に保持する接続が出来な
い。また、チューブ体には止め線を左右に振りながらシ
ート止着溝へ押し込む力(曲げ力)を伝達するだけの剛
性に乏しく、シートの止着作業に甚だ不便な問題があ
る。更にチューブ体の孔の内壁に、止め線の滑り止め
(抜け止め)手段を突起或いはテーパ等の構造で設ける
関係上、やはりチューブ体の実質外径が大きくなり、二
重張り等する場合に不具合を生ずる問題がある。勿論、
止め線の端部をチューブ体の小さな孔へ強い力で差し込
む作業は、特に視力が低下した高齢者にとっては見え難
く面倒であり、両手を使っても困難な作業になってい
る。しかも、止め線の端部が雨に濡れていたり、油膜が
付着していると、接続力が極端に低下し、簡単に抜けて
しまう問題もある。
【0004】そこで、本発明の目的は、止め線相互の接
続力が強力で、止め線の端部が雨に濡れたり、油膜が付
着しても接続力に殆ど変化がなく、とりわけ回転を止め
る作用に優れ、台形波が交互に逆転した向きに連続する
波形状をなす止め線の波形面を必ず同一の向きに接続で
き、且つその接続状態を保持する拘束作用があり、しか
も止め線をその波形に倣って左右に振りながらシート止
着溝へ押し込む際に必要な曲げの力を伝達する剛性もあ
って、シートの止着作業に有効な、止め線の接続方法及
び接続具を提供することである。
【0005】本発明の次の目的は、止め線相互の接続作
業が簡単で、片手による接続作業も不可能でなく、従っ
て、危険な高所での接続作業、暗い場所での接続、ある
いは視力が低下した高齢者にとっても比較的簡単に接続
作業を行え、必要なら分離も簡単にできる構成に改良し
た止め線の接続方法及び接続具を提供することである。
【0006】本発明の究極の目的は、台形波が交互に逆
転した向きに連続する波形状をなす止め線の波形に倣っ
て、即ち、止め線は台形波の山の部分又は斜辺部分を二
分する形に切断し、一方、接続具は前記止め線の切断端
の部分を拘束する中央拘束部、及び前記止め線の切断端
から台形波の最初の角部を過ぎた直線部分を拘束する脇
拘束部を前記中央拘束部の両側に対称的配置に備え、且
つ剛性の十分に大きいものとして構成された接続具を使
用し、同止め線の切断端と台形波の最初の角部を過ぎた
直線部分との2カ所を一つの角部を間に置いて拘束し接
続する方法及びその接続具を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、請求項1に記載した発明に係るシート
止着用止め線の接続方法は、シート止着用溝形材のシー
ト止着溝の中へシートを押し込み止着する、台形波が交
互に逆転した向きに連続する弾性な止め線同士を一連に
突き合わせ接続する方法であり、止め線はその台形波の
山の部分又は斜辺部分を二分する形に切断すること、前
記止め線の切断端の部分を拘束する中央拘束部、及び前
記止め線の切断端から台形波の最初の角部を過ぎた直線
部分を拘束する脇拘束部を前記中央拘束部の両側に対称
的配置に備え剛性を有する接続具を用い、前記切断端と
直線部分を拘束して接続することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、同じくシート止着
用溝形材のシート止着溝の中へシートを押し込み止着す
る、台形波が交互に逆転した向きに連続する弾性な止め
線同士を一連に突き合わせ接続する方法であり、止め線
はその台形波の山の部分又は斜辺部分を二分する形に切
断すること、前記止め線の切断端を拘束する中央拘束
部、及び前記止め線の切断端から台形波の最初の角部を
過ぎた直線部分を拘束する脇拘束部を前記中央拘束部の
両側に対称的配置に備え剛性を有する接続具を用いるこ
と、一の止め線の切断端を、前記接続具の中央拘束部の
一側へ台形波を立てた姿勢で拘束させ、次に台形波を横
に寝かせた姿勢で最初の角部を過ぎた直線部分を一方の
脇拘束部へ拘束させること、そして、他の止め線もその
切断端を同前の接続具における中央拘束部の他側へ台形
波を立てた姿勢で拘束させ、次に台形波を横に寝かせた
姿勢で最初の角部を過ぎた直線部分を他方の脇拘束部へ
拘束させて2本の止め線を一連に突き合わせ接続するこ
とを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2に記載し
たシート止着用止め線の接続方法において、止め線の切
断端を、接続具の中央拘束部の一側へ台形波を立てた姿
勢で拘束させた際、同切断端は続く最初の角部が中央拘
束部の端部で制止される限度位置まで差し込み、そのま
まの位置で台形波が横に寝る姿勢まで止め線を回転さ
せ、前記の角部を過ぎた直線部分を脇拘束部へ拘束させ
ると共に同直線部分が脇拘束部にきちんと納まるまで前
記切断端を中央拘束部から抜く操作を加えることを特徴
とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか一に記載した止め線の切断端が、切断した裸線の
ままの端部、又は切断した裸線端部にペンキ又は合成樹
脂等の被覆処理を施した被覆端部であることを特徴とす
る。請求項5記載の発明に係るシート止着用止め線の接
続具は、シート止着用溝形材のシート止着溝の中へシー
トを押し込み止着する、台形波が交互に逆転した向きに
連続する弾性な止め線同士を一連に突き合わせ接続する
接続具であり、台形波の山の部分又は斜辺部分を二分す
る形に切断した止め線の切断端を拘束する中央拘束部
と、前記止め線の切断端から台形波の最初の角部を過ぎ
た直線部分を拘束する脇拘束部を前記中央拘束部の両側
に対称的配置に備え剛性を有することを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項5に記載し
た接続具の中央拘束部が、止め線の切断端を直線的に差
し込む孔を有する構成であり、脇拘束部は切断端を前記
中央拘束部の孔へ差し込んだ状態で、同止め線の前記止
め線の切断端から台形波の最初の角部を過ぎた直線部分
を拘束する溝形状部を有する構成とされていることを特
徴とする。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項5又は6に
記載した接続具を平面的に見ると、止め線の切断端を拘
束する中央拘束部と、止め線の切断端から台形波の最初
の角部を過ぎた直線部分を拘束する脇拘束部とが、剛性
の繋ぎ部を介して一体的に設けられ、少なくとも中央拘
束部へ差し込んだ止め線の切断端の延長線上の領域が空
所となるように中央拘束部と脇拘束部とが分離した構成
とされていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施形態及び実施例】本発明に係るシート止着
用止め線の接続方法及び接続具は、図1以下に示したよ
うに、シート止着用溝形材のシート止着溝の中へシート
を押し込み止着する、台形波が交互に逆転した向きに連
続する弾性な止め線1、1同士を一連に突き合わせ接続
する場合に好適に実施される。
【0014】本発明の実施形態として、図示例の止め線
1は、その台形波の山の部分(台形の上辺に相当す
る。)を二分する形に切断して、同山の部分の約1/2
長さの直線状の切断端1aを用意している。しかも、こ
の切断端1aに関しては、図4に示したように、切断し
た鋼裸線のままの端部で実施する場合(図4の右側)
と、切断した裸線の端部にペンキ、合成樹脂等の薄層1
bを被覆処理した被覆端部で実施する場合(図4の左
側)の双方を、適宜選択しえ実施する(請求項4記載の
発明)。後者の被覆端部は、単位長さの止め線の切断端
部に必要な長さだけ被覆処理したもの、及び単位長さの
止め線の全長に被覆処理したものを含む。以下は前記の
各実施形態を包含した内容で説明を行う。
【0015】請求項5に記載した発明に係る接続具4の
実施形態を図1に示したように、上記した如く止め線1
の台形波の山の部分を二分する形に切断した切断端1a
を拘束する中央拘束部4aと、前記止め線1の切断端1
aから台形波の斜辺部分へ至る最初の角部1dを過ぎた
直線部分(斜辺部分)1cを10数mm程度の長さにわた
り拘束する脇拘束部4bを、前記中央拘束部4aの両側
に対称的な配置、換言すれば、止め線1の台形波の二つ
の角部を含む山の部分に倣った形状と配置に備え、両者
は止め線1のシート止着作業及び止着作用に必要とされ
る曲げに耐える剛性を有する平板状の繋ぎ部分1cを介
して一体的に構成されている。このような接続具4は、
通例金属のプレス加工品若しくはダイキャスト品、又は
プラスチックの射出成形品等として安価に大量生産され
る。
【0016】この接続具4の中央拘束部4aは、止め線
1の切断端1aを直線的に差し込み拘束させる孔5を直
線的に貫通させた構成である。また、脇拘束部4bは,
止め線1の切断端1aを前記中央拘束部4aの孔5へ差
し込み拘束させた状態で、同止め線の切断端1aから台
形波の斜辺部分へ至る最初の角部1dを過ぎた直線部分
(斜辺部分)1cを横方向から嵌めて拘束させ得る溝形
状部6を有する構成とされている(請求項6記載の発
明)。
【0017】上記中央拘束部4aの孔5は、基本的には
図2Aのように完全に閉じた円形の孔で実施するのが一
般的であるが、図2Bに示したようにC形断面形状に一
部開いた形状の孔5でも、切断端1aの拘束作用を奏す
るものとして実施可能である。孔5の断面形状は、止め
線1及び切断端1aの横断面の形状に倣うものであり、
円形の限りではない。孔5はまた、図示したように一連
に貫通した完全な連続構造である場合のほか、金属製の
場合にプレス加工でよく見られる、部分的に打ち起こし
た壁状部分をトンネル形状に並べた不連続な構造でも同
様に実施される。あるいは中央拘束部4aの中央部分に
のみ図2A、Bのような孔5が設けられ、その余の両側
部分は図3Eのように単純な上向きの溝として設けた構
成で実施することもできる。その他、上述した裸線の切
断端部1aと、合成樹脂等の薄層1bを被覆処理した被
覆端部による実施の双方に対応する手段として、図4の
ように中央拘束部4aの孔5は、奥側に小径となるテー
パ孔で実施する場合もある。
【0018】脇拘束部4bは、基本的には図3Aに示し
たように、止め線の切断端1aから台形波の斜辺部分へ
至る最初の角部1dを過ぎた直線部分(斜辺部分)1c
を横方向に寝かせてから嵌めることを基本動作とする関
係上、嵌め込み側を開いたC形断面の溝形状部6で実施
するのが一般的である。しかし、同様な接続操作と拘束
作用が得られるものとして、図3Bに示したリップ付き
の溝形状部6、或いは図3Cに示したように平行な横向
きの溝形状部6、更には図3Dに示したように回転の中
間点に思案点を持ち開いた状態、閉じた状態を弾性的に
強制するヒンジ7で開閉する溝形状部6も同様に実施さ
れる。図3Eのように上向きの溝形状部6でも実施可能
である。勿論、この脇拘束部4bの溝形状部6も、図示
例のように完全な連続構造である場合のほか、鉤形に起
こした壁状部分をトンネル形状に並べた不連続な構造で
も全く同様に実施できる。
【0019】図1から明らかなように、この接続具4を
平面的に見ると、止め線1の切断端1aを直線的に差し
込む中央拘束部4aと、止め線の切断端1aから台形波
の斜辺部分へ至る最初の角部1dを過ぎた直線部分(斜
辺部分)1cを横方向から嵌めて拘束させる脇拘束部4
bとは、中央拘束部4aの孔5へ差し込んだ止め線1の
切断端1aの延長線7の領域が平板状の繋ぎ部分4cの
みで空所として構成され、もって中央拘束部4aと脇拘
束部4bとは分離された構成で実施される(請求項7記
載の発明)。
【0020】中央拘束部4aは、要するに止め線1の台
形波の山の部分(上辺部)の全長に近い長さであり、そ
の両側から2本の止め線1、1の切断端1aを差し込め
る長さとされている。そして、両側二つの脇拘束部4
b,4bとの平面的配置は、結果的に止め線1の台形波
の山の部分から両斜辺部分にかけての2個の角部を含む
平面形状に倣った形状、構造とされている。繋ぎ部分4
cは、図1のようにかなりな幅寸を持つ弓形の平板状で
実施する場合のほか、図8のように繋ぎ効果と剛性を期
待できる限度に小さい幅寸の帯状のものとして実施する
場合もある。
【0021】上記した構成の接続具4を使用する止め線
の接続方法,特に請求項1及び2記載の発明に係る接続
方法は、次のように行われる。一の止め線1の切断端1
aを、上記接続具4の中央拘束部4aの一側へ台形波を
立てた姿勢で差し込む(図5参照)。この操作の際、上
記したように中央拘束部4aへ差し込んだ止め線の切断
端1aの延長線7の領域が空所となるように平板状の繋
ぎ部分4cのみで構成し、中央拘束部4aと脇拘束部4
bとは分離された構成が接続作業を容易ならしめる。こ
の段階で、切断端1aは、続く最初の角部1dが中央拘
束部4aの端部に強く当たるなど制止される限度位置ま
で矢印X方向へ強く差し込む(図5)。そのままの位置
で、台形波が横に寝る姿勢まで止め線1を回転させる
と、最初の角部1dを過ぎた直線部分(斜辺部分)1c
は一方の脇拘束部4bの内側に位置することになり、同
脇拘束部4bへ嵌め込み拘束させる操作を行い易い。こ
の直線部分1cは、該当する脇拘束部4の溝形状部6の
中にきちんと納まるまで前記切断端1aを中央拘束部4
から矢印Y方向へ抜く操作(図6)を加えると、直線部
分1cのがっちりとした拘束を実現出来る。かくして切
断端1aと直線部分1cの2箇所を拘束された止め線1
は、軸線方向への引張り、圧縮に強い接続となり、ま
た、回転を拘束された接続となり、接続具4の剛性を活
用する接続となる。
【0022】他の1本の止め線1も同様に、その切断端
1aを同じ接続具4における中央拘束部4aの孔5へ他
側からやはり台形波を立てた姿勢で差し込む。次いで台
形波を横に寝かせた姿勢まで回転し、最初の角部1dを
過ぎた直線部分1c(斜辺部分)を残る脇拘束部4bの
溝形状部6へ嵌め込み、同様な要領で拘束させると、2
本の止め線1、1は図7のように一連に突き合わせ接続
することが出来る。
【0023】このように、本発明の接続具及び同接続具
を使用する接続方法は、接続具4の中央拘束部4aと脇
拘束部4bへ止め線1の一つの角部を挟む2か所を拘束
させる仕組みであるから、作業者は接続具4の手触りで
およその検討がつき、危険な高所での接続作業はもとよ
り、暗い場所での接続、あるいは視力が低下した高齢者
にとっても比較的簡単に接続作業を行える。
【0024】上記のようにして、本発明によれば、2本
の止め線1、1の台形波は同一面に接続される。しかも
各止め線1は、切断端1aと、これに続く最初の角部1
dを過ぎた直線部分1c(斜辺部分)の2か所を拘束さ
れて回転はできない構成で接続され、2本の止め線1、
1は双方の台形波が同一面の状態を保持して一連に突き
合わせ接続されるから、シートの止着作業、とりわけ止
め線装着機を使用する作業に好適である。その上、接続
具4の特に繋ぎ部分4cが有するシートの止着作業に必
要な曲げ力に耐える程度の剛性を発揮するから、この意
味でもシートの止着作業に至便である。更に、接続具4
は、その厚さを材質に応じて、止め線1の外径に中央拘
束部4a、或いは脇拘束部4bの必要最小限度の肉厚を
加算した程度、例えば3〜4mm程度に小さく作ることが
可能である。従って、深さを制限されたシート止着溝の
中へシートを二重、三重に重ね張りすることにも有利な
接続を行えるのである。
【0025】なお、以上の実施形態及び実施例は、止め
線1が、その台形波の山の部分を二分する形に切断した
切断端1aを形成し、他方、接続具4は、その中央拘束
部4aが前記の切断端1aを拘束する構成のものとして
説明したが、この限りではない。敢えて図示することま
では省略したが、本発明が、台形波が交互に逆転した向
きに連続する止め線の接続を対象とし、且つ台形波の一
つの角部と、これを間に挟む両側の直線部分1c(但
し、本発明で云う直線部分とは曲がっている角部に対照
した直線を指す。従って、厳密な意味の直線のみ指すの
ではなく、台形波の角部を除き、製造上或いは使用上曲
がって見える部分を含む意味である。)を2か所拘束す
る接続の原理に照らし、止め線1は、台形波の斜辺部分
を二分する形に切断した切断端1aを形成し、他方、接
続具4は、その中央拘束部4aが前記の切断端1aを拘
束する構成であり、同切断部1aに続く最初の角部を過
ぎた直線部分1c(台形の上辺部分)を脇拘束部4bで
拘束する構成の接続具を使用する接続方法も、全く同様
に実施されることを念のため付言する。この場合に使用
される接続具は、結局平面形状が、止め線の台形波の斜
辺部分を中心として、その両側の角部を含む形状に倣っ
て、中央拘束部および脇拘束部が配置された構成になる
ことは想像に難くないであろう。
【0026】
【本発明が奏する効果】本発明に係るシート止着用止め
線の接続方法及び接続具は、止め線相互の引張り及び圧
縮に対する接続力が強力で、止め線の端部が雨に濡れた
り、油膜が付着しても接続力に殆ど変化がなく、とりわ
け止め線の回転を止める作用に優れ、台形波が交互に逆
転した向きに連続する波形状をなす止め線の波形面を必
ず同一の向きに接続でき、且つその接続状態を拘束し保
持する作用があり、しかも止め線をその波形に倣って左
右に振りながらシート止着溝へ押し込む際に必要な曲げ
の力を伝達するだけの剛性も発揮するから、シートの止
着作業に有利であり、止め線装着機の使用に好適な接続
が出来る。
【0027】しかも本発明の接続方法及び接続具は、止
め線相互の接続作業が片手でも可能なほどに簡単で、危
険な高所での接続作業、暗い場所での接続に至便である
ほか、視力が低下した高齢者にとっても比較的簡単に接
続作業を行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】接続具を使用状態で示した平面図である。
【図2】A,Bは図1の2−2線矢視の断面図であり、
異なる構造を示している。
【図3】A〜Eは図1の3−3線矢視の断面図であり、
異なる構造を示している。
【図4】接続具の中央拘束部の異なる構成を使用状態で
示した平面図である。
【図5】前記接続具を使用した接続方法の第1段階を示
した斜視図である。
【図6】前記接続具を使用した接続方法の第2段階を示
した斜視図である。
【図7】2本の止め線の接続を完成した状態を示す斜視
図である。
【図8】接続具の異なる実施例を示した平面図である。
【符号の説明】
1 止め線 1a 切断端 4 接続具 4a 中央拘束部 1d 止め線の角部 1c 止め線の直線部分 4b 脇拘束部 4c 繋ぎ部分 5 中央拘束部の孔 6 脇拘束部の溝形状部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート止着用溝形材のシート止着溝の中へ
    シートを押し込み止着する、台形波が交互に逆転した向
    きに連続する弾性な止め線同士を一連に突き合わせ接続
    する方法であって、 止め線はその台形波の山の部分又は斜辺部分を二分する
    形に切断すること、 前記止め線の切断端の部分を拘束する中央拘束部、及び
    前記止め線の切断端から台形波の最初の角部を過ぎた直
    線部分を拘束する脇拘束部を前記中央拘束部の両側に対
    称的配置に備え剛性を有する接続具を用い、前記切断端
    と直線部分を拘束して接続することを特徴とする、シー
    ト止着用止め線の接続方法。
  2. 【請求項2】シート止着用溝形材のシート止着溝の中へ
    シートを押し込み止着する、台形波が交互に逆転した向
    きに連続する弾性な止め線同士を一連に突き合わせ接続
    する方法であって、 止め線はその台形波の山の部分又は斜辺部分を二分する
    形に切断すること、 前記止め線の切断端を差し込む中央拘束部、及び前記止
    め線の切断端から台形波の最初の角部を過ぎた直線部分
    を拘束する脇拘束部を前記中央拘束部の両側に対称的配
    置に備え剛性を有する接続具を用いること、 一の止め線の切断端を、前記接続具の中央拘束部の一側
    へ台形波を立てた姿勢で拘束させ、次に台形波を横に寝
    かせた姿勢で最初の角部を過ぎた直線部分を一方の脇拘
    束部へ拘束させること、そして、他の止め線もその切断
    端を同前の接続具における中央拘束部の他側へ台形波を
    立てた姿勢で拘束させ、次に台形波を横に寝かせた姿勢
    で最初の角部を過ぎた直線部分を他方の脇拘束部へ拘束
    させて一連に突き合わせ接続することを特徴とする、シ
    ート止着用止め線の接続方法。
  3. 【請求項3】止め線の切断端を、接続具の中央拘束部の
    一側へ台形波を立てた姿勢で拘束させた際、同切断端は
    続く最初の角部が中央拘束部で制止される限度位置まで
    深く差し込み、そのままの位置で台形波が横に寝る姿勢
    まで止め線を回転させ、前記の角部を過ぎた直線部分を
    脇拘束部へ嵌め込むと共に同直線部分が脇拘束部にきち
    んと納まるまで前記切断端を中央拘束部から抜く操作を
    加えることを特徴とする、請求項2に記載したシート止
    着用止め線の接続方法。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか一に記載した止め
    線の切断端は、切断した裸線のままの端部、又は切断し
    た裸線端部にペンキ又は合成樹脂等の被覆処理を施した
    被覆端部とすることを特徴とする、シート止着用止め線
    の接続方法。
  5. 【請求項5】シート止着用溝形材のシート止着溝の中へ
    シートを押し込み止着する、台形波が交互に逆転した向
    きに連続する弾性な止め線同士を一連に突き合わせ接続
    する接続具であって、 台形波の山の部分又は斜辺部分を二分する形に切断した
    止め線の切断端を拘束する中央拘束部と、前記止め線の
    切断端から台形波の最初の角部を過ぎた直線部分を拘束
    する脇拘束部を前記中央拘束部の両側に対称的配置に備
    え剛性を有することを特徴とする、シート止着用止め線
    の接続具。
  6. 【請求項6】中央拘束部は、止め線の切断端を直線的に
    差し込む孔を有する構成であり、脇拘束部は切断端を前
    記中央拘束部の孔へ差し込んだ状態で、同止め線の前記
    止め線の切断端から台形波の最初の角部を過ぎた直線部
    分を拘束する溝形状部を有する構成とされていることを
    特徴とする、請求項5に記載したシート止着用止め線の
    接続具。
  7. 【請求項7】請求項5又は6に記載した接続具を平面的
    に見ると、止め線の切断端を拘束する中央拘束部と、止
    め線の切断端から台形波の最初の角部を過ぎた直線部分
    を拘束する脇拘束部とが、剛性の繋ぎ部を介して一体的
    に設けられ、少なくとも中央拘束部へ差し込んだ止め線
    の切断端の延長線上の領域が空所となるように中央拘束
    部と脇拘束部とが分離された構成であることを特徴とす
    る、シート止着用止め線の接続具。
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