JPH1189485A - スピニングリール - Google Patents

スピニングリール

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JPH1189485A
JPH1189485A JP25558097A JP25558097A JPH1189485A JP H1189485 A JPH1189485 A JP H1189485A JP 25558097 A JP25558097 A JP 25558097A JP 25558097 A JP25558097 A JP 25558097A JP H1189485 A JPH1189485 A JP H1189485A
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JP
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reverse rotation
rotor
spinning reel
state
cylindrical portion
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JP25558097A
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Jun Sato
純 佐藤
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Shimano Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 逆転防止機構の切換操作とロータの回転操作
とを簡単に行えるようにする。 【解決手段】 スピニングリールは、釣り竿の軸方向に
沿った軸回りに釣り糸が巻き付けられるリールであっ
て、釣り竿に装着可能なリール本体2と、ロータ3と、
スプール4と、逆転防止機構8と、操作機構9とを備え
ている。ロータは、リール本体に回転自在に支持され円
筒部20と、円筒部の外周側に円筒部20と一体で形成
された1対のアーム部21,22と、アーム部に揺動自
在に装着されたベールアーム25とを有している。スプ
ール4は、ロータの前方でリール本体に前後移動可能に
装着されている。逆転防止機構は、ロータの糸繰出し方
向への逆転を許可・禁止する。操作機構は、ロータに設
けられた第1切換操作部65とリール本体に設けられた
第2切換操作部66とを有し、逆転防止機構を切り換え
操作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣り用リール、特
に 釣り竿の軸方向に沿った軸回りに釣り糸が巻き付け
られるスピニングリールに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にスピニングリールは、リール本体
と、リール本体に回転自在に支持されたロータと、外周
に釣り糸が巻かれるスプールとを有している。ロータ
は、回転軸を挟むように対向して配置された第1及び第
2アーム部と、両アーム部の先端に揺動自在に装着され
たベールアームとを有している。
【0003】ベールアームは、第1及び第2アーム部に
それぞれ揺動自在に取り付けられた1対のベール支持部
材と、一方のベール支持部材の先端に装着されたライン
ローラを含む釣り糸案内部と、釣り糸案内部と他方のベ
ール支持部材の間に配置されたベールとを有している。
このベールアームは、釣り糸を巻き取る際に釣り糸をス
プール外周に導く糸巻取姿勢と、スプールから釣り糸を
繰り出す際に邪魔にならないように糸巻取姿勢から倒さ
れた糸開放姿勢とをとり得る。
【0004】また、スピニングリールは、ロータの逆転
(糸繰り出し方向の回転)を防止する逆転防止機構を有
しており、逆転防止機構が作動するとロータは逆転禁止
になる。この逆転防止機構を逆転禁止状態と逆転許可状
態とに切り換える操作レバーは、通常のリール本体の後
部又はリール本体の下部に設けられている。このような
スピニングリールでは、キャスティングを行って釣り糸
を繰り出すときには、ロータの逆転を禁止した状態で釣
り糸を人指し指の腹で引っ掛けた後ベールアームを糸開
放姿勢に反転させる。このときには、釣り糸を引っ掛け
やすいようにラインローラが釣り竿側になるようにハン
ドルではなく手でわずかにロータを回転させる。そし
て、釣り竿を振り下ろしその途中で釣り糸を人指し指か
ら放して仕掛けが着水するのを待つ。仕掛けが着水した
後、仕掛けが適当に沈んだところでハンドルを僅かに巻
き取り方向に回転させ、ベールアームを糸巻取姿勢に戻
す。
【0005】また、キャスティング後や船釣り時等に仕
掛けの自重により釣り糸を繰り出すときには、ベールア
ームを糸開放姿勢に反転した後釣り竿を持つ手の人差し
指の先端部でスプール先端を押さえて釣り糸に人差し指
の腹を接触させ糸ふけを防止するサミングといわれる操
作を行う。このときには、ベール支持部材が邪魔になら
ないような位置にロータを手で回転させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のスピニング
リールでは、キャスティング時とサミング時とでベール
支持部材の位置を変えようとする場合、順方向(糸巻取
方向)にロータを手で直接回転させるか、又は逆転防止
機構を操作レバーの操作により逆転許可状態にして逆方
向(糸繰り出し方向)に手でロータを回転させている。
したがって、キャスティング時とサミング時とでロータ
を逆方向に僅かに回転させればよい場合、ロータを順方
向に回転させるとロータを大きく回転操作しなければな
らず手間がかかる。また、逆転防止機構を逆転許可状態
に切り換えてロータを逆転させると、操作レバーがリー
ル本体の後部又は下部に設けられているので、釣り竿を
持つ手と別の手で操作レバーによる逆転防止機構の切り
換え操作を行った後ロータの逆転操作を行わなければな
らず、2つの別々の操作が必要になり操作が面倒であ
る。
【0007】本発明の課題は、逆転防止機構の切換操作
とロータの回転操作とを簡単に行えるようにすることに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスピニング
リールは、釣り竿の軸方向に沿った軸回りに釣り糸が巻
き付けられるリールであって、釣り竿に装着可能なリー
ル本体と、ロータと、スプールと、逆転防止機構と、第
1切換操作部とを備えている。ロータは、リール本体に
回転自在に支持された円筒部と、円筒部の外周側に円筒
部と一体で形成された1対のアーム部と、アーム部に揺
動自在に装着されたベールアームとを有している。スプ
ールは、ロータの前方でリール本体に前後移動可能に装
着されている。逆転防止機構は、ロータの糸繰出し方向
への逆転を禁止・許可する。第1切換操作部は、ロータ
に設けられ逆転防止機構を逆転禁止状態と逆転許可状態
とに切換操作するためのものである。
【0009】このスピニングリールでは、ロータを手で
逆転させる際には第1切換操作部で逆転防止機構を逆転
許可状態に切り換え、ロータを手で逆転する。この第1
切換操作部はロータに設けられているので、ロータを回
転させる際に逆転防止機構の切り換え操作を行った後そ
のままロータの回転操作を行うことができる。このた
め、逆転防止機構の切換操作とロータの回転操作とを一
連の動作で行え、これらの操作を簡単に行える。
【0010】発明2に係るスピニングリールは、発明1
に記載のリールにおいて、第1切換操作部は、操作部材
と、動作部材とを有している。操作部材は、径方向に弾
性を有し周方向に回動自在にロータに装着され円筒部か
ら露出している。動作部材は、円筒部の内側でリール本
体に回動自在かつ径方向内方に移動した操作部材に接触
可能に配置され、操作部材と接触して操作部材の周方向
の回動により逆転防止機構を逆転禁止状態と逆転許可状
態とに切り換える。この場合には、円筒部から露出した
操作部材の露出部分を径方向内側に押圧すると、操作部
材と動作部材とが接触する。そして操作部材を所定角度
範囲回動させると、逆転防止機構がたとえば逆転禁止状
態から逆転許可状態に切り換わる。ここでは、ロータが
どのような位置で停止しても操作部材を動作部材に接触
させることで逆転防止機構を確実に切り換えることがで
きる。また、押圧をやめると操作部材が動作部材から弾
性により離反するので、ロータが回転しても切換操作に
影響を与えない。
【0011】発明3に係るスピニングリールは、発明2
に記載のリールにおいて、操作部材は、回動部材と、付
勢部材と、1対のつまみ部とを有している。回動部材
は、ロータの円筒部の内部に周方向に所定角度範囲で回
動自在に装着された装着部と、装着部の対向する端部か
ら円筒部の内周面に沿って動作部材と間隔を隔てて軸方
向に延び径方向に弾性を有する1対の弾性部とを有して
いる。付勢部材は、逆転防止機構を逆転禁止状態に切り
換える方向に装着部を付勢する。1対のつまみ部は、回
動部材の各弾性部にそれぞれ装着され円筒部の外部に露
出している。この場合には、つまみ部を押圧すると、つ
まみ部が動作部材と接触する。この状態でつまみ部を回
動させると動作部材が回動して逆転防止機構が切り換わ
る。ここでは、つまみ部や回動部材の弾性部が対向して
1対設けられているので、ロータが回転してもロータの
回転バランスをくずしにくい。
【0012】発明4に係るスピニングリールは、発明2
又は3に記載のリールにおいて、リール本体に回動自在
に設けられ、先端が逆転防止機構に係合して回動により
逆転防止機構を逆転許可状態と逆転禁止状態とに切換操
作するための第2切換操作部をさらに備える。この場合
には、逆転防止機構の通常の切換操作は第2切換操作部
で行い、ロータを逆転させるときの切換操作のみ第1切
換操作部で行うようにすることができ、違和感が少ない
切換操作を実現できる。
【0013】発明5に係るスピニングリールは、発明4
に記載のリールにおいて、逆転防止機構は、第1切換操
作部の切換操作により逆転禁止状態と逆転許可状態とに
切り換えられるワンウェイクラッチを有し、第2切換操
作部は、先端にワンウェイクラッチに係合するカム部材
を有しリール本体に回動自在に支持されたカム軸と、カ
ム軸の基端に装着された操作レバーと、カム軸を逆転禁
止位置と逆転許可位置とに保持するためのトグルばね機
構とを有し、第1切換操作部の動作部材は、カム軸に係
合しカム軸を介してワンウェイクラッチを逆転禁止状態
から逆転許可状態に切り換える。この場合には、操作レ
バーを回動操作するとカム軸が回動して先端のカム部材
がワンウェイクラッチに係合しワンウェイクラッチが逆
転禁止状態と逆転許可状態とに切り換えられる。このカ
ム軸を回動するとトグルばね機構によりカム軸が逆転禁
止位置と逆転許可位置とのいずれかに保持される。一
方、カム軸が逆転禁止位置に保持された状態で第1切換
操作部の操作部材を押圧して回動操作すると、動作部材
が回動しカム軸を逆転禁止位置から逆転許可位置側に回
動する。この結果、ワンウェイクラッチが逆転禁止状態
から逆転禁止状態に切り換わる。ここでは、動作部材を
カム軸に係合させる簡単な構成で2つの切換操作部のい
ずれかから逆転防止機構を切換操作できる。
【0014】発明6に係るスピニングリールは、発明5
に記載のリールにおいて、トグルばね機構は、カム軸を
逆転禁止位置側に付勢する第1角度領域と、逆転許可位
置側に付勢する第2角度領域と、いずれの位置にも付勢
しない両角度領域の間の死点とを有し、操作部材の所定
角度範囲は、トグルばね機構の第1角度領域より小さ
い。この場合には、第2切換操作部で操作すると逆転防
止機構を逆転禁止状態と逆転許可状態とに保持できる。
しかし、第1切換操作部で操作すると操作部材を回動し
て操作しているときには、逆転防止機構を逆転禁止状態
から逆転許可状態に切り換えることができるが、操作部
材の操作を終わると、カム軸が第1角度領域にあるの
で、トグルばね機構によりカム軸は逆転禁止位置側に付
勢され逆転防止機構は逆転禁止状態に戻る。ここでは、
第1切換操作部を操作すると操作中だけ逆転許可状態に
なり操作後は元の逆転禁止状態に戻すことができる。こ
のため、ロータを逆転する際に操作を止めれば逆転防止
機構を元の逆転禁止状態に自動的に復帰させることがで
きる。
【0015】発明7に係るスピニングリールは、発明1
に記載のリールにおいて、ベールアームは、糸巻取姿勢
と糸開放姿勢との間で反転自在にアーム部に装着され、
ベールアームが糸開放姿勢に位置したとき、ロータを制
動するロータ制動機構をさらに備える。この場合には、
キャスティング前にベールアームを糸開放姿勢に開いた
状態でベールアームの位置を最適な位置にするためにロ
ータを正転又は逆転させる。ロータを正転させる際には
そのままロータを持って最適の位置になるように回転さ
せる。ロータを逆転する際には、ロータに設けられた第
1切換操作部によりロータの逆転許可状態にしてベール
アームが最適の位置になるようにロータを回転させる。
このロータを回転させる際には、ベールアームが糸開放
姿勢に開いているので、ロータに制動力が作用し回転さ
せた後にロータがむやみに回転することがない。このた
め、一度回転させるだけで最適な位置にロータが配置さ
れる。
【0016】
【発明の実施の形態】
〔全体構成〕図1に示す本発明の一実施形態によるスピ
ニングリールは、ハンドル1を備えたリール本体2と、
リール本体2の前部に回転自在に支持されたロータ3
と、ロータ3の前部に配置され釣り糸を釣り竿に沿った
軸回りに巻き取るスプール4とを備えている。
【0017】リール本体2はボディ2aを有しており、
その上部にはスピニングリールを釣り竿に取り付けるた
めの取付部2bが形成されている。ボディ2aの前部に
は環状凹部2cが形成されている。ボディ2aの内部に
は、ロータ3を回転させるためのロータ駆動機構5と、
スプール4を回転軸心Xに沿って前後方向に移動させて
スプール4に釣り糸を均一に巻き取るためのオシレーテ
ィング機構6と、ロータ3の回転を制動するロータ制動
機構7と、ロータ3の逆転(糸繰り出し方向の回転)を
禁止・許可するための逆転防止機構8と、逆転防止機構
8を操作するための操作機構9とが設けられている。
【0018】ロータ駆動機構5は、ハンドル1が固定さ
れた軸10とともに回転するフェースギア11と、この
フェースギア11に噛み合うピニオンギア12とを有し
ている。ピニオンギア12は筒状に形成されており、そ
の前部12aはロータ3の中心部を貫通してスプール4
側に延びている。そして、その先端にはねじ部が形成さ
れている。ピニオンギア12は軸受によりリール本体2
に回転自在に支持されている。このような構造では、ハ
ンドル1によってフェースギア11及びピニオンギア1
2が回転させられ、このピニオンギア12に固定された
ロータ3が回転する。
【0019】オシレーティング機構6は、スプール4の
中心部をドラグ機構70を介して連結したスプール軸1
5を前後方向に移動させてスプール4を同方向に移動さ
せるための機構である。 〔ロータの構成〕ロータ3は、円筒部20と、円筒部2
0の側方に互いに対向して設けられた第1アーム部21
及び第2アーム部22と、両アーム部21,22の先端
に糸巻取姿勢と糸開放姿勢とに揺動自在に装着されたベ
ールアーム25と、ベールアーム25を糸巻取姿勢と糸
開放姿勢とに保持するベール反転機構26を有してい
る。円筒部20と両アーム部21,22とは一体成形さ
れている。
【0020】円筒部20の前部には前壁23が形成され
ており、前壁23の中央部にはボス23aが形成されて
いる。ボス23aの中心部には貫通孔が形成されてお
り、この貫通孔をピニオンギア12の前部12a及びス
プール軸15が貫通している。前壁23の前方側にはナ
ット24が配置されており、このナット24がピニオン
ギア12の先端ねじ部に螺合している。ナット24の内
周部にはスプール軸15を支持する軸受が配置されてい
る。
【0021】ベールアーム25は、第1及び第2アーム
部21,22の先端の内周側にそれぞれ揺動自在に取り
つけられた第1及び第2ベール支持部材30,32と、
ラインローラ31と、ベール33とを有している。ライ
ンローラ31は、釣り糸をスプール4に案内するための
ものであり、第1ベール支持部材30の先端に回転自在
に装着されている。ベール33は、第1ベール支持部材
30先端のラインローラ31と第2ベール支持部材32
との間に設けられている。
【0022】なお、ベールアーム25は、回転軸心Xに
対して直交せずに所定角度傾いた揺動軸Mを中心に揺動
し、釣り糸をスプール4外周に導く糸巻取姿勢(図2参
照)と、スプール4から釣り糸が繰り出すのを許す糸開
放姿勢(図3参照)とをとり得る。 〔ベール反転機構の構成〕図2〜図5に示すように、ベ
ール反転機構26は、ロータ3の第1アーム部21内に
配置された第1トグルばね機構40と、ロータ3の後端
に配置された第2トグルばね機構41と、リール本体2
の環状凹部2cに形成された切換部材としての切換突起
42とを有している。
【0023】第1トグルばね機構40は、第1アーム部
21に沿って前後方向に延びる第1ロッド45と、第1
ロッド45の後端部が摺動自在に挿入された第1筒状部
材46と、第1ロッド45を前方側に付勢する第1ばね
47とを有している。第1ロッド45は、図4に示すよ
うに、その先端部45aが内周側に折曲げられ、第1ベ
ール支持部材30に形成された孔30aに係合してい
る。また第1ロッド45には鍔部45bが形成されてお
り、第1ばね47の前端がこの鍔部45bに当接してい
る。第1筒状部材46は図2に示す揺動中心Aを中心に
第1アーム部21に揺動自在に取り付けられている。一
方、第1アーム部21の前端部にはストッパー部21a
が形成されている。
【0024】このような構成の第1トグルばね機構40
は、図2に示すような第1位置と、図3に示すような第
2位置とをとることが可能である。第1位置は、ベール
アーム25の糸巻取姿勢に対応し、第2位置はベールア
ーム25の糸開放姿勢に対応している。また、図3に示
す第2位置は、この第1トグルばね機構40の死点とほ
ぼ同じ位置である。
【0025】第2トグルばね機構41は、ロータ3の円
筒部20と第1アーム部21との連結部分の後面にロー
タ回転平面と平行な面内で揺動自在に取り付けられた戻
しレバー50と、一端がこの戻しレバー50に係止され
た第2ロッド51と、第2ロッド51が収納され一端が
ロータ3に揺動自在に取り付けられた第2筒状部材52
と、第2ロッド51を戻しレバー50側に付勢する第2
ばね53とを有している。なお、第2ロッド51及び第
2ばね53は、ロータ回転平面と平行な面内で移動す
る。
【0026】戻しレバー50は、第1トグルばね機構4
0の第1筒状部材46の後端と係止する係止用切欠き5
0aと、第2ロッド係止用の孔50bと、ロータ回転軸
芯側に突出可能であり先端が回転方向に湾曲した突出部
50cとを有している。係止用切欠き50aと第1筒状
部材46の後部との間には隙間が形成されている。この
ような第2トグルばね機構41の構成では、第2ロッド
51及び第2ばね53によって、戻しレバー50は図5
の二点鎖線で示す第1位置と実線で示す第2位置とをと
り得る。第1位置は第1トグルばね機構40の第1位置
及びベールアーム25の糸巻取姿勢に対応し、第2位置
は第1トグルばね機構40の第2位置及びベールアーム
25の糸開放姿勢に対応している。
【0027】なお、戻しレバー50の係止用切欠き50
aと第1筒状部材46の後端との係止部には隙間が形成
されているので、両者の位置が切り換えられた際に両者
による衝突音が発生し、これにより、位置が切り換えら
れたことを操作者に報知することができる。ボディ2a
の環状凹部2cに形成された切換突起42は、図5に示
すように、外周側に突出している。この切換突起42
は、第2トグルばね機構41の戻しレバー50がロータ
3とともに回転してきた際に、戻しレバー50の突出部
50cに当接可能である。なお、切換突起42は、戻し
レバー50の突出部50cと滑らかに衝突し、戻しレバ
ー50のスムーズな回動を促すように曲面形状となって
いる。
【0028】〔ロータ制動機構の構成〕ロータ制動機構
7は、ベールアーム25が糸開放姿勢にあるとき、ロー
タ3を制動する機構である。ロータ制動機構7は、図5
及び図6に示すように、前述した戻しレバー50の突出
部50cと、ベールアーム25が糸開放姿勢にあるとき
ロータ回転軸心側に突出する突出部50cに接触可能な
制動部材55とを有している。
【0029】制動部材55は、例えばNBR,シリコン
ゴム等の弾性体製の環状部材である。制動部材55は、
ボディ2aの環状凹部2cに取り付けられ、切換突起4
2形成部分を除いてロータ回転方向に沿って実質的にリ
ング状に配置されている。切換突起42形成部分では切
換突起42の内側を通っている。制動部材55の断面形
状は、例えば円形状であり、ベールアーム25が糸開放
姿勢に位置したときに突出部50cとの接触により弾性
変形する。ここで、制動部材55をほぼロータ回転方向
に沿ってリング状に設けることで、ロータ3がどのよう
な回転位相で停止していてもベールアーム25を糸開放
姿勢に反転させるとロータ3が常に制動される。
【0030】〔逆転防止機構及び操作機構の構成〕逆転
防止機構8は、ロータ3の円筒部20の内部に配置され
ている。逆転防止機構8は、操作機構9により逆転禁止
状態と逆転許可状態とを取り得る。逆転防止機構8は、
図7及び図8に示すように、リール本体2のボディ2a
の先端に固定されたクラッチケース61と、クラッチケ
ース61内に収納された内輪遊転型のワンウェイクラッ
チ62とを有している。クラッチケース61は、有底円
筒形状のケース本体61aと、ケース本体61aを封止
するクラッチカバー61bとを有している。ケース本体
61aの外周面には、外方に僅かに突出する突起部61
cが形成されている。また、背面には操作機構9をワン
ウェイクラッチ62側に貫通させるための切欠き部61
dが形成されている。
【0031】ワンウェイクラッチ62は、ケース本体6
1aに回転不能に装着された外輪62aと、ピニオンギ
ア12の外周に回転不能に装着された内輪62bと、複
数のローラ62cと、複数のローラ62cを保持するリ
テーナ62dとを有している。外輪62aの内面には等
角度間隔でローラ62cをくい込ますための傾斜面62
eが形成されている。
【0032】複数のローラ62cは外輪62aと内輪6
2bとの間に配置され、両輪62a,62bにくい込む
作動位置と両輪62a,62bの間で遊転する非作動位
置とを取り得る。リテーナ62dは、ほぼ円筒状の部材
であり、ケース本体61aの内部で外輪62aより内側
に回転自在に支持されている。リテーナ62dには、円
周方向に等角度間隔で複数の収納用切欠きとばね収納部
と(ともに図示せず)が形成されており、この切欠きの
それぞれにローラ62cが回転自在に収納されている。
このリテーナ62dが回動することで複数のローラ62
cが作動位置と非作動位置とを取り得る。ばね収納部に
は各ローラ62cを作動側に付勢するばね部材が収納さ
れている。リテーナ62dの背面には操作機構9が係合
するほぼ矩形の係止切欠き62fが形成されている。
【0033】操作機構9は、ロータ3に設けられた第1
切換操作部65と、第1切換操作部65に操作される第
2切換操作部66とを備えている。第1切換操作部65
は、ロータ3の円筒部20から露出する操作部材67
と、操作部材67と接触可能な動作部材70とを有して
いる。操作部材67は、径方向に弾性を有し周方向に回
動自在にロータ3の円筒部20に装着されている。操作
部材67は、板状の回動部材68と、回動部材68の先
端に装着された1対のつまみ部69とを有している。回
動部材68は、円筒部20のボス23aの外周面に所定
角度範囲で回動自在に装着されたワッシャ状の装着部6
8aと、装着部68aの対向する端部から円筒部20の
内周面に沿って動作部材70と間隔を隔てて軸方向に延
びる1対の弾性片68bとを有している。
【0034】装着部68aの内周部には等角度間隔で突
起68cが形成されている。ロータ3のボス23aの外
周面には突起68cに係合する切欠き23cが形成され
ており、この切欠き23cの形成角度が突起68cの形
成角度より僅かに大きい。このため、回動部材68はロ
ータ3に対して形成角度の差だけ所定角度範囲で相対的
に回動自在である。装着部68aは、コイルばね71に
より図8の矢印方向(逆転禁止位置側)に付勢されてい
る。コイルばね71は、ロータ3の前壁23に形成され
た凹部23dに圧縮状態で収納されており、一端が装着
部68aに係止され他端がロータ3の凹部23dに係止
されている。
【0035】弾性片68bは、ロータ3の径方向に弾性
を有する板片であり、装着部68aから後方に湾曲して
形成されている。この先端部には幅広の係止部68dが
形成されており、係止部68dにつまみ部69が装着さ
れている。つまみ部69は、係止部68dに係止される
溝部69aを内周側に有している。また、外周側にロー
タ3の円筒部20の外部に露出する突起部69bを有し
ている。突起部69bは、円筒部20の周面に形成され
た切欠き20aから外部に露出しており、逆転防止機構
8をロータ3側で操作可能である。つまみ部69の内周
面は動作部材70にほぼ全面で接触可能な形状に湾曲し
ている。
【0036】動作部材70は、薄肉筒状の部材であり、
クラッチケース61及びボディ2aに回動自在に装着さ
れている。動作部材70の周面の一部には切欠き部70
aが形成されている。切欠き部70aは、クラッチケー
ス61のケース本体61aに生成された突起部61cに
係合し、突起部61cとの係合により動作部材70の回
動範囲が規制されている。
【0037】第2切換操作部66は、図1及び図8に示
すように、先端がワンウェイクラッチ62に係合するカ
ム軸75と、カム軸75の基端に回転不能に装着された
操作レバー76と、カム軸75を逆転禁止位置と逆転許
可位置とに保持するためのトグルばね機構77とを有し
ている。カム軸75は、逆転禁止位置と逆転許可位置と
の間で回動自在にリール本体2に支持されている。カム
軸75は、スプール軸15の上方にスプール軸15と平
行に配置されており、先端側のカム部78と、カム部7
8に先端が回動不能に挿入された軸部79とを有してい
る。カム部78は、ワンウェイクラッチ62のリテーナ
62dの係止切欠き62fに係合する第1カム78a
と、動作部材70の切欠き部70aに係合する第2カム
78bとを先端に有している。第1カム78aは、カム
部78の先端に前方に突出した丸棒状の突出片に装着さ
れた金属製の筒状部材である。第2カム78bは、第1
カム78aの上方に径方向外方に向けて突出した凸状部
材である。
【0038】軸部79は、操作レバー76にインサート
成形された部材であり、その途中にはトグルばね機構7
7の先端が係止されている。トグルばね機構77は、カ
ム軸75を逆転禁止位置側に付勢する第1角度領域と、
逆転許可位置側に付勢する第2角度領域と、いずれの位
置にも付勢しない前記両角度領域の間の死点とを有して
いる。
【0039】第1切換操作部65は、動作部材70がカ
ム軸75の第2カム78bに係合することで、カム軸7
5を介してロータ3側から逆転防止機構8を操作可能で
ある。ここで、図9(a)に示すように、カム軸75が
操作レバー76の操作により逆転禁止位置側に配置され
ると、第1カム78aによりリテーナ62dが図9反時
計回りに回転する。すると、ワンウェイクラッチ62が
作動位置側に位置し逆転防止機構8が逆転禁止状態にな
りロータ3の逆転が禁止される。
【0040】また、図9(c)に示すように、カム軸7
5が操作レバー76の操作により逆転許可位置側に配置
されると、第1カム78aによりリテーナ62dが図9
時計回りに回転する。すると、ワンウェイクラッチ62
が非作動位置側に位置し逆転防止機構8が逆転許可状態
になりロータ3の逆転が可能になる。一方、逆転禁止状
態にあるとき、第1切換操作部65のつまみ部69を押
圧しつつ糸繰り出し方向に回動させると、つまみ部69
に接触した動作部材70が同方向に回転し、第2カム7
8bに係合してカム軸75を逆転許可位置側に僅かに回
動させる。このときの動作部材70の回動角度はトグル
ばね機構77の第1角度領域内より小さくなるように突
起部61cと切欠き部70aとの周方向の隙間が設定さ
れている。このため、図9(b)に示すように、第1切
換操作部65の操作によりロータ3の逆転を許可して
も、操作が終わるとカム軸75がトグルばね機構77に
より逆転禁止位置側に付勢され逆転防止機構8は逆転禁
止状態になる。
【0041】ここでは、第2切換操作部66により逆転
禁止状態と逆転禁止状態との切換操作を行い、ロータ3
を僅かに逆転させたいときにだけ第1切換操作部65に
より逆転禁止状態から逆転許可状態に逆転防止機構8を
切り換える。〔スプールの構成〕スプール4は、図1に
示すように、ロータ3の第1アーム部21と第2アーム
22との間に配置されており、スプール軸15の先端に
ドラグ機構80を介して着脱自在に装着されている。ス
プール4は、外周に釣り糸が巻き付けられる糸巻胴部4
aと、糸巻胴部4aの後部に一体形成されたスカート部
4bと、糸巻胴部4aの前端に固定されたフランジ板4
cとを有している。
【0042】ドラグ機構80は、スプール4の内部前端
面を押圧する押圧部材81と、ドラグ力を調整するため
の調整つまみ82と、押圧部材81と調整つまみ82と
の間に配置された押圧ばね83と、押圧部材81とスプ
ール4との間に配置された複数のドラグ板85とを有し
ている。調整つまみ82は、スプール軸15の先端に締
結されている。このドラグ機構80では、調整つまみ8
2の締め付け量を調整することで押圧不在81のスプー
ル4に対する押圧力を調整でき、ドラグ力を調整可能で
ある。
【0043】〔リールの操作及び各機構の動作〕釣り糸
をスプール4に巻き取る際には、操作レバー76により
逆転防止機構8を逆転禁止状態にしてロータ3の逆転を
禁止した状態でベールアーム25を糸巻取姿勢とする。
この場合には、ロータ3側では、第1ベール支持部材3
0及び第2ベール支持部材32は、図1及び図2に示す
ように、それぞれ前方側に起立している。この状態で
は、第1トグルばね機構40では、第1筒状部材46は
図2に示すように第1ばね47によって時計方向に揺動
し、第1ロッド45は進出した状態となっている。また
第2トグルばね機構41では、戻しレバー50は図5に
二点鎖線で示す第1位置に位置しており、この状態が第
2ロッド51及び第2ばね53によって保持されてい
る。なおこの状態では、戻しレバー50の突出部50c
はロータ外周側に退避しており、ロータ3が回転しても
突出部50cが切換突起42に当接することはない。
【0044】また、逆転防止機構8側では、カム軸75
がトグルばね機構77により逆転防止位置側に保持さ
れ、第1カム78aが、図9(a)に示すように、リテ
ーナ62dを反時計回りに回動させる。この結果、ワン
ウェイクラッチ62が作動位置側に移動し、ロータ3の
逆転が禁止される。キャスティング時や糸放出時には、
ロータ3を正転又は逆転させてラインローラ31を釣り
竿側に近づけ釣り糸を人指し指で引っ掛けやすいように
する。ロータ3を逆転させる場合には、つまみ部69を
たとえば釣り竿を持つ手と逆の手の人指し指と親指で摘
んで押圧して糸繰り出し方向に回転させる。つまみ部6
9を押圧すると、つまみ部69の内周面が動作部材70
に接触する。そしてつまみ部69を糸繰り出し方向に回
転させると、動作部材70も同方向に回転する。
【0045】動作部材70が回転すると、図9(b)に
示すように、動作部材70の切欠き部70aがカム軸7
5の第2カム78bを押圧してカム軸75を逆転許可位
置側に回転させる。しかし、この時の動作部材70の最
大回動角度はトグルばね機構77の第1角度領域内であ
るため、カム軸75が逆転許可位置に移動することはな
い。カム軸75が逆転許可位置側に回転すると、第1カ
ム78aがリテーナ62dを図9時計回りに僅かに回転
させ、逆転防止機構8は逆転許可状態になる。この状態
でつまみ部69を摘んでさらに糸繰り出し回転させる
と、動作部材70は回転せずロータ3が逆転する。これ
により、キャスティング時に釣り糸を人指し指の腹で引
っ掛けやすい位置にロータ3を回動させることができ
る。そして、つまみ部69から指を放せば、つまみ部6
9が動作部材70から離れ、カム軸75がトグルばね機
構77により逆転禁止位置側に付勢され、逆転防止機構
8は自動的に逆転禁止状態になる。また、つまみ部69
もコイルばね71により元の位置に戻る。
【0046】ここでは、第1切換操作部65がロータ3
に設けられているので、ロータ3を回転させる際に逆転
防止機構8の切り換え操作を行った後そのままロータ3
の回転操作を行うことができる。このため、逆転防止機
構8の切換操作とロータ3の回転操作とを一連の動作で
行え、これらの操作を簡単に行える。なお、ロータ3を
正転させる場合には、ロータ3を掴んで糸巻取方向に正
転させればよい。
【0047】続いてベールアーム25を糸開放姿勢側に
倒す。ベールアーム25を糸開放姿勢側に倒すと、第1
ベール支持部材30及び第2ベール支持部材32は後方
側に倒れ、図3に示すような糸開放姿勢となる。ベール
アーム25が糸開放姿勢に倒れた状態では、スプール4
からの釣り糸を容易に繰り出すことが可能である。この
状態において、第1トグルばね機構40では、第1ベー
ル支持部材30の回転によって第1ロッド45が図3に
おいて反時計方向に回転し、第2位置に位置させられ
る。これに伴って第1筒状部材46は揺動中心Aを中心
に反時計方向に揺動する。また第2トグルばね機構41
では、第1筒状部材46の揺動に伴って戻しレバー50
が図5において時計方向に揺動し、実線で示す第2位置
となる。戻しレバー50は、この状態においても第2ロ
ッド51及び第2ばね53によって保持されている。
【0048】この第2位置に戻しレバー50が揺動する
と、図5及び図6に示すように戻しレバー50の突出部
50cがロータ回転軸心側に突出し制動部材55に弾性
的に接触する。この結果、ロータ3が制動されその回転
位相を保持する。しかし制動部材55と弾性的に接触し
て摩擦により制動されているだけであるので、ロータ3
を手で正逆回転させたりハンドル1により正転させれば
簡単に回転位相を調整できる。
【0049】キャスティングが終了したのち、ベールア
ーム25を糸開放姿勢に維持したままハンドル操作によ
ってロータ3を糸巻き取り方向に回転させると、図5に
おいて、第2トグルばね機構41の戻しレバー50がロ
ータ3とともに白抜き矢印で示す反時計方向に回転す
る。すると、戻しレバー50の突出部50cがリール本
体2側に固定された切換突起42に衝突する。これによ
り、戻しレバー50は蹴り上げられて二点鎖線で示す第
1位置に切り換えられる。これに伴って第1トグルばね
機構40の第1筒状部材46が図3に示す第2位置から
図2に示す第1位置に切り換えられ、第1ばね47の付
勢力も手伝って第1ベール支持部材30及び第2ベール
支持部材32が糸巻取姿勢側に切り換えられる。
【0050】このとき、第1トグルばね機構40の第2
位置では、第1ロッド45がほぼ死点に位置しているの
で、第2トグルばね機構41から少しの力を与えるだけ
で第1位置側に移行する。また、第2トグルばね機構4
1はロータ回転平面内で回転する戻しレバー50によっ
てその位置が切り換えられるようになっているので、ロ
ータ3の回転力がそのまま効率よく戻しレバー50に伝
えられる。したがって、ハンドル操作時ちは小さい力で
ベールアーム25を糸開放姿勢から糸巻取姿勢に切り換
えできる。
【0051】また、キャスティング時とサミング時とで
ロータ3の位相を逆転により変更する場合にもキャステ
ィング前の操作と同様につまみ部69を摘んでロータ3
を逆転させればよい。 〔他の実施形態〕 (a)前記実施形態では、第1切換操作部と第2切換操
作部とを設け、第1切換操作部により第2切換操作部を
経由して逆転防止機構を操作したが、第2切換操作部を
設けずに第1切換操作部で逆転防止機構を直接操作する
ようにしてもよい。
【0052】(b)前記実施形態では、逆転防止機構と
してローラ型のワンウェイクラッチ付のものを例示した
が、逆転防止機構はローラ型に限定されず、爪型や他の
形式のものでもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、第1切換操作部がロー
タに設けられているので、ロータを回転させる際に逆転
防止機構の切り換え操作を行った後そのままロータの回
転操作を行うことができる。このため、逆転防止機構の
切換操作とロータの回転操作とを一連の動作で行え、こ
れらの操作を簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるスピニングリールの
側面断面図。
【図2】その第1アーム部内部の正面図。
【図3】その第1アーム部内部の正面図。
【図4】第1トグルばね機構の正面部分図
【図5】ロータの底面断面図。
【図6】ロータ制動機構の拡大図。
【図7】スピニングリールの前部断面図。
【図8】逆転防止機構及び操作機構の分解斜視図。
【図9】操作機構の操作状態を説明する拡大部分図。
【符号の説明】
2 リール本体 3 ロータ 4 スプール 7 ロータ制動機構 8 逆転防止機構 9 操作機構 21 第1アーム部 22 第2アーム部 25 ベールアーム 62 ワンウェイクラッチ 65 第1切換操作部 66 第2切換操作部 67 操作部材 68 回動部材 68a 装着部 68b 弾性片 69 つまみ部 70 動作部材 71 コイルばね 75 カム軸 76 操作レバー 77 トグルばね機構 78 カム部 78a 第1カム 78b 第2カム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釣り竿の軸方向に沿った軸回りに釣り糸が
    巻き付けられるスピニングリールであって、 前記釣り竿に装着可能なリール本体と、 前記リール本体に回転自在に支持された円筒部と、前記
    円筒部の外周側に前記円筒部と一体で形成された1対の
    アーム部と、前記アーム部に揺動自在に装着されたベー
    ルアームとを有するロータと、 前記ロータの前方で前記リール本体に前後移動可能に装
    着されたスプールと、 前記ロータの糸繰出し方向への逆転を禁止・許可する逆
    転防止機構と、 前記ロータに設けられ前記逆転防止機構を逆転禁止状態
    と逆転許可状態とに切換操作するための第1切換操作部
    と、を備えたスピニングリール。
  2. 【請求項2】前記第1切換操作部は、 径方向に弾性を有し周方向に回動自在に前記ロータに装
    着され前記円筒部から露出する操作部材と、 前記円筒部の内側で前記リール本体に回動自在かつ前記
    径方向内方に移動した前記操作部材に接触可能に配置さ
    れ、前記操作部材と接触して前記操作部材の前記周方向
    の回動により前記逆転防止機構を逆転禁止状態と逆転許
    可状態とに切り換える動作部材とを有する、請求項1に
    記載のスピニングリール。
  3. 【請求項3】前記操作部材は、 前記ロータの円筒部の内部に周方向に所定角度範囲で回
    動自在に装着された装着部と、前記装着部の対向する端
    部から前記円筒部の内周面に沿って前記動作部材と間隔
    を隔てて軸方向に延び径方向に弾性を有する1対の弾性
    部とを有する回動部材と、 前記逆転防止機構を逆転禁止状態に切り換える方向に前
    記装着部を付勢する付勢部材と、 前記回動部材の各弾性部にそれぞれ装着され前記円筒部
    の外部に露出する1対のつまみ部とを有する、請求項2
    に記載のスピニングリール。
  4. 【請求項4】前記リール本体に回動自在に設けられ、先
    端が前記逆転防止機構に係合して回動により前記逆転防
    止機構を前記逆転禁止状態と逆転許可状態とに切換操作
    するための第2切換操作部をさらに備える、請求項2又
    は3に記載のスピニングリール。
  5. 【請求項5】前記逆転防止機構は、前記第1切換操作部
    の切換操作により前記逆転禁止状態と逆転許可状態とに
    切り換えられるワンウェイクラッチを有し、 前記第2切換操作部は、 先端に前記ワンウェイクラッチに係合するカム部材を有
    し前記リール本体に回動自在に支持されたカム軸と、 前記カム軸の基端に装着された操作レバーと、 前記カム軸を逆転禁止位置と逆転許可位置とに保持する
    ためのトグルばね機構とを有し、 前記第1切換操作部の動作部材は、前記カム軸に係合し
    前記カム軸を介して前記ワンウェイクラッチを前記逆転
    禁止状態から逆転許可状態に切り換える、請求項4に記
    載のスピニングリール。
  6. 【請求項6】前記トグルばね機構は、前記カム軸を前記
    逆転禁止位置側に付勢する第1角度領域と、前記逆転許
    可位置側に付勢する第2角度領域と、いずれの位置にも
    付勢しない前記両角度領域の間の死点とを有し、 前記操作部材の所定角度範囲は、前記トグルばね機構の
    第1角度領域より小さい、請求項5に記載のスピニング
    リール。
  7. 【請求項7】前記ベールアームは、糸巻取姿勢と糸開放
    姿勢との間で反転自在に前記アーム部に装着され、 前記ベールアームが糸開放姿勢に位置したとき、前記ロ
    ータを制動するロータ制動機構をさらに備える、請求項
    1から6のいずれかに記載のスピニングリール。
JP25558097A 1997-09-19 1997-09-19 スピニングリール Pending JPH1189485A (ja)

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