JPH1190366A - 洗浄装置及び洗浄方法 - Google Patents
洗浄装置及び洗浄方法Info
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- JPH1190366A JPH1190366A JP16001298A JP16001298A JPH1190366A JP H1190366 A JPH1190366 A JP H1190366A JP 16001298 A JP16001298 A JP 16001298A JP 16001298 A JP16001298 A JP 16001298A JP H1190366 A JPH1190366 A JP H1190366A
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Links
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- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 被洗浄物の溝内に挟まれている研磨カスや残
渣をほぼ確実に除去できる洗浄装置及び洗浄方法を提供
する。 【解決手段】 被洗浄物15を浸漬する洗浄液11が貯
液される洗浄槽10と、洗浄槽内の洗浄液を振動させる
振動子12と、浸漬されている被洗浄物を2方向に微振
動させる2つの微振動源13,14とを備えている。こ
の2つの微振動源13,14が、互いに直交する2方向
に被洗浄物15を微振動させるように構成されているが
好ましく、微振動源13,14の少なくとも1つが、洗
浄槽内の洗浄液11に前記振動子が与える振動による圧
力分布の進行方向に平行な方向に揺動するように構成さ
れていることも好ましい。
渣をほぼ確実に除去できる洗浄装置及び洗浄方法を提供
する。 【解決手段】 被洗浄物15を浸漬する洗浄液11が貯
液される洗浄槽10と、洗浄槽内の洗浄液を振動させる
振動子12と、浸漬されている被洗浄物を2方向に微振
動させる2つの微振動源13,14とを備えている。こ
の2つの微振動源13,14が、互いに直交する2方向
に被洗浄物15を微振動させるように構成されているが
好ましく、微振動源13,14の少なくとも1つが、洗
浄槽内の洗浄液11に前記振動子が与える振動による圧
力分布の進行方向に平行な方向に揺動するように構成さ
れていることも好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウエハ等の被洗浄
物を例えば超音波を利用して洗浄する洗浄装置及び洗浄
方法に関する。
物を例えば超音波を利用して洗浄する洗浄装置及び洗浄
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ウエハ等の被洗浄物を洗浄液に浸漬さ
せ、洗浄液を超音波振動させる洗浄装置は良く知られて
いる。この種の超音波洗浄装置の洗浄力を向上させるた
めに、従来より種々の工夫がなされている。
せ、洗浄液を超音波振動させる洗浄装置は良く知られて
いる。この種の超音波洗浄装置の洗浄力を向上させるた
めに、従来より種々の工夫がなされている。
【0003】例えば、特開平6−320124号公報に
は、細かい気泡を洗浄液中に注入させて超音波洗浄力を
向上させた超音波洗浄装置が記載されている。また、特
開平8−141527号公報には、異なる周波数で振動
する超音波振動子を用いて残渣を剥離除去するようにし
た超音波洗浄装置が記載されている。さらにまた、特開
平8−108155号公報には、被洗浄物を超音波振動
子に対して斜めに取り付けて洗浄する洗浄装置が記載さ
れている。
は、細かい気泡を洗浄液中に注入させて超音波洗浄力を
向上させた超音波洗浄装置が記載されている。また、特
開平8−141527号公報には、異なる周波数で振動
する超音波振動子を用いて残渣を剥離除去するようにし
た超音波洗浄装置が記載されている。さらにまた、特開
平8−108155号公報には、被洗浄物を超音波振動
子に対して斜めに取り付けて洗浄する洗浄装置が記載さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したごとき従来の
洗浄装置によれば、被洗浄物に付着した残渣や汚れをあ
る程度除去可能であるが、被洗浄物の溝内に挟まれてい
る研磨カスや残渣を確実に除去することはできなかっ
た。
洗浄装置によれば、被洗浄物に付着した残渣や汚れをあ
る程度除去可能であるが、被洗浄物の溝内に挟まれてい
る研磨カスや残渣を確実に除去することはできなかっ
た。
【0005】従って本発明の目的は、被洗浄物の溝内に
挟まれている研磨カスや残渣をほぼ確実に除去できる洗
浄装置及び洗浄方法を提供することにある。
挟まれている研磨カスや残渣をほぼ確実に除去できる洗
浄装置及び洗浄方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、被洗浄
物を浸漬する洗浄液が貯液される洗浄槽と、洗浄槽内の
洗浄液を振動させる振動子と、被洗浄物を2方向に微振
動させる2つの微振動源とを備えた洗浄装置が提供され
る。
物を浸漬する洗浄液が貯液される洗浄槽と、洗浄槽内の
洗浄液を振動させる振動子と、被洗浄物を2方向に微振
動させる2つの微振動源とを備えた洗浄装置が提供され
る。
【0007】さらに本発明によれば、被洗浄物を、洗浄
液に浸漬させて洗浄する方法であって、被洗浄物を洗浄
する際に、洗浄液を振動させると共に、被洗浄物を2方
向に微振動させる洗浄方法が提供される。
液に浸漬させて洗浄する方法であって、被洗浄物を洗浄
する際に、洗浄液を振動させると共に、被洗浄物を2方
向に微振動させる洗浄方法が提供される。
【0008】洗浄槽内の洗浄液を振動子によって振動さ
せると共に、2つの微振動源によって被洗浄物を2方向
に微振動させている。このように、振動子のキャビテー
ションによる洗浄ムラを、被洗浄物を2つの微振動源に
より2方向に微振動させることによって解消している。
せると共に、2つの微振動源によって被洗浄物を2方向
に微振動させている。このように、振動子のキャビテー
ションによる洗浄ムラを、被洗浄物を2つの微振動源に
より2方向に微振動させることによって解消している。
【0009】微振動源の少なくとも1つが、洗浄槽内の
洗浄液に振動子が与える振動による圧力分布の進行方向
に垂直な方向及び/又は水平な方向の微振動を、被洗浄
物に与えるように構成されていることが好ましい。
洗浄液に振動子が与える振動による圧力分布の進行方向
に垂直な方向及び/又は水平な方向の微振動を、被洗浄
物に与えるように構成されていることが好ましい。
【0010】2つの微振動源が、互いに直交する2方向
に被洗浄物を微振動させるように構成されているが好ま
しい。振動方向をこのように直交させることによって、
被洗浄物の溝等に挟まれている残渣等の除去がより容易
になる。
に被洗浄物を微振動させるように構成されているが好ま
しい。振動方向をこのように直交させることによって、
被洗浄物の溝等に挟まれている残渣等の除去がより容易
になる。
【0011】微振動源の少なくとも1つが、洗浄槽内の
洗浄液に前記振動子が与える振動による圧力分布の進行
方向に平行な方向に揺動するように構成されていること
も好ましい。
洗浄液に前記振動子が与える振動による圧力分布の進行
方向に平行な方向に揺動するように構成されていること
も好ましい。
【0012】2つの微振動源が、振動子が取り付けられ
ている洗浄槽の壁面(例えば底面)に垂直な方向に揺動
するように構成されていることも好ましい。振動子が洗
浄槽の1つの壁面に取り付けられている場合、洗浄槽内
の洗浄液には洗浄槽のその壁面とこれに対向する壁面又
は液面(例えば取り付け壁面が底面の場合は液面)との
間で音圧分布が生じ、音圧変化の極大点では洗浄効果が
大きくなるが、音圧変化の極小点では洗浄効果が小さく
なって洗浄ムラが発生する。この取り付け壁面に垂直な
方向に微振動源を揺動させることによって、被洗浄物は
この音圧分布に沿って揺動することとなり、音圧変化の
極大点又は極小点のみに留まることがなくなるので、洗
浄ムラが解消される。
ている洗浄槽の壁面(例えば底面)に垂直な方向に揺動
するように構成されていることも好ましい。振動子が洗
浄槽の1つの壁面に取り付けられている場合、洗浄槽内
の洗浄液には洗浄槽のその壁面とこれに対向する壁面又
は液面(例えば取り付け壁面が底面の場合は液面)との
間で音圧分布が生じ、音圧変化の極大点では洗浄効果が
大きくなるが、音圧変化の極小点では洗浄効果が小さく
なって洗浄ムラが発生する。この取り付け壁面に垂直な
方向に微振動源を揺動させることによって、被洗浄物は
この音圧分布に沿って揺動することとなり、音圧変化の
極大点又は極小点のみに留まることがなくなるので、洗
浄ムラが解消される。
【0013】微振動源が、発振ホーンからなることも好
ましい。
ましい。
【0014】振動子及び微振動源の少なくともいずれか
一方が、超音波を発振することが非常に好ましい。
一方が、超音波を発振することが非常に好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明の実施形
態を詳細に説明する。
態を詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の洗浄装置の一実施形態にお
ける構成を概略的に示す構成図である。
ける構成を概略的に示す構成図である。
【0017】同図において、10は洗浄液11が貯液さ
れている洗浄槽、12は洗浄槽10の底面10aに取り
付けられた超音波振動子、13及び14は2つの超音波
微振動源である第1及び第2の超音波発振ホーン、15
は第1及び第2の超音波発振ホーン13及び14に支持
具16を介して取り付けられた被洗浄物であるウエハを
それぞれ示している。
れている洗浄槽、12は洗浄槽10の底面10aに取り
付けられた超音波振動子、13及び14は2つの超音波
微振動源である第1及び第2の超音波発振ホーン、15
は第1及び第2の超音波発振ホーン13及び14に支持
具16を介して取り付けられた被洗浄物であるウエハを
それぞれ示している。
【0018】洗浄液11は、純水であってもよいし、水
溶性洗剤、溶剤等を含む洗浄液であってもよい。底面1
0aに取り付けられている超音波振動子12は、この底
面10aから液面に垂直な方向(図1における上下方
向)に洗浄液11を振動させるように構成されており、
その振動周波数は、この実施形態では28kHzが選ば
れている。超音波振動子12を、洗浄槽10の底面以外
の壁面に取り付けてもよいことは明らかである。また、
その振動周波数は、28kHが特に好ましいが、これに
限定されるものではなく、26〜40kHzの範囲とす
ればよい。
溶性洗剤、溶剤等を含む洗浄液であってもよい。底面1
0aに取り付けられている超音波振動子12は、この底
面10aから液面に垂直な方向(図1における上下方
向)に洗浄液11を振動させるように構成されており、
その振動周波数は、この実施形態では28kHzが選ば
れている。超音波振動子12を、洗浄槽10の底面以外
の壁面に取り付けてもよいことは明らかである。また、
その振動周波数は、28kHが特に好ましいが、これに
限定されるものではなく、26〜40kHzの範囲とす
ればよい。
【0019】第1及び第2の超音波発振ホーン13及び
14は、本実施形態では、互いに直交する方向にウエハ
15を微振動させるように構成されている。即ち、第1
の超音波発振ホーン13は、図1における上下方向に超
音波微振動するように、第2の超音波発振ホーン14
は、図1における左右方向に超音波微振動するようにそ
れぞれ構成されている。これら第1及び第2の超音波発
振ホーン13及び14には、支持具16の両端部が固定
されており、その支持具16の途中に洗浄液11内に浸
漬されるようにウエハ15が取り付けられている。本実
施形態においては、ウエハ15は、その面が上下方向に
平行にかつ第2の超音波発振ホーン14の揺動方向と垂
直となるように取り付けられている。
14は、本実施形態では、互いに直交する方向にウエハ
15を微振動させるように構成されている。即ち、第1
の超音波発振ホーン13は、図1における上下方向に超
音波微振動するように、第2の超音波発振ホーン14
は、図1における左右方向に超音波微振動するようにそ
れぞれ構成されている。これら第1及び第2の超音波発
振ホーン13及び14には、支持具16の両端部が固定
されており、その支持具16の途中に洗浄液11内に浸
漬されるようにウエハ15が取り付けられている。本実
施形態においては、ウエハ15は、その面が上下方向に
平行にかつ第2の超音波発振ホーン14の揺動方向と垂
直となるように取り付けられている。
【0020】本実施形態においては、第1及び第2の超
音波発振ホーン13及び14が、互いに直交する方向に
振動するように構成されているが、互いに異なる任意の
2つの方向に振動するように構成してもよい。第1及び
第2の超音波発振ホーン13及び14は、本実施形態に
おいては、その振動周波数が共に19.5kHzに設定
されている。しかしながら、この振動周波数は、19.
5kHが特に好ましいが、これに限定されるものではな
く、14〜30kHzの範囲とすればよい。さらに、第
1及び第2の超音波発振ホーン13及び14が互いに異
なる周波数で振動してもよいことは明らかである。これ
ら超音波発振ホーン13及び14としては、例えば株式
会社カイジョーから市販されているホーンタイプの超音
波洗浄機用振動子を用いることができる。
音波発振ホーン13及び14が、互いに直交する方向に
振動するように構成されているが、互いに異なる任意の
2つの方向に振動するように構成してもよい。第1及び
第2の超音波発振ホーン13及び14は、本実施形態に
おいては、その振動周波数が共に19.5kHzに設定
されている。しかしながら、この振動周波数は、19.
5kHが特に好ましいが、これに限定されるものではな
く、14〜30kHzの範囲とすればよい。さらに、第
1及び第2の超音波発振ホーン13及び14が互いに異
なる周波数で振動してもよいことは明らかである。これ
ら超音波発振ホーン13及び14としては、例えば株式
会社カイジョーから市販されているホーンタイプの超音
波洗浄機用振動子を用いることができる。
【0021】第1及び第2の超音波発振ホーン13及び
14は、支持具16及びウエハ15と一体的な機構とな
っており、図1に示すように上下方向に揺動する機構と
されている。この揺動動作は、モータ等によって、例え
ば20往復/分程度の速度で行われる。揺動の振幅とし
ては、ウエハ15の径の半分以上が選ばれる。例えばウ
エハ15の径が75mmであるとすれば、約40mm程
度の振幅で揺動せしめられる。揺動の方向は、超音波振
動子12が取り付けられている洗浄槽10の壁面(本実
施形態では底面10a)に垂直な方向であることがこと
が好ましい。
14は、支持具16及びウエハ15と一体的な機構とな
っており、図1に示すように上下方向に揺動する機構と
されている。この揺動動作は、モータ等によって、例え
ば20往復/分程度の速度で行われる。揺動の振幅とし
ては、ウエハ15の径の半分以上が選ばれる。例えばウ
エハ15の径が75mmであるとすれば、約40mm程
度の振幅で揺動せしめられる。揺動の方向は、超音波振
動子12が取り付けられている洗浄槽10の壁面(本実
施形態では底面10a)に垂直な方向であることがこと
が好ましい。
【0022】以下、本実施形態における超音波洗浄装置
の動作を、薄膜磁気ヘッド用のウエハをCMP(ケミカ
ルメカニカルポリシング)した後に洗浄を行う場合につ
いて説明する。
の動作を、薄膜磁気ヘッド用のウエハをCMP(ケミカ
ルメカニカルポリシング)した後に洗浄を行う場合につ
いて説明する。
【0023】CMP後のウエハ15を図1に示すよう
に、その面が上下方向に平行にかつ第2の超音波発振ホ
ーン14の振動方向と垂直となるように、支持具16に
取り付ける。この状態で、超音波振動子12、並びに第
1及び第2の超音波発振ホーン13及び14をそれぞれ
動作させ、さらに第1及び第2の超音波発振ホーン13
及び14を上下方向に揺動させて洗浄を行う。
に、その面が上下方向に平行にかつ第2の超音波発振ホ
ーン14の振動方向と垂直となるように、支持具16に
取り付ける。この状態で、超音波振動子12、並びに第
1及び第2の超音波発振ホーン13及び14をそれぞれ
動作させ、さらに第1及び第2の超音波発振ホーン13
及び14を上下方向に揺動させて洗浄を行う。
【0024】第1及び第2の超音波発振ホーン13及び
14によって、ウエハ15自体を2方向に超音波微振動
させながら、超音波振動子12によるキャビテーション
で洗浄を行っているので、従来のごとく、洗浄槽底面に
取り付けた超音波振動子のみでは取り除けなかった、ウ
エハ15の素子面の比較的深い溝内に挟まれた研磨パッ
ドカス、残渣等を効率よく除去することができる。即
ち、2方向の超音波微振動により、溝内に挟まれた研磨
パッドカス、残渣等を浮き出させてからキャビテーショ
ンの力で除去しているのである。特に、超音波微振動が
互いに直交する2方向であるため、CMPの研磨パッド
カス、残渣等の浮き出しが効率よく行われる。
14によって、ウエハ15自体を2方向に超音波微振動
させながら、超音波振動子12によるキャビテーション
で洗浄を行っているので、従来のごとく、洗浄槽底面に
取り付けた超音波振動子のみでは取り除けなかった、ウ
エハ15の素子面の比較的深い溝内に挟まれた研磨パッ
ドカス、残渣等を効率よく除去することができる。即
ち、2方向の超音波微振動により、溝内に挟まれた研磨
パッドカス、残渣等を浮き出させてからキャビテーショ
ンの力で除去しているのである。特に、超音波微振動が
互いに直交する2方向であるため、CMPの研磨パッド
カス、残渣等の浮き出しが効率よく行われる。
【0025】また、超音波振動子12が洗浄槽10の底
面10aに取り付けられているので、洗浄槽10内の洗
浄液11にはその液面と底面10aとの間で、図1に示
すように音圧分布17が生じる。この音圧変化の極大点
18ではキャビテーションも発生し、洗浄効果が大きく
なる。一方、音圧変化の極小点19では、洗浄効果が小
さくなって洗浄ムラが発生する。しかしながら、本実施
形態では、第1及び第2の超音波発振ホーン13及び1
4が上下方向に揺動せしめられるので、ウエハ15がこ
の音圧分布17に沿って揺動することとなり、音圧変化
の極大点18又は極小点19のみに留まることがなくな
るので、洗浄ムラが大幅に解消される。
面10aに取り付けられているので、洗浄槽10内の洗
浄液11にはその液面と底面10aとの間で、図1に示
すように音圧分布17が生じる。この音圧変化の極大点
18ではキャビテーションも発生し、洗浄効果が大きく
なる。一方、音圧変化の極小点19では、洗浄効果が小
さくなって洗浄ムラが発生する。しかしながら、本実施
形態では、第1及び第2の超音波発振ホーン13及び1
4が上下方向に揺動せしめられるので、ウエハ15がこ
の音圧分布17に沿って揺動することとなり、音圧変化
の極大点18又は極小点19のみに留まることがなくな
るので、洗浄ムラが大幅に解消される。
【0026】表1は、CMP後の1枚のウエハについ
て、溝内に挟まれた研磨パッドカスの残りの数を、超音
波洗浄前後に実際に調べた結果と、その結果から計算し
た除去率とを示している。ただし、これら超音波洗浄時
には、ウエハ15が上下方向に揺動せしめられている。
なお、第1及び第2の超音波発振ホーン13及び14に
よる超音波微振動のみによって洗浄を行った場合の研磨
パッドカスの除去率は30〜40%程度である。
て、溝内に挟まれた研磨パッドカスの残りの数を、超音
波洗浄前後に実際に調べた結果と、その結果から計算し
た除去率とを示している。ただし、これら超音波洗浄時
には、ウエハ15が上下方向に揺動せしめられている。
なお、第1及び第2の超音波発振ホーン13及び14に
よる超音波微振動のみによって洗浄を行った場合の研磨
パッドカスの除去率は30〜40%程度である。
【0027】
【表1】
【0028】この表から明らかのように、超音波振動子
12によるキャビテーションのみで洗浄した場合の除去
率は78.8%であるが、これに第1及び第2の超音波
発振ホーン13及び14による2方向の超音波微振動を
併用した場合の除去率は99.6%であり、その併用効
果は、寄与率が20.8%と非常に高い。
12によるキャビテーションのみで洗浄した場合の除去
率は78.8%であるが、これに第1及び第2の超音波
発振ホーン13及び14による2方向の超音波微振動を
併用した場合の除去率は99.6%であり、その併用効
果は、寄与率が20.8%と非常に高い。
【0029】以上説明した実施形態では、被洗浄物とし
て、薄膜磁気ヘッド用のウエハを採用しているが、本発
明の洗浄装置は、その他の種々のウエハについても、ま
たウエハ以外の種々の被洗浄物についても、当然に適用
可能である。
て、薄膜磁気ヘッド用のウエハを採用しているが、本発
明の洗浄装置は、その他の種々のウエハについても、ま
たウエハ以外の種々の被洗浄物についても、当然に適用
可能である。
【0030】以上述べた実施形態は全て本発明を例示的
に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明
は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することがで
きる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均
等範囲によってのみ規定されるものである。
に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明
は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することがで
きる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均
等範囲によってのみ規定されるものである。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、洗浄槽内の洗浄液を振動子によって振動させると共
に、2つの微振動源によって被洗浄物を2方向に微振動
させている。このように、振動子のキャビテーションに
よる洗浄ムラを、被洗浄物を2つの微振動源により2方
向に微振動させることによって解消しているので、洗浄
効果が大幅に向上し、被洗浄物の比較的深い溝内に挟ま
れている研磨カスや残渣をほぼ確実に除去することがで
きる。
ば、洗浄槽内の洗浄液を振動子によって振動させると共
に、2つの微振動源によって被洗浄物を2方向に微振動
させている。このように、振動子のキャビテーションに
よる洗浄ムラを、被洗浄物を2つの微振動源により2方
向に微振動させることによって解消しているので、洗浄
効果が大幅に向上し、被洗浄物の比較的深い溝内に挟ま
れている研磨カスや残渣をほぼ確実に除去することがで
きる。
【図1】本発明の洗浄装置の一実施形態における構成を
概略的に示す構成図である。
概略的に示す構成図である。
10 洗浄槽 10a 底面 11 洗浄液 12 超音波振動子 13、14 超音波発振ホーン 15 ウエハ 16 支持具 17 音圧分布 18 音圧変化の極大点 19 音圧変化の極小点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 俊雄 東京都中央区日本橋一丁目13番1号ティー ディーケイ株式会社内 (72)発明者 工藤 純 東京都中央区日本橋一丁目13番1号ティー ディーケイ株式会社内
Claims (14)
- 【請求項1】 被洗浄物を浸漬する洗浄液が貯液される
洗浄槽と、該洗浄槽内の洗浄液を振動させる振動子と、
前記被洗浄物を2方向に微振動させる2つの微振動源と
を備えたことを特徴とする洗浄装置。 - 【請求項2】 前記微振動源の少なくとも1つが、前記
洗浄槽内の洗浄液に前記振動子が与える振動による圧力
分布の進行方向に垂直な方向の微振動を、前記被洗浄物
に与えるように構成されていることを特徴とする請求項
1に記載の洗浄装置。 - 【請求項3】 前記微振動源の少なくとも1つが、前記
洗浄槽内の洗浄液に前記振動子が与える振動による圧力
分布の進行方向に平行な方向の微振動を、前記被洗浄物
に与えるように構成されていることを特徴とする請求項
1又は2に記載の洗浄装置。 - 【請求項4】 前記微振動源の少なくとも1つが、前記
洗浄槽内の洗浄液に前記振動子が与える振動による圧力
分布の進行方向に平行な方向に揺動するように構成され
ていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項
に記載の洗浄装置。 - 【請求項5】 前記2つの微振動源が、互いに直交する
2方向に前記被洗浄物を微振動させるように構成されて
いることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に
記載の洗浄装置。 - 【請求項6】 前記2つの微振動源が、前記振動子が取
り付けられている前記洗浄槽の壁面に垂直な方向に揺動
するように構成されていることを特徴とする請求項1か
ら5のいずれか1項に記載の洗浄装置。 - 【請求項7】 前記微振動源が、発振ホーンからなるこ
とを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の
洗浄装置。 - 【請求項8】 前記振動子及び前記微振動源の少なくと
もいずれか一方が、超音波を発振することを特徴とする
請求項1から7のいずれか1項に記載の洗浄装置。 - 【請求項9】 被洗浄物を、洗浄液に浸漬させて洗浄す
る方法であって、前記被洗浄物を洗浄する際に、前記洗
浄液を振動させると共に、前記被洗浄物を2方向に微振
動させることを特徴とする洗浄方法。 - 【請求項10】 前記被洗浄物に、前記洗浄液に発生す
る圧力分布の進行方向に垂直な方向の微振動を与えるこ
とを特徴とする請求項9に記載の洗浄方法。 - 【請求項11】 前記被洗浄物に、前記洗浄液に発生す
る圧力分布の進行方向に平行な方向の微振動を与えるこ
とを特徴とする請求項9又は10に記載の洗浄方法。 - 【請求項12】 前記被洗浄物を、前記洗浄液に発生す
る圧力分布の進行方向に平行な方向に揺動させることを
特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載の洗
浄方法。 - 【請求項13】 前記被洗浄物に、互いに直交する2方
向の微振動を与えることを特徴とする請求項9から12
のいずれか1項に記載の洗浄方法。 - 【請求項14】 前記洗浄液に与える振動及び前記被洗
浄物に与える微振動の少なくともいずれか一方が、超音
波振動であることを特徴とする請求項9から13のいず
れか1項に記載の洗浄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16001298A JPH1190366A (ja) | 1997-07-22 | 1998-05-26 | 洗浄装置及び洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-210196 | 1997-07-22 | ||
| JP21019697 | 1997-07-22 | ||
| JP16001298A JPH1190366A (ja) | 1997-07-22 | 1998-05-26 | 洗浄装置及び洗浄方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1190366A true JPH1190366A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=26486632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16001298A Pending JPH1190366A (ja) | 1997-07-22 | 1998-05-26 | 洗浄装置及び洗浄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1190366A (ja) |
-
1998
- 1998-05-26 JP JP16001298A patent/JPH1190366A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030610 |