JPH119064A - 作業機の操縦手段 - Google Patents

作業機の操縦手段

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JPH119064A
JPH119064A JP17398197A JP17398197A JPH119064A JP H119064 A JPH119064 A JP H119064A JP 17398197 A JP17398197 A JP 17398197A JP 17398197 A JP17398197 A JP 17398197A JP H119064 A JPH119064 A JP H119064A
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JP
Japan
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combine
lever
push button
push
button switch
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Application number
JP17398197A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Yamazaki
俊明 山崎
Shoji Komoda
祥二 菰田
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Combines (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右の手で異なる操作を行うことはかなり熟
練を要するが、操縦手段により、非熟練者であっても、
たとえば分草杆を植生にあわせるコンバインなどの作業
機の微妙な方向変更操作などを容易に行うことができる
ようにすること。 【解決手段】 操縦手段(PSレバー70)を左右に傾
動してコンバインを左右方向に旋回させ、前後に傾動し
て刈取手段を上下に昇降させるPSレバー70の頭部上
面に複数個の押しボタンスイッチを設ける。左右2個の
押しボタンスイッチ72、72’はぞれそれコンバイン
を左または右に微旋回させる機能を持ち、前後2個の押
しボタンスイッチ74、75はコンバインを前進または
後退させ、また中央の押しボタンスイッチ73は走行変
速手段を中立にしてコンバインを停止させる機能を持
ち、かつ複数の押しボタンスイッチ72〜75の間に仕
切り突起76、76を設けて、レバー70を見なくても
コンバインの微妙な操縦ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインなどの
作業機の操縦手段に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は穀稈の収穫作業を行うコンバイン
1の左側面図を示し、図2はコンバイン1の右側面図を
示し、図3はコンバイン1の正面図を示し、図4は走行
速度変速用のトランスミッションの一部切り欠き断面図
を示し、図5および図6は走行速度変速用トランスミッ
ションおよび刈取装置制御用の電気ー油圧回路図を示
す。
【0003】車体フレーム2の下部側に土壌面を走行す
る左右一対の走行クローラ3を有する走行装置4を配設
し、該車体フレーム2の前端側に刈取装置6と供給搬送
装置7が設けられている。刈取装置6には、植立穀稈を
分草する分草杆8と、植立穀稈を引き起こす引起しケー
ス9と、植立穀稈を刈取る刈刃11と該刈刃11にて刈
取られた穀稈を挟持して後方に搬送する株元搬送装置1
2から構成されている。この株元搬送装置12の後方に
は、該株元搬送装置12から搬送されている穀稈を引き
継いで搬送する供給搬送装置7が設けられている。
【0004】前記刈取装置6は、走行装置4の上方の支
点を中心にして上下動する刈取装置支持フレーム13に
て、その略左右中間部で支持されているので、刈取装置
6は刈取装置支持フレーム13と共に上下動する構成で
ある。
【0005】車体フレーム2の上方には、前記供給搬送
装置7から搬送されてくる穀稈を引き継いで搬送するフ
ィードチェーン14を有する脱穀装置15と、該脱穀装
置15で脱穀選別された穀粒を一時貯溜するグレンタン
ク16が載置され、グレンタンク16の後部に縦オーガ
16aを立設し、さらに縦オーガ16aには横オーガ1
6bを連接して、グレンタンク16内の穀粒をコンバイ
ン1の外部に排出する構成としている。
【0006】コンバイン1は、図示しないエンジンの動
力をトランスミッション19(図4)で変速してクロー
ラ3に伝動して任意の速度で走行し、かつクローラ3の
速度差により走行方向を変更することができ、走行操作
は刈取装置6の操作とともに運転席60において運転者
により行われる。走行速度はハイドロスタティックトラ
ンスミッション(以下HSTと称する)20(図4)を
主変速桿(以下HSTレバーと称する)61で変速し、
歯車変速部を副変速桿62で操作して変速し、走行方向
はパワーステアリングレバー(以下PSレバーと称す
る)70をコンバイン1を旋回させようとする方向に傾
動操作し(図3参照)、左右のクローラ3に速度差を与
えてその走行速度を変更し、あわせてPSレバー70を
前後に傾動して刈取装置6を昇降操作している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】コンバイン1による刈
取り作業は、穀稈がほぼ直線状に多数列に植設されてい
る圃場において、分草杆8を穀稈列の間に挿入して前進
し、刈刃11で穀稈の根元を切断し、刈取られた穀稈を
株元搬送装置12、供給搬送装置7、フィードチェーン
14に引継ぎ搬送する。該フィードチェーン14で搬送
しながら脱穀装置15で脱穀選別する。刈取り作業に際
して、圃場や穀稈植生の状況によりコンバイン1の走行
速度、走行方向、刈取装置6の上下昇降などを操縦しな
ければならず、運転者は運転席60において複数の操作
桿を同時に操作する必要がある。
【0008】全機械式変速部つきのコンバイン1では走
行速度の変速は複数のレバーで変速操作する必要があっ
たが、走行速度を無段階変速できるHST20つきのコ
ンバイン1では一本のHSTレバー61の操作だけでで
きるようになったので、運転者は一方の手(左手)でH
STレバー61を操作して走行速度を調節し、他方の手
(右手)でPSレバー70を操作してコンバイン1の走
行方向と刈取装置6の高さを調節する、いわゆるワンハ
ンド・ワンレバー操作が可能になった。
【0009】しかしながら左右の手で異なる操作を行う
ことはかなり熟練を要するうえ、熟練者であっても、た
とえば分草杆8を植生に合わせるコンバイン1の微妙な
方向変更操作など、不整地を走行するために振動の激し
い運転席での操作が困難であるという問題があり、運転
操作をさらに容易にすることが解決を要する課題となっ
ている。
【0010】本発明の課題は熟練を要しないでコンバイ
ンなどの作業機を穀稈の条列に微妙に合わせるなど、微
妙な走行方向の修正などの操作を容易に行える装置を提
供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は次の
構成により解決される。すなわち、左または右に傾動さ
せて、この動作に連動する機体を左または右方向に旋回
させると共に、前後に傾動させて、この動作に連動する
作業機の特定の装置を昇降させる作業機の操縦手段であ
って、前記操作手段の上部に設けた握り部の上面部の前
部に機体を前進させる前押しボタンスイッチの押圧部を
設けると共に、握り部の上面部の後部に機体を後退させ
る後押しボタンスイッチの押圧部を設け、機体の走行を
停止させる中立押しボタンスイッチの押圧部を前記前押
しボタンスイッチの押圧部と後押しボタンスイッチの押
圧部の中間部に設けた作業機の操縦手段である。
【0012】本発明の作業機の操縦手段としてコンバイ
ンのパワーステアリングレバー(PSレバー)を例に説
明すると、PSレバーを左または右に傾動させて、この
動作に連動する作業機のクローラ走行装置の変速部のサ
イドクラッチを「入切」してさらにブレーキを「入」に
してコンバインを左または右方向に旋回させ、PSレバ
ーを前後に傾動させて、この動作に連動する作業機の刈
取装置など上下に昇降させる。また、PSレバー握り部
上面の前後一対の押しボタンスイッチを押すとコンバイ
ンの走行装置の変速部は前進と後退のための駆動をす
る。さらに、PSレバーの握り部上面の真ん中の中立押
しボタンスイッチを押すと変速部はニュートラル位置に
なり、コンバインは停止位置を保つことになる。
【0013】こうして、本発明によれば、1本の操縦手
段(PSレバー)だけで作業機(コンバイン)のすべて
の運転操作が可能になり、非熟練者でも作業機(コンバ
イン)の運転が極めて容易になる。
【0014】また、本発明の操縦手段(PSレバー)の
握り部上面に、さらに、作業機(コンバイン)の走行装
置を左または右方向への旋回させるための左押しボタン
スイッチと右押しボタンスイッチを左右方向に一対設け
ても良い。
【0015】この場合は、左押しボタンスイッチまたは
右押しボタンスイッチを押すと、それぞれ、コンバイン
走行装置の変速部の左右のサイドクラッチを短時間のみ
「入」として、コンバインを左または右方向に微妙に旋
回させる事ができ、特に穀稈の条列方向にコンバインを
微妙に合わせるのに有効である。たたし、コンバインを
大きく左右に旋回させたいときはPSレバーを傾動させ
る。
【0016】前記左右方向の一列の押しボタンスイッチ
と前方の押しボタンスイッチとの間および左右方向の一
列の押しボタンスイッチと後方の押しボタンスイッチと
の間に線状の突起を設けると、運転者はいちいち操縦手
段の握り部の上面を見ることなく手触りだけでコンバイ
ンの前進、中立、後退押しボタンを感知して正確に操作
することができ、運転者は作業場だけを注視して運転で
きる。
【0017】こうして、左押しボタンスイッチと右押し
ボタンスイッチを左右方向に一対設けた場合も、1本の
操縦手段(PSレバー)だけで作業機(コンバイン)の
すべての運転操作が可能になり、かつ押しボタンスイッ
チの操作による微妙な方向変更と、操縦手段(PSレバ
ー)の操作による従来通りの方向変更が可能になるの
で、非熟練者でも作業機(コンバイン)の運転が極めて
容易になる。
【0018】本発明の作業機の操縦手段は前述のコンバ
インに限らず、トラックどの運搬車、田植機などの操縦
手段としても用いることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。 実施例1 本発明の一実施例を図5ないし図7により説明するが、
従来技術で説明した図1〜図4のコンバインの構成は本
発明にもそのまま適用される、その一部に改良を加えた
ものであり、図1〜図4のコンバインの構成部材と同じ
部分には同じ符号を付してその説明は省略する。
【0020】図4に示すトランスミッション19は、ハ
イドロスタティックトランスミッションHST20、副
変速部22、クラッチ35、ブレーキ36、走行軸3
7、クローラ駆動ホイール39などからなり、エンジン
からの駆動力の入力プーリ21および刈取装置へ動力を
伝達する刈取装置駆動プーリ23を持つ。
【0021】入力プーリ21へ伝達された機械回転駆動
力は、HST20の可変容量油圧ポンプ20aで油圧力
に変換され、油圧モータ20bで再び機械回転力に変換
され、油圧モータ出力軸24で副変速部入力ピニオン2
6を駆動し、これに常時噛み合う副変速第一ギヤ31を
駆動する。
【0022】副変速第二ギヤ30および副変速第三ギヤ
29は第一ギヤ31と一体に固設され、副変速軸27に
軸方向へ摺動自在かつ相対回転不能に遊嵌され、図示し
ない副変速シフタにより軸方向にシフトされて、それぞ
れ第一ギヤ31と第一カウンタギヤ31’、第二ギヤ3
0と第二カウンタギヤ30’、第三ギヤ29と第三カウ
ンタギヤ29’のいずれかの噛み合いにより高速、中速
または低速に副変速される。また副変速軸27は第一ギ
ヤ31に駆動されて刈取装置駆動プーリ23に動力を伝
達する。
【0023】第一カウンタギヤ31’、第二カウンタギ
ヤ30’および第三カウンタギヤ29’はいずれもカウ
ンタシャフト28に固設されており、副変速された回転
動力をカウンタシャフト28に固設されたピニオン32
により、これに噛み合うクラッチギヤ34に動力を伝達
する。
【0024】クラッチギヤ34はそのギヤ円盤の内周側
左右両側に内歯形の歯溝34a、34a’を刻設し、内
歯形の歯溝34aには第一クラッチ軸33に軸方向摺動
自在の外歯ギヤ形のクラッチ35を遊嵌し、常時はコイ
ルバネ33aに付勢されて歯溝34aとクラッチ35は
嵌合して、クラッチ35の外歯はピニオンとして第一走
行ギヤ38に噛み合い、動力を第一走行軸37、第一ク
ローラ駆動ホイール39を経てクローラ3(図1)に伝
達する。
【0025】後に述べる制御操作を行い、図4には図示
しないクラッチシフタ44(図5)によりコイルバネ3
3aの付勢力に抗してクラッチ35をクラッチ軸33上
を移動し、歯溝34aから離脱させると、クラッチギヤ
34の動力は第一クローラ駆動ホイール39に伝達され
なくなり、クローラ3はフリー状態になる。さらにクラ
ッチシフタ44を移動すると、第一ブレーキ36が作動
してクラッチ35の外歯、これに噛み合う第一走行ギヤ
38を経てクローラ3を制動する。
【0026】クラッチギヤ34の内歯形の歯溝34a’
には第二クラッチ軸33’に軸方向摺動自在の外歯ギヤ
形のクラッチ35’を遊嵌し、常時はコイルバネ33
a’に付勢されて歯溝34a’とクラッチ35’は嵌合
して、クラッチ35’の外歯はピニオンとして第二走行
ギヤ38’に噛み合い、動力を第二走行軸37’、第二
クローラ駆動ホイール39’を経てクローラ3’(図示
せず。以下、同様。)に伝達する。
【0027】後に述べる制御操作を行い、図4には図示
しないクラッチシフタ44’(図5)によりコイルバネ
33a’の付勢力に抗してクラッチ35’をクラッチ軸
33’上を移動して歯溝34a’から離脱させると、ク
ラッチギヤ34の動力は第二クローラ駆動ホイール3
9’に伝達されなくなり、クローラ3’はフリー状態に
なる。さらにクラッチシフタ44’を移動すると、第二
ブレーキ36’が作動してクラッチ35’の外歯、これ
に噛み合う第二走行ギヤ38’を経てクローラ3’を制
動する。
【0028】クラッチ35、35’およびブレーキ3
6、36’を作動させる電気−油圧回路は図5に示すよ
うに、油圧源となる油圧ポンプ49、制御弁41、アク
チュエータ43、43’、シフタ44、44’、PSレ
バー70、PSレバー70の左右傾動操作によりON、
OFF制御される電気接点40、40’などからなり、
またPSレバー70の前後操作により開閉する電気接点
51、51’、制御弁52、(図6参照)および刈取装
置昇降シリンダ18により刈取装置6を昇降させる。
【0029】制御弁41は4ポート、3位置、スプリン
グオープンセンタ、電磁式切り替え弁であり、常時はア
クチュエータ43、43’を無圧にしてシフタ44、4
4’が作用しない状態に保ち、PSレバー70を左に倒
して接点40をONにすると、ソレノイド42が駆動さ
れ、制御弁41が右動して、油圧ポンプ49の油圧をア
クチュエータ43に送入し、シフタ44を作動してクラ
ッチ35を離脱させ、接点40のONが継続すれば第一
ブレーキ36を作動させる。するとクローラ3は停止
し、クローラ3’のみ運動するのでコンバイン1は左旋
回する。もし接点40のONが短ければ、制御弁41の
右動は短時間であり、その間アクチュエータ43とシフ
タ44が短時間作動してクラッチ35を短時間離脱さ
せ、クローラ3は短時間だけフリー状態になり、クロー
ラ3’は運動を続けるのでコンバイン1は左に若干方向
変更する。接点40がOFFとなれば制御弁41はセン
ターに戻り、アクチュエータ43の油圧はオイルタンク
48に排除されて、シフタ44は元の位置に戻り、クラ
ッチ35は接続状態に戻り、コンバイン1は直進する。
【0030】PSレバー70を右に倒して接点40’を
ONにすると、上記した場合と反対に制御弁41が左動
して、油圧をアクチュエータ43’に送入し、シフタ4
4’を作動してクラッチ35’を離脱させ、接点40’
のONが継続すれば第二ブレーキ36’を作動させる。
するとクローラ3’は停止し、クローラ3のみ運動する
のでコンバイン1は右旋回する。もし接点40’のON
が短ければ、制御弁41’の左動は短時間であり、その
間アクチュエータ43’とシフタ44’が短時間作動し
てクラッチ35’を短時間離脱させ、クローラ3’は短
時間だけフリー状態になりクローラ3は運動を続けるの
でコンバイン1は右に若干方向変更する。接点40’が
OFFとなれば制御弁41’はセンターに戻り、アクチ
ュエータ43’の油圧は排除されてシフタ44’は元の
位置にもどり、クラッチ35’は接続状態に戻り、コン
バイン1は直進する。
【0031】刈取装置昇降用の制御弁52は4ポート、
3位置、スプリングクローズドセンタ、電磁式切り替え
弁であり、常時は刈取装置上下シリンダ18内の油圧を
そのまま保持し、PSレバー70を手前に引いて接点5
1’をON(図6)にすると、ソレノイド53’が駆動
され、制御弁52が左動して、油圧をシリンダ18に送
入し、刈取装置6を上昇させ、PSレバー70を中立位
置に戻して接点51’が0FFになって制御弁52が中
立位置に戻っても、シリンダ18の油圧は保持され刈取
装置6は上昇位置を維持する。
【0032】PSレバー70を前方に押して接点51を
ON(図6)にすると、制御弁52が右動して、刈取装
置6の自重でシリンダ18の作動油を排除し、刈取装置
6を下降させ、PSレバー70を中立位置に戻して接点
51が0FFにすれば、制御弁52は中立位置に戻り、
刈取装置上下シリンダー18および刈取装置6は下降位
置を維持する。
【0033】本発明は、図7に外形斜視図として示すよ
うに、PSレバー70の頭部のレバーノブ71の上面に
プッシュ式押しボタンスイッチ72、72’、73、7
4、75を設け、さらに横一列の押しボタンスイッチ7
2、73、72’と前方の押しボタンスイッチ74との
間および押しボタンスイッチ72、73、72’と後方
の押しボタンスイッチ75との間に線状の突起76、7
6を設けた構造を特徴としている。
【0034】プッシュ式押しボタンスイッチ72は接点
40(図5)に並列な接点40aを開閉し、またスイッ
チ72’は接点40’に並列な接点40a’を開閉し、
それぞれPSレバー70の左傾および右傾、すなわちコ
ンバイン1の左旋回および右旋回に対応するスイッチで
あり、押しボタンスイッチ押圧時間の長短にかかわらず
接点回路を瞬時作動(短時間ON)してクラッチ35、
35’を切る電気回路、および二つ以上の押しボタンス
イッチ72〜75の同時操作ならびに押しボタンスイッ
チ72〜75とPSレバー70の同時操作に対するイン
ターロック回路を経て制御弁41のソレノイド42、4
2’に接続されている。
【0035】プッシュ式押しボタンスイッチ73、7
4、75はそれぞれ接点73a、74a、75aをON
(図6)にして、HSTレバー61(図3)の中立(コ
ンバイン停止)、前進、後退に対応する制御スイッチで
あり、図示しない電気−油圧回路によりHST20の可
変容量油圧ポンプ20aを制御して、コンバイン1を走
行操作する。
【0036】本発明のPSレバー70の頭部のレバーノ
ブ71の上面に設けたプッシュ式押しボタンスイッチ7
2、72’、73、74、75を押圧することによりコ
ンバイン1の運転操作は次のように行われる。運転者は
運転席60において片方の手だけでPSレバー70を握
り、かつ空いている指でプッシュ式押しボタン72〜7
5のいずれかを押すことも、また一方の手でPSレバー
70を持ち、他方の手でプッシュ式押しボタンスイッチ
72〜75のいずれかを押すこともできる。
【0037】プッシュ式押しボタン72または72’を
押圧すれば押圧時間にかかわらず瞬時作動回路により短
時間だけ接点40aまたは40a’がONになるから、
押しボタンスイッチ72〜75のいずれかを押圧するこ
とによりクラッチ35または35’を切って(このとき
ブレーキ36または36’はフリー)、クローラ3また
は3’をフリーにしてコンバイン1の進行方向を左また
は右に微妙に変更することができる。
【0038】従って刈取り作業においては、圃場の凹凸
に合わせてPSレバー70を前後に操作して刈取装置6
を下降、上昇し、微妙な畝または穀稈の条列のまがりに
合わせてプッシュ式押しボタンスイッチ72または7
2’を押圧してコンバイン1を進行方向の変更をするこ
とができる。また大きくコンバインの進行方向の変更を
するには従来通りPSレバー70を傾動させればよい。
【0039】従来PSレバー70およびHSTレバー6
1の2本のレバーを左右の手で持ち、両方の手は別々の
操作を行う必要があったので、コンバイン1の運転、特
に刈取り作業には熟練を要していたのが、本発明によれ
ば、1本のPSレバー70だけで刈取り作業のすべての
運転操作が可能になり、かつ押しボタンスイッチ72、
72’の操作による穀稈の条列に微妙に合わせるなど微
妙な方向修正と、PSレバー70の操作による従来どう
りの方向修正が可能になるので、非熟練者でもコンバイ
ン1の運転が極めて容易になるという優れた効果を奏す
ることができる。
【0040】また、横一列の押しボタンスイッチ72、
73、72’と前方の押しボタンスイッチ74との間お
よび押しボタンスイッチ72、73、72’と後方の押
しボタンスイッチ75との間に線状の突起76、76を
設けたので、運転者はいちいちレバーノブ71の上面を
見ることなく手触りだけで前進、中立、後退押しボタン
を感知して正確に操作することができ、運転者は圃場だ
けを注視して運転できるという優れた効果も得られる。
【0041】実施例2 本発明の第2の実施例を図8および図9により説明する
が、図1〜図4のコンバイン1の構成に改良を加えたも
のであり、図1〜図4のコンバイン1の構成部材と同じ
部分および図5の第1実施例と同じ部分には同じ符号を
付してその説明は省略する。
【0042】図8は本実施例のPSレバー70の側面図
を示し、図9はPSレバー70の上面図を示す。コンバ
イン1で刈取り作業を実施する場合に、運転者がもっと
も頻繁に行う操作は刈取装置6の昇降およびコンバイン
1の走行方向の調節であって、コンバイン1の速度の調
節はこれらに比べて頻繁ではなくほとんど一定速度のま
まであることが多い。したがって刈取り作業において
は、ほぼPSレバー70の前後左右操作だけで調節可能
であり、かつPSレバー70は前後操作と、左右操作と
同時に行うことができるので、熟練した運転者にとって
はPSレバー70だけで自由自在に操作できるという利
点があるが、反対に熟練していない運転者にとっては、
かえって微妙な操作を行いにくいという問題があった。
【0043】本実施例では図8および図9に示すよう
に、PSレバー70の頭部のレバーノブ71の上面の左
右に、レバーノブ71のほぼ半分の大きさを占める大型
の押しボタンスイッチ72aおよび72a’を設け、さ
らに左右の押しボタンスイッチ72aおよび72a’の
間の境界に線状の突起76aを設けた構造を特徴として
いる。
【0044】大型押しボタンスイッチ72aは、その上
面のいずれの場所を押しても、接点40(図5)に並列
な接点40aをONにし、またスイッチ72a’は、そ
の上面のいずれの場所を押しても、接点40’(図5)
に並列な接点40a’をONにし、それぞれPSレバー
70の左傾および右傾、すなわちコンバイン1の左旋回
および右旋回に対応するスイッチであり、押しボタン押
圧時間の長短にかかわらず接点回路を瞬時作動(短時間
ON)してクラッチ35、35’を切る電気回路、およ
び二つの押しボタンスイッチ72a、72a’の同時操
作ならびに押しボタンスイッチ72a、72a’とPS
レバー70の同時操作に対するインターロック回路を経
て制御弁41のソレノイド42、42’に接続されてい
る(図5参照)。
【0045】本実施例のPSレバー70の頭部のレバー
ノブ71の上面に設けた大型押しボタンスイッチ72
a、72a’を押圧することによりコンバイン1の運転
操作は次のように行われる。
【0046】運転者は運転席60(図1)において片方
の手だけでPSレバー70を握り、かつ空いている指で
大型の押しボタンスイッチ72a、72a’を押すこと
も、また一方の手でPSレバー70を持ち他方の手で大
型の押しボタンスイッチ72a、72a’を押すことも
できる。大型の押しボタンスイッチ72aまたは72
a’を押圧すれば押圧時間にかかわらず瞬時作動回路に
より短時間だけ接点40aまたは40a’がONになる
から、押しボタンスイッチ72aまたは72a’を押圧
することによりクラッチ35または35’を切って、ク
ローラ3または3’をフリーにしてコンバイン1の進行
方向を左または右に微妙に変更することができる。
【0047】従って刈取り作業において、圃場の凹凸に
合わせてPSレバー70を前後に操作し、刈取装置6を
下降、上昇し、畝のまがりにあわせて大型の押しボタン
72aまたは72a’を押圧してコンバイン1の微妙な
方向変更が可能であり、かつPSレバー70の操作によ
る従来通りの方向変更が可能になる。
【0048】従来、PSレバー70を前後に操作して刈
取装置6を昇降し、かつ左右に操作してコンバイン1の
方向を変更し、微妙な方向変更をするための傾倒操作は
クラッチ35、35’を切るが、ブレーキ36、36’
は作動しない程度にPSレバー70を微妙かつ迅速に操
作する必要があり、このため刈取り作業には極めて高い
熟練を要していたのが、本発明によれば、押しボタンス
イッチ72aまたは72a’を押圧することにより微妙
な方向変更が可能になるので、非熟練者でもコンバイン
1の運転、特に刈取り作業が極めて容易になるという優
れた効果を奏することができる。また、大型の押しボタ
ンスイッチ72aと72a’との間に線状の突起76a
を設けたので、運転者はいちいちレバーノブ71の上面
を見ることなく手触りだけで左旋回または右旋回用の大
型押しボタンスイッチ72aまたは72a’を感知して
正確に操作することができ、運転者は圃場だけを注視し
て運転できる。
【0049】実施例3 本発明の第3の実施例を図10により説明するが、従来
技術で説明した図1〜図4のコンバイン1の構成に改良
を加えたものであり、図1〜図4のコンバイン1の構成
部材と同じ部分および図5ないし図9の実施例1および
実施例2と同じ部分には同じ符号を付してその説明は省
略する。
【0050】図10は本実施例のPSレバー70を含む
コンバイン1の運転席60付近の上面図を示している。
コンバイン1で刈取り作業を実施する場合に、実施例1
および実施例2に示したようにPSレバー70に押しボ
タンスイッチ72〜75、72a、72a’を設けるこ
とにより、運転者は刈取装置6の昇降をPSレバー70
で行い、コンバイン1の走行方向の調節を押しボタンス
イッチ72〜75、72a、72a’で行うことができ
て非熟練者でも操作が極めて容易になる構造を示した
が、熟練した運転者はPSレバー70の前後左右操作だ
けでコンバイン1を操作することに慣れていて押しボタ
ンスイッチ72〜75、72a、72a’を全く使用し
ないにもかかわらず不用意に触って誤操作するためにコ
ンバイン1が不意に方向変化することなどが考えられ
る。
【0051】本実施例では図5および図10に示すよう
に、レバーノブ71の上面に、押しボタンスイッチ7
2、72’または72aおよび72a’を設けたPSレ
バー70をもつコンバイン1の運転席60に、押しボタ
ンスイッチ72、72’または72a、72a’の電気
回路を切断する切り替えスイッチ77を設けた構造を特
徴としている。
【0052】切り替えスイッチ77をONにしておけ
ば、押しボタンスイッチ72または72aを押圧する
と、接点40に並列な接点40aを開閉し、また押しボ
タンスイッチ72’または72a’を押圧すると、接点
40’に並列な接点40a’を開閉し、それぞれPSレ
バー70の左傾および右傾、すなわちコンバイン1の左
旋回および右旋回に対応するスイッチであり、押しボタ
ン押圧時間にかかわらず瞬時作動回路により短時間だけ
接点40aまたは40a’がONになるから、押しボタ
ンを押圧することによりクラッチ35または35’を切
って、クローラ3または3’をフリーにしてコンバイン
1の進行方向を左または右に微妙に変更することができ
る。したがって刈取り作業において、圃場の凹凸に合わ
せてPSレバー70を前後に操作して刈取装置6を下
降、上昇し、畝のまがりにあわせて押しボタン72、7
2’または72、72a’を押圧してコンバイン1を方
向変更する。
【0053】本発明の実施例3において、切り替えスイ
ッチ77をOFFとすれば押しボタン回路が切断され
て、PSレバー70は前後左右操作だけが有効になり、
この状態では押しボタンスイッチ72、72’または7
2a、72a’に触っても誤操作、誤作動しないことに
なる。
【0054】実施例4 本発明の第4の実施例を図11および図12により説明
するが、従来技術で説明した図1〜図4のコンバイン1
の構成に改良を加えたものであり、図1〜図4のコンバ
イン1の構成部材と同じ部分、および図5ないし図10
の実施例1ないし実施例3と同じ部分には同じ符号を付
してその説明は省略する。
【0055】図11は本実施例のPSレバー70の側面
図を示し、図12は図11に示すPSレバー70のB−
B線矢視正面図を示す。コンバイン1で刈取り作業を実
施する場合に、運転者はコンバイン1の運転席60に着
座して、刈取装置6の昇降をPSレバー70で行い、コ
ンバイン1の走行方向の調節を実施例1または実施例2
の押しボタンスイッチ72〜75、72a〜72a’で
行えば、非熟練者でも操作が極めて容易にできることを
示したが、圃場や穀稈の植立の状況によっては、圃場と
分草杆8をよく見るために運転者が運転席60に立ち上
がって運転操作を行う必要があり、特にこの状況下では
PSレバー70を全く見ないで正しく操作できることが
望ましい。
【0056】本実施例ではPSレバー70の頭部のレバ
ーノブ71の上面に押しボタンスイッチ72〜75を設
けて、これらのスイッチを押圧することによりコンバイ
ン1の運転操作を非熟練者でも容易に行うことができる
ようにするとともに、レバーノブ71の側面に設けた逆
L字型の指掛け突起78に指をかけてPSレバー70の
操作を行うようにしたので、運転者が立って運転操作を
行う場合には、指掛け突起78の上部に薬指または中指
を掛けて、残りの指でレバーノブ71をつかみながらP
Sレバー70の前後操作、また人差し指などで押しボタ
ンスイッチ72〜75を押圧操作し、運転者が運転席6
0に座って操作するときは指掛け突起78の下部に人差
し指を挿入して残りの指でレバーノブ71をつかみPS
レバー70の操作を行うことができる。
【0057】本実施例によれば、レバーノブ71を単に
つかんで操作する場合と異なり、指掛け突起78に指を
掛けてレバーノブ71をつかみながら操作することによ
り、手の位置が安定してPSレバー70を常時一定状態
に確実に把握でき、押しボタンスイッチ72〜75と指
との関係位置が正確に定まるので、運転者が座って操作
する場合はもちろん立って操作する場合でも、常に正し
く操作できて誤操作を防ぐことができるという極めて優
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態のコンバインの左側面
図を示す。
【図2】 図1のコンバインの右側面図を示す。
【図3】 図1のコンバインの正面図を示す。
【図4】 図1のコンバインのトランスミッションの一
部切り欠き断面図を示す。
【図5】 図1のコンバインのトランスミッションおよ
び刈取装置制御用の電気−油圧回路図を示す。
【図6】 図1のコンバイン走行速度変速用および刈取
装置制御用の電気−油圧回路図を示す。
【図7】 本発明の実施例1のPSレバー(パワーステ
アリングレバー)の外形斜視図を示す。
【図8】 本発明の実施例2のPSレバーの側面図を示
す。
【図9】 本発明の実施例2のPSレバーの上面図を示
す。
【図10】 本発明の実施例3のPSレバーおよびコン
バインの運転席付近の上面図を示す。
【図11】 本発明の実施例4のPSレバーの側面図を
示す。
【図12】 本発明の実施例4のPSレバーの正面図を
示す。
【符号の説明】
1 コンバイン 2 車体フレー
ム 3、3’ 走行クローラ 4 走行装置 6 刈取装置 7 供給搬送装
置 8 分草杆 9 引起しケー
ス 10 穀粒貯留装置 11 刈刃 12 株元搬送装置 13 刈取装置
支持フレーム 14 フィードチェーン 15 脱穀装置 16 グレンタンク 18 刈取装置
昇降シリンダ 19 トランスミッシッヨン 20 HST 21 エンジン駆動力の入力プーリ 22 副変速部 60 運転席 61 主変速桿
(HSTレバー) 61a HSTレバーの頭部 62 副変速桿 70 PSレバー 71 PSレバ
ー頭部のレバーノブ 72、72’ プッシュ式押しボタンスイッチ(方向変
更用) 72a、72a’ 大型の押しボタンスイッチ(方向変
更用) 73、74、75 プッシュ式押しボタンスイッチ(速
度変更用) 73a、74a、75a 電気接点(速度変更用) 76 線状の突起 76a 線状の
突起 77 切り替えスイッチ 78 指掛け突

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左または右に傾動させて、この動作に連
    動する作業機の機体を左または右方向に旋回させると共
    に、前後に傾動させて、この動作に連動する作業機の特
    定の装置を昇降させる作業機の操縦手段であって、 前記操作手段の上部に設けた握り部の上面部の前部に機
    体を前進させる前押しボタンスイッチとの押圧部を設け
    ると共に、握り部の上面部の後部に機体を後退させる後
    押しボタンスイッチの押圧部を設け、機体の走行を停止
    させる中立押しボタンスイッチの押圧部を前記前押しボ
    タンスイッチの押圧部と後押しボタンスイッチの押圧部
    の中間部に設けたことを特徴とする作業機の操縦手段。
JP17398197A 1997-06-30 1997-06-30 作業機の操縦手段 Pending JPH119064A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011147370A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Husqvarna Zenoah Co Ltd 産業車両
JP2011188754A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd コンバイン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011147370A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Husqvarna Zenoah Co Ltd 産業車両
JP2011188754A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd コンバイン

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