JPH1191034A - バリアー性に優れた表面処理アルミニウム積層板 - Google Patents

バリアー性に優れた表面処理アルミニウム積層板

Info

Publication number
JPH1191034A
JPH1191034A JP25722397A JP25722397A JPH1191034A JP H1191034 A JPH1191034 A JP H1191034A JP 25722397 A JP25722397 A JP 25722397A JP 25722397 A JP25722397 A JP 25722397A JP H1191034 A JPH1191034 A JP H1191034A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
sulfuric acid
aluminum
treated aluminum
electrolysis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25722397A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kume
淑夫 久米
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MA Aluminum Corp
Original Assignee
Mitsubishi Aluminum Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Aluminum Co Ltd filed Critical Mitsubishi Aluminum Co Ltd
Priority to JP25722397A priority Critical patent/JPH1191034A/ja
Publication of JPH1191034A publication Critical patent/JPH1191034A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロムを使用することなく、樹脂フィルムの
密着性が優れ、フェザーリングの発生を防止でき、しか
も型付け等の加工によるフィルム欠損部から溶出する金
属成分に起因して内容物のフレーバー性が損なわれるこ
とを防止できうえ、製造コストを低く抑えることができ
るバリアー性に優れた表面処理アルミニウム積層板を提
供。 【解決手段】 アルミニウムまたはアルミニウム合金素
材の少なくとも片面に膜厚が100〜1500オングス
トロームの硫酸陽極酸化皮膜が設けられ、さらに該陽極
酸化皮膜の表面に熱可塑性樹脂フィルムが圧着されてな
り、上記硫酸陽極酸化皮膜の平均表面粗さRaが、0.
01〜0.1μmであるバリアー性に優れた表面処理ア
ルミニウム積層板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品を収納するア
ルミニウム缶、特に清涼飲料、アルコール飲料等の飲料
を収納するための2ピース缶の蓋材として好適な表面処
理アルミニウム積層板に係わり、クロムを使用すること
なく、樹脂フィルムの密着性が優れ、しかも型付け等の
加工によるフィルム欠損部から溶出する金属成分に起因
して内容物のフレーバー性が損なわれることを防止でき
るうえ、製造コストを低く抑えることができるバリアー
性に優れた表面処理アルミニウム積層板に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、飲料を収納する2ピース缶用の表
面処理アルミニウム材においては、良好な保存性、加工
の簡便性、外観の美麗さの点で、アルミニウムまたはア
ルミニウム合金素材の内外両面に樹脂フィルムをラミネ
ートして表面処理アルミニウム積層板とする方式が広く
採用されている。また、この種の表面処理アルミニウム
積層板においては、樹脂フィルムの密着性、耐食性の向
上の目的からアルミニウムまたはアルミ合金素材にリン
酸クロメート処理が施されている。
【0003】従来の2ピース缶用の表面処理アルミニウ
ム積層板は、例えば、以下のようにして製造されてい
る。まず、アルミニウムまたはアルミニウム合金素材に
前処理を施す。この前処理は、アルミニウム素材の表面
に付着した油脂分を除去し、アルミニウム素材表面の不
均質な酸化物皮膜が除去できるものであればよく、アル
カリエッチング等が適当である。ついで、リン酸、クロ
ム酸、及びフッ化物を主成分とする浴液にアルミニウム
素材を浸漬するか、もしくはアルミニウム素材の表面に
上記浴液を噴霧することにより、アルミニウム素材の表
面に薄いゲル状のリン酸クロメートの非晶質皮膜(以
下、リン酸クロメート皮膜という。)を形成する。つい
で、リン酸クロメート処理した表面処理アルミニウム素
材の片面または両面に、樹脂フィルムをラミネートする
と、2ピース缶用の表面処理アルミニウム積層板が得ら
れる。ここでの樹脂フィルムのラミネート法としては、
上記表面処理アルミニウム素材を上記樹脂フィルムの溶
融温度近くあるいは溶融温度以上に加熱し、この加熱さ
れた素材上に樹脂フィルムを供給し、圧着ロール等を使
用してアルミニウム素材上に樹脂フィルムを加圧下で融
着させる熱融着ラミネーション法が採用されている。こ
のようにして得られた表面処理アルミニウム積層板から
2ピース缶を作製するには、上記表面処理アルミニウム
積層板からなる蓋材に開缶タブ取り付け用の型付けを施
した後、開缶タブを取り付けることにより蓋部を得、一
方、上記表面処理アルミニウム積層板からなるボディ材
に絞り加工、曲げ加工、張り出し加工、スクリュー加工
を施して缶本体を得、ついでこの缶本体の上下に、上記
蓋部と、表面処理アルミニウム積層板からなる底部を接
合することにより目的とする2ピース缶が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の表
面処理アルミニウム積層板を開缶タブを備える2ピース
缶の蓋材として使用する場合においては、開缶タブ取り
付け用の型付け等を施した際に樹脂フィルムが損傷を受
けてフィルム欠損部が生じることがあり、さらにはこの
欠損部の下層に位置するリン酸クロメート皮膜自体もダ
メージを受けて厚さが薄い部分が生じたり、皮膜欠損部
が生じる場合があった。このように樹脂フィルムやリン
酸クロメート皮膜に欠損部が生じた場合には、これら欠
損部から侵入した飲料等がリン酸クロメート皮膜やアル
ミニウム素材に接触して金属成分が溶出し、飲料のフレ
ーバー性を損なってしまうため、リン酸クロメート皮膜
はアルミニウム素材を保護する皮膜としてバリアー性が
不充分であった。また、リン酸クロメート処理に使用さ
れるクロムは、環境上好ましくないため、近年の環境問
題に対する意識の高まりから将来的に使用できなくなる
可能性がある。そこで、リン酸クロメート処理に代えた
手段として各種ノンクロム系の処理剤が開発されている
が、これらのものはいずれも処理コストが高くなってし
まうため、結果として缶の製造コストが高くなってしま
い実用的でない。また、上記樹脂フィルムは、蓋材とし
て要求される密着性を充分に満たしていないために、缶
を開缶したときに、開缶タブの周辺で樹脂フィルムが剥
がれてフェザーリングと呼ばれる羽毛状の剥離が生じ、
さらにこの剥離が大幅に生じると樹脂フィルムが延びて
切断されなくなり、開缶が困難になるという問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、クロムを使用することなく、樹脂フィルムの
密着性が優れ、フェザーリングの発生を防止でき、しか
も型付け等の加工によるフィルム欠損部から溶出する金
属成分に起因して内容物のフレーバー性が損なわれるこ
とを防止できうえ、製造コストを低く抑えることができ
るバリアー性に優れた表面処理アルミニウム積層板を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、クロムを使
用せず、樹脂フィルムの密着性が充分で、フィルム欠損
部においても下地金属を保護でき、しかも処理コストの
低いアルミニウムまたはアルミニウム合金素材の表面処
理を究明するために、候補としてベーマイト皮膜、硫
酸、シュウ酸、クロム酸溶液を用いて形成した陽極酸化
皮膜を挙げ、皮膜のバリヤー性を評価したところ、硫酸
溶液を用いて形成した陽極酸化皮膜(以下、硫酸陽極酸
化膜という。)は無色透明皮膜であるので外観品質が良
好であり、またリン酸クロメート皮膜よりも堅いので良
好な耐久性とバリヤー性を示し、一方、ベーマイト皮膜
は加工によるフィルム欠損部で該皮膜自体が損傷しバリ
ヤー性が不良であり、また、シュウ酸、クロム酸溶液を
用いて形成した陽極酸化皮膜は良好なバリヤー性を示す
ものの着色皮膜であるために外観上好ましくないことが
わかった。そこで、本発明者は、硫酸陽極酸化皮膜につ
いてさらに好適な条件を検討したところ、硫酸陽極酸化
皮膜は無色透明膜であるがゆえに厚膜にすると干渉色が
生じるうえ、製造により長い時間を要し低コスト処理に
適さなくなってしまう。一方、薄膜にするとアルミニウ
ムまたはアルミニウム合金素材に均一な処理を施すこと
が困難であり、また、フィルム欠損時のダメージに対す
る耐久性が低下するためバリアー性が不充分である。従
って、硫酸陽極酸化皮膜の適正な膜厚に関して検討した
結果、膜厚が100〜1500オングストロームで良好
なバリヤー性が得られ、低コスト処理に適する皮膜が得
られることを究明し、本発明を完成したのである。
【0007】また、硫酸陽極酸化皮膜の表面粗さについ
て検討したところ、平均表面粗さRaと硫酸陽極酸化皮
膜に形成されるポア(穴)の深さとは相関があり、Ra
が大きくなりすぎ、硫酸陽極酸化皮膜に形成されるポア
(穴)が深くなり過ぎても、樹脂フィルムの密着性の増
加は期待できない。一方、Raが小さくなり過ぎると、
樹脂フィルムのポアへの入り込みが浅くなってしまい、
アンカー効果を期待できない。従って、硫酸陽極酸化皮
膜の適正な平均表面粗さに関して検討した結果、Ra
0.01〜0.1μmで良好な樹脂フィルム密着性が得
られ、フェザーリングの発生を防止できることを究明
し、本発明を完成したのである。
【0008】すなわち、請求項1記載の発明は、アルミ
ニウムまたはアルミニウム合金素材の少なくとも片面に
硫酸陽極酸化皮膜が設けられ、さらに該陽極酸化皮膜の
表面に熱可塑性樹脂フィルムが圧着されてなり、上記陽
極酸化皮膜の膜厚が100〜1500オングストローム
であることを特徴とするバリアー性に優れた表面処理ア
ルミニウム積層板を上記課題の解決手段とした。また、
請求項2記載の発明は、上記陽極酸化皮膜の平均表面粗
さRaが、0.01〜0.1μmであることを特徴とす
る請求項1記載のバリアー性に優れた表面処理アルミニ
ウム積層板を上記課題の解決手段とした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のバリアー性に優れ
た表面処理アルミニウム積層板の一実施形態について詳
しく説明する。本発明の表面処理アルミニウム積層板
は、アルミニウムまたはアルミニウム合金素材の少なく
とも片面に、硫酸陽極酸化皮膜(硫酸アルマイト皮膜)
が形成され、さらに該硫酸陽極酸化皮膜の表面に熱可塑
性樹脂フィルムが圧着されてなるものである。本発明で
用いられるアルミニウムまたはアルミニウム合金素材と
しては、主に材料硬度の観点から、Al−Mn系の30
00系合金、Al−Mg系の5000系合金が用いられ
ているが、本発明の趣旨からは特に限定されるものでは
なく、各種圧延板が適用される。また、これらの合金に
溶体化処理、時効処理などの種々の調質処理を施したも
のも用いられる。さらに、これらのアルミニウム合金の
表面にクラディングしたクラッド材も使用できる。本発
明においてはこれらの合金のなかでも、アルミニウムの
2ピース缶の蓋材として使用される5000系のものが
好ましい。
【0010】このような素材に対して前処理が施され
る。この前処理としては特に限定されず、要は素材の表
面に付着した油脂分を除去し、素材表面の不均質な酸化
物皮膜が除去できるものであればよい。例えば、弱アル
カリ性の脱脂液による脱脂処理を施したのち、水酸化ナ
トリウム水溶液でアルカリエッチングをしたのち、硝酸
水溶液中でデスマット処理を行う方法や、脱脂処理後に
酸洗浄を行う方法などが適宜選択して用いられる。ま
た、脱脂と同時に積極的にエッチングして材料が着色し
ない程度に表面を粗面化し、アンカー効果を増すことも
行われる。ここでのエッチングとしては、水酸化ナトリ
ウム等によるアルカリエッチング、硫酸、フッ化水素酸
等による酸エッチング、硝酸等の酸性溶液中での電解に
よるエッチングが利用できる。
【0011】ついで、この前処理が施された素材を電解
質溶液中で電解する陽極酸化処理を施すことにより、素
材の表面に硫酸陽極酸化皮膜を形成する。陽極酸化処理
は、プレス加工などの加工を施したものに対して行うこ
ともできるが、未加工の状態のアルミニウムまたはアル
ミニウム合金に対して連続して行うことが好ましい。多
量の素材に対して迅速に酸化処理を行うことが可能とな
るからである。
【0012】電解液としては、生成する陽極酸化皮膜を
溶解しにくく、かつ多孔質の陽極酸化皮膜を生成する電
解質である硫酸溶液が用いられる。硫酸溶液の濃度は、
10〜20vol%が好ましい。硫酸溶液の濃度が10
%より低濃度では浴電圧が高くなり陽極酸化皮膜(アル
マイト皮膜)ができにくく、ピットも発生し易くなって
しまう為であり、一方、20%を超えてもアルマイト皮
膜は形成されるが、電解浴の溶解力が強いので皮膜生成
率が悪いことがあるからである。電解浴の浴温は、好ま
しくは10℃〜30℃、より好ましくは15〜20℃の
範囲である。浴温が10℃未満では、浴電圧が大きくな
り穴数は少なくなるが明度が低下してしまい灰色化して
しまうからである。一方、浴温が30℃を超えると、浴
の化学溶解力が増加しアルマイト皮膜の生成率が低下す
るからである。この電解浴中で、アルミニウムまたはア
ルミニウム合金素材は、連続あるいは断続であっても陽
極となるように電源に接続されて電解される。陰極には
不溶性の導電材料が用いられる。
【0013】電解電流は、直流電流が用いられ直流電解
では直流密度0.5〜2A/dm2程度である。電流密
度が0.5A/dm2 未満では皮膜形成に長時間を要し
てしまい、アルミニウムまたはアルミニウム合金素材を
迅速に連続して電解することができない。一方、2A/
dm2 を超えると、皮膜やけ等の表面欠損が生じ易くな
る。電解時間は、2〜30秒程度で目的とする膜厚と電
解条件により選択して電解が行われる。硫酸陽極酸化皮
膜の膜厚は電解時間により調整される。印加電圧は、電
解液の濃度や種類や、電流密度により決まる。硫酸陽極
酸化皮膜の表面の穴深さや平均粗さRaは、電解電圧に
より調整することができ、例えば、穴深さを増加するに
は電解電圧を下げて処理される。
【0014】このような陽極酸化処理によって素材の表
面に厚さの均一な硫酸陽極酸化皮膜が形成される。硫酸
陽極酸化皮膜の膜厚は、100〜1500オングストロ
ーム、好ましくは200〜600オングストローム程度
である。膜厚が100オングストローム未満であると、
アルミニウムまたはアルミニウム合金素材に均一な処理
を施すことが困難であり、また、フィルム欠損時のダメ
ージに対する耐久性が低下するためバリアー性が不充分
で、型付け等の加工によりフィルム欠損部が生じた際
に、該フィルム欠損部から腐食性のある飲料等が侵入し
て下地のアルミニウムが腐食されて溶出し、内容物のフ
レーバー性が損なわれる恐れがある。一方、膜厚が15
00オングストロームを超えると、干渉色が生じるため
外観品質上好ましくなく、また、製造により長い時間を
要し、結果として製造コストが高くなってしまうからで
ある。
【0015】このようにして得られた硫酸陽極酸化皮膜
の表面には、ポア(穴)が形成されており、表面に凹凸
が設けられた状態となっている。このように硫酸陽極酸
化皮膜の表面に凹凸が形成されていると、硫酸陽極酸化
皮膜の表面に熱可塑性フィルムが圧着されたとき、これ
ら凹凸部に熱可塑性樹脂フィルムが食い込むことができ
るので、アンカー効果が高まり、熱可塑性樹脂フィルム
の密着性を向上させることができる。硫酸陽極酸化皮膜
の表面のポアの深さにより平均表面粗さRaが異なり、
好ましい平均表面粗さRaとしては0.01〜0.1μ
mの範囲である。硫酸陽極酸化皮膜の平均表面粗さRa
が0.01未満であると熱可塑性樹脂フィルムがポアに
入り込みにくくなってしまい、アンカー効果を期待でき
ず、樹脂フィルムの密着性が低下してしまう。一方、硫
酸陽極酸化皮膜の平均表面粗さRaが0.1μmより大
きくなり、ポアが深くなり過ぎても、樹脂フィルムの密
着性の増加は得られない。
【0016】本発明で用いられる熱可塑性樹脂フィルム
としては、上記硫酸陽極酸化皮膜の表面に熱融着により
圧着できる材料が用いられ、ポリエチレンテレフタレー
ト(PET),PET/イソフタレート,PET/アジ
ペート,ポリブチレンテレフタレート/イソフタレー
ト,ポリエチレンナフタレート,ポリエチレンナフタレ
ート/テレフタレート等を含有するポリエステルフィル
ム、あるいはエチレンテレフタレート単位が50モル%
以上を占め,グリコール類,ジカルボン酸類と共重合し
た共重合ポリエステルフィルム、低密度ポリエチレン、
中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度
ポリエチレン、ポリプロピレン、イオン架橋オレフィン
共重合体(アイオノマー)、エチレン−アクリル酸エス
テル共重合体等のポリオレフィンフィルム、PETが挙
げられる。熱可塑性樹脂フィルムの膜厚は、9〜20μ
m程度とされる。樹脂フィルムの膜厚が20μmを超え
ると、該フィルムが剥離したり、フェザーリングが生じ
てしまう。
【0017】硫酸陽極酸化皮膜が形成されたアルミニウ
ムまたはアルミニウム合金素材(以下、表面処理アルミ
ニウム素材という。)に熱可塑性樹脂フィルムを圧着す
るには、加熱された一対の圧着ロール間に二枚の熱可塑
性樹脂フィルムを送り出し、一方、ヒートロールにより
表面処理アルミニウム素材を上記熱可塑性樹脂フィルム
の溶融温度近くあるいは溶融温度以上に加熱するととも
に上記一対の圧着ロール間に送り出された二枚の熱可塑
性樹脂フィルム間に供給することにより、熱可塑性樹脂
フィルム間に表面処理アルミニウム素材を挟み、加圧下
で熱融着させればよい。このようにすると、表面処理ア
ルミニウム素材の両面に熱可塑性樹脂フィルムをラミネ
ートしたバリアー性に優れた表面処理アルミニウム積層
板が得られる。ここでの圧着ロールの温度は、保温程度
の温度で十分であり、熱可塑性樹脂フィルムとしてPE
Tが用いられた場合の温度は、80゜C程度である。ま
た、ヒートロールの温度としては、表面処理アルミニウ
ム素材を熱可塑性樹脂フィルムの溶融温度近くあるいは
溶融温度以上に加熱できる温度であればよく、熱可塑性
樹脂フィルムとしてPETが用いられた場合の温度は約
220〜260゜C程度である。なお、ヒートロールの
温度は、用いるPETの種類によっても異なる。また、
ロールによってかけられる線圧は、熱可塑性樹脂フィル
ムの材質や厚み等により適当に決定される。また、圧着
ロールの他に、ヒートプレス等によってもラミネートが
可能である。なお、ここでの熱融着ラミネート法は、表
面処理アルミニウム素材の両面の硫酸陽極酸化皮膜の表
面にそれぞれ熱可塑性樹脂フィルムを圧着させる場合に
ついて説明したが、表面処理アルミニウム素材の片面の
みに硫酸陽極酸化皮膜が形成されている場合には、該硫
酸陽極酸化皮膜側のみに熱可塑性樹脂フィルムを圧着す
る。
【0018】本発明の表面処理アルミニウム積層板にあ
っては、アルミニウムまたはアルミニウム合金素材の少
なくとも片面に膜厚が100〜1500オングストロー
ムの硫酸陽極酸化皮膜が設けられ、さらに該陽極酸化皮
膜の表面に熱可塑性樹脂フィルムが圧着されものである
ので、万一、型付け等の加工により熱可塑性樹脂フィル
ムに欠損部が生じて該欠損部から腐食性のある飲料等が
侵入してきた場合においても、上記硫酸陽極酸化皮膜は
皮膜の均一性が十分であり、しかも従来のリン酸クロメ
ート皮膜に比べて堅いためフィルム欠損時のダメージに
対する耐久性が優ており、下地のアルミニウムが溶出す
ることがなく、内容物のフレーバー性が損なわれること
を防止でき、バリアー性が優れる。また、硫酸陽極酸化
皮膜の膜厚を100〜1500オングストロームとした
ことにより、硫酸陽極酸化皮膜自体が無色透明膜であ
り、また、上記素材の表面が皮膜による光の干渉により
着色することもないので、外観品質も良好であり、ま
た、処理コストがかからないため、製造コストを低く抑
えることができる。また、上記硫酸陽極酸化皮膜は表面
にポアによる凹凸が形成されているため、これら凹凸が
熱可塑性樹脂フィルムとのアンカー効果を高めることが
でき、熱可塑性樹脂フィルムとの密着性に優れるため
に、缶タブを備える缶を開缶したときに、開缶タブの周
辺で熱可塑性樹脂フィルムが剥がれるフェザーリングが
発生せず、また、大幅な剥離により熱可塑性樹脂フィル
ムが延びて切断できなくなることもないので、開缶が容
易である。更に、本発明で形成される硫酸陽極酸化皮膜
は、Crが含まれないので、環境上においても問題がな
い。また、本発明において、特に、硫酸陽極酸化皮膜の
平均表面粗さRaを0.01〜0.1μmの範囲とした
ものにあっては、硫酸陽極酸化皮膜の表面のポアによる
凹凸が熱可塑性樹脂フィルムとのアンカー効果をより向
上し、熱可塑性樹脂フィルムとの密着性をより向上でき
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明を、実施例および比較例によ
り、具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例のみ
に限定されるものではない。 (実施例1)アルミニウム合金としてJIS5183合
金を用い、弱エッチング性の脱脂剤で脱脂処理した後、
濃度15%の硫酸溶液で、印加電圧15V、電流密度
1.5A/dm2、20℃、2秒の電解を施し、アルミ
ニウム合金の表面に厚さ100オングストロームの硫酸
陽極酸化皮膜を形成した。電解終了後、合金を水洗し、
70℃で乾燥を施し、表面処理アルミニウム材を得た。
ついで、80゜Cに加熱された一対の圧着ロール間に二
枚のPETフィルムを送り出し、一方、260゜Cに加
熱されたヒートロールにより上記表面処理アルミニウム
素材を200〜230゜Cに加熱するとともに上記一対
の圧着ロール間に送り出された二枚のPETフィルム間
に供給することにより、PETフィルム間に表面処理ア
ルミニウム素材を挟み、加圧下で熱融着させることによ
り、表面処理アルミニウム素材の両面にPETフィルム
をラミネートした表面処理アルミニウム積層板を得た。
ここで用いたPETフィルムの厚さは、10μmであっ
た。
【0020】(実施例2)実施例1と同様にしてアルミ
ニウム合金を脱脂処理した後、15%の硫酸溶液で、印
加電圧20V、電流密度1.5A/dm2、20℃、4
秒の電解を施し、アルミニウム合金素材の表面に厚さ2
00オングストロームの硫酸陽極酸化皮膜を形成した。
電解終了後、実施例1と同様にして表面処理アルミニウ
ム素材の両面にPETフィルムをラミネートした表面処
理アルミニウム積層板を得た。 (実施例3)実施例1と同様にしてアルミニウム合金を
脱脂処理した後、15%の硫酸溶液で、印加電圧20
V、電流密度1.5A/dm2、20℃、10秒の電解
を施し、アルミニウム合金素材の表面に厚さ500オン
グストロームの硫酸陽極酸化皮膜を形成した。電解終了
後、実施例1と同様にして表面処理アルミニウム素材の
両面にPETフィルムをラミネートした表面処理アルミ
ニウム積層板を得た。 (実施例4)実施例1と同様にしてアルミニウム合金を
脱脂処理した後、15%の硫酸溶液で、印加電圧20
V、電流密度1.5A/dm2、20℃、18秒の電解
を施し、アルミニウム合金素材の表面に厚さ900オン
グストロームの硫酸陽極酸化皮膜を形成した。電解終了
後、実施例1と同様にして表面処理アルミニウム素材の
両面にPETフィルムをラミネートした表面処理アルミ
ニウム積層板を得た。 (実施例5)実施例1と同様にしてアルミニウム合金を
脱脂処理した後、15%の硫酸溶液で、印加電圧20
V、電流密度1.5A/dm2、20℃、20秒の電解
を施し、アルミニウム合金素材の表面に厚さ1000オ
ングストロームの硫酸陽極酸化皮膜を形成した。電解終
了後、実施例1と同様にして表面処理アルミニウム素材
の両面にPETフィルムをラミネートした表面処理アル
ミニウム積層板を得た。
【0021】(実施例6)実施例1と同様にしてアルミ
ニウム合金を脱脂処理した後、15%の硫酸溶液で、印
加電圧15V、電流密度1.2A/dm2、20℃、8
秒の電解を施し、アルミニウム合金素材の表面に厚さ3
10オングストロームで、平均表面粗さR a0.01μ
mの硫酸陽極酸化皮膜を形成した。電解終了後、実施例
1と同様にして表面処理アルミニウム素材の両面にPE
Tフィルムをラミネートした表面処理アルミニウム積層
板を得た。 (実施例7)実施例1と同様にしてアルミニウム合金を
脱脂処理した後、15%の硫酸溶液で、印加電圧25
V、電流密度2A/dm2、20℃、7秒の電解を施
し、アルミニウム合金素材の表面に厚さ450オングス
トロームで、平均表面粗さRa0.01μmの硫酸陽極
酸化皮膜を形成した。電解終了後、実施例1と同様にし
て表面処理アルミニウム素材の両面にPETフィルムを
ラミネートした表面処理アルミニウム積層板を得た。
【0022】(実施例8)実施例1と同様にしてアルミ
ニウム合金を脱脂処理した後、15%の硫酸溶液で、印
加電圧15V、電流密度1.2A/dm2、20℃、1
8秒の電解を施し、アルミニウム合金素材の表面に厚さ
710オングストロームで、平均表面粗さRa0.05
μmの硫酸陽極酸化皮膜を形成した。電解終了後、実施
例1と同様にして表面処理アルミニウム素材の両面にP
ETフィルムをラミネートした表面処理アルミニウム積
層板を得た。 (実施例9)実施例1と同様にしてアルミニウム合金を
脱脂処理した後、15%の硫酸溶液で、印加電圧25
V、電流密度2A/dm2、20℃、13秒の電解を施
し、アルミニウム合金素材の表面に厚さ850オングス
トロームで、平均表面粗さRa0.05μmの硫酸陽極
酸化皮膜を形成した。電解終了後、実施例1と同様にし
て表面処理アルミニウム素材の両面にPETフィルムを
ラミネートした表面処理アルミニウム積層板を得た。
【0023】(実施例10)実施例1と同様にしてアル
ミニウム合金を脱脂処理した後、15%の硫酸溶液で、
印加電圧15V、電流密度1.2A/dm2、20℃、
30秒の電解を施し、アルミニウム合金素材の表面に厚
さ1210オングストロームで、平均表面粗さRa0.
1μmの硫酸陽極酸化皮膜を形成した。電解終了後、実
施例1と同様にして表面処理アルミニウム素材の両面に
PETフィルムをラミネートした表面処理アルミニウム
積層板を得た。 (実施例11)実施例1と同様にしてアルミニウム合金
を脱脂処理した後、15%の硫酸溶液で、印加電圧25
V、電流密度2A/dm2、20℃、20秒の電解を施
し、アルミニウム合金素材の表面に厚さ1350オング
ストロームで、平均表面粗さRa0.1μmの硫酸陽極
酸化皮膜を形成した。電解終了後、実施例1と同様にし
て表面処理アルミニウム素材の両面にPETフィルムを
ラミネートした表面処理アルミニウム積層板を得た。
【0024】(比較例1)実施例1と同様にしてアルミ
ニウム合金を脱脂処理した後、15%の硫酸溶液で、印
加電圧20V、電流密度1.5A/dm2、20℃、1
秒の電解を施し、アルミニウム合金素材の表面に厚さ9
0オングストロームの硫酸陽極酸化皮膜を形成した。電
解終了後、実施例1と同様にして表面処理アルミニウム
素材の両面にPETフィルムをラミネートした表面処理
アルミニウム積層板を得た。 (比較例2)実施例1と同様にしてアルミニウム合金を
脱脂処理した後、15%の硫酸溶液で、印加電圧20
V、電流密度1.5A/dm2、20℃、32秒の電解
を施し、アルミニウム合金素材の表面に厚さ1600オ
ングストロームの硫酸陽極酸化皮膜を形成した。電解終
了後、実施例1と同様にして表面処理アルミニウム素材
の両面にPETフィルムをラミネートした表面処理アル
ミニウム積層板を得た。 (比較例3)実施例1と同様にしてアルミニウム合金を
脱脂処理した後、15%の硫酸溶液で、印加電圧20
V、電流密度1.5A/dm2、20℃、36秒の電解
を施し、アルミニウム合金素材の表面に厚さ1800オ
ングストロームの硫酸陽極酸化皮膜を形成した。電解終
了後、実施例1と同様にして表面処理アルミニウム素材
の両面にPETフィルムをラミネートした表面処理アル
ミニウム積層板を得た。
【0025】(比較例4)実施例1と同様にしてアルミ
ニウム合金を脱脂処理した後、15%の硫酸溶液で、印
加電圧3V、電流密度0.2A/dm2、20℃、14
秒の電解を施し、アルミニウム合金素材の表面に厚さ9
0オングストロームで、平均表面粗さRa0.005μ
mの硫酸陽極酸化皮膜を形成した。電解終了後、実施例
1と同様にして表面処理アルミニウム素材の両面にPE
Tフィルムをラミネートした表面処理アルミニウム積層
板を得た。 (比較例5)実施例1と同様にしてアルミニウム合金を
脱脂処理した後、15%の硫酸溶液で、印加電圧3V、
電流密度0.2A/dm2、20℃、240秒の電解を
施し、アルミニウム合金素材の表面に厚さ1600オン
グストロームで、平均表面粗さRa0.005μmの硫
酸陽極酸化皮膜を形成した。電解終了後、実施例1と同
様にして表面処理アルミニウム素材の両面にPETフィ
ルムをラミネートした表面処理アルミニウム積層板を得
た。 (比較例6)実施例1と同様にしてアルミニウム合金を
脱脂処理した後、15%の硫酸溶液で、印加電圧15
V、電流密度1.2A/dm2、20℃、43秒の電解
を施し、アルミニウム合金素材の表面に厚さ1710オ
ングストロームで、平均表面粗さRa0.15μmの硫
酸陽極酸化皮膜を形成した。電解終了後、実施例1と同
様にして表面処理アルミニウム素材の両面にPETフィ
ルムをラミネートした表面処理アルミニウム積層板を得
た。 (比較例7)実施例1と同様にしてアルミニウム合金を
脱脂処理した後、15%の硫酸溶液で、印加電圧25
V、電流密度2A/dm2、20℃、28秒の電解を施
し、アルミニウム合金素材の表面に厚さ1850オング
ストロームで、平均表面粗さRa0.15μmの硫酸陽
極酸化皮膜を形成した。電解終了後、実施例1と同様に
して表面処理アルミニウム素材の両面にPETフィルム
をラミネートした表面処理アルミニウム積層板を得た。
【0026】(比較例8)実施例1と同様にしてアルミ
ニウム合金を脱脂処理した後、50℃、10%の水酸化
ナトリウム水溶液で、2分間エッチング処理し水洗し、
室温、10%の硝酸に1分間浸漬しデスマットした後、
リン酸クロメート処理剤(商品名アロジン)を溶解した
55℃の浴液をアルミニウム合金に3.0〜3.5秒間
噴霧した後に、水洗して60℃で乾燥を施すことによ
り、20mg/m2の付着量のリン酸クロメート皮膜が
形成された表面処理アルミニウム材を得た。表面処理
後、実施例1と同様にして表面処理アルミニウム素材の
両面にPETフィルムをラミネートした表面処理アルミ
ニウム積層板を得た。 (比較例9)実施例1と同様にしてアルミニウム合金を
脱脂処理した後、3%のシュウ酸溶液で、印加電圧25
V、電流密度1A/dm2、28℃、24秒の電解を施
し、アルミニウム合金素材の表面に厚さ1000オング
ストロームで、平均表面粗さRa0.01μmのシュウ
酸陽極酸化皮膜を形成した。電解終了後、実施例1と同
様にして表面処理アルミニウム素材の両面にPETフィ
ルムをラミネートした表面処理アルミニウム積層板を得
た。 (比較例10)実施例1と同様にしてアルミニウム合金
を脱脂処理した後、10%のクロム酸溶液で、印加電圧
30V、電流密度1A/dm2、50℃、24秒の電解
を施し、アルミニウム合金素材の表面に厚さ1000オ
ングストロームで、平均表面粗さRa0.01μmのク
ロム酸陽極酸化皮膜を形成した。電解終了後、実施例1
と同様にして表面処理アルミニウム素材の両面にPET
フィルムをラミネートした表面処理アルミニウム積層板
を得た。
【0027】(実験例)実施例1〜11、比較例1〜1
0で得られた表面処理アルミニウム積層板をそれぞれ缶
タブを備える缶蓋に加工して、缶タブを開けた際のPE
Tフィルムの剥離幅の程度を測定することにより密着性
を評価した。その結果を下記表1〜表2に示す。評価基
準は、剥離しなかったものを(◎)、0〜0.1mm程
度剥離したものを(○)、0.1〜0.5mm程度剥離
したものを(△)、0.6mm以上剥離したものを
(×)とした。また、実施例1〜11、比較例1〜10
で得られた表面処理アルミニウム積層板のPETフィル
ムにピンホールを形成させて、缶タブを備える缶蓋に加
工し、これを底部を備えた飲料缶本体に取り付けてリキ
ュールを入れて14日間保存した後に、開缶して味覚で
アルミニウム臭の混入の有無を調べることにより、フレ
ーバー性を評価した。その結果を下記表1〜表2に示
す。評価基準は、アルミニウム臭が感じられないものを
(○)、ややアルミニウム臭がするものを(△)、明ら
かにアルミニウム臭がするものを(×)とした。また、
実施例1〜11、比較例1〜10で得られた表面処理ア
ルミニウム材の着色の程度を、無処理のアルミニウム材
と目視で比較することにより着色性について評価した。
その結果を下記表1〜表2に示す。評価基準は、無処理
のアルミニウム材と差がないもの(着色が感じられない
もの)を(○)、やや着色が感じられるものを(△)、
明らかに着色が感じられるものを(×)とした。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明のバリアー性
に優れた表面処理アルミニウム積層板にあっては、アル
ミニウムまたはアルミニウム合金素材の少なくとも片面
に膜厚が100〜1500オングストロームの硫酸陽極
酸化皮膜が形成され、さらに該陽極酸化皮膜の表面に熱
可塑性樹脂フィルムが圧着されてなるものであるので、
クロムを使用することなく、熱可塑性樹脂フィルムの密
着性が優れ、フェザーリングの発生を防止でき、しかも
型付け等の加工によるフィルム欠損部から溶出するアル
ミニウムに起因して内容物のフレーバー性が損なわれる
ことを防止できうえ、製造コストを低く抑えることがで
きるという利点がある。また、本発明において、特に、
上記陽極酸化皮膜の平均表面粗さRaを0.01〜0.
1μmとしたものにあっては、硫酸陽極酸化皮膜の表面
のポアによる凹凸が熱可塑性樹脂フィルムとのアンカー
効果をより向上し、熱可塑性樹脂フィルムとの密着性を
より向上できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムまたはアルミニウム合金素
    材の少なくとも片面に硫酸溶液を用いて形成した陽極酸
    化皮膜が設けられ、さらに該陽極酸化皮膜の表面に熱可
    塑性樹脂フィルムが圧着されてなり、前記陽極酸化皮膜
    の膜厚が100〜1500オングストロームであること
    を特徴とするバリアー性に優れた表面処理アルミニウム
    積層板。
  2. 【請求項2】 上記陽極酸化皮膜の平均表面粗さR
    aが、0.01〜0.1μmであることを特徴とする請
    求項1記載のバリアー性に優れた表面処理アルミニウム
    積層板。
JP25722397A 1997-09-22 1997-09-22 バリアー性に優れた表面処理アルミニウム積層板 Pending JPH1191034A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25722397A JPH1191034A (ja) 1997-09-22 1997-09-22 バリアー性に優れた表面処理アルミニウム積層板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25722397A JPH1191034A (ja) 1997-09-22 1997-09-22 バリアー性に優れた表面処理アルミニウム積層板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1191034A true JPH1191034A (ja) 1999-04-06

Family

ID=17303387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25722397A Pending JPH1191034A (ja) 1997-09-22 1997-09-22 バリアー性に優れた表面処理アルミニウム積層板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1191034A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004055248A1 (ja) * 2002-12-16 2004-07-01 Corona International Corporation アルミニウム材と合成樹脂成形体の複合品及びその製造法
JP2010064296A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Mitsubishi Alum Co Ltd 遮熱シート
JP2019151899A (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 株式会社ジェイテクト アルミニウム部品の製造方法及びアルミニウム部品の製造装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004055248A1 (ja) * 2002-12-16 2004-07-01 Corona International Corporation アルミニウム材と合成樹脂成形体の複合品及びその製造法
JPWO2004055248A1 (ja) * 2002-12-16 2006-04-20 コロナインターナショナル株式会社 アルミニウム材と合成樹脂成形体の複合品及びその製造法
JP4541153B2 (ja) * 2002-12-16 2010-09-08 コロナインターナショナル株式会社 アルミニウム材と合成樹脂成形体の複合品の製造法及びその複合品
US7841577B2 (en) 2002-12-16 2010-11-30 Corona International Corporation Composite of aluminum material and synthetic resin molding and process for producing the same
US7919032B2 (en) 2002-12-16 2011-04-05 Corona International Corporation Process for producing composite of aluminum material and synthetic resin molding
JP2010064296A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Mitsubishi Alum Co Ltd 遮熱シート
JP2019151899A (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 株式会社ジェイテクト アルミニウム部品の製造方法及びアルミニウム部品の製造装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3073530B2 (ja) 熱可塑性樹脂被覆アルミニウム合金板、その製造方法及び製造装置
JP3117727B2 (ja) 熱可塑性樹脂被覆アルミニウム合金板、その製造方法及び製造装置
TW201224206A (en) Steel sheet for container and method for manufacturing therefor
JPWO1997035717A1 (ja) 熱可塑性樹脂被覆アルミニウム合金板、その製造方法及び製造装置
US6500558B2 (en) Surface-treated aluminum material with superior adhesive properties and production method therefor
JP3703944B2 (ja) 2ピース缶用の表面処理アルミニウム材及び2ピース缶用の表面処理アルミニウム材の製造方法
JPH1191034A (ja) バリアー性に優れた表面処理アルミニウム積層板
JP2711947B2 (ja) 加工耐食性に優れた薄肉化深絞り缶用樹脂被覆錫めっき鋼板の製造方法
JP3853702B2 (ja) 表面処理アルミニウム材の製造方法
JP4455192B2 (ja) 熱可塑性樹脂被覆アルミニウム板
JP3933751B2 (ja) 開缶タブを備えた2ピース缶蓋材用の表面処理アルミニウム材の製造方法
JP2007217728A (ja) 表面処理鋼板およびその製造方法、ならびに樹脂被覆鋼板、缶および缶蓋
JP3386143B2 (ja) 缶蓋用樹脂被覆アルミニウム合金板
JP3478837B2 (ja) アルミニウム合金板の表面処理方法、表面処理アルミニウム合金板、および熱可塑性樹脂被覆アルミニウム合金板
JPH08276533A (ja) 被覆金属板
JPH0780277B2 (ja) 加工性に優れたポリエステル樹脂被覆金属板及びその製造方法
JPH11147280A (ja) フィルム密着性に優れた表面処理アルミニウム積層板
JP2696729B2 (ja) 加工密着性に優れた有機樹脂被覆用表面処理鋼板の製造方法
JPWO1998056577A1 (ja) 缶蓋用樹脂被覆アルミニウム合金板
JP4339046B2 (ja) 樹脂被覆アルミニウム材の製造方法
JP5023468B2 (ja) 缶又は缶蓋用表面処理金属板およびその製造方法、ならびに缶又は缶蓋用樹脂被覆金属板、金属缶および缶蓋
JP4376475B2 (ja) 接着性に優れた表面処理アルミニウム材料およびその製造方法
JP4626518B2 (ja) 表面処理金属板およびその製造方法、ならびに樹脂被覆金属板、金属缶および缶蓋
JP4626485B2 (ja) 表面処理金属板およびその製造方法、ならびに樹脂被覆金属板、金属缶および缶蓋
JPWO1998051840A1 (ja) アルミニウム合金板の表面処理方法、表面処理アルミニウム合金板、および熱可塑性樹脂被覆アルミニウム合金板