JPH1192546A - 硬化性樹脂組成物 - Google Patents

硬化性樹脂組成物

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JPH1192546A
JPH1192546A JP25629197A JP25629197A JPH1192546A JP H1192546 A JPH1192546 A JP H1192546A JP 25629197 A JP25629197 A JP 25629197A JP 25629197 A JP25629197 A JP 25629197A JP H1192546 A JPH1192546 A JP H1192546A
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compound
resin
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JP25629197A
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Takeo Yamaguchi
岳男 山口
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Artience Co Ltd
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】保存安定性にすぐれ、室温で硬化可能な樹脂組
成物を提供する。 【解決手段】1分子中にアクリル基またはメタクリル基
を2個以上有し、重量平均分子量が1000未満の化合
物(a)20〜95重量%、および、1分子中にアミノ
性の活性水素を2個以上有する化合物(b)5〜80重
量%をマイケル付加反応させてなる樹脂(A)、アミノ
基以外の活性水素を有する樹脂(B1)、および、エポ
キシ基を有する化合物(C)からなる硬化性樹脂組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗料、接着剤、粘
着剤、インキ、充填剤、成形材料用の利用される、塗布
または型中に注入後、室温で硬化する樹脂組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】アセトアセトキシ基に代表される、カル
ボニル基などの活性水素を利用した硬化性樹脂組成物
は、USP4,408,018号公報、特開平1−12
1341号公報、特開平1−204919号公報、US
P5,017,649号公報、特開平6−167355
号公報、特開平7−173262号公報などに例示され
ている。これらは、それぞれ、硬化触媒に特徴をもって
いるが、いずれも、硬化触媒が樹脂と相互に混ざらな
い、室温では十分な硬化を示さない、あるいは、塗布前
の塗工液の状態で1週間以上の保存ができないという問
題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】発明者らは、エポキシ
化合物およびアミン性活性水素と(メタ)アクリル基と
の反応によって得た樹脂の混合物が、活性水素と(メ
タ)アクリル基との反応を著しく促進することを見出し
た。そして、これを使用して、室温で放置するだけで、
硬化可能であり、保存安定性に優れた樹脂組成物を提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、1分子中にア
クリル基またはメタクリル基を2個以上有し、重量平均
分子量が1000未満の化合物(a)20〜95重量
%、および、1分子中にアミノ性の活性水素を2個以上
有する化合物(b)5〜80重量%をマイケル付加反応
させてなる重量平均分子量が1,000〜1,000,
000の樹脂(A)、アミノ基以外の活性水素を有する
樹脂(B1)、および、エポキシ基を有する化合物
(C)からなる硬化性樹脂組成物に関する。また、1分
子中にアクリル基またはメタクリル基を2個以上有し、
重量平均分子量が1000未満の化合物(a)20〜9
5重量%、および、1分子中にアミノ性の活性水素を2
個以上有する化合物(b)5〜80重量%をマイケル付
加反応させてなる重量平均分子量が1,000〜1,0
00,000の樹脂(A)、および、アミノ基以外の活
性水素およびエポキシ基を有する樹脂(B2)からなる
硬化性樹脂組成物に関する。また、アミノ基以外の活性
水素が、カルボニル基、カルボキシル基、カルバモイル
基、シアノ基、またはニトロ基から独立して選ばれる2
個または3個の官能基で置換されたメチン水素またはメ
チレン水素であることを特徴とする上記硬化性樹脂組成
物に関する。さらに、化合物(a)を樹脂組成物全体に
対して、1〜80重量%含むことを特徴とする上記硬化
性樹脂組成物に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で使用される、1分子中に
アクリル基またはメタクリル基を2個以上有し、重量平
均分子量が1000未満の化合物(a)としては、例え
ば、多官能アルコールまたは多官能フェノールのポリ
(メタ)アクリル酸エステルが挙げられる。
【0006】具体的には、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレン
グリコール、トリエチレングリコール、トリプロピレン
グリコール、テトラエチレングリコール、テトラプロピ
レングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、ブタンジオール、2,2−ジメチルプ
ロパンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール
などの二官能アルコールのジ(メタ)アクリレート、
【0007】フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、マレイ
ン酸、コハク酸、マロン酸、ヘキサン二酸などの二官能
カルボン酸のポリアルキレングリコール変性物またはエ
ピクロルヒドリン変性物のジ(メタ)アクリレート、ト
リメリト酸、ピロメリト酸、ヘキサヒドロピロメリト酸
などの3価以上のカルボン酸のポリアルキレングリコー
ル変性物またはエピクロルヒドリン変性物のポリ(メ
タ)アクリレート、ビスフェノールA誘導体のエピクロ
ルヒドリン変性物のジ(メタ)アクリレート、イソシヌ
ル酸誘導体のポリアルキレングリコール変性物のポリ
(メタ)アクリレート、
【0008】グリセリン、トリメチロールプロパン、ペ
ンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、マンニ
トール、ソルビトールなどの多官能アルコール、または
そのポリアルキレングリコール変性物、または、エピク
ロルヒドリン変性物のポリ(メタ)アクリート、カテコ
ール、レゾルシン、ヒドロキノン、フロログリシン、ピ
ロガロールなどの多官能フェノールのポリ(メタ)アク
リレートなどが挙げられる。これらは、2種以上用いて
もよい。
【0009】また、本発明で使用される、1分子中にア
ミノ性の活性水素を2個以上有する化合物(b)として
は、アンモニアのほか、メチルアミン、エチルアミン、
プロピルアミン、ブチルアミン、ペンチルアミン、ヘキ
シルアミン、シクロヘキシルアミン、ヘプチルアミン、
オクチルアミン、メチルヒドラジン、エチルヒドラジ
ン、ベンジルアミン、フェネチルアミン、N,N−ジメ
チルプロピルアミンなどのアルキレン鎖、および1級ア
ミノ基を1個有するアミン、メトキシエトキシエトキシ
エチルアミン、メトキシプロピルプロピルアミン、メト
キシポリエチレンオキシエチルアミンなどのポリアルキ
レン鎖、および1級アミノ基を1個有するアミン、エチ
レンジアミン、プロピレンジアミン、1,6−ヘキサジ
アミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミ
ン、メラミンなど、1級アミノ基を2個以上有するアミ
ン、N,N’−ジメチルエチレンジアミンなど2級アミ
ンを2個以上有するアミン、また、ピペラジンなどの環
状アミン、アリルアミンなどの不飽和二重結合を有する
アミン、エタノールアミンなどの官能基を有するアミン
などが挙げられる。また、上記1級アミンを2個以上有
するアミンを、例えば、エチルアクリレートまたは塩化
メチルなどで、一部の活性水素を置換して得られる、2
個以上の2級アミンを有する化合物を用いてもよい。こ
れらのアミンは、2種以上用いてもよい。
【0010】本発明で使用される樹脂(A)は、1分子
中にアクリル基またはメタクリル基を2個以上有し、重
量平均分子量が1000未満の化合物(a)20〜95
重量%、および、1分子中に1個以上の1級アミノ基、
または2個以上の2級アミノ基を有する化合物(b)5
〜80重量%を反応させて得られる。この反応は、化合
物(a)の(メタ)アクリル基と、化合物(b)のアミ
ノ基との間で、マイケル付加させることによる重合反応
である。マイケル付加反応は、一般に知られているよう
に、化合物(a)および化合物(b)を、常圧で、容器
内で撹拌または振動させて反応させる。樹脂(A)は、
無溶媒中でも合成可能であるが、N,N−ジメチルホル
ムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、ヘキサメチ
ルホスホラストリアミドなどのアミド系溶媒、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノールなどのアル
コール系溶媒、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラ
ヒドロフランなどのエーテル系溶媒、あるいは水などの
溶媒中を用いると、反応速度が向上する。
【0011】反応時の温度は化合物(a)がアクリル基
を含む時は、室温で反応して樹脂(A)となるが、分子
量向上のために、室温で放置後、溶媒環流温度まで、加
熱してもよい。反応時間は、5分から3日程度の条件で
反応させる。得られた樹脂(A)は、石油エーテル、ヘ
キサンなどで沈降精製を行い、低分子量成分を除去する
と、硬化後の物性が向上し、好ましい。
【0012】樹脂(A)の重量平均分子量は、例えば、
GPC(ゲル浸透クロマトグラフィ)でスチレン換算
で、1,000〜1,000,000であることが好ま
しい。より好ましくは、3,000〜500,000で
ある。これより小さい場合には、低分子量成分により硬
化が不良となることがある。また、これより大きい場合
は、樹脂(B)との相溶性が悪くなる。樹脂(A)の重
量平均分子量を、1000以上にするためには、化合物
(a)として1分子中に(メタ)アクリル基を3個以上
有する化合物、または、化合物(b)として1分子中に
アミノ性の活性水素を3個以上有する化合物を、併用す
ることが推奨される。
【0013】樹脂(A)を合成する際には、化合物
(a)と、化合物(b)の配合量比は、理論的には、化
合物(a)の(メタ)アクリル基の化学当量と、化合物
(b)のアミノ性の活性水素の化学当量が等しいのが好
ましいはずである。しかし、実際には、反応液の粘度な
どの影響があり、必ずしも、硬化性に化学当量の比率は
関係していない。そのため、樹脂(A)の重量分子量を
1000以上にするためには、化合物(a)20〜95
重量%、および、化合物(b)5〜80重量%の間で、
その組み合わせの最適値を選択することになる。
【0014】次に、本発明で使用されるアミノ基以外の
活性水素を有する樹脂(B1)、および、アミノ基以外
の活性水素およびエポキシ基を有する樹脂(B2)のア
ミノ基以外の活性水素とは、水酸基、メルカプト基、カ
ルボキシル基のほか、一般式1で示すような活性水素が
挙げられる。 −X−CH(Y)−Z− (一般式1) (ここで、X、Y、Zは、特に限定はないが、少なくと
も1つは、カルボニル基、カルボキシル基、カルバモイ
ル基、シアノ基、またはニトロ基から選ばれる官能基を
示す。)
【0015】活性水素が、カルボニル基、カルボキシル
基、カルバモイル基、シアノ基、またはニトロ基から、
独立して選ばれる2個以上の官能基で置換されたメチン
水素、またはメチレン水素であることが、特に、好まし
い。これは、上記一般式1では、X、Y、Zのうち、少
なくとも2つが上記官能基を有する場合である。このよ
うな活性水素として、マロン酸残基(X、Z=カルボキ
シル基、Y=H)、アセトアセチル基(X=カルボニル
基、Y=H、Z=カルボキシル基)、アセトカルバモイ
ル基(X=カルボニル基、Y=H、Z=カルバモイル
基)、シアノ酢酸残基(X=シアノ基、Y=H、Z=カ
ルボキシル)、ニトロ酢酸残基(X=ニトロ基、Y=
H、Z=カルボキシル基)などが挙げられる。
【0016】樹脂(B1)または樹脂(B2)が、これ
らの活性水素を有するためには、これらの活性水素を有
するモノマを重合させて得る方法がある。例えば、2−
ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−メルカプ
トエチル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸、
アセトアセトキシエチル(メタ)アクリレートなどの活
性水素を有する(メタ)アクリル酸エステルをビニル重
合させる方法がある。
【0017】また、上記、活性水素を有する(メタ)ア
クリル酸エステルに、さらに、スチレン、ビニルピリジ
ン、ビニルピロリドン、酢酸ビニルなどのビニルモノ
マ、(メタ)アクリル酸アルキルエステル、(メタ)ア
クリル酸ポリ(アルキルオキシ)エステルなどの(メ
タ)アクリルモノマとの共重合体も好適に用いられる。
【0018】樹脂(B2)の場合は、さらに、グリシジ
ル(メタ)アクリレートなどのエポキシ基を有するモノ
マを共重合させる必要がある。
【0019】このほか、末端に、水酸基を有するエポキ
シ樹脂、フェノキシ樹脂、繰り返し単位に水酸基を有す
る、ビスフェノール誘導体とエピクロルヒドリン誘導体
の重合物などが樹脂(B1)の例として挙げられる。ま
た、樹脂(B1)と樹脂(B2)を、混合して用いても
よい。
【0020】樹脂(B)の重量平均分子量は、例えば、
GPC(ゲル浸透クロマトグラフィ)でスチレン換算
で、1,000〜2,000,000であることが好ま
しい。より好ましくは、10,000〜1,000,0
00である。これより小さい場合には、低分子量成分に
より硬化が不良となることがある。また、これより大き
い場合は、樹脂(A)との相溶性が悪くなる。
【0021】本発明で使用されるエポキシ基を有する化
合物(C)は、エピクロルヒドリン、フェニルグリシジ
ルエーテル、スチレンオキサイド、シクロヘキセンオキ
シド、ブテンオキサイド、グリシジル(メタ)アクリレ
ート、グリシジルシンナメート、アリルフェニルエーテ
ル、ビニルシクロヘキセンモノエポキサイド、1,3−
ブタジエンモノエポキサイドなどが挙げられる。これら
は、2種以上用いてもよい。
【0022】化合物(C)は、樹脂(A)、樹脂(B
1)または樹脂(B2)の樹脂全体に対して、1〜10
0重量%の比率で加えて用いるのが好ましい。樹脂(B
2)を用いた場合は、化合物(C)は必須ではないが、
好適に用いられる。この場合、樹脂(B2)のエポキシ
モノマと、化合物(C)の合計が樹脂全体に対して1〜
100重量%の比率で加えて用いるのが好ましい。
【0023】本発明の樹脂組成物の硬化性を向上するた
めに、前記化合物(a)を、樹脂全体に対して1〜80
重量%の比率で加えて用いることが好ましい。
【0024】樹脂(A)、樹脂(B1)または樹脂(B
2)、および必要に応じて、化合物(C)または化合物
(a)は、容器内で撹拌、回転、または振動させて混合
して樹脂組成物とさせる。このとき、150℃以下の熱
を加えて、均一な混合を促進してもよい。また、チタン
白、各種顔料などの着色剤、滑剤などを添加してもよ
い。光処理する場合は、さらに、各種増感色素を添加し
てもよい。
【0025】本発明の樹脂組成物は、室温で硬化する
が、熱、光または電子線の処理により、硬化を促進させ
てもよい。熱処理する場合は、250℃以下で加熱す
る。熱源に特に限定はないが、一般的には、熱循環式オ
ーブン、あるいは、加熱ロールが用いられる。光処理す
る場合、光源に特に限定はなく、水銀ランプ、キセノン
ランプ、メタルハライドランプ、蛍光灯、白熱灯、各種
レーザなどが挙げられる。また、電子線で処理する場合
は、各種の中低圧電子加速器が用いられる。
【0026】
【実施例】次に本発明を実施例により、更に詳細に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0027】(合成例1)ブチルアミン(BA)3.6
5g、2,2−ジメチルプロパン1,3−ジオールジア
クリレート(NP)5.31g、および、トリメチロー
ルプロパントリアクリレート(TMP)7.41gをメ
タノール15.0g中で、室温で、1晩撹拌して、樹脂
(A−1)溶液を得た。その重量平均分子量を表2に示
した。 (合成例2〜5)合成例1のブチルアミンの代わりに、
表1に示した化合物(b)を、合成例1の2,2−ジメ
チルプロパン1,3−ジオールジアクリレートの代わり
に表1に示した化合物(a)を用いて、樹脂溶液(A−
1)〜(A−10)を得た。その重量平均分子量を表2
に示した。なお表中、HAはヘキシルアミン、OAオク
チルアミン、9EGは、ポリエチレングリコールジアク
リレート(共栄社化学製)、BPはプロピレンオキサイ
ド変性ビスフェノールAジアクリレート(共栄社化学
製)、DCPは水添ジシクロペンタジエニルジアクリレ
ート(共栄社化学製)、PE3は、ペンタエリスリトー
ルトリアクリレート、PE4は、ペンタエリスリトール
テトラアクリレート、DPEはジペンタエリスリトール
ヘキサアクリレートを示す。
【0028】 表1 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合成例(樹脂溶液) 化合物(a) 化合物(b) ()内は、g数 ()内は、g数 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1(A−1) BA(3.65) NP(5.31) TMP(7.41) 2(A−2) BA(3.65) NP(6.37) TMP(5.93) 3(A−3) BA(3.65) 9EG(13.06) PE3(7.45) 4(A−4) HA(5.06) BP(14.22) PE4(8.81) 5(A−5) OA(6.46) DCP(7.55) DPE(14.46) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0029】 表2 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合成例(樹脂溶液) スチレン換算重量平均分子量 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1(A−1) 3.0×103 2(A−2) 2.5×103 3(A−3) 2.0×103 4(A−4) 3.5×103 5(A−5) 4.0×103 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0030】(合成例6)2−アセトアセトキシエチル
メタクリレート(AAEM)50gと、メチルメタクリ
レート(MMA)50g、アゾビスイソブチロニトリル
3gを酢酸エチル100gに溶解し、窒素雰囲気下、環
流温度で8時間反応させて、樹脂溶液(B1−1)を得
た。 (合成例7〜10)合成例6のアセトアセトキシエチル
メタクリレートと、メチルメタクリレートの代わりに、
表3に示したモノマを用いて、樹脂溶液(B1−2)〜
(B2−2)を得た。その重量平均分子量を表4に合わ
せて示した。表中、STはスチレン、CAEMは2−シ
アノアセトキシエチルメタクリレート、BMAはブチル
メタクリレート、GMAはグリシジルメタクリレート、
HEMAは2−ヒドロキシエチルメタクリレートを表
す。
【0031】 表3 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合成例(樹脂溶液) モノマ ()内はg数 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 6(B1−1) AAEM(50)MMA(50) 7(B1−2) AAEM(50)ST(50) 8(B1−3) CAEM(50)BMA(50) 9(B2−1) AAEM(50)MMA(45)GMA(5) 10(B2−2) HEMA(5)MMA(90)GMA(5) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0032】 表4 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 合成例(樹脂溶液) スチレン換算重量平均分子量 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 6(B1−1) 4.7×104 7(B1−2) 5.4×104 8(B1−3) 4.6×104 9(B2−1) 6.0×104 10(B2−2) 6.5×104 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0033】(実施例1)樹脂(A−1)溶液100
g、樹脂(B1−1)溶液100g、およびフェニルグ
リシジルエーテル(PGE)20gを、室温で3時間撹
拌混合後、ガラス板に厚さ50μmでキャスト塗工し、
1晩室温で、乾燥させたのち、酢酸エチルに、30分浸
漬し、抽出残量を表4に示した。また、この混合樹脂溶
液の状態を表4に示した。 (実施例2〜9)実施例1の樹脂(A−1)溶液の代わ
りに、表5に示した樹脂溶液を、実施例1の樹脂(B1
−1)溶液の代わりに表5に示した樹脂溶液を用いて、
あとは、実施例1と同様の操作を行った。その結果を表
6に示した。 (実施例10,11)実施例1のPGEの代わりに、表
5に示した化合物(C)を用いて、あとは、実施例1と
同様の操作を行った。その結果を表6に示した。 (実施例12,13)実施例1のうち、樹脂(A−1)
溶液と、樹脂(B1−1)の樹脂の量を、表5に示した
分量で、あとは、実施例1と同様の操作を行った。その
結果を表6に示した。 (実施例14)実施例1の組成に、さらに、トリメチロ
ールプロパントリアクリレート(TMP)を20g加
え、あとは実施例1と同様の操作を行った結果を表6に
合わせて示した。
【0034】(比較例1〜3)表5に示した組成で、実
施例1と同様の評価方法で、操作を行った結果を、表6
に合わせて示した。
【0035】 表5 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例 樹脂(A)溶液 樹脂(B)溶液 化合物(C) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1 (A−1) (B1−1) PGE 2 (A−1) (B1−2) PGE 3 (A−1) (B1−3) PGE 4 (A−1) (B2−1) PGE 5 (A−1) (B2−2) なし 6 (A−2) (B1−1) PGE 7 (A−3) (B1−1) PGE 8 (A−4) (B1−1) PGE 9 (A−5) (B1−1) PGE 10 (A−1) (B1−1) GMA 11 (A−1) (B1−2) GMA 12 (A−1) (B1−1) PGE 13 (A−1) (B1−1) PGE 14 (A−1) (B1−1) PGE 比較例1 (A−1) なし PGE 比較例2 なし (B1−1) PGE 比較例3 (A−1) (B1−1) なし −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0036】 表6 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実施例 酢酸エチル抽出残量(%) 1週間後の塗工液の状態 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1 90 良好 2 88 良好 3 90 良好 4 85 良好 5 75 良好 6 85 良好 7 80 良好 8 80 良好 9 80 良好 10 85 良好 11 80 良好 12 80 良好 13 80 良好 14 95 良好 比較例1 0 良好 比較例2 0 良好 比較例3 0 良好 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【発明の効果】本発明により、保存安定性にすぐれ、室
温で硬化可能な樹脂組成物が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09D 179/00 C09D 179/00 C09J 163/00 C09J 163/00 179/00 179/00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1分子中にアクリル基またはメタクリル
    基を2個以上有し、重量平均分子量が1000未満の化
    合物(a)20〜95重量%、および、1分子中にアミ
    ノ性の活性水素を2個以上有する化合物(b)5〜80
    重量%をマイケル付加反応させてなる重量平均分子量が
    1,000〜1,000,000の樹脂(A)、アミノ
    基以外の活性水素を有する樹脂(B1)、および、エポ
    キシ基を有する化合物(C)からなる硬化性樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】 1分子中にアクリル基またはメタクリル
    基を2個以上有し、重量平均分子量が1000未満の化
    合物(a)20〜95重量%、および、1分子中にアミ
    ノ性の活性水素を2個以上有する化合物(b)5〜80
    重量%をマイケル付加反応させてなる重量平均分子量が
    1,000〜1,000,000の樹脂(A)、およ
    び、アミノ基以外の活性水素およびエポキシ基を有する
    樹脂(B2)からなる硬化性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】アミノ基以外の活性水素が、カルボニル
    基、カルボキシル基、カルバモイル基、シアノ基、また
    はニトロ基から独立して選ばれる2個または3個の官能
    基で置換されたメチン水素またはメチレン水素であるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の硬化性樹脂組成
    物。
  4. 【請求項4】さらに、化合物(a)を樹脂組成物全体に
    対して、1〜80重量%含むことを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載の硬化性樹脂組成物。
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