JPH1193919A - 固定構造及び固定具 - Google Patents
固定構造及び固定具Info
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- JPH1193919A JPH1193919A JP25493597A JP25493597A JPH1193919A JP H1193919 A JPH1193919 A JP H1193919A JP 25493597 A JP25493597 A JP 25493597A JP 25493597 A JP25493597 A JP 25493597A JP H1193919 A JPH1193919 A JP H1193919A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 締結される部材に剪断力が働いた時に生じる
ズレを防止でき、しかも従来技術における嵌合孔の前加
工と厳密な孔位置精度が不要となる固定構造と固定具を
提供することである。 【解決手段】 本発明は、異径の締結孔31、41を有
する複数の部材3、4をボルト1とナット2で締結する
固定構造であって、ボルト1が、先端に向かって径小の
テーパー付き軸部12と、この軸部12の径大側に設け
られた頭部11と、径小側に設けられたネジ軸13とで
構成され、ネジ軸13の外径がテーパー付き軸部12の
径小側外径と略同じになされ、前記テーパー付き軸部1
2の外周が、それぞれの締結孔31、41に係止されて
いるものである。
ズレを防止でき、しかも従来技術における嵌合孔の前加
工と厳密な孔位置精度が不要となる固定構造と固定具を
提供することである。 【解決手段】 本発明は、異径の締結孔31、41を有
する複数の部材3、4をボルト1とナット2で締結する
固定構造であって、ボルト1が、先端に向かって径小の
テーパー付き軸部12と、この軸部12の径大側に設け
られた頭部11と、径小側に設けられたネジ軸13とで
構成され、ネジ軸13の外径がテーパー付き軸部12の
径小側外径と略同じになされ、前記テーパー付き軸部1
2の外周が、それぞれの締結孔31、41に係止されて
いるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボルト、ナットで
締結する固定構造及びボルトとナットとからなる固定具
に関する。
締結する固定構造及びボルトとナットとからなる固定具
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の部材を接合するには、溶接
するか、あるいは高力ボルト、ナットからなる固定具で
締結し、その部材間の剪断によるズレを接合面に働く摩
擦力でずれないようにしている。しかし、溶接は手慣れ
た熟練工や設備の導入が必要となるし、高力ボルト、ナ
ットは締結時のトルク管理などの品質管理が難しいとい
う問題がある。また、ボルト、ナットからなる固定具の
接合において、ボルト孔径をボルト軸径と略一致させ、
ズレを少なくすることができるが、ズレが生じるまでは
剪断力を伝えることができないし、多数のボルト、ナッ
トを使用する建築現場では、ボルト孔径の高い精度が必
要である。
するか、あるいは高力ボルト、ナットからなる固定具で
締結し、その部材間の剪断によるズレを接合面に働く摩
擦力でずれないようにしている。しかし、溶接は手慣れ
た熟練工や設備の導入が必要となるし、高力ボルト、ナ
ットは締結時のトルク管理などの品質管理が難しいとい
う問題がある。また、ボルト、ナットからなる固定具の
接合において、ボルト孔径をボルト軸径と略一致させ、
ズレを少なくすることができるが、ズレが生じるまでは
剪断力を伝えることができないし、多数のボルト、ナッ
トを使用する建築現場では、ボルト孔径の高い精度が必
要である。
【0003】そこで、特公昭40−10881号公報に
記載されているテーパー付きボルト(連結ピン)と円筒
付きのナットとからなる固定具が知られている(図5参
照)。図に示すように、上記テーパー付きボルト1A
は、テーパー部12Aとネジ軸13Aとからなり、ナッ
ト2Aは、ナット本体21Aと、円筒部22Aとからな
っている。このナット2Aの円筒部22Aを部材4Aの
ピン孔に嵌合し、ナット2Aを回すと、ボルト1Aが引
き寄せられ、テーパー部12Aにより、部材3A、4A
の孔の芯合わせがなされた状態となり、部材4A、4A
間に剪断力が働いた時のズレを防止できる。
記載されているテーパー付きボルト(連結ピン)と円筒
付きのナットとからなる固定具が知られている(図5参
照)。図に示すように、上記テーパー付きボルト1A
は、テーパー部12Aとネジ軸13Aとからなり、ナッ
ト2Aは、ナット本体21Aと、円筒部22Aとからな
っている。このナット2Aの円筒部22Aを部材4Aの
ピン孔に嵌合し、ナット2Aを回すと、ボルト1Aが引
き寄せられ、テーパー部12Aにより、部材3A、4A
の孔の芯合わせがなされた状態となり、部材4A、4A
間に剪断力が働いた時のズレを防止できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の従来の固定具1Aは、ナット2Aの円筒部22
Aを部材4Aのピン孔に嵌合させるため、部材4Aに嵌
合孔の前加工を要し、また、孔位置の精度も出しておか
なければ締結できないという問題がある。
報記載の従来の固定具1Aは、ナット2Aの円筒部22
Aを部材4Aのピン孔に嵌合させるため、部材4Aに嵌
合孔の前加工を要し、また、孔位置の精度も出しておか
なければ締結できないという問題がある。
【0005】本発明は、上述のような従来技術の問題点
を解消するためになされたものであって、その目的とす
るところは、締結される部材に剪断力が働いた時に生じ
るズレを防止でき、しかも従来技術における嵌合孔の前
加工と厳密な孔位置精度が不要となる固定構造と固定具
を提供することである。
を解消するためになされたものであって、その目的とす
るところは、締結される部材に剪断力が働いた時に生じ
るズレを防止でき、しかも従来技術における嵌合孔の前
加工と厳密な孔位置精度が不要となる固定構造と固定具
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
異径の締結孔を有する複数の部材をボルトとナットで締
結する固定構造であって、ボルトが、先端に向かって径
小のテーパー付き軸部と、この軸部の径大側に設けられ
た頭部と、径小側に設けられたネジ軸とで構成され、ネ
ジ軸の外径がテーパー付き軸部の径小側外径と略同じに
なされ、前記部材の締結孔に挿入されるテーパー付き軸
部の外周が、それぞれの締結孔に係止されているもので
ある。
異径の締結孔を有する複数の部材をボルトとナットで締
結する固定構造であって、ボルトが、先端に向かって径
小のテーパー付き軸部と、この軸部の径大側に設けられ
た頭部と、径小側に設けられたネジ軸とで構成され、ネ
ジ軸の外径がテーパー付き軸部の径小側外径と略同じに
なされ、前記部材の締結孔に挿入されるテーパー付き軸
部の外周が、それぞれの締結孔に係止されているもので
ある。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の固
定構造において、ナットが、ナット本体と、その一側面
の外周縁部に突設された脚部とからなるものである。
定構造において、ナットが、ナット本体と、その一側面
の外周縁部に突設された脚部とからなるものである。
【0008】請求項3記載の発明は、締結孔を有する複
数の部材をボルトとナットで締結する固定構造におい
て、ボルトが、先端に向かって径小のテーパー付き軸部
と、この軸部の径大側に設けられた頭部と、径小側に設
けられたネジ軸とで構成され、ナットが、ナット本体
と、その一側面にナット本体と同軸上に設けられ、先端
に向かって径小の外径になされ、前記ボルトのネジ軸を
挿入可能になされたテーパー付き円筒とからなり、前記
ボルトのテーパー付き軸部の外周が、一側の部材の締結
孔に係止され、前記ナットのテーパー付き円筒の外周
が、他側の部材の締結孔に挿入係止されているものであ
る。
数の部材をボルトとナットで締結する固定構造におい
て、ボルトが、先端に向かって径小のテーパー付き軸部
と、この軸部の径大側に設けられた頭部と、径小側に設
けられたネジ軸とで構成され、ナットが、ナット本体
と、その一側面にナット本体と同軸上に設けられ、先端
に向かって径小の外径になされ、前記ボルトのネジ軸を
挿入可能になされたテーパー付き円筒とからなり、前記
ボルトのテーパー付き軸部の外周が、一側の部材の締結
孔に係止され、前記ナットのテーパー付き円筒の外周
が、他側の部材の締結孔に挿入係止されているものであ
る。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項2または3
記載のボルトとナットとからなる固定具である。
記載のボルトとナットとからなる固定具である。
【0010】(作用)請求項1記載の固定構造は、ボル
トが、先端に向かって径小のテーパー付き軸部と、この
軸部の径大側に設けられた頭部と、径小側に設けられた
ネジ軸とで構成され、ネジ軸の外径がテーパー付き軸部
の径小側外径と略同じになされ、前記部材の締結孔に挿
入されるテーパー付き軸部の外周が、それぞれの締結孔
に係止されているものであるから、このボルトのネジ軸
にナットを螺入して締めつけると、部材同士の締結孔が
芯合わせされた状態となり、締結される部材に剪断力が
働いた時に生じるズレを防止でき、しかも従来技術にお
ける嵌合孔の前加工と厳密な孔位置精度が不要となる。
トが、先端に向かって径小のテーパー付き軸部と、この
軸部の径大側に設けられた頭部と、径小側に設けられた
ネジ軸とで構成され、ネジ軸の外径がテーパー付き軸部
の径小側外径と略同じになされ、前記部材の締結孔に挿
入されるテーパー付き軸部の外周が、それぞれの締結孔
に係止されているものであるから、このボルトのネジ軸
にナットを螺入して締めつけると、部材同士の締結孔が
芯合わせされた状態となり、締結される部材に剪断力が
働いた時に生じるズレを防止でき、しかも従来技術にお
ける嵌合孔の前加工と厳密な孔位置精度が不要となる。
【0011】請求項2記載の固定構造は、請求項1記載
の固定構造において、ナットが、ナット本体と、その一
側面の外周縁部に突設された脚部とからなるものである
から、ボルトのテーパー付き軸部がナット側の部材から
突出しても、この脚部により締結することが可能とな
る。
の固定構造において、ナットが、ナット本体と、その一
側面の外周縁部に突設された脚部とからなるものである
から、ボルトのテーパー付き軸部がナット側の部材から
突出しても、この脚部により締結することが可能とな
る。
【0012】請求項3記載の固定構造は、ボルトのテー
パー付き軸部の外周が、一側の部材の締結孔に係止さ
れ、前記ナットのテーパー付き円筒の外周が、他側の部
材の締結孔に挿入係止されているものであるから、この
ボルトのネジ軸にナットを螺入して締めつけると、部材
同士の締結孔が芯合わせされた状態となり、締結される
部材に剪断力が働いた時に生じるズレを防止でき、しか
も従来技術における嵌合孔の前加工と厳密な孔位置精度
が不要となる。
パー付き軸部の外周が、一側の部材の締結孔に係止さ
れ、前記ナットのテーパー付き円筒の外周が、他側の部
材の締結孔に挿入係止されているものであるから、この
ボルトのネジ軸にナットを螺入して締めつけると、部材
同士の締結孔が芯合わせされた状態となり、締結される
部材に剪断力が働いた時に生じるズレを防止でき、しか
も従来技術における嵌合孔の前加工と厳密な孔位置精度
が不要となる。
【0013】請求項4記載の固定具は、請求項2または
3記載のボルトとナットとからなるものであるから、前
記請求項1〜3記載の固定構造と同様の作用がある。
3記載のボルトとナットとからなるものであるから、前
記請求項1〜3記載の固定構造と同様の作用がある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1と図2は、
本発明の一実施例であって、図1(イ)図はボルトの正
面図、(ロ)図はナットの断面図、図2は図1のボル
ト、ナットの使用状態を示す断面図である。
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1と図2は、
本発明の一実施例であって、図1(イ)図はボルトの正
面図、(ロ)図はナットの断面図、図2は図1のボル
ト、ナットの使用状態を示す断面図である。
【0015】図において、1はボルト、2はナットであ
って、本実施例は、このボルト1とナット2とからなる
固定具で、異径の締結孔31、41を有する2枚の部材
3、4を締結する固定構造である。
って、本実施例は、このボルト1とナット2とからなる
固定具で、異径の締結孔31、41を有する2枚の部材
3、4を締結する固定構造である。
【0016】上記ボルト1は、先端に向かって径小のテ
ーパー付き軸部12と、この軸部12の径大側に設けら
れた頭部11と、径小側に設けられたネジ軸13とで構
成されている。上記ネジ軸13の外径は、テーパー付き
軸部12の径小側外径と略同じになされ、前記テーパー
付き軸部の外周が、部材3、4の異径の締結孔31、4
1に挿入され、それぞれの締結孔31、41に係止可能
になされている。
ーパー付き軸部12と、この軸部12の径大側に設けら
れた頭部11と、径小側に設けられたネジ軸13とで構
成されている。上記ネジ軸13の外径は、テーパー付き
軸部12の径小側外径と略同じになされ、前記テーパー
付き軸部の外周が、部材3、4の異径の締結孔31、4
1に挿入され、それぞれの締結孔31、41に係止可能
になされている。
【0017】上記ナット2は、ナット本体21と、その
一側面の外周縁部に突設された脚部22とからなってい
る。
一側面の外周縁部に突設された脚部22とからなってい
る。
【0018】上記ボルト1とナット2とからなる本実施
例の固定具の使用方法について説明する。部材3と、こ
の部材3の挿入孔31よりわずかに小さい挿入孔41が
形成された部材4とを重ね合わせ、部材3側から挿入孔
31、41にボルト1を挿入し、ボルト1のネジ軸13
にナット2の脚部22を部材4側に向けて螺入し、この
ナットを締めつけることにより、部材3、4を締結す
る。
例の固定具の使用方法について説明する。部材3と、こ
の部材3の挿入孔31よりわずかに小さい挿入孔41が
形成された部材4とを重ね合わせ、部材3側から挿入孔
31、41にボルト1を挿入し、ボルト1のネジ軸13
にナット2の脚部22を部材4側に向けて螺入し、この
ナットを締めつけることにより、部材3、4を締結す
る。
【0019】上記のようにして取り付けられた本実施例
の固定構造によると、ボルト1のテーパー付き軸部12
の外周が、それぞれの部材3、4の異径の締結孔31、
41に係止されているから、部材3、4同士の締結孔3
1、41が芯合わせされた状態となり、締結される部材
3、4に剪断力が働いた時に生じるズレを防止でき、し
かも従来技術における嵌合孔の前加工と厳密な孔位置精
度が不要となる。
の固定構造によると、ボルト1のテーパー付き軸部12
の外周が、それぞれの部材3、4の異径の締結孔31、
41に係止されているから、部材3、4同士の締結孔3
1、41が芯合わせされた状態となり、締結される部材
3、4に剪断力が働いた時に生じるズレを防止でき、し
かも従来技術における嵌合孔の前加工と厳密な孔位置精
度が不要となる。
【0020】また、ナット2が、ナット本体21と、そ
の一側面の外周縁部に突設された脚部22とからなるも
のであるから、ボルト1のテーパー付き軸部12がナッ
ト2側の部材4から突出しても、この脚部22により締
結することが可能となる。
の一側面の外周縁部に突設された脚部22とからなるも
のであるから、ボルト1のテーパー付き軸部12がナッ
ト2側の部材4から突出しても、この脚部22により締
結することが可能となる。
【0021】また、ボルト1の頭部11を部材3に密着
させる必要がないから、部材3、4の締結孔31、41
が多少位置づれしても、対応できる。
させる必要がないから、部材3、4の締結孔31、41
が多少位置づれしても、対応できる。
【0022】つぎに、図3と図4は、本発明の別の実施
例であって、図3(イ)図はボルトの正面図、(ロ)図
はナットの断面図、図4(イ)図は図3のボルト、ナッ
トの使用状態の一例を示す断面図、(ロ)図は使用状態
の別の例を示す断面図である。以下の実施例において、
前記実施例と同じものは同符号を付けて説明を省略し、
異なるものだけ別符号を付けて説明する。
例であって、図3(イ)図はボルトの正面図、(ロ)図
はナットの断面図、図4(イ)図は図3のボルト、ナッ
トの使用状態の一例を示す断面図、(ロ)図は使用状態
の別の例を示す断面図である。以下の実施例において、
前記実施例と同じものは同符号を付けて説明を省略し、
異なるものだけ別符号を付けて説明する。
【0023】図において、1aはボルト、2aはナット
である。本実施例の固定構造は、締結孔を有する複数の
部材をボルト1aとナット2aで締結するものである。
である。本実施例の固定構造は、締結孔を有する複数の
部材をボルト1aとナット2aで締結するものである。
【0024】上記ボルト1aは、図3に示すように、先
端に向かって径小のテーパー付き軸部12aと、この軸
部12aの径大側に設けられた六角形状の頭部11a
と、径小側に設けられたネジ軸13aとで構成されてい
る。上記ネジ軸13aの外周には、雄ネジが刻まれてい
るが、この雄ネジはネジ軸の全長または先端側だけ、の
いずれでもよい。
端に向かって径小のテーパー付き軸部12aと、この軸
部12aの径大側に設けられた六角形状の頭部11a
と、径小側に設けられたネジ軸13aとで構成されてい
る。上記ネジ軸13aの外周には、雄ネジが刻まれてい
るが、この雄ネジはネジ軸の全長または先端側だけ、の
いずれでもよい。
【0025】上記ナット2aは、六角形状のナット本体
21aと、その一側面にナット本体21aと同軸上に設
けられ、先端に向かって径小の外径になされ、前記ボル
ト1aのネジ軸13aを挿入可能になされたテーパー付
き円筒22aとからなっている。なお、上記テーパー付
き円筒22aの内周面は、ネジ軸13aを挿入可能なよ
うに、ネジ軸の外径よりわずかに大きくなされている
が、ナット本体21aの内周面に形成されている雌ネジ
が連続しているものであってもよい。
21aと、その一側面にナット本体21aと同軸上に設
けられ、先端に向かって径小の外径になされ、前記ボル
ト1aのネジ軸13aを挿入可能になされたテーパー付
き円筒22aとからなっている。なお、上記テーパー付
き円筒22aの内周面は、ネジ軸13aを挿入可能なよ
うに、ネジ軸の外径よりわずかに大きくなされている
が、ナット本体21aの内周面に形成されている雌ネジ
が連続しているものであってもよい。
【0026】上記の構成になされたボルト1aのテーパ
ー付き軸部12aの外周は、図4に示すように、一側の
部材3の締結孔31に係止可能になされ、上記ナット2
aのテーパー付き円筒22aの外周が、他側の部材4の
締結孔41に挿入係止可能になされている。
ー付き軸部12aの外周は、図4に示すように、一側の
部材3の締結孔31に係止可能になされ、上記ナット2
aのテーパー付き円筒22aの外周が、他側の部材4の
締結孔41に挿入係止可能になされている。
【0027】つぎに、上記ボルト1aとナット2aとか
らなる固定具の使用方法を、図4を参照して説明する。
図4(イ)図は、その一例であって、二枚の部材3、4
の締結孔31、41をほぼ一致させて重ね合わせ、この
締結孔31、41にボルト1aを挿入し、突出したネジ
軸13aにナット2aを螺入し、2枚の部材3、4を締
結する。
らなる固定具の使用方法を、図4を参照して説明する。
図4(イ)図は、その一例であって、二枚の部材3、4
の締結孔31、41をほぼ一致させて重ね合わせ、この
締結孔31、41にボルト1aを挿入し、突出したネジ
軸13aにナット2aを螺入し、2枚の部材3、4を締
結する。
【0028】上記のようにして、ボルト1aとナット2
aにより部材3、4を締結すると、ボルト1aのテーパ
ー付き軸部12aの外周が、一側の部材3の締結孔31
に係され、一方、ナット2aのテーパー付き円筒22a
の外周が、他側の部材4の締結孔41に係止され、この
ボルト1aのねじ軸13aにナット2aを螺入して締め
つけると、部材3、4同士の締結孔31、41が芯合わ
せされた状態となる。この結果、締結された部材3、4
間に、剪断力が働いた時に生じるズレを防止でき、しか
も従来技術における嵌合孔の前加工と厳密な孔位置精度
が不要となる。
aにより部材3、4を締結すると、ボルト1aのテーパ
ー付き軸部12aの外周が、一側の部材3の締結孔31
に係され、一方、ナット2aのテーパー付き円筒22a
の外周が、他側の部材4の締結孔41に係止され、この
ボルト1aのねじ軸13aにナット2aを螺入して締め
つけると、部材3、4同士の締結孔31、41が芯合わ
せされた状態となる。この結果、締結された部材3、4
間に、剪断力が働いた時に生じるズレを防止でき、しか
も従来技術における嵌合孔の前加工と厳密な孔位置精度
が不要となる。
【0029】図4(ロ)図は、固定具の使用方法の他の
例であって、二枚の部材3、4間にスペーサー部材5を
挟み、ボルト1aとナット2aにより部材3、4を締結
することもできる。
例であって、二枚の部材3、4間にスペーサー部材5を
挟み、ボルト1aとナット2aにより部材3、4を締結
することもできる。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の固定構造は、ボルトのね
じ軸にナットを螺入して締めつけると、テーパー付き軸
部により部材同士の締結孔が芯合わせされた状態となる
ので、締結される部材に剪断力が働いた時に生じるズレ
を防止できる。しかも従来技術における嵌合孔の前加工
と厳密な孔位置精度が不要となる。
じ軸にナットを螺入して締めつけると、テーパー付き軸
部により部材同士の締結孔が芯合わせされた状態となる
ので、締結される部材に剪断力が働いた時に生じるズレ
を防止できる。しかも従来技術における嵌合孔の前加工
と厳密な孔位置精度が不要となる。
【0031】請求項2記載の固定構造は、請求項1記載
の固定構造において、ナットが、ナット本体と、その一
側面の外周縁部に突設された脚部とからなるものである
から、ボルトのテーパー付き軸部がナット側の部材から
突出しても、この脚部により締結することが可能とな
る。
の固定構造において、ナットが、ナット本体と、その一
側面の外周縁部に突設された脚部とからなるものである
から、ボルトのテーパー付き軸部がナット側の部材から
突出しても、この脚部により締結することが可能とな
る。
【0032】請求項3記載の固定構造は、ボルトのねじ
軸にナットを螺入して締めつけると、ボルトのテーパー
付き軸部とナットのテーパー付き円筒とにより、部材同
士の締結孔が芯合わせされた状態となり、締結される部
材に剪断力が働いた時に生じるズレを防止できる。しか
も従来技術における嵌合孔の前加工と厳密な孔位置精度
が不要となる。請求項4記載の固定具は、請求項2また
は3記載のボルトとナットとからなるものであるから、
請求項1〜3記載の固定構造と同様の効果がある。
軸にナットを螺入して締めつけると、ボルトのテーパー
付き軸部とナットのテーパー付き円筒とにより、部材同
士の締結孔が芯合わせされた状態となり、締結される部
材に剪断力が働いた時に生じるズレを防止できる。しか
も従来技術における嵌合孔の前加工と厳密な孔位置精度
が不要となる。請求項4記載の固定具は、請求項2また
は3記載のボルトとナットとからなるものであるから、
請求項1〜3記載の固定構造と同様の効果がある。
【図1】本発明の一実施例であって、(イ)図はボルト
の正面図、(ロ)図はナットの断面図である。
の正面図、(ロ)図はナットの断面図である。
【図2】図1のボルト、ナットの使用状態を示す断面図
である。
である。
【図3】本発明の別の実施例であって、(イ)図はボル
トの正面図、(ロ)図はナットの断面図である。
トの正面図、(ロ)図はナットの断面図である。
【図4】(イ)図は図3のボルト、ナットの使用状態の
一例を示す断面図、(ロ)図は使用状態の別の例を示す
断面図である。
一例を示す断面図、(ロ)図は使用状態の別の例を示す
断面図である。
【図5】従来のボルト、ナットの使用状態を示す断面図
である。
である。
1、1a ボルト 11、11a 頭部 12、12a テーパー付き軸部 13、13a ネジ軸 2、2a ナット 21、21a ナット本体 22 脚部 22a テーパー付き円筒 3、4 部材 31、41 締結孔
Claims (4)
- 【請求項1】 異径の締結孔を有する複数の部材をボル
トとナットで締結する固定具であって、ボルトが、先端
に向かって径小のテーパー付き軸部と、この軸部の径大
側に設けられた頭部と、径小側に設けられたネジ軸とで
構成され、ネジ軸の外径がテーパー付き軸部の径小側外
径と略同じになされ、前記部材の締結孔に挿入されるテ
ーパー付き軸部の外周が、それぞれの締結孔に係止され
ていることを特徴とする固定構造。 - 【請求項2】 ナットが、ナット本体と、その一側面の
外周縁部に突設された脚部とからなることを特徴とする
請求項1記載の固定構造。 - 【請求項3】 締結孔を有する複数の部材をボルトとナ
ットで締結する固定構造において、 ボルトが、先端に向かって径小のテーパー付き軸部と、
この軸部の径大側に設けられた頭部と、径小側に設けら
れたネジ軸とで構成され、 ナットが、ナット本体と、その一側面にナット本体と同
軸上に設けられ、先端に向かって径小の外径になされ、
前記ボルトのネジ軸を挿入可能になされたテーパー付き
円筒とからなり、 前記ボルトのテーパー付き軸部の外周が、一側の部材の
締結孔に係止され、前記ナットのテーパー付き円筒の外
周が、他側の部材の締結孔に挿入係止されていることを
特徴とする固定構造。 - 【請求項4】 請求項2または3記載のボルトとナット
とからなる固定具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25493597A JPH1193919A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 固定構造及び固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25493597A JPH1193919A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 固定構造及び固定具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1193919A true JPH1193919A (ja) | 1999-04-06 |
Family
ID=17271910
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25493597A Pending JPH1193919A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 固定構造及び固定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1193919A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114123011A (zh) * | 2021-11-09 | 2022-03-01 | 国网新疆电力有限公司建设分公司 | 一种用于气体绝缘金属封闭开关设备的法兰对中工装 |
| JP2025062933A (ja) * | 2023-10-03 | 2025-04-15 | トヨタ自動車株式会社 | バックドアロックの取付構造 |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP25493597A patent/JPH1193919A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114123011A (zh) * | 2021-11-09 | 2022-03-01 | 国网新疆电力有限公司建设分公司 | 一种用于气体绝缘金属封闭开关设备的法兰对中工装 |
| JP2025062933A (ja) * | 2023-10-03 | 2025-04-15 | トヨタ自動車株式会社 | バックドアロックの取付構造 |
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