JPH1197155A - Ptcヒータの端末構造 - Google Patents
Ptcヒータの端末構造Info
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- JPH1197155A JPH1197155A JP25296897A JP25296897A JPH1197155A JP H1197155 A JPH1197155 A JP H1197155A JP 25296897 A JP25296897 A JP 25296897A JP 25296897 A JP25296897 A JP 25296897A JP H1197155 A JPH1197155 A JP H1197155A
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Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 半連泡弾性体7や端末保護カバー8,9を用
いて簡単な作業で確実な防水絶縁性を得ると共に、リー
ド線3の接続部の機械強度も向上させることができるP
TCヒータ1の端末構造を提供する。 【解決手段】 PTCヒータ1の端末で露出する電極2
とリード線3の導体露出部の周囲をゴム絶縁体のパテ6
で覆うと共に、このPTCヒータ1の端末部のPETシ
ート5の周囲に半連泡弾性体7を配置し、かつ、このP
TCヒータ1の端末部を、上下の端末保護カバー8,9
で挟んで接合固定する。
いて簡単な作業で確実な防水絶縁性を得ると共に、リー
ド線3の接続部の機械強度も向上させることができるP
TCヒータ1の端末構造を提供する。 【解決手段】 PTCヒータ1の端末で露出する電極2
とリード線3の導体露出部の周囲をゴム絶縁体のパテ6
で覆うと共に、このPTCヒータ1の端末部のPETシ
ート5の周囲に半連泡弾性体7を配置し、かつ、このP
TCヒータ1の端末部を、上下の端末保護カバー8,9
で挟んで接合固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中に埋設して路
面に積もった雪を溶かす融雪ヒータ等に用いられるPT
Cヒータの端末構造に関する。
面に積もった雪を溶かす融雪ヒータ等に用いられるPT
Cヒータの端末構造に関する。
【0002】
【従来の技術】PTCヒータ1の構成例を図4に示す。
このPTCヒータ1は、互いに向かい合う面にPP(ポ
リプロピレン)やPE(ポリエチレン)等の層をラミネ
ートした長尺な2枚のPET(ポリエチレンテレフタレ
ート)シート5の間に、間隔を開けて配置した3条の銅
箔等の電極2と、これらの電極2上に重なるPTC発熱
体層4とを配置したものであり、両側端部でPETシー
ト5のPP層やPE層を熱溶着させることにより気密防
水構造としている。このように構成されたPTCヒータ
1は、両側の電極2間に電圧を印加することにより、こ
れらの間のPTC発熱体層4に電流を流して発熱させる
ことができる。しかも、このPTC発熱体層4は、温度
係数が正となる抵抗発熱体からなり、発熱によって温度
が上昇すると抵抗値も上昇して電流を抑制する自己温度
制御機能を有する。従って、このPTCヒータ1は、メ
ンテナンスが容易な面状発熱体として、各種発熱体に広
く利用されている。なお、PTCヒータ1の両側の電極
間に配置された中間の電極2は、PTC発熱体層4を流
れる電流分布に偏りが生じるのを防止するためのもので
あり、これによって両端の電極2間に高電圧を印加する
ことができるようになる。また、この中間の電極2と両
側の電極2との間にそれぞれ電流を流すように配線する
こともできる。
このPTCヒータ1は、互いに向かい合う面にPP(ポ
リプロピレン)やPE(ポリエチレン)等の層をラミネ
ートした長尺な2枚のPET(ポリエチレンテレフタレ
ート)シート5の間に、間隔を開けて配置した3条の銅
箔等の電極2と、これらの電極2上に重なるPTC発熱
体層4とを配置したものであり、両側端部でPETシー
ト5のPP層やPE層を熱溶着させることにより気密防
水構造としている。このように構成されたPTCヒータ
1は、両側の電極2間に電圧を印加することにより、こ
れらの間のPTC発熱体層4に電流を流して発熱させる
ことができる。しかも、このPTC発熱体層4は、温度
係数が正となる抵抗発熱体からなり、発熱によって温度
が上昇すると抵抗値も上昇して電流を抑制する自己温度
制御機能を有する。従って、このPTCヒータ1は、メ
ンテナンスが容易な面状発熱体として、各種発熱体に広
く利用されている。なお、PTCヒータ1の両側の電極
間に配置された中間の電極2は、PTC発熱体層4を流
れる電流分布に偏りが生じるのを防止するためのもので
あり、これによって両端の電極2間に高電圧を印加する
ことができるようになる。また、この中間の電極2と両
側の電極2との間にそれぞれ電流を流すように配線する
こともできる。
【0003】上記PTCヒータ1は、例えば図5に示す
ように、PTCヒータ1の端末で両側の電極2をPET
シート5の間から引き出して折り返し、ここにそれぞれ
孔10を開けると共に、図6に示すように、これらの孔
10にハトメを通してそれぞれリード線3の導体をかし
めた端子を接続固定しハンダ付けすることによって、電
源を供給するようにしている。ただし、このようなPT
Cヒータ1の端末部は、通常の絶縁処置では、融雪ヒー
タとして地中に埋設した場合等に、浸水等により絶縁抵
抗が低下するおそれがある。
ように、PTCヒータ1の端末で両側の電極2をPET
シート5の間から引き出して折り返し、ここにそれぞれ
孔10を開けると共に、図6に示すように、これらの孔
10にハトメを通してそれぞれリード線3の導体をかし
めた端子を接続固定しハンダ付けすることによって、電
源を供給するようにしている。ただし、このようなPT
Cヒータ1の端末部は、通常の絶縁処置では、融雪ヒー
タとして地中に埋設した場合等に、浸水等により絶縁抵
抗が低下するおそれがある。
【0004】そこで、従来は、図7に示すように、PT
Cヒータ1の端末で露出する電極2とリード線3の導体
露出部を生ブチルゴムのパテ6で覆うと共に、このPT
Cヒータ1の端末部全体をEPDM(エチレン・プロピ
レン)系ゴムを基材とする防水シート11の間に挟み込
んで接着することにより確実な防水絶縁構造を得てい
た。
Cヒータ1の端末で露出する電極2とリード線3の導体
露出部を生ブチルゴムのパテ6で覆うと共に、このPT
Cヒータ1の端末部全体をEPDM(エチレン・プロピ
レン)系ゴムを基材とする防水シート11の間に挟み込
んで接着することにより確実な防水絶縁構造を得てい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
PTCヒータ1の端末構造では、パテ6だけでなく防水
シート11も間に空気が入ったり隙間が生じないように
して接着する必要があるので、作業に熟練や技能を有す
ることになり、作業者に応じて防水絶縁性能に差が生じ
るおそれがあるという問題があった。
PTCヒータ1の端末構造では、パテ6だけでなく防水
シート11も間に空気が入ったり隙間が生じないように
して接着する必要があるので、作業に熟練や技能を有す
ることになり、作業者に応じて防水絶縁性能に差が生じ
るおそれがあるという問題があった。
【0006】また、この端末構造では、PTCヒータ1
の端末部を柔軟な防水シート11で覆うだけであるた
め、リード線3に過度な力が加わると、この力が電極2
の折り返し部に直接加わることになる。このため、PT
Cヒータ1の埋設作業等の際には、この端末部を慎重に
取り扱わなければ断線等のおそれがあり、作業に注意を
要するという問題もあった。
の端末部を柔軟な防水シート11で覆うだけであるた
め、リード線3に過度な力が加わると、この力が電極2
の折り返し部に直接加わることになる。このため、PT
Cヒータ1の埋設作業等の際には、この端末部を慎重に
取り扱わなければ断線等のおそれがあり、作業に注意を
要するという問題もあった。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、半連泡弾性体と端末保護カバーを用いること
により、簡単な作業で確実な防水絶縁性を得ると共に、
機械強度も向上するPTCヒータの端末構造を提供する
ことを目的としている。
のであり、半連泡弾性体と端末保護カバーを用いること
により、簡単な作業で確実な防水絶縁性を得ると共に、
機械強度も向上するPTCヒータの端末構造を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明
は、上記課題を解決するために、PTC発熱体層と電極
をシート材で覆ったPTCヒータにおける端末で露出す
る電極の一部又は全部にリード線を接続したPTCヒー
タの端末構造において、これら端末で露出する電極の周
囲と、リード線の接続部における導体露出部の周囲を絶
縁体で覆うと共に、このPTCヒータの端末部のシート
材の周囲に半連泡弾性体を配置し、かつ、このPTCヒ
ータの端末部を、その周辺部を覆う上下の端末保護カバ
ーで挟み込み、半連泡弾性体とリード線の端部とを押圧
しながらこれら上下の端末保護カバーを周辺部で重ね合
わせて接合固定したことを特徴とする。
は、上記課題を解決するために、PTC発熱体層と電極
をシート材で覆ったPTCヒータにおける端末で露出す
る電極の一部又は全部にリード線を接続したPTCヒー
タの端末構造において、これら端末で露出する電極の周
囲と、リード線の接続部における導体露出部の周囲を絶
縁体で覆うと共に、このPTCヒータの端末部のシート
材の周囲に半連泡弾性体を配置し、かつ、このPTCヒ
ータの端末部を、その周辺部を覆う上下の端末保護カバ
ーで挟み込み、半連泡弾性体とリード線の端部とを押圧
しながらこれら上下の端末保護カバーを周辺部で重ね合
わせて接合固定したことを特徴とする。
【0009】請求項1の発明によれば、端末で露出する
電極の周囲やリード線の導体露出部は、従来と同様にゴ
ム等の絶縁体によって防水絶縁される。しかも、PTC
ヒータの端末部全体が上下の端末保護カバーに挟み込ま
れ、これら端末保護カバーとPTCヒータのシート材と
の間が押圧された半連泡弾性体によって確実に防水され
ると共に、周辺部側は、上下の端末保護カバーを重ね合
わせて接合固定した接合部によって確実に防水される。
また、この端末部から引き出されるリード線も、周囲を
覆うゴム絶縁体を介して端末保護カバーに押圧されるこ
とにより、引き出し部が防水されると共に、過度な引っ
張り力等を受けた場合に、この力が直接電極との接続部
に加わるのを防止することができるようになる。
電極の周囲やリード線の導体露出部は、従来と同様にゴ
ム等の絶縁体によって防水絶縁される。しかも、PTC
ヒータの端末部全体が上下の端末保護カバーに挟み込ま
れ、これら端末保護カバーとPTCヒータのシート材と
の間が押圧された半連泡弾性体によって確実に防水され
ると共に、周辺部側は、上下の端末保護カバーを重ね合
わせて接合固定した接合部によって確実に防水される。
また、この端末部から引き出されるリード線も、周囲を
覆うゴム絶縁体を介して端末保護カバーに押圧されるこ
とにより、引き出し部が防水されると共に、過度な引っ
張り力等を受けた場合に、この力が直接電極との接続部
に加わるのを防止することができるようになる。
【0010】請求項2の発明は、前記絶縁体として生ブ
チルゴムを用いるものである。この生ブチルゴムを用い
ると、防水性が良好であると共に配置される計上への馴
染み性を良好とすることができる。
チルゴムを用いるものである。この生ブチルゴムを用い
ると、防水性が良好であると共に配置される計上への馴
染み性を良好とすることができる。
【0011】請求項3の発明は、前記上下の端末保護カ
バーの双方又は一方に、リード線を嵌め込んで引き出す
ための溝部が形成されると共に、これら上下の端末保護
カバーの双方又は一方に、溝部に嵌まり込んだリード線
を押圧する突起が形成されたことを特徴とする。
バーの双方又は一方に、リード線を嵌め込んで引き出す
ための溝部が形成されると共に、これら上下の端末保護
カバーの双方又は一方に、溝部に嵌まり込んだリード線
を押圧する突起が形成されたことを特徴とする。
【0012】請求項3の発明によれば、リード線が端末
保護カバーの溝部に嵌まり込むので、このリード線と端
末保護カバーとの間に隙間が生じるのを防止することが
できる。また、端末保護カバーの突起が溝部に嵌まり込
んだリード線を押圧するので、このリード線の引き出し
部の防水をさらに確実にすると共に、このリード線が強
く引っ張られたような場合にも、この力が直接電極との
接続部に加わるのを確実に防止することができるように
なる。
保護カバーの溝部に嵌まり込むので、このリード線と端
末保護カバーとの間に隙間が生じるのを防止することが
できる。また、端末保護カバーの突起が溝部に嵌まり込
んだリード線を押圧するので、このリード線の引き出し
部の防水をさらに確実にすると共に、このリード線が強
く引っ張られたような場合にも、この力が直接電極との
接続部に加わるのを確実に防止することができるように
なる。
【0013】請求項4の発明は、前記上下の端末保護カ
バーが、PTCヒータの端末部の周辺部で重ね合わせて
超音波溶着により接合固定されたことを特徴とする。
バーが、PTCヒータの端末部の周辺部で重ね合わせて
超音波溶着により接合固定されたことを特徴とする。
【0014】請求項4の発明によれば、上下の端末保護
カバーが超音波溶着により接合固定されるので、端末部
側を確実に外部と遮蔽し強固に接合することができるよ
うになる。
カバーが超音波溶着により接合固定されるので、端末部
側を確実に外部と遮蔽し強固に接合することができるよ
うになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0016】図1〜図3は本発明の一実施形態を示すも
のであって、図1はPTCヒータの端末構造を示す分解
斜視図、図2は上方の端末保護カバーを示す裏側斜視
図、図3はPTCヒータの端末構造を示す裏側斜視図で
ある。なお、図4〜図7に示した従来例と同様の機能を
有する構成部材には同じ番号を付記する。
のであって、図1はPTCヒータの端末構造を示す分解
斜視図、図2は上方の端末保護カバーを示す裏側斜視
図、図3はPTCヒータの端末構造を示す裏側斜視図で
ある。なお、図4〜図7に示した従来例と同様の機能を
有する構成部材には同じ番号を付記する。
【0017】本実施形態は、図4に示した従来例と同様
の構造のPTCヒータ1について説明する。また、この
PTCヒータ1は、図5及び図6に示した従来例と同様
の構成によって、電極2にリード線3を接続した場合に
ついて説明する。なお、本発明は、これに限らず、PT
C発熱体層4と2本以上の電極2をある程度以上の強度
を有する適宜形状のシート材で覆った任意の構造のPT
Cヒータ1にも同様に実施することができる。また、こ
のPTCヒータ1とリード線3も、適宜の構成によって
接続したものを使用することができる。
の構造のPTCヒータ1について説明する。また、この
PTCヒータ1は、図5及び図6に示した従来例と同様
の構成によって、電極2にリード線3を接続した場合に
ついて説明する。なお、本発明は、これに限らず、PT
C発熱体層4と2本以上の電極2をある程度以上の強度
を有する適宜形状のシート材で覆った任意の構造のPT
Cヒータ1にも同様に実施することができる。また、こ
のPTCヒータ1とリード線3も、適宜の構成によって
接続したものを使用することができる。
【0018】図6に示すようにして電極2にリード線3
を接続したPTCヒータ1は、図1に示すように、ま
ず、上下のPETシート5の端末の切断部における両側
の電極2の間の端辺部をシート状のパテ6で挟み込むこ
とにより、これらPETシート5の間で端末に露出する
PTC発熱体層4や中央の電極2を覆う。次に、これら
両側の電極2の露出部とリード線3の導体露出部の周囲
もそれぞれ別のパテ6で覆う。これらのパテ6は、シー
ト状の生ブチルゴム等のゴム絶縁体を適宜の大きさに切
断したものを使用する。そして、PETシート5の端末
の切断部では、1枚のパテ6を折って間に挟み込むよう
にする。また、電極2の露出部とリード線3の導体露出
部の周囲は、それぞれ2枚ずつのパテ6で上下から挟み
込むと共に、間に空気が入って隙間が生じないようにリ
ード線3に沿って貼り合わせる。
を接続したPTCヒータ1は、図1に示すように、ま
ず、上下のPETシート5の端末の切断部における両側
の電極2の間の端辺部をシート状のパテ6で挟み込むこ
とにより、これらPETシート5の間で端末に露出する
PTC発熱体層4や中央の電極2を覆う。次に、これら
両側の電極2の露出部とリード線3の導体露出部の周囲
もそれぞれ別のパテ6で覆う。これらのパテ6は、シー
ト状の生ブチルゴム等のゴム絶縁体を適宜の大きさに切
断したものを使用する。そして、PETシート5の端末
の切断部では、1枚のパテ6を折って間に挟み込むよう
にする。また、電極2の露出部とリード線3の導体露出
部の周囲は、それぞれ2枚ずつのパテ6で上下から挟み
込むと共に、間に空気が入って隙間が生じないようにリ
ード線3に沿って貼り合わせる。
【0019】上記PTCヒータ1は、端末部における少
しPTCヒータ1本体側の後方に寄った位置における上
下のPETシート5の表面に帯状の半連泡弾性体7を配
置する。半連泡弾性体7は、EPDM(エチレン・プロ
ピレン)系ゴム等を発泡させて半連泡状の軟質のスポン
ジにしたものであり、押圧により容易に形状に馴染んで
圧縮されると共に、この圧縮時に高い防水性を発揮する
ことができる。例えば、本実施形態では、60%圧縮時
に0.4kg/cm2 の水圧に耐える止水性を有し、8
0%圧縮時には3.9kg/cm2 の水圧に耐える止水
性を有する半連泡弾性体7を用いる。また、ここでは作
業性をし易くするために、帯状の半連泡弾性体7の一方
の面に粘着層を形成したものを用い、この粘着層をPE
Tシート5の表面に貼り付けて配置する。
しPTCヒータ1本体側の後方に寄った位置における上
下のPETシート5の表面に帯状の半連泡弾性体7を配
置する。半連泡弾性体7は、EPDM(エチレン・プロ
ピレン)系ゴム等を発泡させて半連泡状の軟質のスポン
ジにしたものであり、押圧により容易に形状に馴染んで
圧縮されると共に、この圧縮時に高い防水性を発揮する
ことができる。例えば、本実施形態では、60%圧縮時
に0.4kg/cm2 の水圧に耐える止水性を有し、8
0%圧縮時には3.9kg/cm2 の水圧に耐える止水
性を有する半連泡弾性体7を用いる。また、ここでは作
業性をし易くするために、帯状の半連泡弾性体7の一方
の面に粘着層を形成したものを用い、この粘着層をPE
Tシート5の表面に貼り付けて配置する。
【0020】上記のようにしてパテ6と半連泡弾性体7
を貼り付けたPTCヒータ1の端末部は、上下の端末保
護カバー8,9によって挟み込む。これらの端末保護カ
バー8,9は、PTCヒータ1の端末部とその周辺部を
覆う大きさのほぼ方形のプラスチック板である。しか
も、下方の端末保護カバー8には、上面の両側辺部とリ
ード線3側の前方辺部に中央部よりも少し高くなった平
坦な接合面8aが形成されている。そして、この接合面
8aには、三角形の山形のわずかな突起が筋状に形成さ
れたダイレクタ8bが形成されると共に、リード線3に
当接する部分には、それぞれ押込突起8cが形成されて
いる。また、この端末保護カバー8の上面の接合面8a
以外の部分は、PTCヒータ1の端末部よりもわずかに
広い平坦な凹部をなす。そして、リード線3に当接する
部分には、それぞれこれらのリード線3を下方から抱え
るような突起形状の保持用突起8dが形成されると共
に、半連泡弾性体7に当接する部分には、両側辺部に繋
がる直線状の押圧用突起8eが形成されている。
を貼り付けたPTCヒータ1の端末部は、上下の端末保
護カバー8,9によって挟み込む。これらの端末保護カ
バー8,9は、PTCヒータ1の端末部とその周辺部を
覆う大きさのほぼ方形のプラスチック板である。しか
も、下方の端末保護カバー8には、上面の両側辺部とリ
ード線3側の前方辺部に中央部よりも少し高くなった平
坦な接合面8aが形成されている。そして、この接合面
8aには、三角形の山形のわずかな突起が筋状に形成さ
れたダイレクタ8bが形成されると共に、リード線3に
当接する部分には、それぞれ押込突起8cが形成されて
いる。また、この端末保護カバー8の上面の接合面8a
以外の部分は、PTCヒータ1の端末部よりもわずかに
広い平坦な凹部をなす。そして、リード線3に当接する
部分には、それぞれこれらのリード線3を下方から抱え
るような突起形状の保持用突起8dが形成されると共
に、半連泡弾性体7に当接する部分には、両側辺部に繋
がる直線状の押圧用突起8eが形成されている。
【0021】上方の端末保護カバー9には、図2に示す
ように、下面(図2では上向きに示した面)の両側辺部
と前方辺部が少し高くなった平坦な接合面9aが形成さ
れている。また、この端末保護カバー9の下面の接合面
9a以外の部分は、PTCヒータ1の端末部よりもわず
かに広い平坦な凹部をなすと共に、半連泡弾性体7に当
接する部分に、両側辺部に繋がる直線状の押圧用突起9
bが2条形成されている。さらに、この端末保護カバー
9の下面のリード線3に当接する部分には、これらリー
ド線3がそれぞれ嵌まり込むような半円筒状に窪んだ溝
部9cが形成されている。なお、図1に示したように、
端末保護カバー9の上面は、これらの溝部9cに沿って
半円筒状に突出している。
ように、下面(図2では上向きに示した面)の両側辺部
と前方辺部が少し高くなった平坦な接合面9aが形成さ
れている。また、この端末保護カバー9の下面の接合面
9a以外の部分は、PTCヒータ1の端末部よりもわず
かに広い平坦な凹部をなすと共に、半連泡弾性体7に当
接する部分に、両側辺部に繋がる直線状の押圧用突起9
bが2条形成されている。さらに、この端末保護カバー
9の下面のリード線3に当接する部分には、これらリー
ド線3がそれぞれ嵌まり込むような半円筒状に窪んだ溝
部9cが形成されている。なお、図1に示したように、
端末保護カバー9の上面は、これらの溝部9cに沿って
半円筒状に突出している。
【0022】上記上下の端末保護カバー8,9によって
PTCヒータ1の端末部を挟み込んで押圧すると、2本
のリード線3が端末保護カバー9の溝部9c内に嵌まり
込むと共に上下の半連泡弾性体7が押圧されて、端末保
護カバー8の接合面8aのダイレクタ8bが端末保護カ
バー9の接合面9aに当接する。そこで、この押圧状態
で超音波振動を加えると、ダイレクタ8bが摩擦熱で溶
融し接合面9aに溶着するので、図3に示すように、端
末保護カバー8,9が接合固定されて端末構造が完成す
る。なお、図3では、図1の端末構造の裏面側を示して
いる。
PTCヒータ1の端末部を挟み込んで押圧すると、2本
のリード線3が端末保護カバー9の溝部9c内に嵌まり
込むと共に上下の半連泡弾性体7が押圧されて、端末保
護カバー8の接合面8aのダイレクタ8bが端末保護カ
バー9の接合面9aに当接する。そこで、この押圧状態
で超音波振動を加えると、ダイレクタ8bが摩擦熱で溶
融し接合面9aに溶着するので、図3に示すように、端
末保護カバー8,9が接合固定されて端末構造が完成す
る。なお、図3では、図1の端末構造の裏面側を示して
いる。
【0023】上記構成のPTCヒータ1の端末構造によ
れば、上下の端末保護カバー8,9の両側辺部と前方辺
部の接合面8a,9a同士が接合固定されるので、この
部分から端末部に水が浸入するのを確実に防止すること
ができる。また、これらの端末保護カバー8,9の間か
ら前方に引き出されるリード線3は、端末保護カバー9
の溝部9c内に嵌まり込むと共に端末保護カバー8の保
持用突起8dで保持されて押込突起8cやダイレクタ8
bによって押圧されることにより、周囲を覆うパテ6を
介して隙間が完全に塞がれるので、ここからも端末部に
水が浸入するのを確実に防止することができる。さら
に、上下の端末保護カバー8,9の接合面8a,9a以
外の凹部は、後方部で上下の半連泡弾性体7を押圧する
と共に、押圧用突起8c,9bによってさらに部分的に
強い押圧力を加えるので、この半連泡弾性体7がPET
シート5の表面との間に十分に馴染んで、ここからも端
末部に水が浸入するのを確実に防止することができる。
しかも、リード線3は、電極2に接続される接続部より
も前方のシース部までが端末保護カバー9の溝部9cに
嵌まり込んで押込突起8cやダイレクタ8bによって押
圧されるので、前方の引き抜き方向やその他の方向に強
い力を受けた場合にも、この力が電極2との接続部に直
接加わるようなことがなくなり、端末保護カバー8,9
を介してPTCヒータ1の端末部全体に拡散して加わる
ようになる。
れば、上下の端末保護カバー8,9の両側辺部と前方辺
部の接合面8a,9a同士が接合固定されるので、この
部分から端末部に水が浸入するのを確実に防止すること
ができる。また、これらの端末保護カバー8,9の間か
ら前方に引き出されるリード線3は、端末保護カバー9
の溝部9c内に嵌まり込むと共に端末保護カバー8の保
持用突起8dで保持されて押込突起8cやダイレクタ8
bによって押圧されることにより、周囲を覆うパテ6を
介して隙間が完全に塞がれるので、ここからも端末部に
水が浸入するのを確実に防止することができる。さら
に、上下の端末保護カバー8,9の接合面8a,9a以
外の凹部は、後方部で上下の半連泡弾性体7を押圧する
と共に、押圧用突起8c,9bによってさらに部分的に
強い押圧力を加えるので、この半連泡弾性体7がPET
シート5の表面との間に十分に馴染んで、ここからも端
末部に水が浸入するのを確実に防止することができる。
しかも、リード線3は、電極2に接続される接続部より
も前方のシース部までが端末保護カバー9の溝部9cに
嵌まり込んで押込突起8cやダイレクタ8bによって押
圧されるので、前方の引き抜き方向やその他の方向に強
い力を受けた場合にも、この力が電極2との接続部に直
接加わるようなことがなくなり、端末保護カバー8,9
を介してPTCヒータ1の端末部全体に拡散して加わる
ようになる。
【0024】従って、本実施形態のPTCヒータ1は、
端末部を端末保護カバー8,9によって完全に周囲から
防水することができるので、融雪ヒータとして地面に埋
設したような場合にも絶縁抵抗が低下するようなおそれ
がなくなる。しかも、半連泡弾性体7や端末保護カバー
8,9を用いて容易に防水を行うことができるので、作
業に熟練や技能を要するようなこともなくなる。また、
リード線3が端末保護カバー8,9によって押圧支持さ
れるので、強い引っ張り力を加えないようにする等の特
別の取り扱い上の注意が不要となり、作業性を向上させ
ることもできるようになる。
端末部を端末保護カバー8,9によって完全に周囲から
防水することができるので、融雪ヒータとして地面に埋
設したような場合にも絶縁抵抗が低下するようなおそれ
がなくなる。しかも、半連泡弾性体7や端末保護カバー
8,9を用いて容易に防水を行うことができるので、作
業に熟練や技能を要するようなこともなくなる。また、
リード線3が端末保護カバー8,9によって押圧支持さ
れるので、強い引っ張り力を加えないようにする等の特
別の取り扱い上の注意が不要となり、作業性を向上させ
ることもできるようになる。
【0025】なお、本実施形態では、端末保護カバー
8,9の接合固定に超音波溶着を用いたが、接合面8
a,9a同士を確実に止水して接合できるものであれ
ば、例えば接着や嵌め込み等によって接合固定してもよ
い。
8,9の接合固定に超音波溶着を用いたが、接合面8
a,9a同士を確実に止水して接合できるものであれ
ば、例えば接着や嵌め込み等によって接合固定してもよ
い。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のPTCヒータの端末構造によれば、リード線との接続
を行う端末部を端末保護カバーで覆い、PTCヒータの
シート材との間を押圧された半連泡弾性体によって確実
に防水すると共に、周辺部側もこの端末保護カバーを接
合固定することにより確実に防水することができる。こ
のため、作業に熟練や技能を要することなく、容易に堅
固な防水絶縁性能を得ることができるようになる。しか
も、リード線が過度な引っ張り力等を受けた場合にも、
この力が直接電極との接続部に加わり断線等が生じるの
を防止することができるので、現場での作業性を向上さ
せることができる。
のPTCヒータの端末構造によれば、リード線との接続
を行う端末部を端末保護カバーで覆い、PTCヒータの
シート材との間を押圧された半連泡弾性体によって確実
に防水すると共に、周辺部側もこの端末保護カバーを接
合固定することにより確実に防水することができる。こ
のため、作業に熟練や技能を要することなく、容易に堅
固な防水絶縁性能を得ることができるようになる。しか
も、リード線が過度な引っ張り力等を受けた場合にも、
この力が直接電極との接続部に加わり断線等が生じるの
を防止することができるので、現場での作業性を向上さ
せることができる。
【図1】本発明の一実施形態を示すものであって、PT
Cヒータの端末構造を示す分解斜視図である。
Cヒータの端末構造を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すものであって、上方
の端末保護カバーの下面を示す斜視図である。
の端末保護カバーの下面を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すものであって、PT
Cヒータの端末構造を示す斜視図である。
Cヒータの端末構造を示す斜視図である。
【図4】PTCヒータの構造を示す縦断面正面図であ
る。
る。
【図5】PTCヒータの端末部を示す斜視図である。
【図6】PTCヒータの端末部にリード線を接続した状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図7】従来例を示すものであって、PTCヒータの端
末構造を示す分解斜視図である。
末構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】 1 PTCヒータ 2 電極 3 リード線 4 PTC発熱体層 5 PETシート 6 パテ 7 半連泡弾性体 8 端末保護カバー 8a 接合面 8c 押込突起 9 端末保護カバー 9a 接合面 9c 溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 假屋 隆弘 和歌山県有田市箕島663番地 三菱電線工 業株式会社箕島製作所内 (72)発明者 山本 昭宏 和歌山県有田市箕島663番地 三菱電線工 業株式会社箕島製作所内
Claims (4)
- 【請求項1】 PTC発熱体層と電極をシート材で覆っ
たPTCヒータにおける端末で露出する電極の一部又は
全部にリード線を接続したPTCヒータの端末構造にお
いて、 これら端末で露出する電極の周囲と、リード線の接続部
における導体露出部の周囲を絶縁体で覆うと共に、 このPTCヒータの端末部のシート材の周囲に半連泡弾
性体を配置し、かつ、このPTCヒータの端末部を、そ
の周辺部を覆う上下の端末保護カバーで挟み込み、半連
泡弾性体とリード線の端部とを押圧しながらこれら上下
の端末保護カバーを周辺部で重ね合わせて接合固定した
ことを特徴とするPTCヒータの端末構造。 - 【請求項2】 前記絶縁体が生ブチルゴムである請求項
1に記載のPTCヒータの端末構造。 - 【請求項3】 前記上下の端末保護カバーの双方又は一
方に、リード線を嵌め込んで引き出すための溝部が形成
されると共に、これら上下の端末保護カバーの双方又は
一方に、溝部に嵌まり込んだリード線を押圧する突起が
形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記
載のPTCヒータの端末構造。 - 【請求項4】 前記上下の端末保護カバーが、PTCヒ
ータの端末部の周辺部で重ね合わせて超音波溶着により
接合固定されたことを特徴とする請求項1又は請求項2
若しくは請求項3に記載のPTCヒータの端末構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25296897A JPH1197155A (ja) | 1997-09-18 | 1997-09-18 | Ptcヒータの端末構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25296897A JPH1197155A (ja) | 1997-09-18 | 1997-09-18 | Ptcヒータの端末構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1197155A true JPH1197155A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17244670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25296897A Pending JPH1197155A (ja) | 1997-09-18 | 1997-09-18 | Ptcヒータの端末構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1197155A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010021031A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Japan Pionics Co Ltd | 面状ヒータ |
-
1997
- 1997-09-18 JP JP25296897A patent/JPH1197155A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010021031A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Japan Pionics Co Ltd | 面状ヒータ |
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