JPH1197929A - 発振器、及びアップ/ダウン・チューナシステム - Google Patents

発振器、及びアップ/ダウン・チューナシステム

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JPH1197929A
JPH1197929A JP9259093A JP25909397A JPH1197929A JP H1197929 A JPH1197929 A JP H1197929A JP 9259093 A JP9259093 A JP 9259093A JP 25909397 A JP25909397 A JP 25909397A JP H1197929 A JPH1197929 A JP H1197929A
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transistor
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emitter
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ground
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JP9259093A
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Kaoru Ozaki
薫 尾崎
Masanao Saito
正尚 齊藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な位相雑音特性を得ることができ、しか
も小型化も可能な発振器を提供する。 【解決手段】 固有の振動数を有し共振作用により発振
周波数を決定する共振回路と、前記共振回路の出力ノー
ドにベースが接続され、直流電圧が印加される電源ノー
ドにコレクタが接続されたトランジスタと、前記トラン
ジスタのベース/エミッタ間に接続された帰還容量と、
前記電源ノードと前記出力ノードとの間に接続された第
1のバイアス抵抗と、前記出力ノードとグランドとの間
に接続された第2のバイアス抵抗と、前記トランジスタ
のエミッタとグランドとの間に接続された第3のバイア
ス抵抗とを備え、前記トランジスタのエミッタより発振
出力を取り出す構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばヘテロダイ
ン方式の送受信システムにおいて、アップコンバータや
ダウンコンバータの周波数変換動作に用いられる発振
器、この発振器を用いたアップ/ダウン・チューナシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分野の技術としては、例
えば図8に示すようなものがあった。図8は、従来の発
振器の一構成例を示す回路図である。
【0003】この発振器は、固有の振動数を有する共振
部200と、2つのNPNトランジスタ101,102
の差動対から成るマルチバイブレータで構成された発振
部300とを備えている。
【0004】トランジスタ101,102のベース及び
コレクタは、共振部(タンク回路)200に接続されて
いる。さらに、トランジスタ101,102のエミッタ
は共通接続されて電流源103に接続されている。DC
電圧は、端子104からコレクタ負荷抵抗105,10
6を介してトランジスタ101,102に供給される。
トランジスタ101,102のベース電圧は、端子10
7に接続されたバイアス回路108から抵抗109,1
10を介して印加される。そして、トランジスタ10
1,102のベースが出力端子111,112にそれぞ
れ接続され、この出力端子111,112から発振出力
Po が取り出されるようになっている。
【0005】共振部200では、ある周波数と当該回路
の固有振動数が一致したとき共振作用が起こる。すなわ
ち、ある周波数の可変電圧VT に対して、特に大きな電
圧や電流を生ずる。このときの可変電圧VT の周波数を
共振周波数foscという。
【0006】図9に共振部200の内部構成を示す回路
図を示す。
【0007】図中201〜204は、上記発振部300
と接続するための端子であり、210は可変電圧VT 入
力用の入力端子である。211は抵抗、212はインダ
クタである。なお、抵抗211には、可変電圧VT の電
源インピーダンスを見えなくするために一般的に高抵抗
が使用される。
【0008】213,214は可変容量ダイオード、2
15,216は高抵抗、217,218は直流分カット
用の容量である。さらに、219,220は帰還容量で
ある。
【0009】このように構成される発振器によれば、入
力端子210から印加された可変電圧VT が可変容量ダ
イオード213,214に印加されることにより、その
可変容量ダイオード213,214の容量が変化し、発
振周波数を変化させる。発振周波数は、主に共振部20
0のインダクタ212と可変容量ダイオード213,2
14の共振作用によって決定される。また、発振信号
は、発振出力Poとして出力端子111,112から平
行出力されると同時に、一方のトランジスタのベースか
ら帰還容量219,220を介してそれぞれトランジス
タ101,102のコレクタへと戻される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の発振器では、トランジスタ101,102のベース
及びエミッタ抵抗の熱雑音や、抵抗105,106,1
09,110の熱雑音等により、位相雑音特性が劣化す
るという問題があった。
【0011】この点について実際に1GHz帯の発振器
で実験すると、図10に示すように、約−75dBc/
Hz(10KHz offset)となり、位相雑音特
性の劣化が明らかとなった。
【0012】さらに、発振部300が差動対であること
から小型化に不向きであるという問題もあった。
【0013】本発明は、上述の如き従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、良好な位相雑
音特性を実現でき、しかも回路規模も小型にできる発振
器を提供することである。またその他の目的は、上記目
的の発振器を用いたアップ/ダウン・チューナシステム
を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明である発振器の特徴は、固有の振動数を
有し共振作用により発振周波数を決定する共振回路と、
前記共振回路の出力ノードにベースが接続され、直流電
圧が印加される電源ノードにコレクタが接続されたトラ
ンジスタと、前記トランジスタのベース/エミッタ間に
接続された帰還容量と、前記電源ノードと前記出力ノー
ドとの間に接続された第1のバイアス抵抗と、前記出力
ノードとグランドとの間に接続された第2のバイアス抵
抗と、前記トランジスタのエミッタとグランドとの間に
接続された第3のバイアス抵抗とを備え、前記トランジ
スタのエミッタより発振出力を取り出す構成にしたこと
にある。
【0015】この第1の発明によれば、共振回路は、共
振作用により発振周波数を決定し、トランジスタは、そ
の共振回路の出力を増幅する。前記トランジスタより出
力された発振出力は、帰還容量を介してトランジスタの
ベースからコレクタへフィードバックされ、発振が持続
する。これにより、トランジスタ及び抵抗の数を従来回
路よりも少なくして構成でき、トランジスタのベース及
びエミッタ抵抗の熱雑音や抵抗の熱雑音が従来回路より
も小さくなる。
【0016】第2の発明である発振器の特徴は、固有の
振動数を有し共振作用により発振周波数を決定する共振
回路と、前記共振回路の出力ノードにベースが接続さ
れ、直流電圧が印加される電源ノードにコレクタが接続
されたトランジスタと、前記トランジスタのベース/エ
ミッタ間に接続された帰還容量と、前記電源ノードと前
記出力ノードとの間に接続された第1のバイアス抵抗
と、前記出力ノードとグランドとの間に接続された第2
のバイアス抵抗と、前記トランジスタのエミッタとグラ
ンドとの間に接続された第3のバイアス抵抗と、前記電
源ノードとグランドとの間に接続されたコレクタ接地容
量と、前記トランジスタのエミッタとグランドとの間に
接続されたエミッタ接地容量とを備え、前記トランジス
タのエミッタより発振出力を取り出す構成にしたことに
ある。
【0017】この第2の発明によれば、共振回路は、共
振作用により発振周波数を決定し、トランジスタは、そ
の共振回路の出力を増幅する。前記トランジスタより出
力された発振出力は、帰還容量を介してトランジスタの
ベースからコレクタへフィードバックされ、発振が持続
する。このとき、コレクタ接地容量及びエミッタ接地容
量で決定された発振可能帯域で的確に発振動作を行う。
これにより、トランジスタ及び抵抗の数を従来回路より
も少なくして構成でき、トランジスタのベース及びエミ
ッタ抵抗の熱雑音や抵抗の熱雑音が従来回路よりも小さ
くなる。
【0018】第3の発明である発振器の特徴は、上記第
2の発明において、前記トランジスタのエミッタとグラ
ンドとの間に第1と第2の抵抗を直列に接続し、この第
1と第2の抵抗によって分圧される出力を前記発振出力
として取り出す構成にしたことにある。
【0019】この第3の発明によれば、発振出力を第1
及び第2の抵抗で分圧してから出力するので、発振出力
レベルを容易にコントロールすることができる。
【0020】第4の発明である発振器の特徴は、上記第
3の発明において、前記第1と第2の抵抗は、前記第3
のバイアス抵抗を2分割して代用したことにある。
【0021】この第4の発明によれば、少ない部品点数
で上記第3の発明と同等の作用を呈する。
【0022】第5の発明である発振器の特徴は、上記第
2の発明において、前記トランジスタのエミッタとグラ
ンドとの間に第1と第2の容量を直列に接続し、この第
1と第2の容量によって分圧される出力を前記発振出力
として取り出す構成にし、前記第1と第2の容量は、前
記エミッタ接地容量を2分割して代用したことにある。
【0023】この第5の発明によれば、少ない部品点数
で上記第3の発明と同等の作用を呈する。
【0024】第6の発明であるアップ/ダウン・チュー
ナシステムの特徴は、受信電波の所定ノイズ領域をカッ
トする第1のノイズフィルタと、前記第1のノイズフィ
ルタの出力周波数を上げる第1の周波数変換部と、前記
第1の周波数変換部の出力信号の所定ノイズ領域をカッ
トする第2のノイズフィルタと、前記第2のノイズフィ
ルタの出力周波数を下げる第2の周波数変換部と、前記
第2の周波数変換部の出力信号の所定ノイズ領域をカッ
トする第3のノイズフィルタとを備えたアップ/ダウン
・チューナシステムにおいて、前記第1及び第2の周波
数変換部は、請求項1乃至請求項5記載の発振器の発振
出力を用いて、それぞれの周波数変換動作を行うことに
ある。
【0025】この第6の発明によれば、第1及び第2の
周波数変換部における周波数変換機能が向上する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係
る発振器の回路図である。
【0027】この発振器は、固有の振動数を有する共振
部10と、発振部20とで構成されている。
【0028】共振部10は、インダクタと静電容量を有
するいわゆるタンク回路から成り、ある周波数(共振周
波数)と当該回路の固有振動数が一致したとき共振作用
が起こる。具体的構成は、図2に示すように、所定の周
波数の可変電圧VT が印加される入力端子11と出力ノ
ード22との間に、抵抗12と容量13とが直列接続さ
れている。ここで、抵抗12は、可変電圧VT の電源イ
ンピーダンスを見えなくするために一般的に高抵抗が使
用される。容量13は、直流分カット用の容量である。
そして、抵抗12と容量13の接続点であるノードNと
グランドとの間には、可変容量ダイオード14とインダ
クタ15からなる直列共振回路が接続されている。
【0029】この共振部10においては、入力端子11
から印加された可変電圧VT が可変容量ダイオード14
に印加されることにより、その可変容量ダイオード14
の容量が変化し、発振周波数を変化させる。
【0030】発振部20は、共振部10の出力を増幅す
る1つのNPNトランジスタ21を備えている。該トラ
ンジスタ21のベースには共振部10の出力ノード22
が接続され、コレクタには、DC電圧が印加される電源
ノード23が接続されている。
【0031】トランジスタ21のベース/エミッタ間に
は帰還容量24が接続されている。さらに、電源ノード
23と前記出力ノード22との間にはバイアス抵抗25
が、また出力ノード22とグランドGNDとの間にはバ
イアス抵抗26が接続され、トランジスタ21のエミッ
タとグランドGNDとの間にはバイアス抵抗27が接続
されている。すなわち、電源ノード23に印加されるD
C電圧は、バイアス抵抗25,26によりトランジスタ
21のベースに印加され、トランジスタ21のエミッタ
電圧はバイアス抵抗27とエミッタ電流により決定され
る。
【0032】また、トランジスタ21のコレクタは、コ
レクタ接地容量28によって高周波的に接地され、トラ
ンジスタ21のエミッタとグランドGNDには、エミッ
タインピーダンスを下げる働きをするエミッタ接地容量
29が接続されている。ここで、コレクタ接地容量28
とエミッタ接地容量29により、本実施形態の発振器の
発振可能帯域が決定される。そして、トランジスタ21
のエミッタに接続された出力端子30から発振出力Po
が取り出されるようになっている。
【0033】本実施形態の発振器によれば、発振周波数
は、主に共振部10の可変容量ダイオード14とインダ
クタ15の共振によって決定される。発振信号は帰還容
量24を介してトランジスタ21のベースからコレクタ
へと戻される。このフィードバックによって発振が持続
し、発振信号は発振出力Poとして出力端子30から出
力される。
【0034】本実施形態の発振器においては、トランジ
スタは1個で済み、且つ抵抗の数も従来回路に比べて少
ないので、トランジスタのベース及びエミッタ抵抗の熱
雑音や、抵抗の熱雑音を従来回路よりも小さくすること
ができ、良好な位相雑音特性が得られる。さらに、発振
部だけでなく、共振部の構成も簡単な構成で済むので、
回路規模も小型化することが可能になる。
【0035】実際に、1GHz帯で実測すると、帰還容
量24を2[PF]とし、コレクタ接地容量28を10
00[PF]とした時に、本実施形態の位相雑音特性図
を表す図3に示すように、−85〜90dBc/Hz
(10KHz offset)と良好な位相雑音特性を
得ることができる。なお、図3中の実線Z1が本実施形
態の特性であり、破線Z2が図10に示す従来回路の特
性を示している。
【0036】さらに、本実施形態では、チップ面積も容
量24,29を内蔵しても従来回路の約1/4以下にす
ることが可能である。
【0037】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
【0038】図4は、本発明の第2実施形態に係る発振
器の回路図であり、上記図1と共通の要素には同一の符
号が付されている。
【0039】本実施形態は、上記図1の回路構成におい
て、トランジスタ21のエミッタとグランドGNDとの
間に分圧抵抗41,42を直列に接続し、この分圧抵抗
41,42の接続点から出力端子30を引き出すように
したものである。
【0040】この回路構成によれば、出力端子30から
分圧抵抗41,42により分圧された信号が発振出力P
o として取り出される。この分圧抵抗41,42の抵抗
値を任意に設定することにより、発振出力Po のレベル
を容易に所望のレベルに落とすことができる。
【0041】周波数変換器等に用いられる発振器は、発
振出力Po の歪みを補正したりゲインをとるために発振
出力Po のレベルをある範囲でコントロールする必要が
あるが、発振出力Po のレベルを精度良く設計すること
が難しい。この点を考慮して本実施形態では、分圧抵抗
41,42を設け、発振出力Po を分圧抵抗41,42
で分圧してから出力するので、発振出力Po のレベルを
容易にコントロールすることができ、さらにアイソレー
ションも向上するので、高周波信号のリークを抑圧する
ことができる。
【0042】1GHz帯での実測によれば、分圧抵抗4
1,42による分圧を行わず出力した場合(第1実施形
態)の発振出力Po のレベルは約+2dBmであるのに
対し、本実施形態において分圧抵抗41を900
[Ω]、分圧抵抗42を300[Ω]とした場合は−7
dBm程度となる。また、アイソレーションは約10d
B向上する。
【0043】次に、本発明の第3実施形態を説明する。
【0044】図5は、本発明の第3実施形態に係る発振
器の回路図であり、上記図4と共通の要素には同一の符
号が付されている。
【0045】本実施形態は、上記図4の回路構成におい
て、エミッタ抵抗27に分圧抵抗41,42の働きを代
用させたものである。すなわち、エミッタ抵抗27を2
分割して分圧抵抗27a,27bとすることにより、少
ない部品点数で上記第2実施形態と同等の効果を得るこ
とができる。
【0046】次に、本発明の第4実施形態を説明する。
【0047】図6は、本発明の第4実施形態に係る発振
器の回路図であり、上記図4と共通の要素には同一の符
号が付されている。
【0048】本実施形態は、上記図4の回路構成におい
て、エミッタ接地間容量29を2分割して分圧容量29
a,29bとし、その接続点に出力端子30を接続する
ことにより、少ない部品点数で上記第2実施形態と同等
の効果を得ることができる。
【0049】なお、上記2つの分圧容量29a,29b
うちの一方を外付け部品としてIC外に出し、発振出力
Po のレベルを外部からコントロールすることも可能で
ある。
【0050】次に、本発明の発振器に係る適用例を説明
する。
【0051】図7は、本発明の発振器の適用例を示すア
ップ/ダウン・チューナシステムの要部構成ブロック図
である。
【0052】このアップ/ダウン・チューナシステム
は、例えば、ヘテロダイン方式(ホモスーパー、ダイブ
ルスーパー等)の受信システムに設けられるもので、ア
ンテナ61、ノイズフィルタ62、及びアップコンバー
タ63が順次接続されている。さらに、アップコンバー
タ63の出力側には、ノイズフィルタ64、ダウンコン
バータ65、ノイズフィルタ66、及びチューナ67が
順次接続されている。
【0053】そして、前記アップコンバータ63及びダ
ウンコンバータ65は、それぞれ発振器63A及び65
Aの発振出力によりアップ/ダウンの周波数変換を行
う。この発振器63A及び65Aは、上記第1乃至第4
実施形態で説明した本発明の発振器で構成されている。
【0054】このアップ/ダウン・チューナシステムに
よれば、アンテナ61で受信した電波は、ノイズフィル
タ62で所定ノイズ領域がカットされた後、アップコン
バータ63に入力される。
【0055】アップコンバータ63では、本発明の発振
器63Aの発振出力Po を用いて受信信号の周波数をア
ップ変換する。アップ変換された信号は、さらにノイズ
フィルタ64を経由して、前記アップコンバータ63の
変換周波数に対応した所定ノイズ領域がカットされ、ダ
ウンコンバータ65に入力される。
【0056】ダウンコンバータ65では、本発明の発振
器65Aの発振出力Po を用いて、前記ノイズフィルタ
64の出力をチューナ67に必要な周波数にダウンす
る。その後、ダウンコンバータ65の出力は、さらにノ
イズフィルタ66を経由してチューナ67に入力する。
【0057】このようなアップ/ダウン・チューナシス
テムに本発明の発振器を使用したので、アップコンバー
タ63及びダウンコンバータ65における周波数変換機
能が向上し、精度良くチューニング動作を行うことが可
能になる。
【0058】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
である発振器によれば、共振回路と、1つのトランジス
タと、帰還容量と、第1乃至第3のバイアス抵抗とを備
えたので、トランジスタ及び抵抗の数が従来回路に比べ
て少なくなり、トランジスタのベース及びエミッタ抵抗
の熱雑音や、抵抗の熱雑音を従来回路よりも小さくする
ことができ、良好な位相雑音特性を得ることが可能にな
る。さらに、発振部だけでなく共振部の構成も簡単な構
成で済むので、回路規模も小型化することができる。こ
れにより、集積回路に向く発振器を実現することが可能
になる。
【0059】第2の発明である発振器によれば、上記第
1の発明と同等の効果を得ることができ、しかもコレク
タ接地容量及びエミッタ接地容量で決定された発振可能
帯域で的確に発振動作を行うことが可能になる。
【0060】第3の発明である発振器によれば、発振出
力を第1及び第2の抵抗で分圧してから出力するので、
発振出力レベルを容易にコントロールすることができ、
所望の発振出力レベルを得ることが可能になる。さら
に、アイソレーションも向上するので、高周波信号のリ
ークを抑圧することができる。
【0061】第4の発明である発振器によれば、少ない
部品点数で上記第3の発明と同等の効果を奏する。
【0062】第5の発明である発振器によれば、少ない
部品点数で上記第3の発明と同等の効果を奏する。
【0063】第6の発明であるアップ/ダウン・チュー
ナシステムによれば、第1及び第2の周波数変換部に本
発明の発振器を使用したので、第1及び第2の周波数変
換部における周波数変換機能が向上し、精度良くチュー
ニング動作を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る発振器の回路図で
ある。
【図2】図1に示した共振部の回路図である。
【図3】第1実施形態における位相雑音特性図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る発振器の回路図で
ある。
【図5】本発明の第3実施形態に係る発振器の回路図で
ある。
【図6】本発明の第4実施形態に係る発振器の回路図で
ある。
【図7】本発明の発振器に係る適用例を示すアップ/ダ
ウン・チューナシステムの要部構成ブロック図である。
【図8】従来の発振器の一構成例を示す回路図である。
【図9】従来の共振部の回路図である。
【図10】従来の発振器の位相雑音特性図である。
【符号の説明】
10 共振部 12 抵抗 13 容量 14 可変容量ダイオード 15 インダクタ 20 発振部 21 NPNトランジスタ 24 帰還容量 25,26,27 バイアス抵抗 28 コレクタ接地容量 29 エミッタ接地容量 Po 発振出力 VT 可変電圧

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有の振動数を有し共振作用により発振
    周波数を決定する共振回路と、 前記共振回路の出力ノードにベースが接続され、直流電
    圧が印加される電源ノ ードにコレクタが接続されたトランジスタと、前記トラ
    ンジスタのベース/エミッタ間に接続された帰還容量
    と、 前記電源ノードと前記出力ノードとの間に接続された第
    1のバイアス抵抗と、 前記出力ノードとグランドとの間に接続された第2のバ
    イアス抵抗と、 前記トランジスタのエミッタとグランドとの間に接続さ
    れた第3のバイアス抵抗とを備え、 前記トランジスタのエミッタより発振出力を取り出す構
    成にしたことを特徴とする発振器。
  2. 【請求項2】 固有の振動数を有し共振作用により発振
    周波数を決定する共振回路と、 前記共振回路の出力ノードにベースが接続され、直流電
    圧が印加される電源ノードにコレクタが接続されたトラ
    ンジスタと、 前記トランジスタのベース/エミッタ間に接続された帰
    還容量と、 前記電源ノードと前記出力ノードとの間に接続された第
    1のバイアス抵抗と、前記出力ノードとグランドとの間
    に接続された第2のバイアス抵抗と、 前記トランジスタのエミッタとグランドとの間に接続さ
    れた第3のバイアス抵抗と、 前記電源ノードとグランドとの間に接続されたコレクタ
    接地容量と、 前記トランジスタのエミッタとグランドとの間に接続さ
    れたエミッタ接地容量とを備え、 前記トランジスタのエミッタより発振出力を取り出す構
    成にしたことを特徴とする発振器。
  3. 【請求項3】 前記トランジスタのエミッタとグランド
    との間に第1と第2の抵抗を直列に接続し、この第1と
    第2の抵抗によって分圧される出力を前記発振出力とし
    て取り出す構成にしたことを特徴とする請求項2記載の
    発振器。
  4. 【請求項4】 前記第1と第2の抵抗は、前記第3のバ
    イアス抵抗を2分割して代用したことを特徴とする請求
    項3記載の発振器。
  5. 【請求項5】 前記トランジスタのエミッタとグランド
    との間に第1と第2の容量を直列に接続し、この第1と
    第2の容量によって分圧される出力を前記発振出力とし
    て取り出す構成にし、 前記第1と第2の容量は、前記エミッタ接地容量を2分
    割して代用したことを特徴とする請求項2記載の発振
    器。
  6. 【請求項6】 受信電波の所定ノイズ領域をカットする
    第1のノイズフィルタと、前記第1のノイズフィルタの
    出力周波数を上げる第1の周波数変換部と、前記第1の
    周波数変換部の出力信号の所定ノイズ領域をカットする
    第2のノイズフィルタと、前記第2のノイズフィルタの
    出力周波数を下げる第2の周波数変換部と、前記第2の
    周波数変換部の出力信号の所定ノイズ領域をカットする
    第3のノイズフィルタとを備えたアップ/ダウン・チュ
    ーナシステムにおいて、 前記第1及び第2の周波数変換部は、 請求項1乃至請求項5記載の発振器の発振出力を用い
    て、それぞれの周波数変換動作を行うことを特徴とする
    アップ/ダウン・チューナシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7560999B2 (en) 2006-03-28 2009-07-14 Epson Toyocom Corporation Oscillation circuit
CN109889193A (zh) * 2019-02-27 2019-06-14 中国电子科技集团公司第二十六研究所 抑制低鉴相频率锁相环的鉴相泄露杂散的环路滤波电路

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