JPH1199857A - シートスライド装置のロック構造 - Google Patents

シートスライド装置のロック構造

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JPH1199857A
JPH1199857A JP27940297A JP27940297A JPH1199857A JP H1199857 A JPH1199857 A JP H1199857A JP 27940297 A JP27940297 A JP 27940297A JP 27940297 A JP27940297 A JP 27940297A JP H1199857 A JPH1199857 A JP H1199857A
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JP
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claw
outer side
locking
hole
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JP27940297A
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Kazukuni Hashimoto
一訓 橋本
Mitsuo Shimazaki
満雄 島崎
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Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装着の際の作業性、および操作レバーの操作
性の低下を伴うことなく、インナーサイド、アウターサ
イドでの確実なロックを確保する。 【構成】 同期して動作可能なインナーサイド、アウタ
ーサイドのロック機構12(i、o) のうち、インナーサイド
のロック爪38a(i)の長さL1を、少なくともロック孔36と
の係合の得られる長さだけ、アウターサイドのロック爪
38a(o)の長さL2より長く形成して、インナーサイドのロ
ック爪をアウターサイドのロック爪に先行してロック孔
に挿入可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インナーサイ
ド、アウターサイド一対のレール体の作動を、各レール
体に設けられたロック手段の同期したロック動作のもと
で規制可能とした、いわゆる両側ロックタイプのシート
スライド装置のロック構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車等のような車両用のシート
は、床面との間に介在されたシートスライド装置によっ
て、前後方向にスライド可能に支持されている。
【0003】このシートスライド装置は、シートサイド
に固定されるランナ(スライドレール、アッパーレール
等とも称する)を床面サイドの固定のガイドレール(ロ
アレール等とも称する)に対してスライド自在に組みつ
けてなる一対のレール体を、車両の横幅方向におけるイ
ンナーサイド(中央寄り)、アウターサイド(外方寄
り)での離間位置でシートと床面との間にそれぞれ介在
して構成されている。そして、この種のシートスライド
装置においては、操作レバーにより解除操作の可能なロ
ック手段が、インナーサイド、アウターサイドのレール
体にそれぞれ設けられ、各サイドのロック手段の同期し
たロック動作のもとで、ガイドレールに対するランナの
スライドが一体的に規制可能となっている。
【0004】この種のシートスライド装置のロック手段
として、たとえば、ガイドレールの底壁に穿孔された一
連のロック孔に、ロックプレートの対応するロック爪を
挿入、係合させてロックする、いわゆるラッチ式の構成
が知られている。このようなラッチ式のロック手段にお
いて、ロックプレートは、たとえば、回動アームを介し
てランナに昇降自在に設けられ、ロックばねの偏倚力の
もとで、ロック孔へのロック爪の挿入、係合方向、つま
りロック方向に偏倚されている。
【0005】そして、インナーサイド、アウターサイド
の回動アーム間が、ジョイントパイプ等の連動手段を介
して一体的に回動可能に連結され、この回動アームの一
体的な回動に伴う、各サイドのロック手段のロック動作
のもとで、一対のレール体のガイドレールに対するラン
ナのスライド、つまりはシートスライド装置の作動が規
制可能となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、シートスラ
イド装置のガイドレール、ランナは、通常、ボルト止め
等によって床面、あるいはシート下面等に固定される。
この場合、ボルト等は対向する部材に穿設された挿通孔
を介して挿通、螺着されるが、この挿通孔は、通常、ボ
ルトの径より大径の、いわゆるバカ孔となっているた
め、この径の差に対応する量だけ、ガイドレール、ある
いはランナの位置が、インナーサイド、アウターサイド
間で前後方向等にずれる虞れがある。
【0007】このような、インナーサイド、アウターサ
イド間におけるガイドレール、あるいはランナ間の位置
ずれ、特に前後方向でのロック孔の位置ずれは、通常、
ロック孔とロック爪との間の、いわゆる遊びの範囲で保
障される。しかし、インナーサイド、アウターサイドの
ガイドレール間、およびランナ間でのずれが相反する方
向に過剰にずれた場合等においては、一方のサイドのロ
ックアームのロック爪がロック孔の周縁に引っ掛かって
十分に係合されない、いわゆるハーフロック状態を招く
ことが考えられる。
【0008】そこで、従来は、このようなハーフロック
状態を防止すべく、治具等の利用のもとで、レール体装
着の際の高精度化をはかっているが、このような装着作
業の高精度化は装着作業の煩雑化を伴うため、作業性の
低下が避けられない。
【0009】ここで、このようなハーフロック状態の防
止手段として、たとえば、バカ孔としてなる挿通孔の径
を最小限に抑えることが考えられる。しかし、このよう
な構成においては、挿通孔へのボルト等の挿通が容易で
なくなるため、この点においても、作業の煩雑化に起因
する作業性の低下は避けられない。
【0010】また、ロック手段のロックプレートは、ロ
ックばねの偏倚力のもとでロック方向に偏倚されている
ことから、ロックプレートに付与される偏倚力を増大化
し、このロックばねの多大な偏倚力のもとでロックプレ
ートをロック方向に強制的に移動させることによって、
インナーサイド、アウターサイド間でのロック孔の位置
ずれに起因するハーフロック状態を防止する構成も考え
られる。しかし、ロックプレートに付与される偏倚力
は、操作レバーの操作力に直接的に影響するため、ロッ
クばねの偏倚力の増大化においては、ロックの確実性が
向上する反面、操作レバーの操作力の増大化に伴う操作
の煩雑化を同時に招く。従って、このようなロックばね
の偏倚力の増大化のもとでは、これに伴う操作レバーの
操作性の低下が避けられない。
【0011】この発明は、レール体の装着の際における
作業性、および操作レバーの操作性の低下を伴うことな
く、インナーサイド、アウターサイドでの確実なロック
を確保するシートスライド装置のロック構造の提供を目
的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、この発明によれば、インナーサイド、アウターサイ
ドに設けられたロック手段を、ガイドレールサイドに穿
孔された一連のロック孔と、ロック孔に挿入、係合可能
なロック爪を一体に有して、ランナサイドに昇降自在に
設けられたロックプレートと、ロック孔にロック爪を挿
入、係合させるロック方向への偏倚力をロックプレート
に付与するロックばねとを具備した構成とし、各サイド
のロック手段間を、連動手段により同期して作動可能に
連結している。
【0013】そして、インナーサイド、アウターサイド
のいずれか一方のロックプレートのロック爪を、少なく
ともロック孔との係合の得られる量だけ、他方のロック
プレートのロック爪に先行して挿入可能とし、ロック孔
への他方のロック爪の挿入の際、一方のロックプレート
を、この他方のロックプレートと一体的にロック方向に
更に移動させている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0015】図1、図2に示すように、この発明に係る
シートスライド装置のロック構造において、シートスラ
イド装置10は、ロック手段12(i、o) の設けられた一対の
レール体14(i、o) を、自動車等の車両の横幅方向におけ
るインナーサイド(中央寄り)、アウターサイド(外方
寄り)に離間した位置でシート16と床面18との間に配置
して構成されている。そして、インナーサイド、アウタ
ーサイドのロック手段12(i、o) 間は、操作レバー20の操
作のもとで同期して作動可能に、連動手段22によって連
結されている。
【0016】図1、図2に加えて図3を見るとわかるよ
うに、シートスライド装置のレール体14(i、o) は、シー
ト16に固定されるランナ(スライドレール、アッパーレ
ール等とも称する)24を、床面18に固定されるガイドレ
ール(ロアレール等とも称する)26に対し、前後一対の
ローラ28等の転動子を介してスライド自在に組みつけた
ユニット体として形成されている。
【0017】なお、この実施の形態においては、折曲片
24a に固設されたボルト30を介してランナ24がシート16
に、またレッグ32に固設された挿着ピン34を介してガイ
ドレール26が床面18に、それぞれ固定可能となってい
る。
【0018】また、図1、図3に加えて図4(A) を見る
とよくわかるように、レール体14(i、o) に設けられるイ
ンナーサイド、アウターサイドのロック手段12(i、o)
は、ガイドレールサイド、たとえばガイドレール26の底
壁26a に穿孔された一連のロック孔36と、このロック孔
に挿入、係合可能なロック爪38a を下端に一体に有する
ランナサイドのロックプレート38との組み合わせを備え
ている。
【0019】ロックプレート38は、たとえば、ランナ24
に設けられた切欠き状のスペース40に、折曲によりなる
上壁24b の挿通孔42への上端延出片38b の遊挿を伴って
配設されている。そして、一体的に回動可能な支軸44を
介してランナ24に支点の枢着された回動アーム46の一端
46a によって、このロックプレート38は、ランナに対し
て昇降自在に支持されている。
【0020】ここで、ロックプレート38は、ランナのス
ペース40に沿った垂直方向での昇降であるため、支軸
(支点)44を中心として回動する回動アームの一端46a
とはその移動軌跡が異なる。そのため、この実施の形態
においては、ロックプレート38と回動アームの一端46a
とを枢着する枢支ピン48のための挿通孔のうち、たとえ
ば回動アームの一端の挿通孔50を長孔とし、この長孔内
で枢支ピンを移動させることによって、ロックプレート
と回動アームの一端との間の移動軌跡のずれを保障可能
としている。
【0021】そして、図2、図3に示すように、ロック
孔36にロック爪38a を挿入、係合させる方向、つまりロ
ック方向への偏倚力をロックプレート38に付与可能に、
ロックばね52が配設されている。このロックばね52とし
て、たとえば、支軸44の外方延出端44a に巻挿されたね
じりばねが利用でき、このねじりばねの各端末は、ラン
ナの上壁24b と、回動アーム46の他端46b サイドとに、
それぞれ係止されている。
【0022】図2、図3に示すように、このようなシー
トスライド装置10においては、インナーサイド、アウタ
ーサイドのロック手段12(i、o) が連動手段22によって同
期して作動可能に連結されるとともに、操作レバー20
が、各サイドのロック手段を一体的にロック解除可能に
設けられている。連動手段22として、たとえば、インナ
ーサイド、アウターサイドの支軸44間に架設されたジョ
イントパイプ23が利用できる。そして、この発明の実施
の一形態においては、このジョイントパイプ23の各端末
への支軸44の内方延出端44b の挿入、固着のもとで、各
サイドの回動アーム46間が一体的に回動可能に連結され
ている。
【0023】一体的に回動可能な支軸54を基端に有する
操作レバー20は、たとえば、ブラケット56によって回動
自在に支持され、支軸の内方端に固着されたリンクアー
ム58の係合ピン60で回動アームの他端46b を下方に押圧
可能に、アウターサイドのレール体14o のランナ24に配
設されている。
【0024】なお、ブラケット60は、ランナ24の前方の
折曲片24a から外方に延出された支持プレート62を介し
て、当該ランナに固定されている。
【0025】また、操作レバー20は、リターンばね64の
偏倚力のもとで初期位置方向に偏倚されている。リター
ンばね64として、たとえば、支軸54に巻挿されたねじり
ばねが利用でき、このねじりばねの各端末は、操作レバ
ー20とブラケット56とにそれぞれ係止されている。
【0026】なお、この発明の実施の一形態において
は、支持プレート62の外方端62a を上方に折曲してスト
ッパとして機能させることで、下方(図3の時計方向)
への操作レバー20の過度の回動を阻止している。
【0027】図3に示すように、このような構成におい
ては、操作レバー20をリターンばね64の偏倚力に抗して
図中反時計方向に引き上げ、係合ピン60で回動アームの
他端46b を図中時計方向に押し下げることで、インナー
サイド、アウターサイドの回動アーム46は、それぞれの
ロックばね52の偏倚力に抗して時計方向に一体的に回動
される。すると、この時計方向への回動アーム46の回動
に伴うロックプレート38の上昇、およびこれに伴うロッ
ク孔36からのロック爪38a の離反によって、インナーサ
イド、アウターサイドのロック手段12(i、o) のロックが
一体的に解除される(図4(B) 参照)。
【0028】そして、ガイドレール26に対するランナ24
のスライドのもとでシート16の前後位置を任意に設定し
た後、操作レバー20の操作力を解除すれば、操作レバ
ー、回動アーム46はロックばね52、リターンばね64のそ
れぞれの偏倚力のもとで初期位置方向に偏倚され、ロッ
クプレートのロック爪38a が対応する位置付近のロック
孔36に整列したとき、ロックばねの偏倚力のもとでの、
ロック孔へのロック爪の挿入、係合によって、インナー
サイド、アウターサイドのロック手段12(i、o) は再度ロ
ックされる(図4(A) 参照)。
【0029】ここで、この発明のシートスライド装置の
ロック構造においては、インナーサイド、アウターサイ
ドのいずれか一方のロックプレートのロック爪38a を、
少なくともロック孔36との係合の得られる量だけ、他方
のロックプレートのロック爪に先行して挿入可能として
いる。
【0030】そして、図1、図3、および図4(A) に示
すように、この発明の実施の一形態においては、インナ
ーサイドのロックプレートのロック爪38a(i)の長さL1
を、アウターサイドのロックプレートのロック爪38a(o)
の長さL2に対し、ロック孔36との係合の得られる長さ、
たとえば、ガイドレールの底壁26a の厚み程度の長さL3
だけ長く形成している。つまり、ロック爪38a(i、o)の長
さの関係がL1>L2の関係となるようにインナーサイド、
アウターサイドのロックプレート38(i、o) は形成されて
いる。
【0031】なお、インナーサイド、アウターサイドの
ロックプレート38(i、o) は一体的に昇降するため、各サ
イドのロックプレートの昇降ストロークは、ロック爪38
a の長いインナーサイドのロックプレート38i に必要な
ストローク、つまり、インナーサイドのロックプレート
のロック爪38a(i)がロック孔36から確実に離反可能なス
トロークに合わせられる(図4(B) 参照)。
【0032】このような構成においては、操作レバー20
の操作力解除後のランナ24のスライドによって、インナ
ーサイドの長いロック爪38a(i)が、ガイドレールの底壁
26aの上面を摺動する。そして、インナーサイドのロッ
ク爪38a(i)が対応するロック孔36に整列したとき、ロッ
クばね52の偏倚力のもとで、図4(C) に示すように、ま
ず、このインナーサイドのロック爪38a(i)が、アウター
サイドの短いロック爪38a(o)に先行して、相互のロック
爪の長さの差である長さL3だけ、対応するロック孔36に
挿入、係合される。
【0033】このとき、アウターサイドのロック爪38a
(o)が、同様にロック孔36に整列すれば、インナーサイ
ド、アウターサイドのロックプレート38(i、o) の同期し
た、ひいては一体的な下降のもとで、インナーサイド、
アウターサイドのロック手段12(i,o) は同時にロックさ
れる(図4(A) 参照)。
【0034】ここで、ロック孔36の位置がインナーサイ
ド、アウターサイド間で前後方向にずれ、インナーサイ
ドのロック爪38a(i)の先行した挿入時に、アウターサイ
ドのロック爪38a(o)がロック孔に整列していない場合に
おいては、図4(C) に示すように、ロックプレート38
(i、o) の下降はガイドレールの底壁26a の上面とアウタ
ーサイドのロック爪38a(o)との係合位置で停止される。
しかしながら、この発明の実施の一形態においては、イ
ンナーサイドのロック爪38a(i)が、この時点で、ロック
爪の長さの差である長さL3だけロック孔36に挿入、係合
されているため、シート16の前後位置は当該位置に設定
される。
【0035】そして、この前後位置において、シート16
を前後に軽く動かせば、ロック孔36に対するインナーサ
イドのロック爪38a(i)の遊びの範囲内における、アウタ
ーサイドのロック爪38a(o)の前後微動により、ロック孔
に対するアウターサイドのロック爪の整列が得られる。
このように、インナーサイドのロック爪38a(i)に遅れて
アウターサイドのロック爪38a(o)の、ロック孔36に対す
る整列が得られれば、インナーサイド、アウターサイド
のロックプレート38(i、o) が同時に更に下降するため、
各サイドのロック手段12(i、o) のロックがいずれも確実
に行われる。
【0036】上記のように、この発明の実施の一形態に
係るシートスライド装置のロック構造によれば、たとえ
ロック孔36の位置がインナーサイド、アウターサイド間
で前後方向にずれていても、インナーサイドの長いロッ
ク爪38a(i)の先行した挿入、係合により、ランナ24、つ
まりシート16はその位置で確実に停止される。そして、
このインナーサイドの長いロック爪38a(i)での係合が位
置決めとなり、この長いロック爪とロック孔36との遊び
の範囲内でのランナ24の前後微動により、ロック孔に対
するアウターサイドの短いロック爪38a(o)の整列からの
挿入、係合、つまりインナーサイド、アウターサイドの
ロック手段12(i、o) のロックが、容易に確保できる。
【0037】つまり、インナーサイド、アウターサイド
間でのロック孔36の位置ずれの許容範囲が広くとれ、シ
ート16、床面18に対するランナ24、ガイドレール26の取
り付け、つまりレール体14(i、o) の装着の際の精度を高
く維持することなく、各サイドのロック手段12(i、o) の
ロックの確実性が向上するため、装着作業の簡単化によ
り、作業性が改善される。
【0038】また、ロックばね52の偏倚力の増大化を伴
うことなく、インナーサイドのロック爪38a(i)の長さL1
をアウターサイドのロック爪38a(o)の長さL2より長く形
成すれば足りるため、操作性の低下、および構成の煩雑
化を伴うことなく、各サイドのロック手段12(i、o) のロ
ックの確実性が向上する。
【0039】更に、この発明の実施の一形態に係るシー
トスライド装置のロック構造においては、インナーサイ
ドの長いロック爪38a(i)のみのロック状態、つまり先行
ロック状態であっても、このロック爪が長さL3において
ロック孔36に確実に係合されるため、ロックの不確実な
ハーフロック状態(疑似ロック状態ともいう)は確実に
回避できる。そして、インナーサイドの長いロック爪38
a(i)のみの先行ロック状態であっても、自動車の走行中
の振動等に起因するランナ24の前後微動によって、ロッ
ク孔36に対するアウターサイドのロック爪38a(o)の挿
入、係合が自動的、かつ容易に得られるため、シートス
ライド装置10の高い安全性が容易に確保できる。
【0040】ここで、上述したこの発明の実施の一形態
においては、インナーサイドのロック爪38a(i)をアウタ
ーサイドのロック爪38a(o)より長く形成しているが、一
方が他方より長く形成されていれば足りるため、これに
限定されず、これとは逆に、アウターサイドのロック爪
をインナーサイドのロック爪より長く形成してもよい。
【0041】しかしながら、自動車等のフロントシート
では、ドライバーシート(運転席)、アシスタントシー
ト(助手席)のいずれにおいても、シートベルトのアン
カー(バックルサイドの取り付け具)がインナーサイド
のランナ24に固定されるため、シートベルトからの牽引
力に抗するだけのロック強度を確保することを目的とし
て、インナーサイドのロック爪38a(i)を長くすることが
望ましい。
【0042】また、この発明の実施の一形態において
は、ロックプレート38が垂直方向に昇降自在な構成とし
て具体化されているが、インナーサイド、アウターサイ
ドの一体的な昇降のもとでロック孔36に挿入、係合可能
であれば足りるため、これに限定されず、たとえば、ロ
ックプレート、回動アーム46を一体化し、回動アームの
支軸44を中心とした円弧上での昇降のもとでロック爪38
a をロック孔に挿入、係合可能に、ロックプレートを形
成してもよい。
【0043】更に、ロック孔36は、ガイドレールの下壁
26a に穿孔されているが、ロックプレート38の昇降のも
とでロック爪38a を挿入可能とすれば足りるため、これ
に限定されず、たとえば、ガイドレールに固着された別
体のサポートプレート等に、ロックプレートのロック爪
の挿入可能なロック孔を穿孔して設ける構成としてもよ
い。
【0044】ところで、この発明のシートスライド装置
のロック構造においては、インナーサイド、アウターサ
イドのいずれか一方のロックプレートのロック爪38a
を、少なくともロック孔36との係合の得られる量だけ、
他方のロックプレートのロック爪に先行して挿入可能と
すれば足りるため、ロック爪の長さを変える構成に限定
されず、たとえば、同じ長さのロック爪38a を持つイン
ナーサイド、アウターサイドのロックプレート38(i、o)
の一方の下降を、対応量だけ他方に先行させる構成とし
てもよい。
【0045】この発明のシートスライド装置のロック構
造の別形態を、図5に示す。この発明の実施の別形態に
係るシートスライド装置110 においては、インナーサイ
ド、アウターサイドの回動アーム46の一方の支軸44の内
方延出端44b 、たとえばアウターサイドのロック手段12
o の支軸の内方延出端が、連動手段22を構成するジョイ
ントパイプ123 に対して一体的に回動可能に固着される
のに対し、他方、つまりインナーサイドのロック手段12
i の支軸の内方延出端は、ジョイントパイプの対応端に
回動自在に挿着、連結されている。そして、この回動自
在に連結されたジョイントパイプ123 と支軸の内方延出
端44b との間は、各端部に対向して固着された一対の第
1リンク66、第2リンク68を介して、連動可能に連結さ
れている。
【0046】なお、図5のシートスライド装置110 のイ
ンナーサイド、アウターサイドのレール体14i、14o 、お
よびこれらに設けられたロック手段12i、12o の基本構成
は、上述したこの発明の実施の一形態に係るシートスラ
イド装置10と何ら変わらないため、この実施の別形態に
係るシートスライド装置110 でのこれらの説明は、前記
から援用できるものとして、ここでは省略する。
【0047】図5に加えて図6(A) を見るとわかるよう
に、ジョイントパイプ123 の対応端に固着された第1リ
ンク66は、第2リンク方向に突出した係合ピン70を一体
的に有して形成されている。そして、この係合ピン70
を、所定の遊びを介してその周縁に係合可能とする連動
窓72が、第2リンク68に穿設されている。
【0048】このような構成では、第1リンク66、第2
リンク68のいずれか一方が、係合ピン70と連動窓72の周
縁との間の遊び分だけ、他方に先行して回動可能であ
り、係合ピン、連動窓の周縁間の係合の後、第1リン
ク、第2リンク間、つまりはインナーサイド、アウター
サイドの回動アーム44間、およびロックプレート38(i、
o)間が一体的に昇降可能となる(図6(A)、(B) 参照)。
【0049】ここで、図6(A) に示すように、この発明
の実施の別形態に係るシートスライド装置110 において
は、インナーサイドのロックプレート38(i) のロック爪
38a(i)の長さL1と、アウターサイドのロックプレート38
(o) のロック爪38a(o)の長さL2とが同じ長さとなってい
る。つまり、ロック爪38a(i、o) の長さの関係がL1=L2
の関係となるように、インナーサイド、アウターサイド
のロックプレート38(i、o) は形成されている。
【0050】そして、この発明の実施の別形態において
は、係合ピン70の設けられた第1リンク66のサイド、つ
まりアウターサイドのロック爪38a(o)を、ロック孔36と
の係合の得られる量、たとえばガイドレールの底壁26a
の厚みに相当する程度の量L3だけ、他方、つまりインナ
ーサイドのロック爪38a(i)に先行して下降可能に、第1
リンクの係合ピン70と、第2リンクの連動窓72の周縁と
の間の遊びが設定されている。
【0051】このような構成においては、まず、図6
(A) に示すロック状態からの操作レバー20によるロック
解除操作によって、第1リンク66、第2リンク68は、連
動窓72の上縁への係合ピン70の係合のもとで時計方向に
一体的に回動する。そして、これに伴うインナーサイ
ド、アウターサイドのロックプレート38(i、o) の一体的
な上昇によって、各サイドのロック手段12(i、o) は、図
6(B) に示すように、一体的にロック解除され、操作レ
バー20の操作力解除後のランナ24のスライドによって、
インナーサイド、アウターサイドのロック爪38a(i、o)
は、ガイドレールの底壁26a の上面を摺動する。
【0052】その後、アウターサイドのロック爪38a(o)
が対応するロック孔36に整列すると、このアウターサイ
ドのロックプレート38(o) にジョイントパイプ123 を介
して一体的に固着された第1リンク68、ひいては係合ピ
ン70が、図6(C) に示すように、ロックばね52の偏倚力
のもとで反時計方向に回動されて、対応するアウターサ
イドのロックプレートが、まず、係合ピンと連動窓72の
周縁との間の遊び分に相当する量L3だけ、インナーサイ
ドのロック爪38a(i)に先行して下降して、対応するロッ
ク孔36に挿入、係合される。
【0053】このとき、インナーサイドのロック爪38a
(i)が、同様にロック孔36に整列すれば、インナーサイ
ド、アウターサイドのロックプレート38(i、o) の一体的
な下降のもとで、インナーサイド、アウターサイドのロ
ック手段12(i,o) は同時にロックされる(図6(A) 参
照)。
【0054】ここで、ロック孔36の位置がインナーサイ
ド、アウターサイド間で前後方向にずれ、アウターサイ
ドのロック爪38a(o)の先行した挿入時に、インナーサイ
ドのロック爪38a(i)がロック孔に整列していない場合に
おいては、図6(C) に示すように、ロックプレート38
(i、o) の下降は、ガイドレールの底壁26a の上面とイン
ナーサイドのロック爪との係合位置で停止される。しか
しながら、この発明の実施の別形態においては、アウタ
ーサイドのロック爪38a(o)が、先行して下降した量L3に
対応する長さだけ、この時点でロック孔36に既に挿入、
係合されているため、シート16の前後位置は当該位置に
設定される。
【0055】そして、この前後位置において、シート16
を前後に軽く動かせば、ロック孔36に対するアウターサ
イドのロック爪38a(o)の遊びの範囲内における、インナ
ーサイドのロック爪38a(i)の前後微動により、ロック孔
に対するインナーサイドのロック爪の整列が得られる。
このように、アウターサイドのロック爪38a(o)に遅れて
インナーサイドのロック爪38a(i)の、ロック孔36に対す
る整列が得られれば、各サイドのロックばね52の偏倚力
のもとで、インナーサイド、アウターサイドのロックプ
レート38(i、o) が同時に更に下降するため、各サイドの
ロック手段12(i、o) のロックがいずれも確実に行われ
る。
【0056】このように、この発明の実施の別形態に係
るシートスライド装置のロック構造においても、インナ
ーサイドに対するアウターサイドの先行したロック動
作、およびこれに追従したインナーサイドのロック動
作、ならびにアウターサイドの更なるロック動作が得ら
れるため、前記実施の一形態と同様に、各サイドのロッ
ク手段12(i、o) のロックの確実性が向上される。従っ
て、インナーサイド、アウターサイド間でのロック孔36
の位置ずれの許容範囲が広くとれ、レール体14(i、o)の
装着作業の簡単化に伴う作業性の改善、および、構成の
煩雑化を伴わないロックの確実性が、この発明の実施の
別形態に係るシートスライド装置110 においても確保で
きる。
【0057】そして、アウターサイドのロック爪38a(o)
のみの先行ロック状態であっても、このロック爪が、先
行して下降した量L3においてロック孔36に確実に係合さ
れるため、ロックの不確実なハーフロック状態は、この
発明の実施の別形態に係るシートスライド装置のロック
構造においても確実に回避できる。
【0058】なお、この発明の実施の別形態において
は、ジョイントパイプ123 に第1リンク66を、支軸の内
方延出端44b に第2リンク68をそれぞれ固着している
が、これとは逆に、ジョイントパイプに第2リンクを、
支軸の内方延出端に第1リンクをそれぞれ固着してもよ
い。この場合においては、係合ピン70に対する連動窓72
の移動のもとでの第1リンク66に対する第2リンク68の
回動によって、ジョイントパイプサイドとなるインナー
サイドのロック爪38a(i)は、支軸サイドとなるアウター
サイドのロック爪38a(o)に先行してロックされる。
【0059】また、ここでは、アウターサイドのロック
爪38a(o)をインナーサイドのロック爪38a(i)に先行して
ロックさせる構成を具体化しているが、これに限定され
ず、インナーサイドのロック爪をアウターサイドのロッ
ク爪に先行してロックさせてもよい。なお、この場合に
おいては、操作レバー20がインナーサイドのロック手段
12i サイドに連動可能に設けられる。
【0060】この発明のシートスライド装置のロック構
造は、自動車のシートに装着されるシートスライド装置
に適するとはいえ、これに限定されず、他のシート、た
とえば、電車、飛行機、船舶等のシートに装着されるシ
ートスライド装置に、この発明を応用してもよい。
【0061】上述した発明の実施の形態は、この発明を
説明するためのものであり、この発明を何等限定するも
のでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施さ
れたものも全てこの発明に包含されることはいうまでも
ない。
【0062】
【発明の効果】上記のように、この発明に係るシートス
ライド装置のロック構造によれば、インナーサイド、ア
ウターサイドのうちの一方のロック手段のロック爪が他
方に先行してロックされ、これに追従して他方のロック
爪のロック、ならびに一方のロック爪の更なるロックが
得られるため、この一方のロック爪での係合が位置決め
となり、他方のロック爪の整列からの挿入、係合が容易
に確保できる。
【0063】つまり、インナーサイド、アウターサイド
間でのロック孔の位置ずれの許容範囲が広くとれ、レー
ル体の装着の際の精度を高く維持することなく、各サイ
ドのロック手段のロックの確実性が向上するため、装着
作業の簡単化により、作業性が改善される。
【0064】また、ロックばねの偏倚力の増大化を伴う
ことなく、一方のロック爪を他方のロック爪に先行して
ロック孔に挿入、係合させれば足りるため、操作性の低
下、および構成の煩雑化を伴うことなく、インナーサイ
ド、アウターサイドのロック手段のロックの確実性の向
上がはかられる。
【0065】更に、この発明のシートスライド装置のロ
ック構造においては、先行した一方のロック爪のみの先
行ロック状態であっても、このロック爪がその先行量に
おいてロック孔に確実に係合されるため、ロックの不確
実なハーフロック状態は確実に回避できる。そして、先
行した一方のロック爪のみの先行ロック状態であって
も、自動車の走行中の振動等に起因するランナの前後微
動によって、ロック孔に対する他方のロック爪の挿入、
係合が自動的、かつ容易に得られるため、シートスライ
ド装置の高い安全性が容易に確保できる。
【0066】また、インナーサイドのロック手段のロッ
ク爪をアウターサイドのロック爪に先行して挿入、係合
可能とすれば、インナーサイドのレール体に連結される
シートベルトからの牽引力に抗するロック強度が、この
インナーサイドのレール体に容易に確保できるため、こ
の点からも、シートスライド装置の安全性が十分に確保
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の線A−Aに沿った、この発明の実施の一
形態に係るシートスライド装置のロック構造の概略断面
図である。
【図2】この発明の実施の一形態における、シートスラ
イド装置の一部破断の概略斜視図である。
【図3】この発明の実施の一形態のシートスライド装置
における、アウターサイドのレール体の、一部破断の縦
断面図である。
【図4】この発明の実施の一形態のシートスライド装置
のロック構造における、ロック状態、ロック解除状態、
およびハーフロック状態を示す各作動図である。
【図5】この発明の実施の別形態に係るシートスライド
装置のロック構造おける、シートスライド装置の一部破
断の概略斜視図である。
【図6】この発明の実施の別形態のシートスライド装置
のロック構造における、ロック状態、ロック解除状態、
およびハーフロック状態を示す各作動図である。
【符号の説明】
10、110 シートスライド装置 12(i、o) ロック手段 14(i、o) レール体 16 シート 18 床面 20 操作レバー 22 連動手段 23、123 ジョイントパイプ 24 ランナ 26 ガイドレール 36 ロック孔 38(i、o) ロックプレート 38a(i、o) ロック爪 44 支軸 46 回動アーム 52 ロックばね 66 第1リンク 68 第2リンク 70 係合ピン 72 連動窓

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートサイドに固定されるランナを床面
    サイドの固定のガイドレールに対してスライド自在に組
    みつけてなる一対のレール体が、車両の横幅方向におけ
    るインナーサイド、アウターサイドの離間位置でシート
    と床面との間にそれぞれ介在され、操作レバーにより解
    除可能な、各レール体に配設されたロック手段の同期し
    たロック動作のもとで、各レール体のガイドレールに対
    するランナのスライドを一体的に規制可能としたシート
    スライド装置において、 上記ガイドレールサイドに穿孔された一連のロック孔
    と;当該ロック孔に挿入、係合可能なロック爪を一体に
    有して、上記ランナサイドに昇降自在に設けられたロッ
    クプレートと;ロック孔にロック爪を挿入、係合させる
    ロック方向への偏倚力を当該ロックプレートに付与する
    ロックばねと;を具備して形成されたインナーサイド、
    アウターサイドの上記ロック手段間が、連動手段により
    同期して作動可能に連結されるとともに、 インナーサイド、アウターサイドのいずれか一方の前記
    ロックプレートのロック爪を、少なくともロック孔との
    係合の得られる量だけ、他方のロックプレートのロック
    爪に先行して挿入可能とし、ロック孔への前記他方のロ
    ック爪の挿入の際、前記一方のロックプレートを、この
    他方のロックプレートと一体的にロック方向に更に移動
    させることを特徴としたシートスライド装置のロック構
    造。
  2. 【請求項2】 シートサイドに固定されるランナを床面
    サイドの固定のガイドレールに対してスライド自在に組
    みつけてなる一対のレール体が、車両の横幅方向におけ
    るインナーサイド、アウターサイドの離間位置でシート
    と床面との間にそれぞれ介在され、操作レバーにより解
    除可能な、各レール体に配設されたロック手段の同期し
    たロック動作のもとで、各レール体のガイドレールに対
    するランナのスライドを一体的に規制可能としたシート
    スライド装置において、 上記ロック手段が、上記ガイドレールサイドに穿孔され
    た一連のロック孔と;当該ロック孔に挿入、係合可能な
    ロック爪を下端に一体に有し、回動アームを介して上記
    ランナサイドに昇降自在に設けられたロックプレート
    と;ロック孔にロック爪を挿入、係合させるロック方向
    への偏倚力を当該ロックプレートに付与するロックばね
    と;を具備して形成され、前記回動アームの支点に設け
    られた支軸に各端末の固着されたジョイントパイプとし
    てなる連動手段を介して、インナーサイド、アウターサ
    イドのロック手段間が一体的に作動可能に連結されると
    ともに、 インナーサイド、アウターサイドのいずれか一方の前記
    ロックプレートのロック爪を、少なくともロック孔との
    係合の得られる長さだけ他方のロックプレートのロック
    爪より長く形成して、当該長さ分だけ前記他方のロック
    爪に先行して挿入可能とし、ロック孔への前記他方のロ
    ック爪の挿入の際、前記一方のロックプレートを、この
    他方のロックプレートと一体的にロック方向に更に移動
    させることを特徴としたシートスライド装置のロック構
    造。
  3. 【請求項3】 シートサイドに固定されるランナを床面
    サイドの固定のガイドレールに対してスライド自在に組
    みつけてなる一対のレール体が、車両の横幅方向におけ
    るインナーサイド、アウターサイドの離間位置でシート
    と床面との間にそれぞれ介在され、操作レバーにより解
    除可能な、各レール体に配設されたロック手段の同期し
    たロック動作のもとで、各レール体のガイドレールに対
    するランナのスライドを一体的に規制可能としたシート
    スライド装置において、 上記ロック手段が、上記ガイドレールサイドに穿孔され
    た一連のロック孔と;当該ロック孔に挿入、係合可能な
    ロック爪を下端に一体に有し、回動アームを介して上記
    ランナサイドに昇降自在に設けられたロックプレート
    と;ロック孔にロック爪を挿入、係合させるロック方向
    への偏倚力を当該ロックプレートに付与するロックばね
    と;を具備して形成され、前記回動アームの支点に設け
    られた支軸間に架設されたジョイントパイプを備える連
    動手段を介して、インナーサイド、アウターサイドのロ
    ック手段間が同期して作動可能に連結されるとともに、 インナーサイド、アウターサイドのいずれか一方の回動
    アームの支軸が、前記連動手段を構成するジョイントパ
    イプの対応する端末に対して回動自在に挿着され、係合
    ピンの突設された第1リンクと;所定の遊びを介して係
    合ピンにその周縁の係合される連動窓を有した第2リン
    クと;を、当該回動自在なサイドの支軸、およびジョイ
    ントパイプの対応端部の対向位置にそれぞれ固着し、 インナーサイド、アウターサイドのうち、前記第1リン
    クサイドの前記ロックプレートのロック爪を係合ピンと
    連動窓の周縁との間の遊び分に相当する、少なくともロ
    ック孔との係合の得られる量だけ、前記第2リンクサイ
    ドの前記ロックプレートのロック爪に先行して挿入可能
    とし、ロック孔への第2リンクサイドのロック爪の挿入
    の際、第1リンクサイドのロックプレートを、この第2
    リンクサイドのロックプレートと一体的に、ロック方向
    に更に移動させることを特徴としたシートスライド装置
    のロック構造。
  4. 【請求項4】 インナーサイドのロックプレートのロッ
    ク爪が、アウターサイドのロック爪に先行して対応する
    ロック孔に挿入、係合される請求項1ないし3のいずれ
    か記載のシートスライド装置のロック構造。
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