JPS581185Y2 - 活魚運搬用容器 - Google Patents

活魚運搬用容器

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JPS581185Y2
JPS581185Y2 JP10299977U JP10299977U JPS581185Y2 JP S581185 Y2 JPS581185 Y2 JP S581185Y2 JP 10299977 U JP10299977 U JP 10299977U JP 10299977 U JP10299977 U JP 10299977U JP S581185 Y2 JPS581185 Y2 JP S581185Y2
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JP
Japan
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water
fish
container
oxygen
sea bream
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JP10299977U
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JPS5352300U (ja
Inventor
庄子久光
Original Assignee
庄子 久光
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は活きているタイの運搬装置に関し、特に活きて
いるタイを略々正常な状態に保持しながら、活かしたま
ま、荷痛させることなく完全な状態で、従来の運搬量に
比べ大量にしかも長時間長距離運搬に適するよう創作し
た活きているタイの運搬装置を提供せんとするものであ
る。
活魚をトラック、貨車等で産地から消費地に運搬するに
は、多くの困難がある。
それは酸素の安定供給、酸素中毒の防止、炭素ガスの除
去、アンモニアの除去、魚体から生ずる汚物の除去pH
(ヘ−ハー)の調整、魚種に応じた水温調整、水の動揺
防止等に留意し、しかも経済性を考慮して大量に運ばね
ばならないからである。
しかし、従来水槽に海水(あるいは淡水、以下同様)を
入れ、酸素を供給するか、−歩進めて汚物を濾過してい
るにすぎない。
海水中の酸素量は好条件のときでも4〜5ml/13で
ある。
また、空気のみで酸素を供給しようとすれば、空気中の
酸素は115であり、狭い水槽、従って少ない海水で活
魚の大量運搬に要する空気の量は非常に多量になり、こ
れは水温の上昇に伴ないさらに条件は悪化する。
狭い水槽で多量のエアレーションは激しい対流が生じ、
魚の運動量は多くなり疲労による魚体のエネルギーの消
耗、体重の減少、炭酸ガス、汚物の増加等の他に魚体相
互の接触により、魚体表面の損傷、鱗、粘膜の剥離等を
おこし、魚体内の滲透圧平衡を破壊し、魚は死んでしま
う。
一方純酸素の供給は、水中の酸素量が過剰になりやすく
、魚種により差があるが、酸素中毒をおこし、魚が死亡
する例が多く、また炭酸ガスは水中に溶けやすく、従っ
て除去しにくいため水中のpt−tが低下し、pHが低
下すると魚の肉質が悪くなり死後硬直がすぐおきる。
このような観点から難しいことであるが、活魚を運搬す
る最良の方法は低温麻酔である。
これは魚種に応じた生存可能な最低水温による低温で、
魚体の運動量と必要酸素量を少なくして、新陳代謝を押
えて、排泄物を少なくシ、水の汚濁を最小限に止めるこ
とである。
しかし、水温の急激な温度低下は魚の神経を麻痺させ、
水槽の水底で横倒し、しかも運搬中の動揺と相俟って魚
体相互の接触による魚体の損傷が激しく死んだり、商品
価値が低下する等の欠点を有するものである。
このような欠点を解消するには、魚種により異なるが、
タイのような側扁形の魚は、横転成いは転倒の防止、激
しい動きの防止、さらに魚相互の接触の防止が必要であ
る。
つまり、タイは体高が体幅より著るしく大きく、また体
長は体高の約3倍であるから、収納部を構成する仕切板
によって、その横転成るいは転倒を防止して、タイを略
々正常な状態に保持し、さらにタイの激しい動きを防止
すると共に魚相互の接触を防ILすることが重要である
と考える。
このため本願出願人は、既に通水性を有する容器内に仕
切板を介して略二等辺三角形状など、その拡開部が交互
に位置するように配した収納部を複数個構成し、その拡
開部に頭部が位置するようにタイを収納するようにした
運搬用容器を提案している。
しかし、このように拡開部にタイの頭部を配し、タイを
交互に収納することは、その収納作業に時間がかかると
共に収納するタイの向きを誤るので、迅速な作業に適さ
ない欠点があり、誤った場合には、魚体の幅広部分であ
る胸部から腹部が、この収納部の狭隘部側に位置するよ
うになり、重要な機能を有する部分、即ち腹部から胸部
を圧迫する等しいタイの死亡率が高くなる欠点がある。
また、普通魚は自由に遊泳しながら酸素を摂取している
が、魚を動かないように一定の収納部に収納した場合、
魚は酸素を求めて自由に遊泳できないから、酸素を含ん
だ水の流れがないと、魚は酸素を摂取できなくなり死亡
してしまう。
従って、活きているタイの運搬に於いて大切なことは、 (1) タイを1尾ずつ略々正常な状態を保持しなが
ら動けない程度に支えて容器内に収納すること、(2)
水槽内の水温を生存可能な低水温にして、タイの運動量
と必要酸素量をおさえ、新陳代謝を少なくして水の汚濁
を最小限にとどめること、(3)水槽内に積込んだ容器
すべてに満遍なく酸素を含んだ水が循環するようにする
こと、 (4)収納されているタイが尾部を動かすことにより、
補助的に水の流れを作り、隅部等の水の淀みをなくシ、
水の循環をよくすること、 である。
上記に鑑み考案されたものが、本考案に係る活きている
タイ運搬装置であり、以下その詳細を実施例をもって説
明する。
1は上面を除き網体2,2、により通水可能な函体に構
成した容器1の内部には、第1図示の如く、網体3で構
成した仕切板4,4、・・・・・・を介して略長方形状
の収納部5,5、・・・・・・を複数個設け、この仕切
板4,4の間隔はタイを略々正常な状態で動けない程度
に支えうる間隔に形成しである。
さらに上面にはこの収納部5,5、・・・・・・と平行
を保つ杆体6,6、・・・・・・を並夕1ルた蓋体7を
被せるようにしたものである。
なお、容器1は通水可能なものであればよく、限らずし
も網体2,2、・・・・・・に限定される必要はなく、
多孔板のようなものでよく、またその仕切板4,4、・
・・・・・も通水可能な網体3に限定されることなく、
多孔板のような通水可能なものが望ましいが、単なる平
板のようなものでもよく、さらに容器1を補強するため
に枠体を介して強固に構成してもよいものであり、第3
図示の容器1aは長手方向に配した仕切板4a 、 4
a・・・・・・を介して略長方形状の収納部5a、5a
1・・・・・・を構成しである。
このように構成した容器1を用いて活きているタイを大
量にトラック等で運搬するには、第4図示の水槽8が最
適であるが、限らずしも以下に説明する水槽8に限定さ
れるものでない。
つぎに水槽8の構成を簡単に説明すると、9は中央部の
開口部10に設けた開閉自在な蓋体で、上板11,11
、・・・・・・はこの開口部10に向は上方緩傾斜して
おり、側壁12,12、・・・・・・の上端部は上板1
1の裾部よりも少許突出している。
13は間隔14を設けて水槽8に内設した網体のような
通水可能なもので構成した仕切、15は間隔14の下方
に配した散気管で、その周面に多数の小孔16 、16
、・・・・・・が穿ってあり、水槽8の外部に設けたコ
ンプレッサー(図示省略)に連結している。
17は同様外部に設けた濾過装置(図示省略)に連結す
る吸水管で、この濾過装置に送られて濾過された清浄な
海水は送水管18を通って、水槽8に循環するようにし
である。
このような水槽8に本考案の容器1を用いて、活きてい
るタイをトラック等で運搬するには、まず容器1の収納
部5,5、・・・・・・にタイを略々正立状態に収納す
る。
この場合、タイの頭部の向きはいずれの方向でもよいが
、第2図のように数尾まとめて同一方向に向けてもよい
し、第3図のように1尾ずつ交互に向ける方が水が相手
の方に流れるので最適であり、また図示しないが、総て
同一方向に向けてもよいものである。
そして、蓋体γをその杆体6,6、・・・・・・が収納
部、つまりタイと略平行を保つように被せた後、この容
器1を略満水にした水槽8の仕切13内に入れ、順次タ
イを収納した容器1を適宜数積重ねて収納する。
一方、コンプレッサー、濾過装置等を始動させると、散
気管15から吐出される空気は、仕切13を構成する側
面の網体に遮られ、直接仕切13内に入らず、間隔14
を気泡状態で上昇する。
そのため水流が生じ、またこの間空気中の酸素は海水に
溶解し、その海水は仕切13の下方から入るので、仕切
13の内部には激しい対流がおこらず、緩やかな乱れた
水流が生じる。
このような緩やかな乱れた水流の中に収納されている容
器1は、通水性を有するものであり、且つ収納部5,5
、・・・・・・は略略長方形状であるから、タイの尾部
側は隙間があり、余裕ができるので、魚体が水の流れを
阻止することがなく、容器1内は同様に乱れた水流にな
り、タイは必要とする酸素を十分摂取することができる
ものである。
このように本考案の容器1は、活きているタイを収納す
る収納部5は仕切板4を介して略々長方形状に、仕切板
4,4の間隔をタイが1尾ずつ略略正常な状態で動けな
い程度に支えうるように形成しであるから、この収納部
に夫々タイを1尾ずつ略々正常な状態で動けないように
仕切板4に支えて収納する。
そして、水流のある前記水槽8を用いると、従来のよう
に遊泳させて運搬する方法に比べ、同量の水に対し、3
〜4倍の数量のタイを長時間運搬できるものである。
また、前記のように低温にして魚を運搬するのが最適で
あるが、低温にすると魚の神経が麻痺して遊泳力等をな
くシ、魚は正常な状態を保つことができずに横転する等
種々な不都合が生じるが、本考案にあっては、タイは仕
切板4を介して動けない程度に支えて1尾ずつ収納部5
に入れであるから低温麻酔による運搬であっても、この
ような不都合は解消でき、水温の急激な変化があっても
、活魚は横倒等することはなく、魚体相互の接触はなく
、荷痛を防止でき、またタイの運動量は少ないので、必
要酸素量は少なくてすみ、新陳代謝を押えることができ
、水の汚れを最小限に止めることができるし、体重の目
減も少ない効果がある。
特に本考案にあっては、前記する略々二等辺三角形など
、その拡開部が交互に位置するように収納部を構成した
ものに比べ、収納時にタイの向きを配慮せずに収納でき
、迅速な収納作業が可能となり、その収納向きを誤って
タイを死に至らしめる欠点を解決できる効果がある。
さらに本考案はタイは動けないように容器の収納部5に
1尾ずつ収納されているが、水流のある水槽8を用いる
ものであるから容器1内に水が循環するものであれば、
動けないタイでもこの流れにより酸素を摂取でき吸収困
難になることがない。
しかも、運搬時に生ずる振動、急ブレーキあるいは呼吸
困難等の原因により、タイは尾部を動かす習性があるが
、本考案の収納部5は略長方形状に形成しであるため、
その尾部を動かしやすくなり、尾部側に水の流れを作る
この流れは隣接する容器の収納部5゜5、・・・・・・
に伝わるし、仕切板4が通水性のあるものであれば、同
一容器内の隣接する収納部5に伝わり、前記水流と相俟
って水流に応じて酸素を含んだ水が充分に循環するため
タイは酸素を摂取することができる。
そして、水槽8に容器1を満載することにより、若干水
槽内の全体の水の流たか弱くなっても、尾部を動かすこ
とによ奎水の流たが他の収納部に伝わることにより、相
乗的に大きな水の流れとなり、タイは必要とする酸素を
摂取でき、活きているタイを活かして大量に運搬できる
ものである。
従来活魚は横倒等の時間が長くなると死に至るが、これ
は今までにも、生産者が漁獲して腹を上にして泳いでい
る魚のうきぶくろを針でついたり、背鰭に浮子をつけて
魚体を正常な状態に保つことにより、魚体を生存させて
いることからも明らかである。
また、本願出願人の実験結果によれば、気温12℃、湿
度72φの空気中に於いて、タイをスポンジ上に横臥状
に20尾装いた場合、最大1時間20分生存したタイを
確認したが、大部分1時間以内に死に至った。
同様の条件下で、タイをスポンジ上に正常な状態に支え
た場合、最少でも2時間生存し、大部分3時間以上生存
することが確認できた。
従って、魚を横倒等することなく、正常な状態に支える
ことは1.・その生存にとって最も大切なことであり、
本考案はこのような観点から活きているタイを1尾ずつ
その収納部5,5aに動けないように収納して、常に略
々正常な状態に支えるようにして、種々な不都合を解消
したものである。
しかも、タイを収納したまま容器1を計量することによ
り、正確な目方を知得できるので迅速な取引ができ、そ
の収納作業も簡易に行うことができるものである。
以上のような幾多の効果を有する本考案の装置を用いる
ことにより、活きているタイの魚体を損傷させることな
く、大量にしかも安全、確実に長距離、長時間運搬する
ことができ、極めて経済性の高い活きているタイの運搬
装置を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は容器の斜視図、第2図は第1図の容器にタイを
収納した状態を示す平面図、第3図は他の容器にタイを
収納した状態を示す平面図、第4図は本装置使用状態を
示す断面図である。 1・・・・・・容器、4,4a・・・・・・仕切板、5
,5a・・・・・・収納部、8・・・・・・水槽。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面を開口した通水性を有する函体内に仕切板を介して
    略々長方形状の収納部を複数個構成すると共にこの収納
    部の仕切板の間隔をタイを1尾ずつ略々正常な状態で動
    けない程度に保持できる間隔に形成した容器を人為的に
    水流を生せしめる水槽内に適数積載し、酸素を含んだ水
    流を満遍なくこれら収納部に循環するようにしてなる活
    きているタイの運搬装置。
JP10299977U 1977-07-30 1977-07-30 活魚運搬用容器 Expired JPS581185Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10299977U JPS581185Y2 (ja) 1977-07-30 1977-07-30 活魚運搬用容器

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JP10299977U JPS581185Y2 (ja) 1977-07-30 1977-07-30 活魚運搬用容器

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Publication Number Publication Date
JPS5352300U JPS5352300U (ja) 1978-05-04
JPS581185Y2 true JPS581185Y2 (ja) 1983-01-10

Family

ID=28713176

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JP10299977U Expired JPS581185Y2 (ja) 1977-07-30 1977-07-30 活魚運搬用容器

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