JPS581254B2 - 4 サイクルナイネンキカン - Google Patents

4 サイクルナイネンキカン

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JPS581254B2
JPS581254B2 JP461473A JP461473A JPS581254B2 JP S581254 B2 JPS581254 B2 JP S581254B2 JP 461473 A JP461473 A JP 461473A JP 461473 A JP461473 A JP 461473A JP S581254 B2 JPS581254 B2 JP S581254B2
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port
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鍋谷正利
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は四サイクル内燃機関の混合気を全体としては
稀薄な混合気であるが点火栓附近は部分的に濃厚な混合
気として稀薄な混合気の燃焼を確実にした四サイクル内
燃機関に係るものである。
この発明は特に四サイクル往復動内燃機関に於てピスト
ンの下死点附近に空気導入用のポートを設け、これより
空気を気筒内に導入して混合気を非均質混合気とし、し
かも濃厚混合気と稀薄混合気とを連続的に変化する混合
気( stratifiedmixture )の状態
とし、それにより、全体としては極く稀薄な混合気で内
燃機関の運転を可能とし、CO,HC並びに最も処理困
難とされているNOxの排出を僅少にして公害防止の有
効手段とする外に、機関の性能をも併せて向上させ、装
置も比較的簡単にする等の多くの特長を有している。
従来の四サイクル内燃機関は燃料と空気との混合気は出
来るだけ均質にするように工夫されていた。
また、空気と燃燃量との比A/Fは内燃機関の所要用途
に応じて10:1から16:1の範囲で使用されていた
例えば、加速時には10〜13:1、定速時には15〜
16:1、高速及び高出力時には11〜14:1で使用
されていた。
一般の内燃機関の排気汚染成分と空燃比A/Fとの関係
曲線を第2図に示した。
実線で示す曲線は燃焼室温度が高い場合の一例を示し、
点線で示す曲線は低い場合を示す。
内燃機関の性能を向上させる条件としては、普通、同じ
空燃比でも燃焼室のガス温度を高くする。
従って、CO,HCガスは良く燃えて,排気ガス中には
あまり含まれないが、NOxは著しく増大する。
逆に、燃焼ガス温度が低いと、NOxの発生量は少いが
、HCが増大する。
第2図に示す如く、空燃比が極端に小さい、即ち濃厚な
混合気の場合はNOxを少くすることができるが、CO
,HCは極めて大きな値になる。
逆に、空燃比が大きい、即ち稀薄な混合気の場合は、N
Oxばかりでなく、CO,HC共に小さな値になって好
ましいはずであるが、この場合は、混合気の容量当りの
発熱量が少ないために、機関出力も、回転速度も低くな
るばかりでなく、失火の如き現象を起してHCの値が大
きくなり更に運転不能になるような欠点がある。
この発明は上記の欠点を解消しようとするもので、混合
気を全体として19〜21:1の極めて稀薄な混合気を
燃焼させるものである。
第1図に示す如く、濃混合室となる第1室1を気筒2の
上部に配設し、これに着火手段としての点火栓3と、濃
混合気を吸い込むための吸気孔4とを設け、この吸気孔
4には吸気弁5を備えて吸気孔4を開閉させる。
前記第1室1にはまた、噴孔6を設けてこの第1室1を
気筒2内に導通させる。
従って、吸入行程において吸気弁5が開き、ピストン7
が下降すると、気筒2の上部に取り付けられた気化器8
及び前記の吸気孔4を通して濃厚混合気が第1室1に吸
引される。
この第1室1が濃厚混合気で満たされた後、混合気は噴
孔6を通して気筒2内に吸い込まれる。
この発明では、気筒2のT方部分にポート9を設け、左
入装置としてピストン7が吸入行程の半ばを過ぎた頃に
、クランク室10内で予圧した二次空気を、前記ボート
9を通して気筒2内に流入させる。
第4図には左入装置として二次空気を送風機19によっ
て予圧する場合を示した。
前述の如く吸気孔4を通して第1室1に充満し、気筒2
内に吸入された混合気は濃厚な混合気であるが、圧力が
低いのに反して、気筒下部のポート9より流入した二次
空気は予圧されているので、この二次空気で前記の濃厚
な一次混合気は押し上げられることになり、気筒2内は
非均質或いは層状の混合気を形成することになる。
第1室1の濃厚な混合気の濃度及び気筒2内の層状混合
気の濃度の度合は、気化器8で作られる混合気の濃度や
、吸気系統の抵抗や、気筒下部のポート9の開孔時間や
開孔面積、及び予圧力の大きさ等によって決まる。
ポート9より流入される二次空気を加熱或いは冷却した
り、これに排気を混合して再循環したり、水や、アルコ
ール(メタノール)の他燃焼抑制剤や燃焼促進剤を入れ
る等した混合気をポート9より流入して機関性能の向上
及び公害の防止を計ることができる。
前述の如く層状の混合気を形成させると、点火栓3の周
辺で濃い混合気として先づこれに確実に着火させること
ができる。
そして、その火勢を借りて気筒2の下部にある稀薄濃合
気を順次連続して完全に燃焼させて失火を起させない。
この発明の吸入行程では、第1図に示す如く、ヒストン
7が行程の中央を過ぎた頃、ピストン7の上ヘリでポー
ト9を開孔し、ピストン7が下降を続け、下死点を過ぎ
て上昇運動に転じ、開孔されているポート9を再び閉じ
るまで、クランク室10内にてピストンの上下運動によ
って行われるポンプ作用により、クランク室10内に吸
入圧縮された二次空気はポート9を通して気筒2内に勢
よく流入する。
この場合ポート9の形状を気筒2の壁に対して切線方向
に傾けてやると、流入二次空気は気筒壁に沿って気筒2
内でピストン7の表面を直接なめて旋回運動をしながら
上昇する。
それ故、上昇流れが減殺されて上方からの濃厚な混合気
と共に順次層状の混合気を形成するのに役立つばかりで
なく、燃焼に当って稀薄な混合気部分の完全燃焼にも都
合がよい。
同様に、噴孔6の形状も気筒2の壁に対して切線方向に
形成すると、濃厚な混合気は気筒2内を旋回しながら下
向して、上と同様の効果を更に向上する。
前記の濃厚な一次混合気は大気圧より幾分低いが、二次
空気は大気圧より相当高い圧力を持っているので、二次
空気は下から上方へ一次混合気と混り合いながら押し上
り、所謂完全な層状混合気を形成することになる。
ピストン7が上昇運動に転じ、ポートを閉じる時には、
気筒2内の層状混合気は大気圧より若干高い予圧を持っ
ているので、従来の四サイクル機関の場合より出力の向
上には好条件になっている。
ピストン7が上昇するに従って、第1室1及び気筒2内
の混合気は層状混合気の姿で圧縮される。
点火栓3の周辺は前述の如く濃厚な混合気で包まれてい
るため,燃焼が速く、燃焼ガス温度も高いので、第1室
1内は非常な高温高圧となり、空気不足による未燃成分
は噴孔6を通って火炎と共に気筒2内に噴出されること
になる。
第1室1は濃厚な混合気であるため、CO及びHCの発
生は多いが、高温であっても酸素不足のためNOxの発
生は押えられ僅少となる。
引き続き気筒2に未燃焼部分が高温で噴出されるが、気
筒2内は気筒の下方部分に行くに従って稀薄な混合気と
なっているため、十分な酸素の供給を受けてCO及びH
Cは完全燃焼して第2図に示す如く消滅される。
NOxについては、気筒2では酸素の補結は十分にあっ
ても、NOxが発生する程の周辺ガス温度が高《ないた
め、NOxの発生は出来ないことになり、僅少値に止る
ことになる。
このようにして、混合気の燃焼は第1室1から気筒2内
に移ることになるが従来の均質混合気燃焼の場合と異な
り、非均質、層状混合気とした燃焼方式によって全体と
して非常に稀薄な混合気を完全に燃焼させることができ
る。
燃焼期間中はピストン7は燃焼ガスより出力源の動力を
貰いつ瓢下降し膨張行程を行うのであるが、再びピスト
ン7の上ヘリが気筒2の下部に設けたポート9を開孔す
る少し前に、気筒上部にある排気弁11を開弁じて、気
筒2内のガス圧力を大気圧近くまで下げておく必要があ
る。
排気弁11が開くと、気筒2内のガスは非常な勢いで排
気管内に排出される。
排気管内の気柱は極めて高速のため、カデナシー( K
adenacy)効果によって気筒2内のガス圧は大気
圧以下にも引き下げられる(こともあり得る)。
ピストン7がそのま5下降し続けて、気筒2の下方部分
に設けたポート9を開くと、クランク室10内にピスト
ン7の上下運動によって予圧された二次空気は、再び吸
入行程の場合と同様に、ポート9より気筒2のガス内に
流入する。
この二次空気は気筒上部の排気弁11に向って上層にあ
る残溜排気を押し上げ、排出させ気筒内は殆んど新鮮な
空気で置き換えられている。
機関の負荷、回転速度、吸排気系統の変化等によって、
上述のポート開孔時に気筒2のガスがポート9内へ逆流
するようなこともあり得るがそれの対策は在来のニサイ
クル機関の場合と全く同様でこの対策法については既に
知られている。
ピストン7が不死点を過ぎて、再び上昇運動に移り、ポ
ート9を閉じるまで、ポート9よりの二次空気が気筒2
内に流入して燃焼ガスの排気を下方より押し上げている
が排気弁11は普通の四サイクル機関の場合と同様に、
上死点を過ぎてから閉じるようにしているポート開孔後
はピストン7の上昇運動による排気行程によって、排気
ガスを追い出すことになるがこれは普通の四サイクル機
関の排気行程と全く同じである。
違っているところは、従来の機関の場合はピストン7の
上表面は高温のガスに直接触れているのに対して、この
発明のものは冷たい二次空気が間に入って排気を押し出
していることである。
ピストン7が不死点に近づく頃、気筒2の上部及び排気
孔12内には排気はなく、寧ろ空気を若干排気管に送り
出している結果となっている。
排気期間中、ポート9よりピス上ン7の上表面に沿って
冷たい二次空気が流入していることはピストン7の熱負
荷を滅じ、気筒2内の潤滑油を冷す等の好影響があるば
かりでなく、排気行程終期には排気管12に二次空気が
送り込まれることとなり、特別に排気汚染防止用の空気
ポンプを装備する必要もなく、万一何等かの事情で一次
混合気が過濃になって全体の混合気が理論混合比を越え
て過濃になっても、排気管の一部を加熱保温する等の手
段で1種のサーマルリアターの役目をさせ得ることなど
で排気管内でCO,HCガスを燃焼させて排気汚染物質
を消滅させることができる。
排気行程に引き続いて上死点を過ぎると、ピストン7は
下降運動を始めることになるが、以下再び始まる吸気行
程その他は、上述の最初からのサイクルの繰り返しとな
る。
第1図に示すクランク室10は密閉型で空気ポンプとし
て作用する。
クランク室10へ二次空気を送る導管13中に加熱器1
4を設ければ、寒冷時において気筒2内へ流入する二次
空気の温度を上げることができる。
17の調整弁は部分負荷の場合の微調整用弁、第3図は
第1図が、エアクリーナー15を通じて導入された二次
空気をクランク室に吸入させる場合ピストンの下ヘリで
気筒下部に設けられた二次空気流入ポート16を開閉孔
することでポンプ弁作用をさせていたのに反して気筒下
部に二次空気ポート16を設ける代りにクランク室に逆
止弁(ノンレタンバルブ)18を取付けてポンプ作用を
させている例である。
上記の二次空気供給手段はピストンの上下動によるクラ
ンク室10のポンプ圧を利用したものであるが、第4図
に示す如く、ポート9に二次空気供給管16の出口を接
続し、この管16に送風機19とエアークリーナ20を
設けてもよい。
この発明によれば、四サイクル機関であるにも拘らず、
気筒頭部に設けた吸気弁5を通して第1室1及びこの第
1室1を介して気筒2内の上方に吸入された濃厚な混合
気を、気筒の下方部分に設けたポート9より流入された
二次空気により、この気筒2の上部に押し上げて、層状
或いは非均質混合気を作り、この濃厚な混合気部分に着
火させることにより、全体として19〜21:1の如き
稀薄な混合気であるに拘らず、完全に燃焼させることが
でき、排気汚染成分をNOx ,CO,HC共極めて少
なくすることができ、経済効果も高い。
ポート9より導入する二次空気を、クランク室10内の
空気を利用すれば、クランク室10内の汚染成分は二次
空気と共に気筒2内へ送り込むので、ブローバイガスの
汚染成分の対策も同時に解消される。
気筒の下方部分に設けたポート16を通してピストン7
が下死点付辺にある間に、気筒2内に送入する空気又は
空気に水や排気ガスや添加物を混入させた混合気は、ク
ランクケース10による空気ポンプの他に、ルーツ送風
機或は遠心送風機等の送風機によって予圧して送り込む
事が出来る。
本発明の場合は極めて稀薄な混合気を燃焼させるため、
排気内のCO,HC.HOxを極少値にする様に工夫さ
れているために、発熱量も少く、従って平均有効圧力も
低いために吸気圧を予圧する事によって、シリンダ容積
当りの出力を増大してこの種の機関の欠点を補うことが
できる。
この発明は上記の実施例に限定されることなく、この発
明の要旨を逸脱しない限りは、広い範囲に適用されるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による四サイクル内燃機関の一例を示
す略図的縦断立面図、第2図は空燃比に対する排気濃度
曲線と、気筒内のガスの空燃比を示す線図、第3図及び
第4図はこの発明による他の実施例を示す略図である。 図面中、符号1は第一室、2は気筒、3は点火栓、4は
吸気孔、5は吸気弁、6は第1室の噴孔、7はピストン
、8は気化器、9は二次空気ポート、10はクランク室
、11は排気弁、12は排気孔、13は二次空気導管、
14は加熱器(熱交換器)、15はエアクリーナー、1
6は二次空気(クランク室へ)供給ポート、17は二次
空気量調整弁、18はクランク室逆止弁、19は二次空
気送風機、20はエアークリーナーである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 四サイクル往復動式内燃機関に於で、気筒上部に点
    火栓と濃厚混合気吸入弁とを有する第1室を設け、吸入
    行程時に、この第1室を通じて第2室即ち、主気簡に濃
    厚混合気を吸入し、ピストンの下死点附近に於て気筒内
    に空気又は混合気を圧入させるポートを気筒壁の下方部
    分に設けて、これに圧入装置を連結し、点火時に点火栓
    附近は濃厚混合気となり、点火栓より遠くになるに従っ
    て稀薄混合気となる層状混合気を形成せしめて、全体と
    して稀薄混合気を燃焼可能にしたことを特徴とする四サ
    イクル内燃機関。 2 四サイクル往復動式内燃機関に於て、気筒上部に点
    火栓と濃厚混合気吸入弁とを有する第1室を設け、吸入
    行程時に、この第1室を通じて第2室即ち、主気簡に濃
    厚混合気を吸入し、ピストンの下死点附近に於で気筒内
    に空気又は混合気を圧入させるポートを気筒壁の下方部
    分に設けてこれに圧入装置を連結し、且つ前記ポートを
    気筒壁に対して切線方向に傾斜させ、点火時に点火栓附
    近は濃厚混合気となり、点火栓より遠くになるに従つて
    稀薄混合気となる層状混合気を形成せしめて、全体とし
    て稀薄混合気を燃焼可能にしたことを特徴とする四サイ
    クル内燃機関。
JP461473A 1973-01-05 1973-01-05 4 サイクルナイネンキカン Expired JPS581254B2 (ja)

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JPS4992402A JPS4992402A (ja) 1974-09-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5121002A (ja) * 1974-08-13 1976-02-19 Kyoritsu Kk Yonsaikurugasorinenjinno kairyoo
JPS52139809A (en) * 1976-05-18 1977-11-22 Mitsubishi Motors Corp Internal combustion engine
IT1145761B (it) * 1981-04-29 1986-11-12 Enzo Guidoboni Motore a combustione interna che realizza il ciclo termodinamico con un nuovo procedimento

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JPS4992402A (ja) 1974-09-03

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