JPS58133301A - 焼結鍛造品の製造方法 - Google Patents
焼結鍛造品の製造方法Info
- Publication number
- JPS58133301A JPS58133301A JP57014550A JP1455082A JPS58133301A JP S58133301 A JPS58133301 A JP S58133301A JP 57014550 A JP57014550 A JP 57014550A JP 1455082 A JP1455082 A JP 1455082A JP S58133301 A JPS58133301 A JP S58133301A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sintered
- forged product
- product
- forging
- strength
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F3/00—Manufacture of workpieces or articles from metallic powder characterised by the manner of compacting or sintering; Apparatus specially adapted therefor ; Presses and furnaces
- B22F3/24—After-treatment of workpieces or articles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、原料金属粉末を所望の形状に予備成形、焼結
したものを熱間鍛造してなる焼結鍛造品の製造方法に関
し、特に焼入れ焼もどし等の熱処理をしなくても高強度
の焼結鍛造品を得ることができる製造方法に関するもの
である。
したものを熱間鍛造してなる焼結鍛造品の製造方法に関
し、特に焼入れ焼もどし等の熱処理をしなくても高強度
の焼結鍛造品を得ることができる製造方法に関するもの
である。
圧縮成形した金属粉末を適当な高温度に加熱して得られ
る焼結晶は、粉末粒子が相互に結合して機械的物理的に
好ましい性質を有し、また原料粉末の型への充てん、・
成形、焼結、フィニングなど一連の作業が自動化し易く
、かつ機械加工を極度に省略し得るところから、加工用
素材や製品として広く用いられている。ただ焼結体には
、微細な空孔が内部に残留しているのが普通であり、そ
れが密度を減じて機械的性質を低下させる原因となるO 近年、焼結部品に関しても高強度化の要望が高く′なり
、そのための一つの方法として、焼結熱間鍛造が大きく
注目されている。これは焼結後、鍛造−によって熱間鍛
造する強化法であり、高強度が得られ、また素材を最終
形状に近くできる等大きな利点を有しているが、一般に
引張強さが約60kg−f/−以上の高強度を要求され
る部品においては、熱間鍛造した焼結体であってもまだ
強度が不足し勝ちであるため、焼結鍛造後焼入れ焼もど
しを行なって要求される強度を満足させているのが実情
である。
る焼結晶は、粉末粒子が相互に結合して機械的物理的に
好ましい性質を有し、また原料粉末の型への充てん、・
成形、焼結、フィニングなど一連の作業が自動化し易く
、かつ機械加工を極度に省略し得るところから、加工用
素材や製品として広く用いられている。ただ焼結体には
、微細な空孔が内部に残留しているのが普通であり、そ
れが密度を減じて機械的性質を低下させる原因となるO 近年、焼結部品に関しても高強度化の要望が高く′なり
、そのための一つの方法として、焼結熱間鍛造が大きく
注目されている。これは焼結後、鍛造−によって熱間鍛
造する強化法であり、高強度が得られ、また素材を最終
形状に近くできる等大きな利点を有しているが、一般に
引張強さが約60kg−f/−以上の高強度を要求され
る部品においては、熱間鍛造した焼結体であってもまだ
強度が不足し勝ちであるため、焼結鍛造後焼入れ焼もど
しを行なって要求される強度を満足させているのが実情
である。
通常、焼入れ焼もどしを行なう材料には、焼入性を向上
させるために有効な合金元素の添加が必要であり、焼結
鍛造品の場合も例外ではない。特に焼結鍛造用のものに
おいては、通常の溶製鋼であれば比較的安価なマンガン
(Mn)やクロム(Cr )を添加すれば済むのに対
し、非常に高価なニッケル(Ni)やモリブデン%(M
o)などが使用されている。これはMnやOrでは、焼
結粉末の製造あるいは焼結加熱時に酸化物を生成し易い
欠点があるためである。
させるために有効な合金元素の添加が必要であり、焼結
鍛造品の場合も例外ではない。特に焼結鍛造用のものに
おいては、通常の溶製鋼であれば比較的安価なマンガン
(Mn)やクロム(Cr )を添加すれば済むのに対
し、非常に高価なニッケル(Ni)やモリブデン%(M
o)などが使用されている。これはMnやOrでは、焼
結粉末の製造あるいは焼結加熱時に酸化物を生成し易い
欠点があるためである。
その結果、高強度が要求される焼結鍛造用の合金粉末が
非常にコストの高いものとなり、必然的にその種の焼結
鍛造品が高価になる状況を招いている。さらに、焼入れ
焼もどしの工程自体、多くの熱エネルギーを必要とする
ことは言うまでもなく、そのことも上記焼結鍛造品の製
儀コストを押し上げる要因となっている。焼結後の熱間
鍛造が強度化のために有望な生産プロセスとして期待さ
れながら、今もって普及が遅れている大きな原因は、正
に以上の原因に基づくコスト高にあると言っても過言で
はない。
非常にコストの高いものとなり、必然的にその種の焼結
鍛造品が高価になる状況を招いている。さらに、焼入れ
焼もどしの工程自体、多くの熱エネルギーを必要とする
ことは言うまでもなく、そのことも上記焼結鍛造品の製
儀コストを押し上げる要因となっている。焼結後の熱間
鍛造が強度化のために有望な生産プロセスとして期待さ
れながら、今もって普及が遅れている大きな原因は、正
に以上の原因に基づくコスト高にあると言っても過言で
はない。
本発明の目的はこのような実情を打開して、焼入れ焼も
どしを経ることなく強度性に秀れた焼結鍛造品を製造し
得る方法を提供することにある。
どしを経ることなく強度性に秀れた焼結鍛造品を製造し
得る方法を提供することにある。
この目的を達成するために本発明者らが鋭意研究を重ね
た結果、焼結鍛造品の標準組織が一定範囲内の割合にな
るように、原料粉末組成を所定の比率とし、かつ焼結鍛
造後の冷却速度を特定範囲の値に制御するならば、焼入
れ焼もどしの熱処理を実施しなくても処理品に四速する
強度のものが得られること、従って高価な合金粉末を添
加しなくてすむことを見い出し本発明に達したのである
。
た結果、焼結鍛造品の標準組織が一定範囲内の割合にな
るように、原料粉末組成を所定の比率とし、かつ焼結鍛
造後の冷却速度を特定範囲の値に制御するならば、焼入
れ焼もどしの熱処理を実施しなくても処理品に四速する
強度のものが得られること、従って高価な合金粉末を添
加しなくてすむことを見い出し本発明に達したのである
。
すなわち、本発明に係る焼結鍛造品の製造方法は、(1
)重量比で0.5〜5.0%の銅、0.3〜0.8%の
炭素または黒鉛、必要に応じて2%以下の添加物を含み
、残部が実質的に鉄である組成を有する粉末の混合物を
整える工程と、(2)その混合物を加圧して所望の形状
に予備成形する工程と、(8)その予備成形品を109
0°C以上まで加熱する工程と、(4)その加熱された
予備成形品を鍛造する工程と、(5)その鍛造品を、少
なくともA3変態点までの温度域においては2〜b る工程とを含むことを特徴とするものであるら上記粉末
混合物の組成は、目的とする焼結鍛造品の強度つまり引
張強さ、疲れ強さ等、ならびに硬度を左右する一つの重
要な要素である。銅(Cu)は焼結、鍛造のための加熱
時に鉄(Fe)中に拡散固溶して固溶強化の作用をなし
、また冷却時に一部析出して地鉄−の硬さおよび強度を
向上させるが、含有量が0.5%(重量基準、以下同じ
)未満ではその効果が不充分であり、他方5.0%を超
えると未拡散Cuが残留するために、0.5〜5.0%
の範囲内とする必要がある。特に1.5〜8.0%の範
囲のOu含有量が、強度向上効率およびコ長ト等の点か
らみて最適と言える。
)重量比で0.5〜5.0%の銅、0.3〜0.8%の
炭素または黒鉛、必要に応じて2%以下の添加物を含み
、残部が実質的に鉄である組成を有する粉末の混合物を
整える工程と、(2)その混合物を加圧して所望の形状
に予備成形する工程と、(8)その予備成形品を109
0°C以上まで加熱する工程と、(4)その加熱された
予備成形品を鍛造する工程と、(5)その鍛造品を、少
なくともA3変態点までの温度域においては2〜b る工程とを含むことを特徴とするものであるら上記粉末
混合物の組成は、目的とする焼結鍛造品の強度つまり引
張強さ、疲れ強さ等、ならびに硬度を左右する一つの重
要な要素である。銅(Cu)は焼結、鍛造のための加熱
時に鉄(Fe)中に拡散固溶して固溶強化の作用をなし
、また冷却時に一部析出して地鉄−の硬さおよび強度を
向上させるが、含有量が0.5%(重量基準、以下同じ
)未満ではその効果が不充分であり、他方5.0%を超
えると未拡散Cuが残留するために、0.5〜5.0%
の範囲内とする必要がある。特に1.5〜8.0%の範
囲のOu含有量が、強度向上効率およびコ長ト等の点か
らみて最適と言える。
また、他の主要成分である炭素(C)も、母鉄の硬さ、
強度を上昇させる元素であるが、0.8%より少ない含
有量では強度向上効果が充分に達成され得す、他方0,
8%を超えるようになると、母相にセメンタイトが析出
して強度が低下し、また被削性が著しく悪化するため、
C含有量を0.8〜0.8%の範囲とすることが必要で
あり、なかでも0.4〜0.6%程度のC量が最も好ま
しい。
強度を上昇させる元素であるが、0.8%より少ない含
有量では強度向上効果が充分に達成され得す、他方0,
8%を超えるようになると、母相にセメンタイトが析出
して強度が低下し、また被削性が著しく悪化するため、
C含有量を0.8〜0.8%の範囲とすることが必要で
あり、なかでも0.4〜0.6%程度のC量が最も好ま
しい。
Cu、 Cに加え、必要に応じて2%以下の添加物を含
むが、この添加物としては潤滑剤等が該当し、原料粉末
の圧縮性や圧粉体の取り出しを容易にしたり、型鍛造が
適用される場合等に型と焼結体との摩擦等を軽減するた
めに、2%以下の組成比で必要に応じて添加されるもの
であって、例えばステアリン酸亜鉛等をあげることがで
きる。なお潤滑剤の他にも、Cu、Cとともに、例えば
焼結促進用の元素としてP(リン)、B(ホウ素)など
の添加物を含む場合、あるいは被削性を良好にするS(
イオウ)を含有させることもある。
むが、この添加物としては潤滑剤等が該当し、原料粉末
の圧縮性や圧粉体の取り出しを容易にしたり、型鍛造が
適用される場合等に型と焼結体との摩擦等を軽減するた
めに、2%以下の組成比で必要に応じて添加されるもの
であって、例えばステアリン酸亜鉛等をあげることがで
きる。なお潤滑剤の他にも、Cu、Cとともに、例えば
焼結促進用の元素としてP(リン)、B(ホウ素)など
の添加物を含む場合、あるいは被削性を良好にするS(
イオウ)を含有させることもある。
本発明においては、以上のような所定量のCu。
C等を含み、残部がFeと不純物(例えば鉄粉の不純物
でしてMn、Si 、A1等)である組成、言い換れば
実質的にFeである組成を有する粉末の混合物を整える
ことが、まず必要となる。各原料粉末は夫々に適した公
知の各種粉末生成法によって得られ、またその混合方法
は混合機を用いる等して、一括して行なってもよいし、
順次混合して自体はそれ程問題とはならない。そしてそ
の混合物を、例えば金型(押型とパンチ)など適宜の手
段を用いて加圧・圧縮し、所望の形状に予備成形する。
でしてMn、Si 、A1等)である組成、言い換れば
実質的にFeである組成を有する粉末の混合物を整える
ことが、まず必要となる。各原料粉末は夫々に適した公
知の各種粉末生成法によって得られ、またその混合方法
は混合機を用いる等して、一括して行なってもよいし、
順次混合して自体はそれ程問題とはならない。そしてそ
の混合物を、例えば金型(押型とパンチ)など適宜の手
段を用いて加圧・圧縮し、所望の形状に予備成形する。
次に、その予備成形品を加熱炉等において、一般に非酸
化性または還元性ふん囲気、例えばプロパン変成ガスや
分解アンモニアガス、水素気流などの中で1090℃以
上、好ましくは1120〜1200’C程度に加熱する
。この加熱によって予備成形品は固相焼結あるいは液相
焼結するとともにオーステナイト化する。つまり、上記
加熱温度はAc3 変態点以上の温度であり、予備成
形品のオーステナイト化は、特に後の除冷操作によって
フェライト−パーライトの変態組織を得る上で重要とな
る。加熱時間については、一般に成形品の焼結が十分進
行するように鋼の融点(1088°C)以上の温度にお
いである程度の時間、等温保持することが望ましい。
化性または還元性ふん囲気、例えばプロパン変成ガスや
分解アンモニアガス、水素気流などの中で1090℃以
上、好ましくは1120〜1200’C程度に加熱する
。この加熱によって予備成形品は固相焼結あるいは液相
焼結するとともにオーステナイト化する。つまり、上記
加熱温度はAc3 変態点以上の温度であり、予備成
形品のオーステナイト化は、特に後の除冷操作によって
フェライト−パーライトの変態組織を得る上で重要とな
る。加熱時間については、一般に成形品の焼結が十分進
行するように鋼の融点(1088°C)以上の温度にお
いである程度の時間、等温保持することが望ましい。
そして、加熱された予備成形品、すなわち焼結体を鍛造
機によって熱間鍛造する。鍛造加工法としては、予備成
形品の加工形状および使用目的等に応じて、公知の型鍛
造、すえ込み鍛造あるいは自由鍛造等適宜の手法がとら
れ、また通常は、目的とする製品の最終形状ないしその
形状に近く鍛造加工される。
機によって熱間鍛造する。鍛造加工法としては、予備成
形品の加工形状および使用目的等に応じて、公知の型鍛
造、すえ込み鍛造あるいは自由鍛造等適宜の手法がとら
れ、また通常は、目的とする製品の最終形状ないしその
形状に近く鍛造加工される。
次いで、熱間鍛造された鍛造品を冷却する工程となる。
すなわち、高温状M(オーステナイト化温度)にある鍛
造品を、少なくともA3変態点(より詳しくはAr3変
態点)までの温度域においては、2〜5°C/秒の冷却
速度で冷却するのである。
造品を、少なくともA3変態点(より詳しくはAr3変
態点)までの温度域においては、2〜5°C/秒の冷却
速度で冷却するのである。
この冷却には、製品の形状・大きさ等に応じて、放冷、
風冷、水噴霧冷却その他公知の手法を採用し得る。そし
て上記冷却速度で過冷されたオーステナイトがAr3点
に至ってフェライトの析出を開始し、Ar、変態点でパ
ーライト変態が起こることとなるが、実質的にそれら二
つの変態点が重なることもある。Ar3点の温度はC含
有量、および上記冷却速度等の値によって変化するため
一概には官えないが、約550°Cと予想される。
風冷、水噴霧冷却その他公知の手法を採用し得る。そし
て上記冷却速度で過冷されたオーステナイトがAr3点
に至ってフェライトの析出を開始し、Ar、変態点でパ
ーライト変態が起こることとなるが、実質的にそれら二
つの変態点が重なることもある。Ar3点の温度はC含
有量、および上記冷却速度等の値によって変化するため
一概には官えないが、約550°Cと予想される。
ところで本発明方法にあっては、上記のように冷却後の
焼結鍛造品(最終品)の顕微鏡組織がフェライト−パー
ライトを主体とするものとなる。
焼結鍛造品(最終品)の顕微鏡組織がフェライト−パー
ライトを主体とするものとなる。
それは焼いれ焼もどし組織として知られているソルバイ
ト、あるいはトールスタイト(もどしマルテンサイト)
等とは組織上異なるものであり、上記フェライト−パー
ライト組織によって高硬さ、高強度を得んとするもので
ある。そのためフェライト面積比を一定以上に保つ必要
があり、このフェライト面積比は鍛造品のC含有量と、
鍛造後へ変態開始までの冷却速度とが大きく関与する。
ト、あるいはトールスタイト(もどしマルテンサイト)
等とは組織上異なるものであり、上記フェライト−パー
ライト組織によって高硬さ、高強度を得んとするもので
ある。そのためフェライト面積比を一定以上に保つ必要
があり、このフェライト面積比は鍛造品のC含有量と、
鍛造後へ変態開始までの冷却速度とが大きく関与する。
上記C含有量を0.8〜0.8%とすることでセメンタ
イトの析出が回避されることは既に述べたが、さらに当
該鍛造品の前記合金組成(C,Cu等)を前提として、
上記のように鍛造後の冷却速度を2〜b 重要な鍵となる。すなわち、2°C/秒に満たない冷却
速度では十分な硬さが得られず、また5°C/秒を超え
る冷却速度では、一部ペイナイト変態が生じて非常に硬
い相ができてしまい、例えば被削性等が悪くなって実用
的でない。従って、鍛造品の組成(成分系)に応じて2
〜5°C/秒の範囲に冷却速度を設定しなければならな
いのである。
イトの析出が回避されることは既に述べたが、さらに当
該鍛造品の前記合金組成(C,Cu等)を前提として、
上記のように鍛造後の冷却速度を2〜b 重要な鍵となる。すなわち、2°C/秒に満たない冷却
速度では十分な硬さが得られず、また5°C/秒を超え
る冷却速度では、一部ペイナイト変態が生じて非常に硬
い相ができてしまい、例えば被削性等が悪くなって実用
的でない。従って、鍛造品の組成(成分系)に応じて2
〜5°C/秒の範囲に冷却速度を設定しなければならな
いのである。
また、鍛造後A3変態点までの温度域において上記のよ
うな冷却速度に制御すれば、A3変態点以下の温度域に
おける冷却速度にあまり影響されることなく、上記変態
組織が得られることが確認されている。なお、鍛造品を
常温状態まで2〜5’C/秒の速度で冷却すれば、より
安定な組織が得られることが予想されるが、A3変態以
後は大気放冷、ないし鍛造品が変形しない程度に急冷す
ることで製造工程の簡略化を図ることも可能である。
うな冷却速度に制御すれば、A3変態点以下の温度域に
おける冷却速度にあまり影響されることなく、上記変態
組織が得られることが確認されている。なお、鍛造品を
常温状態まで2〜5’C/秒の速度で冷却すれば、より
安定な組織が得られることが予想されるが、A3変態以
後は大気放冷、ないし鍛造品が変形しない程度に急冷す
ることで製造工程の簡略化を図ることも可能である。
以上のようにして得られた焼結鍛造品は、そのまま製品
にあるいは加工用素材として用いられることとなるが、
焼入れ焼もどしく調質)をしないにも拘わらず常識的な
予測をはるかに越える強度、言い換れば焼入れ焼もどし
した調質品に四速する強度および硬さが得られることが
実験によって確認されている。そのような好結果が得ら
れる理由は理論的に解明されてはいないが、おそらく上
記冷却速度の制御によるフェライト面積比の調整と、所
定組成(Cu、C等)の合金化による効果とが相乗的に
作用して高強度化に寄与するものと推定されている。
にあるいは加工用素材として用いられることとなるが、
焼入れ焼もどしく調質)をしないにも拘わらず常識的な
予測をはるかに越える強度、言い換れば焼入れ焼もどし
した調質品に四速する強度および硬さが得られることが
実験によって確認されている。そのような好結果が得ら
れる理由は理論的に解明されてはいないが、おそらく上
記冷却速度の制御によるフェライト面積比の調整と、所
定組成(Cu、C等)の合金化による効果とが相乗的に
作用して高強度化に寄与するものと推定されている。
いずれにしても、従来、焼入れ焼もどしのために要して
いた多大な熱エネルギを節約することができるとともに
、焼入れ性向上のための高価な合成粉末を含ませる必要
なくなり、それら原料および製造工程双方のコスト低減
によって、高強度な焼結鍛造品を安価に提供し得ること
となったのである。
いた多大な熱エネルギを節約することができるとともに
、焼入れ性向上のための高価な合成粉末を含ませる必要
なくなり、それら原料および製造工程双方のコスト低減
によって、高強度な焼結鍛造品を安価に提供し得ること
となったのである。
以下に、本発明の実施例を具体的に説明するがこの実施
例の記載によって本発明が限定的に解釈されるべきでな
いことは言うまでもない。百分率は特にことわりのない
限り重量比とする。
例の記載によって本発明が限定的に解釈されるべきでな
いことは言うまでもない。百分率は特にことわりのない
限り重量比とする。
−実施例−
原料粉末には80メツシユアンダー(最大粒子径が17
5μ)のアトマイズ鉄粉、200メツシユアンダーの電
解銅粉および鱗片状黒鉛粉末を用いた。これら粉末を!
:1.5%、黒鉛二0.6%、で、■型混合器を用いて
30分間混合した。
5μ)のアトマイズ鉄粉、200メツシユアンダーの電
解銅粉および鱗片状黒鉛粉末を用いた。これら粉末を!
:1.5%、黒鉛二0.6%、で、■型混合器を用いて
30分間混合した。
この粉末を金型中で油圧プレスを用いて5ton/−の
成形圧力で成形してプレフォーム(予備成形品)を得た
。そしてこの予備成形品を、エンドサーミツクガス雰囲
気中で1120°Cに加熱後、ただちに8tffl/a
+!の面圧で鍛造し、以後570°Cまでの温度域を平
均冷却速度8°C/秒で冷却し、20X20X150(
mm)の粗材を得た。
成形圧力で成形してプレフォーム(予備成形品)を得た
。そしてこの予備成形品を、エンドサーミツクガス雰囲
気中で1120°Cに加熱後、ただちに8tffl/a
+!の面圧で鍛造し、以後570°Cまでの温度域を平
均冷却速度8°C/秒で冷却し、20X20X150(
mm)の粗材を得た。
そしてこの粗材(焼結鍛造品)の機械的性質を試験した
ところ、硬さがビッカースでHv(10)=275であ
り、引張強さは84kg−f/d、回転曲げ疲労耐久限
度強さは45kg・「/−であった。
ところ、硬さがビッカースでHv(10)=275であ
り、引張強さは84kg−f/d、回転曲げ疲労耐久限
度強さは45kg・「/−であった。
これら硬さ、強度は、熱間鍛造後、一般的な焼入れ焼も
どしを施した同種のものに勝るとも劣らず、例えば被削
性においては調質品をもしのぐ性能が認められた。
どしを施した同種のものに勝るとも劣らず、例えば被削
性においては調質品をもしのぐ性能が認められた。
出1人 トヨタ自動車工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 重量比で0.5〜5.0%の銅、0.3〜0.8%の炭
素または黒鉛、必要に応じて2%以下の添加物を含み、
残部が実質的に鉄である組成を有する粉末の混合物を整
える工程と、 その混合物を加圧して所望の形状に予備成形する1程と
、 その予備成形品を1090°C以上まで加熱する工程と
、 その加熱された予備成形品を鍛造する工程と、その鍛造
品を、少なくともA3変態点までの温度域においては2
〜5°C/秒の冷却速度で冷却する上程と を含むことを特徴とする焼結鍛造品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57014550A JPS58133301A (ja) | 1982-02-01 | 1982-02-01 | 焼結鍛造品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57014550A JPS58133301A (ja) | 1982-02-01 | 1982-02-01 | 焼結鍛造品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58133301A true JPS58133301A (ja) | 1983-08-09 |
| JPH0211643B2 JPH0211643B2 (ja) | 1990-03-15 |
Family
ID=11864254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57014550A Granted JPS58133301A (ja) | 1982-02-01 | 1982-02-01 | 焼結鍛造品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58133301A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008004585A1 (en) * | 2006-07-06 | 2008-01-10 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Member produced by powder forging, powder mixture for powder forging, process for producing member by powder forging, and fracture splitting connecting rod obtained from the same |
| WO2013136983A1 (ja) | 2012-03-12 | 2013-09-19 | Ntn株式会社 | 機械構造部品および焼結歯車、ならびにこれらの製造方法 |
| JP2017061717A (ja) * | 2015-09-24 | 2017-03-30 | マツダ株式会社 | 焼結鍛造品及びその製造方法 |
-
1982
- 1982-02-01 JP JP57014550A patent/JPS58133301A/ja active Granted
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008004585A1 (en) * | 2006-07-06 | 2008-01-10 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Member produced by powder forging, powder mixture for powder forging, process for producing member by powder forging, and fracture splitting connecting rod obtained from the same |
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