JPS5816439B2 - 炭化水素系地下資源の電気加熱用電極装置 - Google Patents
炭化水素系地下資源の電気加熱用電極装置Info
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- JPS5816439B2 JPS5816439B2 JP5115380A JP5115380A JPS5816439B2 JP S5816439 B2 JPS5816439 B2 JP S5816439B2 JP 5115380 A JP5115380 A JP 5115380A JP 5115380 A JP5115380 A JP 5115380A JP S5816439 B2 JPS5816439 B2 JP S5816439B2
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- Japan
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- insulator
- electrode device
- oil
- hydrocarbon
- electrode
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- Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は炭化水素系地下資源を電気加熱する場合に使
用する電極装置に係る。
用する電極装置に係る。
さらに詳しくいえば、地中に存在する高粘度、低流動性
の炭化水素を井戸から生産するに際して、当該炭化水素
の流動性を高めるための地中に通電し加熱するために使
用する電極装置に関するものである。
の炭化水素を井戸から生産するに際して、当該炭化水素
の流動性を高めるための地中に通電し加熱するために使
用する電極装置に関するものである。
ここでいう「炭化水素」とは、ベトロリウムまたはオイ
ル、オイルサンド(タールサンドともよばれる)に含ま
れるピチューメン(Bi tumen )、オイルシェ
ルに含まれるケロゲン(Kerogen )を指し、以
下簡略化のためこれら炭化水素をオイルと呼ぶことにす
る。
ル、オイルサンド(タールサンドともよばれる)に含ま
れるピチューメン(Bi tumen )、オイルシェ
ルに含まれるケロゲン(Kerogen )を指し、以
下簡略化のためこれら炭化水素をオイルと呼ぶことにす
る。
また、「生産」とは、自噴、汲出し、流体移送など油井
から流動性のオイルを取出すことをいう。
から流動性のオイルを取出すことをいう。
地中に存在するオイルが流動性を有する場合は、地表よ
り油層に到達する井戸を堀り、油層に共存するガス田に
よる自噴、あるいはポンプによる汲上げ、あるいは一方
の井戸より塩水等の液体を千人し他方の井戸から流出さ
せるなどの方法でオイルを生産することが可能である。
り油層に到達する井戸を堀り、油層に共存するガス田に
よる自噴、あるいはポンプによる汲上げ、あるいは一方
の井戸より塩水等の液体を千人し他方の井戸から流出さ
せるなどの方法でオイルを生産することが可能である。
しかし、地中のオイルの流動性が低い場合は、オイルが
流動するための手段を講じなければ生産できない。
流動するための手段を講じなければ生産できない。
オイルを流動化させる為の一般的な方法は、加熱により
オイルの粘度を低下させる方法で、流動化に適した温度
(オオイルの個々の性状により異なるが、地中の油層を
加熱する必要が生ずる。
オイルの粘度を低下させる方法で、流動化に適した温度
(オオイルの個々の性状により異なるが、地中の油層を
加熱する必要が生ずる。
油層の加熱方法として、熱水の注入、高温高圧水蒸気の
注入、地中通電、地中燃焼法(地中の油層に着火させ空
気を送り燃焼させる)、爆薬の第141用などが提唱さ
れているが、後二者は制御が難しく一般性に乏しい。
注入、地中通電、地中燃焼法(地中の油層に着火させ空
気を送り燃焼させる)、爆薬の第141用などが提唱さ
れているが、後二者は制御が難しく一般性に乏しい。
熱水あるいは高温高圧水蒸気注入法は、油層を加熱しオ
イルの流動性を高めると同時に流動化したオイルを地表
へ流出させることも可能であるが油層に裂は目などの通
過抵抗の低い個所が存在すると、その個所ばかりを通り
抜は全体に拡散しないおそれがあり、反対に油層が固く
緻密な場合は熱水あるいは蒸気が拡散せず温度が上昇し
がたい通電加熱法は油層に複数の井戸を堀り、これら井
戸に電極を設置し、各電極間の電位差を与えて油層の導
電性を利用して加熱するので、油層に裂は目があったり
、あるいは固く緻密であっても全体を加熱しやすい利点
がある。
イルの流動性を高めると同時に流動化したオイルを地表
へ流出させることも可能であるが油層に裂は目などの通
過抵抗の低い個所が存在すると、その個所ばかりを通り
抜は全体に拡散しないおそれがあり、反対に油層が固く
緻密な場合は熱水あるいは蒸気が拡散せず温度が上昇し
がたい通電加熱法は油層に複数の井戸を堀り、これら井
戸に電極を設置し、各電極間の電位差を与えて油層の導
電性を利用して加熱するので、油層に裂は目があったり
、あるいは固く緻密であっても全体を加熱しやすい利点
がある。
しかし、流動化したオイルを取り出すには別の手段が必
要である。
要である。
そこで、オイル生産の効率を上げる方法としてまず通電
法により油層を加熱し、油層が軟化した時に熱水あるい
は高温高圧水蒸気を注入して加熱を続けるとともに流動
化したオイルを取り出す方法が考えられている。
法により油層を加熱し、油層が軟化した時に熱水あるい
は高温高圧水蒸気を注入して加熱を続けるとともに流動
化したオイルを取り出す方法が考えられている。
この方法に使用する電極装置は、効率よく油層を加熱す
るために、油層以外への電流の漏洩をできる限り避ける
よう電気絶縁を施す必要があり、地中の土圧とか加熱に
より発生した蒸気または注入された熱水あるいは高温高
圧水蒸気の王力で破壊しないことが必要であり、さらに
熱水あるいは高温高圧水蒸気が洩れないことが必要であ
る。
るために、油層以外への電流の漏洩をできる限り避ける
よう電気絶縁を施す必要があり、地中の土圧とか加熱に
より発生した蒸気または注入された熱水あるいは高温高
圧水蒸気の王力で破壊しないことが必要であり、さらに
熱水あるいは高温高圧水蒸気が洩れないことが必要であ
る。
この電極装置についてより具体的に説明するため、オイ
ルサンドよりオイルを生産する場合の例を以下に述べる
。
ルサンドよりオイルを生産する場合の例を以下に述べる
。
オイルサンドはクールサンドとも呼ばれ、カナダ、ベエ
ネゼラ、アメリカ合衆国に埋蔵が確認されている。
ネゼラ、アメリカ合衆国に埋蔵が確認されている。
オイルサンド中のオイルは、砂の表面および砂と砂との
間隙に塩水と共存しているが、極めて粘度が高く自然に
存在する状態では流動性を有しない。
間隙に塩水と共存しているが、極めて粘度が高く自然に
存在する状態では流動性を有しない。
オイルサンドの層は峡谷、川岸などで一部露出している
他は、大部分地下200〜500mの深さに数十mの厚
さで存在し、オイルサンドを堀り出し地上でオイルを分
離するのは経済性および環境保護の面から制約を受ける
ため、地中よりオイルのみを取り出す必要がある。
他は、大部分地下200〜500mの深さに数十mの厚
さで存在し、オイルサンドを堀り出し地上でオイルを分
離するのは経済性および環境保護の面から制約を受ける
ため、地中よりオイルのみを取り出す必要がある。
また、地中の浅い層からのオイルの生産は陥没の危険が
あるため、地下300m以下の層から採取するのが望ま
しいとされる。
あるため、地下300m以下の層から採取するのが望ま
しいとされる。
通電によりオイルサンド層を加熱する電極装置において
、最も大きな問題はオイルサンド層の電気抵抗がオイル
サンド層上部の地層より高いということである。
、最も大きな問題はオイルサンド層の電気抵抗がオイル
サンド層上部の地層より高いということである。
場所、条件によりそれぞれ異なるため一律に表示し難い
が、因にその平均値を示すと、オイルサンド層力月00
Ω−mであり、上部の地層は10Ω−mである。
が、因にその平均値を示すと、オイルサンド層力月00
Ω−mであり、上部の地層は10Ω−mである。
そのため鋼管で造られたケーシングに電極を連結しこの
電極をオイルサンド層に埋設した電極装置2本を設置し
て通電すると、電流の殆どが上部の地層部で消費される
ようになる。
電極をオイルサンド層に埋設した電極装置2本を設置し
て通電すると、電流の殆どが上部の地層部で消費される
ようになる。
この現象を避けるためには、地層部にあるケーシング表
面に絶縁棲覆層を設けるか、あるいは電極をケーシング
から絶縁した状態にする必要がある。
面に絶縁棲覆層を設けるか、あるいは電極をケーシング
から絶縁した状態にする必要がある。
この発明は後者の装置に関するもので、以下この装置に
ついて説明する。
ついて説明する。
この装置を横形的に示せば第1図のごとく電極装置が配
置される。
置される。
第1図において、1,11は鋼管で作られたケーシング
、2,12はケーシング1,11に接合された絶縁物、
3,13は絶縁物2,12に接合された電極、4,14
は電極3゜13に電流を送るケーブルでこれを併せて電
極装置とよぶ。
、2,12はケーシング1,11に接合された絶縁物、
3,13は絶縁物2,12に接合された電極、4,14
は電極3゜13に電流を送るケーブルでこれを併せて電
極装置とよぶ。
5は電源装置6はオイルサンド層、7は電極3,13の
間の電流、8は地上、9はオイルサンド上層、10はオ
イルサンド下層である。
間の電流、8は地上、9はオイルサンド上層、10はオ
イルサンド下層である。
オイルサンド層6に埋設した電極3,13に地上の電源
装置5よりケーブル4,14を通じて電王が印加される
と、オイルサンド層6中の電気抵抗に応じて電流7が流
れてジュール損が発生しオイルサンド層6が加熱される
。
装置5よりケーブル4,14を通じて電王が印加される
と、オイルサンド層6中の電気抵抗に応じて電流7が流
れてジュール損が発生しオイルサンド層6が加熱される
。
このとき電流7の1部はオイルサンド上層9およびオイ
ルサンド下層10へ電流れるが、ケーシング1,11と
電極3゜13間に絶縁物2,12が介在するため、電流
7の洩れは小さく抑えられる。
ルサンド下層10へ電流れるが、ケーシング1,11と
電極3゜13間に絶縁物2,12が介在するため、電流
7の洩れは小さく抑えられる。
オイルサンド層6が温まれば通電を止め、電極装置の一
方のケーシング1の上部から熱水あるいは高温高圧水蒸
気を圧入すれば、オイルサンド層6中を通り、他方の電
他装置のケーシング11よりオイルとともに流出する。
方のケーシング1の上部から熱水あるいは高温高圧水蒸
気を圧入すれば、オイルサンド層6中を通り、他方の電
他装置のケーシング11よりオイルとともに流出する。
熱水あるいは高温高圧水蒸気の流出をよくするため、電
極3,13には細孔があけられるのが普通である。
極3,13には細孔があけられるのが普通である。
電極装置には通常、電極3,13にオイルサンド層6と
の接触抵抗をよくするため食塩水がパイプ(図示してい
ない)を通じて送り込まれ、食塩水とケーシング1,1
1とを分離するため、電極3.13上方に仕切板(図示
省略)が設けられて、さらζこ仕切板の上部には絶縁性
液体が充満されている。
の接触抵抗をよくするため食塩水がパイプ(図示してい
ない)を通じて送り込まれ、食塩水とケーシング1,1
1とを分離するため、電極3.13上方に仕切板(図示
省略)が設けられて、さらζこ仕切板の上部には絶縁性
液体が充満されている。
これらの電気加熱に関する事項については、例えば米国
特許第3,946.809号とか、カナダ特許第1,0
22,062号に述べられている。
特許第3,946.809号とか、カナダ特許第1,0
22,062号に述べられている。
電極装置は埋設時に破壊せず、埋設当初は上田に耐える
充分な強度を有し、通電時は温度上昇があり電極近傍は
電流密度高いためとくに著しいが変形や破壊を生ぜず、
内部に充満される液体の静子に耐え、かつ熱水あるいは
高温高圧水蒸気注入時に破壊せず漏洩しないことが要求
される。
充分な強度を有し、通電時は温度上昇があり電極近傍は
電流密度高いためとくに著しいが変形や破壊を生ぜず、
内部に充満される液体の静子に耐え、かつ熱水あるいは
高温高圧水蒸気注入時に破壊せず漏洩しないことが要求
される。
ちなみに、地下500mの個所に埋設された場合、内部
に充満される液体の比重を1とすれば50ky/cff
lの圧力がかかり、50ky/iの圧力を有する水蒸気
の温度は265°Cに達する。
に充満される液体の比重を1とすれば50ky/cff
lの圧力がかかり、50ky/iの圧力を有する水蒸気
の温度は265°Cに達する。
なおこの絶縁物2,12の上部はケーシング1う11に
、下部は電極3,13に接続されるので絶縁物2,12
には常に懸垂荷重が加わることになり、しかもその条件
は250°C〜300℃の高温状態下であるため、これ
を満す特性が要求される。
、下部は電極3,13に接続されるので絶縁物2,12
には常に懸垂荷重が加わることになり、しかもその条件
は250°C〜300℃の高温状態下であるため、これ
を満す特性が要求される。
次にこの絶縁物2,12は下端に電極3,13を・懸垂
し、上端はケーシング2,12に接続された状態で地下
数100mの地底に設置されるものであるから設置工程
で孔壁と接触したり衝突することは現実的には避は難い
条件になる。
し、上端はケーシング2,12に接続された状態で地下
数100mの地底に設置されるものであるから設置工程
で孔壁と接触したり衝突することは現実的には避は難い
条件になる。
全体の重量が重いため、僅かな接触も絶縁物2,12に
は犬・きな機械的衝撃になる。
は犬・きな機械的衝撃になる。
この衝撃に耐え破損しない特性も要求される。
上記の要求特性を満し、実用価値のある絶縁物2.12
を得るように多くの研究を重ねた。
を得るように多くの研究を重ねた。
先ず検討したのは金属材で構成したフランジ付管状品の
全表面部にテフロンのような耐熱特性に優れた有機樹脂
質の被膜を構成したものを接続する方法である。
全表面部にテフロンのような耐熱特性に優れた有機樹脂
質の被膜を構成したものを接続する方法である。
懸垂荷重強度および機械的衝撃強度に関しては完全な特
性を保持するものが得られるが、フランジ部分の被膜構
成および絶縁を保持した接続方法が極めて困難であり、
常温条件下では必要とする絶縁特性を保持するものが何
とか得られるが現実の使用条件である常温〜250℃程
度の温度の反復にあうと本質的な熱膨張収縮率の差によ
りとくにフランジ部分に剥離現象を生じ、絶縁が破壊さ
れる事態に発展するという不可避の致命的欠陥が現われ
使用不能である。
性を保持するものが得られるが、フランジ部分の被膜構
成および絶縁を保持した接続方法が極めて困難であり、
常温条件下では必要とする絶縁特性を保持するものが何
とか得られるが現実の使用条件である常温〜250℃程
度の温度の反復にあうと本質的な熱膨張収縮率の差によ
りとくにフランジ部分に剥離現象を生じ、絶縁が破壊さ
れる事態に発展するという不可避の致命的欠陥が現われ
使用不能である。
次に検討されたのは磁器材質である。
そもそもこの絶縁物2,12には前記のように水(油)
音特性が要求されるものであるから、ケーシング1゜1
1、電極3,13および絶縁物相互間の接続方法を考慮
する必要がある。
音特性が要求されるものであるから、ケーシング1゜1
1、電極3,13および絶縁物相互間の接続方法を考慮
する必要がある。
一般的に考えられるのは磁器管の外周に金属管を焼嵌め
し、この金属管を溶接あるいは螺子等常法により接続す
ることである。
し、この金属管を溶接あるいは螺子等常法により接続す
ることである。
この方法の場合常温では水(油)音特性は確保出来るが
、温度が上昇すると焼嵌め強度が低下し、懸垂強度の低
下に連らなること、焼嵌先端部に発生した応力番こより
破損するなどの欠陥が現われるようになる。
、温度が上昇すると焼嵌め強度が低下し、懸垂強度の低
下に連らなること、焼嵌先端部に発生した応力番こより
破損するなどの欠陥が現われるようになる。
この欠陥を除くために磁器管の両端に鍔部を設は接触面
にパツキン材を介在させ鍔部を金属質で締付ける方法が
あるが、この場合常温では十分特性は確保出来るが温度
が上昇すると磁器質との熱膨張率の差により、水(油)
音特性が低下するという不可避の欠陥が現われるように
なる。
にパツキン材を介在させ鍔部を金属質で締付ける方法が
あるが、この場合常温では十分特性は確保出来るが温度
が上昇すると磁器質との熱膨張率の差により、水(油)
音特性が低下するという不可避の欠陥が現われるように
なる。
その他磁脂質は本質的に機械衝撃強度が乏しいので、前
述のように設置作業工程において予期しない条件下で発
生する機械的衝撃により破損する可能性が極めて高いと
いう本質的な条件があるため、現実に使用する場合大き
な危険要素があるという不可避の欠点がある。
述のように設置作業工程において予期しない条件下で発
生する機械的衝撃により破損する可能性が極めて高いと
いう本質的な条件があるため、現実に使用する場合大き
な危険要素があるという不可避の欠点がある。
本発明者らは上記欠陥を除去した有用な電気加熱用電極
装置を得ることに成功した。
装置を得ることに成功した。
次にその内容を一実施例に基づいて詳細に説明する。
先ず電極装置を構成する絶縁物2又は12であるがこれ
には第2図(こ示す絶縁管継手21を使用する。
には第2図(こ示す絶縁管継手21を使用する。
以下この絶縁管継手21の構成について説明する。
図中22は第1の管状部材でケーシング1と同内外径寸
法の鋼管23の一端部に全周を包囲する鍔部24を有し
ている。
法の鋼管23の一端部に全周を包囲する鍔部24を有し
ている。
25は第2の管状部材で、鍔部24の外径より犬ぎな内
径を有する胴部26の上部Qこ鋼管23の外径より大き
く、鍔部24の外径より小さい内径を有する輪状の被部
27を、下部に雌螺子28を有する蓋部29と、一端部
がケーシング1と同内外径寸法を有する鋼管30で上部
に鋼管30の内径より太い筒状の空胴部31と外周に雄
螺子32を有する基部33とにより構成されている。
径を有する胴部26の上部Qこ鋼管23の外径より大き
く、鍔部24の外径より小さい内径を有する輪状の被部
27を、下部に雌螺子28を有する蓋部29と、一端部
がケーシング1と同内外径寸法を有する鋼管30で上部
に鋼管30の内径より太い筒状の空胴部31と外周に雄
螺子32を有する基部33とにより構成されている。
つまり、第2の管状部材25は第1の管状部材22の鍔
部24を間隙を保って収納する袋部34を一端部に有し
ている。
部24を間隙を保って収納する袋部34を一端部に有し
ている。
上記第2の管状部材25の蓋部29に第1の管状部材2
2を挿入した後、蓋部29に基部33を螺合させ一体構
造となし、第1の管状部材22の鍔部24と第2の管状
部材25の袋部34が間隙を保持するように保持し、こ
の間隙に絶縁物35を介装させ第1および第2の管状部
材を密封固着するとともに、この絶縁物36と一体に第
1の管状部材22の外周絶縁物35を、第2の管状部材
25の空胴部31に内径が鋼管30のそれ上回等の内周
絶縁物37を形成するものである。
2を挿入した後、蓋部29に基部33を螺合させ一体構
造となし、第1の管状部材22の鍔部24と第2の管状
部材25の袋部34が間隙を保持するように保持し、こ
の間隙に絶縁物35を介装させ第1および第2の管状部
材を密封固着するとともに、この絶縁物36と一体に第
1の管状部材22の外周絶縁物35を、第2の管状部材
25の空胴部31に内径が鋼管30のそれ上回等の内周
絶縁物37を形成するものである。
上記絶縁物35,36,37はガラスマイカ塑造体によ
り構成されている。
り構成されている。
ガラスマイカ塑造体とはガラス質の粉末とマイカの粉末
の混合粉末を原料さし、この原料粉末をガラス質が加圧
により流動可能な温度に加熱し、加熱状態で加用成形に
より造られる。
の混合粉末を原料さし、この原料粉末をガラス質が加圧
により流動可能な温度に加熱し、加熱状態で加用成形に
より造られる。
この絶縁管継手21は専用の成形型(図示せず〕を使用
し、所定温度に加熱しておき第1の管状部材22と第2
の管状部材25を第2図に示すように組立て5所定温度
に加熱し、加熱状態で成形型内に挿填し、次に原料粉末
は第1の管状部材22の鋼管23とその外周に存在する
成形型の間隙部に挿填可能な筒状形態に予備成形体を成
形しておき、これを所定温度に加熱し、加熱状態で挿填
し、直ぐ加圧を行い外周絶縁物36の方から絶縁物35
、内周絶縁物37に向って用人介在させて造られる。
し、所定温度に加熱しておき第1の管状部材22と第2
の管状部材25を第2図に示すように組立て5所定温度
に加熱し、加熱状態で成形型内に挿填し、次に原料粉末
は第1の管状部材22の鋼管23とその外周に存在する
成形型の間隙部に挿填可能な筒状形態に予備成形体を成
形しておき、これを所定温度に加熱し、加熱状態で挿填
し、直ぐ加圧を行い外周絶縁物36の方から絶縁物35
、内周絶縁物37に向って用人介在させて造られる。
上記予備成形体はガラス質に日本フェロ−株式会社製の
42312の鉄器琺瑯用釉薬を200メツシユに粉砕し
た粉末45W%と、合成全弗素マイカの粉末60〜20
0メツシュ品55W%を混合し、水5W%を加えて湿潤
状態にしたものを原料とし、1500grを秤取し、別
の成形型(図示せず)を使用し、冷間加圧成形により円
筒形状品を作成し、120℃の乾燥器中に2時間保持し
、水分を除去し、作成を完了した。
42312の鉄器琺瑯用釉薬を200メツシユに粉砕し
た粉末45W%と、合成全弗素マイカの粉末60〜20
0メツシュ品55W%を混合し、水5W%を加えて湿潤
状態にしたものを原料とし、1500grを秤取し、別
の成形型(図示せず)を使用し、冷間加圧成形により円
筒形状品を作成し、120℃の乾燥器中に2時間保持し
、水分を除去し、作成を完了した。
第2の管状部材25の蓋部29と基部33との結合は螺
子で行なっているが、両者の結合は溶接で行なってもよ
い。
子で行なっているが、両者の結合は溶接で行なってもよ
い。
又第2の管状部材25の被部27を4等分し、その中の
2つを切欠き、この切欠部を通って第1の管状部材22
の鍔部24が袋部34に収納されるように上記鍔部24
を切欠いて、第2の管状部材25の袋部34?こ第1の
管状部材22の鍔部24を収納するようにしてもよい。
2つを切欠き、この切欠部を通って第1の管状部材22
の鍔部24が袋部34に収納されるように上記鍔部24
を切欠いて、第2の管状部材25の袋部34?こ第1の
管状部材22の鍔部24を収納するようにしてもよい。
なお絶縁管継手及びその製造方法の詳細は同出願人の同
日出願特許昭55−51152号に記載しである。
日出願特許昭55−51152号に記載しである。
・ この構造の絶縁管継手は両端に発生した引張り力は
袋部34と鍔部24の間の圧縮力になるようになってい
る。
袋部34と鍔部24の間の圧縮力になるようになってい
る。
一般にこの種の絶縁物の子線強度は引張り強度に比し遥
かに大きいものであり、しかもこの構造の場合、圧縮力
の加わる対向面積も大きくすることにより、単位面積当
りの荷重は任意に調節することが可能であるため、機械
的強度に関しては危惧する点はほとんど存在しない。
かに大きいものであり、しかもこの構造の場合、圧縮力
の加わる対向面積も大きくすることにより、単位面積当
りの荷重は任意に調節することが可能であるため、機械
的強度に関しては危惧する点はほとんど存在しない。
なお高温時、この場合には約300℃の温度であるが耐
熱特性は原料粉末に使用するガラス質の熱特性と密接に
関係する。
熱特性は原料粉末に使用するガラス質の熱特性と密接に
関係する。
とくに転位温度との関係は顕著である。
転位温度が550℃〜600℃のものを使用した場合3
00℃における機械的強度の低下はほとんど現われない
。
00℃における機械的強度の低下はほとんど現われない
。
次に機械的衝撃特性であるが、絶縁物であるガラスマイ
カ塑造体の原料であるマイカ粉末は完全な剥片形状をし
でおり、各剥片の平均面積径と厚すの比は一般に30〜
50:1の比率を保持している。
カ塑造体の原料であるマイカ粉末は完全な剥片形状をし
でおり、各剥片の平均面積径と厚すの比は一般に30〜
50:1の比率を保持している。
そのためガラスマイカ塑造体は完全な積層形状をしてお
り、単なる粉末を含有する成形品と異なり、大きな弾性
を有している。
り、単なる粉末を含有する成形品と異なり、大きな弾性
を有している。
上記理由により一般の無機質絶縁物に比し遥かに大きい
冷熱および機械衝撃強度を有しており、埋設工事中にお
ける予期しない衝撃に対して十分耐え得る強度を保持す
るものである。
冷熱および機械衝撃強度を有しており、埋設工事中にお
ける予期しない衝撃に対して十分耐え得る強度を保持す
るものである。
この絶縁管継手の最大の問題点は、沿面絶縁長を極端に
長くすることが困難なことにあり、その長さは鋼管23
の径と同一寸法程度が限度である。
長くすることが困難なことにあり、その長さは鋼管23
の径と同一寸法程度が限度である。
その理由は金属である鋼管23の熱膨張特性が直線的で
あるのに、ガラスマイカ塑造体のそれはガラス質と同様
、転位温度が存在し、転位温度附近゛で屈曲することに
あり、上記限度を起すと温度の上昇下降の反復により、
亀裂を発生する危険がある。
あるのに、ガラスマイカ塑造体のそれはガラス質と同様
、転位温度が存在し、転位温度附近゛で屈曲することに
あり、上記限度を起すと温度の上昇下降の反復により、
亀裂を発生する危険がある。
さて、上記絶縁管継手21を使用した電極装置の一実施
例の構造を第3図に従い説明する。
例の構造を第3図に従い説明する。
図において1〜4は第1図のそれと同じである。
第3図a(右半分)は、基本構成を示す、絶縁物2は絶
縁管継手212ケにより構成されており、両端にケーシ
ング1および電極3が接続されている。
縁管継手212ケにより構成されており、両端にケーシ
ング1および電極3が接続されている。
各の接続は溶接、螺子等金属接合の常法により容易に実
施可能である。
施可能である。
この電極装置の場合、各部分の内径寸法が同一の連通孔
になっているので、前記の仕切板等必要部品は容易に取
付けることが出来る。
になっているので、前記の仕切板等必要部品は容易に取
付けることが出来る。
なおこの基本構成図では絶縁管継手212ケで絶縁物2
が構成されているが沿面絶縁長を確保するためには、そ
の数を増して接続すればよG)。
が構成されているが沿面絶縁長を確保するためには、そ
の数を増して接続すればよG)。
またこの絶縁管継手21の使用は絶縁物2の構成に限定
されず、ケーシング1の中間に使用することも可能であ
る。
されず、ケーシング1の中間に使用することも可能であ
る。
次に前記のように絶縁物2の外周部に濃度の高い食塩水
が存在し、とくに高い沿面絶縁抵抗が要求される場合に
は第3図b(左半分)に示すように絶縁管継手21め外
周に耐熱特性lこ富む有機系の被覆材41を構成するこ
とにより、容易Qど必要特性を確保することが可能で、
例えば収縮タイプのテフロン管を使用して被覆材41を
構成することは有効な方法である。
が存在し、とくに高い沿面絶縁抵抗が要求される場合に
は第3図b(左半分)に示すように絶縁管継手21め外
周に耐熱特性lこ富む有機系の被覆材41を構成するこ
とにより、容易Qど必要特性を確保することが可能で、
例えば収縮タイプのテフロン管を使用して被覆材41を
構成することは有効な方法である。
以上説明したように、この発明は、特殊な絶縁管継手を
使用して、ケーシングと電極を連結している。
使用して、ケーシングと電極を連結している。
絶縁管継手の両端に発生した引張り力は袋部と鍔部の間
の圧縮力Oこなるようになっている。
の圧縮力Oこなるようになっている。
絶縁物の圧縮強度は引張り強度に比し、はるかに大きい
ものであるため本発明の電極装置は、機械的強度が大き
く、地下資源の回収に係わる厳しい条件下の圧力、機械
的衝撃強度にも充分耐えることができる。
ものであるため本発明の電極装置は、機械的強度が大き
く、地下資源の回収に係わる厳しい条件下の圧力、機械
的衝撃強度にも充分耐えることができる。
又絶縁管継手の管状部材の内外部の円面に絶縁物を設け
たり、又は絶縁管継手自体の外周面を絶縁物で被覆した
りすると、沿面絶縁距離が長くなり、ケーシングと電極
との絶縁を一層良好にすることができる。
たり、又は絶縁管継手自体の外周面を絶縁物で被覆した
りすると、沿面絶縁距離が長くなり、ケーシングと電極
との絶縁を一層良好にすることができる。
又絶縁管継手の絶縁物としてガラスマイカ塑造体を用い
ると、高温に充分耐える電極装置を得ることができる。
ると、高温に充分耐える電極装置を得ることができる。
第1図は電気加熱用電極装置によりオイルサンド層を加
熱する状態を模型的に示した図、第2図は電極装置を構
成する絶縁に使用する絶縁管継手の一実施例の構造を示
す縦断面図、第3図は絶縁管継手により構成し差絶縁物
を使用した電極装置の一実施例を示す縦断面図で第3図
a(右半分)はその基本構成を、第3図b(左半分)は
絶縁管継手の外周面を絶縁物で被った状態を示す図であ
る。 図中、1,11はケーシング、2,12は絶縁物、3,
13は電極、4,14はケーブル、5は電源、6はオイ
ルサンド層、7は電流、8は地上、9はオイルサンド上
層、10はオイルサンド下層、21は絶縁管継手、23
は第1の管状部材、24は鍔部、25は第2の管状部材
、34は袋部、35.36,37,41は絶縁物である
。 なお図中同一符号は同一もしくは相当部分を示す。
熱する状態を模型的に示した図、第2図は電極装置を構
成する絶縁に使用する絶縁管継手の一実施例の構造を示
す縦断面図、第3図は絶縁管継手により構成し差絶縁物
を使用した電極装置の一実施例を示す縦断面図で第3図
a(右半分)はその基本構成を、第3図b(左半分)は
絶縁管継手の外周面を絶縁物で被った状態を示す図であ
る。 図中、1,11はケーシング、2,12は絶縁物、3,
13は電極、4,14はケーブル、5は電源、6はオイ
ルサンド層、7は電流、8は地上、9はオイルサンド上
層、10はオイルサンド下層、21は絶縁管継手、23
は第1の管状部材、24は鍔部、25は第2の管状部材
、34は袋部、35.36,37,41は絶縁物である
。 なお図中同一符号は同一もしくは相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (イ)地下に埋設される金属製管状ケーシング、(
ロ)地下の炭化水素系地下資源に埋設され、上記地下資
源に電流を流す電極、(ハ)一端部に鍔部を有する第1
の管状部材、この第1の管状部材の鍔部を間隙を保って
収納した袋部を一端部に有する第2の管状部材、及び上
記鍔部と袋部との間隙に介在し、第1と第2の管状部材
を密封固着すると共に、第1と第2の管状部材間を電気
的に絶縁するように設けた絶縁物で構成され、上記ケー
シングと上記電極を連結すると共に、電気的に絶縁する
絶縁管継手、及び2上記電極に接続され電流を供給する
ケーブルを備えた炭化水素系地下資源の電気加熱用電極
装置。 2 絶縁管継手は複数個が連結されたものである特許請
求の範囲第1項記載の炭化水素系地下資源の電気加熱用
電極装置。 3 絶縁管継手の絶縁物は鍔部と袋部との間隙に介在し
た絶縁物と、この絶縁物に連続して管状部材の内外部の
周面に設けた絶縁物である特許請求の範囲第1項又は第
2項記載の炭化水素系地下資源の電気加熱用電極装置。 4 絶縁管継手の絶縁物はガラス質及びマイカの粉末か
らなるがラスマイカ塑遺体である特許請求の範囲第1項
ないし第3項のいずれかに記載の炭化水素系地下資源の
電気加熱用電極装置。 5 絶縁管継手の外周面を絶縁物で被覆した特許請求の
範囲第1項〜第4項記載の炭化水素系地下資源の電気加
熱用電極装置。 6 絶縁管継手の外周面にテフロンを被覆した特許請求
の範囲第5項記載の炭化水素系地下資源の電気加熱用電
極装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5115380A JPS5816439B2 (ja) | 1980-04-14 | 1980-04-14 | 炭化水素系地下資源の電気加熱用電極装置 |
| CA000375295A CA1168283A (en) | 1980-04-14 | 1981-04-13 | Electrode device for electrically heating underground deposits of hydrocarbons |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5115380A JPS5816439B2 (ja) | 1980-04-14 | 1980-04-14 | 炭化水素系地下資源の電気加熱用電極装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56146589A JPS56146589A (en) | 1981-11-14 |
| JPS5816439B2 true JPS5816439B2 (ja) | 1983-03-31 |
Family
ID=12878869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5115380A Expired JPS5816439B2 (ja) | 1980-04-14 | 1980-04-14 | 炭化水素系地下資源の電気加熱用電極装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5816439B2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-14 JP JP5115380A patent/JPS5816439B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56146589A (en) | 1981-11-14 |
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