JPS5816937B2 - 酸化触媒層の製造方法 - Google Patents
酸化触媒層の製造方法Info
- Publication number
- JPS5816937B2 JPS5816937B2 JP54088053A JP8805379A JPS5816937B2 JP S5816937 B2 JPS5816937 B2 JP S5816937B2 JP 54088053 A JP54088053 A JP 54088053A JP 8805379 A JP8805379 A JP 8805379A JP S5816937 B2 JPS5816937 B2 JP S5816937B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst layer
- oxidation catalyst
- enamel
- weight
- slag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Glass Compositions (AREA)
- Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は有機物の酸化促進に有効な触媒表面被覆層の製
造方法に関する。
造方法に関する。
例えば電子レンジ、ガスオーブン或いはオーブンレンジ
などにおいては、料理される食料品からの飛来、煙もし
くは汁などによって壁面が汚損される。
などにおいては、料理される食料品からの飛来、煙もし
くは汁などによって壁面が汚損される。
ところでこの種器具内壁については、耐熱性および衛生
的でまた清潔感などが要求されることから自己清浄作用
を有する琺瑯などが好しいものと云える。
的でまた清潔感などが要求されることから自己清浄作用
を有する琺瑯などが好しいものと云える。
即ち食料品から発生した飛来や煙などが壁面に耐着して
も自動的に酸化し除去する機能(自己清浄作用)をその
壁面が備えていれば、常に清潔さを保ち、衛生的であり
美観も保たれるからである。
も自動的に酸化し除去する機能(自己清浄作用)をその
壁面が備えていれば、常に清潔さを保ち、衛生的であり
美観も保たれるからである。
本発明者らは上記の点に着目して検討を重ねた結果、鉄
マンガン重石からタングステンを精錬する際、副生され
る鉱滓が触媒材料に適し、焼成した場合すぐれた自己清
浄化作用を備えた酸化触媒層が容易に形成されることを
見出した。
マンガン重石からタングステンを精錬する際、副生され
る鉱滓が触媒材料に適し、焼成した場合すぐれた自己清
浄化作用を備えた酸化触媒層が容易に形成されることを
見出した。
本発明は上記知見に基づき、電子レンジや、ガスオーブ
ンの内壁面の処理に適する酸化触媒の製造方法を提供し
ようとするものである。
ンの内壁面の処理に適する酸化触媒の製造方法を提供し
ようとするものである。
以下本発明の詳細な説明すると、本発明は鉄マンガン重
石からタングステンをナトリウム塩として溶解抽出した
残渣である鉱滓に要すれば琺瑯系粉末を加えて焼成する
ことを特徴とする酸化触媒の製造方法である。
石からタングステンをナトリウム塩として溶解抽出した
残渣である鉱滓に要すれば琺瑯系粉末を加えて焼成する
ことを特徴とする酸化触媒の製造方法である。
本発明において、触媒材料として用いる鉱滓は、例えば
WO365〜75%、FeO3〜15%、Mn05〜2
0 %、(MnO+FeO= 20〜25% )の他少
量のSiO2やAt203を含む鉄マンガン重石に苛性
ソーダもしくは炭酸ソーダを加え加熱処理を施し、タン
グステン酸ソーダ(Na2WO4) の形でタングス
テンを溶解抽出した残渣であり、酸化鉄(Fe304)
および酸化マンガン(MnO)またはこれらの複合型(
例えばFe2Mt104)を主成分とし、その他タング
ステンをWO3,Na2WO4の形で少量含んでいる。
WO365〜75%、FeO3〜15%、Mn05〜2
0 %、(MnO+FeO= 20〜25% )の他少
量のSiO2やAt203を含む鉄マンガン重石に苛性
ソーダもしくは炭酸ソーダを加え加熱処理を施し、タン
グステン酸ソーダ(Na2WO4) の形でタングス
テンを溶解抽出した残渣であり、酸化鉄(Fe304)
および酸化マンガン(MnO)またはこれらの複合型(
例えばFe2Mt104)を主成分とし、その他タング
ステンをWO3,Na2WO4の形で少量含んでいる。
しかしてこの触媒材料の組成比は少なくとも20重量係
程度に選ぶ必要がある。
程度に選ぶ必要がある。
一方上記触媒材料としての鉱滓に加え得る琺瑯成分とし
ては例えば5i02 B203−At203−R20
−CaF2系、水ガラス、エチルシリケート、その他市
販の無機接着材などが挙げられ、これら琺瑯成分は焼成
の易さや取扱い操作などの点から粉末化したものの方が
好ましい。
ては例えば5i02 B203−At203−R20
−CaF2系、水ガラス、エチルシリケート、その他市
販の無機接着材などが挙げられ、これら琺瑯成分は焼成
の易さや取扱い操作などの点から粉末化したものの方が
好ましい。
本発明においては、上記触媒材料としての鉱滓または鉱
滓と琺瑯成分を含む混合物(組成物)を例えば琺瑯用鋼
板などの基板乃至基体に塗着し焼成することによって所
望の酸化触媒が製造される。
滓と琺瑯成分を含む混合物(組成物)を例えば琺瑯用鋼
板などの基板乃至基体に塗着し焼成することによって所
望の酸化触媒が製造される。
この焼成過程において触媒材料(鉱滓)中に少量含まれ
ているタングステン成分(WO3など)が、その蒸気圧
の高いことによって発泡剤としての役目をなし、多孔質
の琺瑯層などが形成される。
ているタングステン成分(WO3など)が、その蒸気圧
の高いことによって発泡剤としての役目をなし、多孔質
の琺瑯層などが形成される。
この琺瑯層などの多孔質化、表面積の増大化に伴ない触
媒としても高い活性を維持発揮する。
媒としても高い活性を維持発揮する。
尚上記、触媒材料(鉱滓)または触媒材料−琺瑯成分系
に、更に添加しうる成分として例えばベントナイト粘土
などの無機質成分があり、また塗着し易くするため、例
えば水、ニトロセルローズなどの粘結剤を適宜添加配合
しても差支えないし、さらに焼成は溶射によってもよい
。
に、更に添加しうる成分として例えばベントナイト粘土
などの無機質成分があり、また塗着し易くするため、例
えば水、ニトロセルローズなどの粘結剤を適宜添加配合
しても差支えないし、さらに焼成は溶射によってもよい
。
次に本発明の実施例を記載する。
実施例 1
分析値としてMn013重量%、Fe30468重量%
、WO31,3重量%、およびNa2O2°1重量%を
含む鉱滓(タングステン精錬時副生物)粉末1kg(1
50メツシユ以下)と810255重量鍬B20315
重量係、K2O10重量係、Na2010重量弘Coo
1重量%、At2035重量係およびCaF24重量
係の組成からなる琺瑯用フリット(150メツシユ以下
)1.5kgとの組成物を先ず調製した。
、WO31,3重量%、およびNa2O2°1重量%を
含む鉱滓(タングステン精錬時副生物)粉末1kg(1
50メツシユ以下)と810255重量鍬B20315
重量係、K2O10重量係、Na2010重量弘Coo
1重量%、At2035重量係およびCaF24重量
係の組成からなる琺瑯用フリット(150メツシユ以下
)1.5kgとの組成物を先ず調製した。
上記調製した組成物にベントナイ)200fおよび水7
001を加え、ボールミル中でよく粉砕、攪拌し泥漿と
した。
001を加え、ボールミル中でよく粉砕、攪拌し泥漿と
した。
この泥漿中に100XI 00X 1 mtttの軟鋼
板を浸漬し表面に泥漿を耐着(塗着)させ、自然乾燥後
加熱炉中で900℃に昇温し焼成処理を施して表面多孔
質の酸化触媒層を形成した。
板を浸漬し表面に泥漿を耐着(塗着)させ、自然乾燥後
加熱炉中で900℃に昇温し焼成処理を施して表面多孔
質の酸化触媒層を形成した。
上記形成した酸化触媒層を200〜300℃に保持して
おき、この触媒層にサラダ油300Tn9を滴下し、5
時間放置後における酸化、消耗による(サラダ油の)重
量減を求めたところ添附図に曲線Aで示す如くであった
。
おき、この触媒層にサラダ油300Tn9を滴下し、5
時間放置後における酸化、消耗による(サラダ油の)重
量減を求めたところ添附図に曲線Aで示す如くであった
。
比較のため上記実施例における鉱滓成分を除いた他は同
一の条件で製造した琺瑯層について同じ実験を行なった
ところ添附図にて曲線aで示す如くであった。
一の条件で製造した琺瑯層について同じ実験を行なった
ところ添附図にて曲線aで示す如くであった。
実施例 2
実施例1で用いたと同種の鉱滓(1kg)および琺瑯フ
リツ1−(500ft)をよく混合後、2重量%のニト
ロセルローズを含む鉛酸アルミを結合剤として添加し、
プレス成形して直径80mrfL1厚さ100朋の成形
体を得た。
リツ1−(500ft)をよく混合後、2重量%のニト
ロセルローズを含む鉛酸アルミを結合剤として添加し、
プレス成形して直径80mrfL1厚さ100朋の成形
体を得た。
上記成形体を850℃で焼結した後粉砕し、粒径20〜
80μmの粉末とした。
80μmの粉末とした。
この粉末をアセチレンフレームガンに装てんし、300
℃に加熱した軟鋼板面に溶射して、厚さ約Q、 5 m
rn、の溶射層(焼成層)を形成した。
℃に加熱した軟鋼板面に溶射して、厚さ約Q、 5 m
rn、の溶射層(焼成層)を形成した。
この溶射によって形成した触媒層は表面が多孔質であり
、サラダ油300■を塗布し、5時間加熱後におけるサ
ラダ油の酸化、消耗による減量を求めたところ添附図に
曲線Bで示す如くであった。
、サラダ油300■を塗布し、5時間加熱後におけるサ
ラダ油の酸化、消耗による減量を求めたところ添附図に
曲線Bで示す如くであった。
実施例 3
実施例1で用いたと同種の鉱滓200?、珪砂400′
?、A4(0)()350 P、B20s200?、N
a2COa 150 ’i’、K2CO3180y1
CaF250?およびCo070?を配合し、ボールミ
ルで粉砕、混合してから耐火物製るつぼ内に収容し、1
400℃にて加熱、溶融した。
?、A4(0)()350 P、B20s200?、N
a2COa 150 ’i’、K2CO3180y1
CaF250?およびCo070?を配合し、ボールミ
ルで粉砕、混合してから耐火物製るつぼ内に収容し、1
400℃にて加熱、溶融した。
この溶融液を水冷ローラー間に流し急冷して薄板として
から粉砕した。
から粉砕した。
この粉砕物500グに粘土20グと水3001を加え、
泥漿を調製し、この泥漿を厚さ1 mmの鉄板に塗着し
、風乾後880℃に加熱して焼成させた。
泥漿を調製し、この泥漿を厚さ1 mmの鉄板に塗着し
、風乾後880℃に加熱して焼成させた。
かくして得た触媒層について前記実施例1の場合と同様
にサラダ油を用い酸化性能を求めたところ添附図に曲線
Cで示す如くであった。
にサラダ油を用い酸化性能を求めたところ添附図に曲線
Cで示す如くであった。
実施例 4
鉄−マンガン重石を反別としタングステンを精錬抽出し
た残渣である泥漿状鉱滓に2重量%のニトロセルローズ
を含む鉛酸アルミを結合剤として混練した。
た残渣である泥漿状鉱滓に2重量%のニトロセルローズ
を含む鉛酸アルミを結合剤として混練した。
次いでこの混線物をロータリーキルンの一方から投入し
、他方からプロパンガスバーナーで加熱乾燥を施しつつ
造粒し、これを篩分けて粒径20〜80μmの粒子を得
た。
、他方からプロパンガスバーナーで加熱乾燥を施しつつ
造粒し、これを篩分けて粒径20〜80μmの粒子を得
た。
上記粒子をプラズマフレームガンに装てんし、ニッケル
ーアルミを厚さ約0.2朋に溶射下地処理した軟鋼板に
溶射して厚さ約Q、 5 mmの酸化触媒層を形成した
。
ーアルミを厚さ約0.2朋に溶射下地処理した軟鋼板に
溶射して厚さ約Q、 5 mmの酸化触媒層を形成した
。
この触媒層は表面多孔質であり、実施例1の場合と同じ
条件で酸化性能を評価したところ添附図に曲線りで示す
如くであった。
条件で酸化性能を評価したところ添附図に曲線りで示す
如くであった。
実施例 5
実施例1において鉱滓1501としく組成比が155重
量%となる)、琺瑯フリット8501とを混合し、さら
に粘土5(lおよび水5OO?を加えボールミルで粉砕
、混合し泥漿とした。
量%となる)、琺瑯フリット8501とを混合し、さら
に粘土5(lおよび水5OO?を加えボールミルで粉砕
、混合し泥漿とした。
この泥漿を厚さ1 mmの鉄板にスプレーガンで吹き付
け塗布し、風乾後、850℃で焼成して酸化触媒性琺瑯
層を形成した。
け塗布し、風乾後、850℃で焼成して酸化触媒性琺瑯
層を形成した。
かくして設けた琺瑯層についてサラダ油を用いて酸化性
能を評価したところ添附図に曲線すで示す如くであった
。
能を評価したところ添附図に曲線すで示す如くであった
。
第1図は本発明方法によって製造した酸化触媒の性能を
比較して示す曲線図である。
比較して示す曲線図である。
Claims (1)
- 1 鉄マンガン重石からタングステンをナトリウム塩と
して溶解抽出した鉱滓20〜100重量係と琺瑯系粉末
80〜0重量係との系を焼成することを特徴とする酸化
触媒層の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54088053A JPS5816937B2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 | 酸化触媒層の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54088053A JPS5816937B2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 | 酸化触媒層の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5613037A JPS5613037A (en) | 1981-02-07 |
| JPS5816937B2 true JPS5816937B2 (ja) | 1983-04-04 |
Family
ID=13932087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54088053A Expired JPS5816937B2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 | 酸化触媒層の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5816937B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITFI20070139A1 (it) * | 2007-06-22 | 2008-12-23 | Colorobbia Italiana Spa | Materiale per la ricopertura di corpi ceramici, loro preparazione ed uso e corpi ceramici che li comprendono. |
-
1979
- 1979-07-13 JP JP54088053A patent/JPS5816937B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5613037A (en) | 1981-02-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4084975A (en) | Volatilizable frit composition forming oxidation-inhibiting vapors | |
| US5213598A (en) | Preparation of vitreous enamels and manufacture of enamel bodies | |
| US3964924A (en) | Protective coating for graphite electrodes | |
| US3942990A (en) | Method for producing foamed ceramics | |
| DE4221480C2 (de) | Verfahren und Gemisch zum Formen einer zusammenhängenden Feuerfest-Masse auf einer Oberfläche | |
| JP2002060247A (ja) | 鉄系琺瑯釉薬及びそれを用いた鉄系琺瑯製品の製造方法 | |
| JPH0123553B2 (ja) | ||
| CN115286418A (zh) | 一种硫酸法浸锂渣-粉煤灰联合消纳制得的超轻陶粒及其方法和应用 | |
| AT398968B (de) | Keramisches schweissverfahren und pulvergemisch dafür | |
| CN101134853A (zh) | 防止焦炉炉门结碳的涂层材料及其制备方法 | |
| CN105039630A (zh) | 一种含钛的高效集渣剂及制备方法 | |
| JPS602269B2 (ja) | 炭素含有不焼成耐火物の製造方法 | |
| US3802864A (en) | Sintered agglomerates and method of producing same | |
| CN1328223C (zh) | 红色耀变天目陶瓷制造方法及其所使用的陶瓷釉 | |
| KR100660260B1 (ko) | 내화성 보수 물질 뱃치 | |
| CN115181437B (zh) | 一种重轨钢坯防脱碳涂料及其制备和应用方法 | |
| US3748171A (en) | Process for generating vesicular material having porous, sorptive surface structure with metallurgical silicon addition | |
| JP2011094191A (ja) | 溶射補修材料 | |
| JPWO2008126760A1 (ja) | 調湿建材及びその製造方法 | |
| US2681869A (en) | Surface-modifying metal articles by action of an impregnating or alloying metal and composition therefor | |
| CN107311631A (zh) | 一种用于制备高韧性耐火材料的粉体的制备方法 | |
| US3742930A (en) | Process for generating vesicular material having porous, sorptive surface structure, and apparatus coated with same | |
| KR20100055407A (ko) | 내화성 기질의 처리를 위한 건조 혼합물과 그 혼합물의 사용 방법 | |
| JP2589511B2 (ja) | 耐水蒸気雰囲気用SiC構造材 | |
| US4006279A (en) | Oxidation enhancing-vitreous enamel coating on metal substrate and composition therefor |