JPS5821010B2 - 加工性にすぐれた非調質高張力熱延鋼板の製造法 - Google Patents
加工性にすぐれた非調質高張力熱延鋼板の製造法Info
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- JPS5821010B2 JPS5821010B2 JP13628775A JP13628775A JPS5821010B2 JP S5821010 B2 JPS5821010 B2 JP S5821010B2 JP 13628775 A JP13628775 A JP 13628775A JP 13628775 A JP13628775 A JP 13628775A JP S5821010 B2 JPS5821010 B2 JP S5821010B2
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Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、穴拡げ性すなわち伸びフランジ性および曲
げ加工性のごときプレス成形性のすぐれた非調質高張力
熱延鋼板の製造方法に関するもので、自動車用とくにト
ラックのフレームなどやこれに類した溶接構造部材とし
て熱延のま5で用いることができ、降伏比すなわち降伏
点/引張り強さ0.85以上、引張り強さ80 kg/
mrrt2以上であって上記プレス成形性のほか、衝撃
特性、溶接性ならびに表面性状でも良好な高張力鋼板を
、熱間圧延のま\何らの熱処理を径ることなしに、従っ
て廉価に製造することを可能ならしめようとするもので
ある。
げ加工性のごときプレス成形性のすぐれた非調質高張力
熱延鋼板の製造方法に関するもので、自動車用とくにト
ラックのフレームなどやこれに類した溶接構造部材とし
て熱延のま5で用いることができ、降伏比すなわち降伏
点/引張り強さ0.85以上、引張り強さ80 kg/
mrrt2以上であって上記プレス成形性のほか、衝撃
特性、溶接性ならびに表面性状でも良好な高張力鋼板を
、熱間圧延のま\何らの熱処理を径ることなしに、従っ
て廉価に製造することを可能ならしめようとするもので
ある。
従来加工用非調質80 ky/mrrt2級熱延鋼板は
、通常鋼の化学成分として、Cr、Ni、V、Moなど
の強化元素を多種、多量に添加して、それらの固溶、析
出強化を利用していたので、炭素当量が高く、溶接性に
問題を残すばかりでなく製造上のコストも高い上に、非
調質と呼ばれているにしても、実際には熱間圧延後にテ
ンパー処理して所期の強度を得る場合も多く、それによ
って熱処理費用がかさむほか、熱処理炉による鋼板寸法
上の制限や、熱処理に基く歪を伴うなど欠点が多い。
、通常鋼の化学成分として、Cr、Ni、V、Moなど
の強化元素を多種、多量に添加して、それらの固溶、析
出強化を利用していたので、炭素当量が高く、溶接性に
問題を残すばかりでなく製造上のコストも高い上に、非
調質と呼ばれているにしても、実際には熱間圧延後にテ
ンパー処理して所期の強度を得る場合も多く、それによ
って熱処理費用がかさむほか、熱処理炉による鋼板寸法
上の制限や、熱処理に基く歪を伴うなど欠点が多い。
この発明は従来上記のようにして製造された80ky/
mrn2級熱延鋼板における上述諸欠点を克服して、添
加元素の種類および量の減少を図り、そしてそれにも拘
らず、上述用途に適合すべく、熱延のま5で降伏比0.
85以上、引張り強さ80kg/mm以上でプレス成形
性とくに穴拡げ性にすぐれ、衝撃特性、溶接性ならびに
表面性状が良好な加工用非調質80 kg/mu2級熱
延鋼板の製造に成功したものである。
mrn2級熱延鋼板における上述諸欠点を克服して、添
加元素の種類および量の減少を図り、そしてそれにも拘
らず、上述用途に適合すべく、熱延のま5で降伏比0.
85以上、引張り強さ80kg/mm以上でプレス成形
性とくに穴拡げ性にすぐれ、衝撃特性、溶接性ならびに
表面性状が良好な加工用非調質80 kg/mu2級熱
延鋼板の製造に成功したものである。
まずこの発明における鋼中化学成分の限定理由は次のと
おりである。
おりである。
Cの下限は鋼板の強度確保のために0.05%以上が必
要であるが、0115%をこえると冷間加工性、低温靭
性および溶接性を共に劣化させるので上限を0.15%
とするが好ましくは0.12%以下とすることが望まし
い。
要であるが、0115%をこえると冷間加工性、低温靭
性および溶接性を共に劣化させるので上限を0.15%
とするが好ましくは0.12%以下とすることが望まし
い。
Siは強度を上昇させるに好ましい元素であつて、0.
10%以上が必要であるが、0.60%をこえると溶接
性、低温靭性を劣化させかつ熱延鋼板の表面に赤スケー
ルが形成されやすくなるため0.60%を上限とした。
10%以上が必要であるが、0.60%をこえると溶接
性、低温靭性を劣化させかつ熱延鋼板の表面に赤スケー
ルが形成されやすくなるため0.60%を上限とした。
Mnはこの発明の目的である引張強さ80kg/mu確
保のため最低1.60%は必要であるが2.5%超過で
は靭性が劣化するので1.60〜2.5%の範囲とする
必要がある。
保のため最低1.60%は必要であるが2.5%超過で
は靭性が劣化するので1.60〜2.5%の範囲とする
必要がある。
Alは脱酸剤として用いられるがTiの有効性を増加さ
せるため最低0.03%は必要であるが、0.15%以
上ではその効果は飽和する。
せるため最低0.03%は必要であるが、0.15%以
上ではその効果は飽和する。
Nbは鋼の細粒化と析出硬化を利用して強度を付与せし
める元素であるが、0.02%未満ではその効果がな(
0,05%をこえるとその効果は飽和する。
める元素であるが、0.02%未満ではその効果がな(
0,05%をこえるとその効果は飽和する。
Tjは析出硬化によって安価に鋼の強度を増加させかつ
非金属介在物の形態を変えて冷間加工性を著しく向上さ
せる。
非金属介在物の形態を変えて冷間加工性を著しく向上さ
せる。
Ti量0.05未満ではこの発明の目的である引張強さ
80kg/m7IL2以上を得ることができず、一方0
.25%をこえるとその効果が飽和するばかりかTiの
析出物による靭性の劣化が見られるのでTi量を0.0
5〜0.25%の範囲とした。
80kg/m7IL2以上を得ることができず、一方0
.25%をこえるとその効果が飽和するばかりかTiの
析出物による靭性の劣化が見られるのでTi量を0.0
5〜0.25%の範囲とした。
上記Ti添加による冷間加工性の向上は、さらにREM
を複合添加することによってその効果が一層増大する。
を複合添加することによってその効果が一層増大する。
この関係を第1図に穴拡がり率について示した。
すなわちC−8i −Mn−Nb鋼にREMを単独添加
した場合Aにはその効果はほとんど見られないのに対し
、Tiを0.05〜0.25%添加するとBのように穴
拡がり率は著しく向上し、この鋼にさらにREMを複合
添加すればCのようにREMの効果が顕著にあられれる
。
した場合Aにはその効果はほとんど見られないのに対し
、Tiを0.05〜0.25%添加するとBのように穴
拡がり率は著しく向上し、この鋼にさらにREMを複合
添加すればCのようにREMの効果が顕著にあられれる
。
ここにREMが介在物の形態を変化させるため靭性を向
上させることは公知の事実ではあるが、単独添加では穴
拡がり率を増加させず、Tiとの共存によってはじめて
その効果が期待できるのである。
上させることは公知の事実ではあるが、単独添加では穴
拡がり率を増加させず、Tiとの共存によってはじめて
その効果が期待できるのである。
上述の効果を与えるために必要なREMの量はREM/
S≧2.8であり、かつREMとSとの積が4×10
以上である。
S≧2.8であり、かつREMとSとの積が4×10
以上である。
なおREMとSとの積が2.5X10 を超えると偏
析が増加するため好ましくない。
析が増加するため好ましくない。
Pは不純物として避けられないが、できるだけ少ない方
が望ましく経済性を考慮してその上限を0.020%と
した。
が望ましく経済性を考慮してその上限を0.020%と
した。
Sは硫化物系介在物となり、冷間加工性、低温靭性を劣
化させるので、0.01%以下に限定する。
化させるので、0.01%以下に限定する。
この発明で鋼の基本成分は上記の通りに規定されるが、
冷間加工性を向上させるには上記組成を満足させるのみ
ならず鋼板表面ないしその近傍の介在物を低減させるこ
とも肝要であり、そのため溶製時に以下の注意がのぞま
れる。
冷間加工性を向上させるには上記組成を満足させるのみ
ならず鋼板表面ないしその近傍の介在物を低減させるこ
とも肝要であり、そのため溶製時に以下の注意がのぞま
れる。
すなわち表面近傍の介在物は硫化物系介在物と異なりA
l、Tiの酸化物系介在物であるからその生成を防止す
るため、溶鋼注入流と鋳型もしくは連続鋳造タンディシ
ュ間での溶鋼酸化をさけることで、こ\に大気と遮断し
、あるいは不活性ガスを用いていわゆるシール鋳造を行
なうことによりスラブ表面の酸化物クラスターを減少さ
せることがこのましく、またこれによりTiの歩止りの
向上と安定にも寄与することとなる。
l、Tiの酸化物系介在物であるからその生成を防止す
るため、溶鋼注入流と鋳型もしくは連続鋳造タンディシ
ュ間での溶鋼酸化をさけることで、こ\に大気と遮断し
、あるいは不活性ガスを用いていわゆるシール鋳造を行
なうことによりスラブ表面の酸化物クラスターを減少さ
せることがこのましく、またこれによりTiの歩止りの
向上と安定にも寄与することとなる。
このように溶製された鋼を以下に述べる熱延条件と組み
合わせることによって始めて所期の特性を有する非調質
80 kg/mrn2級鋼を得ることができるのである
。
合わせることによって始めて所期の特性を有する非調質
80 kg/mrn2級鋼を得ることができるのである
。
すなわち加工性、溶接性を考慮して組成の炭素当量を低
く抑えているため、TiやNbの析出硬化や、フェライ
ト粒の微細化によって強度を確保する必要がある。
く抑えているため、TiやNbの析出硬化や、フェライ
ト粒の微細化によって強度を確保する必要がある。
このような析出硬化を大きくするにはスラブ加熱時にオ
ーステナイト中のTi、Nbの固溶量を大きくする必要
があり、そのためスラブ加熱温度の下限を1200℃と
しなければならない。
ーステナイト中のTi、Nbの固溶量を大きくする必要
があり、そのためスラブ加熱温度の下限を1200℃と
しなければならない。
また1200℃以上に加熱されたスラブを熱間圧延する
に際し、圧延仕上げ温度が高い場合にはオーステナイト
結晶粒が太きいため最終製品で上部ベイナイト組織にな
り加工性、靭性が悪くなる。
に際し、圧延仕上げ温度が高い場合にはオーステナイト
結晶粒が太きいため最終製品で上部ベイナイト組織にな
り加工性、靭性が悪くなる。
このように上部ベイナイト組織にすることなく、フェラ
イト+パーライト組織にするためには熱延仕上げ温度を
820℃以下にする必要がある。
イト+パーライト組織にするためには熱延仕上げ温度を
820℃以下にする必要がある。
第2図にこの発明に従う0.12%C−0,20%5i
−2,0%Mn−0,04%Al−0,04%Nb−〇
、14%Ti−0,02%REM鋼の板厚4.5mmの
熱延鋼板につき、強度におよぼす巻取り温度の影響を示
した。
−2,0%Mn−0,04%Al−0,04%Nb−〇
、14%Ti−0,02%REM鋼の板厚4.5mmの
熱延鋼板につき、強度におよぼす巻取り温度の影響を示
した。
巻取温度が500℃より低くなると、Ti、Nbの析出
が不十分なため引張強さ80kg/mrrtが得られず
、また600°Cを超えると粗大結晶粒となるため強度
を確保できない。
が不十分なため引張強さ80kg/mrrtが得られず
、また600°Cを超えると粗大結晶粒となるため強度
を確保できない。
従って巻取温度は500〜600’Cの範囲に限定され
る。
る。
以上のべた鋼成分および熱延条件の組合せで始めて加工
性の良好な80 kg/mrn2級の鋼を熱延のままで
得ることができる。
性の良好な80 kg/mrn2級の鋼を熱延のままで
得ることができる。
1 つぎにこの発明の実施例を示す。
第1表に示す化学成分を有するスラブを熱間圧延し板厚
4.5 mmとした。
4.5 mmとした。
その各鋼種の熱間圧延条件を第2表に示し得られた熱間
圧延板の熱延のま5の引張特性、衝撃特性およびプレス
加工性として穴拡がり率を同表に示した。
圧延板の熱延のま5の引張特性、衝撃特性およびプレス
加工性として穴拡がり率を同表に示した。
なお穴拡がりの初期穴径は10mmでドリルで孔あけし
た。
た。
この発明により引張強さ80kg/mrIL2以上し有
し降伏比が85%以上でかつ穴拡がり率、衝撃特性とも
に優れた熱延鋼板が多種多量の合金成分を用いる要なく
、また従って溶接性の劣化をもたらす炭素当量の増加を
伴わず、溶接性の劣化の心配なく、しかも廉価に得られ
る。
し降伏比が85%以上でかつ穴拡がり率、衝撃特性とも
に優れた熱延鋼板が多種多量の合金成分を用いる要なく
、また従って溶接性の劣化をもたらす炭素当量の増加を
伴わず、溶接性の劣化の心配なく、しかも廉価に得られ
る。
熱延80kg/mu2鋼板は従来熱延後、700℃以下
のテンパー処理を行なって強度を出していたのに対しこ
の発明は熱延のままで従来鋼と同等の性質を呈し熱処理
に係わる費用の大幅低減ができ、また従来鋼の化学組成
はC−S i−Mnに加えてCr、Mo、V、Nb、T
iを添加していたが、この発ではCr、Mo、Vの添加
を必要とせず、安価なMn、Tiの増量で十分量等の性
質を得られ、溶製費も安くなる。
のテンパー処理を行なって強度を出していたのに対しこ
の発明は熱延のままで従来鋼と同等の性質を呈し熱処理
に係わる費用の大幅低減ができ、また従来鋼の化学組成
はC−S i−Mnに加えてCr、Mo、V、Nb、T
iを添加していたが、この発ではCr、Mo、Vの添加
を必要とせず、安価なMn、Tiの増量で十分量等の性
質を得られ、溶製費も安くなる。
第1図はこの発明によるTi−REMの複合添加効果を
示すグラフ、第2図は巻取り温度の強度に及ぼす影響を
示したグラフである。
示すグラフ、第2図は巻取り温度の強度に及ぼす影響を
示したグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量%でC;0.05〜0.15%、Si〜0.1
0〜0.60%、 Mn : 1.60〜250%、A
l;0.03〜0.15%、Nb;0.02〜0.05
%、 T i :0.05〜0.25%、P;0.02
0%以下、S;0.010.□以下を含みさらにREM
(希土類元素)をSの2.8倍以上でかつREMとSと
の積が4×10 以上、2.5X10 以下の範囲に
含有し残部実質的にFeよりなる鋼を熱間圧延するに際
して、1200℃以上で加熱し、圧延を820℃以下で
仕上げかつ巻。 取温度を500〜600とすることを特徴とする、熱延
のままで降伏比0.85以上、引張強さ80kgAtW
以上の加工性にすぐれた非調質高張力熱延鋼板の製造法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13628775A JPS5821010B2 (ja) | 1975-11-14 | 1975-11-14 | 加工性にすぐれた非調質高張力熱延鋼板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13628775A JPS5821010B2 (ja) | 1975-11-14 | 1975-11-14 | 加工性にすぐれた非調質高張力熱延鋼板の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5261121A JPS5261121A (en) | 1977-05-20 |
| JPS5821010B2 true JPS5821010B2 (ja) | 1983-04-26 |
Family
ID=15171634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13628775A Expired JPS5821010B2 (ja) | 1975-11-14 | 1975-11-14 | 加工性にすぐれた非調質高張力熱延鋼板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5821010B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60181230A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-14 | Nippon Steel Corp | 加工性に優れた高張力熱延鋼板の製造方法 |
| JPS6196057A (ja) * | 1985-06-01 | 1986-05-14 | Kobe Steel Ltd | 高強度熱延鋼板 |
-
1975
- 1975-11-14 JP JP13628775A patent/JPS5821010B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5261121A (en) | 1977-05-20 |
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