JPS5829510B2 - セイデンフクシヤインサツバン - Google Patents
セイデンフクシヤインサツバンInfo
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- JPS5829510B2 JPS5829510B2 JP48090483A JP9048373A JPS5829510B2 JP S5829510 B2 JPS5829510 B2 JP S5829510B2 JP 48090483 A JP48090483 A JP 48090483A JP 9048373 A JP9048373 A JP 9048373A JP S5829510 B2 JPS5829510 B2 JP S5829510B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アルミニウム膜を主として導電層として用い
、その上に、Seを主成分とする無定形状態において光
導電性を発揮する無機物質を真空蒸着してなる静電複写
印刷版において、該光導電層の結晶化や変質を防止し、
したがって、該光導電層の光導電性質を向上する方法に
関する。
、その上に、Seを主成分とする無定形状態において光
導電性を発揮する無機物質を真空蒸着してなる静電複写
印刷版において、該光導電層の結晶化や変質を防止し、
したがって、該光導電層の光導電性質を向上する方法に
関する。
また、他の目的は、該光導電層とアルミニウム膜との接
着力の改良にある。
着力の改良にある。
また、他の目的は、該光導電層と、導電層(リーク層)
との接触性つまり、電荷の移動性を改良するにある。
との接触性つまり、電荷の移動性を改良するにある。
いわゆる静電複写印刷版、つまり、適当な導電層上に、
光導電性物質層を設け、該光導電層が、光に感じて静電
荷を帯びた潜像をつくるので、その上に着色物粒子(ト
ナー)を静電物に吸引し、しかるσつち、該トナーを、
被印刷物へ転写(複写)していく複写印刷版において、
該光導電性物質としてはSeを主成分とする無機物質が
、現在のところもつとも優秀な光導電性能を発揮する物
質のひとつであることは周知である。
光導電性物質層を設け、該光導電層が、光に感じて静電
荷を帯びた潜像をつくるので、その上に着色物粒子(ト
ナー)を静電物に吸引し、しかるσつち、該トナーを、
被印刷物へ転写(複写)していく複写印刷版において、
該光導電性物質としてはSeを主成分とする無機物質が
、現在のところもつとも優秀な光導電性能を発揮する物
質のひとつであることは周知である。
そして、このSe自身およびSeを主成分とする光導電
性無機物質は、無定形状態においてその優秀な光導電性
を発揮するものであることも周知である。
性無機物質は、無定形状態においてその優秀な光導電性
を発揮するものであることも周知である。
しかし、該Seを主成分とする光導電性物質は、その下
地層に、電荷のリーク層として必要とする導電層の性質
によって、各種の性能が変化し、したがって、該導電層
の選択は静電複写印刷版の製造にあたっては重要な課題
である。
地層に、電荷のリーク層として必要とする導電層の性質
によって、各種の性能が変化し、したがって、該導電層
の選択は静電複写印刷版の製造にあたっては重要な課題
である。
この下地導電層、あるいは少なくとも導電層としての役
割も同時に果すこともできる下地層として、アルミニウ
ム膜が有用である。
割も同時に果すこともできる下地層として、アルミニウ
ム膜が有用である。
該アルミニウムの膜の態様としては、アルミニウムの圧
延板および箔、あるいはメッキしたり真空蒸着したアル
ミニウム膜などである。
延板および箔、あるいはメッキしたり真空蒸着したアル
ミニウム膜などである。
これらのアルミニウム膜はSeあるいはSeを主成分と
する即ち無定形状態において光導電性を発揮する無機物
質からの導電層への電荷の移動、即ち、電光時のリーク
においては良好で有用な下地導電金属層であるが、該S
e光導電層自身の変質、たとえば、特に、もつとも重要
な問題である結晶化、あるいは、酸化などの変性という
トラブルに対し、必ずしも良好な層でないことを見出し
た。
する即ち無定形状態において光導電性を発揮する無機物
質からの導電層への電荷の移動、即ち、電光時のリーク
においては良好で有用な下地導電金属層であるが、該S
e光導電層自身の変質、たとえば、特に、もつとも重要
な問題である結晶化、あるいは、酸化などの変性という
トラブルに対し、必ずしも良好な層でないことを見出し
た。
本発明は、とくにこの、Seを主成分とする光導電層の
改良を研究し、新規で有用な方法を見出したものである
。
改良を研究し、新規で有用な方法を見出したものである
。
即ち、本発明は、アルミニウム膜上に、seあるいはS
eを主成分とする無定形状態において光導電性を発揮す
る無機物質を真空蒸着してなる静電複写印刷版において
、該アルミニウム膜上に、まずTe(テルル)を、重量
平均厚みにて05A乃至300人の厚み、真空析出して
、該アルミニウム膜上に表面析出処理したのち、上記、
SeあるいはSeを主成分とする無定形状態において光
導電性を発揮する無機物質層を真空蒸着によって形成し
て、光導電による静電複写印刷版をつくることからなる
。
eを主成分とする無定形状態において光導電性を発揮す
る無機物質を真空蒸着してなる静電複写印刷版において
、該アルミニウム膜上に、まずTe(テルル)を、重量
平均厚みにて05A乃至300人の厚み、真空析出して
、該アルミニウム膜上に表面析出処理したのち、上記、
SeあるいはSeを主成分とする無定形状態において光
導電性を発揮する無機物質層を真空蒸着によって形成し
て、光導電による静電複写印刷版をつくることからなる
。
本発明において、印刷版の基板は、種々のものが選択さ
れる。
れる。
たとえば、各種の合成樹脂シート、フィルム、あるいは
成型体でもよい。
成型体でもよい。
代表的なものはポリエチレンテレフタレートを代表とす
るポリエステル、ナイロン、エポキシ樹脂、フェノール
樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィンなど。
るポリエステル、ナイロン、エポキシ樹脂、フェノール
樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィンなど。
勿論これらの例に限定されないことは自明である。
また、各種の金属板乃至成型体でもよい。これらの形態
は板シートでもよく、あるいは、円筒状でもよい。
は板シートでもよく、あるいは、円筒状でもよい。
いずれにしても、それらの上に、前記の如くアルミニウ
ムが、真空蒸着、メッキなどで塗工されるか、或は、圧
延板・ホイルが貼合わされる。
ムが、真空蒸着、メッキなどで塗工されるか、或は、圧
延板・ホイルが貼合わされる。
勿論、基板自身が一体となったアルミニウムの板・ホイ
ル、あるいは成型体でもよい。
ル、あるいは成型体でもよい。
また、他の金属板あるいは円筒などの成型体でもよい。
これらのアルミニウム層の上に、そのまま、Se単体あ
るいはSeを主成分とする無定形状態において光導電性
を発揮する無機物質を真空蒸着によって形成した場合の
、とくに重大な欠陥は、真空蒸着によって、当初は良好
な光導電性が発揮され、その構造も少くとも、X線回折
などでは無定形で好ましい形態になっていても、時間と
ともに、急速に該Se層が主として灰色化乃至黒色化し
、つまり結晶化し、その光導電性が急落することで、こ
の性能低下は、温度が嵩まるほと、また、湿度が上昇す
る雰囲下におけるほど、顕著である。
るいはSeを主成分とする無定形状態において光導電性
を発揮する無機物質を真空蒸着によって形成した場合の
、とくに重大な欠陥は、真空蒸着によって、当初は良好
な光導電性が発揮され、その構造も少くとも、X線回折
などでは無定形で好ましい形態になっていても、時間と
ともに、急速に該Se層が主として灰色化乃至黒色化し
、つまり結晶化し、その光導電性が急落することで、こ
の性能低下は、温度が嵩まるほと、また、湿度が上昇す
る雰囲下におけるほど、顕著である。
このようなトラブルは、静電複写印刷版においては、最
終的に、該印刷版は、前記したトナーによって現像し、
あと被写物へ転写後熱によって定着するので、このとき
の熱などによって少くとも、該印刷版が該複写機内にお
いて熱的影響を受けることは避けられず、それだけ印刷
版の耐刷寿命、あるいは経時寿命を大巾に低下させるこ
とになり、重大な製品価値の低落につながり商業上重要
な事柄である。
終的に、該印刷版は、前記したトナーによって現像し、
あと被写物へ転写後熱によって定着するので、このとき
の熱などによって少くとも、該印刷版が該複写機内にお
いて熱的影響を受けることは避けられず、それだけ印刷
版の耐刷寿命、あるいは経時寿命を大巾に低下させるこ
とになり、重大な製品価値の低落につながり商業上重要
な事柄である。
このSeあるいはSeを主成分とする光導電層の経時的
な性能の急低下(劣化)は、主としてこれらの物質が結
晶化を急速に始めるためであるが、同時に、酸化Seを
生ずる酸化も観測される。
な性能の急低下(劣化)は、主としてこれらの物質が結
晶化を急速に始めるためであるが、同時に、酸化Seを
生ずる酸化も観測される。
いずれにしてもこれらのSe層の変化劣化は、そのもつ
とも主要なる性質の光導電性を損うものであるから、こ
れを防止すべく該Se層の中に、同時に各種の抗老化剤
、結晶防止剤を添加する提案もなされており、勿論、そ
れなりの効果は付加されているが、本発明は、これらの
既知の小さな改良力を併用すれば尚よく、また併用しな
くても、それだけでも充分有用な効果を発揮する。
とも主要なる性質の光導電性を損うものであるから、こ
れを防止すべく該Se層の中に、同時に各種の抗老化剤
、結晶防止剤を添加する提案もなされており、勿論、そ
れなりの効果は付加されているが、本発明は、これらの
既知の小さな改良力を併用すれば尚よく、また併用しな
くても、それだけでも充分有用な効果を発揮する。
具体的にこれらの処方の差についていえば、たとえば、
Seの蒸着時、Teを同時に添加して、即ち、11同時
蒸着1′することは、Seの性能をよくするひとつの処
方として公知であるが、本発明は、とくにTeのみを別
個単独に、しかもアルミニウム膜という限定されて特長
の発揮される導電層上に、前処理しておくことに特徴が
あり、また、該処理によって、Seと、該アルミニウム
層との接着性も良くなり、−且つ導電層へのSeを主体
とする光導電層からの電荷の移動性、リーク性も改良さ
れるという有用な効果も発見された。
Seの蒸着時、Teを同時に添加して、即ち、11同時
蒸着1′することは、Seの性能をよくするひとつの処
方として公知であるが、本発明は、とくにTeのみを別
個単独に、しかもアルミニウム膜という限定されて特長
の発揮される導電層上に、前処理しておくことに特徴が
あり、また、該処理によって、Seと、該アルミニウム
層との接着性も良くなり、−且つ導電層へのSeを主体
とする光導電層からの電荷の移動性、リーク性も改良さ
れるという有用な効果も発見された。
本発明におけるTeの形成は、真空蒸着、スパッタリン
グ、イオンブレーティングなどでおこなわれる。
グ、イオンブレーティングなどでおこなわれる。
真空蒸着においては、通常の抵抗加熱法、該導加熱法、
エレクトロンビーム加熱法、さらにはレーザー加熱法な
どもとりうる。
エレクトロンビーム加熱法、さらにはレーザー加熱法な
どもとりうる。
また、スパッタリングにおいては、陰極スパッタリング
、高周波スパッタリング、プラズマスパッタリングなど
各種の既知のスパッタリング法がとりつる。
、高周波スパッタリング、プラズマスパッタリングなど
各種の既知のスパッタリング法がとりつる。
これらのTeの付着は上記の如く真空析出でなければな
らない。
らない。
真空析出における真空度は、Teは比較的、高蒸気圧を
有するものゆえ、とくに著しい高真空下でなくても蒸着
の場合付着されるので、スパッタリングの場合も含めて
I X 10−”Torr以下ならば良好であり、I
XI 0−2Torr以下ならさらによい。
有するものゆえ、とくに著しい高真空下でなくても蒸着
の場合付着されるので、スパッタリングの場合も含めて
I X 10−”Torr以下ならば良好であり、I
XI 0−2Torr以下ならさらによい。
そして、その厚みはTe単体の密度(−6,25g/c
Ifl)をもとに重量平均の厚みから換算した厚みで、
05人から300人の厚みの範囲内にならなければなら
ない。
Ifl)をもとに重量平均の厚みから換算した厚みで、
05人から300人の厚みの範囲内にならなければなら
ない。
05λ以下ではあまりに付着層が薄すぎてつまり詳細に
いえばこの程度の厚みでは均一膜でなくアルミ層上に点
在するTeの11島1゛の存在頻度が少なすぎて、Se
の変性老化防止および付着性、電荷移動性を改良するこ
とには乏しすぎる。
いえばこの程度の厚みでは均一膜でなくアルミ層上に点
在するTeの11島1゛の存在頻度が少なすぎて、Se
の変性老化防止および付着性、電荷移動性を改良するこ
とには乏しすぎる。
一方300λ以上では漸くTe自身が本来布する性質が
発現されてくる厚い膜となってくるため却って効果が逆
になつてくる。
発現されてくる厚い膜となってくるため却って効果が逆
になつてくる。
この点本発明の方法は前述の既知のTeをSeと同時に
蒸着する場合とは全く別の理由と機構によることがわか
る。
蒸着する場合とは全く別の理由と機構によることがわか
る。
つまり、本発明においては、アルミニウム膜上に、該ア
ルミニウムの結晶や、構造、電位などの電気的性質等い
ずれにしてもアルミニウム膜自身の有する特徴ある性質
が、その上のTeの薄膜の真空析出というプロセスによ
って潜在的且つ相乗的に生かされていることを示すもの
であり、この下地のA1層の影響を有効に受けて生成す
る良好なTe薄膜の上限厚みは300人ということがわ
かったことである。
ルミニウムの結晶や、構造、電位などの電気的性質等い
ずれにしてもアルミニウム膜自身の有する特徴ある性質
が、その上のTeの薄膜の真空析出というプロセスによ
って潜在的且つ相乗的に生かされていることを示すもの
であり、この下地のA1層の影響を有効に受けて生成す
る良好なTe薄膜の上限厚みは300人ということがわ
かったことである。
換言すれば完全なTe単独膜上では有利な効果を発揮し
ないことであり、この点において、上記の、既知の、T
eをSeと同時に蒸着し、光導電層を形成する例とは、
本質的に作用機構においても異なる。
ないことであり、この点において、上記の、既知の、T
eをSeと同時に蒸着し、光導電層を形成する例とは、
本質的に作用機構においても異なる。
Teのもつとも良好な厚みは、5人乃至100人である
。
。
尚、真空析出の方法においては、真空蒸着およびスパッ
タリング両方法とも有効に利用できるが、極薄膜の場合
には、スパッタリングは厚みが精密に制■できるので有
利である。
タリング両方法とも有効に利用できるが、極薄膜の場合
には、スパッタリングは厚みが精密に制■できるので有
利である。
それよりもとくに有効な方法は、アルミニウム層をとく
に真空蒸着法で形成する場合、いずれにしても、真空系
を破らずに、つまり、好ましくはアルミニウム蒸着直後
に連動しつつ、Teを蒸着することである。
に真空蒸着法で形成する場合、いずれにしても、真空系
を破らずに、つまり、好ましくはアルミニウム蒸着直後
に連動しつつ、Teを蒸着することである。
つまり、第1図の如く巻出されたベースシートなどの基
板1がまずアルミニウム蒸着ルツボ2によって蒸着され
たアルミニウム層を形成後、次のTe蒸着あるいはスパ
ッタリングターゲット4によってTeの薄膜層5が、該
アルミニウム層3の上に、連続的に析出付着される方法
である。
板1がまずアルミニウム蒸着ルツボ2によって蒸着され
たアルミニウム層を形成後、次のTe蒸着あるいはスパ
ッタリングターゲット4によってTeの薄膜層5が、該
アルミニウム層3の上に、連続的に析出付着される方法
である。
尚、本発明のTeをAI膜上にまず真空析出する方法は
本発明者らが先に提案した、合成樹脂基板上にまず各種
金楓をスパッタリング後アルミニウムを真空蒸着した導
電性基板に対して該Al上に適用することもでき、この
場合は、さらに良好な接着性、機械的耐久性およびSe
を主成分とする光導電層の結晶化防止、光導電性能の向
上、電荷の移動の円滑さ、画像形成のシャープさなどで
良好な結果をもたら−9−8 かくして、該Teの薄膜上にSeあるいはSeを主成分
とする光導電性物質が既知の各種の方法で真空蒸着によ
って形成される。
本発明者らが先に提案した、合成樹脂基板上にまず各種
金楓をスパッタリング後アルミニウムを真空蒸着した導
電性基板に対して該Al上に適用することもでき、この
場合は、さらに良好な接着性、機械的耐久性およびSe
を主成分とする光導電層の結晶化防止、光導電性能の向
上、電荷の移動の円滑さ、画像形成のシャープさなどで
良好な結果をもたら−9−8 かくして、該Teの薄膜上にSeあるいはSeを主成分
とする光導電性物質が既知の各種の方法で真空蒸着によ
って形成される。
ここにおいてSeあるいはSeを主成分とする無定形状
態において光導電性を発揮する光導電性無機物質とは、
光の照射によって生じた電子またはホール(正孔)の移
動によって光導電性を示すものを指し、とくにそのうち
効果のあるのは、正孔の移動度の方が大きいことによっ
て光導電に寄与するものである。
態において光導電性を発揮する光導電性無機物質とは、
光の照射によって生じた電子またはホール(正孔)の移
動によって光導電性を示すものを指し、とくにそのうち
効果のあるのは、正孔の移動度の方が大きいことによっ
て光導電に寄与するものである。
これらのうち代表的なものは無定形状態のSeであり、
またSeにAs 、Te等を添加したものであり、また
この外にはTeAsSe2 、As2Se3As2Te
3などもある。
またSeにAs 、Te等を添加したものであり、また
この外にはTeAsSe2 、As2Se3As2Te
3などもある。
これらSeの厚みは種々とりうるが、−搬に500人乃
至数量未満である。
至数量未満である。
このようにして第2図に示した如く、基板1(なくても
よい場合があることは既述のとおり)の上に、A1層3
が形成され、その上にTeの薄膜5が形成され、Seを
主成分とする光導電層6が形成されるが、該6の上にさ
らに、他の例えば、ポリビニルカルバゾールなどの有機
光導電層が形成されてもかまわないし、そればかりでな
くSe層の良好な性質によって、さらに有効に作用する
。
よい場合があることは既述のとおり)の上に、A1層3
が形成され、その上にTeの薄膜5が形成され、Seを
主成分とする光導電層6が形成されるが、該6の上にさ
らに、他の例えば、ポリビニルカルバゾールなどの有機
光導電層が形成されてもかまわないし、そればかりでな
くSe層の良好な性質によって、さらに有効に作用する
。
このような本発明方法による効果は、Seを主体とする
光導電層の性能改良を中心に非常に有用である。
光導電層の性能改良を中心に非常に有用である。
只贋、一般にSeあるいはSeを主体とする光導電体は
87°C〜90°Cではいずれも短時間で結晶化し、光
導電性を失うが、45°C〜60’Cでは各種の条件に
よってその劣化寿命に大きな差が出てくる。
87°C〜90°Cではいずれも短時間で結晶化し、光
導電性を失うが、45°C〜60’Cでは各種の条件に
よってその劣化寿命に大きな差が出てくる。
これは、実際の複写機においては丁度、該印刷版がトナ
ーの熱定着によって受ける温度に近いので重大な差とな
り、これの改良は非常に有用な利点となる。
ーの熱定着によって受ける温度に近いので重大な差とな
り、これの改良は非常に有用な利点となる。
たとえば、45℃常湿において、従来のAl板あるいは
AI蒸着膜上に、単にSeを蒸着したときが、僅か1週
間以内にて結晶化して光導電性を失うのに対し、本発明
の方法を採用した場合、lケ月たっても実質的な変化を
生じない。
AI蒸着膜上に、単にSeを蒸着したときが、僅か1週
間以内にて結晶化して光導電性を失うのに対し、本発明
の方法を採用した場合、lケ月たっても実質的な変化を
生じない。
とくに、高湿高温の場合において改良が著しいことがわ
かった。
かった。
また。該光導電層とA1膜間の接着性は必ずしもよくな
いが、本発明の方法をとることによって、全体の接着力
が改善され、複写時の印刷版が受ける機械作用に耐え、
耐刷力が向上することもわかった。
いが、本発明の方法をとることによって、全体の接着力
が改善され、複写時の印刷版が受ける機械作用に耐え、
耐刷力が向上することもわかった。
さらに、A1層とSeなどの光導電層との電気的接触性
つまり露光時の電荷の移動性は本来良好であるが、さら
にそれが向上し、コントラストなどが改善されることが
わかった。
つまり露光時の電荷の移動性は本来良好であるが、さら
にそれが向上し、コントラストなどが改善されることが
わかった。
以下°に、補足を兼ねて実施例にて示した。
実施例 1(含む比較実施例)
2軸延伸されたポリエチレンテレフタレートフィルム(
厚み125ミクロン、幅100mm)の上に1O−5T
orrの真空下にてアルミニウム(純度99.99%)
を厚み1,0OOAボートによる抵抗加熱法によってフ
ィルム速度約20 m /minニテ真空蒸着した。
厚み125ミクロン、幅100mm)の上に1O−5T
orrの真空下にてアルミニウム(純度99.99%)
を厚み1,0OOAボートによる抵抗加熱法によってフ
ィルム速度約20 m /minニテ真空蒸着した。
なお、ボートの長さは100mm(フィルムの幅方向)
および幅20醒(フィルム進行方向)であった。
および幅20醒(フィルム進行方向)であった。
このアルミニウム蒸着層上に、同じボートによする抵抗
加熱法によって別バッチによりTeを各種属み真空蒸着
した。
加熱法によって別バッチによりTeを各種属み真空蒸着
した。
尚極薄層みの蒸着は、ボートの温度を低下させ、且つ、
フィルムの速度を上昇させて真空度は、各々10−’
Torrでおこなった。
フィルムの速度を上昇させて真空度は、各々10−’
Torrでおこなった。
そして、常法によりSeを、同じくボートによる抵抗加
熱によって、厚み2,000人真空蒸着した。
熱によって、厚み2,000人真空蒸着した。
尚、Seは蒸着直後は、X線回析の結果いずれも無定形
で、光導電性は良好であった。
で、光導電性は良好であった。
これらの試験結果を第1表に示した。
尚、Seの接着性は、Se蒸着膜の上にセロテープにチ
バン製)を貼着し、180°方向ヘビーリングしたとき
の剥離状態からみた。
バン製)を貼着し、180°方向ヘビーリングしたとき
の剥離状態からみた。
また、電荷移動性は、暗室内に、アルミニウム蒸着層は
アースして該Se蒸着フィルムをおき、これにコロナ帯
電させ、しかるのち、はぼ昼光色に近い光を露光し、そ
の帯電状態の減衰状態をブラウン管オシログラフでみる
ことによって判定した。
アースして該Se蒸着フィルムをおき、これにコロナ帯
電させ、しかるのち、はぼ昼光色に近い光を露光し、そ
の帯電状態の減衰状態をブラウン管オシログラフでみる
ことによって判定した。
実施例 2
実施例1において、ポリエチレンテレフタレートフィル
ムに、アルミニウムを蒸着せずして、厚み50ミクロン
のアルミニウムホイルを接着剤にて貼合わせたシートを
用い同時に、Teの蒸着、およびSeの蒸着をおこなっ
た。
ムに、アルミニウムを蒸着せずして、厚み50ミクロン
のアルミニウムホイルを接着剤にて貼合わせたシートを
用い同時に、Teの蒸着、およびSeの蒸着をおこなっ
た。
その結果は、第1表とほとんど同じ傾向であった。
尚、ブランク(Te蒸着なし)は同じく良好ではなかっ
た。
た。
実施例 3
実施例1において、第1図の装置により、AIを蒸着後
、約1001mおくれたところにてTeを蒸着した。
、約1001mおくれたところにてTeを蒸着した。
真空度は10−’Torr (共通)で、Teの極薄膜
のときは、ボートの温度をTeの融点以下に下げ、且つ
Teの添加量(蒸着有効面積)を少くして、規定の厚み
になるようにした。
のときは、ボートの温度をTeの融点以下に下げ、且つ
Teの添加量(蒸着有効面積)を少くして、規定の厚み
になるようにした。
フィルムの速度は、同じ< 20 m / minにし
た。
た。
蒸着したAI厚みは同じ<1,000人であるがTeは
各種おこなった。
各種おこなった。
そして第1表と同じ厚みに近いところのサンプルを抽出
して比較した結果は第1表とほぼ同じ乃至、さらに良好
で、とくに良好となった点は、高湿中にて、Se層灰色
化乃至黒化などの変色が少なく、且つ、接着力、電荷の
移動性もより良好であった。
して比較した結果は第1表とほぼ同じ乃至、さらに良好
で、とくに良好となった点は、高湿中にて、Se層灰色
化乃至黒化などの変色が少なく、且つ、接着力、電荷の
移動性もより良好であった。
しかし、ブランクおよびTeの厚み500λなどは第1
表と同様の芳しくない結果を示した。
表と同様の芳しくない結果を示した。
実施例 4
実施例1において、Teを真空蒸着の代わりに、別にペ
ルジャー型のスパッタリング装置の中にて高周波スパッ
タリングにより、厚み、05人、5人。
ルジャー型のスパッタリング装置の中にて高周波スパッ
タリングにより、厚み、05人、5人。
50人について査定付着させたぎ、結果は、第1表とほ
ぼ同じであった。
ぼ同じであった。
実施例 5
2軸延伸ポリエチレンフタレートフイルム(厚み125
μ)上にニッケル、スズおよびパラジウムをそれぞれ陰
極スパッタリングにより、厚み5穴付着させてのち、そ
れぞれAIを1,000人真空蒸着し、さらにTeを真
空蒸着にて厚み50人付着し前後に常法によりSeを1
,000人蒸着口た。
μ)上にニッケル、スズおよびパラジウムをそれぞれ陰
極スパッタリングにより、厚み5穴付着させてのち、そ
れぞれAIを1,000人真空蒸着し、さらにTeを真
空蒸着にて厚み50人付着し前後に常法によりSeを1
,000人蒸着口た。
その結果、高温多湿下における結晶化の妨止は良好で、
とくに、5000〜60℃における改良効果が著しかっ
た。
とくに、5000〜60℃における改良効果が著しかっ
た。
また、Seの接着力および全体の接着力が良好で機械的
に強靭であることがわかった。
に強靭であることがわかった。
また、電荷の移動性も良好であった。実施例 6
実施例1において、Teを同じく本発明の趣旨に沿って
アルミニウム膜上に蒸着したのち、Se単独のかわりに
、Seに対し、Teを5%、10%。
アルミニウム膜上に蒸着したのち、Se単独のかわりに
、Seに対し、Teを5%、10%。
20%、30%添加して同時に合計2,0OOAになる
よう蒸着した。
よう蒸着した。
結果は、ブランク、つまりTeを前蒸着処理しないでS
eとTeを同時蒸着したものは、各々2日〜5日間、結
晶防止性・変性防止性が発揮されたが実験//62〜6
に相当するものは、第1表とほぼ同じ乃至これよりやや
良好であった。
eとTeを同時蒸着したものは、各々2日〜5日間、結
晶防止性・変性防止性が発揮されたが実験//62〜6
に相当するものは、第1表とほぼ同じ乃至これよりやや
良好であった。
尚/167に相当する部分でも平均してそれぞれ2〜5
日間の変性の延命がなされた。
日間の変性の延命がなされた。
第1図は本発明の静電写真印刷板の連続生産装置の1例
を示す。 第2図は、本発明によって得られる静電複写印刷版の断
面構成図を示す。 1・・・・・・基板、2・・・・・・A1の蒸着源、3
・・・・・・蒸着されたA1層、4・・・・・・Teの
真空析出源、5・・・・・・真空析出したTe層、6・
・・・・・SeあるいはTeを主成分とする光導電性層
、7・・・・・・さらに被覆される他の光導電性層。
を示す。 第2図は、本発明によって得られる静電複写印刷版の断
面構成図を示す。 1・・・・・・基板、2・・・・・・A1の蒸着源、3
・・・・・・蒸着されたA1層、4・・・・・・Teの
真空析出源、5・・・・・・真空析出したTe層、6・
・・・・・SeあるいはTeを主成分とする光導電性層
、7・・・・・・さらに被覆される他の光導電性層。
Claims (1)
- 1 アルミニウム膜の上に、Teを厚み05A〜300
人真空析出処理したのちSeを主成分とする無定形状態
において光導電性を発揮する無機物質を真空蒸着してな
る静電複写印刷版。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP48090483A JPS5829510B2 (ja) | 1973-08-14 | 1973-08-14 | セイデンフクシヤインサツバン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP48090483A JPS5829510B2 (ja) | 1973-08-14 | 1973-08-14 | セイデンフクシヤインサツバン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5039949A JPS5039949A (ja) | 1975-04-12 |
| JPS5829510B2 true JPS5829510B2 (ja) | 1983-06-23 |
Family
ID=13999797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP48090483A Expired JPS5829510B2 (ja) | 1973-08-14 | 1973-08-14 | セイデンフクシヤインサツバン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5829510B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2808757C2 (de) * | 1978-03-01 | 1980-04-17 | Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt | Verfahren zum Herstellen eines elektrophotographischen Aufzeichnungsmaterials |
| DE3004041A1 (de) * | 1980-02-05 | 1983-07-07 | Standard Elektrik Lorenz Ag, 7000 Stuttgart | Aufzeichnungstraeger fuer die elektrophotographie und verfahren zu seiner herstellung |
| US4396857A (en) * | 1980-07-01 | 1983-08-02 | General Electric Company | Arc tube construction |
| US5128091A (en) * | 1991-02-25 | 1992-07-07 | Xerox Corporation | Processes for forming polymeric seamless belts and imaging members |
-
1973
- 1973-08-14 JP JP48090483A patent/JPS5829510B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5039949A (ja) | 1975-04-12 |
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