JPS58304B2 - 乳糖とカゼインの同時精製法 - Google Patents

乳糖とカゼインの同時精製法

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JPS58304B2
JPS58304B2 JP119878A JP119878A JPS58304B2 JP S58304 B2 JPS58304 B2 JP S58304B2 JP 119878 A JP119878 A JP 119878A JP 119878 A JP119878 A JP 119878A JP S58304 B2 JPS58304 B2 JP S58304B2
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JP
Japan
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lactose
casein
solution
activated carbon
crude
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JP119878A
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JPS5495745A (en
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和男 進
秀利 原田
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Meiji Dairies Corp
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Meiji Milk Products Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は乳糖とカゼインを同じ溶液中で効率よく精製す
る方法に関するものである。
更に詳細には、本発明は、メイラード反応を防止し、か
つ通液中断時における腐敗を防止しつつ乳糖とカゼイン
を同時に精製する方法に関するものである。
一般に、乳糖及びカゼインはそもそも同じ牛乳中にあっ
て、使用するときも多くの食品において同時に用いられ
ている。
しかしながら、乳糖とカゼインは別々に分離され、精製
されて各別の製品となり、市販されている状態である。
このように各別に製品化された乳糖とカゼインはユーザ
ーの手に渡って、ここで混合されて各食品の製造に使用
されることになる。
従って、乳糖とカゼインが一定の割合で混合されていて
も何ら支障はなく、ユーザーにとってはむしろ好都合と
いえることである。
一方、乳糖とカゼインはそのほとんどが輸入されている
が、それらは未だ精製されておらず、風味は悪く、色調
も悪い場合がある。
そこで、乳糖とカゼインの精製が行なわれることになる
が、従来は、乳糖とカゼインを別々にそれぞれ異なった
条件で精製するのが普通であった。
例えば、カゼインの精製法としては、特公昭45−19
616号公報に示される如く、カゼインをアルカリ溶液
で溶解し、pH6,0〜7.5で、40℃以下で粒状活
性炭処理する方法が知られ、また、乳糖の精製法として
は、特開昭52−117445号公報に示される如く、
ホエーを70℃以下で活性炭処理し、次いでイオン交換
電気透析装置で処理する方法が知られている。
乳糖とカゼインはいずれは混合されて用いられる場合が
多いために、精製に先だって混合し、同時に精製しより
とすることも試みられるが、両者の混合状態にあるとき
は、糖と蛋白の反応であるメイラード反応がきわめて起
りやすく、褐変化が生じ、また、糖羨蛋白が同時に存在
するために細菌の増殖が盛んとなり、きわめて腐敗しや
すくなってしまい、とうてい乳糖とカゼインを同時に精
製することが実施化されることはなかった。
しかし、本発明者らは、乳糖とカゼインの同時精製が、
カラム増設等の設備投資の半減(カラム1塔式により2
塔式の活性炭量と同じにすれば吸着帯の長さが1/2近
くになり、通液時間が延長され再生頻度の減少による労
務費及び再生費用の低減活ヰ炭取換え時間の延長等)ラ
ンニングコストの低減など大きな経費の節約につながる
ところから、同時精製の研究を行った。
そして、ここに、本発明において乳糖とカゼインの混合
溶液を45〜65℃、好ましくは50〜60℃の温度を
維持しつつ1種もしくは2種以上の粒状活性炭で処理す
ることによって通液前後においてメイラード反応を起す
ことなく同時精製を可能としたのである。
また、本発明では適宜混合溶液の通液を中断し、その間
に30%濃度以上の乳糖溶液、好ましくは45〜65℃
の範囲の乳糖溶液を循環通液することによって細菌の増
殖を抑え、腐敗を完全に防止することに成功したのであ
る。
この方法で腐敗が防止されるので、活性炭の再生頻度を
減少きせることができる。
本発明においては、まず、市販の粗製乳糖が70〜80
℃の水に溶解される。
粗製乳糖の濃度としては20〜50%程度にすることが
望ましい。
この溶液は45〜65℃に冷却されるが、不溶性たんば
く質が多い場合、活性炭層に目詰りが生じることから、
フィルタープレス、フンダフィルター等でろ過助剤を加
えて除たんばくするのが好ましい。
一方、市販の粗製アルカリカゼインを炭酸ナトリウムや
炭酸カリウム等のアルカリ剤で80℃に溶解させた後、
45〜65℃に冷却する。
粗製アルカリカゼインの濃度は適宜でよいが、5〜13
楚程度が適当である。
ここに得られた粗製乳糖溶液と粗製カゼイン溶液は、目
的により適当な割合で混合され、その液温を45〜65
℃、好ましくは50〜60℃に調整される。
液温か45℃より低温のときは乳糖の結晶がでやすく、
その結果口づまりを起すことがあって好ましくなく、ま
た65℃より高温のときは乳糖とカゼインでメイラード
反応を起しやすくなって、活性炭の吸着能力の低下及び
精製液において着色を生じることがあって好ましくない
液温45〜65℃の混合溶液は1種もしくは2種以上の
粒状活性炭に通液される。
粒状活性炭は1種類でもよいが、好ましいのは2種類、
即ち、脱臭用粒状活性炭と脱色用粒状活性炭を併用する
ことである。
併用する際は、両者混合して同−塔に入れてもよく、別
々の塔に別々に各活性炭を入れてもよい。
液温45〜65℃の混合溶液は粒状活性炭を固定した塔
に通液させるが、通液及び循環中液温が45〜65℃の
範囲をはずれないように管理し、必要があれば加温装置
をつけて45℃、好ましくは50℃を下らないようにし
なければならない。
液温45℃以下になると乳糖が結晶化したり、細菌が増
殖して腐敗するので45℃以上で実施せねばならない。
本発明においては、液温45〜65℃の混合溶液を粒状
活性炭の破過点(活性炭の吸着能力が減少する点)まで
連続精製することが可能であるが。
破過点はきわめて長く、普通、破過点までの間にしばし
ば休止することがある。
一旦液温45〜65℃での通液を休止すると、たちまち
細菌が増殖して腐敗し再生処理が必要となってしまう。
本発明においては、通液を休止したときは直ちに30%
以上、好ましくは30〜50%で、45〜65℃の乳糖
水溶液を循環すせることによって、再生処理をすること
なく破過点までの連続再使用を可能とする。
30%以上の乳糖水溶液は細菌の増殖を抑えることがで
き、しかもその後に乳糖とカゼインの混合液が直接通液
されても同じ乳糖であるために製品中へ何らの障害もも
たらすことはない。
従って1通液中断時に普通性なわれている長時間の水洗
も全く必要としない。
次に本発明の試験例及び実施例を示す。
試験例 1 精製乳糖40%(W/W)、粗製カゼイン10%(W/
W)の水溶液を重量比3:1で混合せしめた後100m
1づつ3部に分け、それぞれ80℃、60℃、40℃に
調整した恒温槽内で5〜7時間静置し、1時間毎にそれ
ぞれの褐変化状態をみた。
着色はTBA値(E443)で測定。
その結果は第1図に示される通りで、40℃、60℃で
は褐変化されず、80℃では急激に褐変化することを示
す。
試験例 2 温水ジャケットのついたカラム(200ml容)に粒状
活は炭(アトスターBI−L:二村化学工業製とクラレ
コールGLO:クラレケミカル製、2:1混合物)を充
填して用意した。
一方5〜40%の精製乳糖の水溶液を作り、それぞれ3
7℃と50℃に加温して用意した。
上記の溶液を上記装置で空中細菌をとりいれながらLv
2m/Hrで循環させた。
50℃の各乳糖溶液については10日後に溶液中の細菌
数を検出し、37℃の各乳糖溶液については3日後と6
日後に溶液中の細菌数を検出した。
その結果は第2図に示されるが、37℃のものは細菌が
増殖しているのに対し、50℃のものは全く増殖してい
ないのが分る。
実施例 粗製乳糖100Kgを50℃の温水150Kgに加え、
70〜80℃で攪拌溶解させた後に50℃に冷却する。
一方、粗製カゼイン10Kgを50℃の温水100Kg
に分散させた後、炭酸カリウム(無水)390gを添加
80℃で攪拌容解後、50℃に冷却する。
両者を全量混合し、50℃の温度に保持しつつ、活性炭
充填層高150cm、通液線速度3m/Hrで粒状活性
炭(アトスターBI−L:二村化学工業、クラレコール
GLC,wet type:クラレケミカルの2:1混
合)カラムを通過させ精製液を得る。
通液は1回だけで精製された乳糖とカゼインの混合溶液
を得た。
この溶液は完全に脱色され、脱臭されていた。
4時間の通液作業が完了した後、直ちに40%濃度、6
0℃の乳糖溶液に切り換え、20時間循環通液した。
再び、前記粗製乳糖と粗製カゼインの溶液を通液して精
製処理を行った。
次いで、更に40%、60℃の乳糖溶液を20時間循環
通液した。
上記くり返し操作を25〜30日間続け、破過へが来た
ので、80℃の2%苛姓ソーダ溶液を通液し、再生処理
した。
活性炭再生品は新炭と比較して脱色および脱臭の吸着能
力は85〜80%に減少したが、それ以降再生回数を増
加しても殆んど吸着能力は減少しなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は試験例1におけるカゼインと乳糖混合液の褐変
化を試験した図で、第2図は試験例2における乳糖溶液
中の空中細菌増殖度を試験した図である。 A・・・・・・50℃で10日後を示す。 B・・・・・・37℃で3日後を示す。 C・・・・・・37℃で6日後を示す。(4)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 粗製乳糖溶液と未精製カゼイン溶液を混合し、45
    〜65℃において1種もしくは2種以上の粒状活性炭処
    理せしめることを特徴とする乳糖とカゼインの同時精製
    法。 2 粗製乳糖溶液と未精製カゼイン溶液を混合し、45
    〜65℃において1種もしくは2種以上の粒状活性炭処
    理せしめ、適宜通液を中断し、その間は30%(W/W
    )濃度以上の乳糖溶液を循環せしめることを特徴とする
    乳糖とカゼインの同時精製法。 3 特許請求の範囲第2項における30%(W/W)濃
    度以上の乳糖溶液が45〜65℃であることを特徴とす
    る乳糖とカゼインの同時精製法。
JP119878A 1978-01-11 1978-01-11 乳糖とカゼインの同時精製法 Expired JPS58304B2 (ja)

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JPS5495745A JPS5495745A (en) 1979-07-28
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JPS59173099A (ja) * 1983-03-22 1984-09-29 和光堂株式会社 非晶型糖粉末

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JPS5495745A (en) 1979-07-28

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