JPS5834450B2 - ホルムアルデヒドの精製法 - Google Patents

ホルムアルデヒドの精製法

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JPS5834450B2
JPS5834450B2 JP15768980A JP15768980A JPS5834450B2 JP S5834450 B2 JPS5834450 B2 JP S5834450B2 JP 15768980 A JP15768980 A JP 15768980A JP 15768980 A JP15768980 A JP 15768980A JP S5834450 B2 JPS5834450 B2 JP S5834450B2
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hemiformal
formaldehyde
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太郎 鈴木
勝利 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はホルムアルデヒドの精製法に関する。
ホルムアルデヒド水溶液とポリエチレングリコールとか
らヘミホルマールを生成させ、このヘミホルマール中の
水分を蒸発除去し、ついでヘミホルマールを熱分解して
ホルムアルデヒドと分解へミホルマールとを得た後、濡
壁塔内でこのホルムアルデヒドと分解へミホルマールと
を向流接触させて、ホルムアルデヒドを精製する方法は
公知である(特公昭48−19288号公報)。
この方法によると、水分含量が約100 ppmのホル
ムアルデヒドを得ようとすると、濡壁塔の温度を、冷媒
を用いて、−20〜O℃の低温に保持することが必要で
ある。
さらに、ホルムアルデヒドの水分含量をより低下させる
ためには、さらに低温にする必要があるが、濡壁塔の温
度を低下させると、ホルムアルデヒドガスが分解へミホ
ルマールに吸収されて、ホルムアルデヒドの取得率が低
下するという問題をはらんでいる。
この発明は、上記方法を改良したホルムアルデヒドの精
製法を提供するものであり、濡壁塔に脱水された分解へ
ミホルマールを導入すると、濡壁塔の温度を低温に維持
しなくても水分含量が1100pp以下のホルムアルデ
ヒドが収率よく取得できるという知見に基づくものであ
る。
すなわち、この発明は、 ホルムアルデヒド水溶液を沸点150℃以上のアルコー
ルと反応させてヘミホルマールを虫取させる第1の工程
、 第1の工程で得られるヘミホルマール中の水分を蒸発除
去する第2の工程、 第2の工程で得られるヘミホルマールを熱分解シテホル
ムアルデヒドと分解へミホルマールトヲ得る第3の工程
、および、 濡壁塔の下部に第3の工程で得られるホルムアルデヒド
を導入し、上部に第3の工程で得られる分解へミホルマ
ールを導入し、頂部から精製ホルムアルデヒドを抜き出
し、底部から分解へミホルマールを抜き出しアルコール
源として第1の工程に戻す第4の工程からなるホルムア
ルデヒドの精製法において、 第3の工程におけるヘミホルマールの熱分解装置として
気液接触塔を用い、底部温度をヘミホルマールの分解温
度以上に保持し、上部および中央部温度をヘミホルマー
ルの分解温度未満に保持し、気液接触塔の上部にヘミホ
ルマールを導入し、ヘミホルマールの熱分解によって塔
底部から発生し上昇するホルムアルデヒドガスと塔上部
から流下するヘミホルマールとを向流接触させて、ヘミ
ホルマール中の水分をホルムアルデヒドガスに同伴させ
、塔頂部から水分含有ホルムアルデヒドガスを抜き出し
、塔底部から分解へミホルマールを抜き出すことを特徴
とするホルムアルデヒドのlfR製法である。
以下に、この発明の1実施態様を示す図面を参照して、
この発明の詳細な説明する。
第1の工程 ヘミホルマール製造槽1に、ホルムアルデヒド水溶液お
よびアルコール源として第4の工程から戻される分解へ
ミホルマールを、それぞれ、導管11および12から導
入し、ヘミホルマールを虫取させる。
また、後述する第3の工程で得られる分解へミホルマー
ルの二部を導管18.13および12を通してヘミホル
マール製造槽1に、アルコール源として、導入すること
もできる。
アルコールとしては沸点150”C以上のアルコールが
使用され、その具体例としては、シクロヘキサノール、
トリメチロールプロパン、2−エチルヘキサノール、ノ
ニルアルコール、テシルアルコール、ポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコールなどが挙げられる。
ポリエチレングリコールおよびポリプロピレングリコー
ルの分子量は200〜400であることが好ましい。
第2の工程 第1の工程で得られるヘミホルマールを、導管14を通
して、蒸発器2に導入し、ヘミホルマール中の水分を蒸
発させて導管15から抜き出し、ヘミホルマールを導管
16から抜き出す。
ヘミホルマール中の水分はできるだけ除去することが好
ましいが、蒸発器2として高性能のスミス式薄膜蒸発器
を用いた場合でも、蒸発器2から導出されるヘミホルマ
ール中には通常0.5〜1重量%の水が含有されている
原料として50%ホルマリンを用いた場合のようにヘミ
ホルマールの水分含有量が高い時は、蒸発器2を複数個
設け、最初の蒸発器2−aから留出するホルムアルデヒ
ド含有量が低い水は切捨て、前記蒸発器2−aの缶液を
次の蒸発器2−bに供給してそこで留出するホルムアル
デヒド含有量の高い水を第1の工程に戻すこともできる
第3の工程 第2の工程で得られるヘミホルマールを、導管16から
気液接触塔3の上部に導入し、ヘミホルマールを熱分解
して、ホルムアルデヒドと分解へミホルマールとを得る
気液接触塔3の底部温度はへミホルマールの分解温度以
上の温度、たとえば140〜170℃の範囲の温度に保
持し、上部および中央部の温度はへミホルマールの分解
温度未満の温度、たとえば115〜125℃の範囲の温
度に保持することが必要である。
気液接触塔3に導入されたヘミホルマールは、塔の上部
および中央部では分解されることなく、塔内を流下する
気液接触塔3の底部に流下したヘミホルマールは、そこ
で熱分解され、ホルムアルデヒドガスおよび分解へミホ
ルマールを生Sする。
気液接触塔3の底部で生成されたホルムアルデヒドガス
は塔内を上昇し、塔内を流下するヘミホルマールと向流
接触し、ヘミホルマール中の水分を同伴する。
従って、塔底部に流下するヘミポルマールは水分をほと
んど含んでいない。
ヘミホルマール中の水分を同伴したホルムアルテヒドガ
スは、気液接触塔30頂部から、導管17を通して抜き
出され、脱水された分解へミホルマールは、気液接触塔
3の底部から導管18を通して抜き出される。
脱水された分解へミホルマールは、全量を第4の工程に
供することもでき、その二部を、導管13および12を
通して、ヘミホルマール製造槽1にアルコール源として
戻すこともできる。
この工程においては、ヘミホルマールの供給量、ヘミホ
ルマールの分解率などを変化させて、脱水された分解へ
ミホルマール中の水分含有率を1100pp以下に調節
することが望ましい。
この調節はこの発明の教示に従い、当業者が容易に行な
うことができる。
第4の工程 濡壁塔4の下部に第3の工程で得られるホルムアルデヒ
ドガスを導管17から導入し、上部から第3の工程で得
られる分解へミホルマールを導管18から導入し、両者
を向流接触させ、ホルムアルデヒドガスを精製する。
精製ホルムアルデヒドは、濡壁塔4の頂部から導管19
を通して抜き出され、濡壁塔4に導入されるホルムアル
デヒドガス中の水、ギ酸、メタノールなどの不純物を吸
収した分解へミホルマールは、底部から導管12を通し
て抜き出され、ヘミホルマール製造槽1に戻される。
精製ホルムアルデヒド中の水分は、脱水された分解へミ
ホルマール中の微量水分および濡壁塔4の温度に依存し
、脱水された分解へミホルマール中の水分が少ないほど
、また濡壁塔4の温度が低いほど、精製ホルムアルデヒ
ド中の水分含有率は低下する。
既述した公知法においては、濡壁塔4に導入される分解
へミホルマールが充分には脱水されていないので、濡壁
塔4の温度を冷媒により一20〜0°Cに保持しないと
、重合用のホルムアルデヒドに一般的に要求される水分
含有率が100 ppm以下のものが得られない。
これに対し、この発明の第4の工程において濡壁塔4に
導入される分解へミホルマールは、先行する第3の工程
において充分脱水されているので、濡壁塔4の温度が2
0〜30℃という常温であっても、水分含有率が110
0pp以下の精製ホルムアルデヒドを容易に得ることが
できる。
さらに、濡壁塔4の温度を常温に設定できるため、公知
法に比して、精製ホルムアルデヒドの取得率が増加する
つぎに実施例を示す。
実施例 1 ヘミホルマール製造槽1に、50重量%ホルムアルデヒ
ド水溶液を0.95kg/時で、ホルムアルデヒド含有
率が13.0重量%のポリエチレングリコール(分子量
:300)を5.6 kg1時で供給し、常圧下105
℃で攪拌しながらヘミホルマールを生成させた。
生成したヘミホルマールのホルムアルデヒド含有率は1
8.4重量%であった。
生成したヘミホルマールをヘミホルマール製造槽1から
連続的に抜き出し、スミス式薄膜蒸発器2−aに供給し
、温度80℃、絶対圧6011L11LHgでヘミホル
マール中の水分を蒸発除去した。
缶液中の水分含量は3.0重量%であった。
この缶液を再びスミス式薄膜蒸発器2−bに供給し、温
度103℃、絶対圧30mmHgで水分を除去した。
缶液のへミホルマールの水分含有率は0.5 重量%で
あった。
得られたヘミホルマールを6.0 kg、7時で気液接
触塔3の上部に導入した。
気液接触塔3として、底部にリボイラーを取り付けた、
内径4CrIL、高さ170cmの塔を使用した。
また、気液接触塔3の内部には33個の棚段を設けた。
缶液の温度を150℃に、棚段の温度を125℃に設定
した。
気液接触塔3の頂部から水分含有率4.0重量%のホル
ムアルデヒドガスを0.75kg/時で、底部から水分
含有率80ppmの分解へミホルマールを5.3kg/
時で、それぞれ抜き出した。
上記ホルムアルデヒドガスを、20℃に設定された濡壁
塔4の下部に導入し、濡壁塔4の上部に上記分解へミホ
ルマールを導入して、ホルムアルデヒドの精製を行なっ
た。
濡壁塔4の底部から抜キ出された分解へミホルマールは
へミホルマール製造槽1に戻された。
精製ホルムアルデヒドの水分含有率は50ppmであっ
た。
また、精製ホルムアルデヒドの取得率(濡壁塔5に導入
されたホルムアルデヒドガス基準は62.5重量%であ
った。
比較例 1 気液接触塔に代えて内容積81のへミホルマール分解槽
を使用し、ヘミホルマールを150℃に加熱して分解し
、発生するホルムアルデヒドガスを分解槽頂部から抜き
出し、分解へミホルマール(水分含有率、0.2重量%
)を分解槽低部から抜き出し、それぞれを濡壁塔4に導
入した以外は実施例1を繰返した。
精製ホルムアルデヒドの水分含有率は400ppm、取
得率は62.5重量%であった。
実施例 2 ヘミホルマール製造槽1に、50重量%ホルムアルデヒ
ド水溶液を1.3kg/時で、ホルムアルデヒド含有率
が12.7重量%のシクロヘキサノールを5.9 kg
7時で供給し、常圧下80℃で攪拌しながらヘミホル
マールを生成させた。
生成したヘミホルマールをヘミホルマール製造槽1から
連続的に抜き出し、スミス式薄膜蒸発器2−aに供給し
、温度70℃、絶対圧io。
m*Hgでヘミホルマール中の水分を蒸発除去した。
缶液中の水分含有率は0.5重量%であった。
得られたヘミホルマールを、実施例1において使用され
た気液接触塔3に供給し、缶液温度150℃、棚段温度
115℃で、ヘミホルマールを分解させ、頂部から水分
含有率3,2重量%のホルムアルデヒドガスを1.0
kg7時で、底部から水分含有率50 ppmの分解へ
ミホルマールを5.4 kg/時で、それぞれ抜き出し
た。
上記ホルムアルデヒドガスを実施例1におけると同様に
して、濡壁塔4を用い20℃で精製し、塔頂から精製ホ
ルムアルデヒドを抜き出し、塔底から分解へミホルマー
ルを抜き出しへミホルマール製造槽1に戻した。
精製ホルムアルデヒドの水分含有率は50ppm、取得
率は50重量%であった。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の1実施態様を示す概略図である。 1・・・・・・ヘミホルマール製造槽、2・・・・・・
蒸発器、3・・・・・・気液接触塔、4・・・・・・濡
壁塔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ホルムアルデヒド水溶液を沸点が150℃以上のア
    ルコールと反応させてヘミホルマールを生成させる第1
    の工程、 第1の工程で得られるヘミホルマール中の水分を蒸発除
    去する第2の工程、 第2の工程で得られるヘミホルマールを熱分解してホル
    ムアルデヒドと分解へミホルマールとを得る第3の工程
    、および、 濡壁塔の下部に第3の工程で得られるホルムアルデヒド
    を導入し、上部に第3の工程で得られる分解へミホルマ
    ールを導入し、頂部から精製ホルムアルデヒドを抜き出
    し、底部から分解へミホルマールを抜き出しアルコール
    源として第1の工程に戻す第4の工程からなるホルムア
    ルデヒドの精製法において、 第3の工程におけるヘミホルマールの熱分解装置として
    気液接触塔を用い、底部温度をヘミホルマールの分解温
    度以上に保持し、上部および中央部温度をヘミホルマー
    ルの分解温度未満に保持し、気液接触塔の上部にヘミホ
    ルマールを導入し、ヘミホルマールの熱分解によって塔
    底部から発生し上昇するホルムアルデヒドガスと塔上部
    から流下するヘミホルマールとを向流接触させて、ヘミ
    ホルマール中の水分をホルムアルデヒドガスに同伴させ
    、塔頂部から水分含有ホルムアルデヒドガスを抜き出し
    、塔底部から分解へミホルマールを抜き出すことを特徴
    とするホルムアルデヒドの精製法。
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JP2013151439A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Polyplastics Co ヘミホルマール濃縮物の製造方法、及びホルムアルデヒドガスの製造方法
JP2013159606A (ja) * 2012-02-09 2013-08-19 Polyplastics Co ホルムアルデヒドガス製造方法、及びホルムアルデヒドガス製造装置

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