JPS583490B2 - 潜在的に耐水性附与能力を持った固型抄紙材の製法 - Google Patents
潜在的に耐水性附与能力を持った固型抄紙材の製法Info
- Publication number
- JPS583490B2 JPS583490B2 JP52020589A JP2058977A JPS583490B2 JP S583490 B2 JPS583490 B2 JP S583490B2 JP 52020589 A JP52020589 A JP 52020589A JP 2058977 A JP2058977 A JP 2058977A JP S583490 B2 JPS583490 B2 JP S583490B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- bath
- solid
- water resistance
- binder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Paper (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
長繊維を多用し、薄くて独特の風合を持ち、漏水性通気
性のある強靭さが機械和紙の特色であるか、更に特殊性
を向上するために二次的に樹脂加工したり、各種の化繊
類を混抄する技術が普及している。
性のある強靭さが機械和紙の特色であるか、更に特殊性
を向上するために二次的に樹脂加工したり、各種の化繊
類を混抄する技術が普及している。
これ等化学繊維は、天然の植物繊維と違って叩解ではフ
イブリル化しないために、絡み性皆無で、ウエツプにな
っても、取り扱いに耐えるだけの強度さえも得られない
から、そのためのバインダーの併用は不可欠であって、
一般に湯溶性の未アセタール化PVA繊維が多用されて
いる。
イブリル化しないために、絡み性皆無で、ウエツプにな
っても、取り扱いに耐えるだけの強度さえも得られない
から、そのためのバインダーの併用は不可欠であって、
一般に湯溶性の未アセタール化PVA繊維が多用されて
いる。
このバインダーは、適量を和紙の原料槽に混入するだけ
で、簡単に補強目的が達せられ、乾時の強度は特筆に値
するも、耐水強度の欠如が和紙独特の用途を制限してい
る。
で、簡単に補強目的が達せられ、乾時の強度は特筆に値
するも、耐水強度の欠如が和紙独特の用途を制限してい
る。
その補強対策としては、僅かに乾燥仕上後のバインダー
PVA補強の和紙を、二次的にホルマリンで処理する面
倒(反応に時間がかゝる)な方法が実用されているに過
ぎない。
PVA補強の和紙を、二次的にホルマリンで処理する面
倒(反応に時間がかゝる)な方法が実用されているに過
ぎない。
勿論、特異な方法として、ビスコース加工もなされてい
るが、設備費が嵩み、容易に出来る方法ではなく、メラ
ミン、尿素等の処理品は、質的に問題があって過去のも
のとなって了っている。
るが、設備費が嵩み、容易に出来る方法ではなく、メラ
ミン、尿素等の処理品は、質的に問題があって過去のも
のとなって了っている。
本発明者等は、抄紙時に混用する熱湯溶性のPVAが歩
留りも良く、作業性にも優れている実積を高く評価し、
その作業条件(設備も含めて)を混乱する事なく、この
混抄法をそのまま活用しながら、しかも満足すべき耐湯
水性を容易に達成する目的で、工夫を重ねた末、従来の
湯溶性PVAのみのバインダーに新しい着想をとり入れ
、従来のこのバインダーに、新しく出現した熱反応性特
種水溶性ウレタン樹脂を、極力、加熱を避けなかね相互
反応が伴なわない条件下で混合し、その冷水溶液から内
容混合物を脱水固型化して、和紙抄造の原料調整時に適
合し易い繊維状、紐状、粒状等の固型体として量産する
方法を開発するものである。
留りも良く、作業性にも優れている実積を高く評価し、
その作業条件(設備も含めて)を混乱する事なく、この
混抄法をそのまま活用しながら、しかも満足すべき耐湯
水性を容易に達成する目的で、工夫を重ねた末、従来の
湯溶性PVAのみのバインダーに新しい着想をとり入れ
、従来のこのバインダーに、新しく出現した熱反応性特
種水溶性ウレタン樹脂を、極力、加熱を避けなかね相互
反応が伴なわない条件下で混合し、その冷水溶液から内
容混合物を脱水固型化して、和紙抄造の原料調整時に適
合し易い繊維状、紐状、粒状等の固型体として量産する
方法を開発するものである。
特殊熱反応性ウレタンというのは、第一工業製薬が開発
(特開昭50−43198)したイソシアネート基の含
量が極めて多いイソシアネート系架橋剤で、冷温時の安
定保存に耐えるために、一時的に活性イソシアネート基
をブロックしたもので、平常状態では、極めて不活性で
あるにも拘わらず必要に応じて加熱すると、弱結合のブ
ロックが離れて、再び活性イソシアネート基を再生する
特異性のある樹脂であって、商品名はエラストロンと呼
称される。
(特開昭50−43198)したイソシアネート基の含
量が極めて多いイソシアネート系架橋剤で、冷温時の安
定保存に耐えるために、一時的に活性イソシアネート基
をブロックしたもので、平常状態では、極めて不活性で
あるにも拘わらず必要に応じて加熱すると、弱結合のブ
ロックが離れて、再び活性イソシアネート基を再生する
特異性のある樹脂であって、商品名はエラストロンと呼
称される。
エラストロンの熱処理反応は次式に示す通り(エラスト
ロン) B−OCNH−R−HNCO−B+(熱)→ OCN−
R−NCO+2H−B (活性インシアネート)(ブロック剤) で再生した活性イソシアネートは、活性水素原子を有す
る化合物と容易に反応し架橋もする。
ロン) B−OCNH−R−HNCO−B+(熱)→ OCN−
R−NCO+2H−B (活性インシアネート)(ブロック剤) で再生した活性イソシアネートは、活性水素原子を有す
る化合物と容易に反応し架橋もする。
PVA−OH+OCHN−NHCO
→PVA−00CHN−R−NHCOO−PVAので本
願の目的が満される。
願の目的が満される。
即ち、本願のバインダーを抄紙工程で冷水和紙原料液に
混用すれば、その終末の熱ロール仕上工程でウエツプの
保有する70〜80係(紙質に対し)の含水分が表面温
度120℃前後のロール表面に接して70〜80℃の熱
湯に変り、その混抄固型バインダーは、湯溶糊料となっ
て和紙繊維の組織を強化するバインダー効果を発揮しな
がら、同時に、部分的には架橋反応も副生するが、紙質
温度が上昇し、乾燥仕上りに近づく100℃前後になる
に従い、大部分のOH基は不活性化し、相応の耐水強度
紙に仕上る。
混用すれば、その終末の熱ロール仕上工程でウエツプの
保有する70〜80係(紙質に対し)の含水分が表面温
度120℃前後のロール表面に接して70〜80℃の熱
湯に変り、その混抄固型バインダーは、湯溶糊料となっ
て和紙繊維の組織を強化するバインダー効果を発揮しな
がら、同時に、部分的には架橋反応も副生するが、紙質
温度が上昇し、乾燥仕上りに近づく100℃前後になる
に従い、大部分のOH基は不活性化し、相応の耐水強度
紙に仕上る。
更に、この反応の万全を期するためには、巻き取った太
い丸棒状の和紙を高温のままで保温材料(毛布、シート
等)で包み、保温室で10数時間保存するか、或は巻き
取り前の熱ロール直後130℃前後の温度で10数分間
処理する方法等、時に応じて併用するものである。
い丸棒状の和紙を高温のままで保温材料(毛布、シート
等)で包み、保温室で10数時間保存するか、或は巻き
取り前の熱ロール直後130℃前後の温度で10数分間
処理する方法等、時に応じて併用するものである。
混合バインダーを繊維状(代表的固型)に固化する低温
脱水仕上には、繊維状になったウレタンとPVAの混合
水溶液を、小量のアルコールを添加した冷温濃塩類液で
塩析分離凝固する第一浴と多量の含水分を含有して濡れ
た状態にある繊維状のものから含有水分を物理的に置換
、除去するためのアルコール第二浴と、その置換後の残
存アルコールを、低温で風乾する仕上を連続的に併せ行
う方法を採用した。
脱水仕上には、繊維状になったウレタンとPVAの混合
水溶液を、小量のアルコールを添加した冷温濃塩類液で
塩析分離凝固する第一浴と多量の含水分を含有して濡れ
た状態にある繊維状のものから含有水分を物理的に置換
、除去するためのアルコール第二浴と、その置換後の残
存アルコールを、低温で風乾する仕上を連続的に併せ行
う方法を採用した。
一般にPVAの塩析凝固には、高熱浴は避け、適度の温
液を使用しているが、それでも非常に能率が悪く、浴長
を延ばしたり、速度を下げたり、色々工夫されている程
だから、熱反応性エラストロンを混合する目的を果すこ
とを絶対特長とする本願では、全工程の抵温処理も亦絶
対条件である以上、加熱によらない凝固促進法が必要で
ある。
液を使用しているが、それでも非常に能率が悪く、浴長
を延ばしたり、速度を下げたり、色々工夫されている程
だから、熱反応性エラストロンを混合する目的を果すこ
とを絶対特長とする本願では、全工程の抵温処理も亦絶
対条件である以上、加熱によらない凝固促進法が必要で
ある。
繊維強度を特に要求しない繊維状バインダーでは、固化
時の晶化能は劣っていても水溶物質に対して塩析性があ
り、塩析凝固促進にもなるアルコールを混用する事は極
めて秀れている。
時の晶化能は劣っていても水溶物質に対して塩析性があ
り、塩析凝固促進にもなるアルコールを混用する事は極
めて秀れている。
混用したアルコールは、水溶性エラストロンが単独で凝
固浴中に流出するのを抑止すると共に、バインダー糊液
が凝固浴液に接触した瞬時に、先ず形成する表面被膜の
ために、内部の未凝固部の水分と凝固液の交流が遅鈍と
なり、固化速度が低下する事を防ぐための浸透力の向上
には効果がある。
固浴中に流出するのを抑止すると共に、バインダー糊液
が凝固浴液に接触した瞬時に、先ず形成する表面被膜の
ために、内部の未凝固部の水分と凝固液の交流が遅鈍と
なり、固化速度が低下する事を防ぐための浸透力の向上
には効果がある。
凝固直後の繊維状のバインダーに吸着している水分は、
風乾でも、真空方法でも、時間と設備に制限がなければ
簡単に除かれるが、容易な効率のよい方法でなければ工
業化は困難である。
風乾でも、真空方法でも、時間と設備に制限がなければ
簡単に除かれるが、容易な効率のよい方法でなければ工
業化は困難である。
そこで、低沸点アルコールを循環使用する。
第二浴処理で、全付着水分を物理的に、このアルコール
で置き換え、全空間をアルコールで満す如くする工程を
経て、続いて、この置換アルコールを低温で風乾除去し
、回収し、循環使用する方法で容易に本願の生産は続け
られる。
で置き換え、全空間をアルコールで満す如くする工程を
経て、続いて、この置換アルコールを低温で風乾除去し
、回収し、循環使用する方法で容易に本願の生産は続け
られる。
実施例;別図は本発明の作業工程を示す一例の繊維状固
型バインダー生産の要領であって、作業は、先づ湯溶性
PVAを約20%熱湯溶液とし、冷却するのを待って微
量の触媒と共にエラストロンを約30%(PVAに対し
)混入し、タンクTに仕込み、口金Nを通じて第一浴の
アルコール性濃硫安液Bに射出すると、混合液は直に塩
析凝固し初めるから、その先端を前方の送りロールYに
、順次に導けば、ロールの回転に応じて、引張られなか
ら固化が進み繊維状になって送り出され、アルコールを
満した第二浴Aに入れば、含有水分が置換されてアルコ
ール漬となった繊維は、大部のアルコールをロールYで
絞っタ後、残留アルコールを低温通風室Rで完全に蒸発
除去され、スフ状にカットして商品にするのである。
型バインダー生産の要領であって、作業は、先づ湯溶性
PVAを約20%熱湯溶液とし、冷却するのを待って微
量の触媒と共にエラストロンを約30%(PVAに対し
)混入し、タンクTに仕込み、口金Nを通じて第一浴の
アルコール性濃硫安液Bに射出すると、混合液は直に塩
析凝固し初めるから、その先端を前方の送りロールYに
、順次に導けば、ロールの回転に応じて、引張られなか
ら固化が進み繊維状になって送り出され、アルコールを
満した第二浴Aに入れば、含有水分が置換されてアルコ
ール漬となった繊維は、大部のアルコールをロールYで
絞っタ後、残留アルコールを低温通風室Rで完全に蒸発
除去され、スフ状にカットして商品にするのである。
因みに、B浴組成はメタノール5〜10%の低温硫安飽
和液で、A浴はメタノールで、Rで気化したメタノール
は回収使用する。
和液で、A浴はメタノールで、Rで気化したメタノール
は回収使用する。
添付図は、繊維状バインダー生産の一例を示す?ので、
TはPVAとエラストロン混合原液の貯槽、Bはアルコ
ール性硫安液の第一浴、Aはメタノールの第二浴で、0
、は回収液に硫安・アルコールを補給調整する調液槽、
0はメタノール溜き供給槽、Yは送りロール兼絞りロー
ル、Rは低温通風室、gは送風機、Kはカッター、Nは
多数の小孔を持った口金、P(P1,P2共)は送液ポ
ンプ、Eは溶液濃縮装置、Dは蒸発釜、Cは冷却液化筒
で、P1,E,O、は第一浴のP2 ,D,C,0はメ
タノールの環流回収設備である。
TはPVAとエラストロン混合原液の貯槽、Bはアルコ
ール性硫安液の第一浴、Aはメタノールの第二浴で、0
、は回収液に硫安・アルコールを補給調整する調液槽、
0はメタノール溜き供給槽、Yは送りロール兼絞りロー
ル、Rは低温通風室、gは送風機、Kはカッター、Nは
多数の小孔を持った口金、P(P1,P2共)は送液ポ
ンプ、Eは溶液濃縮装置、Dは蒸発釜、Cは冷却液化筒
で、P1,E,O、は第一浴のP2 ,D,C,0はメ
タノールの環流回収設備である。
Claims (1)
- 1 反応性OH基を多量に保有するアセタール化未処理
の湯溶性PVAに対して、強烈な架橋反応性を潜在保有
する熱反応性水溶特殊ウレタン樹脂を混入しただけの未
反応混合液からアルコール性凝固浴の二浴処理で、低温
脱水凝固仕上する方法による耐水化能力を潜在保有する
固型抄紙材(バインダー)の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52020589A JPS583490B2 (ja) | 1977-02-26 | 1977-02-26 | 潜在的に耐水性附与能力を持った固型抄紙材の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52020589A JPS583490B2 (ja) | 1977-02-26 | 1977-02-26 | 潜在的に耐水性附与能力を持った固型抄紙材の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53106804A JPS53106804A (en) | 1978-09-18 |
| JPS583490B2 true JPS583490B2 (ja) | 1983-01-21 |
Family
ID=12031413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52020589A Expired JPS583490B2 (ja) | 1977-02-26 | 1977-02-26 | 潜在的に耐水性附与能力を持った固型抄紙材の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583490B2 (ja) |
-
1977
- 1977-02-26 JP JP52020589A patent/JPS583490B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53106804A (en) | 1978-09-18 |
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