JPS5835660Y2 - 球体内面電解研摩装置 - Google Patents
球体内面電解研摩装置Info
- Publication number
- JPS5835660Y2 JPS5835660Y2 JP10213278U JP10213278U JPS5835660Y2 JP S5835660 Y2 JPS5835660 Y2 JP S5835660Y2 JP 10213278 U JP10213278 U JP 10213278U JP 10213278 U JP10213278 U JP 10213278U JP S5835660 Y2 JPS5835660 Y2 JP S5835660Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cathode
- tank
- electrolytic polishing
- anode
- sphere
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えば宇宙ロケットに塔載するような球形のガ
スタンクの製造に際してタンク内面の電解研摩に使用さ
れる球体内面電解研摩装置の改良に関する。
スタンクの製造に際してタンク内面の電解研摩に使用さ
れる球体内面電解研摩装置の改良に関する。
一般に球体の内面を研摩するには、電解研摩方式あるい
は化学研摩方式が採用されることが多い。
は化学研摩方式が採用されることが多い。
この化学研摩は電解研摩に比べてその研摩状態が相当劣
るという難点がある。
るという難点がある。
これに対して電解研摩は球体内面を鏡面に研摩できる利
点がある。
点がある。
即ち従来の電解研摩装置は第1図に示すように、絞り加
工によって製作された球状ステンレスタンクを陽極11
とし、このタンク上部の小さな挿入口12からタンク内
へ陰極13としてステンレス棒を挿入すると共に挿入口
12と陰極13とを絶縁ビニール14により絶縁し、さ
らに挿入口12からタンク内へ研摩液15を注入し、陰
極13の突出端部と陽極取り出し部16との間に直流電
源17を接続して戊る。
工によって製作された球状ステンレスタンクを陽極11
とし、このタンク上部の小さな挿入口12からタンク内
へ陰極13としてステンレス棒を挿入すると共に挿入口
12と陰極13とを絶縁ビニール14により絶縁し、さ
らに挿入口12からタンク内へ研摩液15を注入し、陰
極13の突出端部と陽極取り出し部16との間に直流電
源17を接続して戊る。
このような従来の電解研摩方式においては、陽極11で
あるタンクの内面を鏡面に研摩することができるが、棒
状の陰極13に対して陽極11は球面状であるからタン
ク中央部と上下部とでは電極間距離が大きく異なってお
り、このため陽極11上の電流分布にばらつきが生じて
均一な研摩が出来ない欠点があった。
あるタンクの内面を鏡面に研摩することができるが、棒
状の陰極13に対して陽極11は球面状であるからタン
ク中央部と上下部とでは電極間距離が大きく異なってお
り、このため陽極11上の電流分布にばらつきが生じて
均一な研摩が出来ない欠点があった。
また研摩時に水素ガスが発生するが、挿入口12はタン
クの機械的強度を得るべく必要最小限の径に限られてい
るため小さく、この挿入口12から水素ガスがなかなか
抜けきらない。
クの機械的強度を得るべく必要最小限の径に限られてい
るため小さく、この挿入口12から水素ガスがなかなか
抜けきらない。
このためこのガスの圧力によりタンク内の研摩液が挿入
口12から溢れ出る。
口12から溢れ出る。
あるいはタンク内にガスが滞まって液抵抗が大きくなり
、結局、水の電解が生じて電流効率が下がり電力消費量
が増加する。
、結局、水の電解が生じて電流効率が下がり電力消費量
が増加する。
また小さな挿入口12から挿入できるように陰極13を
細く形成しているため、当然に陽極11の内面面積に対
して陰極13の表面積が極端に小さくなるので、電流効
率は100%以下となり、ガス発生は更に顕著になる。
細く形成しているため、当然に陽極11の内面面積に対
して陰極13の表面積が極端に小さくなるので、電流効
率は100%以下となり、ガス発生は更に顕著になる。
本考案は上記の欠点を除去すべくなされたもので、球体
陽極内に挿入される陰極部分の外表面を陽極内面と相似
状に形成することによって、陽極上の電流分布のばらつ
きを抑えて均一に研摩でき、陰極対陽極の面積比の向上
により電流効率を向上し得る球体内面電解研摩装置を提
供するものである。
陽極内に挿入される陰極部分の外表面を陽極内面と相似
状に形成することによって、陽極上の電流分布のばらつ
きを抑えて均一に研摩でき、陰極対陽極の面積比の向上
により電流効率を向上し得る球体内面電解研摩装置を提
供するものである。
以下図面を参照して本考案の一実施例を詳細に説明する
。
。
第2図において11は陰極であり、例えば絞り加工によ
って製作された球状ステンレスタンクよりなり、その上
部にはタンクの機械的強度を考慮して定められた大きさ
の陰極挿入口12が設けられている。
って製作された球状ステンレスタンクよりなり、その上
部にはタンクの機械的強度を考慮して定められた大きさ
の陰極挿入口12が設けられている。
一方、陰極20は棒状部分21の下端部にタンク内面形
状と相似状に彎曲された弓形部分22か゛形成されてい
る。
状と相似状に彎曲された弓形部分22か゛形成されてい
る。
そしてこの弓形部分22およびこれに連なる棒状部分2
1の一部が挿入口12からタンク内に挿入されている。
1の一部が挿入口12からタンク内に挿入されている。
そして棒上部分21の上端部はモータ23のチャック2
4に挟持されている。
4に挟持されている。
この場合、棒上部分21はタンク中心軸と同一軸上に位
置している。
置している。
そして棒状部分21のうち弓形部分22との境界部から
挿入口12よりやや上方位置までの部分には絶縁物、例
えば絶縁ビニール14が外装されている。
挿入口12よりやや上方位置までの部分には絶縁物、例
えば絶縁ビニール14が外装されている。
これにより陰極20と陽極11とは絶縁されている。
またタンク内への棒状部分21の突入量は、弓形部分2
2の外表面とこれに対向するタンク内面との間隔が一定
となるように定められている。
2の外表面とこれに対向するタンク内面との間隔が一定
となるように定められている。
そしてタンク外の棒状部分21外周面に摺接するように
スリップリング25が配置され、このスリップリング・
・・・・・25と陽極取り出し部16との間に直流電源
17が接続されている。
スリップリング25が配置され、このスリップリング・
・・・・・25と陽極取り出し部16との間に直流電源
17が接続されている。
またタンク内には研摩液15が注入されている。
上記構成の電解研摩装置によれば、陰極20の弓形部分
22はタンク内面に相似状に彎曲されており、またモー
タ23の回転に伴って陰極20が回転すると弓形部分2
2はタンク中心軸回りに回転し、この回転弓形部分の外
表面(回転外面)とタンク内面各部との電極間隔が一定
である。
22はタンク内面に相似状に彎曲されており、またモー
タ23の回転に伴って陰極20が回転すると弓形部分2
2はタンク中心軸回りに回転し、この回転弓形部分の外
表面(回転外面)とタンク内面各部との電極間隔が一定
である。
したがって陽極11上の電流分布のばらつきが抑えられ
るので、均一な研摩が行われ、タンク内面は均一な鏡面
になる。
るので、均一な研摩が行われ、タンク内面は均一な鏡面
になる。
この場合、弓形部分22の回転外面とタンク内面との電
極間隔は、所定範囲内(例えば0.5cm以上3crn
以下。
極間隔は、所定範囲内(例えば0.5cm以上3crn
以下。
)に設定される。その理由は電極間隔が小さ過ぎると陽
極11上局部的に大電流が生じ、均一に研摩され難くな
り、また電極相互の短絡の危険が生じる。
極11上局部的に大電流が生じ、均一に研摩され難くな
り、また電極相互の短絡の危険が生じる。
逆に電極間隔が大き過ぎると、研摩液15内での電圧降
下が大きくなり、十分な研摩が得られない。
下が大きくなり、十分な研摩が得られない。
また弓形部分22の太さは、陽極11と陰極20との面
積比を縮めて電流効率を高める意味で太い程良いが、挿
入口12の大きさにより当然限定される。
積比を縮めて電流効率を高める意味で太い程良いが、挿
入口12の大きさにより当然限定される。
しかし上記実施例では陰極20が回転することに陽極面
積と陰極面積との比が等価的に縮まるので、電流効率は
向上し、水素ガスの発生量は抑制される。
積と陰極面積との比が等価的に縮まるので、電流効率は
向上し、水素ガスの発生量は抑制される。
また陰極20の回転により研摩液15の攪拌が行われる
ので、研摩液15も効率よく使用され、同時に発生する
ガスも挿入口′12から速やかに放出するようになる。
ので、研摩液15も効率よく使用され、同時に発生する
ガスも挿入口′12から速やかに放出するようになる。
なお陰極20の回転数は所定範囲内(例えば100〜5
00 V 、 p、m)に定められる。
00 V 、 p、m)に定められる。
その理由は、回転数が低過ぎると、陽極11上の電流分
布のばらつきを少なくする効果、換言すれば均一な研摩
面を得る効果は少なくなる。
布のばらつきを少なくする効果、換言すれば均一な研摩
面を得る効果は少なくなる。
逆に回転数が高過ぎると研摩液15が挿入口12からタ
ンク外へ溢れ出てしまい危険であり、またタンク内に空
間が生じるため研摩時の電圧降下が大きくなり、十分な
研摩が得られない。
ンク外へ溢れ出てしまい危険であり、またタンク内に空
間が生じるため研摩時の電圧降下が大きくなり、十分な
研摩が得られない。
なお上記実施例は、陰極20の弓形部分22が半円弧形
であって長いので、挿入口12からの挿入が困難な場合
がある。
であって長いので、挿入口12からの挿入が困難な場合
がある。
そこで上記弓形部分の長さだけを短かくして挿入を容易
にした陰極(第3図30参照。
にした陰極(第3図30参照。
)を用いるようにしても、上記実施例と同様の効果が得
られる。
られる。
さらには第4図に示すように棒状部分41の下端部にら
せん状部分42を有する陰極40を用いてもよい。
せん状部分42を有する陰極40を用いてもよい。
このらせん状部分42は外表面がタンク内面に相似の球
面状に形成されており、らせん状部分42の中心はタン
ク内中心に一致しており、らせん状部分42の外表面と
タンク内面各部との対向距離は一定にされている。
面状に形成されており、らせん状部分42の中心はタン
ク内中心に一致しており、らせん状部分42の外表面と
タンク内面各部との対向距離は一定にされている。
またこのらせん状部分42とタンク内面との電極間隔は
所定範囲内(例えば前述した0、5〜3cm)に定めら
れており、らせん状部分42の総表面積はタンク内面の
表面積の少なくともh以上となるように巻数および使用
素材の太さが定められている。
所定範囲内(例えば前述した0、5〜3cm)に定めら
れており、らせん状部分42の総表面積はタンク内面の
表面積の少なくともh以上となるように巻数および使用
素材の太さが定められている。
このようにらせん状部分42を有する陰極40によれば
回転しなくてもタンク内面にほぼ均一の電流分布を生じ
させることができ、しかもらせん状部分42とタンク内
面との面積比が前記陰極20の弓形部分22に比べて十
分大きいので電流効率を高めることができ、はぼ均一な
鏡面を得ることができる。
回転しなくてもタンク内面にほぼ均一の電流分布を生じ
させることができ、しかもらせん状部分42とタンク内
面との面積比が前記陰極20の弓形部分22に比べて十
分大きいので電流効率を高めることができ、はぼ均一な
鏡面を得ることができる。
なおらせん状部分42は全体として挿入口12より大き
く拡がっているがねじ込み操作により挿入口12からタ
ンク内へ挿入することが可能である。
く拡がっているがねじ込み操作により挿入口12からタ
ンク内へ挿入することが可能である。
なお第3図、第4図中、第2図と同一部分は同一符号を
付してその説明を省略する。
付してその説明を省略する。
本考案は上述したように、球体陽極内に挿入される陰極
部分の外表面を陽極内面と相似上に形成することによっ
て、陽極上の電流分布のばらつきを抑えて均一に研摩で
き、陰極対陽極の面積比の向上により電流効率を向上し
得る球体内面電解研摩装置を提供できる。
部分の外表面を陽極内面と相似上に形成することによっ
て、陽極上の電流分布のばらつきを抑えて均一に研摩で
き、陰極対陽極の面積比の向上により電流効率を向上し
得る球体内面電解研摩装置を提供できる。
第1図は従来の電解研摩装置を示す構成説明図、第2図
は本考案に係る球体内面電解研摩装置の一実施例を示す
構成説明図、第3図および第4図はそれぞれ本考案の他
の実施例を示す構成説明図である。 11・・・・・・陽極、12・・・・・・挿入口、20
,40・・・・・・陰極、22・・・・・・弓形部分、
42・・・・・・らせん部分。
は本考案に係る球体内面電解研摩装置の一実施例を示す
構成説明図、第3図および第4図はそれぞれ本考案の他
の実施例を示す構成説明図である。 11・・・・・・陽極、12・・・・・・挿入口、20
,40・・・・・・陰極、22・・・・・・弓形部分、
42・・・・・・らせん部分。
Claims (3)
- (1)陽極となる球体の一部に設けられた挿入口から陰
極の一部を挿入して球体内面の電解研摩を行う装置にお
いて、上記挿入された陰極部はその外表面が球体内面に
相似状で球体内面各部にほぼ一定間隔で対向するように
設けられてなることを特徴とする球体内面電解研摩装置
。 - (2)前記陰極部は弓形に彎曲形成されてなりかつ球体
中心軸回りに回転駆動されることを特徴とする実用新案
登録請求の範囲第1項記載の球体内面電解研摩装置。 - (3)前記陰極部は陰極棒がらせん状に巻回されてなる
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
球体内面電解研摩装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10213278U JPS5835660Y2 (ja) | 1978-07-25 | 1978-07-25 | 球体内面電解研摩装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10213278U JPS5835660Y2 (ja) | 1978-07-25 | 1978-07-25 | 球体内面電解研摩装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5519177U JPS5519177U (ja) | 1980-02-06 |
| JPS5835660Y2 true JPS5835660Y2 (ja) | 1983-08-11 |
Family
ID=29041420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10213278U Expired JPS5835660Y2 (ja) | 1978-07-25 | 1978-07-25 | 球体内面電解研摩装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5835660Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6145171Y2 (ja) * | 1981-01-17 | 1986-12-19 |
-
1978
- 1978-07-25 JP JP10213278U patent/JPS5835660Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5519177U (ja) | 1980-02-06 |
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