JPS5836114B2 - 転写捺染シ−ト - Google Patents

転写捺染シ−ト

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JPS5836114B2
JPS5836114B2 JP52013717A JP1371777A JPS5836114B2 JP S5836114 B2 JPS5836114 B2 JP S5836114B2 JP 52013717 A JP52013717 A JP 52013717A JP 1371777 A JP1371777 A JP 1371777A JP S5836114 B2 JPS5836114 B2 JP S5836114B2
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resin
raised
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sheet
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JP52013717A
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真守 久保田
吾朗 慶野
修 佐々木
陽介 北川
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Matsui Shikiso Chemical Co Ltd
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Matsui Shikiso Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規にして実用性多犬な転写捺染シートに関
する。
従来、布又はシート状物上に立体的な隆起図柄模様を印
捺する方法としては、顔料樹脂捺染法に類似する形式に
て、例えば、樹脂及び加熱により、該樹脂皮膜を膨張さ
せる物質の混合物で元糊を作成するか、或は又加熱によ
り膨張する物質及び樹脂の混合物で元糊を作成し、通常
の印捺,低温乾燥,高温乾燥処理等を施して、布などに
隆起せる図柄模様を表現させることが知られていた。
これらの2法中、前者は、高分子樹脂及び溶媒からなる
ものや高分子樹脂乳化物なとの如く乾燥にて皮膜形或す
る樹脂と、加熱にて分解し多容量のガスを生じ、該ガス
圧によって前記樹脂皮膜の体積を拡大膨張される物質と
を混合せるものであり、後者は、主として力口熱により
膨張する熱可塑性粒状物を、樹脂を接着剤として使用す
るものである。
しかし、前者においては、発生ガスを樹脂皮膜の膨張隆
起に有効利用するためには、刀口熱前に樹脂皮膜がすで
に形成されていなければガスの飛散損失が著しいため隆
起し難く、また形或皮膜か薄い場合や形成皮膜に微細孔
を有する場合も不都合であり、通常、甚だ多量の樹脂固
型層がなければ隆起しない。
従って、元糊(:言高固型分の樹脂成分からなり、その
結果、印捺操作中の目づまり,ガムアップなどの問題が
発生しやすく、また造膜と隆起が異工程であって安定せ
ず、更に得たる隆起図柄模様部分の触感が著しく劣ると
いう欠陥を有する。
また後者は、あらかじめ加熱時膨張の原因をなすガス等
の発生源をすでに皮膜内に包含させているから、該ガス
等の損失はかなり有効に防止されるが、前者の場合と同
様に、概ね布等は凹凸な面を有するため不均等な印捺層
になりやすく、且つ空隙の多い素材の組織内部に元糊ペ
ーストが浸透し、その内部で膨張するので、表面には所
望の隆起図柄模様が得難いのみならす、更に重要なこと
は、印捺,乾燥,隆起の各工程を慎重な管理下で実施し
なければ常に安定せる隆起捺染物が得られないという欠
点を有する。
本発明者は、従来法の如上の欠点を改善すべく種々検討
した結果、ベースシート上の全面又は部分に被覆された
ところの剥離性樹脂層上に、包含せる熱膨張性物質の膨
張により拡大する熱可塑性高分子化合物から成る壁膜で
形成された粒状物,高分子弾性樹脂及ひ必要ならば着色
剤を混合含有した隆起性樹脂層を図柄模様に印刷形成さ
せ、該隆起性樹脂層上の全而を高分子弾性樹脂及び白色
顔料を含有した白色顔料樹脂層で被覆させて得られた転
写捺染シートが、その白色顔料樹脂層の表面を布,シー
ト状物等の被転写物に当ててカロ圧・加熱を短時間施す
ことにより、隆起性樹脂層及び白色顔料樹脂層は熔融或
いは軟化して布等の表面に転写され、同時に該粒状物も
膨張し、斯くして常に安定した立体的隆起模様が1回の
操作で顕現すること、及び、前記の隆起性樹脂層又は白
色顔料樹脂層に混合含有される高分子弾性樹脂に熱架橋
性を有するものに当て、白色顔料樹脂層又は隆起性樹脂
層にそれぞれ前記熱架橋性を有する高分子弾性樹脂に対
応する架橋触媒を混合含有せしめれば、架橋により効果
をより顕著ならしめうろことを見出し、以て本発明を完
成したのである。
次に、本発明の構成を、1実施を示す図面について具体
的に説明する。
1は、ベースシートであって、セルロース紙、合成繊維
紙,合成紙,セロファン,合成樹脂フィルムなどが挙げ
られ、該ベースシ一ト1を通して後述の印刷された図柄
模様が透視できるために透明シートまたは半透明シート
を使用することが望ましい。
2は、ベースシ一ト1上に被覆されたところの剥離性樹
脂層、3は、該剥離性樹脂層2上に図柄模様に印刷され
た隆起性樹脂層、4は、該隆起性樹脂層3上の全面に被
覆された白色顔料樹脂層であって、その中、剥離性樹脂
層2は、メチルセルロース、アセチルブチルセルロース
の如きセルロース誘導体、カルナバワックス、ロジンノ
如キ天然樹脂、ポリオレフイン樹脂、ビニル樹脂、アミ
ド樹脂、シリコーン樹脂、弗素樹脂の如き合成樹脂の単
独または混合物を溶液状態或いは熔融状態でベースシ一
ト1上に全面または部分的に塗布して形成する。
斯る剥離性樹脂層2は、その上に図柄模様に印刷された
隆起性樹脂層3成分の顔料及び樹脂がベースシート1内
へ浸入することを防き、且つ転写時にベースシ一ト1と
隆起性樹脂層3とを円滑に分離する作用をなす。
次に、剥離性樹脂層2上に図柄模様に印刷されたところ
の隆起性樹脂層3は、包合せる熱膨張性物質の膨張によ
り拡大する熱可塑性高分子化合物からなる壁膜で形成さ
れた粒状物及び高分子弾性樹脂の二者混合物を主体とし
たもので、必要ならば着色剤が配合されてもよく、剥離
性樹脂層2上に該粒状物及び高分子弾性樹脂等を混合含
有する印刷インキにより、所要の図柄模様を通常の印刷
とは逆の版で印刷される。
前記の熱膨張性物質としては、加熱により分解し、窒素
,二酸化炭素などを多容量に発生させるもの、例えばア
ヅピスイソブチロニトリノL/, アゾジカルボンア
ミド、ベンゼ゛ンスルフオニルヒドラジド、無機炭酸塩
など、或は低沸点液状物力SV口熱されてガス化により
容積増大するもの、例えばエーテル、ペンタン、ヘキサ
ンなどの如き物が挙げられ、熱可塑性高分子化合物から
なる壁膜内に予め包含させておくものであるが短時間の
加圧・加熱に敏感に反応して膨張隆起する点において、
後者の群中のものが好ましい。
該熱可塑性高分子化合物としては、ポリビニルメチルエ
ーテル、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸共重合
物、マレイン酸系共重合物などの如き合成糊料、ダンマ
ル、エチルセルロースなどの如き天然物系樹脂又は糊料
、ポリオレフイン系、ポリビニル系、ポリアクリル酸エ
ステル系、ポリウレタン系、ボリカーボネート系などの
如き合成樹脂及び天然ゴム、合成ゴムなどが挙げられ、
これらは単独或いは混合状態で壁膜を形成する。
また、これらはモノマー又はポリマー状で用いられ、重
合、ゲル化などの操作中に粒状化が施され、更に架橋さ
れて皮膜強度を高め内容の膨張性物質を外界から一層完
全に遮蔽させることもできる。
これら熱可塑性高分子化合物は、特に制限は無いが、熱
膨張性物質に溶解したり、膨張しないもので、且つ印刷
インキを構成する溶媒などの影響を受けず、更に、膨張
が容易に起り、しかも膨張後の収縮率の小さいものが選
択され、前記のうち特に合成樹脂群が好ましい。
前記膨張性粒状物の造粒力法は、一般にマイクロカプセ
ル化技術と称され、相分離法、界面重合法、多孔回転筒
法などが適宜採用されるが、本発明に用いられる粒状物
は、就中、界面重重合法にて得たものが特に有効と認め
られる。
得られた粒状物は、 (イ)粒子径が均等な大きさであること。
(ロ)印刷インキ中で安定に散在していること(崩壊、
消失しないこと。
)。(ハ)印刷操作中の機械的な力で破壊しないこと。
(ニ)高分子弾性樹脂の軟化或いは熔融と同時に敏感に
膨張すること。
(ホ)膨張し隆起後、容易に収縮しがたいこと。
などの諸条件を具備するものが好ましく、印刷力式及び
その条件、熱転写時の加圧・力0熱条件、更に最終商品
の隆起効果並びに堅牢度などを考慮して製造され、概ね
印刷インキ中に1〜40重量剖が用いられる。
次に、前記膨張性粒状物と混合して隆起性樹脂層3を構
威する高分子弾性樹脂とは、一名高分子エラストマーと
もいわれるもので、その形成皮膜は柔軟でゴム弾性或い
はそれに近似した弾性を有するものであり、塩化ビニル
樹脂、エチレンー酢酸ビニル共重合樹脂、エチレンーア
クリル酸エステル共重合樹脂、アクリル酸エステル樹脂
、クロルスルフオン化ポリエチレン樹脂、塩素化ポリオ
レフイン樹脂、飽和ポリエステル樹脂、ポリアミド樹月
旨などを挙げることができる。
これらの樹脂は、50〜150℃の融点または軟化点を
有し、熔融状態または軟化状態で白色顔料樹脂層4と共
に布、シート状物等の被転写物5に固着され、柔軟な感
触で風合を損なうことなくして摩擦堅牢度及び洗濯堅牢
度などを保持させる作用をなすものである。
この場合において、隆起性樹脂層3中の高分子弾性樹脂
として熱架橋性を有する高分子弾性樹脂を用い、一力、
白色顔料樹脂層4中にそれに対応した架橋触媒を含有さ
せておくことにより、熱転写時に隆起性樹脂層3と白色
顔料樹脂層4との部分的融和により隆起性樹脂層3中の
熱架橋性を有する高分子弾性樹脂が白色顔料樹脂層4中
の架橋触媒と接触して架橋を生戊し、被転写物5の高温
における洗濯竪牢度及び湿潤時の手揉み摩擦堅牢度を向
上させ、またアイロンプレスでのホットプレツシングに
よる図柄模様の変形・隆起消失を防ぎ、更にドライクリ
ーニング堅牢度などを良好とすることができる。
ここで熱架橋性を有する高分子弾性樹脂とは、例えば、
アルコキシメチルアクリルアミド共重合樹脂、メチロー
ルアクリルアミド共重合樹脂、グリシジルメタクリレー
ト共重合樹脂、アルコキシメチル化ナイロン樹脂などが
挙げられる。
これらに対応する架橋触媒としては、例えば塩化アンモ
ニウム、硝酸亜鉛、モノエタノールアミン塩酸塩、無水
マレイン酸、ジシアンジアミド、ベンチヂン、三弗化硼
素アミン錯塩、イミダゾール、ジヒドラジツド、レヅル
シンなどが用いられる。
上述の隆起性樹脂層3中に必要ならば混合される着色剤
としては、酸化鉄、群青、カーボン黒、チタン白等の無
機顔料、アゾ糸、アントラキノン糸、フタ口シャニン系
などの如き有機顔料、染料レーキ、染料固溶体顔料、金
属粉、金属蒸着粉、油溶性染料、分散染料、及びこれら
の混合物が挙げられる。
尚、隆起性樹脂層3は、上記の膨張性粒状物及び高分子
弾性樹脂の外に、溶剤、更に必要ならば、前記の着色剤
並びに熱硬化性樹脂、可塑剤、界面活性剤、安定剤、滑
剤、紫外線吸収剤、蛍光増白剤、粘度調節剤及び油脂類
等を添カロした印刷インキを、剥離性樹脂層2上に模様
印刷し、次に乾燥により有機溶剤、水等の揮発性物質を
除去して形成される。
次に、被覆された白色顔料樹脂層4は、高分子弾性樹脂
及び白色顔料を混合含有し、被転写物5上の隆起性樹脂
層3の図柄模様が該被転写物5組識中に浸透することを
防ぎ、従って平滑均等面を付与させること、及び被転写
物5が着色物の場合は地色を隠蔽して図柄模様を鮮鋭に
する効果があり、加えて隆起性樹脂層3を被転写物5上
に堅牢に保持させ、且つ本発明転写捺染シートの熱転写
と熱隆起とを同時に顕現させることを容易にするもので
ある。
白色顔料樹脂層4に用いられる高分子弾性樹脂は、隆起
性樹脂層3に用いられる高分子弾性樹脂と同様の樹脂が
適用されるが、必すしも同種の樹脂を使用する必要はな
く、隆起性樹脂層3と白色顔料樹脂層4との接着性を有
するものなれば、異種の樹脂を使用することもできる。
この場合において、白色顔料樹脂層4に用いられる高分
子弾性樹脂として熱架橋性の樹脂を使用し、隆起性樹脂
層3にはそれに対応した架橋触媒を含有せしめれば、隆
起性樹脂層3中に熱架橋性を有する高分子弾性樹脂を含
有せしめた前述の場合と同様の効果を挙げることができ
る。
白色顔料樹脂層4に用いられる白色顔料としては、酸化
チタン亜鉛華、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、硅酸ア
ルミニウム等が挙げられ、概ね印刷インキ中に1〜40
重量都が用いられる。
白色顔料樹脂層4は、如上の高分子弾性樹脂、白色顔料
及び有機溶剤を混合した印刷インキに、必要ならば熱硬
化性樹脂、可塑剤、界面活性剤、安定剤、滑剤、粘度調
節剤を添力[]し、以て隆起性樹脂層3上の全面に印刷
して形成される。
斯様にして得られた転写捺染シートは、その白色顔料樹
脂層4と被転写物5の表面とを相接して、アイロン、ホ
ットプレスなどを用いて例えば120〜220℃、2〜
7秒加圧加熱して、被転写物5よりベースシ一ト1を第
2図に示す如く離隔すれば、転写と隆起性樹脂層3の膨
張とが同時に行われ、第3図に示す如き立体的隆起図柄
模様を形成した捺染物を得るのである。
本発明に係る転写捺染シートの転写対象たる被転写物5
としては、木綿、麻、絹、羊毛等の天然繊維、レーヨン
、キュプラ、ポリノジツク、アセテート等の再生または
半合成繊維、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリアク
リル系、ポリウレタン系、ポリオレフイン系、′ポリビ
ニル系などの合成繊維並びにガラス繊維などのあらゆる
繊維により構成される織物、編物または交織、交編、混
紡、不織布など、更に皮革、天然ゴム、合成ゴム等のシ
ート状物が挙げられる。
尚、該被転写物5表面に各種の加工が施されていたり、
多孔質の場合でも、いずれも本発明シートを用いること
ができる。
次に本発明の効果を列挙する。
(1)本発明シートによれば、加圧・加熱の1工程のみ
で常に一定の立体的な隆起図柄模様が得られる。
(2)本発明シートによれば、加圧・加熱という著るし
く簡単な操作により、被転写物の風合を損うことなく、
隠蔽力大でしかも耐摩葺性、耐洗:濯性などの堅牢度の
すぐれた隆起図柄模様を得ることができる。
(3)本発明シートにおいては、隆起性樹脂層と白色顔
料樹脂層との2層に、熱架橋性を有する高分子弾性樹脂
と架橋触媒とを隔離できるので、貯蔵安定性すぐれた転
写捺染シートが得られ、またその場合は、転写された隆
起図柄模様は、膨張後の粒状物が架橋された高分子弾性
樹脂で固着されているので、高温洗濯時や熱プレス又は
アイロン掛け時に樹脂が軟化または熔融することなく、
転写模様を被転写物より脱落させたり或いは他の部分を
汚させることがない。
(4)本発明シートを用いることにより、巻物、裁断物
、縫製物などいずれの形状のものでも、その所望個所に
極めて容易に立体隆起捺染を施すことができる。
(5)本発明シートを用いると、熱膨張性粒状物及び樹
脂等が布の表面に固着するので、捺染図柄模様の隆起が
効率良く行われ、その堅牢度も比較的少量の樹脂で確保
でき、従ってその風合が柔軟である。
実施例 1 パーチメント紙上に、シリコーン樹脂5重量剖(以下、
重量都を部と略す。
)、アマイド系ワツクス10部及びキシレン85部の混
合液を、ロールコーターにて全面に塗布して剥離性樹脂
層を形成させ、次に、あらかじめ、水中で熱膨張性物質
として沸点36℃の直鎖状ペンタン混合物、及び熱可塑
性高分子化合物として沸点31℃の塩化ビニリデンモノ
マーを用い重合造粒化して該粒状物総重量の15〜16
%のペンタンを含有する平均8μの粒子径を有するもの
を作り、遠心分離にて該粒子を取出し、25℃で風乾し
た粒状物を準備し、該粒状物10部、エチレンー酢酸ビ
ニル共重合樹脂(但し、エチレン68重量φ及び酢酸ビ
ニル32重量φの組或であり、熔融点は68℃であッタ
)の30重量饅酢酸ブチル・トルエン(1:2)混合溶
液60部及び有機溶剤たるキシレン30部からなる印刷
インキを、アルファベット記号にスクリーン版を用いて
前記剥離性樹脂層上に印刷し、次いで25℃で風乾して
隆起性樹脂層を形成させ、次はその上に、白色顔料たる
酸化チタン18部、エチレン゛一酢酸ビニル共重合樹脂
(但し、エチレン55重量係及び酢酸ビニル45重量饅
の組成であり、熔融点は64℃であった。
)の30重量多トルエン溶液55都、キシレン27部か
らなる白色印刷インキを、隆起性印刷インキの場合と同
じアルファベット記号のスクリーン版を用いて印刷し、
次いで25℃で風乾して白色顔料樹脂層を形成させて転
写捺染シートを得た。
このようにして得られたアルファベット記号模様の転写
捺染シートの白色顔料樹脂層の表面を、全而黒染した綿
布の所定の個所に当て、アイロンにて190℃、5秒間
加圧・加熱した。
斯くして、転写捺染シートの隆起性樹脂層及び白色顔料
樹脂層を黒色綿布に固着させ、次いですみやかに紙を剥
離させることにより、黒色地上に鮮鋭に膨張隆起せるア
ルファベット記号を形成した捺染布が得られた。
尚、得られた捺染布は、立体的にアルファーペット記号
が浮き上り、隠蔽力大で、しかも柔軟な感触で、諸染色
物堅牢度もすぐれていた。
実施例 2 グラシン紙上に、シリコーン樹脂5部、アマイド系ワッ
クス10部及びキシレン85部の混合液を、グラビアコ
ーターにて全面に塗付して剥離性樹脂層を形成させ、次
いでその上に、実施例1に用いた同一の粒状物10部、
熱架橋性アクリル樹脂たるプチルアクリレートーアクリ
口ニトリルーブトキシメチルアクリルアミド三元共重合
体(但し、プチルアクリレート691重量φ、アクリロ
ニトリル23.l重量係及びブトキシメチルアクリルア
ミド8.8重量多の組成であり、溶融点は80℃であっ
た。
)の46重量多酢酸エチル・トルエン(1:1)混合溶
液55部、有機溶剤たるエチレングリコールブチルエー
テル30部、銅フタロシアニングリン5都からなる緑色
印刷インキ、並びに上記印刷インキの銅フタロシアニン
グリンのかわりにキナクリドンレッド5部を配合せる赤
色印刷インキを、草花模様にスクリン版を用いて印刷し
、次いで25℃で風乾して緑色隆起性樹脂層並びに赤色
隆起性樹脂層を形成させ、次にその上に、白色顔料たる
硫酸バリウム10都、プチルアクリレートーアクリ口ニ
トリルニ元共重合体(但し、プチルアクリレート76,
3重量φ及びアクリロニI− IJル23.7重量係の
組成であり、溶融点は78℃であった。
)の45重量優酢酸エチル・トルエン(1:1)混合溶
液58部、架橋触媒たる硫酸アンモニウム粉末F部及び
有機溶剤たるエチレングリコールブチルエーテル30部
、界面活性剤たるソルゲン30(商品名)1,、坤から
なる白色印刷インキを、前記の草花模様のスクリーン版
を用いて印刷し、次いで25℃で風乾して白色顔料樹脂
層を形成させて転写捺染シートを得た。
この様にして得られた草花模様の転染捺染シートの白色
顔料樹脂層の表面を、ポリエステルニット布の所定の個
所に当て、アイロンにて210°C・3秒間、加圧・加
熱した。
斯くして、転写捺染シートの着色隆起性樹脂層及び白色
顔料樹脂層をポリエステルニット布に固着させ、次いで
すみやかに紙を剥離させることにより、鮮鋭な草花模様
が立体的に膨張せる隆起捺染布が得られた。
得られた捺染布は、柔軟な感触で、該草花模様剖分がポ
リエステルニットの伸縮に伴って伸縮し、従って従来の
如く模様が寸断されず、しかも諸染色堅牢度がすぐれて
いた。
尚、転写捺染シートにおいて、着色隆起性樹脂層中に熱
架橋性アクリル樹脂を含有し、且つ白色顔料樹脂層に架
橋触媒たる硫酸アンモニウムを含有させてあるので、転
写捺染シートの貯蔵安定性がすぐれており、加熱・加圧
により布に転写した図柄模様は、表面の草花模様が架橋
されたアクリル樹脂で(支)着されているので、高温洗
濯時や熱プレス又はアイロン掛け時に樹脂が軟化または
熔融することなく、顔料及び隆起せる樹脂を布より脱落
させたり或いは布を汚染させることがなかった。
実施例 3 セロファン上にアセチノレブチノレセノレロース4iL
アマイド系ワックス10部、メチルイソブチルヶトン4
3部及びトルエン43部の混合ペーストを後記の印刷イ
ンキの印刷部分より2wIl大きい外郭でもってスクリ
ーン版を用いて印刷して剥離性樹脂層を形或させ、次い
でその上に、エチレンー酢酸ビニル共重合樹脂(但し、
エチレン68重量多及び酢酸ビニル32重量係の組成で
あり、熔融点は68゜Cであった。
)の30重量φ酢酸ブチル・トルエン(1:2)混合溶
液65部、キシレン30部、カーボンブラック5部から
なる黒色印刷インキ並びに該インキ中のカーボンブラッ
クを、クロモフタルレッドGR(商品名)、パーマネン
ト工D H 1 0 G ( 商品名)、銅フタロシ
アニンブルーにそれぞれおきかえ、黒及び赤、黄、青の
4色の印刷インキにて写真調果物柄の色分解スクリーン
版を用いて印刷し、乾燥した。
次にその上に、熱架橋性アクリル樹脂たるプチルアクリ
レートーアクリロニトリルーグリシジルメタクリレート
三元共重合体(但し、プチルアクリレ−1−67.5重
量饅、アクリロニトリル28.3重量咎及びグリシジル
メタクリレート6.0重量係であり、熔融点92℃であ
った。
)の36.5重量多酢酸エチル・トルエン(1:1)混
合溶液60部、有機溶剤たるキシレン12部及び酢酸ブ
チル17剖、エトセルSTD−100(商品名)1部、
及び実施例1に使用したものと同一の粒状物10部にて
隆起性印刷インキを作り、果物全体の輪郭で同様にスク
IJ−ン印刷をして、次いで風乾して隆起性樹脂層を形
成させ、更にその上に、白色顔料たる酸化チタン10部
、硫酸バリウム10部、エチレンー酢酸ビニル共重合樹
脂(前記4色の印刷インキに使用したものと同一)55
部、架橋触媒たる三弗化硼素ジエチルアミンコンプレッ
クス2部及び有機溶剤たるキシレン23部からなる白色
印刷インキを、隆起性印刷インキの場合と同一のスクリ
ーン版を用いて印刷し、次いで風乾して白色顔料樹脂層
を形或させて転写捺染シートを得た。
この様にして得られた写真調果物柄の転写捺染シートの
白色顔料樹脂層表面を全面黒染したポリエステル・綿(
65:35)混紡ブロード布の所定の個所に当て、ホッ
トプレスにて200゜C・5秒間カD熱・力口圧した。
斯くして、転写捺染シートの着色層及び隆起性樹脂層並
びに白色顔料樹脂層を黒染したポリエステル・綿混紡ブ
ロード布に固着させ、次いですみやかに紙を剥離させる
ことにより、黒色地上に、果物が恰も実在する如く立体
的に隆起して鮮明に浮き上がった捺染布が得られた。
尚、得られた捺染布は、実施例2の場合と同様の性能を
有していた。
実施例 4 パーチメント紙上に、シリコーン樹脂の20%トルエン
溶液をナイフコーターにて全面に塗付して剥離性樹脂層
を形或させ、次に、あらかじめ水中で熱膨張性物質とし
てネオヘキサン(沸点50゜C)及び熱可塑性高分子化
合物として塩化ビニリデンモノマ−(沸点31℃)及び
酢酸ビニル七ノマー(沸点73゜C)の混合物(9:1
)を用い共重合造粒化して該粒状物総重量の15乃至1
8%のネオヘキサンを含有する平均5μの粒子径を有す
るものを作り、遠心分離にて該粒子を取出し、35℃で
風乾した粒状物を準備し、該粒状物15剖、アクリル樹
脂たるプチルアクリレートーアクリロニトリル二元共重
合体(但し、プチルアクリレート76.3重量φ及びア
クリロニトリル23.7重量φの組成であり、溶融点は
約80℃であった。
)の45係水中乳化物60部、架橋触媒たるモノエタノ
ールアミン塩酸塩1部、メトローズSM−:rooo(
商品名)0.5部及び水23.5部からなる隆起性印刷
インキを、スポーツ競技動作のシルエット図式化模様が
多種多様の小柄で有するスクリン版を用いて前記剥離性
樹脂層上に印刷し、次いで35℃で風乾して隆起性樹脂
層を形成させ、次にその上に、白色顔料たる酸化チタン
15部、熱架橋性アクリル樹脂たるプチルアクリレート
ーアクリロニトリルーブトキシメチルアクリルアミド三
元共重合体(但し、プチルアクリレート691重量饅、
アクリロニI− IJル23.1重量φ及びブトキシメ
チルアクリルアミド88重量φの組或であり、溶融点は
80℃であった。
)の46重量幅酢酸エチル・トルエン(1:1)混合溶
液55部、有機溶剤たるエチレングリコールブチルエー
テル27部からなる白色印刷インキを、隆起性印刷イン
キの場合と同じ図柄模様のスクリーン版を用いて印刷し
、次いで20℃で風乾して白色顔料樹脂層を形成させて
転写捺染シートを得た。
この様にして得られたスポーツ競技動作のシルエット図
式化模様の転写捺染シートのう.,ち、スキー競技動作
の図柄模様部分をカットして取出し、その白色顔料樹脂
層の表面を、全面濃褐色染した皮革手袋の所定個所に当
て、アイロンにて205℃・3秒間加圧・力口熱した。
斯くして、該転写捺染シートの隆起性樹脂層及び白色顔
料樹脂層を濃褐色皮革手袋に固着させ、次いですみやか
に紙を剥離させるようにより、濃褐色地上に鮮明な白色
のスキー競技動作の図柄模様を形成した皮革手袋の隆起
捺染物が得られた。
得られた捺染布は、隠蔽力大で該図式化せるスキー競技
動作が外観上では浮き出してくるように観察された。
しかも柔軟な感触で、堅牢度もすぐれていた。
尚、転写シートにおいて、隆起性樹脂層中に架橋触媒た
る塩酸モノエタノールアミン塩を含有し、且つ白色顔料
樹脂層に熱架橋性アクリル樹脂を含有させてあるので、
転写捺染シートの貯蔵安定性がすぐれており、しかも力
口圧・カロ熱により皮革に転写した図柄模様は、架橋固
着されており、耐高温洗濯性及びホットプレツシング性
が実施例2と同様にすぐれていた。
比較例 1 実施例2に用いた同一印刷インキにて、通常の捺染法に
てポリエステルニット布土に直接捺染において、白色顔
料樹脂層を先ず印捺し、次いで隆起性樹脂層を同一スク
リーン版にて印捺せるも、両層ともに不均一な印捺面を
呈し、しかも熱処理にて隆起はするが、凹凸が甚だしく
、図柄が不明瞭で、更に風合的に著るしく硬いものであ
り、実施例2には到底及ばなかった。
但し、染色堅牢度は殆んど同一で良好であった。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本発明シートの1実施例を示すものであっ
て、第1図は本発明シートの一部拡大断面図、第2図は
本発明シートを被転写物に転写するときの態様を示す拡
大断面図、第3図は転写完了後の捺染物の一剖拡大断面
図である。 図面中、1はベースシ一ト、2は剥離性樹脂層、3は隆
起性樹脂層、4は白色顔料樹脂層、5は被転写物である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ベースシ一ト1、該ベースシ一ト1上の全面又は都
    分に被覆されたところの剥離性樹脂層2、該剥離性樹脂
    層2上に模様印刷されたところの、包合せる熱膨張性物
    質の膨張により拡大する熱可塑性高分子化合物から成る
    壁膜で形成された粒状物、高分子弾性樹脂及び必要なら
    ば着色剤を混合會有した隆起性樹脂層3、並びに該隆起
    性樹脂層3上の全面に被覆されたところの、高分子弾性
    樹脂及び白色顔料を混合含有した白色顔料樹脂層4を設
    けて、カロ圧・加熱により被転写物5上に立体的隆起模
    様を転写し得る如くして成る、転写捺染シート。 2 ベースシ一ト1、該ベースシ一ト1上の全面又は部
    分に被覆されたところの剥離性樹脂層2、該剥離性樹脂
    層2上に模様印刷されたところの、包含せる熱膨張性物
    質の膨張により拡大する熱可塑比高分子化合物から成る
    壁膜で形成された粒状物,熱架橋性を有する高分子弾性
    樹脂及び必要ならば着色剤を混合含有した隆起性樹脂層
    3、並びに該隆起性樹脂層3上の全面に被覆されたとこ
    ろの、高分子弾性樹脂,白色顔料及び前記の熱架橋性を
    有する高分子弾性樹脂に対応する架橋触媒を混合含有し
    た白色顔料樹脂層4を設けて、加圧・加熱により被転写
    物5上に立体的隆起模様を転写し得る如くして成る、転
    写捺染シート。 3 ベースシ一ト1、該ベースシ一ト1上の全面又は部
    分に被覆されたところの剥離性樹脂層2、該剥離性樹脂
    層2上に模様印刷されたところの、包合せる熱膨張性物
    質の膨張により拡大する熱可塑性高分子化合物から成る
    壁膜で形或された粒状物,高分子弾性樹脂,架橋触媒及
    び必要ならば着色剤を混合含有した隆起性樹脂層3、並
    びに該隆起性樹脂層3上の全面に被覆されたところの、
    前記架橋触媒に対応する熱架橋性を有する高分子弾性樹
    脂及び白色顔料を混合含有した白色顔料樹脂層4を設け
    て、カロ圧・加熱により被転写物5上に立体的隆起模様
    を転写し得る如くして或る、転写捺染シート。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6272757U (ja) * 1985-10-23 1987-05-09

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JPS6272757U (ja) * 1985-10-23 1987-05-09

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