JPS5837902B2 - 耐水性にすぐれた多孔質体 - Google Patents
耐水性にすぐれた多孔質体Info
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- JPS5837902B2 JPS5837902B2 JP52023431A JP2343177A JPS5837902B2 JP S5837902 B2 JPS5837902 B2 JP S5837902B2 JP 52023431 A JP52023431 A JP 52023431A JP 2343177 A JP2343177 A JP 2343177A JP S5837902 B2 JPS5837902 B2 JP S5837902B2
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、連続押出し発泡成形法によって実際に使用
される製品の厚さにほぼ一致する厚みで製造される肉厚
を10〜300mvtの合威樹脂平板状多孔質体であっ
て、その厚さ方向に所定の密度分布並に気泡径分布を有
した多孔質体に関する。
される製品の厚さにほぼ一致する厚みで製造される肉厚
を10〜300mvtの合威樹脂平板状多孔質体であっ
て、その厚さ方向に所定の密度分布並に気泡径分布を有
した多孔質体に関する。
一般にポリスチレン、ポリエチレン、ポリウレタン、ポ
リ塩化ビニル等の呼称で代表される合成樹脂の独立気泡
構造の多孔質体は、そのものの持つ疎水性、耐水性、断
熱性能がめでられて、例えば構築物の断熱材に広く用い
られている。
リ塩化ビニル等の呼称で代表される合成樹脂の独立気泡
構造の多孔質体は、そのものの持つ疎水性、耐水性、断
熱性能がめでられて、例えば構築物の断熱材に広く用い
られている。
中でも耐水性に優るポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹
脂を主戒分とする多孔質体は、水に浸漬された状態及ひ
又は、温度差により多孔質体両表面間に水蒸気圧差が生
じる状態に置かれる屋上断熱、地下蓄熱槽の断熱等に用
いられることもある。
脂を主戒分とする多孔質体は、水に浸漬された状態及ひ
又は、温度差により多孔質体両表面間に水蒸気圧差が生
じる状態に置かれる屋上断熱、地下蓄熱槽の断熱等に用
いられることもある。
従来の合成樹脂多孔質体は、上述の如き過酷な条件下で
数年間使用されるとき吸水率が体積パーセントで5〜1
0%にも達してしまい結果的に多孔質が保有する断熱性
能が発揮できなくなるという欠点がある。
数年間使用されるとき吸水率が体積パーセントで5〜1
0%にも達してしまい結果的に多孔質が保有する断熱性
能が発揮できなくなるという欠点がある。
本発明者等はこの欠点の解消を多孔質体の断熱性能の向
上をも加味して図ることを考えた。
上をも加味して図ることを考えた。
一般に、合戒樹脂多孔質の断熱特性は、同一条件下の比
較では、気泡径が小さい程、密度が小さい程、断熱性能
が向上すると考えられており、従って、熱伝播が、伝導
伝播、対流伝播が支配的である領域では、より小径気泡
の、より低密度多孔質を得ることが、理論上は多孔質の
断熱性能の向上につながることになると云われている。
較では、気泡径が小さい程、密度が小さい程、断熱性能
が向上すると考えられており、従って、熱伝播が、伝導
伝播、対流伝播が支配的である領域では、より小径気泡
の、より低密度多孔質を得ることが、理論上は多孔質の
断熱性能の向上につながることになると云われている。
しかしながら現実、ことに合成樹脂の連続押出し発泡威
形にあっては、例えば密度2 5 kg/ m”を超え
て小さい多孔質体を、0. 1 mm未満の小径気泡状
態で得ることは困難である。
形にあっては、例えば密度2 5 kg/ m”を超え
て小さい多孔質体を、0. 1 mm未満の小径気泡状
態で得ることは困難である。
この理由は小径気泡化方向の多孔質体密度の低密度化は
、気泡数を多くすることが至上条件になるのに対し、気
泡数を密度低下に必要なだけ増加させることが極めて困
難だからである。
、気泡数を多くすることが至上条件になるのに対し、気
泡数を密度低下に必要なだけ増加させることが極めて困
難だからである。
即ち、一般に気泡の形或は核剤等の使用でできた気泡核
を或長させて所定の径寸法にするのであるが、核剤量、
の過量の使用は生じた気泡核の成長を阻害し、結果的に
小径気泡になっても密度の低下に継がらないし、核剤量
を減量調整して気泡核の戒長を図ろうとすると、気泡核
の成長が不均一となり気泡相互が吸収合体して、気泡数
を減じ結局、中〜犬径気泡の低密度品になるか、或は小
径気泡の高密度品になってしまう現象が生じるからであ
る。
を或長させて所定の径寸法にするのであるが、核剤量、
の過量の使用は生じた気泡核の成長を阻害し、結果的に
小径気泡になっても密度の低下に継がらないし、核剤量
を減量調整して気泡核の戒長を図ろうとすると、気泡核
の成長が不均一となり気泡相互が吸収合体して、気泡数
を減じ結局、中〜犬径気泡の低密度品になるか、或は小
径気泡の高密度品になってしまう現象が生じるからであ
る。
その上に小径気泡・低密度化の方向は、気泡膜を薄肉化
することになることから発泡或形の過程での気泡の連通
化現象が生じ易く独立気泡に富む多孔質体が得難い問題
もが併発する等、押出発泡成形法で独立気泡構造の小径
気泡・低密度多孔質体を得ることは難カルい技術とされ
ている。
することになることから発泡或形の過程での気泡の連通
化現象が生じ易く独立気泡に富む多孔質体が得難い問題
もが併発する等、押出発泡成形法で独立気泡構造の小径
気泡・低密度多孔質体を得ることは難カルい技術とされ
ている。
更に一方、上述の過酷な使用条件下での多孔質体の断熱
性能の向上化には、必ずしも多孔質体の低密度化が,良
策とは思えない。
性能の向上化には、必ずしも多孔質体の低密度化が,良
策とは思えない。
その理由は、定体積内の固体成分が少なくなれば耐水性
が低下するのは当然のことと予測されるからである。
が低下するのは当然のことと予測されるからである。
本発明者等は、このような現状に鑑み上述の如き、押出
発泡或形の現状技術で生じる現象を、多孔質体の厚み断
面方向に取入れてこれを組合せば、現状技術そのままで
は得ることのできない別の性質を持つ多泡質体が得られ
るとする仮説の下に研究を重ねた結果ようやく本発明を
完成したものである。
発泡或形の現状技術で生じる現象を、多孔質体の厚み断
面方向に取入れてこれを組合せば、現状技術そのままで
は得ることのできない別の性質を持つ多泡質体が得られ
るとする仮説の下に研究を重ねた結果ようやく本発明を
完成したものである。
本発明の目的は、多孔質体全体としての断熱性能並に耐
水性(吸水による経時断熱性能の持続性)に優れ且つ、
圧縮強度、曲げ強度等の機械特性及び切断、切削加工性
には何等遜色のない押出発泡或形による一体物の多孔質
体を提供することにある。
水性(吸水による経時断熱性能の持続性)に優れ且つ、
圧縮強度、曲げ強度等の機械特性及び切断、切削加工性
には何等遜色のない押出発泡或形による一体物の多孔質
体を提供することにある。
以下本発明の内容を、重要な要件にそって詳述する。
本発明の重要な要件は、
■ 実際に使用される製品の厚さにほぼ一致する厚みで
製造される合威樹脂平板状多孔質体を、厚み断面の上・
下層部と中央層部とで密度及び気泡径の双方が異なる三
層様分布をもった一体の独立気泡に富む多孔質体とする
。
製造される合威樹脂平板状多孔質体を、厚み断面の上・
下層部と中央層部とで密度及び気泡径の双方が異なる三
層様分布をもった一体の独立気泡に富む多孔質体とする
。
■ 該上・下層部は、密度ds(表面から約3間の部分
で示す代表値)が4 0 〜1 0 0kg/ m’、
平均気泡径Is(厚み方向の測定値)が0.02〜0.
4朋の各範囲とし該中央層部は、密度dc(中央部約3
yrttnの部分で示す代表値)が25〜5 0 kg
/ m、平均気泡径1c(厚み方向の測定値)が0.1
〜0.6mmの各範囲とする。
で示す代表値)が4 0 〜1 0 0kg/ m’、
平均気泡径Is(厚み方向の測定値)が0.02〜0.
4朋の各範囲とし該中央層部は、密度dc(中央部約3
yrttnの部分で示す代表値)が25〜5 0 kg
/ m、平均気泡径1c(厚み方向の測定値)が0.1
〜0.6mmの各範囲とする。
以上のC■の組合せの合成樹脂多孔質体である。
その必要理由として、先ず■は、現状の押出発泡成形技
術上の制約及び得られる多孔質体の特性的制約とを三層
様分布をもつ一体の多孔質体として組合せることで打関
し、現状技術では得られなかった異種の多孔質体を創作
しようとする本発明の基本的技術思想を示すものである
。
術上の制約及び得られる多孔質体の特性的制約とを三層
様分布をもつ一体の多孔質体として組合せることで打関
し、現状技術では得られなかった異種の多孔質体を創作
しようとする本発明の基本的技術思想を示すものである
。
次に■の理由は、現状の押出発泡技術で得られる多孔質
体の調整が可能で、且つ本発明の目的に合う密度と気泡
径の範囲の選択である。
体の調整が可能で、且つ本発明の目的に合う密度と気泡
径の範囲の選択である。
即ち例えば、密度dsが4 0kg/ m’未満では耐
水性が悪化するし逆に100kg/m”を越えるもので
は、多孔質体全体としての密度が高まり断熱性能が低下
することにつながるからである。
水性が悪化するし逆に100kg/m”を越えるもので
は、多孔質体全体としての密度が高まり断熱性能が低下
することにつながるからである。
平均気泡径1sは上記密度の範囲にあって、0.02m
m未満では破泡連通化が目立ち、断熱性能・耐水性が低
下するし0.4間を超える気泡径では、断熱性能が低下
するし、中央部層多孔質体の、機械的特性を補う役割を
失うからである。
m未満では破泡連通化が目立ち、断熱性能・耐水性が低
下するし0.4間を超える気泡径では、断熱性能が低下
するし、中央部層多孔質体の、機械的特性を補う役割を
失うからである。
中央部層の密度dc,気泡径ICは、主に多孔質体本来
の断熱性能と機械的特性を保持・調整するもので、例え
ば、密度dcが2 5 kg/ m’未満では、気泡径
が0.6山のものでも気泡の連通化が進み、断熱性能及
び機械特性が悪化するし、逆に気泡径が0.1間のもの
でも密度dcが5 0 kg/m3を超えて大きいもの
では、断熱性能が得られない上に切断・切削加工性が悪
化するのである。
の断熱性能と機械的特性を保持・調整するもので、例え
ば、密度dcが2 5 kg/ m’未満では、気泡径
が0.6山のものでも気泡の連通化が進み、断熱性能及
び機械特性が悪化するし、逆に気泡径が0.1間のもの
でも密度dcが5 0 kg/m3を超えて大きいもの
では、断熱性能が得られない上に切断・切削加工性が悪
化するのである。
次いで■の必要理由は、中央部層に対し、両表層部には
、気泡径の小さい且つ密度の大きい多孔質層を分布させ
る必要性及び、その分布を得る気泡径・密度の組合せの
限度を示す指標を示すものである。
、気泡径の小さい且つ密度の大きい多孔質層を分布させ
る必要性及び、その分布を得る気泡径・密度の組合せの
限度を示す指標を示すものである。
ds Is
即ちー,一が各々1.2,0.1の値より小さいdc
lc ときは、中央部層多孔質体の特質、例えば、機械特性及
び又は切断・切削加工性を悪化させないでds 耐水性を高めることは期待できないし、逆に−,dc 1S 一が各々2,0.8の値を超えて大きいときは、1C 断熱性能、及び又は機械特性を悪化させないで耐水性を
高めることが出来ないことを意味している。
lc ときは、中央部層多孔質体の特質、例えば、機械特性及
び又は切断・切削加工性を悪化させないでds 耐水性を高めることは期待できないし、逆に−,dc 1S 一が各々2,0.8の値を超えて大きいときは、1C 断熱性能、及び又は機械特性を悪化させないで耐水性を
高めることが出来ないことを意味している。
本発明は上記■わ■を組合せたことで、現状の押出発泡
成形技術水準そのままでは得ることのできなかった断熱
性能、耐水性に優れた多孔質体を機械特性、切削・切断
加工性の損なわれない状態のものとして、具現させるこ
とに成功したものである。
成形技術水準そのままでは得ることのできなかった断熱
性能、耐水性に優れた多孔質体を機械特性、切削・切断
加工性の損なわれない状態のものとして、具現させるこ
とに成功したものである。
本発明でいう厚さ方向の気泡径の意味は、多孔質体の断
熱性能は熱が流れる方向の気泡径に関係するという知見
から多孔質の厚さ方向の気泡寸法に着目して測定表現し
たという意味である。
熱性能は熱が流れる方向の気泡径に関係するという知見
から多孔質の厚さ方向の気泡寸法に着目して測定表現し
たという意味である。
即ち具体的には上下層部、中央部の各々の厚み3關の代
表部分について断面巾方向に略等間隔に厚み方向へ5本
の直線を引き直線にかかる気泡の厚み方向の直径寸法を
計る操作を別の5個所の断面で繰返し、その値の平均値
で示す。
表部分について断面巾方向に略等間隔に厚み方向へ5本
の直線を引き直線にかかる気泡の厚み方向の直径寸法を
計る操作を別の5個所の断面で繰返し、その値の平均値
で示す。
尚この場合の測定には倍率の明確な拡大装置(10〜5
0倍)を用いた方が精度が高い。
0倍)を用いた方が精度が高い。
本発明でいう密度とは多孔質体のかさ密度の意味で、気
泡径の場合と同様に上下層部、中央部の各々の厚み3間
の代表部分から巾約50mm、長さ約50mmのサンプ
ルを片寄ない5個所から切出し体積と重量との比を求め
その各平均値で示す。
泡径の場合と同様に上下層部、中央部の各々の厚み3間
の代表部分から巾約50mm、長さ約50mmのサンプ
ルを片寄ない5個所から切出し体積と重量との比を求め
その各平均値で示す。
本発明でいう合或樹脂とはポリエチレン、ポリスチレン
、ポリ塩化ビニル等で代表される押出発泡戒形が可能な
樹脂を総称するが、内でも硬質発泡体が得られるポリス
チレン系樹脂を選ぶ方が有利である。
、ポリ塩化ビニル等で代表される押出発泡戒形が可能な
樹脂を総称するが、内でも硬質発泡体が得られるポリス
チレン系樹脂を選ぶ方が有利である。
本発明でいう切断・切削加工性とは、多孔質体を切断し
たり相決り加工、やといざね加工等の切削加工を行なう
とき、加工端面が欠けたり割れたり、或はささくれが生
じたりすることなく、平滑な加工面として形或されるこ
とをいう。
たり相決り加工、やといざね加工等の切削加工を行なう
とき、加工端面が欠けたり割れたり、或はささくれが生
じたりすることなく、平滑な加工面として形或されるこ
とをいう。
本発明の多孔質体の製法は、現状押出発泡或形技術を、
巧に組合せることによって完成される。
巧に組合せることによって完成される。
即ち先ずその製法原理について知見・考察をふまえて記
述すると、製法に供する樹脂組戒物には多数の気泡核を
形成する要素と生成した気泡を均質に成長させ、ひずみ
のない薄肉の気泡膜を形成させ得る可塑伸長性に富ませ
る要素及び、金属壁等との摩擦抵抗を小さくして、樹脂
の流動或は滑性を高める要素とが同時に要求される。
述すると、製法に供する樹脂組戒物には多数の気泡核を
形成する要素と生成した気泡を均質に成長させ、ひずみ
のない薄肉の気泡膜を形成させ得る可塑伸長性に富ませ
る要素及び、金属壁等との摩擦抵抗を小さくして、樹脂
の流動或は滑性を高める要素とが同時に要求される。
その理由は、独立気泡構造の小径気泡多孔質体の形或を
容易にすることの他に後述する様な気泡数の分布及びそ
の成長を局部的(こ変更する手段並に生或成長した気泡
の固化固定を調節する手段の各々の作用を円滑に行なわ
ざるためのものである。
容易にすることの他に後述する様な気泡数の分布及びそ
の成長を局部的(こ変更する手段並に生或成長した気泡
の固化固定を調節する手段の各々の作用を円滑に行なわ
ざるためのものである。
次に押出された一体の押出物の厚み方向に、気泡数、気
泡径、密度等の異なる分布を形或させる手段について述
べると、究極のところは押出前乃至押出直後の、流動可
能状態にある樹脂流の中央部と表層部との間に、大きさ
の違う物理的刺激を与えることである。
泡径、密度等の異なる分布を形或させる手段について述
べると、究極のところは押出前乃至押出直後の、流動可
能状態にある樹脂流の中央部と表層部との間に、大きさ
の違う物理的刺激を与えることである。
この必要性は、同じ組成の樹脂の中に生じる気泡核数の
分布状態を好ましい状態に調節するためのもので、例え
ば樹脂流の中央部と表層部との間に剪断応力差、分子振
動エネルギー差、伸長応力差等の刺激の差を生ぜしめ、
そこに生れる造核現象の違いを利用するのである。
分布状態を好ましい状態に調節するためのもので、例え
ば樹脂流の中央部と表層部との間に剪断応力差、分子振
動エネルギー差、伸長応力差等の刺激の差を生ぜしめ、
そこに生れる造核現象の違いを利用するのである。
そして次には、押出後発泡の或長が進行している樹脂層
の中央部と表層部との間で、温度勾配を与えながら冷却
固化を完了させる。
の中央部と表層部との間で、温度勾配を与えながら冷却
固化を完了させる。
このことは多孔質体に生じた気泡数分布と気泡径の分布
とを好みの状態に調整するもので、多孔質体の密度分布
を与えることにもつながる最終仕上の段階に当る。
とを好みの状態に調整するもので、多孔質体の密度分布
を与えることにもつながる最終仕上の段階に当る。
本発明の実施例では、基材樹脂にポリスチレン樹脂を用
いた場合を例示したので、上述の製造方法の具体的内容
は次の手段・条件を採用することで完成されている。
いた場合を例示したので、上述の製造方法の具体的内容
は次の手段・条件を採用することで完成されている。
2 溶融 押出製造
公知の75間φ押出製造、即ち加圧・加熱下で溶融中の
樹脂に発泡剤を加圧注入して含有させて混合し、発泡適
性温度に調温しで押出発泡させる通常の押出装置を使用
。
樹脂に発泡剤を加圧注入して含有させて混合し、発泡適
性温度に調温しで押出発泡させる通常の押出装置を使用
。
尚、造核調節装置には次の手段を用いた。
上記押出装置のダイ相当部上下に、超音波発生装置〔精
電舎電子工業(株)社製、SONOPET−IOOOB
(出力IKW))の2台の各々から電気的に接続された
振動伝達部(固定ホーン)を固定し、その先に設けた振
動ホーン部がダイス開ロオリフイスの上面、下面部にな
るように設計されている。
電舎電子工業(株)社製、SONOPET−IOOOB
(出力IKW))の2台の各々から電気的に接続された
振動伝達部(固定ホーン)を固定し、その先に設けた振
動ホーン部がダイス開ロオリフイスの上面、下面部にな
るように設計されている。
この振動ホーン部は開ロオリフイス両側部を構成する固
定部材と嵌合溝で上下振動可能に側部固定され、高さ1
1nvIL1横巾300mmの開口面積のオリフィスが
形成されている。
定部材と嵌合溝で上下振動可能に側部固定され、高さ1
1nvIL1横巾300mmの開口面積のオリフィスが
形成されている。
4 多孔質冷却装置及び条件
ダイ面近傍から押出方向の5771の長さに亘り多孔質
体に約1sOg/fflの接面挾圧を与えると共に多孔
質体を最終50℃以下に冷却する過程で多孔質体の中央
部と表面部との間に与える25〜40℃の範囲の温度差
を、押出直後〜約3m長さの部分で設定できるようにし
た上下一対の金属板接面冷却装置で、約1m長単位の金
属製中空ブロックが各々断熱材を介して5個千列に接続
されていて、各々の中空部に冷却水が独立して流通出来
るように構成された装置である。
体に約1sOg/fflの接面挾圧を与えると共に多孔
質体を最終50℃以下に冷却する過程で多孔質体の中央
部と表面部との間に与える25〜40℃の範囲の温度差
を、押出直後〜約3m長さの部分で設定できるようにし
た上下一対の金属板接面冷却装置で、約1m長単位の金
属製中空ブロックが各々断熱材を介して5個千列に接続
されていて、各々の中空部に冷却水が独立して流通出来
るように構成された装置である。
第1表は、上記具体的装置条件を用いて各種の組合せ実
験を行なって得た6種類の板状多孔質体について、評価
した結果を実施例1〜6として一覧表にしたものである
。
験を行なって得た6種類の板状多孔質体について、評価
した結果を実施例1〜6として一覧表にしたものである
。
上記製法で得た多孔質板は、その上下表面に接面冷却で
生じる薄膜を有しているので、実施例1,3,4.6の
ものはこれを除去し、実施例2,5ではこれを残したも
ので示す。
生じる薄膜を有しているので、実施例1,3,4.6の
ものはこれを除去し、実施例2,5ではこれを残したも
ので示す。
比較のために、通常の押出発泡成形法で得た4種(比較
例1,2,3.4)について、本発明品と同じ評価を行
ない参考に供するようにした。
例1,2,3.4)について、本発明品と同じ評価を行
ない参考に供するようにした。
第1表中の、上下層部、中央部の密度(ds,dc)及
び平均気泡径( Is ,lc)は本文記載の方ds
Is 法で測定した値でー,−は各々計算値を示す。
び平均気泡径( Is ,lc)は本文記載の方ds
Is 法で測定した値でー,−は各々計算値を示す。
dc Tc
第1表中の耐水性及ひ断熱性能の評価は下記による。
耐水性評価法(促進吸水試験)
板状多孔質体を巾100mm,長さ100mm(厚み2
5山)の大きさに5本切出し、各々の乾燥重量を測定し
た後、目標70℃に温調した水槽内に水面下約50朋に
水没するように各々の多孔質体を金網で固定し、その条
件を100日間に亘って維持した後取出した。
5山)の大きさに5本切出し、各々の乾燥重量を測定し
た後、目標70℃に温調した水槽内に水面下約50朋に
水没するように各々の多孔質体を金網で固定し、その条
件を100日間に亘って維持した後取出した。
取出した各多孔質体は無水アルコール内に5秒間浸漬し
た後、50℃の温風下で5分間放置して表面部の付着水
分を除去し、多孔質体重量を測定して下式でその吸水率
(体積パーセント〕−を言4.して5個の平均値で示す
。
た後、50℃の温風下で5分間放置して表面部の付着水
分を除去し、多孔質体重量を測定して下式でその吸水率
(体積パーセント〕−を言4.して5個の平均値で示す
。
尚本評価法の吸水率は、本文記載の「過酷な条件下使用
時」の代用特性で、吸水率が1%を越えて大きいものと
、1%未満のより小さいものとは実用上の経時断熱性能
の持続性に大差が生じることが、実験的に確かめられて
いるので、この値をもって「耐水性」とした。
時」の代用特性で、吸水率が1%を越えて大きいものと
、1%未満のより小さいものとは実用上の経時断熱性能
の持続性に大差が生じることが、実験的に確かめられて
いるので、この値をもって「耐水性」とした。
断熱性能(熱伝導率)
製造1日後の多孔質体を巾2 5 0關、,長さ250
順(厚さ25mm)の大きさに切出し、24℃目標に調
温した恒温室で1日静置後、ASTMC518平板比較
法に準じ測定した値で、O℃での値に換算して示した。
順(厚さ25mm)の大きさに切出し、24℃目標に調
温した恒温室で1日静置後、ASTMC518平板比較
法に準じ測定した値で、O℃での値に換算して示した。
この値は、より小さい値の方が断熱性能に優れることを
意味する。
意味する。
水蒸気透過量
ASTME 96に準拠、即ち、厚み25朋の多孔質
体を介してその両側が23℃で相対温度差が50%とな
る条件下で生じる水蒸気透過量(g/m“h)で示す。
体を介してその両側が23℃で相対温度差が50%とな
る条件下で生じる水蒸気透過量(g/m“h)で示す。
第1表の結果によると、本発明の多孔質体の耐水性は、
体積吸水率で0.5%以下の値を示し、比較品の15〜
2.4%の値の耐水性に対し、有意性をもって改善され
ていると云える。
体積吸水率で0.5%以下の値を示し、比較品の15〜
2.4%の値の耐水性に対し、有意性をもって改善され
ていると云える。
この現象効果の傾向は、水蒸気透過量の関係傾向ともほ
ぼ一致し、水蒸気の移動に伴なう多孔質体への水分蓄積
量の低減にもつながる。
ぼ一致し、水蒸気の移動に伴なう多孔質体への水分蓄積
量の低減にもつながる。
本発明の上記耐水性の向上化は、多孔質体の密度を高め
たり多孔質表面の薄膜にたよったりしたものではないの
で、断熱性能を高められた水準に於で完成されていると
ころに本発明の特長があると云える。
たり多孔質表面の薄膜にたよったりしたものではないの
で、断熱性能を高められた水準に於で完成されていると
ころに本発明の特長があると云える。
又本発明の第1表の多孔質体の各々についてASTMD
−1621に示される「圧縮強度」及びASTMC20
3−58に示される「曲げ強度」について評価したと
ころ、各々2.7〜3kg/cIIL及び5〜8kg/
cyytの値を示し、比較品に比べて優れた値を示しこ
そすれ、何等遜色は見出せなかった。
−1621に示される「圧縮強度」及びASTMC20
3−58に示される「曲げ強度」について評価したと
ころ、各々2.7〜3kg/cIIL及び5〜8kg/
cyytの値を示し、比較品に比べて優れた値を示しこ
そすれ、何等遜色は見出せなかった。
又、多孔質の端面にやとい実切削加工を施こす実験も行
なったが、比較品に比べて何等遜色はなく、優れた仕上
精度を示した。
なったが、比較品に比べて何等遜色はなく、優れた仕上
精度を示した。
上記構或を満す本発明の多孔質体は、防水のない屋上断
熱・地下蓄熱槽断熱用等の改良された断熱材として、広
くその用途の拡大が期待できる。
熱・地下蓄熱槽断熱用等の改良された断熱材として、広
くその用途の拡大が期待できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 連続押出し発泡或形方法によって実際に使用される
製品の厚さにほぼ一致する厚みで一体に製造される独立
気泡に富む合成樹脂平板状多孔質体において、厚さ方向
の上下表面から約3間の部分の密度dsが40〜100
kg/m、この部分の厚さ方向の平均気泡径ISが0.
0 2〜0。 4關、厚さ方向の中央部約3朋の部分の密度dcが2
5 〜5 0 ky/ m、この部分の厚さ方向の平均
気泡径1cが0.1〜0.6mmの範囲にあり、かつ、
ds , dc , Is , lcの間にds
Is 1.2<−<;:2および0. 1 <−<: 0.
8なる関係− d c − −1
c−を満す3層様分布であることを特徴とする合戒樹脂
多孔質体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52023431A JPS5837902B2 (ja) | 1977-03-03 | 1977-03-03 | 耐水性にすぐれた多孔質体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52023431A JPS5837902B2 (ja) | 1977-03-03 | 1977-03-03 | 耐水性にすぐれた多孔質体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53108179A JPS53108179A (en) | 1978-09-20 |
| JPS5837902B2 true JPS5837902B2 (ja) | 1983-08-19 |
Family
ID=12110306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52023431A Expired JPS5837902B2 (ja) | 1977-03-03 | 1977-03-03 | 耐水性にすぐれた多孔質体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5837902B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59105647U (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-16 | 三菱マテリアル株式会社 | カムシヤフト |
| WO2019203022A1 (ja) | 2018-04-20 | 2019-10-24 | ソニー株式会社 | 移動体、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58162337A (ja) * | 1982-03-23 | 1983-09-27 | ダウ化工株式会社 | 断熱性、熱可塑性合成樹脂発泡積層板 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5223371B2 (ja) * | 1972-10-17 | 1977-06-23 |
-
1977
- 1977-03-03 JP JP52023431A patent/JPS5837902B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59105647U (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-16 | 三菱マテリアル株式会社 | カムシヤフト |
| WO2019203022A1 (ja) | 2018-04-20 | 2019-10-24 | ソニー株式会社 | 移動体、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53108179A (en) | 1978-09-20 |
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