JPS5843333B2 - テツオフクムマツトノジヨウアツシンシユツホウホウ - Google Patents
テツオフクムマツトノジヨウアツシンシユツホウホウInfo
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- JPS5843333B2 JPS5843333B2 JP50154151A JP15415175A JPS5843333B2 JP S5843333 B2 JPS5843333 B2 JP S5843333B2 JP 50154151 A JP50154151 A JP 50154151A JP 15415175 A JP15415175 A JP 15415175A JP S5843333 B2 JPS5843333 B2 JP S5843333B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C22B—PRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
- C22B15/00—Obtaining copper
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- C22B15/0065—Leaching or slurrying
- C22B15/0067—Leaching or slurrying with acids or salts thereof
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- C22B—PRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
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- C22B23/04—Obtaining nickel or cobalt by wet processes
- C22B23/0407—Leaching processes
- C22B23/0415—Leaching processes with acids or salt solutions except ammonium salts solutions
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は鉄を含有する含ニツケル硫化物マットを浸出
する方法に関するものであり、又多段のステップの工程
中で、マットから金属分を回収するについての第1ステ
ツプとして、ニッケルー銅硫化物マットを常圧浸出する
方法に関する。
する方法に関するものであり、又多段のステップの工程
中で、マットから金属分を回収するについての第1ステ
ツプとして、ニッケルー銅硫化物マットを常圧浸出する
方法に関する。
特許文献にはニッケル硫化物マットやニッケルー銅硫化
物マットのような含ニツケル硫化物マットからニッケル
を選択的に浸出することに関する提案が多数示されてい
る。
物マットのような含ニツケル硫化物マットからニッケル
を選択的に浸出することに関する提案が多数示されてい
る。
例えば米国特許A963072(1910年8月9日)
に於ては、はんの少ししか又は全く鉄を含まない高品位
のマットを浸出する一方法が提案されているが、その方
法では、原料を熱したままに保ち、攪拌して反応を促進
しながら希硫酸でニッケルを選択的に浸出している。
に於ては、はんの少ししか又は全く鉄を含まない高品位
のマットを浸出する一方法が提案されているが、その方
法では、原料を熱したままに保ち、攪拌して反応を促進
しながら希硫酸でニッケルを選択的に浸出している。
生じた硫酸ニッケル溶液を分離し、乾燥し、赤熱して酸
化ニッケルに変え、これを通常の方法で還元して金属ニ
ッケルとした。
化ニッケルに変え、これを通常の方法で還元して金属ニ
ッケルとした。
特許は更に、若しマットが鉄を含む場合は、成る条件の
許では、マットを希硫酸の一部を用いて濡れている間に
細かに粉砕して一部のニッケル及び鉄を溶解し去り、そ
の後で残渣を更に希硫酸の一部とともに粉砕し、残りの
ニッケル及び残存していた鉄を全て溶解しつくすのが有
用であると述べている。
許では、マットを希硫酸の一部を用いて濡れている間に
細かに粉砕して一部のニッケル及び鉄を溶解し去り、そ
の後で残渣を更に希硫酸の一部とともに粉砕し、残りの
ニッケル及び残存していた鉄を全て溶解しつくすのが有
用であると述べている。
米国特許A1756092(1930年4月29日)に
於ては、ニッケルー銅硫化物マットよりニッケルを選択
的に抽出する方法が発表されている。
於ては、ニッケルー銅硫化物マットよりニッケルを選択
的に抽出する方法が発表されている。
酸へのニッケル溶解速度を増す為に、マットを溶融し、
水中で粒状にして急冷した。
水中で粒状にして急冷した。
浸出は常圧下、温度80℃乃至lOO℃で硫酸中で行わ
れた。
れた。
米国特許A2223239(1940年11月16日)
、應2239626(1941年4月22日)、A27
53249(1956年7月3日)はHCl或いはH2
SO4の如き酸でニッケルー銅マットからニッケルを選
択的に浸出することを発表している。
、應2239626(1941年4月22日)、A27
53249(1956年7月3日)はHCl或いはH2
SO4の如き酸でニッケルー銅マットからニッケルを選
択的に浸出することを発表している。
これらの特許はマット中に存する全金属分と結合するに
必要な量より転化学童論的に少ない硫黄含有量のマット
を使用することの重要さを強調している。
必要な量より転化学童論的に少ない硫黄含有量のマット
を使用することの重要さを強調している。
結合する硫黄が少なければ少ない程、浸出によるニッケ
ル回収が高くなる。
ル回収が高くなる。
含ニツケルマットの常温浸出に於ける問題はマットの浸
出特性が、マットが鋳造されたままの状態であろうと或
いは通常の方法で粒状にされた状態であろうと、伺れに
しても組成に従って、特に鉄含有量に従って変わるとい
うことである。
出特性が、マットが鋳造されたままの状態であろうと或
いは通常の方法で粒状にされた状態であろうと、伺れに
しても組成に従って、特に鉄含有量に従って変わるとい
うことである。
かかる特性は一般に浸出時間が長びくこととなって反映
してくるが、この方法の経済性に悪影響を及ぼす。
してくるが、この方法の経済性に悪影響を及ぼす。
通常の常圧浸出では鉄含有量が低く、例えば重量で0.
5%以下であることを要求する。
5%以下であることを要求する。
我々は高い鉄含有率を帳消しにする操業ステップの新し
い組合せを用いることにより、重量にして0.5%以上
、15或いは20%までもの鉄を含むマットを処理する
ことができ、そして鉄の存在の悪影響を克服することが
できることを見出した6更に我々は、高い鉄含有率の存
在が常圧浸出時間を長びかせ浸出反応の完了を抑圧しよ
うとするときは、我々の発明のすぐれた具体化したもの
を使用することにより、浸出時間を短縮し浸出反応を殆
んど完結することができることを見出した。
い組合せを用いることにより、重量にして0.5%以上
、15或いは20%までもの鉄を含むマットを処理する
ことができ、そして鉄の存在の悪影響を克服することが
できることを見出した6更に我々は、高い鉄含有率の存
在が常圧浸出時間を長びかせ浸出反応の完了を抑圧しよ
うとするときは、我々の発明のすぐれた具体化したもの
を使用することにより、浸出時間を短縮し浸出反応を殆
んど完結することができることを見出した。
この発明の目的は比較的鉄含有率の高い含ニツケル硫化
物マットを常温浸出して、含まれているニッケルの大部
分を選択的に且つ経済的に抽出する方法を提供するにあ
る。
物マットを常温浸出して、含まれているニッケルの大部
分を選択的に且つ経済的に抽出する方法を提供するにあ
る。
図1及び2は夫々水溶液中の鉄濃度及び銅濃度を常圧浸
出時間及び酸素吹込みの関数として示す曲線であり、図
3はpHを4.4%鉄を含むニッケルー銅硫化物マット
の常圧浸出時間の関数として示す曲線であり、図4はp
Hを浸出時間の関数として、鉄の予備浸出、酸素の吹込
み、および空気のみによって影響されるのを示す一群の
曲線を示す。
出時間及び酸素吹込みの関数として示す曲線であり、図
3はpHを4.4%鉄を含むニッケルー銅硫化物マット
の常圧浸出時間の関数として示す曲線であり、図4はp
Hを浸出時間の関数として、鉄の予備浸出、酸素の吹込
み、および空気のみによって影響されるのを示す一群の
曲線を示す。
そして図5はこの発明の一具体例を遂行する好ましいフ
ローシートを示したものである。
ローシートを示したものである。
概括的に述べれば、化学量論的に少ない硫黄を含むニッ
ケルー銅硫化物マットの如き、含ニツケル硫化物マット
の細粉にしたものを浸出するためにこの方法が提供され
たものである。
ケルー銅硫化物マットの如き、含ニツケル硫化物マット
の細粉にしたものを浸出するためにこの方法が提供され
たものである。
この発明の方法は、好ましくは重量にして20%乃至7
5%ニッケル、5%乃至50℃銅、4%以上乃至20%
硫黄、0.5%以上乃至20℃鉄を含み、そのうちニッ
ケル、銅及び硫黄含有量の総計がマット組成の少なくも
80%を占め、残りが脈石又はステップ及び随伴不純物
であり、マット中の硫黄の量がマットに含まれる金属値
と結合するに化学量論的に要求される量よりは少なく、
又Nl3S2の形でニッケルと結合するに必要とされる
量を実質的に超えないような微粒含ニツケル硫化物マッ
トを浸出する方法である。
5%ニッケル、5%乃至50℃銅、4%以上乃至20%
硫黄、0.5%以上乃至20℃鉄を含み、そのうちニッ
ケル、銅及び硫黄含有量の総計がマット組成の少なくも
80%を占め、残りが脈石又はステップ及び随伴不純物
であり、マット中の硫黄の量がマットに含まれる金属値
と結合するに化学量論的に要求される量よりは少なく、
又Nl3S2の形でニッケルと結合するに必要とされる
量を実質的に超えないような微粒含ニツケル硫化物マッ
トを浸出する方法である。
鉄の含有量のために、装入物を調整するために特別のス
テップをとるが、それにはマットをその固相一液相線温
度よりは少なくも10℃は高いが、マットの沸点よりは
低い温度から、その溶融状態より急冷して粒状にする。
テップをとるが、それにはマットをその固相一液相線温
度よりは少なくも10℃は高いが、マットの沸点よりは
低い温度から、その溶融状態より急冷して粒状にする。
次にマットを細粉にして少なくも重量で50%が270
メツシユ篩(米国標準)を通過するものに相等する粒度
とする。
メツシユ篩(米国標準)を通過するものに相等する粒度
とする。
しかし乍ら、浸出中小適当な発泡なしに求望通りの溶解
が保証さイ′シる程度にマットが細かに粉砕されさえす
るならば、マットの粒度としては上記の値に限定するも
のではない。
が保証さイ′シる程度にマットが細かに粉砕されさえす
るならば、マットの粒度としては上記の値に限定するも
のではない。
マットは粉砕して200メツシユで通過50%にしたも
のを用いる。
のを用いる。
成る例に於ては、浸出方法は上記細粉にしたマットの水
のパルプ、例えば5%乃至65%、典型的には15%ソ
リッド密度のパルプとなし、これにpHが2を超えぬよ
うに充分の硫酸を含んだ銅電解廃液を加える。
のパルプ、例えば5%乃至65%、典型的には15%ソ
リッド密度のパルプとなし、これにpHが2を超えぬよ
うに充分の硫酸を含んだ銅電解廃液を加える。
適当なパルプの範囲は10%乃至40%である。
概括的に述べれば、パルプはpHが5を超すに至るまで
浸出し、溶液から銅及び鉄を確実に除く。
浸出し、溶液から銅及び鉄を確実に除く。
成る好ましい例では、パルプを第1段階の常圧浸出ステ
ップに付して、パルプに空気を吹きこんで、pHが3.
5乃至4.5の範囲になるまでマットから選択的に可溶
性ニッケルの浸出を行う。
ップに付して、パルプに空気を吹きこんで、pHが3.
5乃至4.5の範囲になるまでマットから選択的に可溶
性ニッケルの浸出を行う。
温度は沸点以下で、60℃乃至95℃までの範囲である
。
。
後で述べるもう一つの例では、マットを常圧浸出に付す
る前に空気を吹き込まずに先ず選択的に予備浸出を行い
、マットから大部分の量の鉄を除く。
る前に空気を吹き込まずに先ず選択的に予備浸出を行い
、マットから大部分の量の鉄を除く。
上に述べたように、浸出溶液は常圧浸出の開始の間はp
Hが2を超えてはならない。
Hが2を超えてはならない。
一般的に述べれば溶液のpHは1よりも小さい。
しかしながら低pHから開始する必要はない。
例えばpHが2以上例えば3.5乃至4.5の廃棄硫酸
銅−鉄溶液を使用することもできるが、この液中では鉄
は第一鉄の状態であり、空気を吹きこむ間に第一鉄イオ
ンが第二鉄イオンに酸化されその間に加水分解して不溶
の水酸化第二鉄を生ずるに至り、為に遊離硫酸を液中に
生ずる。
銅−鉄溶液を使用することもできるが、この液中では鉄
は第一鉄の状態であり、空気を吹きこむ間に第一鉄イオ
ンが第二鉄イオンに酸化されその間に加水分解して不溶
の水酸化第二鉄を生ずるに至り、為に遊離硫酸を液中に
生ずる。
斯くして、このような溶液のpHは、浸出用の遊離酸を
生せしめる為に空気吹込みが始まると、まもなく2以下
に下がり得る。
生せしめる為に空気吹込みが始まると、まもなく2以下
に下がり得る。
更に、裸銅電解系統から出る電解廃液は高濃度の酸(低
pH)を含み、そのpHは希釈に依って高めることがで
き、例えば電解廃液を常圧浸出の為にくり返す前に前述
の廃棄溶液と混合する。
pH)を含み、そのpHは希釈に依って高めることがで
き、例えば電解廃液を常圧浸出の為にくり返す前に前述
の廃棄溶液と混合する。
斯くして、この発明の1利点は、この工程によれば廃棄
の硫酸ニッケルー銅−鉄溶液が好都合に使われ得ること
にある。
の硫酸ニッケルー銅−鉄溶液が好都合に使われ得ること
にある。
好ましい具体例の第1段階の常圧浸出ステップにつづい
て、パルプは上記空気吹き込みを、空気より強力な酸化
剤例えば酸素(或いはMnO4’−*5208′−1そ
の他)に変えることにより、第2段階の常圧浸出ステッ
プに付せられる。
て、パルプは上記空気吹き込みを、空気より強力な酸化
剤例えば酸素(或いはMnO4’−*5208′−1そ
の他)に変えることにより、第2段階の常圧浸出ステッ
プに付せられる。
これによって硫化物マットの常圧浸出が更に完全に行わ
れるが、−が5以上に上ることで判る。
れるが、−が5以上に上ることで判る。
これにより一般に溶液中の銅及び鉄が夫々20 ppm
以下、そして通常は10 ppm以下に減ることになる
。
以下、そして通常は10 ppm以下に減ることになる
。
ここに得られた溶液はニッケル回収のため上記ソリッド
(残渣)より分離される。
(残渣)より分離される。
希望によっては酸化剤として空気を用い、このソリッド
を硫酸溶液で高圧浸出に付するが、この酸のpHは2よ
りも小さく、浸出はゲージ気圧で約14ky/ci乃至
50kg/cIILの超高圧の下で、175℃乃至20
5℃の温度で行われ、それによって浸出残渣と、大部分
の量の銅とニッケルを含んだ濃浸出後液とになり、この
濃浸出後液はこの残渣より分離されて、裸銅電解によっ
て溶液から大部分の銅を除去し、ここに得られた電解廃
液は第1常圧浸出ステツプにくり返し使用される。
を硫酸溶液で高圧浸出に付するが、この酸のpHは2よ
りも小さく、浸出はゲージ気圧で約14ky/ci乃至
50kg/cIILの超高圧の下で、175℃乃至20
5℃の温度で行われ、それによって浸出残渣と、大部分
の量の銅とニッケルを含んだ濃浸出後液とになり、この
濃浸出後液はこの残渣より分離されて、裸銅電解によっ
て溶液から大部分の銅を除去し、ここに得られた電解廃
液は第1常圧浸出ステツプにくり返し使用される。
前に述べた如く、常圧浸出の更に一般的な方法は、反応
の完結を確実に速かにするため非常に低い鉄含有量のマ
ット装入物を要求する。
の完結を確実に速かにするため非常に低い鉄含有量のマ
ット装入物を要求する。
この発明の常圧浸出法を行うに当っては、我々は溶液の
pHが溶液中の銅と鉄を除くに充分な高さの水準に達し
た時をもって、反応は我々の目的にとっては完結したと
考えている。
pHが溶液中の銅と鉄を除くに充分な高さの水準に達し
た時をもって、反応は我々の目的にとっては完結したと
考えている。
我々が行った試験から、我我は常圧浸出中の最終の州は
5を超過した水準に達する筈であることを見出している
。
5を超過した水準に達する筈であることを見出している
。
例えば溶液の田が5.3に達した時は10 ppm以下
の銅となり、pHが5.5に達した時は10 ppm以
下の鉄となることを実験が示している。
の銅となり、pHが5.5に達した時は10 ppm以
下の鉄となることを実験が示している。
2段階の常圧浸出工程を採ると、このことはかなり速か
に得られる。
に得られる。
「かなり速かに」の語は、我々は常圧浸出の間に、−が
少なくも5又はそれ以上、例えば5.3乃至5.5に達
する為にとる時間と考えている。
少なくも5又はそれ以上、例えば5.3乃至5.5に達
する為にとる時間と考えている。
pH5或いはそれ以上に達せしめるためには、鉄の存在
の為に−が空気吹き込み中に4に達しそして4で殆んど
一定を保つ(止まる)に至った時は、酸素、MnO4”
(例えばKMnO4)或いは8208′(例えばNa
2S208)の如き、空気よりも強力な酸化剤を、pH
4に達した時に単に添加するのみで反応を進めることが
できることを我々は見出した。
の為に−が空気吹き込み中に4に達しそして4で殆んど
一定を保つ(止まる)に至った時は、酸素、MnO4”
(例えばKMnO4)或いは8208′(例えばNa
2S208)の如き、空気よりも強力な酸化剤を、pH
4に達した時に単に添加するのみで反応を進めることが
できることを我々は見出した。
もしもマットがここで述べた範囲内の多量の鉄を含む時
は、細粉にしたマットを希硫酸で予備浸出をした方がよ
い。
は、細粉にしたマットを希硫酸で予備浸出をした方がよ
い。
マットが、次に行われる常圧浸出の間に酸中和用の充分
の硫化ニッケルを供給するために20%ニッケル又はそ
れ以上の多量のニッケルを含むということは非常に重要
なことである。
の硫化ニッケルを供給するために20%ニッケル又はそ
れ以上の多量のニッケルを含むということは非常に重要
なことである。
マットの組成は、容易に細粉にし得るようなものでなけ
ればならない。
ればならない。
従って、硫黄含有量は4%以上でなければならず、又2
0%までもの範囲例えば10%乃至20%でよい。
0%までもの範囲例えば10%乃至20%でよい。
マットは、固相一液相線温度よりすくなくも10℃、で
きれば少なくも25℃上の温度で、且つ沸点より下の温
度の溶融温度から粒状にされることが重要である。
きれば少なくも25℃上の温度で、且つ沸点より下の温
度の溶融温度から粒状にされることが重要である。
固相一液相線温度より下で、比較的高鉄含有マットを粒
状化すると、酸を消費する点でN1aS2よりも効果的
でない(Ni 、Fe )s S4相を生じると信ぜら
れている。
状化すると、酸を消費する点でN1aS2よりも効果的
でない(Ni 、Fe )s S4相を生じると信ぜら
れている。
マットを固相一液相線温度より上の温度で粒状にすると
、−見大部分の鉄は比較的不活性の銅フェライトとして
偏析するが、これは反応速度には殆んど害はない。
、−見大部分の鉄は比較的不活性の銅フェライトとして
偏析するが、これは反応速度には殆んど害はない。
しかし我々は前述の理論にこだわろうとは思わない。
例えば、1.25%Fe、34.8%Ni、41.6%
Cu及び16.8%Sを含むマットを930℃(固相一
液相線温度の直下)で粒状にした。
Cu及び16.8%Sを含むマットを930℃(固相一
液相線温度の直下)で粒状にした。
硫酸を用いた常圧浸出を完結する(即ち−が5.5に達
する)時間は440分であった。
する)時間は440分であった。
しかるに一方では、1060°C(固相一液相線温度よ
り上)で粒状にした同じマットを浸出する時間は、pH
515に達するのに僅か230分要したのみであった。
り上)で粒状にした同じマットを浸出する時間は、pH
515に達するのに僅か230分要したのみであった。
pH5又はそれ以上にまで反応を遂行せしめると、銅と
鉄の加水分解は確実であり、この両元素の低い最終ニッ
ケル溶液が得られる。
鉄の加水分解は確実であり、この両元素の低い最終ニッ
ケル溶液が得られる。
例えば4%もの高い鉄含有量のマットについては、常圧
浸出中におけるソリッドパーセントは、常圧浸出におい
ては第一鉄イオンがひきとめ効果をもっているので、余
分の第一鉄イオンを溶液中に投ぜぬよう、あまり高くシ
てはならない。
浸出中におけるソリッドパーセントは、常圧浸出におい
ては第一鉄イオンがひきとめ効果をもっているので、余
分の第一鉄イオンを溶液中に投ぜぬよう、あまり高くシ
てはならない。
我々は10%乃至25%の残渣ソリッドを含むパルプが
適当であることを見出した。
適当であることを見出した。
常圧浸出に及ぼすマット中の鉄含有量の効果を、バーマ
ングワトー・コンセション・リミテッド;ビーシーエル
(Bamangwato ConcessionL t
d ; BCL)より得たマットに種々の量の鉄を加え
た一連の組成のマットを準備して測定した。
ングワトー・コンセション・リミテッド;ビーシーエル
(Bamangwato ConcessionL t
d ; BCL)より得たマットに種々の量の鉄を加え
た一連の組成のマットを準備して測定した。
典型的BCL−7ツトは、0.2%Fe、16.4%8
140%Ni、39.5%Cuに、残りは夫々0.5%
以下の各種不純物を含む低鉄含有のマットである。
140%Ni、39.5%Cuに、残りは夫々0.5%
以下の各種不純物を含む低鉄含有のマットである。
一般的には、BCL型マットは16乃至20%8120
%以上のCu、20%以上のNiの分析値であり、ニッ
ケル、銅及び硫黄の含有量の合計は80%を超え、普通
には少なくとも90%であり。
%以上のCu、20%以上のNiの分析値であり、ニッ
ケル、銅及び硫黄の含有量の合計は80%を超え、普通
には少なくとも90%であり。
各不純物は0.5%及びそれ以下である。
鉄含有量を異にして得られたマットは次に示す通りであ
る。
る。
各マットは溶融され、1372℃の温度に上げられ、炭
素の添加により酸化が防がれた。
素の添加により酸化が防がれた。
各融体はこの組成の固相一液相線温度のすぐ下の温度で
ある930℃の温度から水のスプレィ中で急冷せられて
粒状にせられた。
ある930℃の温度から水のスプレィ中で急冷せられて
粒状にせられた。
粒状となったマットは次に270メツシュ下75%、4
00メツシュ下50%(米国標準)に粉砕した。
00メツシュ下50%(米国標準)に粉砕した。
各浸出試験では、319/l(リットル中のグラム数)
Ni、 229/ lCu及び469/lH2SO
4を含む浸出剤450−より成る溶液を75℃に熱し、
42 Orpm でかきまわしながら空気を580m1
/分で吹きこんだ。
Ni、 229/ lCu及び469/lH2SO
4を含む浸出剤450−より成る溶液を75℃に熱し、
42 Orpm でかきまわしながら空気を580m1
/分で吹きこんだ。
この溶液は電解廃液の代表例で、含まれる遊離酸のため
に田は1である。
に田は1である。
浸出を開始する時は、溶液450−に117.6グラム
のマットを加えた(20.7%ソリッド)。
のマットを加えた(20.7%ソリッド)。
浸出を行っている間に6乃至10個の試料(各2rIL
l)が採取された。
l)が採取された。
銅と鉄が殆んど除かれた時に試験は完了したと考えられ
たが、それは−が5.5までの時に起きた。
たが、それは−が5.5までの時に起きた。
マットが固相一液相線温度より下の温度から粒状にされ
た時は浸出時間に及ぼす鉄の悪影響は次の如く表■から
明らかである。
た時は浸出時間に及ぼす鉄の悪影響は次の如く表■から
明らかである。
ここで判るように、固相一液相線温度の下で急’/+L
、たマットについては、マット中の鉄含有量が高い程、
銅及び鉄を除くための浸出時間が長くなる。
、たマットについては、マット中の鉄含有量が高い程、
銅及び鉄を除くための浸出時間が長くなる。
0.3%の鉄を含むマットについて、浸出溶液中の第一
鉄イオンの影響もまた1リツトル中O乃至8グラムの濃
度について測定された。
鉄イオンの影響もまた1リツトル中O乃至8グラムの濃
度について測定された。
鉄の濃度が0の場合は浸出時間は3時間(pH5,3)
; ’)ットル中4グラムの時は3.8時間(pi−
15,3);そしてリットル中8グラムの時は4時間(
pH5,3)であった。
; ’)ットル中4グラムの時は3.8時間(pi−
15,3);そしてリットル中8グラムの時は4時間(
pH5,3)であった。
固相一液相線温度より上から急冷した同じ低鉄含有量の
マットはpH5,3に達するのに5.8時間以上費した
。
マットはpH5,3に達するのに5.8時間以上費した
。
従って、マット中の鉄と溶液中の鉄が浸出時間に悪く影
響することが判る。
響することが判る。
浸出溶液中で−が5.3に達すると、溶液中の銅の殆ん
ど全部が除かれる。
ど全部が除かれる。
しかしながら、空気より強い酸化剤が用いられた場合は
、鉄がもつと能率的に溶液から除かれることが観察され
た。
、鉄がもつと能率的に溶液から除かれることが観察され
た。
試験の結果は、その開始の段階でpH4までは空気を用
い、次に02又はKMnO4の如き空気より強い酸化剤
にそれを変えると殆んど全ての鉄が、而も大へん速い速
度で除かれることを示している(図4を見よ)。
い、次に02又はKMnO4の如き空気より強い酸化剤
にそれを変えると殆んど全ての鉄が、而も大へん速い速
度で除かれることを示している(図4を見よ)。
種々の鉄含有量のマットに関して、硫酸ニッケルー硫酸
銅−硫酸溶液を用いて、今までに述べたことに関して得
た結果を一括して次の表■に示す。
銅−硫酸溶液を用いて、今までに述べたことに関して得
た結果を一括して次の表■に示す。
*空気はpi(4まで用い、次に02に替えた。
**空気は最終まで用いたが、pH4の時にKMno
4を添加した。
4を添加した。
明らかに、pHが4に達した後で溶液に空気より強い酸
化剤を加えると、鉄は銅ととも大部分、しかももつと効
果的に、20 ppm より小さく、例えば10 pp
mにまで除かれる。
化剤を加えると、鉄は銅ととも大部分、しかももつと効
果的に、20 ppm より小さく、例えば10 pp
mにまで除かれる。
図1と2は同一実験の異なった面を示している。
この銅及び鉄の濃度の時間に対する変化は、pH4の点
で酸素を添加または添加せぬ試験を行った各図の曲線が
示している。
で酸素を添加または添加せぬ試験を行った各図の曲線が
示している。
何れの場合も、水溶性鉄の殆んどは第一鉄の酸化状態で
ある。
ある。
図1(鉄)及び図2(銅)から判るように、pH4で酸
素を添加すると浸出時間は半分(約4乃至4.5時間)
に減少するが、これは空気のみを使用した場合は反応は
希望のpHに達するのに9時間もかかるのに、酸素を添
加した場合はpH5,5は半分の時間で達し。
素を添加すると浸出時間は半分(約4乃至4.5時間)
に減少するが、これは空気のみを使用した場合は反応は
希望のpHに達するのに9時間もかかるのに、酸素を添
加した場合はpH5,5は半分の時間で達し。
溶液中の銅及び鉄はO,o 1 g/l(10ppm)
の水準にまで除かれるという事実で明らかにされている
。
の水準にまで除かれるという事実で明らかにされている
。
これと関連して、マットが4.4%の鉄を含み、又マッ
トが固相−液相線温度即ち1060℃より高いところか
ら急冷された場合に常圧浸出中pHが変化することを示
す図3が示されている。
トが固相−液相線温度即ち1060℃より高いところか
ら急冷された場合に常圧浸出中pHが変化することを示
す図3が示されている。
しかし乍ら、酸化剤として空気のみが用いられた場合は
、全浸出時間は10時間で、その時間の半分はpl(4
で費やされることに注目したい。
、全浸出時間は10時間で、その時間の半分はpl(4
で費やされることに注目したい。
即ち、第1段階の浸出の間に、高鉄含有マットに対して
はpH4で浸出が止まり或いは停滞する。
はpH4で浸出が止まり或いは停滞する。
しかし他方、第2段階で、pH4で浸出溶液に酸素が添
加されると、図3から見られるように、反応が極めて速
かに進行する。
加されると、図3から見られるように、反応が極めて速
かに進行する。
これは、■がすぐに5.5になり、反応が明らかに速か
に約半分の時間すなわち5時間で完結するという事実が
証明している。
に約半分の時間すなわち5時間で完結するという事実が
証明している。
第1没偕の浸出中に溶液がpH3,5乃至4.5に達し
たならば、何時でも強酸化剤を浸出液に加えてよい。
たならば、何時でも強酸化剤を浸出液に加えてよい。
加える酸化剤の量は一般にはマット中の鉄の量及び或い
は溶液中の第一鉄イオン量を基として化学量論的基礎の
上で定める。
は溶液中の第一鉄イオン量を基として化学量論的基礎の
上で定める。
一般的には化学量論的に余分の量が加えられねばならな
い。
い。
例えば、KMno 4を用いて第一鉄イオンを第二鉄イ
オンに酸化する場合、浸出液がpH4に達した後第二段
階でKMnO4が加えられると、浸出時間は9.8時間
(空気のみ)から4.8時間へと減少した。
オンに酸化する場合、浸出液がpH4に達した後第二段
階でKMnO4が加えられると、浸出時間は9.8時間
(空気のみ)から4.8時間へと減少した。
ニッケルを選択的に溶解するために常圧浸出に付する前
に、高鉄含有マットを第1に予備浸出を行って、マット
に含まれる鉄の大部分を除去することが望ましい。
に、高鉄含有マットを第1に予備浸出を行って、マット
に含まれる鉄の大部分を除去することが望ましい。
1つの試験で4.4%鉄マットをpH2,5の希硫酸を
用い、空気の吹きこみなしに90℃(50ソリツド)で
予備浸出を行ったが、所要時間は2時間であった。
用い、空気の吹きこみなしに90℃(50ソリツド)で
予備浸出を行ったが、所要時間は2時間であった。
得られた結果は次の通りである。浸出中特に濾過中に幾
らかのH2Sを発生した。
らかのH2Sを発生した。
予備浸出を行った場合と行わない場合における常圧浸出
の結果は図4中で比較されている。
の結果は図4中で比較されている。
図4に示す試験(1)の場合、マットは先ず上に述べた
ように2乃至4時間第1の予備浸出を行い、pH4に達
するまでは酸化剤として空気を用いながら最初に述べた
溶液(即ち31g/nNi、229/11Cu、及び4
6g/1H2SO4)を用いて、この予備浸出をしたマ
ットを常圧浸出した。
ように2乃至4時間第1の予備浸出を行い、pH4に達
するまでは酸化剤として空気を用いながら最初に述べた
溶液(即ち31g/nNi、229/11Cu、及び4
6g/1H2SO4)を用いて、この予備浸出をしたマ
ットを常圧浸出した。
空気は酸素に変えられて、浸出は田が5を超えるまでつ
づけられた。
づけられた。
明らかに判るように、この試験が最もよい結果を示し、
反応は約4時間で完結(pH5,5)した。
反応は約4時間で完結(pH5,5)した。
予備浸出をしない試験(2)では、溶液の−が4に達し
た時に空気を酸素に変えた。
た時に空気を酸素に変えた。
良い結果は得たが、この試験は試験(1)よりも少々時
間が長びいた。
間が長びいた。
試験(3)と(4)についていえば、試験(4)では空
気のみで5以上の田に達するのに9乃至10時間かかっ
たのに、予備浸出プラス空気を使用した試験(3)では
浸出は6時間に少しばかり足りない程度で完了した。
気のみで5以上の田に達するのに9乃至10時間かかっ
たのに、予備浸出プラス空気を使用した試験(3)では
浸出は6時間に少しばかり足りない程度で完了した。
この図に見られるように、予備浸出プラス空気は空気の
みよりも著しい改善となる。
みよりも著しい改善となる。
従って広い見地に於ては、この発明は高鉄含有マットを
その固相一液相線温度の上から第1の急冷を行い、つづ
いてマットを酸化剤として空気を用いて田が5以上得ら
れるまで常圧浸出するにある。
その固相一液相線温度の上から第1の急冷を行い、つづ
いてマットを酸化剤として空気を用いて田が5以上得ら
れるまで常圧浸出するにある。
時間が重要な場合はむしろ、第1段階の常圧浸出に於て
、pHが大体4に達するまで浸出し、次に第2段階で空
気を空気よりも強い酸化剤に変えて反応を完了して田を
5以上になし、銅と鉄の両者を大部分除くことが望まし
い。
、pHが大体4に達するまで浸出し、次に第2段階で空
気を空気よりも強い酸化剤に変えて反応を完了して田を
5以上になし、銅と鉄の両者を大部分除くことが望まし
い。
この発明の最も好ましい態様は、粉砕したマットをpH
の範囲1乃至3の希硫酸中で、20%乃至60%ソリッ
ドのパルプ密度として第1の予備浸出を行い、次に常圧
浸出を行って選択的にニッケルを溶解し、溶液から銅及
び鉄を除き、その間液中にあった遊離酸の大部分を消費
する。
の範囲1乃至3の希硫酸中で、20%乃至60%ソリッ
ドのパルプ密度として第1の予備浸出を行い、次に常圧
浸出を行って選択的にニッケルを溶解し、溶液から銅及
び鉄を除き、その間液中にあった遊離酸の大部分を消費
する。
好ましい具体例に於て前に述べた如く、2つの常圧浸出
ステップが用いらへ第1段階ではpHが4まで空気を用
い、第2段階に於ては上記pHになったとき空気の代り
にもつと強い酸化剤を加える。
ステップが用いらへ第1段階ではpHが4まで空気を用
い、第2段階に於ては上記pHになったとき空気の代り
にもつと強い酸化剤を加える。
この酸化剤は02 p Mn041− p S20g”
−その他これに類するものを含めた酸化剤で、溶液中の
イオンをより高い原子価の状態に酸化するどんな衆知の
酸化剤でもよい。
−その他これに類するものを含めた酸化剤で、溶液中の
イオンをより高い原子価の状態に酸化するどんな衆知の
酸化剤でもよい。
浸出速度とマット中の鉄含有量との間の関係は表■に明
確に示されている。
確に示されている。
マット中に鉄が4%以上あると常圧浸出ではpH5,5
に達するに要する時間は3倍以上になる。
に達するに要する時間は3倍以上になる。
浸出に供したマットが固相一液相線温度の下の温度で急
冷して粒状にされた場合、低鉄含有マット’ (< 0
.5%)を89/lの第一鉄イオンを含む溶液を用いて
浸出すると、溶液中のこの鉄の存在の為に浸出時間は約
3分の1も増加する。
冷して粒状にされた場合、低鉄含有マット’ (< 0
.5%)を89/lの第一鉄イオンを含む溶液を用いて
浸出すると、溶液中のこの鉄の存在の為に浸出時間は約
3分の1も増加する。
前に述べたが、高鉄含有マットを固相一液相線温度より
も下の温度から急冷して粒状にした場合は、鉄はNt3
S2の格子に入り込み、鉄の加水分解に依って発生した
酸を消費するN i3 S2化合物の能力を低めると信
じられている。
も下の温度から急冷して粒状にした場合は、鉄はNt3
S2の格子に入り込み、鉄の加水分解に依って発生した
酸を消費するN i3 S2化合物の能力を低めると信
じられている。
最も起るらしい一連の反応は次の通りである:
酸素の添加(図3に注目)は反応(3)を強制的に右に
進めて鉄の混在しているマットを活性化する。
進めて鉄の混在しているマットを活性化する。
ソシて、反応(2)によって発生した過剰の酸はこの反
応で消費せられ、これによって溶液のpHが約5以上、
例えば5.5にまで上るようになる。
応で消費せられ、これによって溶液のpHが約5以上、
例えば5.5にまで上るようになる。
マット中の鉄による長い常圧浸出持続時間は利点もある
。
。
例えば、反応(1)及び(2)は反応が進むための時間
がより長くとれることになり、従って鉄を少なく(表■
を見よ)含む最終溶液を生ずる。
がより長くとれることになり、従って鉄を少なく(表■
を見よ)含む最終溶液を生ずる。
一般的に、このためにニッケルが一層溶は易いことにな
る。
る。
予備進出によって溶解した鉄の大部分は最初の1時間又
は2時間の浸出中に溶解されたものであることは注目す
べきである。
は2時間の浸出中に溶解されたものであることは注目す
べきである。
表■のデータは2時間以上の予備浸出をしても殆んど効
果がないことを示している。
果がないことを示している。
前にも述べたが、予備浸出のみ(図4)でも常圧浸出時
間を短縮するのに効果がある。
間を短縮するのに効果がある。
しかし乍ら、ここで述べたように、常圧浸出の第1段階
の間に、pHが4に達した後に強力な酸化剤を用いる等
信の注意を払いさえすれば、鉄の予備浸出段階を用いず
して望み通りの結果を得ることができる。
の間に、pHが4に達した後に強力な酸化剤を用いる等
信の注意を払いさえすれば、鉄の予備浸出段階を用いず
して望み通りの結果を得ることができる。
鉄の予備浸出段階を用いるこの発明の適宜の具体化を示
すものとして図5のフローシートと関連して次の例をあ
げる。
すものとして図5のフローシートと関連して次の例をあ
げる。
例
34.4%Ni、40.8%Cu、17.2%S、4.
4%Fe及び残分として脈石又はスラッグ及び痕跡の不
純物を含む、含ニツケル硫化物マットを準備した。
4%Fe及び残分として脈石又はスラッグ及び痕跡の不
純物を含む、含ニツケル硫化物マットを準備した。
マットを溶融し、1372℃の温度に上げ、炭素を加え
て酸化を防止し、固相一液相線温度は980℃であるが
、固相一液相線温度より高い温度1060℃から水のス
プレィ中で粒状にした。
て酸化を防止し、固相一液相線温度は980℃であるが
、固相一液相線温度より高い温度1060℃から水のス
プレィ中で粒状にした。
図5については、マットの粒状化につづいて、それを湿
式ボールミルにかけ、400メツシュ下50%の粒度に
粉砕した。
式ボールミルにかけ、400メツシュ下50%の粒度に
粉砕した。
しかし乍ら、上記のね度に制限をするものではない。
希硫酸を用いてpH2,5の50%ソリッドのパルプを
作り、10の工程(図5)で、2時間90℃でパルプの
予備浸出を行う。
作り、10の工程(図5)で、2時間90℃でパルプの
予備浸出を行う。
予備浸出につづいて、浸出したパルプはソリッド−液体
分離工程11に送られ、予備浸出液は分離せられ、そし
て液は鉄除去工程12に送られ、鉄は空気とNH3とを
用いて沈殿せられるが、ソリッドは第1段階の常圧浸出
工程13にゆき、ここでソリッドは図に示されるように
、くり返しの電解廃液13Aと混合され、15%ソリッ
ドのパルプとなる。
分離工程11に送られ、予備浸出液は分離せられ、そし
て液は鉄除去工程12に送られ、鉄は空気とNH3とを
用いて沈殿せられるが、ソリッドは第1段階の常圧浸出
工程13にゆき、ここでソリッドは図に示されるように
、くり返しの電解廃液13Aと混合され、15%ソリッ
ドのパルプとなる。
くり返しの電解廃液は22 g/llCu 、3.2
g/ 1Ni1及び45g/1H2S04を含み、pH
は1、温度は75°Cであった。
g/ 1Ni1及び45g/1H2S04を含み、pH
は1、温度は75°Cであった。
浸出中はpHが5を超えるに至るまでは空気を吹き込ん
だ。
だ。
pHが4に達するまでは第1段階で浸出を行う2段階浸
出を用いるのが好ましい。
出を用いるのが好ましい。
次に空気を酸素に変えパルプを第2段階の浸出に付する
が、フローシート中の14に示す。
が、フローシート中の14に示す。
鉄除去工程12からでた鉄の低濃度の液は第2段階の常
圧浸出工程に加えることができる。
圧浸出工程に加えることができる。
pHが5以上例えば5.3乃至5.5に達したならば、
工程15で残存する浸出残渣を常圧浸出液より分離する
が、pHが約5.5で、銅及び鉄各々20 ppm以下
の液は、工程16のニッケル回収に向けて送られる。
工程15で残存する浸出残渣を常圧浸出液より分離する
が、pHが約5.5で、銅及び鉄各々20 ppm以下
の液は、工程16のニッケル回収に向けて送られる。
第1及び第2段階の常圧浸出工程で残った残渣はオート
クレーブに於ける高圧浸出工程17に送られる。
クレーブに於ける高圧浸出工程17に送られる。
パルプは20%ソリッドに作られるが、酸と水は残渣1
kg当り硫酸0.25k19でpHが2以下となるよう
加えられる。
kg当り硫酸0.25k19でpHが2以下となるよう
加えられる。
パルプは175℃乃至205℃、ゲージ圧力で14.1
kg/cyrt乃至63.3kg/−の高温高圧下で
の酸化浸出工程に付するが、浸出時間は30分である。
kg/cyrt乃至63.3kg/−の高温高圧下で
の酸化浸出工程に付するが、浸出時間は30分である。
濃浸出後液は20乃至40g/lNi 、40乃至60
g/ACu及び10乃至509/1H2SO4を含む。
g/ACu及び10乃至509/1H2SO4を含む。
濃浸出液は工程18で浸出残渣と分離し、ソリッドは送
り出して尾鉱とし、濃浸出後液はできれば裸銅電解工程
19送り、そこで大部分の銅は高品位の電気銅として回
収され、電解廃液は32g/lNi 、22g/lcu
、及び459/IJ硫酸を含んでいて、必要に応じ操作
補給水でうすめる。
り出して尾鉱とし、濃浸出後液はできれば裸銅電解工程
19送り、そこで大部分の銅は高品位の電気銅として回
収され、電解廃液は32g/lNi 、22g/lcu
、及び459/IJ硫酸を含んでいて、必要に応じ操作
補給水でうすめる。
廃液は前に説明したように、補給酸として第1段階の常
圧浸出にくり返し使用する。
圧浸出にくり返し使用する。
裸銅電解はよく知られているところであり、ここで細部
に立入る必要はない。
に立入る必要はない。
大まかに言えば、電解採取の前の、そして酸性にし希釈
した後の濃浸出後液は、一般には20乃至40g/lN
i 、40乃至60g/VCu及び10乃至50g/1
H2SO4を含む。
した後の濃浸出後液は、一般には20乃至40g/lN
i 、40乃至60g/VCu及び10乃至50g/1
H2SO4を含む。
補給酸として用いられる電解廃液は80 fl/1以下
のNi、0.1乃至80g/ACu及び1乃至100g
/1H2SO4を含む。
のNi、0.1乃至80g/ACu及び1乃至100g
/1H2SO4を含む。
次には本発明につき好ましい実施の態様について述べる
。
。
実施の態様(1)、特許請求の範囲(1)の方法におい
て、前記マットを細粉にした後、マットをまずpH1乃
至3で硫酸予備浸出に付してマットから大部分の鉄を除
き、それに続いて予備浸出したマットをpHが5.5に
達し溶液中の銅と鉄がいずれも20ppm以下に除かれ
るまで常圧浸出に付することを特徴とした鉄を含むマッ
トの常圧浸出方法。
て、前記マットを細粉にした後、マットをまずpH1乃
至3で硫酸予備浸出に付してマットから大部分の鉄を除
き、それに続いて予備浸出したマットをpHが5.5に
達し溶液中の銅と鉄がいずれも20ppm以下に除かれ
るまで常圧浸出に付することを特徴とした鉄を含むマッ
トの常圧浸出方法。
実施の態様(2、特許請求の範囲1の方法において、ニ
ッケルー銅硫化物残渣を高圧高温で硫酸浸出に付し、マ
ットから金属分を回収することを特徴とした鉄を含むマ
ットの常圧浸出方法。
ッケルー銅硫化物残渣を高圧高温で硫酸浸出に付し、マ
ットから金属分を回収することを特徴とした鉄を含むマ
ットの常圧浸出方法。
実施の態様(3)、特許請求の範囲2において、前記マ
ットを細分にした後、マットを先ずpH1乃至3で硫酸
予備浸出に付してマットから大部分の鉄を除去し、続い
て予備浸出したマットを前記第1および第2段階の常圧
浸出に付することを特徴とした鉄を含むマットの常圧浸
出方法。
ットを細分にした後、マットを先ずpH1乃至3で硫酸
予備浸出に付してマットから大部分の鉄を除去し、続い
て予備浸出したマットを前記第1および第2段階の常圧
浸出に付することを特徴とした鉄を含むマットの常圧浸
出方法。
実施の態様(4)、特許請求の範囲3において、前記マ
ットの細粉他に続いてマットをpH1乃至3で硫酸予備
浸出に付してマットから大部分の鉄を除去し、それに続
いて予備浸出したマットを前記第1および第2段階の常
圧浸出に付することを特徴とした鉄を含むマットの常圧
浸出方法。
ットの細粉他に続いてマットをpH1乃至3で硫酸予備
浸出に付してマットから大部分の鉄を除去し、それに続
いて予備浸出したマットを前記第1および第2段階の常
圧浸出に付することを特徴とした鉄を含むマットの常圧
浸出方法。
実施の態様(5)、特許請求の範囲3において、前記第
1段階の常圧浸出がpHの水準が4となるまで行われる
ことを特徴とする鉄を含むマットを常圧浸出方法。
1段階の常圧浸出がpHの水準が4となるまで行われる
ことを特徴とする鉄を含むマットを常圧浸出方法。
実施の態様(6)、特許請求の範囲3において、前記第
2段階の常圧浸出がpHの水準が5.3となるまで行わ
れ、その除銅及び鉄がおのおの20 ppm以下に減少
するようにした鉄を含むマットの常圧浸出方法。
2段階の常圧浸出がpHの水準が5.3となるまで行わ
れ、その除銅及び鉄がおのおの20 ppm以下に減少
するようにした鉄を含むマットの常圧浸出方法。
図1および2は本発明における水溶液中の鉄および銅の
濃度を示した図、図3は本発明の4.4%の鉄を含むマ
ットのpHの時間的変化を示した曲線を示した図、図4
は本発明におけるpHを浸出時間の関数として示した図
、図5は本発明の一実施例のフローチャートを示した図
である。 記号の説明二図5の10〜19は図中に説明しである。
濃度を示した図、図3は本発明の4.4%の鉄を含むマ
ットのpHの時間的変化を示した曲線を示した図、図4
は本発明におけるpHを浸出時間の関数として示した図
、図5は本発明の一実施例のフローチャートを示した図
である。 記号の説明二図5の10〜19は図中に説明しである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 120%乃至75%ニッケル、5%乃至50%銅、4%
以上乃至20%の範囲の化学量論的に少ない硫黄及び0
.5%以上乃至20%鉄を含み、ニッケル、銅及び硫黄
の含量が少くも80%である細粉にした含ニツケル硫化
物マットの浸出法であって、 このマットをその液相−固相線温度より少くも10℃高
い温度から溶融した融塊を急冷して粒状になった製品と
なし、 この粒状にしたマットを細粉となし、 この細粉にしたマットを常圧浸出に付して、2以下のp
Hをもつ硫酸を含む電解廃液を用いこの溶液中に空気を
吹きこんでマットからニッケルを選択的に溶解せしめる
が、その際この常圧浸出は時間を充分にとって行い、溶
液のpHが5以上に達し、液中の銅と鉄とを実質的に減
少させ、ニッケルを含んだ濃浸出後液とニッケルー銅硫
化物残渣ができあがるようにし、そして次にニッケルを
回収する為に残渣から濃浸出後液を分離するようにした
ことを特徴とする鉄を含むマットの常圧浸出方法。 2 20%乃至75%ニッケル、5%乃至50%銅、4
%以上乃至20%の範囲の化学量論的に少ない硫黄及び
0,5%以上乃至20%鉄を含み、ニッケル、銅及び硫
黄含有量の合計が少くも80%である、細粉にした含ニ
ツケル硫化物マットを浸出する方法であって、 このマットをその液相−固相線温度よりも少くも10℃
高い温度から溶融したマットを急冷して粒状になった製
品となし、 この粒状となったマットを細粉にし、 このマットを第1段階の常圧浸出ステップに付し、その
中のニッケルを選択的に溶解するが、その際pH2以下
の充分な量の硫酸を含む銅電解廃液を用い、浸出の間、
この溶液の−が3.5乃至4.5の水準に達するまで溶
液に空気を吹きこみ、 次にこのマットを、前記空気吹きこみを酸素、M n
O+ 1−及び8208′−よりなる群から選んだ空気
より強い酸化剤に変えて第2段階の常圧浸出ステップに
付し、これによって田が5以上になることで示されるよ
うに、常圧浸出を一層完全なものにし、これによってニ
ッケルを含む濃浸出後液とニッケルー銅含有残渣とを得
、 ニッケルを回収する為に残渣より濃浸出後液を分離し、 そしてこのニッケルー銅含有残渣を高温高圧で硫酸浸出
ステップに付し、残渣より金属分を回収することを特徴
とする鉄を含むマットの常圧浸出方法。 3 重量にして20%乃至75%ニッケル、5%乃至5
0%銅、4%以上乃至20%硫黄、0.5%以上乃至2
0%鉄を含み、ニッケル、銅及び硫黄含有量の合計量は
少くもマット組戒の80%であり、マット中の硫黄量は
マット中の金属分と結合するのに化学量論的に要求され
る量よりは少く、又Nt3S2としてニッケルと結合す
るに必要とされる量を実質的に超えない量であるような
細粉にした含ニツケル硫化物マットを浸出する方法であ
って、 固相一液相線温度より少くも10’C高い温度から溶融
したマットを急冷して、上述のマットを粒状とした製品
として提供し、 このマットを細粉にして、重量にして少くも50%が2
00メツシユを通過する粒度になし、この細粉にしたマ
ットを5%乃至65%の範囲のソリッド密度の水性パル
プとなし、pHを2以下にするのに充分な多量の硫酸を
含む電解廃液をこのパルプに加え、 このパルプを65℃乃至95℃で第1段階の常圧浸出ス
テップに付し、パルプに空気を吹きこんでpHが3.5
乃至4.5の範囲に到達するまで可溶性ニッケルの浸出
を行い、 次にこの浸出したパルプを、前記空気吹きこみを酸素、
Mn 04 l−″及び5208′−より成る群より選
んだ空気より強い酸化剤に変えることにより、上述の温
度範囲で第2段階の常圧浸出ステップに付し、これによ
って−が5以上になることで示されるように、この常圧
浸出を更に完全なものとなし、残渣としてニッケルー銅
含有ソリッドを供し、ニッケル回収の為にこのソリッド
から溶液を分離し、 次に酸化剤として空気を用いてこのソリッドを硫酸溶液
による高圧浸出に付するが、この酸の−は2より小さく
、浸出は175°C乃至250℃の温度とゲージ気圧テ
14.1 kg/cvY7”y至63.3 kg/cy
yfの超高圧で行われ、それによって浸出残渣と、殆ん
ど大部分の銅及びニッケルを含む濃浸出後液を生じ、 この残渣より濃浸出後液を分離し、その液から電解採取
によって大部分の銅を除去し、そしてそれによって電解
廃液を生じ、 そしてこの電解廃液を第1段階の常圧浸出ステツク プにくり返すようにしたことを特徴とする鉄を含むマッ
トの常圧浸出方法。
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