JPS5849272Y2 - 貯水槽における底版一体化構造 - Google Patents
貯水槽における底版一体化構造Info
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- JPS5849272Y2 JPS5849272Y2 JP12625979U JP12625979U JPS5849272Y2 JP S5849272 Y2 JPS5849272 Y2 JP S5849272Y2 JP 12625979 U JP12625979 U JP 12625979U JP 12625979 U JP12625979 U JP 12625979U JP S5849272 Y2 JPS5849272 Y2 JP S5849272Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は複数個のコンクリートセグメントを結合して
構成される貯水槽側壁と、コンクリートの現場打ちによ
って構成される底版とを一体化させる構造に関するもの
である。
構成される貯水槽側壁と、コンクリートの現場打ちによ
って構成される底版とを一体化させる構造に関するもの
である。
過密都市においては地震や火災等の非常時に備え地下に
貯水槽を築造しているが、最近は巨大地震やそれに伴う
大火災に備えてより竪固な貯水槽が要求されている。
貯水槽を築造しているが、最近は巨大地震やそれに伴う
大火災に備えてより竪固な貯水槽が要求されている。
ところでこの地下式貯水槽は従来、コンクリートを現場
打ちして構築するのが普通であったが、狭隘な敷地、工
期、コスト等の点から最近は貯水槽側壁を複数個に分割
されたコンクリートセグメントとして工場生産し、これ
を施工現場に運搬して組立てるという現場組立工法も多
く採用されている。
打ちして構築するのが普通であったが、狭隘な敷地、工
期、コスト等の点から最近は貯水槽側壁を複数個に分割
されたコンクリートセグメントとして工場生産し、これ
を施工現場に運搬して組立てるという現場組立工法も多
く採用されている。
しかしこの現場組立工法の場合でも巨大地震等に耐えら
れる竪固な貯槽構造とするために、底版だけはコンクリ
ートの現場打ち施工によって構築しているので、工場製
品である貯水槽側壁と現場施工である底版との継手部の
処理が問題となっている。
れる竪固な貯槽構造とするために、底版だけはコンクリ
ートの現場打ち施工によって構築しているので、工場製
品である貯水槽側壁と現場施工である底版との継手部の
処理が問題となっている。
この問題に対処するため従来は第11図に示すように、
貯水槽側壁10を構成するコンクリートセグメント1に
、該セグメント内面より長く突出したアンカー鉄筋2を
予め間隔的に埋込んでおいて、現場配筋の槽底組鉄筋3
を前記アンカー鉄筋2の突出部に結束した後、その槽底
配筋部にコンクリートを打設して、このコンクリート底
版4と貯水槽側壁10とを一体化さ、せる方法がとられ
ていた。
貯水槽側壁10を構成するコンクリートセグメント1に
、該セグメント内面より長く突出したアンカー鉄筋2を
予め間隔的に埋込んでおいて、現場配筋の槽底組鉄筋3
を前記アンカー鉄筋2の突出部に結束した後、その槽底
配筋部にコンクリートを打設して、このコンクリート底
版4と貯水槽側壁10とを一体化さ、せる方法がとられ
ていた。
しかし、このような底版一体化構造であると、次のよう
な問題があった。
な問題があった。
(1)上記アンカー鉄筋2はコンクリートセグメント1
を工場生産する時に、該セグメントの底版接合部位置に
長く突出した状態で埋設固定されるので、工場での横持
ち、貯槽施工現場への搬入及び積卸し等によって、曲っ
たり破損したりする恐れがあり、現場施工による槽底配
筋の取付けに困難をきたす。
を工場生産する時に、該セグメントの底版接合部位置に
長く突出した状態で埋設固定されるので、工場での横持
ち、貯槽施工現場への搬入及び積卸し等によって、曲っ
たり破損したりする恐れがあり、現場施工による槽底配
筋の取付けに困難をきたす。
(2)上記アンカー鉄筋2がセグメント1の内面に突出
しているため、セグメント1の取扱いが面倒であり、危
険である。
しているため、セグメント1の取扱いが面倒であり、危
険である。
(3)地上組立てされた貯水槽側壁10を中掘り工法に
より自重で沈下させる埋設方法を採用する場合、側壁1
0の内面に突出したアンカー鉄筋2が掘削の邪魔になり
、掘削機械を破損させたり、人力掘削による時には作業
者が負傷したりする危険性がある。
より自重で沈下させる埋設方法を採用する場合、側壁1
0の内面に突出したアンカー鉄筋2が掘削の邪魔になり
、掘削機械を破損させたり、人力掘削による時には作業
者が負傷したりする危険性がある。
この考案は上記従来の欠点を解消するためになされたも
ので、以下この貯水槽における底版一体化構造を第1図
〜第5図の図面に従い説明すれば次の通りである。
ので、以下この貯水槽における底版一体化構造を第1図
〜第5図の図面に従い説明すれば次の通りである。
第1図は地下埋設貯水槽の縦断面図、第2図はこの貯水
槽側壁の一部切欠斜視図を示すもので、この貯水槽側壁
10は円弧状に彎曲した複数個のセグメント(プレキャ
ストコンクリート製)1を結合して第2図の如く現場組
立てされるものであって、その構成要素である各コンク
リートセグメント1は従来と同様に工場生産されるが、
その際に各セグメント1の下端部(現場施工される底版
接合部位置)にインサート金物5がその一部をセグメン
ト1の内面に表出させて円周方向に適当な間隔で埋込み
固定される。
槽側壁の一部切欠斜視図を示すもので、この貯水槽側壁
10は円弧状に彎曲した複数個のセグメント(プレキャ
ストコンクリート製)1を結合して第2図の如く現場組
立てされるものであって、その構成要素である各コンク
リートセグメント1は従来と同様に工場生産されるが、
その際に各セグメント1の下端部(現場施工される底版
接合部位置)にインサート金物5がその一部をセグメン
ト1の内面に表出させて円周方向に適当な間隔で埋込み
固定される。
この個々のインサート金物5はねじ孔をもった上下一対
のターンバックル6 a 、6 bと、この両ターンパ
ルが取付けられたアングル部材7とから構成され、前記
ターンバックル6a、6bのねし孔端がセグメント1の
内面に表出するように第3図の如く埋込み固定されてい
る。
のターンバックル6 a 、6 bと、この両ターンパ
ルが取付けられたアングル部材7とから構成され、前記
ターンバックル6a、6bのねし孔端がセグメント1の
内面に表出するように第3図の如く埋込み固定されてい
る。
而して、工場製品である上記コンクリートセグメント1
は貯水槽施工現場に運搬され、そこで複数個のものが第
2図のように結合されて貯水槽側壁10を構成すること
上述した通りである。
は貯水槽施工現場に運搬され、そこで複数個のものが第
2図のように結合されて貯水槽側壁10を構成すること
上述した通りである。
そして施工現場で地上組立てされた貯水槽側壁10は地
盤の中掘り工法によって地中に自重沈下され、所定の埋
設位置まで沈下された所で、打ち固めた地盤上に栗石8
を敷き、その上に防水層9を施工した後、槽底鉄筋3を
組んでその槽底配筋部にコンクリートを現場打ちするこ
とにより、槽底版4を構成するのであるが、この場合上
記インサート金物5にそのターンバックル6a、6bの
ねし孔に螺込まれる雄ねし部をもった直状又は先端フッ
ク付きの鉄棒からなる多数の鉄筋取付金具12を止着し
、この鉄筋取付金具12に槽底配筋の組鉄筋3をそれぞ
れ結束して、打設コンクリート底版4と貯水槽側壁10
との結合一体化を図るものである。
盤の中掘り工法によって地中に自重沈下され、所定の埋
設位置まで沈下された所で、打ち固めた地盤上に栗石8
を敷き、その上に防水層9を施工した後、槽底鉄筋3を
組んでその槽底配筋部にコンクリートを現場打ちするこ
とにより、槽底版4を構成するのであるが、この場合上
記インサート金物5にそのターンバックル6a、6bの
ねし孔に螺込まれる雄ねし部をもった直状又は先端フッ
ク付きの鉄棒からなる多数の鉄筋取付金具12を止着し
、この鉄筋取付金具12に槽底配筋の組鉄筋3をそれぞ
れ結束して、打設コンクリート底版4と貯水槽側壁10
との結合一体化を図るものである。
第4図は鉄筋取付金具12に対する槽底組鉄筋3の結合
配筋状態を平面図で示しており、第3図はその配筋部に
コンクリートを現場打ちして底版4と貯水槽側壁10を
一体化させた結合状態を第1図のA部拡大図として示し
ている。
配筋状態を平面図で示しており、第3図はその配筋部に
コンクリートを現場打ちして底版4と貯水槽側壁10を
一体化させた結合状態を第1図のA部拡大図として示し
ている。
なお、上記実施例はコンクリートセグメント1に埋設固
定されるインサート金物5をターンバックル6 a 、
6 bと、アングル材7で構成した場合について述べた
が、このインサート金物5は第10図のような長ナツ)
5aに脚片5bを取付けた構成のものであってもよいし
、或いは第5図、第6図のような拡開インサート脚15
にコンクリートセグメント1の内面部に表出する袋状ナ
ツト部15aを設けた構成のものであってもよい。
定されるインサート金物5をターンバックル6 a 、
6 bと、アングル材7で構成した場合について述べた
が、このインサート金物5は第10図のような長ナツ)
5aに脚片5bを取付けた構成のものであってもよいし
、或いは第5図、第6図のような拡開インサート脚15
にコンクリートセグメント1の内面部に表出する袋状ナ
ツト部15aを設けた構成のものであってもよい。
また鉄筋取付金具12の構成も第3図、第4図に示すよ
うな棒状鉄筋に限定されるものではなく、第5図〜第8
図に示すように拡開インサート脚15のナツト部15a
にボルト13で止着されるL形状の鉄筋受金物12 a
、12bに、槽底配筋の鉄筋3が上と横から係合する
直状及び斜行の鉄筋係合切欠部12a’。
うな棒状鉄筋に限定されるものではなく、第5図〜第8
図に示すように拡開インサート脚15のナツト部15a
にボルト13で止着されるL形状の鉄筋受金物12 a
、12bに、槽底配筋の鉄筋3が上と横から係合する
直状及び斜行の鉄筋係合切欠部12a’。
12b′を設けた構成のものでもよいし、或いは第9図
に示すような鉄筋受金物12 aにアンカー鉄筋14を
溶着した構成のものでもよい。
に示すような鉄筋受金物12 aにアンカー鉄筋14を
溶着した構成のものでもよい。
なお、第1図に示す符号11は貯水槽頂板、10 aは
貯水槽側壁10の内面に施された防水層を示す。
貯水槽側壁10の内面に施された防水層を示す。
この考案の貯水槽における底版一体化構造は上記のよう
なものであるから次の如き効果を奏する。
なものであるから次の如き効果を奏する。
(1)工場製品である貯水槽側壁10と、現場施工のコ
ンクリート打ち底版4とが完全に一体化した耐震構造の
貯水槽が構成できる。
ンクリート打ち底版4とが完全に一体化した耐震構造の
貯水槽が構成できる。
(2)底版一体化のための鉄筋取付金具12は貯水槽側
壁10の構成用コンクリートセグメント1に埋設固定し
たインサート金物5に底版施工時において止着されるよ
うになっているので、上記セグメント1の工場での運搬
、貯槽施工現場への搬入及び積卸しなどによって曲った
り破損したりする問題は起らず、現場施工による槽底配
筋の鉄筋取付けが容易に行なえる。
壁10の構成用コンクリートセグメント1に埋設固定し
たインサート金物5に底版施工時において止着されるよ
うになっているので、上記セグメント1の工場での運搬
、貯槽施工現場への搬入及び積卸しなどによって曲った
り破損したりする問題は起らず、現場施工による槽底配
筋の鉄筋取付けが容易に行なえる。
(3)上記インサート金物5はセグメント1の内面に一
部表出しているだけで、従来のアンカー鉄筋のように長
く突出していないから、セグメント1の取扱いが安全に
行なえると共に、地下組立てされた貯水槽側壁10を中
掘り工法により自重で沈下させる埋設方法を採用しても
、地盤掘削の邪魔にならない。
部表出しているだけで、従来のアンカー鉄筋のように長
く突出していないから、セグメント1の取扱いが安全に
行なえると共に、地下組立てされた貯水槽側壁10を中
掘り工法により自重で沈下させる埋設方法を採用しても
、地盤掘削の邪魔にならない。
このため掘削機械の損傷、人為掘削の場合の作業者の負
傷という問題は回避される。
傷という問題は回避される。
第1図はこの考案の一実施例を示す貯水槽の中央縦断面
図、第2図は同貯水槽側壁の一部切欠斜視図、第3図は
第1図のA部拡大図、第4図は第3図のI■−IV線に
沿う横断面図、第5図はこの考案の変形例を示す要部縦
断面図、第6図は第5図のIV−IV線に沿う横断面図
、第7図は第5図の要部拡大図、第8図は第7図の■−
■線矢視図、第9図は鉄筋取付金具の変形例を示す正面
図、第10図はインサート金物の変形例を示すセグメン
ト埋設状態の横断平面図、第11図は従来説明図である
。 10・・・・・・貯水槽側壁、1・・・・・・コンクリ
ートセグメント、3・・・・・・槽底配筋の組鉄筋、4
・・・・・・底版、5・・・・・・インサート金物、6
a 、6 b・・・・・・ターンバックル、7・・・
・・・アングル材、5a・・・・・・長ナツト、5b・
・・・・・脚片、15・・・・・・拡開インサート脚、
15a・・・・・・ナツト部、8・・・・・・貯水槽頂
板、12・・・・・・鉄筋取付金具、12a、12b・
・・・・・鉄筋受金物、12 a’、12 b′・・・
・・・切欠部。
図、第2図は同貯水槽側壁の一部切欠斜視図、第3図は
第1図のA部拡大図、第4図は第3図のI■−IV線に
沿う横断面図、第5図はこの考案の変形例を示す要部縦
断面図、第6図は第5図のIV−IV線に沿う横断面図
、第7図は第5図の要部拡大図、第8図は第7図の■−
■線矢視図、第9図は鉄筋取付金具の変形例を示す正面
図、第10図はインサート金物の変形例を示すセグメン
ト埋設状態の横断平面図、第11図は従来説明図である
。 10・・・・・・貯水槽側壁、1・・・・・・コンクリ
ートセグメント、3・・・・・・槽底配筋の組鉄筋、4
・・・・・・底版、5・・・・・・インサート金物、6
a 、6 b・・・・・・ターンバックル、7・・・
・・・アングル材、5a・・・・・・長ナツト、5b・
・・・・・脚片、15・・・・・・拡開インサート脚、
15a・・・・・・ナツト部、8・・・・・・貯水槽頂
板、12・・・・・・鉄筋取付金具、12a、12b・
・・・・・鉄筋受金物、12 a’、12 b′・・・
・・・切欠部。
Claims (1)
- 複数個のコンクリートセグメントを結合して構成される
貯水槽側壁と、コンクリートの現場打ちによって構成さ
れる底版とを一体化させる構造において、上記セグメン
トの底版接合部位置に一部をセグメント内面に表出させ
て予め間隔的に埋込み固定したインサート金物を設け、
且つこれらのインサート金具に底版施行時おいて止着さ
れる鉄筋取付金具を設け、この鉄筋取付金具に槽底配筋
の鉄筋を取付けてコンクリート打ちすることにより、貯
水槽側壁と底版とを一体化してなる貯水槽における底版
一体化構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12625979U JPS5849272Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 貯水槽における底版一体化構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12625979U JPS5849272Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 貯水槽における底版一体化構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5646675U JPS5646675U (ja) | 1981-04-25 |
| JPS5849272Y2 true JPS5849272Y2 (ja) | 1983-11-10 |
Family
ID=29358149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12625979U Expired JPS5849272Y2 (ja) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | 貯水槽における底版一体化構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5849272Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63308166A (ja) * | 1987-06-10 | 1988-12-15 | 株式会社 安部工業所 | 円形処理槽の支持構造 |
| JP5960529B2 (ja) * | 2012-07-23 | 2016-08-02 | メタウォーター株式会社 | コンクリート製ろ過槽 |
-
1979
- 1979-09-14 JP JP12625979U patent/JPS5849272Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5646675U (ja) | 1981-04-25 |
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