【発明の詳細な説明】
ガラス製品成形機における
グランツヤの温度制御
本発明は、作動中に型空洞の整形面に対してガラスを押しつけるように用いられ
るガラス製品成形機のプランツヤに冷却流体を送ってシランツヤの温度を制御す
る方法に係る。
又、本発明は、シラ/ジャ支持体と、この支持体に取り付けられたシランツヤを
型空洞内へ動かして型空洞内でその整形面に対してガラスを押しつけその後プラ
ンツヤを型空洞から引っ込めるように上記支持体を動かす移動手段と、グランツ
ヤに冷却流体を通すように働くシランツヤ冷却手段とを備えたガラス製品成形機
用のグランツヤ支持組立体にも係る。
ガラス製品を製造する゛押込み及び吹き込み”方法を実施するガラス製品成形機
の作動中には、溶融ガラスの”ゴブ”が型空洞へ送られる。次いでシランジャが
この型空洞内へ動かされ、型空洞の整形面に対してガラスを押しつける。次いで
グランツヤは型空洞から引っ込められ、整形されたガラスが取り出されて、その
後空気吹き込み操作が行なわれる。プランツヤは溶融ガラスに接触するので高温
になるが、シランツヤは極端に高温になるとシランツヤにガラスがくつつくので
、プランジャは極端に高温になってはならない。シランツヤが極端に高温になる
のを避けるために、冷却流体即ち空気をシランツヤの内部流路に通過させるシラ
ンツヤ冷却手段によってシランツヤが冷却される。然し乍ら、これまでのところ
、グランツヤに温度感知手段を取り付けることが困難であるために、プランツヤ
冷却手段の作動を自動的に制御することはできない。これまで、シランツヤ冷却
手段は操作者により試行錯誤法で制御されているが、これは製造ロスを伴なう。
本発明の目的は、ガラス製品成形機のシランツヤ冷却手段の作動を自動的に制御
する方法を提供することである。
発明の開示
本発明によるグランジャ温度制御方法においては、冷却流体がプランジャから出
て来た後にその温度が感知され、そしてこの感知された温度に基いてプランツヤ
への冷却流体の流れが調整される。
ガラス製品成形機の各作動サイクル中に冷却流体をシランツヤに通す時間幅が上
記の感知された温度に基いて調整されるのが好ましい。
本発明によるプランツヤ支持組立体においては、温度感知手段はグランツヤから
出て来た冷却流体の温度を感知するように働き、制御手段はこの温度感知手段に
よって感知された温度に基いてシランツヤ冷却手段の作動を制御するように働く
。
複数個の制御手段を設ける必要性をなくすために、組立体の制御手段は、ガラス
製品成形機の複数個のシランツヤ支持組立体の温度感知手段から信号を受けそし
て成る選択された7つの組立体の温度感知手段によって感知された温度に基いて
共通のシラ/ジャ冷却手段の作動を制御するように働くのが好ましい。
温度感知手段の故障を検出するために、制御手段は温度感知手段から受けた信号
を所定の最小値と比較し、この信号がこの最小値を越えない場合にはエラー信号
を発生するように働くのが好ましい。
制御手段が複数個のシランジャ支持組立体の温度感知手段から信号を受け取るよ
うに働く場合にガラス製品成形機を連続的に作動できるようにするため、制御手
段は、エラー信号を発生する際には、この制御手段が信号を受け取るところの1
つの組立体を切換えて、別の7つの組立体の温度感知手段により感知された温度
に基いてシランツヤ冷却手段を制御するように働く。
図面の簡単な説明
添付図面において、
17図は本発明によるグランツヤ支持組立体の断面図であり、そして
12図は17図に示されたプランツヤ支持組立体の制御手段の概略図である。
発明を実施するための最良の形態
17図に示されたシランシャ支持組立体はガラス製品成形機の成形ステーション
に配電され、グランツヤ2を型空洞(図示せず)内へ動かし次いでここから取り
出すように働く。シランツヤ支持組立体は中空円筒シランツヤ支持体4を備え、
これ(はねじ切りされた上方メス部分6を有し、ここにクランプカラー5がねじ
込まれる。クランプカラー5は、シランツヤ2を支持体4ヘクランゾするクラン
シリンダ7を保持する。
グランツヤ支持体4はピストン8のピストンロンドを形成し、ピストン8は組立
体の基台12に取り付けられたシリンダ10内で可動である。空気流路11を経
てピストン8の下からシリンダ10内へ加圧空気を導入すると、ピストン8はシ
リンダ10内を上方に動いて支持体。
4及びシランツヤ2を上方に動かし、プランツヤ2が型空洞に入るようKされる
。空気流路13を経てピストン8の上からシリンダ10内へ加圧空気を導入する
と、ピストンの動きが逆転し、シランツヤ2は空洞から引き出される。従って、
ピストン及びシリンダ組立体8,1゜は、プランツヤ2を型空洞内へ動かして型
空洞内でその整形面に対してガラスを押しっけそしてシランジャ2を型空洞から
引っ込めるように支持体4を動かす移動手段を形成する。
シリンダ10は上部キャラf14を有し、このキャップ14は支持体4がスライ
ドする保持リング16を含む孔を通して支持体4がキャラf14の中心を通ると
ころ以外のシリンダ上端を閉じる。aっのシール18及び20はリング16とキ
ャラf14との間のギャップ及びリング16と支持体4との間のギャップをシー
ルする。
支持体4のボス部分6はキャラf14に支持されたシリンダ22内で常にキャッ
プ14の上にある。
シリンダ22は上端キャップ24を有し、これはスリーブ26をシリンダ22内
に支持し、シランツヤ2はスリーブ26内で可動である。上端キャラf24ニー
:シランツヤ2が貫通する中心孔を有している。スリーブ28はシリンダ22と
スリーブ26との間の環状スR−ス内で可動であり、そしてスリーブ28はスリ
ーブ26の長手方向スロット(図示せず)を貫通するコネクタ(図示せず)によ
りリング30に取り付けられ、このリング30は支持体4を取り巻き、これに対
して長手方向にスライド可能である。スリーブ28は圧縮バネ32によって端キ
ャラf24に向けて押しやられるが、この移動は端キャップ24に支持された調
整可能なストッパねじ34とスリーブ28のストツノ9との保合及びシリンダ1
0の端キャン:7°14の上面とリング30との係合によって制限される。支持
体4とスリーブ26との間の環状スペースにはスペーサリング36が含まれ、こ
のスペーサリング36はリング30にのせられ、クランプリング7と保合できる
。
空気流路13を経てシリンダ10内へ加圧空気が導入された時には、支持体4が
プランツヤ2を型空洞から離れるように動かす。この時Vr−は、クランシリン
ダ7がスペーサリング36に係合し、このスペーサリング36及びリング30を
端キャラ7°14に向けて押し、この移動によりスリーブ28はバネ32を圧縮
させる。リング30が端キャップ14に係合すると、上記移動が止む(この状態
が牙/図に示されている)。流路13への加圧空気の供給を遮断すると、バネ3
2がスリーブ28及びリング30を型空洞に向って動かし、やがてスリーブ28
はストッパねじ34に係合する。リング30が動くと、このリング30はこれと
共にスペーサリング36、クランプカラー7及び支持体4を押す。次いで、空気
流路11を通してシリンダ10へ加圧空気が導入され、支持体4はリング30を
後方に残してシランツヤ2を型空洞へ動かす。
管38はシリンダ10の中心で基台12から上方に延びている。管38は基台1
2の凹所40に取り付けらへここには基台12と管38との間のギャップをシー
ルするシール部材42が含まれている。管38は基台12を通して空気流路44
に連通する。又、管38はピストン8の中心孔を通して支持体4の中空内部へと
延びており、保持体前シール46は管38とピストン8との間のギャップをシー
ルするように働く。
管38は、シランツヤ2に冷却流体即ち空気を通すように働く組立体のプランツ
ヤ冷却手段の7部を形成する。
グランツヤ冷却手段は空気流路44へ空気を送風するように働くファン(図示せ
ず)を備えている。空気は空気流路44から管38へ送られそしてここから支持
体4の中空内部へ送られる。支持体4からの空気は、支持体4の上部に取り付け
られたシランツヤ2の中空内部48へ送られる。次いで空気はこの部分48内を
経てシランツヤ2の端部へ送られ、ここから部分48の外側のシランツヤ2の反
対端へ送られる。空気はシランツヤ2からクランプカラー5の空気流路50を通
り、支持体4とスペーサリング36との間のスペースへ送られる。次いで空気は
スペーサリング36の空気流路52及びスリーブ26内を通り、端キャップ14
の流路54へ送られる。
空気はこの流路54を経て組立体から放出される。
又、シランジャ支持組立体は熱電対TCIの形態の温度感知手段も備えており、
これは流路54に配置され、シリンダIOK固定された支持部材56に取り付け
られる。熱電対TCIはシランツヤ2から出て来た冷却空気の温度を感知するよ
うに働く。熱電対TCIは牙コ図に概略的に示きれた制御手段へ出力信号を送る
。制御手段は熱電対TCIによって感知された温度に基いてシランツヤ冷却手段
の作動を制御するように働く。制御手段は、ガラス製品成形機の各作動サイクル
中にプランツヤ2へ冷却空気を送る時間幅を変えるように、ファンからの空気流
を制御する弁を作動することによって、これを行なう。
制御手段(矛コ図)は、ガラス製品成形機の作動サイクルにおいてファンからの
空気流を制御する弁をオン及びオフに切換える時期を制御するコンピュータCO
Mを備えている。上記ガラス製品成形機には更に一個の同様のプランツヤ支持組
立体が取り付けられていて、コンピュータCOMは牙/図に示されたシランツヤ
支持組立体の熱電対TCI、TC2及びTe3から信号を受けるように働く。シ
ランツヤ冷却手段の上記弁は3個全部のシランツヤ支持組立体への空気流の時間
幅を制御するように働き、従ってこれらの組立体は共通のシランツヤ冷却手段を
有する。コンピュータCOMはこれら3個の組立体のうちの選択された7つの組
立体の熱電対により感知された温度に基いて弁を制御する。以下の説明より明ら
かなように、制御手段は熱電対から受けた信号を所定の最小値と比較するように
働く。これは熱電対が正しく機能しているかどうかを確かめるために行なわれ、
信号が最小値より大きくない場合には、エラー信号が発生される。エラー信号が
発生されると、制御手段はこれが信号を受け取るところの上記7つの組立体を切
換えて、別の7つの組立体の熱電対で感知された温度に基いてシランジャ冷却手
段を制御するようにする。
制御手段は一つのリレーCRI及びCR2を備え、これらリレーは2組のリレー
接点CRI/1 、CRI/2゜CRI/3及びCR2/1 、CR2/2 、
CR2/3を各々作動する。これら接点は熱電対TCI 、Te3 。
Te3と電圧コンバータvCとの間に接続され、この電圧コンバータは熱電対の
冷接点補償も果たす。リレー接
【、飄lは、リレーCRIもCR2も付勢されな
い場合は熱電対TCIが電圧コンバータVCK接続され、リレーCRIのみが付
勢された場合は熱電対TC2が電圧コンバータvCに接続され、そしてリレーC
R2のみが付勢された場合は熱電対TC3が電圧コンバータvcに接続されるよ
うに構成される。従って7度に/っの熱電対TCI、TC2又UTC3(7)み
が電圧コアーZ−タVcVc接続されるが、リレーCRI及びCR2の一方を付
勢するか他方を付勢するかによって、どの熱電対を接続するかが変えられる。
電圧コンバータVCはこれが熱電対から受けた電圧を増巾し、その出力を電流コ
ンバータCC及び比較器Cへ送る。電流コンバータCCはこれが受けた電圧に比
例する電流、ひいては熱電対によって指示された温度に比例する電流をコンピュ
ータCOMへ送ル。コンピュータCOMは、ガラス製品成形機の各作動サイクル
中の特定の時点にこれが受けた信号を読み取るように構成されている。この特定
の時点はピストン及びシリンダ組立体8゜IOが作動される時点であるのが便利
であり、これが生じた時を指示する信号は入力ライン■を経て制御手段へ送られ
、入力ライン■は制御手段の一つのアンドケ゛−トA1及びA2の入力に接続さ
れている。
制御手段の比較器Cば、これが電圧コンバータvCから受けた信号と、比較器C
とアースとの間に接続された抵抗Rで決定きれた所定の最小値とを比較するよう
に働く。信号がこの所定の最小値より大きく、熱電対が許容できる信号を発生し
ていることを指示する場合には、比較器Cは何ら出力を発生しないが、信号が最
小値に達せず、熱電対の故障又は熱電対への電気接続の切断を指示する場合には
、比較器CはアンドゲートAl及びA2へ電気信号を送るように働く。
アンドグー)AIがライン■からの信号と比較器Cからの信号とを同時に受け取
り、製造機の作動サイクルの特定の時点に熱電対が許容できる信号を発生してい
ないことを指示する時には、アンドゲートAlはカウンタCNTへ電気信号を発
生してエラー信号を発生させ、これにより制御手段はこれが信号を読み取るとこ
ろの熱電対TCI、TC2又はTe3を切換える。この間に、これも又ラインI
及び比較器Cの両方から信号を受けているアンドグー)A2は、各熱電対に各々
組合わされた3つのメモリM1.M2及びM3の各々へ信号を送る。これらのメ
モリMl、M2及びM3は光学エラー信号を発生させるように働き、この光学エ
ラー信号はメモリがリセットされるまで発生され続ける。
カウンタCNTKは9つの出力が設けられており、カウンタC、N Tはこれが
アンドグ”−) A Iからいかに多くの信号を受け取ったかに基いて7度に7
つの出力に信号を発生するように構成されている。カウンタCNTが信号を受け
取らなかった場合には、カウンタの出力Ooに信号が発生され、これはアンドゲ
ートA4及びメモリM1へ送られる。メモリM1がこの信号を受け取っている間
に、メモリM1はアンドグー)A4へ出力を送り、従ってアンドグ゛−)A4は
駆動装置D1へ信号を送り、この駆動装置D1はこの際に端子Tから発光ダイオ
ードGIVC電流を通流できるようにし、この発光ダイオードG1は熱電対TC
Iが適切に機詣していることを示す緑色の光を発する。然し乍ら、比較器Cが不
適切な信号を検出した場合には、アンドゲートA2がメモリM1ヘノfルスを送
り、メモリMlidその出力をアンドゲートA4から取り去ると共に、その出力
を駆動装@D2へ与え、駆動装置D2はこの際VC端子Tから発光ダイオードR
IVC電流を通流させることができ、発光ダイオードR1は光学エラー信号を形
成する赤色の光を発する。又、比較器CVcよりアンドケ゛−トA1からの信号
がカウンタCNTに送られ、このカウンタはその出力を出力011C切換える。
駆動装置D2への信号はメモリM1への接続部CI(でよってオンに固定される
ので、駆動装置D2はメモリM1がリセットされるまでダイオードR1からエラ
ー信号を発生させ続ける。
カウンタの出力01はアンドケ゛−トA5及びメモリM2Vこ接続され、メモリ
M2はアンドグ゛−)A5、λつの駆動装置D3及びD4.2つの発光ダイオー
ドG2及びR2に対しメモIJ M 1の場合と同様に機能する。然し乍ら、更
に、カウンタの出力01は駆動装置D7にも接続されており、この駆動装置D7
は端子TからリレーCRIに電流を通流できるようにし、ひいてはその接点CR
I/1 、CRI/2及びCRI/3を切換えて、熱電対TCIを電圧コンバー
タVCから切断すると共に熱電対TC2を電圧コンバータVCK接続できるよう
にする。比較器Cが不適切な信号を検出した場合には、カウンタCNTはその出
力を出力021(切換え、こ″:上刃jまメモ1.I M 3、アンドグ゛−)
A6及び駆動装置D8に接続されており、駆動装置D 8 i’i ’、ル−C
R2に電流を通流させるように働き、これにより熱電対TC2が切断されて熱電
対TC3が電圧コンバータvCに接続される。メモリM 3 [、メモリM1及
びM2がアント9ゲートA4及びA5、駆動装置DI、D3.D2及びD4並び
に発光ダイオードGl、R1,G2及びR2に対して機能したのと同様に、アン
ドグー)A6、uつの駆動装置D5及びD6、並びに2つの発光ダイオードG3
及びR3に対して機能する。駆動装置D2.D4及びD6は、アンドグー)A4
、A5及びA6からの信号をいったん受け取ると作動し続けて、熱電対が適切
な信号を発生しなかったことを当該ダイオードR1,R2及びR3により指示さ
せるように構成されている。
カウンタCNTがアンドゲートA】から牙3信号を受け取ると、このカウンタは
その出力を出力03に切換え、これによりリレーCR2を消勢し、熱電対TCI
を電圧コンバータVCへ再接続させる。出力03はオアケ9−トORに接続され
ており(このオアゲートはリセットスイツチR8[も接続されている)、このオ
アケ゛−トホカウンタCNTをリセットしてその出力を出力OOに戻す。
これによりカウンタCNTの作動シーケンスが再開する。
上記のシランツヤ支持組立体を用いて、シランツヤ2の温度制御方法が実施され
るが、この方法はシランツヤ2に冷却空気を通し、シランツヤ2から出て来た冷
却空気の温度を感知し、そしてこの感知された温度に基いてプランツヤ冷却手段
の作動を調整することより伐る。かくて、ガラス製品成形機のプランツヤ冷却手
段の作動を自動的に制御する方法が提供された。
田際調査報告