JPS5850331B2 - 連続移送式フイルム記録再生装置 - Google Patents

連続移送式フイルム記録再生装置

Info

Publication number
JPS5850331B2
JPS5850331B2 JP51019249A JP1924976A JPS5850331B2 JP S5850331 B2 JPS5850331 B2 JP S5850331B2 JP 51019249 A JP51019249 A JP 51019249A JP 1924976 A JP1924976 A JP 1924976A JP S5850331 B2 JPS5850331 B2 JP S5850331B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
light beam
polygon mirror
rotating polygon
reproducing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51019249A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52102750A (en
Inventor
誠 宮原
紀雄 元木
悌一 種田
幸雄 杉浦
武久 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Hoso Kyokai NHK filed Critical Nippon Hoso Kyokai NHK
Priority to JP51019249A priority Critical patent/JPS5850331B2/ja
Publication of JPS52102750A publication Critical patent/JPS52102750A/ja
Publication of JPS5850331B2 publication Critical patent/JPS5850331B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、連続的に移送するフィルム上に一次元走査の
光ビーム、例えばレーザービームを照射して画像情報の
記録乃至再生を行なうにあたり、少なくとも、フィルム
の移送に二次元走査ラスターを追従させるための光偏向
器に角柱形回転多面鏡を用いて機械系および制御系の構
成を単純化した連続移送式フィルム記録再生装置、特に
、テレビジョンのフィールド数とフィルムの駒数とには
関係なくテレビジョン画像を記録再生しうるようにした
連続移送式フィルム記録再生装置に関するものである。
従来、連続移送式フィルム記録再生装置としては、回転
プリズム形連続式映写機および回転ミラ一続メシャウ映
写機が用いられていたが、前者は、回転プリズムに付着
しているごみが画面上で流れる現象が発生し、かつ、フ
ィルムの収縮の程度のばらつきによってはげしい駒ぶれ
が発生するために、その対策として光路長可変の複雑な
補正用光学系を必要とするという欠点があった。
また、後者は、回転ミラーに複雑な運動を与えるために
きわめて高精度のカム機構を必要とし、映写機自体が非
常に高価となり、かつ大型化する欠点があった。
本発明の目的は、上述の欠点を除去し、連続移送するフ
ィルムに対して高精度の追従が可能であって駒ぶれを生
ぜず、構成を単純化して比較的安価にした連続移送式フ
ィルム記録再生装置を提供することにある。
すなわち、本発明は、二次元的に偏向された光ビームを
連続的に移送するフィルム上に照射して画像情報の記録
乃至再生を行なう連続移送式フィルム記録再生装置にお
いて、二次元偏向を受けた光ビームをフィルムの移送方
向に関して光軸上の一点に交差させ、その交差点に角柱
形回転多面鏡の反射点をほぼ一致させ、その回転多面鏡
の鏡面の稜線により二次元偏向光ビームが2分割されて
2つのラスターが生じたときに、それらのラスターのピ
ッチ間隔がフィルム上の画郭のピッチ間隔に正確に一致
するように鏡面分割の角度ならびに反射点とフィルム上
の距離を設定し、フィルムの移送に追従してラスターが
移動するようにしてその回転多面鏡の回転を制御するよ
うにしたものであり、本発明連続移送式フィルム記録再
生装置は、光ビームを二次元偏向手段に導いて形成した
二次元走査光ビームにより連続的に移送するフィルムの
面上に結像させてそのフィルムに対する画像情報の記録
再生を行なうフィルム記録再生装置において、前記二次
元偏向手段と前記フィルムとの間にリレーレンズ系を設
けて、そのリレーレンズ系に入射した前記二次元走査光
ビームが射出側において光軸と一点にて交差するように
するとともに、その一点に、角柱形回転多面鏡を、その
回転多面鏡の稜線を介して相隣る2個の反射面によりそ
れぞれ反射された前記二次元走査光ビームが前記フィル
ムの面上において相隣る2個の画郭をそれぞれ走査する
ように構成して配設し、前記フィルムの移送に追従して
前記反射された二次元走査光ビームが移動するようにし
て前記回転多面鏡を回転させるようにしたことを特徴と
するものである。
更に、本発明フィルム記録再生装置においては、前記二
次元偏向手段に導く前記光ビームを前記フィルムの移送
方向に離間して互に平行に近接した2本の光ビームをも
って構成し、それら2本の光ビームを前記回転多面鏡の
回転に関連して2本同時に用いる状態といずれか1本の
みを用いる状態とに交互に切換えるようにすることがで
きる。
なお、上記互に平行な2本の光ビームを形成するために
は複屈折プリズムを用いることができる。
また、上記2本の光ビームを切換えるためには電気光学
結晶により構成した光変調器を使用することができる。
以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
まず、本発明フィルム記録再生装置の基本的構成につい
て第1図を参照して説明する。
第1図において、光ビーム、例えばレーザービームBは
、最初に27点において水平偏向用回転多面鏡RMhに
より第1図aに示すように偏向され、水平偏向角φhを
与えられる。
この水平偏向によって一旦扇形に広がった光ビームBは
リレーレンズL1.L2よりなる光学系を通過して42
点において交差点を形成する。
この交差点P2に垂直偏向用ガルバノメーターGvを設
置し、第1図に示すように、水平偏向面に直交する方向
の垂直偏向角φ9を光ビームBに与える。
ついで、光ビームBは、リレーレンズL3 t L4よ
りなる光学系を通過して23点において再び交差点を形
成する。
この交差点P3の位置に角柱形回転多面鏡RM1を設置
し、第1図すに矢印Aにて示すフィルムの移送方向と同
一の方向に光ビームBを偏向させ、フィルム1の走行に
対して光ビームBが追随するように回転多面鏡RM、の
駆動を制御する。
ここで、リレーレンズL1 y L2 y L3゜L4
の焦点距離はいずれも等しくfであるとすれば、21点
、42点、23点並びにリレーレンズL、?L2.L3
.L4の相互間の各相対距離は、それぞれ図示の値とな
る。
すなわち、各点と各レンズとの距離はいずれもfとし、
レンズL、 、 L2およびL3.L4間の距離はそれ
ぞれ2fおよび2 f+Aとし、レンズL4の射出光を
フィルム1の面上において結像させるためにレンズL3
+ L4間の距離は2fよりわずかにずらせる。
なお、各レンズの焦点距離は必ずしも等しくする必要は
なく、点P1.P2.P3をそれぞれ各レンズの焦点に
置き、レンズL1.L2およびL3.L4の距離をそれ
ぞれのレンズの焦点距離の和になるように設定すれば、
任意適切な焦点距離のレンズを用いうろこと、本願人の
出願に係る実願昭50−29547号「二次元走査用光
学系装置」明細書に述べたとおりである。
つぎに、フィルム1は、はぼ23点を中心とする半径H
の円周上を一定速度で走行するように、フィルムゲート
2によって支えられ、スプロケット付の駆動ドラム3に
よって移送されるが、そのフィルム1の走行と回転多面
鏡RM1の回転との相対関係を第2図を参照して説明す
る。
第2図においては、回転多面鏡RM、に入射する光ビー
ムBは、水平偏向および垂直偏向のいずれをも受けてい
ない状態、すなわち、第1図において光ビームBが一点
鎖線によって示す位置にある状態を示している。
第2図における入射ビームBが上述のような状態にある
とき、反射光ビームBoがフィルム1の画郭の中心の位
置を常に照射するように、回転多面鏡RM、とフィルム
1との相対運動を制御することができれば、入射ビーム
Bが偏向を受けた場合のラスターがフィルム1の画郭に
常に追従して移動することになる。
そこで、第2図について、偏向を受けていない入射光ビ
ームBが回転多面鏡RM1に入射した場合に反射光ビー
ムB。
を、回転多面鏡RM1およびフィルム1の運動とは関係
なく、常にフィルム画郭の中心位置に一致させるための
条件について検討するに、第2図aに示すように座標軸
x、yを設け、フィルム面の曲率半径をR1回回転面鏡
RM1の半径(鏡面の中心と回転軸O′との間の距離)
をR′とし、フィルム1の曲率中心を原点Oに、回転多
面鏡RM、の回転軸の位置を座標0’(x−R’/ J
2 、 y −−R’/ J 2 )にそれぞれ設定
する。
ここで、フィルム面の曲率半径Rの値は、回転多面鏡R
M、の鏡面の面数Nと原点Oからフィルム1の画郭ピッ
チ(画郭の中心から次の画郭の中心までの長さ)を見込
む角度θf(ラジアン)との間につぎの関係が成立する
ように設定する。
したがって、フィルム1の画郭ピッチをpとすると、曲
率半径Rは、 となる。
すなわち、(1)式および(2)式は、第2図すに示す
ように、反射光ビームB。
が鏡面の稜線によってB1とB2とに分割されたとき、
分割角度θ3がフィルム画郭の1ピツチ相当の角度とな
るための条件である。
つぎに、フィルム1の走行に反射光ビームB。
の回転が追従するための条件を検討する。
いま、入射光ビームBの方向をy軸方向に一致させてお
き、第2図aに示すように、鏡面Cの中心が原点Oにあ
る瞬間を考える。
このとき、鏡面Cに対する入射光ビームBの入射角およ
び射出角はいずれも7であり、したがって、反射光ビー
ムBoの方向はX軸に一致する。
このような状態のときに、反射光ビームB。
がフィルム画郭Cの中心を照射するようにフィルム1の
画郭移動の位相を定めておくものとする。
回転多面鏡RM1が矢印の方向に回転すると、反射光ビ
ームB。
のX軸に対する回転角度は回転多面鏡RM1の回転角の
2倍となる。
したがって、フィルム1の移送速度は回転多面鏡RM1
の回転角速度の2倍の角速度をもって画郭が移動するよ
うに設定すれば、反射光ビームB。
の照射点はフィルム1の画郭の中心に一致して移動する
ことになる。
以上が上述した追従のための条件であり、これを式で示
せば、となる。
ここに、wmは回転多面鏡RM、の回転角速度、■はフ
ィルム1の移送速度(駒/秒)であり、pは前述の画郭
ピッチである。
したがって、(3)式に(2)式を代入すれば が得られる。
つぎに、フィルム1を半径Hのスプロケット付の駆動ド
ラム3によって駆動する場合、この駆動ドラム3と回転
多面鏡RM1との回転数の関係について検討するに、両
者の回転数をそれぞれ毎秒n、およびnmとすると、両
者の角速度の比から容易に 2n=n (5) m s の条件が得られる。
したがって、回転多面鏡RM。と駆動ドラム3とは2:
■のギヤ比の歯車を用いて機械的に結合させることによ
り、容易に上述の条件を満し得ることが判る。
上述の各条件を常に満足させ、かつ、回転多面鏡RM1
の回転に伴なう光ビームBの反射点の鏡面上における位
置の変動(第2図における原点Oからの変動)を無視す
れば、回転多面鏡RM、の稜線における光ビームBの分
割の有無には関係なく、反射光ビームB。
は、常にフィルム画郭の中心に一致してフィルム1の走
行に追従する。
その追従の状態は第2図a t b + Cに順次に示
すとおりである。
なお、前述したように、第2図に示すy軸方向に入射光
ビームBがあるとき、反射光ビームB。
の照射点がフィルム画郭の中心位置に常に一致するよう
に回転多面鏡RM1とフィルム1との相対運動を制御す
れば、第1図に示すように、入射光ビームBが偏向を受
けた場合におけるラスターもフィルム画郭に追従して移
動することは明らかである。
以上の説明においては、単一の光ビームを用いる場合の
例について述べたが、かかる単一ビームによる本発明装
置のフィルム画郭の走査は、単純である反面、多面鏡の
鏡面間の稜線部分における鏡面のひずみ、すなわち、い
わゆる面ダレを除去するために、鏡面の工作精度に対す
る要求がきびしくなる。
すなわち、面ダレが無視できる程度に十分小さくない場
合には、稜線において分割された反射光ビームB1およ
びB2による収束光点の形状が不整となるために、画質
の低下が生ずる。
単一光ビームによりフィルムを二次元走査してフィルム
画像をテレビジョン信号に変換する場合には、走査ラス
ターが一つの画郭から次の画郭へ移動する途中に、その
二つの画郭が同時に走査されて重畳する期間が生ずるた
めに、被写体像の速い動きによく対応したテレビジョン
映像信号が得られるという長所がある。
しかし、その反面、テレビジョン映像信号のフィルム記
録に用いる場合には、上述の重畳期間の存在は不都合と
なる。
よって、本発明装置においては、テレビジョン映像信号
のフィルム記録にも良質の画像を記録しうるように、つ
ぎのどとき構成とする。
すなわち、本発明においては、フィルム走査に用いる光
ビームを複ビームとし、回転多面鏡RM。
の運動に関連して交互に切換えて発生させるようにする
切換途中の複ビーム期間は、上述の重畳期間に相当する
フィルム画像を再生する場合には、上述したように、適
当な複ビーム期間が存在することが一般に運動表現の点
で望ましく、一方テレビジョン画像をフィルム記録する
場合には、かかる複ビーム期間はテレビジョン信号の垂
直帰線消去期間内に生ずることが望ましい。
よって、本発明フィルム記録再生装置においては、フィ
ルム走査に用いる光ビームとして、互に平行な二つの光
ビームを交互に切換えて発生させるような構成とする。
つぎに、上述のようにして使用する互に平行に近接した
複数の光ビームを交互に切換えて発生させる手段につい
て述べる。
第3図に、偏光を利用した上述のごとき複数の光ビーム
を交互に切換えて発生させる手段の一例を示す。
第3図において、4は光ビームの切換信号用増幅器、5
は電気光学効果を示す結晶、たとえばDKDP(燐酸二
重水素カリウム)、ADP(燐酸二水素アンモニウム)
などを用いた電気光学光変調器である。
この種光変調器には縦形と横形との2種類があるが、本
発明装置においては温度依存性のない縦形を用いるのが
好適である。
しかして、電気光学光変調器5に入射するレーザービー
ム等の光ビームB。
は、図示のように、振動の方向が紙面に平行な直線偏光
とする。
かかる振動方向の入射光ビームに対して光変調器5の結
晶軸を適切な方位に設定する。
このように設置した光変調器に印加する駆動電圧の零お
よび半波長電圧(100%変調に相当する電圧)に光ビ
ーム切換信号のレベルOおよびレベル1がそれぞれ対応
するようにして、増幅器4の利得並びに極性を設定する
かかる構成における光変調器5の射出光ビームB。
′として、振動の方向が光ビーム切換信号のレベルOお
よびレベル1に対応してそれぞれ紙面に平行および垂直
の直線偏光が得られる。
なお、切換信号のレベル0とレベル1との中間のレベル
においては、射出光ビームB。
′は楕円偏光となるので、紙面に平行および垂直の両偏
光成分を有する光ビームとなる。
かかる射出光ビームBo′を例えば方解石のような複屈
折を示す結晶の平行板6に適切な角度で入射させると、
かかる平行板6は前述の互に直交した2つの直線偏光に
対してそれぞれ異なる屈折率を示すので、平行板6から
射出する光ビームは、振動の方向によって図示のように
B1およびB2の2つの光路に別れて進む。
しかして、平行板6はその人出射面が互に平行であるか
ら、射出光ビームB1とB2とは互に平行な光ビームと
なる。
上述のような光学系においては、変調によって偏光の状
態は変化するが、エネルギーの損失はないので、平行板
6の射出ビームは、どのように変化しても、その総合の
エネルギーには変化がなく、したがって、本発明記録再
生装置を重ね溶明(ラップデイゾルブ)型に構成する場
合にきわめて好都合である。
以上のようにして得られた互に平行な複ビームB1およ
びB2を、第1図における単一の光ビームBの替わりに
用いれば、レンズL3.L4よりなり結像作用をなす光
学系を通過した後、フィルム1の面上において、2つの
光ビームB1.B2はいずれも同一点に収束する。
すなわち、第1図においてビームBの輪郭をなす2本の
実線を、それぞれ別個の光ビームと見なすことによって
かかる同一点の収束を容易に理解することができる。
ここで、フィルム面上におりる二次元走査光ビームの収
束する点について詳細に説明すると、第1図a + b
に示した構成の光学系においては、リレーレンズL3お
よびL4の中間にビーム収束点が形成されている。
このビーム収束点は、二次元走査光ビームに対しては、
光軸に垂直の平面上に存在している。
したがって、゛その平面上には結像した二次元走査のラ
スター構造が描かれていることになる。
しかして、光軸に垂直の平面上に描かれたラスター構造
がレンズL4によりフィルム1の面上に再結像するので
あるが、その際、フィルム1の面は、第1図すに示した
ように円筒面となっているのであるから、フィルム1の
幅方向においては、第1図すに示したように光軸に垂直
の平面上に走査光ビームが収束するのに反して、フィル
ム1の移送方向においては、第1図すに示したように、
フィルム画面の中央部と上下端部とにおける収束点が光
軸方向にずれて生ずることになる。
すなわち、フィルム画面の中央部において走査光ビーム
の収束点が完全にフィルム1の面上に形成されるように
すると、フィルム画面の上下両端部においては、走査光
ビームの収束点がフィルム1の面より後方に形成されて
、いわゆる「あとピン」の状態となる。
しかしながら、実際には、走査光ビームとしてレーザビ
ームを用いた場合には、レーザ走査光ビームの焦点深度
がかなり深いので、上述した収束点の位置ずれがこの焦
点深度の範囲に納まるように、フィルムゲート2の曲率
半径およびフィルム追従用角柱形回転多面鏡RM1の鏡
面数を適切に設定することができ、走査光ビームのフィ
ルム面上における収束に関し、円弧状の曲線フィルム画
面iへの使用が実用上例らの支障も生じないようにする
ことができる。
つぎに、第4図および第5図を参照して、複数の光ビー
ムを用いた場合における本発明記録再生装置の動作を詳
細に説明する。
第4図における座標軸としては、横軸には時間tをとり
、縦軸には第5図aに示すように、回転多面鏡RM、の
回転軸O′を原点とする他の座標軸x/ 、 y/にお
けるy′軸から右廻りに測った角度θをとる。
かかる角度θを用いて回転多面鏡RM1における鏡面の
なす稜線e1.e2.e3・・・・・・の位置ならびに
、鏡面に対する光ビームB1およびB2の入射位置を表
わすこととし、θ8 、θ8 、θ8並びにθやをもっ
て第5図に示すように、それぞれ、光ビームB1および
B2の入射位置および相互間の距離並びに鏡面の分割角
度を表わす。
また、第4図の下部には光ビーム切換信号の時間的変化
を併わせで示す。
いま、第4図および第5図に示すように、光ビームB1
とB2との太さを等しくし、かつ、それらの直径を上述
の角度θで表わしてθM/2よりも小さくし、更にθS
−θM/2とする。
しカルで、第4図に示すように、光ビームが鏡面間の稜
線によってケラレない期間(斜線部分)を注目すると、
to−t1’lt2〜t3.t4〜t、・・・・・・に
おいては、B1 t B2の両光ビームがいずれもケラ
レない期間がある。
したがって、これらの期間が前述した重畳期間となるご
とくして、第4図に示すように光ビーム切換信号の波形
を設定すれば、常にケラレのない光ビームによってフィ
ルム1を走査することができる。
第5図には、第4図に示すt−ta。tb、toの時点
における光ビームの反射の状態をそれぞれ示す。
ここで1=1aおよび1=16の時点における複数の光
ビームB、、B2の総合エネルギーは、t=tbの時点
における単一の光ビームB1のエネルギーに等しいこと
は前述したとおりである。
なお、光ビーム切換信号の波形における立上りおよび立
下りの時間は、それぞれtl−tQv(3−t2を最大
値とし、最小値を零まで短縮することができ、そのとき
の波形の位相は、立上り、立下りがそれぞれt。
−tl、t2〜t3の間にあるようにすればよい。
更に、かかる複数の光ビームをフィルム記録に用いると
きには、テレビジョン映像信号の垂直または水平帰線期
間中に上述した立上りおよび立下りの期間が含まれるよ
うにして立上りおよび立下りの期間並びに位相を設定す
ることになる。
つぎに、本発明フィルム記録再生装置において、フィル
ム走査に単一の光ビームを用い、その単一光ビームの光
路を振動的に変化させる、いわゆるウオブリングを行な
うことにより、相隣るフィルム画郭の重ね溶明(ラップ
デイゾルブ)は行なわずに、上述した鏡面間の稜線によ
る光ビームのケラレ期間をテレビジョン映像信号の垂直
または水平帰線期間内に収めるようにした場合の例につ
いて説明する。
なお、かかる光ビームのウオブリングは、本願人の出願
に係る特公昭49−16824号公報、並びに本願発明
者らの発表に係る「光学的走査方式1l−NHK技術研
究」誌、第27巻、第1号、第20〜32ページ(19
75)に記載の「回転多面鏡を用いた光ビーム走査器に
おける有効アパーチャーの拡大と不要偏向成分の光学的
補正」と同様にして行なうものであり、ウオブリング用
駆動波形に正弦波と#LMrv波とを用いる2方式があ
るが、ここでは後者ののこぎり波を用いる場合の例につ
いて述べる。
まず、のこぎり波ウオブリングによるウオブリング光ビ
ームの発生の態様を第6図を参照して説明する。
第6図に示すように、単一の入射平行ビームBは、収束
レンズ7により収束され、レンズ7からその焦点距離f
1だけ離れた光軸上の位置にビームウェスト(光ビーム
のくびれ)を形成する。
このビームウェストの位置にウオブリング用光偏向器8
を設けてその射出ビームにfiL考o波形の偏向を加え
る。
かかる偏向ビームを焦点距離f2を有するレンズ9に導
いて入射光ビームの光軸に平行な光ビームに変換する。
なお、レンズ9の位置は光偏向器8から焦点距離f2だ
け離れた点に設定する。
また、ウオブリング用光偏向器8には、小型で周波数特
性の優れたガルバノメーターを用いるのが好適である。
上述のようにして得られたのこぎり波ウオブリング光ビ
ームBWを第1図における入射光ビームBとし、て用い
れば、前述した複ビーム方式におけるビームの振舞と全
く同様に、回転多面鏡RM工の鏡面における光ビームの
入射点の位置は、ウオブリング波形に従って変動するが
、フィルム面上においてはウオブリングに起因する光ビ
ームスポットの相対的位置の変動は生じない。
第7図に、回転多面鏡RM1の鏡面と入射光ビームBw
とのかかる相対的位置関係を示す。
本発明フィルム記録再生装置によって一般の映画フィル
ムを標準方式のテレビジョン映像信号に変換する場合に
は、映画フィルムの毎秒駒数24をテレビジョン映像信
号の毎秒フィールド数60に変換するために、いわゆる
2−3プルダウンを行う必要があるので、その場合には
のこぎり波ウオブリングの波形を23プルダウンの周期
に対応させて適切に変形させる。
上述のウオブリング方式は、前述の複ビーム方式に比べ
て、重ね溶明(ラップデイゾルブ)型とならない点では
劣るが、第4図と第7図とを比較してわかるように、回
転多面鏡RM、の同じ大きさの鏡面に対して、取扱うこ
とのできる光ビームの太さが約2倍となるという長所を
有する。
しかして、光偏向系において取扱うことのできる光ビー
ムの太さが2倍になると、回折の理論よりしてその後の
収束点におけるスポットサイズが1/2になるので、総
合の結果としては、かかる走査光ビームによって得られ
る画像の解像度が2倍になる。
したがって、フィルム記録装置に本発明を適用する場合
には、明らかにウオブリング方式とする方が好適である
つぎに、本発明フィルム記録再生装置は、従来の回転プ
リズム型連続移送式映写機に比して、フィルムの収縮に
対する補正を容易に行なうことができる。
すなわち、第1図から容易に判るように、フィルム1の
収縮に対しては、フィルムゲート2の曲率中心は変えず
に、その曲率半径Rをフィルムの収縮量に応じて短縮す
るのみによって容易に上述の補正を行なうことができる
実際にはフィルムの収縮率は1%以下であるから、フィ
ルムゲートの曲率半径Rはそのままとして、フィルムゲ
ート2の位置のみを曲率中心P。
の方向へ微動させる簡単な調整機構を設ければ補正の目
的を達することができ、従来の回転プリズム型連続映写
機におけるフィルム収縮補正光学系よりもはるかに簡単
な機構によりフィルム収縮に対する補正を行なうことが
できる。
以上に述べた本発明フィルム記録再生装置の例において
は、いずれも、円弧状の曲線フィルムゲートを用いた構
成としたが、前述したようにかかる曲線フィルムゲート
を用いると、フィルム面が曲面となっているために、光
学系の収束作用により平面上に結像する走査ラスター光
に対しては正確に適合せず、全面ホーカスの状態が得ら
れないという問題がある。
しかるに、前述したように走査光ビームとしてレーザー
ビームを用いた場合には、レーザービームの焦点深度が
かなり深いので、標準方式のテレビジョン画像の記録再
生においてはあまり問題とならないが、特に高精細度に
したテレビジョン画像の記録再生においては無視できな
い問題となる。
これに対して、直線フィルムゲートを用いた構成とすれ
ば、かかる問題を容易に解決することができる。
すなわち、第8図に示すように、回転多面鏡RM1に入
射する偏向された光ビームBa、Bbは、第1図すに示
す2本の回転多面鏡入射光ビームに相当し、垂直偏向に
伴って回転多面鏡RM1の入射光ビームはBaからBb
に徐々に移動し、しかるのちにBbからBaに急速に戻
るような偏向をうけているものとする。
更にこれらの入射光ビーム自体は平行ビームとなるよう
に第1図すに示すレンズL3.L4による光学系が設定
されているものとする。
しかして、第8図に示す構成において、回転多面鏡RM
1からの反射光ビームは平面収束用レンズL5によって
進路を曲げられると同時にビームの収束を受け、フィル
ムゲート10に密着したフィルム1の面上に焦点を結ぶ
一方、理想的な収束レンズにおいては、平行光束はその
光路の方向に関係なくすべてその収束レンズに対する焦
点面上に収束するという性質があるので、第8図の構成
によって得られた走査光ラスクーは平面状のフィルム1
上に全面ホーカスさせることができる。
また、以上の説明においては、フィルムの移送にはスプ
ロケットを用いるように述べてきたが、連続移送式の装
置であるから、キャプスタン駆動とすることも可能であ
る。
その場合には、フィルム1のパーフォレーションを光電
的に検出して電気的に制御したサーボ駆動を行なわせれ
ば好適である。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、つぎ
のような顕著な効果が得られる。
すなわち本発明連続移送式フィルム記録再生装置におい
ては、フィルム画郭を二次元走査するための光ビームに
対するフィルム移送方向の第1の光偏向器のほかに第2
の光偏向器を用いて、光学系により形成した第2のフィ
ルム移送方向偏向点にその第2の光偏向器を配設し、そ
の第2の光偏向器の偏向速度をフィルムの連続移送速度
に関連させることにより、フィルムの移送速度に関係な
く、二次元走査光をフィルム画郭の移動に追従して移動
させることができる。
したがって、本発明装置においては、フィルムを任意の
速度で連続走行させても、容易にそのフィルム走行に追
従してテレビジョン映像信号の記録再生を行なうことが
できる。
さらに、上述した第2のフィルム移送方向光偏向器とし
ての回転多面鏡における反射鏡のなす稜線を越えて走査
光ビームが相隣る2枚の反射鏡から同時に反射されると
きには、それら2本の反射光ビームが相隣るフィルム画
郭をそれぞれ正確に走査し、しかも稜線によって2分さ
れる走査光ビームの分割比が多面鏡の回転に伴って徐々
に変化するので、相隣るフィルム画郭の再生を重ね溶明
(ラップデイゾルブ)的に行なうことができ、また、走
査光ビームが回転多面鏡の稜線を越える際にウオブリン
グを行なうなどして極めて良質の再生画像を得ることが
できる。
なお、以上の説明においては、フィルム走査用光ビーム
の光路に、フィルム幅方向の光偏向器、フィルム移送方
向の光偏向器、およびフィルム追従用光偏向器をこの順
に配置する例について述べたが、各光偏向器の配置の順
はこの例に限られるものではなく、それぞれの光偏向器
としていかなる光偏向素子を用いるか等の必要に応じて
、順序を変更して適切に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは走査光ビーム発生用光学系の原理的構成
をそれぞれ示す上面図および側面図、第2図a、bおよ
びCは本発明装置におけるフィルム移送追従用回転多面
鏡とフィルムとの相対関係を示す線図、第3図は複数の
走査光ビームを交互に切換えて発生させる手段の一例を
示す配置図、第4図は複数光ビーム方式におけるフィル
ム追従用回転多面鏡の鏡面の稜線と入射光ビームとの相
対的位置関係の時間的変化を示す線図、第5図a。 b、cは第4図に示す相対的位置関係の時間的変化とフ
ィルム追従用回転多面鏡の入射ビームおよび射出ビーム
の状態との関係を順次に示す線図、第6図はウオブリン
グ光ビームの発生手段の一例を示す配置図、第7図はの
こぎり波ウオブリング光ビームに対するフィルム追従用
回転多面鏡の鏡面の稜と光ビーム入射点との相対的位置
関係の時間的変化を示す線図、第8図は直線フィールド
ゲートを用いた場合における本発明装置の構成および作
用を示す線区である。 B・・・・・・走査光ビーム、Ll + L2 + L
3 + L4・・・・・・リレーレンズ、L5・・・・
・・平面収束用レンズ、Gv・・・、・・ガルバノメー
ター RM ・・・・・・フィルム追従用を 回転多面鏡、RMh・・・・・・水平偏向用回転多面鏡
、1・・・・・・フィルム、2・・・・・・フィルムゲ
ート、3・・・・・・回転ドラム、4・・・・・・光ビ
ーム切換信号用増幅器、5・・・・・・電気光学効果用
結晶、6・・・・・・複屈折用平行板、7・・・・・・
収束レンズ、8・・・・・・ウオブリング用光偏向器、
9・・・・・・収束レンズ、10・・・・・・直線フィ
ルムゲート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光ビームを二次元偏向手段に導いて形成した二次元
    走査光ビームにより連続的に移送するフィルムを照射し
    て画像情報の記録再生を行なうフィルム記録再生装置に
    おいて、前記二次元偏向手段と前記フィルムとの間にリ
    レーレンズ系を設けて、そのリレーレンズ系に入射した
    前記二次元走査光ビームが射出側において光軸と一点に
    て交差するようにするとともに、その一点に、角柱形回
    転多面鏡を、その回転多面鏡の稜線を介して相隣る2個
    の反射面によりそれぞれ反射された前記二次元走査光ビ
    ームが前記フィルムの面上において相隣る2個の画郭を
    それぞれ走査するように構成して配置し、前記フィルム
    の移送に追従して前記反射された二次元走査光ビームが
    移動するようにして前記回転多面鏡を回転させるように
    したことを特徴とする連続移送式フィルム記録再生装置
    。 2 前記角柱形回転多面鏡の前記相隣る2個の反射面に
    より分割された前記二次元走査光ビームにより前記フィ
    ルムの面上において相隣る2個の画郭を同時にそれぞれ
    走査して重ね溶明(ラップデイゾルブ)的に画像情報を
    記録再生するようにしたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の連続移送式フィルム記録再生装置。 3 前記光ビームが前記角柱形回転多面鏡の前記相隣る
    2個の反射面をそれぞれ所定の期間において順次に走査
    するとともにそれら2個の反射面のなす稜線を通過する
    ときには高速でその稜線を飛び越えるようにしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の連続移送式フィ
    ルム記録再生装置。 4 前記光ビームを前記フィルムの移送方向に離間して
    互に平行に近接した2本の光ビームをもって構成し、そ
    れら2本の光ビームを前記回転多面鏡の回転に関連した
    所定の周期をもって交互に切換えて発生させるようにし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の連続移
    送式フィルム記録再生装置。
JP51019249A 1976-02-24 1976-02-24 連続移送式フイルム記録再生装置 Expired JPS5850331B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51019249A JPS5850331B2 (ja) 1976-02-24 1976-02-24 連続移送式フイルム記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51019249A JPS5850331B2 (ja) 1976-02-24 1976-02-24 連続移送式フイルム記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52102750A JPS52102750A (en) 1977-08-29
JPS5850331B2 true JPS5850331B2 (ja) 1983-11-10

Family

ID=11994129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51019249A Expired JPS5850331B2 (ja) 1976-02-24 1976-02-24 連続移送式フイルム記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5850331B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6175440B1 (en) 1994-02-02 2001-01-16 Advanced Laser Technologies, Inc. Laser beam display

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52102750A (en) 1977-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4054361A (en) Beam scanning device with line image formed by and reflected to optical element
US4201455A (en) Laser-operated apparatus for data and signal recording
US3475760A (en) Laser film deformation recording and erasing system
US4074085A (en) Multiple beam optical record playback apparatus for simultaneous scan of plural data tracks
US4667099A (en) Optical linear encoder
US5923461A (en) Scanner with deflection element for scanning imaging surfaces
KR860002742A (ko) 영상 픽업 장치
EP0288970B1 (en) Optical system for flyingspot scanning system
JPS5845003B2 (ja) レ−ザコウヘンコウコウカクソウチ
JPS63241519A (ja) 光ビ−ム記録装置
US4693555A (en) Device for holding an imaging lens
US3877777A (en) Beam expander subsystem for film scanner
US5291329A (en) Apparatus for recording an image
US4823202A (en) Optical beam-splitting arrangements on image side of a lens
US4578577A (en) Light beam scanning device
JPS5850331B2 (ja) 連続移送式フイルム記録再生装置
US5864418A (en) Multi-beam scanner with mechanically moving element for scanning imaging surfaces
US4587420A (en) Light beam scanning device for correcting scanning speed
JPS58179815A (ja) 光走査装置
US4399471A (en) Apparatus for recording image information and sound recordings, presented as electrical input signals, on an image record plate
US5357375A (en) Symmetrical prism beam deflector
US3952148A (en) Optical video disc playback system with position servo
US6677578B2 (en) Internal-surface-scanning image recording apparatus
JPS6053853B2 (ja) レ−ザ−記録装置
JPH0397364A (ja) 画像走査記録装置