JPS5853879Y2 - Pc鋼材の定着構造 - Google Patents
Pc鋼材の定着構造Info
- Publication number
- JPS5853879Y2 JPS5853879Y2 JP15483078U JP15483078U JPS5853879Y2 JP S5853879 Y2 JPS5853879 Y2 JP S5853879Y2 JP 15483078 U JP15483078 U JP 15483078U JP 15483078 U JP15483078 U JP 15483078U JP S5853879 Y2 JPS5853879 Y2 JP S5853879Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel material
- spring
- fixing
- sleeve
- springs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、PC鋼材の定着構造の改良に関するものであ
る。
る。
従来の圧着式定着構造は、スリーブと接触するPC鋼材
の全表面に、焼入れ処理によって硬化させかつねじり加
工を与えた異形線スプリングを嵌め、圧着加工によって
スリーブに円周方向の圧縮の残留応力を付与させること
により、これら三者を機械的に一体化させている。
の全表面に、焼入れ処理によって硬化させかつねじり加
工を与えた異形線スプリングを嵌め、圧着加工によって
スリーブに円周方向の圧縮の残留応力を付与させること
により、これら三者を機械的に一体化させている。
そしてこのPC鋼材をコンクリート等に定着面を介して
定着させ、プレストレスの保持を果していた。
定着させ、プレストレスの保持を果していた。
しかし、このようなPC鋼材とスリーブとの定着構造で
は定着端面から約5mm程度の位置で両者が一体化する
ため、この部分に応力が集中することになる。
は定着端面から約5mm程度の位置で両者が一体化する
ため、この部分に応力が集中することになる。
これを模式的に示すと、第1図において定着端からの距
離に対し等側温面積の増加は曲線5で示すようになす、
Xlの位置で急変し、この部分で応力が集中して、三角
線スプリングによる切欠き効果と相乗し、耐疲労性が損
われていた。
離に対し等側温面積の増加は曲線5で示すようになす、
Xlの位置で急変し、この部分で応力が集中して、三角
線スプリングによる切欠き効果と相乗し、耐疲労性が損
われていた。
このような応力集中部を緩和するためには、スリーブの
定着端面に近付くに従ってスリーブの圧着力を弱めるよ
うにすることが考えられるが、実際には圧着力の調整は
困難であって第1図曲線7に示すようになだらかな曲線
となり、この場合は等側温面積が最大の部分すなわちP
C鋼材とスリーブとが一体化するに必要な距離(Y−X
3)を確保するためにスリーブの長さが長くなり、スリ
ーブの小型化という要請に逆行することになる。
定着端面に近付くに従ってスリーブの圧着力を弱めるよ
うにすることが考えられるが、実際には圧着力の調整は
困難であって第1図曲線7に示すようになだらかな曲線
となり、この場合は等側温面積が最大の部分すなわちP
C鋼材とスリーブとが一体化するに必要な距離(Y−X
3)を確保するためにスリーブの長さが長くなり、スリ
ーブの小型化という要請に逆行することになる。
本考案はこのような問題の解決のためになされたもので
あり、定着端面の応力集中を避け、しかもスリーブの長
さをできるだけ短くするという要請に応えうる定着構造
を提供することを目的とするものである。
あり、定着端面の応力集中を避け、しかもスリーブの長
さをできるだけ短くするという要請に応えうる定着構造
を提供することを目的とするものである。
本考案は、焼入れ硬化させた密巻きコイル状のスプリン
グをPC鋼材の端部外周に嵌め、その外周から鋼製スリ
ーブを圧着させたPC鋼材の定着具において、上記スプ
リングを断面形状により切り欠き効果が互いに相違する
スプリングで構成させ、かつ両スプリングの長さの和が
必要な定着効率を維持するのに十分な長さにするととも
に、定着端面に近い側のスプリングを他方のスプリング
より切り欠き効果の少ない断面形状のスプリングで構成
したものである。
グをPC鋼材の端部外周に嵌め、その外周から鋼製スリ
ーブを圧着させたPC鋼材の定着具において、上記スプ
リングを断面形状により切り欠き効果が互いに相違する
スプリングで構成させ、かつ両スプリングの長さの和が
必要な定着効率を維持するのに十分な長さにするととも
に、定着端面に近い側のスプリングを他方のスプリング
より切り欠き効果の少ない断面形状のスプリングで構成
したものである。
第2図はその一実施例を示し、鋼材1の端部にはスプリ
ング3,4が嵌められ、その外周からスリーブ2が圧着
されることによって固定されている。
ング3,4が嵌められ、その外周からスリーブ2が圧着
されることによって固定されている。
スプリング3は焼入れ硬化させた断面三角形の密巻きコ
イルで構成している。
イルで構成している。
従って、スリーブ2の圧着による付着力は切欠き効果の
大きな三角線スプリングの部分が大きく、丸線スプリン
グの部分が小さい。
大きな三角線スプリングの部分が大きく、丸線スプリン
グの部分が小さい。
すなわち、定着端面10の付近はLαの長さだけ切欠き
効果の小さいスプリングを用い、残部Lβの長さ部分に
切欠き効果の大きいスプリングを用いている。
効果の小さいスプリングを用い、残部Lβの長さ部分に
切欠き効果の大きいスプリングを用いている。
スプリング3および4としてはこの他種々の形状のもの
が採用でき、スプリング3よりもスプリング4の方が切
欠き効果が小さければその組合せにはとくに限定はない
。
が採用でき、スプリング3よりもスプリング4の方が切
欠き効果が小さければその組合せにはとくに限定はない
。
このように、定着面より一定長さLαの部分だけ切欠き
効果の小さいスプリングを用いると、等価断面積の変化
は第1図の曲線6に示すようになり、応力集中が緩和さ
れる。
効果の小さいスプリングを用いると、等価断面積の変化
は第1図の曲線6に示すようになり、応力集中が緩和さ
れる。
しがもこのばあい、スリーブと鋼材とが一体化される長
さくy−x2)も比較的大きくとることができる。
さくy−x2)も比較的大きくとることができる。
従って、本考案においては、この長さの配分をスプリン
グ3および4の長さLα、Lβの選択によって容易に設
定することか゛できる。
グ3および4の長さLα、Lβの選択によって容易に設
定することか゛できる。
LαおよびLβの値は、使用するPC鋼材、スリーブの
材質、形状あるいは定着部に要求される定着効率、耐疲
労性等を考慮して定める。
材質、形状あるいは定着部に要求される定着効率、耐疲
労性等を考慮して定める。
そして、規格引張り荷重Puに対してQ、6XPuなる
プレストレストが導入され、定着効率がlXPuの一般
PC鋼材においては、L a =0.6−0.8 ds
(ds : PC鋼材径)、Lβ=3.6〜4.4ds
とすれば最も良い結果が得られることが種々の実験の結
果、確認された。
プレストレストが導入され、定着効率がlXPuの一般
PC鋼材においては、L a =0.6−0.8 ds
(ds : PC鋼材径)、Lβ=3.6〜4.4ds
とすれば最も良い結果が得られることが種々の実験の結
果、確認された。
1例として直径15.2mm、7本よりPC鋼より線を
用いて従来品と本考案品との疲労試験を行なったところ
第3図に示すような結果が得られた。
用いて従来品と本考案品との疲労試験を行なったところ
第3図に示すような結果が得られた。
なお、スリーブとしては形状、材質、加工条件等は両者
とも同じであり、スリーブの材質はJIS −G450
1−535C1寸法は外径34.8mm、内径17.4
mm、PC鋼材はJIS−G 3506に規定の7本よ
りPC鋼より線5WPR−7Aで直径15.2mm、ス
プリングはJIS−G 3502−8WR5−72Bの
ものを用い、スリーブの外径を30.5mmに圧着加工
した。
とも同じであり、スリーブの材質はJIS −G450
1−535C1寸法は外径34.8mm、内径17.4
mm、PC鋼材はJIS−G 3506に規定の7本よ
りPC鋼より線5WPR−7Aで直径15.2mm、ス
プリングはJIS−G 3502−8WR5−72Bの
ものを用い、スリーブの外径を30.5mmに圧着加工
した。
本考案では定着端面側のスプリングとして直径0.73
mmの丸線スプリング、残部を従来品と同じ三角線スプ
リングであって一辺がQ、3mmの正三角形のもので成
形後焼入れして硬度Hv soo〜850としたものを
用い、かつL a =0.7 ds、 I、β=3.9
dsとした。
mmの丸線スプリング、残部を従来品と同じ三角線スプ
リングであって一辺がQ、3mmの正三角形のもので成
形後焼入れして硬度Hv soo〜850としたものを
用い、かつL a =0.7 ds、 I、β=3.9
dsとした。
また、試験条件は下限荷重が15960 kgの部分片
振荷重で繰返し速度250 c、 pomとした。
振荷重で繰返し速度250 c、 pomとした。
同図において曲線8は本考案品、曲線9は従来品の特性
を示す。
を示す。
これより本考案品は時間強度、疲労限とも従来品より大
幅にすぐれていることがわかる。
幅にすぐれていることがわかる。
なお、スリーブの全長を一定にして、Lαを0.6ds
にしたばあいは丸線スプリングを挿入した効果はうすく
、疲労試験において第3図の曲線9で示す従来品と大差
はなかった。
にしたばあいは丸線スプリングを挿入した効果はうすく
、疲労試験において第3図の曲線9で示す従来品と大差
はなかった。
また、LαをQ、8dsにすると、曲線8に示す結果と
同等以上になるが、Lβが小さくなるために定着効率が
低下し、実用上の問題が生じることになる。
同等以上になるが、Lβが小さくなるために定着効率が
低下し、実用上の問題が生じることになる。
定着効率を向上させるにはスリーブの全長は経済面およ
び定着部のスペースの面から、所定の定着効率が得られ
る最小限の長さにする必要があり、従ってスリーブの全
長はPC鋼材に要求される引張力に対して定着具が耐え
られる十分な長さに設定する。
び定着部のスペースの面から、所定の定着効率が得られ
る最小限の長さにする必要があり、従ってスリーブの全
長はPC鋼材に要求される引張力に対して定着具が耐え
られる十分な長さに設定する。
このような条件の下で疲労強度を向上させるにはLαを
0゜6〜0.8dsにする必要がある。
0゜6〜0.8dsにする必要がある。
以上説明したように、本考案はPC鋼材にスリーブを定
着させるスプリングとして、定着端面付近のみを切欠き
効果の小さいスプリングを用いたものであり、これによ
って定着端面付近の応力集中を緩和し、疲労強度の向上
を図ったものである。
着させるスプリングとして、定着端面付近のみを切欠き
効果の小さいスプリングを用いたものであり、これによ
って定着端面付近の応力集中を緩和し、疲労強度の向上
を図ったものである。
第1図は定着部の等価断面積の変化図、第2図は本考案
の実施例を示す縦断面図、第3図は本考案品と従来品と
の特性の比較図である。 1・・・・・・PC鋼材、2・・・・・・スリーブ、3
,4・・・・・・スプリング、10・・・・・・定着端
面。
の実施例を示す縦断面図、第3図は本考案品と従来品と
の特性の比較図である。 1・・・・・・PC鋼材、2・・・・・・スリーブ、3
,4・・・・・・スプリング、10・・・・・・定着端
面。
Claims (1)
- 焼入れ硬化させた密巻きコイル状のスプリングをPC鋼
材の端部外周に嵌め、その外周から鋼製スノーブを圧着
させたPC鋼材の定着具において、上記スプリングを断
面形状により切り欠き効果が互いに相違するスプリング
で構成させ、かつ両スプリングの長さの和が必要な定着
効率を維持するのに十分な長さにするとともに、定着端
面に近い側のスプリングを他方のスプリングより切り欠
き効果の少ない断面形状のスプリングで構成したことを
特徴とするPC鋼材の定着構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15483078U JPS5853879Y2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | Pc鋼材の定着構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15483078U JPS5853879Y2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | Pc鋼材の定着構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5571220U JPS5571220U (ja) | 1980-05-16 |
| JPS5853879Y2 true JPS5853879Y2 (ja) | 1983-12-07 |
Family
ID=29143301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15483078U Expired JPS5853879Y2 (ja) | 1978-11-09 | 1978-11-09 | Pc鋼材の定着構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5853879Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-09 JP JP15483078U patent/JPS5853879Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5571220U (ja) | 1980-05-16 |
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