JPS5855720B2 - 振動板の製造方法 - Google Patents
振動板の製造方法Info
- Publication number
- JPS5855720B2 JPS5855720B2 JP13662475A JP13662475A JPS5855720B2 JP S5855720 B2 JPS5855720 B2 JP S5855720B2 JP 13662475 A JP13662475 A JP 13662475A JP 13662475 A JP13662475 A JP 13662475A JP S5855720 B2 JPS5855720 B2 JP S5855720B2
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- JP
- Japan
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- diaphragm
- impregnated
- speaker
- phosphate
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R7/00—Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
- H04R7/02—Diaphragms for electromechanical transducers; Cones characterised by the construction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はセルロース系の振動板素材を用いたスピーカ用
の振動板の製造方法にかかわり、特に従来よりもその音
響特性を格段に向上させると共に、安価にしてこの種振
動板を構成し得るようにしたものである。
の振動板の製造方法にかかわり、特に従来よりもその音
響特性を格段に向上させると共に、安価にしてこの種振
動板を構成し得るようにしたものである。
従来からスピーカの音響特性を改善するために種々の対
策が講じられている。
策が講じられている。
近年では、振動板用の素材に、カーボンファイバー、ア
ルミナ繊維やグラスファイバー等の高剛質ファイバーを
混入する技術が開発されている。
ルミナ繊維やグラスファイバー等の高剛質ファイバーを
混入する技術が開発されている。
ところがこの高剛質ファイバーの混入によって上記目的
、即ち音響特性の改善は達成し得るも、ファイバー自体
が非常に高価であるため振動板そのものが高価にならざ
るを得ない欠点がある。
、即ち音響特性の改善は達成し得るも、ファイバー自体
が非常に高価であるため振動板そのものが高価にならざ
るを得ない欠点がある。
本発明はこのような点を考慮して、この種振動板を安価
に提供し得るは勿論のこと、初期の目的である音響特性
をも充分に改善し得るようにしたものである。
に提供し得るは勿論のこと、初期の目的である音響特性
をも充分に改善し得るようにしたものである。
以下図面を参照して本発明に依るスピーカ用振動板の製
造方法を詳細に説明するも、それに先立ち、本発明を適
用して好適なスピーカの一例の構造について説明する。
造方法を詳細に説明するも、それに先立ち、本発明を適
用して好適なスピーカの一例の構造について説明する。
第1図はコーン型のスピーカを示す。
図に於て、2aは円板状ヨーク、2bはリング状ヨーク
、3はリング状マグネット、4はセンターポールで、こ
れらにて磁気回路が構成されている。
、3はリング状マグネット、4はセンターポールで、こ
れらにて磁気回路が構成されている。
5はセンターポール4の周囲に配された円筒状のボイス
コイル用ボビン、6はそのボビン5に巻装されたボイス
コイル、9はボビン5の上端に接着された振動板、即ち
コーンで、これらにて振動系が構成される。
コイル用ボビン、6はそのボビン5に巻装されたボイス
コイル、9はボビン5の上端に接着された振動板、即ち
コーンで、これらにて振動系が構成される。
尚7はフレーム、8はダンパー材である。
本発明はこの第1図に示す振動板(コーン)9にかかわ
るもので、本発明に於いては有機バインダーを混入して
セルロース系の振動板素材を抄紙し、これにリン酸塩の
縮合物を含浸せしめて目的とするスピーカ用の振動板を
得るものである。
るもので、本発明に於いては有機バインダーを混入して
セルロース系の振動板素材を抄紙し、これにリン酸塩の
縮合物を含浸せしめて目的とするスピーカ用の振動板を
得るものである。
本発明をその製造工程を追いながら詳細に説明しよつ。
本発明に於いては、まず振動板9の素材としてセルロー
ス系の物質即ちパルプを用意する。
ス系の物質即ちパルプを用意する。
このパルプはNUKP、NUSP或いはLUKPなどの
パルプ材を使用し得る。
パルプ材を使用し得る。
本例に於いてはNUKP型のパルプであって、その分散
液を作る。
液を作る。
この場合の分散液濃度は水100・重量%に対しパルプ
が10重量%となるように選定される。
が10重量%となるように選定される。
続いて、この分散液を充分に撹拌しながら有機バインダ
ーを入れる。
ーを入れる。
有機バインダーとしては天然又は合成のゴムラテックス
やロジン等を使用することかできる。
やロジン等を使用することかできる。
この例に於いてはゴムラテックスを使用した場合でその
重量%は5〜15重量%である。
重量%は5〜15重量%である。
ここで、ゴムラテックスの混合量が5重量%以下では、
後述する振動板9の共振鋭度Qの低下の効果が薄れ、又
15重量%以上であると今度はヤング率Eが低下するを
もって、このような範囲に定めたものである。
後述する振動板9の共振鋭度Qの低下の効果が薄れ、又
15重量%以上であると今度はヤング率Eが低下するを
もって、このような範囲に定めたものである。
ゴムラテックスとパルプの混合液を得た後は定着剤とし
ての硫酸バンド溶液をパルプ100重量%に対し3〜5
重量%だけ添カロし、混合液を定着して混合物と威す。
ての硫酸バンド溶液をパルプ100重量%に対し3〜5
重量%だけ添カロし、混合液を定着して混合物と威す。
混合物を得た後はこれをコーン状に抄紙して振動板9の
原型を得る。
原型を得る。
その後、この振動板9にリン酸塩を所望とする量だけ含
浸するもので、このリン酸塩としてはポリリン酸アンモ
ニュウムやポリリン酸グアニジン等のリン酸塩の縮合物
を使用する。
浸するもので、このリン酸塩としてはポリリン酸アンモ
ニュウムやポリリン酸グアニジン等のリン酸塩の縮合物
を使用する。
含浸量はパルプ100重量%に対し25重量%以下に選
定されるが、その理由は後述しよう。
定されるが、その理由は後述しよう。
このリン酸塩を例えばスプレーして付着させた後は、こ
れを乾燥することによって目的とする最終的なスピーカ
用の振動板を得るものである。
れを乾燥することによって目的とする最終的なスピーカ
用の振動板を得るものである。
次に、このようにして得たスピーカ用振動板の音響特性
を説明するも、本発明に依るこの振動板の音響特性の効
果を理解しやすくするため、本例ではパルプにゴムラテ
ックスを含浸することなくポIJ IJン酸アンモニュ
ウムのみを含浸した場合の音響特性と比較してみる。
を説明するも、本発明に依るこの振動板の音響特性の効
果を理解しやすくするため、本例ではパルプにゴムラテ
ックスを含浸することなくポIJ IJン酸アンモニュ
ウムのみを含浸した場合の音響特性と比較してみる。
第2図乃至第5図はスピーカの音響特性を夫々示す特性
曲線図である。
曲線図である。
その横軸はポリリン酸アンモニュウムの含浸量を取っで
ある。
ある。
そして、実線は先はど説明したゴムラテックスを含浸さ
せない場合の曲線図で、点線の曲線が本発明に依る振動
板の音響特性を夫々示すものである。
せない場合の曲線図で、点線の曲線が本発明に依る振動
板の音響特性を夫々示すものである。
まず、第2図はヤング率Eの特性を示す曲線図であって
この図より明らかな如く単にポリリン酸アンモニュウ
ムのみを含浸させた場合に於いても、従来よりも遥かに
高いヤング率を得ることができる。
この図より明らかな如く単にポリリン酸アンモニュウ
ムのみを含浸させた場合に於いても、従来よりも遥かに
高いヤング率を得ることができる。
即ち、ポリリン酸アンモニュウムを含浸させない場合の
ヤング率Eはこの図では0.75ぐらいであるがポリリ
ン酸アンモニュウムを徐々に増加するに従って、その曲
線は11aの如くなるからポ゛リリン酸アンモニュウム
の含浸量が多くなるにつれヤング率を向上させることが
わかる。
ヤング率Eはこの図では0.75ぐらいであるがポリリ
ン酸アンモニュウムを徐々に増加するに従って、その曲
線は11aの如くなるからポ゛リリン酸アンモニュウム
の含浸量が多くなるにつれヤング率を向上させることが
わかる。
同様に、第3図は密度ρの関係を示し、この密度ρに関
してもポIJ IJン酸アンモニュウムを添加すること
によって、曲線12aの如くその値は大きくなる。
してもポIJ IJン酸アンモニュウムを添加すること
によって、曲線12aの如くその値は大きくなる。
しかし、その変化率はヤング率Eに比し極めて小さい。
即ち、振動板内を伝搬する音の速度即ちその伝搬速度は
Vlで表わすことができるので、この第2図及び第3図
の特性曲線図から明らかなように伝搬速度Cは第4図曲
線13aに示す如くなる。
Vlで表わすことができるので、この第2図及び第3図
の特性曲線図から明らかなように伝搬速度Cは第4図曲
線13aに示す如くなる。
従って、ポリリン酸アンモニュウムを添加することによ
ってその伝搬速度Cは格段と向上させることができるも
のである。
ってその伝搬速度Cは格段と向上させることができるも
のである。
ところが、このよう(こポリリン酸アンモニュウムの含
浸を行なうと上述したようにヤング率の上昇に比較して
密度の上昇が少なく、依って伝搬速度を従来に比し数段
と速くすることができる一方、共振鋭度Qは第5図曲線
14aで示す如くなり、ポIJ IJン酸アンモニュウ
ムを含浸するに従ってその共振鋭度Qは上昇することが
わかる。
浸を行なうと上述したようにヤング率の上昇に比較して
密度の上昇が少なく、依って伝搬速度を従来に比し数段
と速くすることができる一方、共振鋭度Qは第5図曲線
14aで示す如くなり、ポIJ IJン酸アンモニュウ
ムを含浸するに従ってその共振鋭度Qは上昇することが
わかる。
これに対し、本発明に依る振動板ではゴムラテックスを
添加したので、ポリリン酸アンモニュウムを含浸するに
もかかわらずその共振鋭度を格段に低下させることがで
きる。
添加したので、ポリリン酸アンモニュウムを含浸するに
もかかわらずその共振鋭度を格段に低下させることがで
きる。
即ち、そのヤング率を第2図曲線11bで示す如く又、
その密度を第3図曲線12bで示す如くゴムラテックス
を添加するにもかかわらず、ヤング率E及び密度ρの夫
夫の変化を従来の場合とほとんど同じくすることができ
る。
その密度を第3図曲線12bで示す如くゴムラテックス
を添加するにもかかわらず、ヤング率E及び密度ρの夫
夫の変化を従来の場合とほとんど同じくすることができ
る。
従って、その伝搬速度を第4図曲線13bで示すように
低下させないで済む。
低下させないで済む。
更に、第5図で示す如くその共振鋭度Qは曲線14bの
如くなり、共振鋭度を従来よりも格段と小さくすること
ができるものである。
如くなり、共振鋭度を従来よりも格段と小さくすること
ができるものである。
なお、この第5図からも明らかなように共振鋭度を最も
改善できるポIJ IJン酸アンモニュウムの含浸量は
10重量%から25重量%就中15重量%程度が最もそ
の改善を図り得るものである。
改善できるポIJ IJン酸アンモニュウムの含浸量は
10重量%から25重量%就中15重量%程度が最もそ
の改善を図り得るものである。
従って本発明に於いてはポリリン酸アンモニュウムの含
浸量はパルプ100重量%に対し25重量%以下に選定
されるものである。
浸量はパルプ100重量%に対し25重量%以下に選定
されるものである。
以上説明したように本発明に於いてはパルプ等の有機バ
インダーを混入してセルロース系の振動板素材を抄紙し
、これにリン酸塩の縮合物を含浸せしめてスピーカ用の
振動板を得るものである。
インダーを混入してセルロース系の振動板素材を抄紙し
、これにリン酸塩の縮合物を含浸せしめてスピーカ用の
振動板を得るものである。
従って、本発明に於いてはまず天然のセルロース系の振
動板素材を使用することができるためその素材を安価に
構成できるものである。
動板素材を使用することができるためその素材を安価に
構成できるものである。
それ故、振動板自体もそれに伴って高価になることはな
く実用に供しすこぶる便利である。
く実用に供しすこぶる便利である。
さらに本発明に於いては、このような天然のセルロース
系振動板用素材を使用するにもかかわらず、その音響特
性を従来及び考え得る例よりも格段に改善できる特徴を
有する。
系振動板用素材を使用するにもかかわらず、その音響特
性を従来及び考え得る例よりも格段に改善できる特徴を
有する。
即ち、第2図及び第4図で夫々示すようにヤング率Eを
初めとして密度ρ、伝搬速度C夫々を従来よりも改善で
きることに加え、第5図で示したように共振鋭度Qを従
来よりも小さくすることができるものである。
初めとして密度ρ、伝搬速度C夫々を従来よりも改善で
きることに加え、第5図で示したように共振鋭度Qを従
来よりも小さくすることができるものである。
従って忠実度の良いスピーカを具現し得るものである。
特にヤング率を高く共振鋭度を低くすることができるた
め、高忠実度のスピーカを達成できるものである。
め、高忠実度のスピーカを達成できるものである。
即ち、本発明では、振動板にリン酸塩を含浸させるもの
であるが、このリン酸塩として吸湿性の低いリン酸塩の
縮合物(分子量が大きい)を使用しているので、上述の
ヤング率E1密度ρ、伝搬速fcの向上を図ることが出
来る反面、共振鋭度Qを高めるという欠点がある。
であるが、このリン酸塩として吸湿性の低いリン酸塩の
縮合物(分子量が大きい)を使用しているので、上述の
ヤング率E1密度ρ、伝搬速fcの向上を図ることが出
来る反面、共振鋭度Qを高めるという欠点がある。
そこで、本発明では、セルロース系の振動板素材の分散
液にダンピング材としての有機バインダーを混入するこ
とによって、上述のリン酸の縮合物による共振鏡JfQ
の向上を抑えて、これを低下せしめるようにしたもので
ある。
液にダンピング材としての有機バインダーを混入するこ
とによって、上述のリン酸の縮合物による共振鏡JfQ
の向上を抑えて、これを低下せしめるようにしたもので
ある。
又、このリン酸塩の縮合物は、特にセルロース系の振動
板素材の分散液に有機バインダーを混入して抄紙した後
に、含浸させるものであるから、抄紙時に混入させるの
と異なり、ポリエチルイミンの如き反応促進材を不用と
し、又、抄紙時の流出によるむだを回避することができ
るので、スピーカ製造のコストを低減し得る。
板素材の分散液に有機バインダーを混入して抄紙した後
に、含浸させるものであるから、抄紙時に混入させるの
と異なり、ポリエチルイミンの如き反応促進材を不用と
し、又、抄紙時の流出によるむだを回避することができ
るので、スピーカ製造のコストを低減し得る。
又、リン酸塩それ自体は離燃性を有するので、このリン
酸塩を素材に含浸させれば、振動板9自体も難燃化する
は勿論である。
酸塩を素材に含浸させれば、振動板9自体も難燃化する
は勿論である。
尚、上述した実施例に於いてはスピーカとしてコーン型
のものを使用した例を述べたが、ドーム型その他のもの
でも使用できるは言うまでもない。
のものを使用した例を述べたが、ドーム型その他のもの
でも使用できるは言うまでもない。
第1図はコーン型スピーカの要部を示す断面図、第2図
乃至第5図は夫々本発明に依る振動板の音響特性を示す
特性曲線図である。 10はスピーカ、9は振動板(コーン)である。
乃至第5図は夫々本発明に依る振動板の音響特性を示す
特性曲線図である。 10はスピーカ、9は振動板(コーン)である。
Claims (1)
- 1 セルロース系の振動板素材の分散液に、内部損失を
増大させるダンピング材として作用する有機バインダー
を混入した後、これを抄紙し、その後リン酸塩の縮合物
を含浸した後、これを乾燥することを特徴とする振動板
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13662475A JPS5855720B2 (ja) | 1975-11-13 | 1975-11-13 | 振動板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13662475A JPS5855720B2 (ja) | 1975-11-13 | 1975-11-13 | 振動板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5260611A JPS5260611A (en) | 1977-05-19 |
| JPS5855720B2 true JPS5855720B2 (ja) | 1983-12-10 |
Family
ID=15179641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13662475A Expired JPS5855720B2 (ja) | 1975-11-13 | 1975-11-13 | 振動板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5855720B2 (ja) |
-
1975
- 1975-11-13 JP JP13662475A patent/JPS5855720B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5260611A (en) | 1977-05-19 |
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