JPS5856539B2 - ポリ塩化ビニル樹脂用の安定剤 - Google Patents

ポリ塩化ビニル樹脂用の安定剤

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JPS5856539B2
JPS5856539B2 JP54071092A JP7109279A JPS5856539B2 JP S5856539 B2 JPS5856539 B2 JP S5856539B2 JP 54071092 A JP54071092 A JP 54071092A JP 7109279 A JP7109279 A JP 7109279A JP S5856539 B2 JPS5856539 B2 JP S5856539B2
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sulfide
stabilizer
alkyltin
tin
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ARGUS CHEM
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/56Organo-metallic compounds, i.e. organic compounds containing a metal-to-carbon bond
    • C08K5/57Organo-tin compounds
    • C08K5/58Organo-tin compounds containing sulfur

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 パイプや構造物の羽目ような硬質製品の製造に用いられ
るポリ塩化ビニル樹脂組成物は、今日では多軸押出機に
よって押出加工されている。
多軸押出機は旧式の単軸押出機、カレンダー及びブロー
成形機と異なり非常に短時間でポリ塩化ビニル樹脂組成
物の加工を行なうことができる。
押出されるポリ塩化ビニル樹脂組放物は相当量のステア
リン酸カルシウム等の滑剤を配合され非常な高滑性であ
り、多軸押出機の正方向の押出ポンプ作用により、希望
の速度で成形される。
こうして、ポリ塩化ビニル樹脂組成物は押出し可能な軟
化状態に必要な375’F以上のかなりの高温に30分
以上さらされることがなく、通常は5〜10分程の短時
間である。
通常の熱安定剤は特にこのような機械の押出し用として
配合された硬質ポリ塩化ビニル樹脂組成物用に使用する
には適していない。
そのような安定剤は長時間の安定性を与えるように配合
されているが、これらの組成物は375’F(190,
5℃)での長時間加熱に対する安定化を必要としない。
特に淡色組成物に必要なものは初期の5〜10分間ある
いは20分間の加熱による着色に対する抵抗性である。
このような着色は「初期黄変」と言われている。
長時間用安定剤は40分以上の加熱後の暗着色を防ぐた
めに調製されている。
初期着色性は太目にみられており、従って長時間加熱後
の色があまり悪くなく、物理的性質の低下を避けること
ができればある程度の着色はあっても良い。
不幸にも、これらの機械の押出し用に開発された高滑性
配合物はステアリン酸カルシウム等の滑剤を相当量、時
には安定剤以上の量を含有している。
典型的には樹脂100に対して0.6〜1部、時には2
部以上の滑剤が0.3〜0.5部の錫含量12%以下の
有機錫安定剤とともに使用されている。
かかる比率は、樹脂100に対して1〜1.5部の錫含
量18%又は21〜26%の安定剤及び最大0.5部の
滑剤を使用する通常の単軸押出機用組成物と対照的であ
る。
最も一般的な滑剤はステアリン酸カルシウムであるので
、相対的比率の変化は錫/カルシウム比のかなりの変化
を意味する。
更に、ステアリン酸カルシウムはそれ自身として初期黄
変を与え、加熱が続くと悪くする傾向を有するので、こ
のような高度に滑性化された押出し用組成物においては
初期黄変を防ぐことは益々困難になる。
有機錫メルカプトカルボン酸エステルは、約18%の錫
含与を有する最も効果的な有機錫安定剤として広く認め
られている。
有機錫メルカプトカルボン酸エステルの地位は「高効率
」有機錫と言われている約21〜26%の高銀含量安定
剤の出現によりおびやかされている。
後者し例は米国特許3,565,930号、3,565
,931号及び3.817,915号の有機錫メルカプ
トカルボン酸エステルスルフィドである。
しかしながら、高銀含量は有機錫基に対して最高の錫及
び硫黄含量を有するにもかかわらず初期着色の防止に最
も効果的でなく、むしろ初期着色を悪くする有機錫スル
フィドによって例示されるように初期着色の防止のため
の決定的な要因ではない。
有機錫メルカプトカルボン酸エステルは米国特許3,7
53,325号、2,641,596号及び2.648
,650号に開示されている。
2−ヒドロキシエチルメルカプタン及び2−アシロキシ
エチルメルカプクンから誘導されるこれらの変形物もま
た提案されており、米国特許2.731,440号、2
,731,484号、2,790,785号、2,80
9,956号、2,830,067号、2,870,1
19号、2,870,182号、2,872,468号
、2,883,363号、2,885,415号、英国
特許759,382号、米国特許3,93 i、263
号及び独国公開公報2.503,554号に開示されて
いる。
しかしながら、これらは有機錫メルカプトカルボン酸エ
ステル程満足できるものではなく、工業的には注目され
なかった。
米国特許2,731,440号にはモノ有機錫トリメル
カブタイドが開示され、米国特許2,731,484号
にはジアルキル錫ジメルカプタイドが開示され、米国特
許2,790,785号には炭化水素錫メルカプトアル
コールエステルが開示され、米国特許2.809,95
6号にはポリマー型有機錫化合物が開示され、米国特許
2,830,067号には硫黄含有有機錫塩安定剤が開
示さへ米国特許2,870,119及び2,870,1
82号には有機錫メルカプトアルコールモノカルボン酸
エステルが開示され、米国%許2,885,415号に
はメルカプトアルコールから誘導される有機錫化合物が
開示され、米国特許3,442,852号にはモノ有機
錫メルカプタイド・サルファイド安定剤が開示され、米
国特許3.931,263号には有機錫メルカプタイド
の新しい合成法が開示され、米国特許2,641,59
6号、英国特許3,565,931号、米国特許3,5
42,825号、英国特許1,117,652号、米国
特許3,665,025号及び英国特許1,297,5
50号にも種々の有機錫化合物が開示されている。
独国公開公報2.503,554号にはメチル錫メルカ
プクイドが開示され、英国特許759,382号には炭
化水素錫化合物とメルカプトアルコールエステルとの縮
合物が開示されている。
有機錫スルフィドは米国特許2,746,946号に開
示され、重合性有機錫スルフィドは米国特許3.021
,302号に開示されている。
独国特許6700014号にはモノアルキル錫と三置換
ヒンダードフェノールの併用が開示されている。
重合性有機錫オキサイドあるいはサルファイドは米国特
許2,597,920号、2,626,953号、2.
628,211号、2,746,946号、3,184
,430号及び2,938,013号に開示されている
米国特許3,078,390号及び3,217,004
号には有機錫チオアセクール及びチオケタールが開示さ
れ、米国特許3,565,930号、3,565,93
1号及び3,817,915号には有機錫メルカプトカ
ルボン酸エステルが開示され、米国特許3,632,5
38号には有機錫α−またはβ−メルカプトカルボン酸
エステルと有機錫サルファイドから成る安定剤が開示さ
れ、米国特許3,640,950号、3,925,30
9号及び3,787,357号にはモノアルキル錫メル
カプト化合物とジアルキル錫メルカプト化合物との併用
が開示され、米国特許4,062,881にはモノ有機
錫及び/又はジ有機錫メルカプトアルキルカルボキシレ
ート・モノスルフィド及び/又はポリスルフィド安定剤
が開示されている。
本発明によれば、押出し用硬質ポリ塩化ビニル樹脂組成
物用の安定剤混合物が提供され、安定剤混合物はモノア
ルキル錫2−アシロキシエチルメルカプチド、ジアルキ
ル錫2−アシロキシエチルメルカプチド又は両者とジア
ルキル錫及び/又はモノアルキル錫スルフィドの混合物
から成る。
本発明の安定剤混合物は該組成物が375′Fで加熱さ
れる場合、相当量のステアリン酸カルシウムのような金
属カルボン酸塩系滑剤が存在していても最初の5又は1
0分から約20又は30分の加熱の間初期着色を防ぐに
極めて効果的である。
この効果は金属塩滑剤特にステアリン酸カルシウムが加
熱が始まる前においてさえすでに樹脂組成物に初期の黄
変を与えている事からみて顕著である。
しかしながら、本発明安定剤系の存在下では、この初期
黄変は現われず、この着色の発生は加熱の少なくとも初
期の10乃至20分間は阻止されている。
モノアルキル錫2−アシロキシエチルメルカプチドは式
: %式%) テ定義され、ジアルキル錫2−アシロキシエチルメルカ
プチドは式: %式%) で定義される。
これらの式において、R1は直鎖又は分枝の1乃至26
の炭素原子を有する脂肪族炭化水素基を示す。
2 R4は水素原子又は−C−CHR3を示し、R4の1つ
以上は水素原子を示さない。
R2及びR3は水素原子、又は約1〜20の炭素原子を
有する飽和又はエチレン性不飽和脂肪族炭化水素基を示
す。
モノアルキル錫及びジアルキル錫2−アシロキシエチル
メルカプチドの混合物が使用される場合には、その相対
的割合は安定化効果に重要である。
この割合は混合物中に存在する金錫の錫含量として表わ
される。
金錫の約30乃至約90%、好ましくは45乃至約75
%がモノアルキル錫2−アシロキシエチルメルカプチド
であり、一方残りの約10乃至約70%、好ましくは約
25乃至55%がジアルキル錫2−アシロキシエチルメ
ルカプチドである。
モノアルキル錫及びジアルキル錫2−アシロキシエチル
メルカプチドは公知の化合物であり、公知の方法により
合成することができる。
合成の容易さからみた場合、もしアルキル基がモノアル
キル錫及びジアルキル錫2−アシロキシエチルメルカプ
チドにおいて同じならば、安定剤合成に使用される中間
体としてR8nCl3及びR25nCI2等のモノアル
キル錫トリハライド及びジアルキル錫シバライドの混合
物は一段反応で四塩化錫及び過剰のジメチル錫ジクロラ
イドからモノメチル錫トリクロライド及びジメチル錫ジ
クロライドを得るか、あるいは四塩化錫とテトラアルキ
ル錫R45n(ここでRはメチルよりも長いアルキル基
)からジアルキル錫ジクロライドと混合したモノアルキ
ル錫トリクロライドを得ることが容易にできる。
これらの有機錫2−アシロキシエチルメルカプチドと併
用して使用されるアルキル錫スルフィドは炭素を通じて
錫に結合した1又は2のアルキル錫、及びスルフィド硫
黄、−81を有しており、ここでスルフィド硫黄の原子
価は同じ錫原子又は異なる錫原子に結合されている。
各化合物は錫原子当り炭素を通じて錫に結合されている
1又は2の炭化水素基を有している。
本発明において有用なジアルキル錫スルフィドの1つは
式: %式% で定義することができる。
ここでRは炭素原子を通じて錫に結合されているアルキ
ル基であり、■乃至約8の炭素原子を有している。
錫に対する硫黄の原子比率は1:1である。本発明の他
の有機錫スルフィドは式: によって示すことができる重合体である。
ここで Rは上記と同じアルキル基であり、各錫原子は3の硫黄
原子に結合されており、各硫黄は2の錫原子に結合され
ており、Xは1乃至約100の数である。
別のタイプでは繰返し基: くノ を有しており、ここでnは鎖中の単位数を示し、100
以上にわたっている。
R25nSタイプを定義する別の方法は:である。
Rは上と同一である。
上の式はどのような方法であっても化合物の構造を限定
するためのものではない。
構造は直鎖、分枝、環状あるいはそれらの混合をとり得
る。
臀 上式におけるRアルキル基は1乃至8の炭素原子を
有する。
好ましいR基は4乃至8の炭素原子を有するアルキル基
である。
これらの有機錫スルフィドは良く知られており、業界に
知られている参考文献に記載されている多くの方法によ
り合成することができる。
例えば、硫化水素を水又は有機溶媒(メタノール、アセ
トン又はトルエン等)中で炭化水素錫オキシドのスラリ
ーに約40℃で吹き込み、不溶性の酸化物はスルフィド
の溶液又は分散液に変化し、全系が液化した時反応を停
止する。
別の有用な方法は炭化水素錫ハライド(例えば、Bu2
SnCI2)の水溶性アルカリ金属スルフィド又はアン
モニウムスルフィドによる置換である。
炭化水素錫スルフィドはまた炭化水素錫ハライドとナト
リウムチオサルファイド及びアンモニウムポリスルフィ
ドのようなスルフィド類以外の他の硫黄化合物との反応
により合成することができる。
これらの反応は不安定な中間体を与え、中間体は炭化水
素錫スルフィドと出発物質によりアルカリ金属スルフィ
ド又は遊離硫黄のような副生成物とに分解する。
上記全ての合成方法は下の変換式に要約することができ
る。
ここに示されているn−ブチル錫化合物は全部の有機錫
化合物類の代表例である。
これらの方法が水性媒中で行なわれる場合、炭化水素錫
スルフィド中の小割合の硫黄原子は酸素原子で置換され
、実験式: %式%) で示される平均組成を有する硫黄不足の生成物となる。
ここで、pは少なくとも0.85であり、rは少なくと
も1.5である。
本発明の安定剤組成物において、これらのスルフィド類
は全く酸素のないスルフィドと同様に十分に効果的であ
り、アルキル錫スルフィドを述べる場合それは純粋な化
合物及び硫黄不足の生成物の両方を含むことを意味して
いる。
これらの化合物の合成方法は他に多くの方法がある。
上記の方法は全てを述べたものではない。他の方法で合
成されるアルキル錫スルフィドも本発明の併用に有効で
ある。
炭素を通じて錫に結合されているRアルキル基は、例え
ば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブ
チル、イソブチル、t−ブチル、S−ブチル、アミル、
ヘキシル、オクチル、2エチルヘキシル及びイソオクチ
ルである。
有機錫スルフィドの好ましい例はジプロピル錫スルフィ
ド、ジブチル錫スルフィド、ジーn−ペンチル錫スルフ
ィド、ジブチル錫スルフィド、ジー2−エチルヘキシル
錫スルフィド、ジ(イソブチル)錫スルフィド、ジ(オ
クチル)錫スルフィド、ジメチル錫スルフィド、ジ(イ
ソアミル)錫スルフィド、ジイソヘキシル錫スルフィド
及び2−エチルブチル錫スルフィド;ブチル錫セスキス
ルフィド((BuSn)2S3)x(X二1乃至100
又はこれ以上)、ヘキシル錫セスキスルフィド、イソオ
クチル錫セスキスルフィド、ヘプチル錫セスキスルフィ
ド、n−オクチル錫セスキスルフィド、S−ブチル錫セ
スキスルフィド、プロピル錫セスキスルフィド、イソア
ミル錫セスキスルフィド及び2−エチルヘキシル錫セス
キスルフィドである。
上記化合物は上式の範囲内にはいる程度の重合度を有し
ていても良い。
これらの安定剤組成物の成分は約35%錫までの比較的
高い錫含量及び約25%硫黄までの比較的高い硫黄含量
を有するように選択されている。
これらの安定剤組成物が低濃度でかなり効果的であるの
で、つまり、安定化される塩化ビニル重合体に対して小
量の錫及び硫黄で作用するので、活性成分及び必要な場
合には希釈剤の選択により約6%錫及び4%硫黄程度の
小さな錫及び硫黄濃度を有する安定剤組成物を調製する
ことも可能である。
アルキル錫2−アシロキシエチルメルカプチド及びアル
キル錫スルフィドの次の混合物は本発明の範囲内にある
代表例である。
上記併用のジ−n−ブチル錫スルフィ に次のものを使用することができる。
ジーn−オクチル錫スルフィド ジメチル錫スルフィド ジー2−エチルヘキシル錫スルフィ ドの代り ド ジ−イソブチル錫スルフィド ジーn−ドデシル錫スルフィド アルキル錫2−アシロキシエチルメルカプチド及びアル
キル錫スルフィドの次の混合物は本発明の範囲内にある
代表例である。
上記併用のn−ブチル錫セスキスルフィドの代りに次の
ものを使用することができる。
n−オクチル錫セスキスルフィド メチル錫セスキスルフィド 2−エチルヘキシル錫セスキスルフィド イソブチル錫セスキスルフィド n−ドデシル錫セスキスルフィド 本発明の組成物は赤外スペクトル分析及び屈折率により
単なる混合物であり反応生成物でないことが見い出され
ており、アルキル錫スルフィド及びアルキル錫2−アシ
ロキシエチルメルカプチドの単なる混合により、又はこ
れらの成分のin 5itu生成と同時に製造される。
アルキル錫スルフィド及びアルキル錫2−アシロキシエ
チルメルカプチドが混合された後、及び実施例A乃至W
に示されているようなin 5itu生成された後の赤
外スペクトルは同一であり、態別にとられたアルキル錫
スルフィド又はアルキル錫2−アシロキシエチルメルカ
プチドのスペクトルにおける位置から±10cX’の波
長ピークの測定誤差を越えていない。
混合物の屈折率は正に平均を示しており、別々にとられ
たアルキル錫スルフィド及びアルキル錫2−アシロキシ
エチルメルカプチドの屈折率に変化はない。
実施例Xに見られる結果が代表例である。
更に、成分は長期保存及び高温においてさえ反応しない
傾向を有することを明白にしている。
従って、これらの混合物はアルキル錫スルフィド及びア
ルキル錫2−アシロキシエチルメルカプチドノ単なる混
合により、あるいは各々の出発物質からのこれら成分の
in 5itu合成により得ることができる。
本発明者等の見解によれば、次の例は本発明によるアル
キル錫スルフィド及びアルキル錫2−アシロキシエチル
メルカプチドとの混合物生成の好ましい実施態様を示し
たものである。
実施例 A 11の三ロフラスコに212.1g(0,7モル)のト
ール油脂肪酸、60.1p(0,77モル、10%過剰
)の2−メルカプトエタノール、4.1fI(反応物に
基づき1.5%)のパラトルエンスルホン酸及び309
m1のベンゼンを仕込み、74〜76℃で1時間還流さ
せた。
次いで、DeanStark管を挿入し、生成水を約3
時間にわたり共沸させた。
生成物、2−メルカプトエタルトレートの溶液は純度4
4.4%と分析され、理論値に近い。
このエステル溶液から本発明になるアルキル錫スルフィ
ド及びアルキル錫2−アシロキシエチルメルカプチドの
混合物を次のようにして合成した。
11の三ロフラスコに204.49(0,25モル)の
2−メルカプトエチルトレート溶液及び54.6gのモ
ル比2:1のモノオクチル錫及びジオクチル錫クロライ
ドの混合物をいれる。
この混合物を攪拌しながら40℃に加熱する。
温度が40℃に達したとき、加熱をやめ、too、p(
pH6,0,25モル、10%水溶液)の水酸化すI−
IJウムを添加する。
温度は反応熱により50〜60℃になる。
全ての苛性アルカリの添加後、硫化すトリウムの20%
溶液(488g、0.075モル)を温度を50〜60
’Cの間に保ちながら加えた。
pHは添加の終了時には6であった。
混合物は更に15分間攪拌された。
有機層を500′r/llの三ロフラスコに移し、約7
5℃20aHgまで減圧蒸留した。
ついで混合物を50℃に冷却し、常圧にし、0.5%の
スーパーセルを加えた。
この後混合物を口過した。
生成物はモノオクチル錫スルフィド、モノオクチル錫ト
リス(2−トレードオキシエチルメルカプチド)及びジ
オクチル錫ビス(2−トレードオキシエチルメルカプチ
ド)の混合物である。
比較例として使用するために、アルキル錫スルフィドを
含有しないが上記と同様な割合でモノオクチル錫及びジ
オクチル錫化合物を含有する生成物を次の様にして合成
した。
11の三ロフラスコに37zyc0.4モル)の上記2
−メルカプトエチルトレート溶液及び54.6gのモル
比2:1のモノオクチル錫及びジオクチル錫クロライド
混合物を仕込んだ。
この混合物を攪拌しながら40℃に加熱し、熱源を除き
、1609(0,4モル)の10%水酸化ナトリウム水
溶液の添加を始めた。
温度は反応熱により5.0〜60℃の間に保持された。
pHは反応の終了時には6であった。
混合物を更に15分間攪拌し、分離した。有機層を取り
、真空蒸留し上記と同様に口過し、モノオクチル錫及び
ジオクチル錫2−メルカプトエチルトレートの混合物を
得た。
実施例 B 500m1の三ロフラスコに200m1ベンゼン溶液中
の196.p(0,3モル)の2−メルカプトエチルト
レート(SH価5.05)及び52.9pのモル比2:
1のモノブチル錫トリクロライド(0,12モル)及び
ジブチル錫ジクロライド(0,06モル)混合物を仕込
んだ。
混合物を45°Cで攪拌し、その後温度を50〜60℃
に保持しながら120gの10%水酸化すl−1)ラム
水溶液を滴下した。
この後、58.5.pの20%硫化ナト’Jウム水溶液
を加えてpi−f6にした。
この混合物は更に15分間攪拌した後分離した。
有機層は300m1の三ロフラスコに移し、70’C,
25FJI(gで真空蒸留した。
生成物を60℃に冷やし、真空を開放し、0.5%ノス
ーパーセルを加えた。
この後生成物を口過シた。
生成物はモノブチル錫及びジブチル錫2−メルカプトエ
チルトレート及びモノブチル錫スルフィドの混合物であ
った。
比較例として使用するために、ブチル錫スルフィドを含
有しないが上記と同じ割合のモノブチル錫及びジブチル
錫2−メルカプトエチルトレートを含有する生成物を5
2.99のモル比2:1のモノブチル錫トリクロライド
(0,12モル)及びジブチル錫ジクロライド(0,0
6モル)と3000mlベンゼン溶液中の313.6p
の上記2−メルカプトエチルトレートに温度を50〜6
0℃に調節しなから196p(0,48モル)の10%
水酸化ナトリウム水溶液を滴下して合成した。
最終pHは6であり、その結果生成したモノブチル錫及
びジブチル錫アシロキシエチルメルカプチドを上記の如
く分離し、蒸留し、口過した。
実施例 C トール油脂肪酸とモノメチル錫及び/又はジメチル錫ス
ルフィドからのモノメチル錫及びジメチル錫2−アシロ
キシエチルメルカプチドの混合物、及びモノメチル錫の
ジメチル錫化合物に対して同じ比率を有しメチル錫スル
フィドを含有しない比較例が次の出発物質から実施例A
及びBと同様な方法により合成された。
実施例 D モノメチル錫及びジメチル錫2−アシロキシエチルメル
カプチド(モノー〇−ブチルスクシネートから)とモノ
メチル錫及び/又はジメチル錫スルフィドの混合物、及
びモノメチル錫のジメチル錫化合物に対して同じ比率を
有しメチル錫スルフィドを含有しない比較例が次の物質
から実施例A1B及びCと同様な方法により合成された
実施例 E トール油脂肪酸からのモノメチル錫トリス(2−アシロ
キシエチルメルカプチド)を種々の割合でジメチル錫ス
ルフィドと混合し3の異なった混合物を得た。
この混合物を60〜70℃で15分間攪拌し、口過し、
透明な液を得た。
これら混合物から4の安定剤ブレンドが同じ金錫含量で
作られた。
各ブレンドにブチル化ヒドロキシトルエン抗酸化剤及び
種々の量の不活性希釈剤(ミネラルオイル)を配合し1
2%の金錫含量とした。
比較例として、モノメチル錫トリス(2アシロキシエチ
ルメルカプチド)はブチル化ヒドロキシトルエンの添加
により12%錫に調製された。
実施例 F トール油脂肪酸からのモノメチル錫トリス(2アシロキ
シエチルメルカプチド)を種々の割合でジメチル錫スル
フィドとブレンドされた。
(成分は室温(22℃)で混合され、短時間の攪拌で透
明液になる。
)一定量のブチル化ヒドロキシトルエン抗酸化剤及び種
々の量のミネラルオイル希釈剤を加え、各ブレンドが一
様な金錫含量(12%Sn)になるようにした。
実施例 G トール油脂肪酸からのモノメチル錫トリス(2−アシロ
キシエチルメルカプチド)を種々の割合でジメチル錫及
びモノメチル錫スルフィドと混合し4の異なった混合物
を得た。
混合物を60〜70℃で15分間攪拌し、口過し透明液
を得た。
実施例 H モノメチル錫トリス(2−ノナノイルオキシエチルメル
カプチド)を種々の割合でジメチル錫及びモノメチル錫
スルフィド、ブチル化モドロキシトルエン及びミネラル
オイルとブレンドした。
この混合物を60〜70℃で15分間攪拌し、口過し透
明液を得た。
実施例 ■〜W 実施例A及びBと同様にして、本発明による種種の安定
剤混合物が次の表Aに示されている配合で調製された。
全ての部は重量部を示す。ZJ 実施例 X メチル錫トリス(2−ドデカノイルオキシエチル)メル
カプチド及びジブチル錫スルフィドの安定剤混合物は2
−ドデカノイルオキシエチルメルカプタン795.2y
に順にメチル錫トリクロライド2459. 11の水に
溶かした水酸化ナトリウム122p、ジブチル錫ジクロ
ライド80.3fi及び135ccの水に溶かした硫化
ナトIJウム(60%フレーク)34.3yを添加する
ことにより調製された。
反応は60°Cで4時間行なわれた。反応混合物は有機
層を塩水層から分離し、15 心I(g、 85℃で真
空乾燥し口過することにより得られた。
974yの収量で得られた。
(理論収量1000f)これを混合物1とする。
別の安定剤混合物は9309のメチル錫トリス(2−ド
デカノイルオキシエチル)メルカプチド及び709のジ
ブチル錫スルフィドを一緒に混合することにより調製さ
れた。
この2成物は25℃で容易に混合され、熱効果もなく、
曇りのないあるいはガス発生もなく均一な溶液になる。
これを混合物2とする。
屈折率測定及び赤外吸収スペクトル測定が混合物1及び
2について行なわれ、表Bに示されている得られた結果
により、混合物が同一であることが確認された。
従って、このデータは混合物1が混合物2の二成分の混
合物であり、反応生成物でないことを確認させるもので
ある。
本発明のアルキル錫及び/又はジアルキル錫2アシロキ
シエチルメルカプチド及びアルキル錫スルフィドの混合
物はポリ塩化ビニル樹脂の安定剤として使用することが
できる。
ここで使用される「ポリ塩化ビニル」という用語は少な
くとも1部に繰返し基: を有して生成するあらゆる重合体を包含するものであり
、49%以上の塩素含量を有している。
この基において、X基は各々水素原子あるいは塩素原子
である。
ポリ塩化ビニルホモポリマーにおいてはX基の各々は水
素である。
従って、この用語はポリ塩化ビニルホモポリマーのみな
らず、英国特許第893,288号に開示されているよ
うな後塩素化されたポリ塩化ビニル、また塩化ビニルと
酢酸ビニルの共重合体、マレイン酸又はフマル酸若しく
はエステルと塩化ビニルの共重合体、及びスチレン、フ
ロピレン及びエチレンと塩化ビニルの共重合体等の優位
量の塩化ビニルと方位置の他の共重合可能なモノマーと
の共重合体をも含むものである。
本発明はまた優位量のポリ塩化ビニル塩素化ポリエチレ
ン又はアクリロニトリル、ブタジェン及びスチレンの共
重合体等の他の合成樹脂との混合物にも適用できる。
安定化されるポリ塩化ビニルには、米国特許第2,93
4,593号に記載されている一軸延伸ポリ塩化ビニル
、つまり、シンジオタクチックポリ塩化ビニルとともに
アククチツク及びアイソタクチックポリ塩化ビニルが含
まれる。
本発明のモノアルキル及び/又はジアルキル錫2−アシ
ロキシエチルメルカプチド及びアルキル錫スルフィドの
混合物は、補助安定剤の有無にかかわらず、未可塑化あ
るいは硬質ポリ塩化ビニル樹脂用の優れた安定剤である
可塑剤は、添加の場合には10%以下で使用される。
可塑剤が用いられる場合には通常の方法によりポリ塩化
ビニルに添加される。
通常の可塑剤としてジオクチルフタレート、ジオクチル
セバケート及びトリクレジルホスフェートが使用される
可塑済が使用される場合には樹脂に対して0〜10重量
部の範囲の量で使用される。
特に有用な可塑剤は約20から約150の炭素原子を有
するエポキシ高級脂肪酸エステルである。
該エステルは最初分子のアルコール又は酸の部分に不飽
和を有しており、これがエポキシ基の生成によりふさが
れる。
代表的な不飽和酸にはオレイン酸、リシルイン酸、リノ
ール酸、エルカ酸、リシルイン酸及びブラシジン酸があ
り、これらは有機1価又は多価アルコールによりエステ
ル化され、酸及びアルコールの全炭素数は上記の範囲内
である。
代表的な1価アルコールにハフチルアルコール、2−エ
チルヘキシルアルコール、ラウリルアルコール、インオ
クチルアルコール、ステアリルアルコール及びオレイル
アルコールがある。
オクチルアルコールが好ましい。
代表的な多価アルコールにはペンタエリスリトール、グ
リセリン、エチレングリコール、1,2−プロピレング
リコール、1,4−ブチレンクリコール、ネオペンチル
グリコール、リシルイルアルコール、エリスリトール、
マンニトール及びソルビトールがある。
グリセリンが好ましい。
これらのアルコールはエポキシ化酸により完全に又は1
部エステル化される。
また、エポキシ化大豆油、エポキシ化オリーブ油、エポ
キシ化綿実油、エポキシ化トール油脂肪酸エステル、エ
ポキシ化アマニ油及びエポキシ化タロウ油等の天然産油
に見られる高級脂肪酸混合物のエポキシ化物も有用であ
る。
これらの内でエポキシ化大豆油が好ましい。
アルコールはエポキシ基を含むことができ、長鎖又は短
鎖を有しており、酸はエポキシステアリルアセテート、
エポキシステアリルステアレート、グリシジルステアレ
ート、及び重合したグリシジルメタクリレート等の長鎖
を有することができる。
少量の、通常は1.5%以下の離型剤あるいは滑剤も含
有することができる。
代表的な離型剤にはステアリン酸、ラウリン酸、パルミ
チン酸、ミリスチン酸、リチウムステアレート、カルシ
ウムステアレート及びカルシウムパルミテート等の炭素
数12〜24の高級脂肪酸またはそのアルカリ及びアル
カリ土類金属の塩、無機潤滑油;ポリビニルステアレー
ト、ポリエチレン及びパラフィンワックスがある。
衝撃性改良剤を、未可塑化樹脂の靭性あるいは耐衝撃性
の改良のために、本発明によって安定化された樹脂組成
物に通常10%以下の少量で添加することができる。
該衝撃性改良剤の例には塩素化ポリエチレン、ABSポ
リマー及びポリアクリレ−ドープクジエングラフト共重
合体がある。
本発明のモノアルキル錫及び/又はジアルキル錫2−ア
シロキシエチルメルカプチドとアルキル錫スルフィドの
混合物は375’F及びこれ以上の作業温度で初期の5
〜10分から約20〜30分までの間の初期変色に対す
る望ましい抵抗性を十分に与える量で使用される。
樹脂が作業及びミキシングの間にうける状態がきびしく
なれば、必要量はより多量になる。
一般に樹脂重量に対して0.1%以下の全安定剤量では
熱劣化に対する抵抗性を向上させない。
絞量に関しては制限的な上限はないが、樹脂に対して約
5重量%以上の量は用いられた安定剤の追加量に相応し
た安定化効果の増加がみられない。
好ましくは、添加量は樹脂に対して約0.2から約2重
量%である。
本発明の安定剤は単独で使用された場合に極めて効果的
であるが、特別な効果が必要ならば有機錫化合物以外の
他のポリ塩化ビニル樹脂用安定剤とともに使用すること
ができる。
この場合には本発明の安定剤は主安定剤であり、追加の
安定剤は前者の安定化効果を補うものである。
ここで、アルキル錫安定剤の量は樹脂100部に対して
約0.25から約10重量部の範囲であり、追加の安定
剤は樹脂100部に対して約0.05から約10部の量
である。
追加の金属安定剤には中及び高分子量の脂肪酸及びフェ
ノールとカルシウム、錫、バリウム、亜鉛、マグネシウ
ム及びストロンチウム等の金属による多価金属塩が含ま
れる。
非金属安定剤にはホスファイト、エポキシ化合物、フェ
ノール系抗酸化剤、多価アルコール等が含まれる。
エポキシ化合物は特に有用であり、具体的な化合物は米
国特許第2,997,454号に記載されている。
本発明の安定剤はアルキル錫2−アシロキシエチルメル
カプチド及びアルキル錫スルフィドを不活性希釈剤ある
いは液状滑剤又は可塑剤と混合し、樹脂中に適切な安定
剤及び滑剤又は可塑剤濃度となるように樹脂組成物に添
加できるような適当な濃度とすることにより市販用に配
合することができる。
1の成分が固体の場合、例えばモノブチル錫スルフィド
又はジメチル錫スルフィドでは均一な混合物又は溶液を
生成させるために穏やかに加熱することができる。
通常は、固体のアルキル錫スルフィドの分離合成及び分
離をさけ、スルフィドが生成した時にこれを溶かすよう
にアルキル錫2−アシロキシエチルメルカプチドの存在
下でアルキル錫クロライド及びアルカリスルフィドから
スルフィドを生成させる。
別の有効な方法は一連の操作で同成分を合成することで
あり、これはアルキル錫2−アシロキシエチルメルカプ
チドを2アシロキシエチルメルカプタンとアルキル錫オ
キサイド(あるいはアルキル錫クロライドと例えば水酸
化ナトIJウムの如き酸受容体)から合成し、直ちに分
離することなくアルキル錫スルフィドの合成用ビヒクル
として使用する方法である。
他の安定剤及び補助安定剤は同様に添加することができ
る。
ポリ塩化ビニル樹脂組成物は通常の方法により容易に調
整される。
選択された安定剤の組合せは前述の如く行なわれ、ポリ
塩化ビニル樹脂とブレンドされ、あるいは代りに、各成
分を樹脂中で何個に2本又は3本のロールミルを用いて
直ちに混合物が流動化し、完全なブレンドを容易にする
温度でブレンドされ、可塑剤を含む樹脂組成物を均一な
物質になるに十分な時間、通常5分間、250から37
5’′F″で混練する。
全体が均一になった後、通常の方法により押出しが行な
われる。
硬質ポリ塩化ビニル樹脂の工業的製法では、安定剤は通
常安定化される重合体の全部又は1部と安定剤が重合体
に十分に吸収されて乾いた流動性粉末になるような時間
と温度状件下で強力に攪拌されることにより混合される
有名なヘンシェルミキサーがこの方法に全く適している
次の実施例は安定剤として本発明によるモノアルキル錫
及び/又はジアルキル錫2−アシロキシエチルメルカプ
チドとアルキル錫スルフィドの混合物を添加して成るポ
リ塩化ビニル樹脂組成物の好ましい態様を示したもので
ある。
実施例 1 ポリ塩化ビニル樹脂ホモポリマー組成物を粉末樹脂に次
の表−■に示されている粉末あるいは液状物質の定量を
手で混合し、2本ロールミル上170℃3分間で混合物
を融解させ、生成したシートを取り出すことにより調整
した。
試験された配合はかなり高レベルのステアリン酸カルシ
ウムを含有する多軸スクリュー押出し用配合の代表例で
ある。
但し、色の違いを良く観察できるように顔料、充填剤及
びワックスを省略した。
* * 各シートから切り取られた試1験片の混練直後の着
色及び190°Cの空気循環式オープン中で5分間隔で
20分まで加熱した時の着色性の試験を行なった。
混練され190℃のオープンで劣化されたこれら試料の
着色性は表 ■に示されている。
表−■に示されている結果はいくつかの点において注目
に値する。
第1は、全ての比較例は混練されたときにすでに少なく
とも淡クリーム色に着色しているが、実施例1は全く着
色していない。
不溶性のステアリン酸カルシウムの存在は透明性を妨げ
るが、しかし着色性を妨害しない。
第2は、全ての比較例は190℃での加熱において最初
の5分間で色調に著しい変化があるのlこ対して、実施
例1は混練時から全く変化していない。
第3は、実施例1の加熱15分後は加熱5分後のどの比
較例よりも色が少ない。
最後に、比較例Aのみが全くアルキル錫化合物が添加さ
れておらず、試験時間に著しい劣化を受け、強く着色し
ており、これは初期の着色を妨ぐことか、言い換えると
、コンパウンデイブ時及び加工時の極く初期での着色変
化が極めて重要な問題であり、実施例1においてのみ達
成されることを示している。
実施例 2 ポリ塩化ビニル樹脂ホモポリマー組成物を粉末状樹脂に
下の表−■に示されている一定量の粉末又は波状物質を
手で混合させ、2本ロールミル上170℃で3分間で混
合物を融解させ、生成したシートを取り出して調整した
試験された配合は比較的高レベルのステアリン酸カルシ
ウムを含有する多軸スクリュー押出し用配合の代表例で
ある。
但し、色の違いを良く観察できるように顔料、充填剤及
びワックスを省略した。
各組成の配合は表■に示されている。
各シートから切り取られた試験片につき、実施例1と同
様の着色性の試験を行なった。
結果は実施例2の安定剤組成物の効果が卓越し骨脣でお
り、190℃で加熱されても純粋な白色のポリ塩化ビニ
ル重合体組成物を保持していることを示している。
上の比較例G及び実施例2の組成物の試料は、また、7
5f量の各ミルシートを190℃に保たられたブラベン
ダープラストグラフの容器中で混練りすることにより動
的剪断状態での安定性を試験した。
3分間の混練り後に続いて、1分間隔で組成物の小量試
料をミキシング容器より取り出し、手動金型中でコイン
大のボタン状にプレスし、記録カードに添付した。
比較例G試料は、混線時及びミキシング容器実験の最初
には微黄色であったが、3分間の混練り時での最初のサ
ンプリングの時間で著しく黄色に着色した。
最初に白色であった実施例2の試料は10分後のサンプ
リングで初めて黄色を示す前までの9分間は白色のまま
であった。
実施例 3〜5 100重量部のポリ塩化ビニル(ホモポリマー)、白色
顔料、滑剤(ステアリン酸カルシウムを含む)及びポリ
塩化ビニル樹脂製造に用いられる他の未知配合物から成
る105重量部の予備混合ブレンド物と1重量部の安定
剤とを混合し、170℃で3分間混練し、シートを得た
試験された配合は比較的高レベルのステアリン酸カルシ
ウムを含有する多軸スクリュー押出し用配合の代表例で
あると考えられる。
混練され190°Cのオープンで劣化されたこれら試料
の着色性は表 ■に示されている。
実施例3.4及び5の安定剤組成物の秀れた能力により
重合体ブレンド物の白色を押出し加工に必要とされる間
保持し、大きな安全性限界が保たれることが上の試験結
果によって示される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 モノアルキル錫2−アシロキシエチルメルカプチド
    、ジアルキル錫2−アシロキシエチルメルカプチド及び
    これらの混合物から成る群から選ばれた少なくとも1種
    のアルキル錫2−アシロキシエチルメルカプチド及びア
    ルキル錫スルフィドから成るポリ塩化ビニル樹脂用安定
    剤。
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