JPS585672B2 - テイフエニルアラニンプラステインノセイゾウホウ - Google Patents
テイフエニルアラニンプラステインノセイゾウホウInfo
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- JPS585672B2 JPS585672B2 JP50007471A JP747175A JPS585672B2 JP S585672 B2 JPS585672 B2 JP S585672B2 JP 50007471 A JP50007471 A JP 50007471A JP 747175 A JP747175 A JP 747175A JP S585672 B2 JPS585672 B2 JP S585672B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amino acids
- aromatic amino
- product
- acid
- plastein
- Prior art date
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- Expired
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23J—PROTEIN COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS; WORKING-UP PROTEINS FOR FOODSTUFFS; PHOSPHATIDE COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS
- A23J3/00—Working-up of proteins for foodstuffs
- A23J3/30—Working-up of proteins for foodstuffs by hydrolysis
- A23J3/32—Working-up of proteins for foodstuffs by hydrolysis using chemical agents
- A23J3/34—Working-up of proteins for foodstuffs by hydrolysis using chemical agents using enzymes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S435/00—Chemistry: molecular biology and microbiology
- Y10S435/803—Physical recovery methods, e.g. chromatography, grinding
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S530/00—Chemistry: natural resins or derivatives; peptides or proteins; lignins or reaction products thereof
- Y10S530/855—Proteins from animals other than mammals or birds
- Y10S530/857—Fish; fish eggs; shell fish; crustacea
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- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Biochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Seasonings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
フェニルケトン尿症は1934年Fろllingにより
発表された遺伝性代謝異常疾患であってそのまま放置す
れば知能障害を来たす非惨な病気である。
発表された遺伝性代謝異常疾患であってそのまま放置す
れば知能障害を来たす非惨な病気である。
本症に罹った新生児は先天的にフエニルアラニンをチロ
シンに変換するフエニルアラニンヒドロキシダーゼを欠
いているため、血液中に異常な量のフエニルアラニンの
蓄積が起り、一方尿中にはフエニルピルビン酸及びその
誘導体であるフェニル酢酸、フエニル乳酸、フエニルア
セチルグルタミンなどの異常代謝産物が排出されること
が特徴である。
シンに変換するフエニルアラニンヒドロキシダーゼを欠
いているため、血液中に異常な量のフエニルアラニンの
蓄積が起り、一方尿中にはフエニルピルビン酸及びその
誘導体であるフェニル酢酸、フエニル乳酸、フエニルア
セチルグルタミンなどの異常代謝産物が排出されること
が特徴である。
本症の主要な臨床像である強度の神経障害については、
今のところその理由は不明である(フエニルアラニン自
体は神経系に何等の影響を及ぼさないと云われる)。
今のところその理由は不明である(フエニルアラニン自
体は神経系に何等の影響を及ぼさないと云われる)。
しかしながら、本症に罹患した子供の80〜90%が垂
篤な知能障害の状態に陥ることは事実であって、それに
よる家族の苦悩もさることながら、社会的にも唯唯しい
問題であって、その予防ないし治療が要望される理由で
もある。
篤な知能障害の状態に陥ることは事実であって、それに
よる家族の苦悩もさることながら、社会的にも唯唯しい
問題であって、その予防ないし治療が要望される理由で
もある。
本症に対し損われた酵素を補給する積極的手段は現在未
だ開発されていないので、今のところ信頼しうる唯一の
予防ないし治療手段は生後3ケ月以後の新生児に低フエ
ニルアラニン食 (phenylalanineliminated d
iet)を給与してフェニルケトン尿症の発生を抑制す
る食餌療法である。
だ開発されていないので、今のところ信頼しうる唯一の
予防ないし治療手段は生後3ケ月以後の新生児に低フエ
ニルアラニン食 (phenylalanineliminated d
iet)を給与してフェニルケトン尿症の発生を抑制す
る食餌療法である。
ところが、フエニルアラニンは極めてありふれたアミノ
酸であって、あらゆる蛋白質中に4〜6%の割合で含ま
れているため、特に本アミノ酸の少い天然食品を選ぶこ
とは不可能である。
酸であって、あらゆる蛋白質中に4〜6%の割合で含ま
れているため、特に本アミノ酸の少い天然食品を選ぶこ
とは不可能である。
このため普通に採られている手段は蛋白分解物を活性炭
の如き吸着剤で処理してフエニルアラニンを含む全芳香
族アミノ酸を除き、これに所望によりチロシン、トリプ
トファンなどの必須アミノ酸を補給したアミノ酸混合物
を用いることである。
の如き吸着剤で処理してフエニルアラニンを含む全芳香
族アミノ酸を除き、これに所望によりチロシン、トリプ
トファンなどの必須アミノ酸を補給したアミノ酸混合物
を用いることである。
しかしながら現在市販されているどの低フェニルアラ二
ン食もアミノ酸混合物が主体であるために異様な味及び
臭気を有することは避けられない。
ン食もアミノ酸混合物が主体であるために異様な味及び
臭気を有することは避けられない。
したがって、乳児はともかく、長じるに従って拒食の傾
向を示すようになる。
向を示すようになる。
またこれらの食餌はアミノ酸であるから蛋白質の如くテ
キスチュアを与えることも不可能である。
キスチュアを与えることも不可能である。
低フエニルアラニン食による食餌療法は生後学齢まで、
もしくはそれ以上の期間にも及ぶ長期に亘るものである
から、アルチャル氏が提唱するように自然にバランスの
取れた天然蛋白質又はそれに近い物質であることが理想
的である。
もしくはそれ以上の期間にも及ぶ長期に亘るものである
から、アルチャル氏が提唱するように自然にバランスの
取れた天然蛋白質又はそれに近い物質であることが理想
的である。
(A,M,Altschul、Nature、248、
643(1974))。
643(1974))。
本発明の主要な課題は天然蛋白質に近い性質を有する合
成蛋白質を経済的に製造しようとすることである。
成蛋白質を経済的に製造しようとすることである。
本発明者は研究の結果、肉類、卵、大豆、徴生物蛋白の
如きアルブミン又はグロプリン系蛋白質がペプシン、キ
モトリプシンの如き芳香族アミノ酸のペプチド鎖に対し
親和性を有するエンドペプチダーゼ及びエクソペプチダ
ーゼと(エンドペプチダーゼの混合物)による二段酵素
処理によって芳香族アミノ酸又はその残基(但し本書中
ではゝ芳香族アミノ酸“なる語をトリプトファンを含め
たニュアンスで使用する)を末端に有するポリペプタイ
ドに分解され、この酵素分解物をゲルろ過して得られる
殆んど芳香族アミノ酸成分を含有しないポリペプタイド
混合物を常法どおりプラステイン合成に附すことによっ
て、良好な収率でフエニルアラニン、チロシン及びトリ
プトファン含量の低いプラステインを合成するのに成功
した。
如きアルブミン又はグロプリン系蛋白質がペプシン、キ
モトリプシンの如き芳香族アミノ酸のペプチド鎖に対し
親和性を有するエンドペプチダーゼ及びエクソペプチダ
ーゼと(エンドペプチダーゼの混合物)による二段酵素
処理によって芳香族アミノ酸又はその残基(但し本書中
ではゝ芳香族アミノ酸“なる語をトリプトファンを含め
たニュアンスで使用する)を末端に有するポリペプタイ
ドに分解され、この酵素分解物をゲルろ過して得られる
殆んど芳香族アミノ酸成分を含有しないポリペプタイド
混合物を常法どおりプラステイン合成に附すことによっ
て、良好な収率でフエニルアラニン、チロシン及びトリ
プトファン含量の低いプラステインを合成するのに成功
した。
本発明者はさらに上記プラステイン反応に際しチロシン
及びトリプトファンのカルボン酸残基をエステル化した
誘導体を添加することによって上記産物中に不足するア
ミノ酸であるチロシン及びトリプトファンをペプチド鎖
中に組みこんだプラステインを得ることができた。
及びトリプトファンのカルボン酸残基をエステル化した
誘導体を添加することによって上記産物中に不足するア
ミノ酸であるチロシン及びトリプトファンをペプチド鎖
中に組みこんだプラステインを得ることができた。
これらのプラステインは単なるアミノ酸混合物と異り、
各種のアミノ酸がペプチド鎖で連結した高分子(平均分
子量2000程度)の新規蛋白質様組成物であるので、
天然蛋白質と類似の物理、化学的及び栄養学的性質を有
し、このためフェニルケトン尿症用食餌として適切であ
る。
各種のアミノ酸がペプチド鎖で連結した高分子(平均分
子量2000程度)の新規蛋白質様組成物であるので、
天然蛋白質と類似の物理、化学的及び栄養学的性質を有
し、このためフェニルケトン尿症用食餌として適切であ
る。
本発明方法は本質的に以下の主シエーマにより示される
。
。
以下前記シエーマに基き本発明の概要を説明する。
本発明は天然の蛋白質を原料とする。
蛋白質としては水溶性又は塩類水溶液に可溶であるもの
、即ちアルブミン又はグロプリンに属するものが好まし
く、グリアジン又はプロラミン蛋白はその後のプラステ
ィン合成が困難であるので余り好ましくない。
、即ちアルブミン又はグロプリンに属するものが好まし
く、グリアジン又はプロラミン蛋白はその後のプラステ
ィン合成が困難であるので余り好ましくない。
好適な蛋白質の例としては獣肉、魚肉、大豆等の種子蛋
白、微生物蛋白などがある。
白、微生物蛋白などがある。
これらの蛋白質は芳香族アミノ酸に親和性を有するエン
ドペプチダーゼにより芳香族アミノ酸のアミノ基側及び
/又はカルボキシル側ポリペプチド鎖を切断する。
ドペプチダーゼにより芳香族アミノ酸のアミノ基側及び
/又はカルボキシル側ポリペプチド鎖を切断する。
以上の如< (a)(b)いづれの場合にも芳香族アミ
ノ酸を先端又は後端に有するポリペプチドを生じ、(a
)と(b)の分解が同時に起ったときは遊離のアミノ酸
を生じる。
ノ酸を先端又は後端に有するポリペプチドを生じ、(a
)と(b)の分解が同時に起ったときは遊離のアミノ酸
を生じる。
反応は原料蛋白質を水に溶解又は懸濁し、適当な(芳香
族アミノ酸に対し特異的な)エンドペプチダーゼ作用を
有する酵素を加えて行う。
族アミノ酸に対し特異的な)エンドペプチダーゼ作用を
有する酵素を加えて行う。
酵素は必ずしも純品である必要はな《、粗酵素でよい。
今のところ最も適尚と思われるのはペプシンであるが、
キモトリプシンも使用できる(但しキモトリプシンは不
純物が多くて作用が弱い上しかも高価である)。
キモトリプシンも使用できる(但しキモトリプシンは不
純物が多くて作用が弱い上しかも高価である)。
ペプシンはまた作用域がPH2以下の強酸性領域に属す
るので、反応(インキュベイション)中基質の腐敗を防
ぐためにも都合が良い。
るので、反応(インキュベイション)中基質の腐敗を防
ぐためにも都合が良い。
微生物起源のエンドペプチダーゼは一般に芳香族アミノ
酸に対してのみの特異性は有しないため本発明の目的上
不適当な場合が多い。
酸に対してのみの特異性は有しないため本発明の目的上
不適当な場合が多い。
使用する酵素の量はその力価を基準に経験的に定められ
るべきである。
るべきである。
ペプシンの場合好適の濃度は基質(蛋白質)に対し略0
.06−0.2%(但しDifco製、表示力価1:1
0000、control 555015において)で
あった。
.06−0.2%(但しDifco製、表示力価1:1
0000、control 555015において)で
あった。
酵素濃度が好適範囲を大巾に上廻ると芳香族アミノ酸に
対する特異性が失われる。
対する特異性が失われる。
以上の如くして得た氷解物(1)は芳香族アミノ酸を末
端に有するポリペプチドを主とする混合物であるので次
いでこれにエクソペプチダーゼを作用させて芳香族アミ
ノ酸を遊離させる。
端に有するポリペプチドを主とする混合物であるので次
いでこれにエクソペプチダーゼを作用させて芳香族アミ
ノ酸を遊離させる。
(式中R,R/はその他のアミノ酸残基を示す)因みに
エクソペプチダーゼには攻撃位置がC端のペプチド鎖で
あるかN端のペプチド鎖であるかによってカルボキシペ
プチダーゼとアミノペプチターゼの2種に大別されるが
、氷解物(1)が確率的に(a)(b)2種のポリペプ
チドを等量含有するであろうことを考えると、このもの
は両酵素の混合物である方が能率的である。
エクソペプチダーゼには攻撃位置がC端のペプチド鎖で
あるかN端のペプチド鎖であるかによってカルボキシペ
プチダーゼとアミノペプチターゼの2種に大別されるが
、氷解物(1)が確率的に(a)(b)2種のポリペプ
チドを等量含有するであろうことを考えると、このもの
は両酵素の混合物である方が能率的である。
純粋なカルボキシペプチダーゼとしてはカルボキシペプ
チダーゼA1またアミノペプチダーゼの純品としてはロ
イシンアミノペプチダーゼなどが知られているが、これ
らの標品は著し《高価であるので実際的ではない。
チダーゼA1またアミノペプチダーゼの純品としてはロ
イシンアミノペプチダーゼなどが知られているが、これ
らの標品は著し《高価であるので実際的ではない。
むしろ実際的と考えられるのは両酵素を含む粗酵素を使
用することであって、プロナーゼ(科研化学製)は現在
のところ目的上好適な唯一の市販品である。
用することであって、プロナーゼ(科研化学製)は現在
のところ目的上好適な唯一の市販品である。
本酵素は上記2酵素以外にエンドペプチダーゼ類を含有
し先にエンドペプチダーゼの作用で形成されたポリペプ
チドをより小さな平均分子量800程度のポリペプチド
に分裂させる。
し先にエンドペプチダーゼの作用で形成されたポリペプ
チドをより小さな平均分子量800程度のポリペプチド
に分裂させる。
この程度の分裂は後のプラスティン合成のため却って都
合がよい。
合がよい。
プロナーゼの作用PH範囲は酸性からアルカリ性に亘る
広い領域に跨るが、発明目的上はエクソペプチダーゼが
主として作用し他の蛋白分解酵素の作用が比較的抑えら
れるようなPHがよい。
広い領域に跨るが、発明目的上はエクソペプチダーゼが
主として作用し他の蛋白分解酵素の作用が比較的抑えら
れるようなPHがよい。
下表(第1表)は魚肉蛋白のペプシン氷解物(1)を種
種のPHでプロナーゼ処理した場合の遊離アミノ酸生成
率*及び氷解度である。
種のPHでプロナーゼ処理した場合の遊離アミノ酸生成
率*及び氷解度である。
エクソペプチダーゼ処理の終った材料を次いでゲルろ過
に附して芳香族アミノ酸成分(遊離アミノ酸及びペプチ
ド)の除かれた両分を採収する。
に附して芳香族アミノ酸成分(遊離アミノ酸及びペプチ
ド)の除かれた両分を採収する。
ゲルろ過剤には架橋デキストラン(商品名セファデック
ス)、ポリアクリルアミドゲルなどがあるが、実用的に
は価格、無毒性その他の観点より前者の方が好ましい。
ス)、ポリアクリルアミドゲルなどがあるが、実用的に
は価格、無毒性その他の観点より前者の方が好ましい。
ろ過剤を選択する際考慮すべきもう一つの観点は分子篩
としての目的の大いさを略分子量1000程度のポリペ
プチドの通過を許す大いさに選ぶことである。
としての目的の大いさを略分子量1000程度のポリペ
プチドの通過を許す大いさに選ぶことである。
ゲルろ過におけるもう一つの効果は芳香族アミノ酸の吸
着である。
着である。
溶出溶媒の適切な選択によって芳香族アミノ酸の流出は
遅延せしめられ、殆んど芳香族アミノ酸を含まない分画
が得られる。
遅延せしめられ、殆んど芳香族アミノ酸を含まない分画
が得られる。
溶媒は親水性のものから実験的に適当なものを選ぶべき
であるが、毒性の見地より酢酸エタノールなどが実用的
となる。
であるが、毒性の見地より酢酸エタノールなどが実用的
となる。
他の親水性溶媒例えばメタノール、イソプロパノール、
プロピオン酸、アセトン、メチルエチルケトンなども使
用できるが、毒性、臭気などの点で食用の製品を得る目
的には余り好ましくない。
プロピオン酸、アセトン、メチルエチルケトンなども使
用できるが、毒性、臭気などの点で食用の製品を得る目
的には余り好ましくない。
水も使用できないことはないが分画が不明瞭である。
下表は酢酸及びエタノールについての実験成績である(
使用ろ過剤:セファデツクスG−15)。
使用ろ過剤:セファデツクスG−15)。
一般に、酢酸はエタノールに比し芳香族アミノ酸成分の
溶出を遅延させる効果が犬であるが、反面大豆蛋白由来
のポリペプチドの如く親水性の乏しい試料に適用したと
き、初期の溶出位置に濁りを生じる欠薇があるので、魚
肉蛋白氷解物の処理により適している(水性エタノール
ではそのような欠点は認められなかった)。
溶出を遅延させる効果が犬であるが、反面大豆蛋白由来
のポリペプチドの如く親水性の乏しい試料に適用したと
き、初期の溶出位置に濁りを生じる欠薇があるので、魚
肉蛋白氷解物の処理により適している(水性エタノール
ではそのような欠点は認められなかった)。
これに反しエタノールは回収が容易であること及びゲル
ろ過中水解物の腐敗を防ぐことなどの利点がある。
ろ過中水解物の腐敗を防ぐことなどの利点がある。
以上の如くして得た芳香族アミノ酸成分の除かれた氷解
物(2)′は次に常法どおりプラステイン合成に附す。
物(2)′は次に常法どおりプラステイン合成に附す。
反応はどのようなプロテアーゼを用いて行われてもよい
。
。
但し氷解物(2)′は必須アミノ酸であるトリプトファ
ンに欠けており、また代謝経路上フエニルアラニンから
誘導されるチロジンにも欠けているので、栄養的には両
アミノ酸をプラステイン中に組みこんだ方が好ましい。
ンに欠けており、また代謝経路上フエニルアラニンから
誘導されるチロジンにも欠けているので、栄養的には両
アミノ酸をプラステイン中に組みこんだ方が好ましい。
この目的には両アミノ酸をエステル化して(2)′に加
えパパインの如き疎水性アミノ酸に対し活性を有するS
H酵素を用いて反応させる。
えパパインの如き疎水性アミノ酸に対し活性を有するS
H酵素を用いて反応させる。
必要あればロイシンやメチオニンも同様にプラステイン
中に組みこめるがパパインの疎水性親和部に対し活性の
低い酸性アミノ酸や塩基性アミノ酸を組みこむのは難し
い。
中に組みこめるがパパインの疎水性親和部に対し活性の
低い酸性アミノ酸や塩基性アミノ酸を組みこむのは難し
い。
同様にイソロイシン及びバリンを組みこむのも立体障碍
により困難である。
により困難である。
以上の如くして得た低フエニルアラニンプラステイン中
には少量の遊離アミノ酸及び低分子量ポリペプチドを含
み、これらの夾雑物は製品の味を劣化する恐れがあるの
で、これを除去した方が好ましい。
には少量の遊離アミノ酸及び低分子量ポリペプチドを含
み、これらの夾雑物は製品の味を劣化する恐れがあるの
で、これを除去した方が好ましい。
この目的には犬体M.W.500以下のものを除けばよ
く、このため種々の限外ろ過器が有利に利用できる。
く、このため種々の限外ろ過器が有利に利用できる。
限外ろ過は同時に氷解物中の微生物を除去する効果も持
っているので、無菌的な製品を得るのにも有利である。
っているので、無菌的な製品を得るのにも有利である。
但し本ろ過は発明目的上必須の手段ではない。
限外ろ過したプラステイン溶液は一般蛋白質製品と同様
に真空凍結乾燥、噴霧乾燥、膜状加熱乾燥などを行って
製品とする。
に真空凍結乾燥、噴霧乾燥、膜状加熱乾燥などを行って
製品とする。
製品は白色無味の無定形粉末で、水に易溶であり、フエ
ニルアラニンを除き均斉のとれたアミノ酸組成を有する
。
ニルアラニンを除き均斉のとれたアミノ酸組成を有する
。
次表(第2表)は以上の方法により得た製品のアミノ酸
組成である。
組成である。
以下実施例により本発明の実施態様を具体的に述べる。
但しこれらは単に例示用であって発明の技術的範囲を制
限するためのものではない。
限するためのものではない。
実施例1
魚肉蛋白質(商品名 Protane1Sopharm
ais,A.Co,(スイス)製)10グに水を加えて
全量1lとし濃塩酸を加えてpHを1.5に調整し、均
一な溶液を得た。
ais,A.Co,(スイス)製)10グに水を加えて
全量1lとし濃塩酸を加えてpHを1.5に調整し、均
一な溶液を得た。
この溶液にペプシン(DifcoCo.製)10〜を加
え攪拌しなから37℃で48時間反応させた。
え攪拌しなから37℃で48時間反応させた。
この反応液(氷解物1)の10%トリクロロ酢酸により
測定した氷解度は67.8%であった。
測定した氷解度は67.8%であった。
反応液を濃苛性ソーダ溶液でPH6.5まで上げ、プロ
ナーゼ100mlを加え、さらに5時間インキユベート
した。
ナーゼ100mlを加え、さらに5時間インキユベート
した。
この間反応液のPHは1時間毎に濃苛性ソーダ溶液で6
5に維持された。
5に維持された。
得られた氷解物2は凍結乾燥した。氷解物2の凍結乾燥
粉末5グに0.5M酢酸10ml、を加え不溶物を遠心
除去して得た上清(可溶固形分4.64?)をセファデ
ツクスG−15を充填したカラム(5×75cm)に負
荷し、25℃において0.5M酢酸を溶出液として6m
l!/分の割合でがん流させ、流出液はフラクションコ
レクターを用いて20ml宛集め、各分画毎に280m
mにおける光学密度を測定した。
粉末5グに0.5M酢酸10ml、を加え不溶物を遠心
除去して得た上清(可溶固形分4.64?)をセファデ
ツクスG−15を充填したカラム(5×75cm)に負
荷し、25℃において0.5M酢酸を溶出液として6m
l!/分の割合でがん流させ、流出液はフラクションコ
レクターを用いて20ml宛集め、各分画毎に280m
mにおける光学密度を測定した。
(第1図参照)図面から明らかな如く、流出液は■〜■
の4個のフラクションに分画され、それら各フラクショ
ンのアミノ酸組成(重量百分率)は次表(第3表)のと
おりであった。
の4個のフラクションに分画され、それら各フラクショ
ンのアミノ酸組成(重量百分率)は次表(第3表)のと
おりであった。
前表から明らかな如く分画■はトリプトファンフエニル
アラニン及びチロジンを全く含まない。
アラニン及びチロジンを全く含まない。
そしてこれらのアミノ酸は夫々第■、第■及び第■分画
に濃縮されている。
に濃縮されている。
特にトリプトファンが第■分画の大部分を、チロジンが
第■分画の過半を占める事実は注目に値しよう。
第■分画の過半を占める事実は注目に値しよう。
これらの分画は再びエステル化して次のプラステイン合
成時におけるトリプトファン及びチロジンの強化に利用
することができる。
成時におけるトリプトファン及びチロジンの強化に利用
することができる。
因みに各分画の収率はゲルろ過原料であるプロナーゼ処
理物(氷解物2)を100として次のとおりであった(
但し収率は窒素の回収率で示す。
理物(氷解物2)を100として次のとおりであった(
但し収率は窒素の回収率で示す。
)。各フラクションはそのまま凍結乾燥し、次の工程に
備えた。
備えた。
フラクションI2f、チロジンエチルエステル200m
9及びトリプトファンエチルエステル30mgを20%
水性アセトン2ml中に溶かし、苛性ソーダ水溶液でP
Hを6.5に調節し(この操作は必ずしも行う必要はな
い)、これにパパイン(Difco Co製)20mg
を加えて37℃、48時間プラステイン反応を実施した
。
9及びトリプトファンエチルエステル30mgを20%
水性アセトン2ml中に溶かし、苛性ソーダ水溶液でP
Hを6.5に調節し(この操作は必ずしも行う必要はな
い)、これにパパイン(Difco Co製)20mg
を加えて37℃、48時間プラステイン反応を実施した
。
反応物に0.IN苛性ソーダの10%エタノール溶液1
00mlを加え、ホモゲナイズ後5時間室温で攪拌し、
エステル結合を切断した。
00mlを加え、ホモゲナイズ後5時間室温で攪拌し、
エステル結合を切断した。
次いで濃塩酸を用いてPHを7.0に合わせ、遠心ろ過
して上清を集めた(沈渣量は極めて少かった)。
して上清を集めた(沈渣量は極めて少かった)。
この上清に10%エタノ−ル100mlを加え、Ami
con402型限外ろ過器を通して分子量500以上の
両分を集め、減圧でエタノールを除去後凍結乾燥し低フ
エニルアラニンプラステインの製品を得た。
con402型限外ろ過器を通して分子量500以上の
両分を集め、減圧でエタノールを除去後凍結乾燥し低フ
エニルアラニンプラステインの製品を得た。
収率は原料蛋白に対し78.9%、製品は第2表記載の
アミノ酸組成を有し、官能テストの結果、完全に無味無
臭と判定された。
アミノ酸組成を有し、官能テストの結果、完全に無味無
臭と判定された。
実施例2
前例の実験を大豆蛋白質を用いて反復した。
酸沈犬豆蛋白(不二製油株式会社、(大阪)製)10グ
に水1lを加え、ミキサーでよく攪拌してから濃苛性ソ
ーダ水溶液でPH12とし、遠心分離して上清を集めた
。
に水1lを加え、ミキサーでよく攪拌してから濃苛性ソ
ーダ水溶液でPH12とし、遠心分離して上清を集めた
。
上清に濃塩酸を加えてPHを4.5とし、析出する沈澱
を遠心分離し、以下前例の如く酵素分解、ゲルろ過、プ
ラステイン合成及び限外ろ過を行った。
を遠心分離し、以下前例の如く酵素分解、ゲルろ過、プ
ラステイン合成及び限外ろ過を行った。
但しゲルろ過の溶出液には10%エタノールを使用した
。
。
本例においてゲルろ過による各フラクションのアミノ酸
組成及び収率は下表(第4表)のとおりであった。
組成及び収率は下表(第4表)のとおりであった。
(第2図参照)
製品は第2表のアミノ酸組成を有し、無味、無臭の白色
粉末である。
粉末である。
参考例
実施例1及び同2の原料プロナーゼ氷解物及び最終製品
の味を熟練した官能検査員に判定させた。
の味を熟練した官能検査員に判定させた。
結果は次表(第5表)のとおりである。
第1図及び第2図は夫々実施例1及び実施例2における
ゲルろ過パターンを示す。 第3図及び第4図は夫々実施例1及び実施例2のフロー
チャートである。
ゲルろ過パターンを示す。 第3図及び第4図は夫々実施例1及び実施例2のフロー
チャートである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アルブミン又はグロプリン系蛋白質を芳香族アミノ
酸に対して親和性を有するエンドペプチダーゼで処理後
エクソペプチダーゼで処理して芳香族アミノ酸及び本酸
を末端に有するポリペプチドを遊離させ、この氷解物を
次にゲルろ過法により芳香族アミノ酸成分を含む分画と
該酸を殆んど又は全く含まない分画に分別し、後者を常
法によりプラステイン合成に附すことを特徴とする低フ
エニルアラニンプラスティンの製造法。 2 アルブミン又はグロプリン系蛋白質を芳香族アミノ
酸に対して親和性を有するエンドペプチダーゼで処理後
エクソペプチダーゼで処理して芳香族アミノ酸及び本酸
を末端に有するポリペプチドを遊離させ、この氷解物を
次にゲルろ過法により芳香族アミノ酸成分を含む分画と
核酸を殆んど又は全く含まない分画に分別し、後者にト
リプトファン及び/又はチロシンをエステルの形で添加
してプラスティン合成に附すことを特徴とする低フエニ
ル7ラニンプラスティンの製造法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50007471A JPS585672B2 (ja) | 1975-01-16 | 1975-01-16 | テイフエニルアラニンプラステインノセイゾウホウ |
| GB1601/76A GB1498923A (en) | 1975-01-16 | 1976-01-15 | Low phenylalanine plasteins |
| US05/649,794 US4016147A (en) | 1975-01-16 | 1976-01-16 | Method for preparation of low-phenylalanine plastein |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50007471A JPS585672B2 (ja) | 1975-01-16 | 1975-01-16 | テイフエニルアラニンプラステインノセイゾウホウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5182791A JPS5182791A (ja) | 1976-07-20 |
| JPS585672B2 true JPS585672B2 (ja) | 1983-02-01 |
Family
ID=11666695
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50007471A Expired JPS585672B2 (ja) | 1975-01-16 | 1975-01-16 | テイフエニルアラニンプラステインノセイゾウホウ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4016147A (ja) |
| JP (1) | JPS585672B2 (ja) |
| GB (1) | GB1498923A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5750900A (en) * | 1980-09-11 | 1982-03-25 | Terumo Corp | Preparation of modified protein-like composition |
| JPS57183797A (en) * | 1981-05-06 | 1982-11-12 | Yamanouchi Pharmaceut Co Ltd | Straight and purely short-chain peptide and its preparation |
| JPS58152498A (ja) * | 1982-03-06 | 1983-09-10 | Terumo Corp | 低分子ペプチド混合物の製造方法 |
| JPS6255096A (ja) * | 1986-06-12 | 1987-03-10 | Nippon Shinyaku Co Ltd | 新規な脂肪酸アシル化合物 |
| DK19991D0 (da) * | 1991-02-06 | 1991-02-06 | Novo Nordisk As | Proteinpraeparationer |
| HUT69773A (en) * | 1990-10-26 | 1995-09-28 | Koezponti Elelmiszeripari | Process for manufacture of protein based dietetic produces by l-methionine covalence edriched |
| FI94088C (fi) * | 1992-03-13 | 1995-07-25 | Valio Oy | Menetelmä fenyylialaniinin poistamiseksi proteiinipitoisista koostumuksista |
| GB2294464B (en) * | 1993-05-20 | 1998-03-11 | Univ Warwick | Phenylalanine-free protein and DNA coding therefor |
| GB9310472D0 (en) * | 1993-05-20 | 1993-07-07 | Univ Warwick | Phenylalanine-free protein and dna coding thereof |
| US5618689A (en) * | 1995-05-25 | 1997-04-08 | Nestec S.A. | Enhanced procedures for preparing food hydrolysates |
| US6376650B1 (en) * | 1998-04-16 | 2002-04-23 | Biotec Asa | Bioactive peptides, uses thereof and process for the production of same |
| WO2001070041A1 (en) * | 2000-03-23 | 2001-09-27 | Campina Melkunie B.V. | Method for preparing a roller dried protein preparation |
| US9700071B2 (en) | 2012-03-26 | 2017-07-11 | Axcella Health Inc. | Nutritive fragments, proteins and methods |
| EP2831100A4 (en) | 2012-03-26 | 2016-02-10 | Pronutria Inc | NUTRIENT PROTEINS AND METHOD |
| RU2634407C2 (ru) | 2012-03-26 | 2017-10-26 | Эксселла Хелт Инк. | Фрагменты пищевых белков и способы их применения |
| EP2831098A4 (en) | 2012-03-26 | 2016-12-07 | Axcella Health Inc | LOADED NUTRIENT PROTEINS AND METHODS |
| EP2831097A4 (en) * | 2012-03-26 | 2016-01-20 | Pronutria Inc | NUTRIENT FRAGMENTS AND PROTEINS WITH LOW OR NO PHENYLALANINANTEIL AND METHOD |
| RU2016110800A (ru) | 2013-09-25 | 2017-10-30 | Пронутриа Биосайенсис, Инк. | Составы и композиции для поддержания и увеличения мышечной массы, силы и результативности, и способы их производства и использования |
| JP7424998B2 (ja) * | 2018-06-20 | 2024-01-30 | ホフセス バイオケア アーエスアー | 魚タンパク質加水分解物粉末および医薬としての使用のための前記粉末を含む組成物 |
| CN112080542B (zh) * | 2020-09-21 | 2022-03-04 | 江南大学 | 一种低苯丙氨酸蛋清蛋白肽的制备方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3803327A (en) * | 1970-11-24 | 1974-04-09 | Idemitsu Petrochemical Co | Process for producing plastein |
-
1975
- 1975-01-16 JP JP50007471A patent/JPS585672B2/ja not_active Expired
-
1976
- 1976-01-15 GB GB1601/76A patent/GB1498923A/en not_active Expired
- 1976-01-16 US US05/649,794 patent/US4016147A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4016147A (en) | 1977-04-05 |
| JPS5182791A (ja) | 1976-07-20 |
| GB1498923A (en) | 1978-01-25 |
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