JPS58572B2 - ディ−ゼル機関の燃料制御装置 - Google Patents

ディ−ゼル機関の燃料制御装置

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JPS58572B2
JPS58572B2 JP52069859A JP6985977A JPS58572B2 JP S58572 B2 JPS58572 B2 JP S58572B2 JP 52069859 A JP52069859 A JP 52069859A JP 6985977 A JP6985977 A JP 6985977A JP S58572 B2 JPS58572 B2 JP S58572B2
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fuel
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increase
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河合道夫
岩佐喜夫
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はディーゼル機関の燃料制御装置に関1更に詳し
くは暖房装置ヒータ等に用いられる加熱液体を機関冷却
液と共用したものの改良に関するもので、特に冬季長時
間アイドル運転を行った場合冷却液温低下に伴う暖房ヒ
ータの性能悪化を防ぐだめの燃料制御装置に関する。
従来アイドル回転は燃料噴射ポンプの燃料制御レバーワ
イヤにより係合されるノブを運転室において手動によっ
て操作し、制御していた。
しかしながら、運転者がこの手動操作を怠ったり、アイ
ドル回転を十分高めることが出来ない場合例えば長時間
アイドル運転した時にガソリン機関に比較してディーゼ
ル機関では遥かに機関が冷却しやすく、潤滑油の粘性が
増し、摩擦力が増大する。
そのためアイドル回転が一層低下して機関運転性が悪化
すると共に液温低下により暖房ヒータの性態が悪化する
欠点があった。
このようなことは冬季アイドル運転にて長時間客待ちす
るタクシ−等に良く見られることである。
又上述の欠点を避けるだめにアイドル回転を高くし過ぎ
た場合には機関騒音の発生、燃料消費料の増大や有害排
気の増大が避けられず、変速機の切換操作が円滑に行わ
れない等の不具合を生ずるのである。
更に機関の暖機状態、冷間状態によりアイドル回転を手
動で常時制御しなければならないから操作が複雑で熟練
を要するものであった。
又ワックス式温度補償装置を燃料噴射制御機構に直接用
いたものも提案されているが、熱容量等が大きくなり、
機関暖機状態を早期且つ適確に感知して制御機構を作動
させるのが困難であり、且つ温度変化によって前記制御
機構を直接機械的に作動させるに足りるストロークが得
られない等の欠点を有していた。
本発明は上述の如き欠点を排除するもので、特にアイド
ル運転時のディーゼル機関冷却液温か低下し過ぎないよ
うに選択的に絞り弁を開き且つ自動的に燃料制御を可能
となす燃料制御装置を提供することを目的とする。
本発明においては上述の目的を達成する為に機関の冷却
液温を検出する感温装置即ち感温スイッチと、該スイッ
チに係合し、且つ燃料噴射ポンプを機関始動時に燃料増
量する増量装置とは別に、該増量より少ない増量状態に
なす増量装置即ちアクチュエータとを設け、機関冷却液
温か予め設定された温度以下に低下した時にこれを検出
する温度スイッチの出力信号によって該アクチュエータ
を作動させて機関始動時より少ない燃料増量状態になし
、アイドル回転を上昇させて機関冷却液温を高めるよう
になしたことを特徴とする。
本発明においては感温スイッチとアクチュエータとを流
体作動装置として構成してこれらを連結し、例えば感温
スイッチの検出作動に応じてベンチュリー負圧等の負圧
をアクチュエータに与える如くなした時に感温スイッチ
がアクチュエータに対する負圧通路を制御してアクチュ
エータを作動させるようになすことが出来る。
更に感温スイッチとアクチュエータとを電気的作動装置
として構成し、これらを電気的に接続して、例えば機関
冷却液温か設定温度以下に低下した時に感温スイッチが
閉結されてアクチュエータを作動させるように構成する
ことも出来る。
以下に添付図面を参照して本発明の若干の望ましい実施
例を説明する。
第1図は本発明による流体作動的に作動する燃料制御装
置の第1の実施例を示し、この実施例において吸気マニ
フオルド(図示せず)にフランジ1により取付けられる
スロットルチェンバー2内に軸3により絞り弁4が固定
され、スロットルチェンバ−2外部で軸3に固定される
アーム5の自由端がアクセルペダル(図示せず)に対し
てワイヤ6によって連結され、アクセルペダルによって
アーム5従って絞り弁4が制御されるようになっていて
、アーム5はスロットルチェンバー2に固定されたブラ
ケット7とアーム5の折曲部5aとの間にばね8が取付
けられてアーム5即ち絞り弁4を時計方向に開度を縮小
する方向に押している。
アーム5の下端5bに対し、機関暖機時のアイドル回転
を例えば冷却液温約80℃以上で約60Or、p、mに
設定するアイドル調整ねじ9が当接する。
絞り弁4の下側縁部にベンチュリ一部10(第1A図)
が設けられてベンチュリー負圧を検出し得るようになっ
ている。
ベンチュリ一部10と連通するニップル11から負圧通
路12を経て燃料ポンプ制御装置13が接続されている
この燃料ポンプ制御装置13はダイヤフラム14により
画成され、負圧通路12に連通する負圧室15と、大気
に連通しダイヤフラム14により負圧室15と境界され
て画成される大気室16とを含み、負圧室15内にばね
17が配設されてダイヤフラム14を大気室16に向う
方向に押すように働く。
ダイヤフラム14には燃料噴射ポンプ(図示せず)の燃
料供給量を増減させるラック18が固定部材19により
取付けらへダイヤフラム14従ってラック18が実線矢
印の方向に左方に動かされると燃料供給量が増大し、逆
に破線矢印の方向に右方に動かされると燃料供給量が減
少するようになっている。
従って機関始動時ベンチュリー負圧が小さく、負圧室1
7が大気圧に近い間はダイヤフラム14がばね17の作
用で左動しラック18のリフトを最大量左動させて燃料
増量すなわち第1の増量を行い機関運転開始を確実にし
、ベンチュリー負圧の増大と共にアイドル調節ねじ9に
より規定されたベンチュリー負圧が負圧室15に導かれ
て、ばね17の力とダイヤフラム14に作用する負圧の
平衡位置までラック18を右方に移動し、これにより燃
料供給量を規定してアイドル回転を行う。
又アクセルペダルを踏込むとげね8の作用に抗してアー
ム5従って絞り弁4が反時計方向に回転して絞り弁開度
を増大させベンチュリー負圧が低下し、負圧室17内の
負圧低下によりばね17の作用によりダイヤフラム14
を介してランク18が左動されアクセルペダルの踏込に
応じて燃料供給量を増大させて増速を行う。
本発明の特徴によればベンチュリ一部10に連通ずるニ
ップル11から負圧通路20、分岐部21.22及び通
路23を経て流体作動アクチュエータ24すなわち第2
の増量装置が連結されている。
アクチュエータ24はブラケット7に取付けられている
このアクチュエータ24はダイヤフラム25により画成
され、通路23に連通する負圧室26と、大気に連通さ
れダイヤフラム25により境界されて負王室26と画成
される大気室27とより成り、ダイヤフラム25には、
負圧室26側にてブラケット7に設けた貫通案内孔内を
摺動可能で一端がアーム5に対置されるように配置され
だロッド28の他端がダイヤフラム25に固定され、そ
の廻りにばね29が配設されてダイヤフラム25従って
ロッド28を大気室27に向って押す方向即ちロッド2
8をアーム5から離隔する方向に押している。
従ってベンチュリー負圧が大きい時にはダイヤフラム2
5はばね29の作用に抗して左動されロッド28をアー
ム5に当接させてアーム5を反時計方向に押し絞り弁4
の開度を若干大きくするように働く。
これによりベンチュリー負圧が僅かに減小して燃料噴射
ポンプ制御装置13の負圧室15内の負圧を減小させる
からラック18を若干燃料増量方向に動かす。
本発明により所定の条件即ち機関冷却液温か低下し過ぎ
た時にこれを阻止して温度上昇せしめる如くなす為に所
定温度にて前記流体作動アクチュエータ24を作動させ
る為の流体作動感温装置即ち感温スイッチ30が設けら
れている。
この感温スイッチ30は機関冷却液路31(図示しない
暖房用ヒータ装置に導かれている)にねじ込み固定され
る黄銅製等の伝熱性の良い材料の取付部材32より成り
、冷却液温を感知するようになって居て、この部材32
には封止装置33によりニップル部材34が固定されニ
ップル35が導管36を経て前述の分岐部21,22と
共に3分岐路を形成する分岐部37に接続され、負圧通
路20によりベンチュリ負圧を受けるニップル11に連
通し、又通路23によりアクチュエータ24に接続され
ている。
分岐部21及び37には流量制限の為のオリフィス38
及び39がそれぞれ設けられている。
これらのオリフィス38゜39の大きさは後述の如く所
定の流量制限特性を設定する如く適宜に選定されている
ニップル部材34の他方のニップル40は大気に連通し
ていて、ニップル35は通路41により制御弁室42の
中央部に連結され、ニップル40は通路43を経て制御
弁室42の周囲部に連結され、0リング44が制御弁室
42内に通路41を取囲んで配置され、ばね45により
支持されるバイメタル等より成る感温弁46がOリング
44と当接離隔可能に配置され、弁46が0リング44
に当接した時に大気に通する通路43をベンチュリ負圧
20に通する通路41から遮断するようになっている。
弁46は中高の形状で、機関冷却液路31内の冷却液温
を感知する取付部材32の温度が高いと下方に反り、温
度が低いと上方に反るように変形し、予め設定された温
度例えば75℃以下になると弁46がOリング44に当
接して通路41を通路43から遮断し大気との連通を断
ち、設定温度以上になると0リング44から離れて通路
41を通路43を経て大気と連通させるようになってい
る。
このように構成されているから、即述の如く機関始動後
アイドル回転している時に機関冷却液路31内の冷却液
温か設定値以下に低下すると感温スイッチ30の弁46
が0リング44に当接してベンチュリー負圧に通する通
路41を大気に通ずる通路43から遮断し、通路20内
のベンチュリー負圧は通路23を経てアクチュエータ2
4に与えられて、即述の如くダイヤグラム25を左動さ
せ、ロッド28を左方に移動させ、調整ねじ9によりア
イドル回転に設定されているアーム5を僅かに反時計方
向に押して絞り弁4の開度を少しく大きくして保持し、
アイドル回転を約200r、p、mだけ高めるようにな
っている。
これにより冷却液温か設定値を超えると、感温スイッチ
30は大気を通路36に連通するように切換わり、従っ
て大気圧が通路36及びオリフィス39を通ってアクチ
ュエータ24に与えられてアクチュエータ24の負圧室
26には負圧が作用せず従ってダイヤフラム25及びロ
ッド28がばね29の作用によって右動されて、アーム
5をばね8の作用により調整ねじ9に当接させ、これに
よる暖機時のアイドル回転状態に戻して保持する。
この場合大気圧はオリフィス38により制限されて通路
20を通る負圧通路12の負圧稀釈の影響は殆んどなく
燃料噴射ポンプ制御装置13に対する影響はなく正常に
作動する。
通常感温スイッチ30は車両走行時即ち絞り弁4がアイ
ドル開度より比較曲間いている場合に冷却液温が設定値
以下の時に弁46が上方に凸となりオフ状態即ち大気圧
を遮断する状態になり、ベンチュリ一部10の発生負圧
が小さいからアクチュエータ24のロッド28はアーム
5をばね8の作用に抗して回動させる充分な力がなく、
絞り弁4のアクセルペダルによる開度に応じた燃料が機
関に供給される。
又走行後のアイドル運転即ち機関が冷却し易い状態にお
いて冷却液温か設定値以下になった時はベンチュリー負
圧が充分高くしかも感温スイッチがオフ即ち大気圧を遮
断するからアクチュエータ24が作動され、前述の如く
絞り弁4を少しく開いて機関1回転当りの燃料噴射量が
機関始動時より少ない燃料増量を行い冷却液温を上昇さ
せることが出来る。
上述の説明では負圧源をベンチュリー負圧より得ている
ものを示しだが、負圧ポンプを有する機関ではこのポン
プの負圧を通路20に連通させても同様の作用を得るこ
とが出来る。
又感温弁46は公知のワックス式感温弁となしてもよい
さて第1図にて破線で示される通路47に接続される燃
料ポンプ制御装置13’は即述の燃料噴射ポンプ制御装
置13の変形実施例であって後者の代りに置換えて使用
されるもので、説明の便宜上第1図に並べて示しである
この燃料噴射ポンプ制御装置13′は概ね燃料噴射ポン
プ制御装置13と同様の構成を有し、ダイヤフラム14
、負圧室15、大気室16、ばね17及びラック18を
有し、同様に作動するが、異なる点はブラケット48の
軸49に枢支される増量レバー50を有し、この増量レ
バー50の一方の腕50aがランク18に固定されたブ
ラケット51と係合し、ばね52によりレバー50が時
計方向に押されることによりラック18を燃料減量方向
に押すようになっていると共に他方の腕50bが電磁的
アクチュエータ53すなわち第3の増量装置のロッド5
4のL形に折曲された端部54aに係合し、アクチュエ
ータ53が附勢されるとロッド54が右方に吸引されて
ロッド54の端部54aにより増量レバー50を反時計
方向に回動させ、増量レバー50の腕50aによるラン
ク18の係止を解除するようになっている。
電磁的アクチュエータ53は演算回路55に接続さへこ
れにより附勢、減勢を制御されるようになっていて、こ
の演算回路55は例えば機関始動時機関温度が20℃以
下又は機関回転数が60Or、p、m以下の時にアクチ
ュエータ53を附勢する信号を発するようになっている
従って機関始動に際して機関温度が低い場合キースイッ
チ(図示せず)をオンにすると演算回路55が電磁的ア
クチュエータ53を附勢する信号を出力し、ロッド54
が右方に吸引されて、増量レバー50はばね52の作用
に抗して反時計方向に回動され、腕50aがブラケット
51から離れて負圧室15のばね17の作用によってダ
イヤフラム14を左方に変位させ、ランク18を左方に
移動させて第3の燃料増量状態にセットする。
次にキースイッチを始動位置(スタータモーターを作動
させる位置)になし、機関を始動させ、例えば機関温度
が20°C以上又は機関回転数が60Or、p、m以上
になると、演算回路55はアクチュエータ53の附勢信
号を出力しなくなり、そのため図示しないばね等により
ロッド54は左方に移動する。
ランク18は、ダイヤフラム14がばね52の附勢力と
、負圧室15内の負圧と大気室16内の大気圧との差圧
と、負圧室15内のばね17の附勢力と釣合った位置に
対応して位置決めされ、ラック18のこの位置によって
与えられる燃料供給量にて機関が運転される。
即ち絞り弁4の開度が大きくなれば負圧室15の負圧が
小さくなってラック18は左方に移動し、燃料を増量し
、逆に負圧室15の負圧が大きくなればラック18は右
方に移動して燃料を減量するように作動する。
その他の作動は燃料噴射ポンプ制御装置13に関連して
説明されたと同じである。
第2図は本発明の他の実施例を示し、燃料を増量させる
のに電磁的アクチュエーター即ちソレノイド56及び電
気的感温スイッチ30′を使用せるもので、第1図と同
様の部分は同じ符号を附して示しである。
この場合アクチュエータ56はブラケット7に取付けら
れ、アーム5を押す為の第1図のロッド28はアクチュ
エータ56のロッド28′に置換えられている。
電磁的アクチュエータ56のコイル一端は接地され、他
端は導線57により機関冷却液路31に取付けられた電
気的感温スイッチ30′の一方の端子58に接続され、
他方の端子59は導線60、機関運転時にオンとされる
電気スイチ61及び電源62を経て接地されている。
電気的感温スイッチ30′は冷却液路31にねじ込まれ
て固定される熱伝導性の良い黄銅型等の熱応答性を良く
する凹部32aを有する取付部材32′と封止部33′
によって封止されて取付部材32′に固定される絶縁材
料63を含み、絶縁材料63に前述の端子58,59が
埋められて互いに絶縁されて固定されている。
一方の端子58の下端には絶縁部材64を中央部に取付
けられた導電性板ばね65の一端が固定され、板ばね6
5の他端には端子59の下端の接点66と間隔をおいて
対置される接点67が配置されている。
バイメタルの感温部材46′が絶縁部材64に対接して
配置され、設定温度例えば75℃以上で感温部材46′
が下方に反って絶縁部材64から離れて接点66゜67
を離してスイッチ30′をオンとするが、冷却液温が設
定温度以下に低下すると感温部材46′が上方に反って
絶縁部材64を押し接点66.67を接触させてスイッ
チ30′をオンにする。
従ってスイッチ61が閉じられた状態で冷却液温が設定
温度以下に低下すると、板ばね65が上方に偏倚されて
接点67が接点66に接触し、スイッチ30′を閉じる
から、アクチュエータ56が電源62により附勢されて
ロッド28恰突出させ、アーム5を僅かに反時計方向に
回動させて絞り弁4の開度を若干開きベンチュリー負圧
を小さくして燃料噴射ポンプ制御装置13(第1図のも
のと同じ)を作動させて前述と同様にして燃料増量を行
う。
第2図における燃料噴射ポンプ制御装置13は第1図に
示された燃料噴射ポンプ13′と置換えることが出来、
同様の作動を行い得る。
上述の第2図の実施例においては、無負荷運転時には差
支えないが、走行中に機関温度が設定温度以下に低下し
た場合第1図の実施例の如く流体作動アクチュエータで
ないためにベンチュリー負圧如何にかかわらず電気的感
温スイッチ30′の閉結により強制的に電磁的アクチュ
エータ56が附勢されて燃料増量を行う(第1図の場合
には流体作動アクチュエータ24がベンチュリー負圧に
より作動されでも走行中の為に絞り弁4の開度がアイド
ル回転時よりも大きく、ベンチュリー負圧が従って小さ
いからロッド28がアーム5を作動させて燃料増量を行
うに至らない)場合があり運転が安定しないことがある
この場合電気回路内に配置されるアイドルスイッチの作
動により例えばアクセルセンサ、スロットルセンサが全
閉の時にこの装置を作動させるようにすればよい。
この場合減速時において燃料が増量するが、機関温度の
低下を補う程度の燃料増量である為に運転性(エンジン
ブレーキ性)が劣化することはない。
又燃料増量により機関温度が低下することがないか呟次
の加速時において運転性良く機関を作動させることが出
来る。
第3図はポンプ回転のみで燃料噴射量を制御する形式即
ち回転ガバナのみを有する機械式燃料噴射ポンプ(通称
VE型水ポンプ68に電磁的作動のアクチュエータ即ち
ソレノイド56を設けて燃料増量を行うものを示す。
図示の実施例において、燃料噴射ポンプ68にブラケッ
ト69を介してアクチュエータ56が取付けられ、これ
のロッド28′が、軸70に枢支され、調節ねじ9によ
り所定のアイドル回転状態に設定される燃料制御レバー
71に対設され、この制御レバー71にはポンプ68に
固定されたブラケット72の案内スリーブ73を貫通し
て案内されるアクセルワイヤ6が取付けられ、このワイ
ヤ6の作動によりレバー71が作動されるようになって
いる。
制御レバー71はばね74により燃料減量方向に附勢さ
れ、調整ねじ9に当接した時にアイドル回転を保証する
本実施例では第2図のものと同様に機関始動後機関冷却
液温が設定温度より低下すると感温スイッチ(第2図の
感温スイッチ30′)によりアクチュエータ56が附勢
され、ロッド28′により制御レバー71を押して燃料
増量を行い冷却液温を高めることが出来る。
この場合図示していないがアクチュエータ56とは別個
に機関始動時の燃料増量を行うために例えばベンチュリ
ー負圧に応動して制御レバー71を所定位置に作動させ
て始動時に燃料を所定の燃料増量状態にセットするアク
チュエータが設けられている。
第4図は第3図の他の実施例で、電磁的アクチュエータ
の代りに流体作動アクチュエータ24(第1図のものと
同様)を使用して機関始動後に冷却液温低下の際に燃料
増量を行うものを示す。
図示される通り全体的には第3図のものと同様で、異な
る所は第3図の電磁的アクチュエータ56の代りに流体
作動アクチュエータ24を設け、これのロッド28によ
り制御レバー71を所定位置に作動させるようにしたも
のである。
アクチュエータ24は第1図の実施例と同様に冷却液温
による感温スイッチ(第1図で30で示されている)の
作動に関連してアクチュエータ24に大気圧又はベンチ
ュリー負圧を導入して冷却液温が設定温度以下に低下し
た時にアクチュエータ24に与えられるベンチュリー負
圧によりロッド28を押出して制御レバー71を押して
燃料増量を行い冷却液温を上昇させる。
第3図のものと同様にアクチュエータ24とは別個に始
動時の燃料増量用アクチュエータが設けられる。
なお前述の実施例において、特に冬季に機関冷却液を利
用して暖房装置を作動させる場合非常に効果的であるこ
とはいうまでもないが、機関の仕様等により夏季等に暖
房装置を作動させない時に本発明の燃料制御装置を停止
させたい場合例えば感温スイッチを暖房装置側に設けた
場合(暖房装置側の冷却液はなかなか温度が上らないこ
とがあり、その間燃料を増量する恐れがある)等には例
えば暖房装置の不作動時第1図に示す実施例においては
、通路20等を閉とする弁装置を設ければよい。
又この場合必要に応じて通路23に大気圧を導く弁を設
けてもよい。
又第2図の実施例においては、電源62、アクチュエー
タ56の電気回路の途中に暖房装置の不作動時に開とな
るスイッチを設ければよい。
又感温スイッチを暖房装置側でなく機関の冷却液側に設
けた場合暖房装置の不作動時においても本発明の燃料制
御装置を作動させておくと運転中何らかの原因で機関温
度が低下しても速かに正常な機関温度に保たれ、排気浄
化性能、運転性等を損うことがない。
なお前記実施例では感温スイッチで精度よく検出するた
め直接に機関冷却液温を検出しているが、機関本体の温
度、潤滑油温、排気温、エンジンルーム温等により間接
的に機関冷却液温を検出してもよい。
上述の如く本発明によれば、機関の冷却液温を検出する
感温スイッチと該スイッチに係合し、かつ燃料噴射ポン
プを増量位置にするアクチュエータとを機関始動時の増
量装置とは別に設け、機関冷却液が所定の設定温度以下
のとき、該スイッチの作動により該アクチュエータを作
動し、機関始動時の燃料増量より少ない増量を行って、
アイドル回転を上昇させ、機関冷却液温を高める様にし
たから、冬季において走行後、長時間アイドル運転で客
待ちするタクシ−等の暖房ヒータを高温に維持でき、か
つ自動的に設定アイドル回転に制御できるため運転性及
びアイドル回転制御が格段に改善できる。
又、本発明ではガソリン機関の様に、気化器にチョーク
等を付加したり、特別な燃料通路を設けたりすることが
一切不要のため、構成が極めて簡単で、安価に生産であ
る。
更に又感温スイッチと、アクチュエータとを流体的に係
合すると、比較的大きな大気圧との差圧を利用出来るこ
とによりアクチュエータの小型軽量化が計れると共に、
装置全体のコストが安価になる。
吸気係に絞り弁を有しないディーゼル機関では、機関で
駆動される負圧又は加圧ポンプを圧力源に用いることが
できる。
加圧ポンプを用いた場合、アクチュエータは加圧空気で
ダイヤフラムを作用させる様にする。
又、感温スイッチと、アクチュエータとを電気的に係合
すると、負圧や加圧の流体通路が不要となり、流体通路
の損傷等による圧力もれのおそれがないので確実な作動
が期待できる。
このため負圧又は加圧源を有しないディーゼル機関に最
適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による流体作動的に働く燃料制御装置の
第1の実施例の概略的説明図。 第1A図は第1図のベンチュリ一部の横断面図。 第2図は電磁的に働く本発明による燃料制御装置の実施
例の概略的説明図。 第3図は本発明の電磁的に働く燃料制御装置の変形実施
例の部分的説明図。 第4図は本発明の流体作動的に働く燃料制御装置の変形
実施例の部分的説明図。 2・・・・・・スロットルチェンバー、4・・・・・・
絞す弁、5・・・・・・アーム、9・・・・・・アイド
ル調整ねじ、10・・・・・・ベンチュリ一部、13,
13’・・・・・・燃料噴射ポンプ制御装置、18・・
・・・・ラック、24・・・・・・流体作動アクチュエ
ータ、2B、28’・・・・・・ロッド、30゜30′
・・・・・・感温スイッチ、31・・・・・・機関冷却
液路、38.39・・・・・・オリフィス、46・・・
・・・感温弁、46′・・・・・・感温部材、50・・
・・・・増量レバー、53・・・;・・・電磁的アクチ
ュエータ、55・・・・・・演算回路、56・・・・・
・電磁的アクチュエータ、61・・・・・・電気スイッ
チ、68・・・・・・燃料噴射ポンプ、71・・・・・
・燃料制御レバー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シリンダ内に加圧燃料を噴射する噴射量を給入空気
    量にもとづき調整する第1の燃料調整機構を備えたポン
    プを有するディーゼル機関において、機関冷却液温か設
    定した温度になると作動する感温装置と、該感温装置の
    作動に応じ前記ポンプを選択的に第2の燃料増量状態に
    セットする第2の増量装置を前記第1の燃料調整機構と
    は別に設けるとともに、機関の始動状態を検出して第3
    の増量状態にセットする第3の増量装置を設け、前記第
    3の燃料増量状態が終了した後前記機関冷却液温か前記
    設定した温度より低下した時前記第2の増量装置によっ
    て絞り弁を開動し、前記ポンプを第3の燃料増量より少
    ない前記第2の燃料増量状態にセットして機関冷却液温
    を高めるようにしたことを特徴とするディーゼル機関の
    燃料制御装置。 2 前記第2の増量装置がベンチュリー負圧により作動
    される流体作動装置として構成されると共に前記感温装
    置が前記設定された温度以下に低下したことを感知した
    時にベンチュリー負圧に対する大気の連通を遮断する流
    体作動装置として構成されて、前記第2の増量装置に連
    絡されていて機関冷却液温か前記設定された温度より低
    下した時前記感温装置により前記ベンチュリー負圧を与
    えられる如くなされていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のディーゼル機関の燃料制御装置。 3 前記第2の増量装置が附勢された時に作動する電磁
    的作動装置として構成されると共に前記感温装置が前記
    設定された温度以下に低下したことを感知した時に電源
    を閉結させる電気的スイッチとして構成されて前記電磁
    的作動装置に接続されていて、機関冷却液温が前記設定
    された温度以下に低下した時前記感温装置を経て附勢さ
    れる如くなされていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のディーゼル機関の燃料制御装置。 4 前記機関冷却液が車室内暖房用ヒーターの加熱液体
    として使用される如く構成したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1乃至3項の何れかに記載のディーゼル機関
    の燃料制御装置。 5 シリンダ内に加圧燃料を噴射する噴射量を給入空気
    流量にもとづき調整するベンチュリー負圧式の第1の燃
    料調整機構を備えたポンプを有するディーゼル機関にお
    いて、機関冷却液温か設定した温度になると作動する感
    温装置と、該感温装置の作動に応じ前記第1の燃料調整
    機構を介して前記ポンプを選択的に第2の燃料増量状態
    にセットするベンチュリー負圧式の第2の増量装置を設
    けるとともに、機関の始動状態を検出して第3の増量状
    態にセットする第3の増量装置を設け、前記第3の燃料
    増量状態が終了し、機関が正常運転状態に達した後、前
    記機関冷却液温が前記設定した温度より低下した時前記
    感温装置によりベンチュリー負圧を前記第2の増量装置
    に導ひき、前記第2の増量装置の作動によって絞り弁を
    若干開放させてベンチュリー負圧を低下させ、該負圧を
    前記第1の燃料調整機構に導いて燃料増量を行い、機関
    冷却液温を高めるようにしたことを特徴とするディーゼ
    ル機関の燃料制御装置。 6 前記機関冷却液が車室内暖房用ヒーターの加熱液体
    として使用される如く構成したことを特徴とする特許請
    求の範囲第5項記載のディーゼル機関の燃料制御装置。
JP52069859A 1977-06-15 1977-06-15 ディ−ゼル機関の燃料制御装置 Expired JPS58572B2 (ja)

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