JPS587727B2 - 高粘度ポリエステルの溶融紡糸方法 - Google Patents

高粘度ポリエステルの溶融紡糸方法

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JPS587727B2
JPS587727B2 JP558575A JP558575A JPS587727B2 JP S587727 B2 JPS587727 B2 JP S587727B2 JP 558575 A JP558575 A JP 558575A JP 558575 A JP558575 A JP 558575A JP S587727 B2 JPS587727 B2 JP S587727B2
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JP
Japan
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temperature
heating
spinneret
polyester
yarn
Prior art date
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Expired
Application number
JP558575A
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English (en)
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JPS5182021A (ja
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四郎 熊川
巌 藤本
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高粘度ポリエステルの溶融紡糸方法に関し、そ
の目的とするところは高粘度のポリエステルから分子配
向度が小さく、均繊性が優れ且つ延伸性良好な未延伸糸
を得ることにある。
一般に溶融紡糸によって得られる未延伸糸の性質例えば
分子配向度、結晶化度等は、溶融ポリマーが口金から紡
出される際の重合体の重合度、重合度分布、又紡出林捲
き上げられるまでに於ける紡糸口金付近の温度及び紡糸
速変等によってほゞ決定される。
たとえばポリマー重合度が上昇すると同一温度における
ポリマーの溶融粘度は増大する。
従って溶融粘度が大きいまゝでは紡糸しにくく又得られ
る糸質も不充分なので溶融粘度を下げる必要があり、そ
のためには、紡糸口金及び紡糸口金保持構造部分の温度
を上昇させたり或いは又紡出糸の流動状態を増大させる
ため紡糸口金面下を加熱又は保熱して紡糸する方法も試
みられている。
しかしながら前者の方法ではポリマーの熱劣化を生起し
、重合度分布にばらつきを生じて均質な未延伸糸が得が
たく、又後者の方法では、紡糸張力の低下を生起し、外
乱による影響度が大きく繊度斑や構造斑を発生し易い。
本発明者は、高粘度ポリエステルを溶融紡糸するに際し
上記の欠点を解消するために鋭意研究を重ねた結果本発
明に到達したものである。
即ち本発明は、高粘度ポリエステルを溶融紡糸するに際
し、紡糸口金面直下3a以内の雰囲気温度(Ta)を溶
融ボリマ一温度より15℃以内高温に保持して該ポリエ
ステルを紡出させ、引続き該紡出糸を5〜20cmの長
さにわたって前記Ta未満Tm−20℃以上の加熱雰囲
気中を通した後、冷却することを特徴とする高粘度ポリ
エステルの溶融紡糸方法である。
本発明において使用される高粘度ポリエステルとは、該
ポリエステルの融点+30℃の温度で測定した溶融粘度
が2000〜20000ポイズの範囲のポリエステルを
指すが該ポリエステルとしては、固有粘度が0.7以上
のポリエチレンテレ7タレートや固有粘度が0.5以上
のポリエチレン−2,6−ナフタレート等が挙げられる
又、溶融ポリマ一温度とは、ポリエステルの溶融装置(
例えばエクストルーダー)よりポリマー輸送配管を経て
紡糸パックに至る溶融、輸送ポリマーの温度を云い、通
常該ポリエステル融点より30〜50℃高い温度である
本発明に於ではかかる高粘度のポリエステルを紡糸口金
面直下3cm以内の雰囲気温度( Ta )を溶融ポリ
マ一温度より15℃以内高温に保って紡出させる。
口金面滴下3cmを越えて雰囲気を該温度(Ta)に保
つと、紡出糸の熱劣化を生じたり、後述の冷却効果が不
充分となり得られる未延伸糸に繊度斑、構造斑を生じる
又、Taが溶融ポリマ一温度より15℃を越えて高温に
なると該ポリエステルの重合度が低下するのみならず、
紡出時に紡糸口金面でドリップエーリング等の種々のト
ラブルを生じて紡糸性が低下するので不適切である。
紡糸口金面直下3cm以内を加熱する手段としては例え
ば、紡糸口金面直下3cm以内の位置でかつ紡出糸通路
の外側こ加熱シールドを設ければよい。
この際加熱シールドの熱が面接紡糸口金面に伝達しない
ように断熱材を介して該シールドを紡糸口金面に至近さ
せる。
断熱材の厚さは5mm以内がよく、又、前記シールドの
形及び大きさは効率的に加熱するために、紡糸口金面と
ほぼ同一とするのが好ましい。
斯くして、紡糸口金面直下3cm以内の雰囲気温度を溶
融ポリマ一温度より15℃以内高温に保持することによ
り、紡出糸の粘度が低下し、後述の温度設定効果と共に
均繊性が優れ延伸性が良好な禾延伸糸を生産性よく製造
することができる。
本発明に於では、引続き前記紡出糸を5〜20儒の長さ
にわたって前記Ta未満、Tm−20℃以上の加熱雰囲
気(以下単に「加熱領域」と云う)中を通すことにより
溶融流動状態の紡出糸を除冷する。
該加熱領域の長さは5cm未満では延伸性良好な程度に
分子配向度の低下を図ることが困難であり、z0cmを
越えると紡出糸の冷却が不充分となり、均繊性が悪化す
る。
前記加熱領域の温度がTa以上では高温すぎ、得られる
禾延伸糸の均繊性が劣るのみならず、分子配向度の変動
率が大きい。
又、Tm−2 0℃未満では、分子配向度を延伸性良好
な程度まで低下し得ないので不適切である。
尚、前記加熱流域を加熱する手段としては、前記シール
ド下方に一体となり且つ独立に加熱される5〜20cm
の長さの加熱筒を設ければよい。
又、該加熱筒の筒径は紡糸口金を杷持する紡糸パックと
同程度が好ましい。
本発明では、加熱領域を出た紡出糸を引つづき通常の冷
却法により冷却固化させ、オイリングローラーにより仕
上げ剤を付与後、通常の巻取速度(800〜1500m
/m)で未延伸糸として引取る。
本発明方法により、得られる禾延伸糸は a)紡糸時の重合度低下が少ない b)分子配向度が低い C)繊度斑や配向斑が小さい d)延伸性が良好である 等の利点を有し、該未延伸糸から得られる延伸糸も極め
て均質な性能を有する。
このような延伸糸は、ポリマーの溶融粘度によって種々
の用途に適用可能であるが、特に工業用用途こ好適であ
る。
以下、本発明を実施例によって詳述するが、本発明はこ
れにより伺ら限定されるものではない。
尚、実施例に於で紡糸口金面直下3cm以内の雰囲気温
度(Ta)とは、紡糸口金板の外辺に小孔を穿って熱電
対を挿入し、該口金の表面温度を測定することにより、
Taを間接的に測定した値であり、加熱領域温度とは前
記加熱筒長の半分の筒壁に小孔を穿って熱電対を挿入し
筒壁より5mm内部で測定した雰囲気温度である。
又、溶融ポリマ一温度とはポリエステルチップを溶融す
る装置より紡糸パックに至るまでの溶融輸送温度のY均
温度である。
更にポリエステルの固有粘度〔η〕は35℃o一クロロ
フェノール中で測定したチップの固有粘度であり、〔η
〕Fとは、得られた未延伸糸の固有粘度である。
実施例 1 固有粘度が0.64のポリエチレンナフタレート(融点
272℃、300℃の溶融粘度7000ポイズ)を、段
階的に303〜310℃の温度で、溶融装置より紡糸口
金まで溶融輸送し(溶融ポリマ一温度307℃)、孔径
0.4mm、孔数48の紡糸口金より吐出量35.3g
/mmで紡出した。
この際、紡糸口金の泊径78mmと実質的に同一の円形
中空を有し該中空の外周にヒーターを内蔵する厚さ25
mmの加熱シールドを3mmの厚さの断熱材を介して紡
糸口金に至近して設け加熱すると共に、該加熱シールド
と一体となり内径130mm、外径140mm、筒長8
5mmで側部にヒーターを内蔵する加熱筒で紡出糸を加
熱徐冷した。
加熱筒を出た紡出糸に引つづき、25℃、65%HHの
空気を簡角(こ吹きつけた後、仕上げ剤で処理し、9
5 0 m/mmの速度で巻取った。
次いで得られた禾延伸糸を供給ローラ温度155℃スリ
ットヒータ(供給ローラ〜延伸ローラ間に設置)温度2
50℃延伸速度700m/mmで延伸した。
この際、加熱シールド、加熱筒によりTa及び加熱領域
温度を種々変更した場合の条件を第1表に結果を第2表
に示す。
比較例 1 実施例1において、加熱シールドで加熱し、後続の加熱
筒は加熱せず該筒による保温のみで紡糸した。
次いでこの未延伸糸を実施例1と同様の条件で延伸した
条件及び結果を第3表に示す。比較例 2 実施例1において、加熱シールドのついていない内径1
40mm、外径140mm、筒長200mmの加熱筒を
紡糸口金直下に設置し、紡糸し実施例1と同様に延伸し
た。
条件及び結果を第4表に示す。実施例 2 固有粘度が0.72のポリエチレンテレフタレート(融
点260℃、290℃の溶融粘度3000ポイズ)を段
階的に280〜290℃の温度で溶融装置より紡糸パッ
クまで溶融輸送し(即ち、溶融ポリマ一温度285℃)
孔径0.35mm、孔数30の紡糸口金より紡出した。
この際実施例1と同様の加熱シールド及び、加熱筒を設
けTaを300℃に加熱領域温度270℃にした。
引続きかかる紡出糸を冷却風により冷却しオイル付着後
1100m/mmで捲取った。
次いで該未延伸糸を加熱ロール85℃、スリットヒータ
ー230℃延伸速度800m/mm、延伸倍率4.80
とする以外は実施例1と同様に延伸熱処理した。
得られた未延伸糸及び延伸糸の性能を第5表に示す。
比較例 3 実施例1実験No.5において加熱シールドを35履の
厚さの断熱材を介して紡糸口金に至近して設け加熱する
以外は全く同一の条件で紡糸した。
結果を表6表に示す。
比較例 4 実施例1実験No.5において、加熱シールドに続く加
熱筒の長さを4cm、25cmとする以外は全く同一の
条件で紡糸した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高粘度ポリエステルを溶融紡糸するに際し、紡糸白
    金面面下3cm以内の雰囲気温度(Ta)を溶融ポリマ
    一温度より15℃以内高温に保って該ポリエステルを紡
    出させ、引続き該紡出糸を5〜20cmの長さにわたっ
    て前記Ta未満Tm−20℃(Tmは前記ポリエステル
    の融点)以上の加熱雰囲気中を通した後、冷却するにと
    を特徴とする高粘度ポリエステルの溶融紡糸方法。
JP558575A 1975-01-13 1975-01-13 高粘度ポリエステルの溶融紡糸方法 Expired JPS587727B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPS5182021A JPS5182021A (ja) 1976-07-19
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