JPS588483B2 - 光学的ロ−パスフィルタ - Google Patents

光学的ロ−パスフィルタ

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JPS588483B2
JPS588483B2 JP50043816A JP4381675A JPS588483B2 JP S588483 B2 JPS588483 B2 JP S588483B2 JP 50043816 A JP50043816 A JP 50043816A JP 4381675 A JP4381675 A JP 4381675A JP S588483 B2 JPS588483 B2 JP S588483B2
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山中成介
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Description

【発明の詳細な説明】 例えば、電荷結合素子(CCD)のような固体撮像体を
使用してカラーの固体撮像装置を構成する場合にあって
、色解像度をある程度とる一つの方法として各原色光の
通過帯域を夫々異ならせるような周波数特性とする方式
は一般に知られている。
すなわち、第1図で示すように解像度に直接影響を及ぼ
す緑色光Gの帯域は比較的広くとられ、例えば曲線1で
示すように1〜2MHz程度に選ばれる。
これに対し、解像度に直接影響を及ぼさない青色光Bと
赤色光Rの帯域は緑色光Gのそれよりも狭くなされる。
例えば曲線2で示すように通過帯域はほぼ半分(0.5
〜1. 0 MHz )に選ばれる。
本発明はこのように各色光の取り扱う通過帯域が夫々異
なるように構成されたこの種固体撮像装置の光学系に適
用して好適となした光学フィルターすなわち光学的ロー
パスフィルターを提案するものであって、特に本発明で
はこの光学フィルターを波長依存性のフィルターとして
構成し、従って同一のフィルターで夫々異ったフィルタ
ー特性を賦与し得るようにしたものである。
本発明の光学フィルターは旋光性物質からなる平板と2
枚以上の複屈折板とからなり、平板は複屈折板の間に介
在した状態でこれらを積層して構成したものである。
以下図面を参照して本発明の光学フィルターを説明しよ
う。
本発明では水晶等の複屈折板を用意する。
この屈折板はローパスフィルターとして使用できること
は一般に知られている。
すなわち、第2図で示すように被写体3を光学レンズ系
4を介して結像させる場合で、レンズ系4の結像光束中
に複屈折板5を介在させると、常光線LOによる像6A
に対し異常光線LEによる像6Bは△Xだけ水平方向に
ずれて得られる。
なおこの複屈折板5はその光学軸Qが結像面の水平方向
と平行するように傾けて使用した場合である。
第3図は複屈折板5の複屈折現像を示す一般的な説明図
であって、まず各部の名称から付記する。
但し、図の例は複屈折板の厚みd方向に向ってこの複屈
折板を切断した場合である。
Qは複屈折板に特有な光学軸、nlは光学軸方向の屈折
率、n2は光学軸と直交する方向の異常光線LBに対す
る屈折率、△Xは異常光線LEと常光線L。
との間の分離距離、αは異常光線L。
と常光線Loとのなす角そしてβは光学軸Qと入射光線
とのなす角である。
ここで、光線LOとLEとのなす角αは、で与えられる
が、このtanαは、tanβ一一のとき最大値をとる
水晶の場合ではnlと02とは0.5%程度の違いであ
るから、β=45°のとき角度αは最大となる。
従って、光学軸Qに対し45°の角度で光線が入射した
ときには最少の厚みdで最犬の分離距離△Xが得られる
から、一般にはβが45°となるように選ばれるもので
ある。
本例でもβは45°に選定される。
再び第2図について説明するが、光学的に△Xだけずれ
て被写体3が結像されることは、これを電気的に考察す
るさ第4図で示すように、入出力端7a,7bの間に遅
延回路8を設けたときの遅延出力と非遅延出力との関係
に等しい。
この例では△Xに相当する時間τを遅延時間に選んだこ
とになる。
ここで、図に示した回路の伝達関数R(f)は、・・・
・・・ (1) で表わされる。
従って、振幅はcos2πf委となるが、第2図の光学
系における結像のレスポンスを考察する場合も第4図で
示したのと同様にその水平方向におけるレスポンスは、 で表わすことができ.る。
依って、(2)式を図示すれば第5図のようになる。
そしてR(u)の零点向は、で与えられる。
この(2) , (3)式及び第5図を見れば明らかな
よう線で示す。
)を利用すればこの複屈折板はローバスフィルターとし
て利用できるものである。
本発明ではこの特性を利用するものであり本発明ではこ
の複屈折板を少なくとも2枚使用する。
光学フィルター10の一例を示すと、第6図に示すよう
になる。
この例は3枚の光学板5A〜5Cを使用した場合であっ
て、後述するように旋光性を有する平板5Cの上下両面
に上述した2枚の複屈折板5A,5Bが設けられる。
つまり、積層して光学フィルター10が構成されるもの
である。
ところで、旋光性物質は互に逆方向に旋回している円偏
光に対して、屈折率に差があるために生ずるものであっ
て、水晶を例にとるとその光学軸Qと直角な面を切断し
て得られた薄板を用いればこれに旋光性を与えることが
できる。
次にこの旋光性を伴う平板5Cの旋光角γを求めてみよ
う。
直線偏光波Pを第7図Aに示す。
この偏光波Pは右旋回する円偏光波PRと左旋回する円
偏光波PLの合成波と考えることができ、従って今右旋
回波に対する屈折率をNr、左旋回波のそれをNlとし
た場合、合成波Pのなす角γは、 ?なり、γだけ旋光することが判る。
すなわち、旋光角γは波長λの逆数に比例し、平板5C
の厚みdに比例する。
従って、R−Hの各原色光では夫々異なる旋光角をとる
ことになる。
R−Bの波長を夫々λR〜λBとすれば、λB〈λG〈
λの関係が成立するためGを、旋光角γの基準とすると
夫夫の旋光角の関係は第1図Bに示すように、Bが最大
の旋光を示し、逆にRは最少の旋光角を示す。
R,〜B,Gは夫々の旋光角である。
以上のような平板5Cの光学的特性を踏えて光学フィル
ター10を説明するも、上下に夫々配される一対の複屈
折板5A,5Bにあって、夫々の光学軸Qa,Qbは次
のような関係に選定される。
今上方に存する複屈折板5Aの光学軸Qaを第9図で示
すようにX軸と平行に選んだとき、下方の複屈折板5B
の光学軸QbはQaと平行(θ一〇)に選ばれる。
なお、第8図は複屈折板の平面図を示し、従って光線は
紙面から読者に向って進み、異常光線L。
は紙面に垂直な平面のうち図に示したEのベクトルを含
む、換言するならばX軸方向に紙面と切断線を有する平
面内において電気変位を有するから、X軸方向における
直線偏光成分となる。
同様に常光線Loはこれと垂直なすなわちy軸方向にお
ける直線偏光成分として表わされる。
次に、この光学フィルター10の光学的特性を第10図
以下を参照して説明する。
まず、Gの成分について考察するに、第1の複屈折板5
Aに入射したG成分は常光線LOGと異常光線LEGと
に分離される。
その距離をWlとする。これら光線LOGt LEGは
平板5Cの存在で所望とする方向に所定の角度だけ旋光
する。
本例では緑色光Gが270°だけ旋光するように平板5
Cの厚みd3が選ばれている(第9図参照)。
従って、光線LOG ,LEGは第10図Aの■に示す
だけ旋回する。
これら旋回光LOG,LEGは夫々第2の複屈折板5B
の入射光線となる。
従って、第10図Aの■に示す光線LEGは第2の複屈
折板5Bにおいては常光線となり、これとは逆に常光線
LOGは異常光線となる。
このため、光線LOGの方がW2だけ分離され、すなわ
ち、第10図Aの■に示す2つの偏光成分が最終的に得
られるものである。
次に、赤色光R及び青色光Bについて考えてみよう。
第1の複屈折5Aは波長依存性がないので緑色光Gと同
様に光線LoB(LoR),LEB(LER)とに分離
される(第10図BのI参照)。
これらの光線は共に平板5Cに入射するものであるが、
この屈折板5Cは第7図Bで示したように波長依存性が
あるため、RとBは夫々同図Bの■で示す方向に旋光さ
れる。
所定の角度だけ旋光された光線LQB(LQR),LB
H(LER)をX軸及びy軸方向の成分に分けると点線
(同図B II’参照)で示すような成分が夫々の光線
に関して得られるから、これらの成分が第2の複屈折板
5Bを通過すれば同図Bの■に示すように複数に分離さ
れた偏光成分が最終的に得られる。
以上のような最終的に得られた光線は全てX軸方向の成
分であるから、このX軸方向におけるR〜Bのレスポン
スRU(1(u),RUB(u),RUB(u)は夫々
次式で示すようになる。
今、W1 = 2 W2に選べば(4) , (5)式
は夫々下に示す(6) , (7)式となる。
してレスポンスRU B(u) , RUR(Ll
)は曲線11R,11Bに示すようになる。
以上示したように、3枚の平板を使用し、そのうちの1
枚を旋光性のある物質で構成すれば波長依存性の光学フ
ィルター10を得ることができる。
従って、Gの光学的なフィルタ特性と、R及びBの光学
的なフィルタ特性が夫々異って得られ、すなわち第11
図で示すようにθ−0で、旋光角γを270°に選べば
R及びBの帯域をGの帯域のiにすることができ、第1
図で示す目的の光学フィルターを得ることができる。
依って冒頭に述べたCCDの如き固体撮像体を使用した
カラー固体撮像装置における光学系に適用して極めて好
適である。
なお、上述した実施例は1枚の旋光性を有する平板5C
と2枚の複屈折板5A,5Bを使用して光学フィルター
10を構成した場合であるが複屈折板をさらに1枚増や
してこの種フィルター10を構成することもできる。
第12図Aはこの構成をとる光学フィルター10′の一
例を示す。
この場合、付け加えた複屈折板を5Dとすれば、その光
学軸Qdは他の光学軸Qa(Qb)に対しy軸方向に所
定の角度θだけ回転させた状態で使用される(第12図
B参照)。
但し、この例はGを180°だけ旋光させた例を示す。
又この例では第2の複屈折板5Bの光学軸Qbを光学軸
Qaと入射光線に対して線対称とする。
即ち、第12図Cに示した如く光軸を設定する。
この場合でも光軸Qbの入射面への投影図としては第1
2図Bに示されたように光軸Qaと同じくX軸方向に平
行となるようにする。
第12図Cの如く光軸Qbを設定するためには例えば複
屈折板5Aを入射光線軸を中心に180°回転させるこ
とによって実現し得る。
この様に光軸Qbを設定すると図から明らかな様に異常
光線LEの変移が複屈折板5Aと比較して反対方向、即
ち図面で見て常光線LQに対し右方向に変移することに
なる。
この光学フィルター10′の光学特性を説明するための
成分関係は第13図A−Dに示す通りである。
その詳細な説明は省略するも、この光学フィルター10
′によって得られる夫々のレスポンスは次に示す通りで
ある。
但しW2,W3は複屈折板、5B,5Dの分離距離、θ
は光学軸Qdの回転角 従って、(8) , (9)式を夫々図示すれば第14
図のようなフィルター特性を得ることができる。
この場合θだけ光学軸Qdを回転させることに依る利点
は第14図を見れば明らかなように、Gの特性曲線12
G(R,Hの場合は12R,12Bであ以後のレスポン
スはそれ以前のレスポンスよりも十分小さくなるので、
最初のトラップポイントを極力少入くすることができる
すなわち、撮像装置としてCCDを使用する場合にあっ
ては、撮像すべき被写体像に応じた入力光情報は絵素ご
とにサンプリングされた形の出力信号がこのCCDから
得られる。
すなわち今サンプリング周波数をf。
とした場合には各絵素を水平区間ごとに走査することに
より、その一水平区間で得られる出力映像信号は第15
図に示すように輝度信号SYの変調成分SDOの他にサ
ンプリング周波数f。
が変調された側波帯成分SM(交流成分)が得られるこ
とになる。
但し、図示する例はそのうちの基本波のみを示してある
この場合、交流成分SMにはサンプリング周波数f を
中心として上下の側波帯が生ずるので、解像度の劣化を
防止すべく変調成分SDOの帯域を充分にとると、第1
5図で示されるように変調成分SDOの高域成分SDH
中にサンプリング周波数f による側波帯成分が重なっ
てしまう。
すなわち、斜線の部分が折り返し歪となって生起される
この状態のまま画像を再生すると、再生画面にちらつき
現象となって現われる。
この画像劣化を防ぐには折り返えされる成分をできるだ
け小さくすればよい。
従って、本例のように光学軸Qdをθだけ回転させれば
側波帯成分に相当する最初のトラップポイント以後のレ
スポンスが小さくなるため、この光学フィルタ10′を
この種撮像装置の光学系に適用すれば光学系の処理だけ
で上述の欠点を有効に除去しうる特徴がある。
なお上述の例では屈折板を構成する物質として水晶をと
ったが複屈折現象を有する物質であればその他の屈折板
でも使用し得る。
又、屈折板の使用枚数は限定されない。
この光学フィルター10,10′を適用し得る装置は撮
像装置に限られないこと勿論である。
又、旋光性物質は上述した水晶のほか、電気一光学特性
すなわちケル(kerr)効果を有する物質例えばKD
P(その分子式はKH2 PO4で示される)などでも
使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は光学フィルターの帯域特性を示す図、第2図及
び第3図は複屈折板の説明に供する図、第4図は複屈折
現象を電気的に考察した場合の説明図、第5図はその特
性曲線図、第G図は本発明に依る光学フィルターの構成
図、第7図は旋光性を示す図、第8図は複屈折板におけ
る電場の方向を示す図、第9図及び第10図は第6図の
説明に供する図、第11図は本発明のフィルターに依っ
て得られる帯域特性曲線図、第12図〜第14図は本発
明の他の例における夫々の説明図、第15図は固体撮像
装置によって得られる撮像信号の周波数スペクトル図で
ある。 10は光学フィルタ、5A,5B及び5Dは複屈折板、
5Cは旋光性を有する平板、Qa=Qdは光学軸、θは
回転角、Wl−w3は分離距離、LO,Lo′は常光線
、LE,LE′は異常光線である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 旋光性を有する平板と2枚以上の複屈折板とを有し
    、上記平板は上記複屈折板の間に介在された状態で積層
    合体されてなると共に、上記平板はその入射光に対する
    旋光角がその入射光の波長に依存するものとなされ、か
    つ通過帯域を広く選定すべき特定の波長の入射光に対す
    る旋光角は、旋光後の光のベクトルが上記平板直後の複
    屈折板の光学軸方向、もしくはそれと垂直な方向に一致
    するように選定されてなり、入射各色光に対してその通
    過帯域が異なるようになされたことを特徴とする光学的
    ローパスフィルタ。
JP50043816A 1975-04-10 1975-04-10 光学的ロ−パスフィルタ Expired JPS588483B2 (ja)

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JP50043816A JPS588483B2 (ja) 1975-04-10 1975-04-10 光学的ロ−パスフィルタ

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JPS51118450A JPS51118450A (en) 1976-10-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5966229U (ja) * 1982-10-22 1984-05-02 日本ビクター株式会社 光学フイルタ
JPS60200222A (ja) * 1984-03-23 1985-10-09 Canon Inc 画像読取装置

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JPS51118450A (en) 1976-10-18

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