JPS588818B2 - 発泡性チユ−インガムの製造方法 - Google Patents

発泡性チユ−インガムの製造方法

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JPS588818B2
JPS588818B2 JP54120706A JP12070679A JPS588818B2 JP S588818 B2 JPS588818 B2 JP S588818B2 JP 54120706 A JP54120706 A JP 54120706A JP 12070679 A JP12070679 A JP 12070679A JP S588818 B2 JPS588818 B2 JP S588818B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、発泡性チューインガムさらに詳細には発泡性
組成物をチューインガムのセンターに充填した発泡性チ
ューインガムの製造方法に関するものである。
従来、炭酸塩または重炭酸塩と酸類特に有機酸との反応
に基づく発泡性を利用した発泡性チューインガムは公知
である(特公昭46−23035号公報)。
しかしながら、従来の発泡性チューインガムにおいては
、炭酸塩または重炭酸塩と有機酸とが何らの反応抑制手
段なしに直接的に接触して混在し、しかもこの発泡性混
合物がチューインガム全体に分散されているため、チュ
ーインガム中の水分またはチューインガムにより吸収さ
れる水分により炭酸塩または重炭酸塩と酸性剤特に有機
酸とが早期に反応して炭酸ガスを無駄に発生放出してし
まい、咀噌時には炭酸ガスの発生量が少なく発泡効果が
著しく低下するという、発泡性チューインガムにおいて
は致命的な貯蔵安定性上の欠点があった。
また、従来発泡性飲料に使用する発泡性組成物も知られ
ており、この発泡性組成物においては炭酸塩または重炭
酸塩に対する安定剤または賦形剤として糖類、重合リン
酸塩または有機酸塩などが使用されていた。
しかしながら、これら物質を使用した場合、たとえば糖
類においては褐変現象を惹起し、重合リン酸塩において
は保存条件に難点があり、また有機酸塩においては塩類
特有の鍼抹をもたらすなどの欠点があった。
本発明者等は、前記の発泡性チューインガムおよび発泡
性組成物における欠点を除去すべく鋭意研究を重ねた結
果、炭酸塩もしくは重炭酸塩に対する安定剤または賦形
剤として糖類、重合リン酸塩、有機酸塩の代りに或いは
これらと組合せて硫酸ナトリウムもしくは無水硫酸ナト
リウムを使用して造粒し、得られる顆粒に粉糖、果実粉
末、果実酸、呈味成分などを培散させるならば、炭酸塩
もしくは重炭酸塩と酸性剤との直接的接触が避けられ、
したがってこれら物質問の早期反応が防止されることを
突き止めた。
さらに、このようにして調製した発泡性組成物をチュー
インガムにより被覆またはチューインガムのセンターに
充填するならば、チューインガム中の水分またはチュー
インガムにより吸収される水分が発泡性組成物に及ぼす
貯蔵安定上の悪影響を顕著に防止しうると共に、たとえ
水分が発泡性組成物に到達したとしてもこの組成物中に
培散されている多量の糖類によりこの水分が吸収されて
しまうため発泡性に対する影響が少ないことを突き止め
た。
したがって、本発明の一般的な目的は、炭酸塩もしくは
重炭酸塩と酸性剤との早期反応による貯蔵安定性の低下
が防止された発泡性チューインガムの製造方法を提供す
るにある。
この目的は、本発明によれば、炭酸塩もしくは重炭酸塩
を硫酸ナトリウムもしくは無水硫酸ナトリウムと共にま
たは硫酸ナトリウムもしくは無水硫酸ナトリウムと重合
リン酸塩、糖類、有機酸塩の1種もしくはそれ以上との
組合せと共に造粒して顆粒を形成させ、この顆粒に糖類
、果実粉末、果実酸、呈味成分を培散させて発泡性組成
物を作り、この発泡性組成物をチューインガムにより被
覆またはチューインガムのセンターに充填することから
なる発泡性チューインガムの製造方法により達成される
さらに本発明の目的は、上記の方法により製造される発
泡性チューインガムを提供するにある。
本発明において、発泡性組成物を調製するために使用す
る炭酸塩もしくは重炭酸塩は、アルカリ金属塩またはア
ルカリ土類金属塩など食品添加物として使用しうるもの
が用いられ、特に重炭酸ナトリウム(炭酸水素ナトリウ
ム)が経済性および反応性などの観点から好適である。
また硫酸ナトリウムまたは無水硫酸ナトリウムと組合せ
て安定剤または賦形剤として使用する重合リン酸塩はメ
タリン酸塩(たとえばメタリン酸ナトリウム、メタリン
酸カリウム)およびポリリン酸塩を包含し、糖類として
はたとえば砂糖、ブドウ糖、乳糖、マンニットなどを挙
げることができ、また有機酸塩としては酒石酸塩、クエ
ン酸塩、リンゴ酸塩など食品添加物として使用しうる任
意の有機酸塩を使用することができる。
上記成分を用いて造粒するには、食品工業におい℃周知
された造粒技術を使用することができ、たとえば炭酸塩
または重炭酸塩に硫酸ナトリウムまたは無水硫酸ナトリ
ウムを添加混合し、これに水または結合剤溶液を加えて
攪拌混合した後、造粒機にかけて顆粒となし、次いで乾
燥することによって行なうこともできる。
炭酸塩もしくは重炭酸塩と、硫酸ナトリウムもしくは無
水硫酸ナトリウムと、必要に応じ重合リン酸塩、糖類、
有機酸塩との配合割合は、主要量としての炭酸塩もしく
は重炭酸塩100重量部に対し、無水硫酸ナトリウム約
0.5〜2.5重量部および重合リン酸塩などの選択成
分0〜約5重量部とすることができる。
本発明における発泡性組成物を得るには、上記で得られ
た炭酸塩もしくは重炭酸塩の顆粒に対し糖類、果実粉末
、果実酸、呈味成分などを混合分散すなわち培散させる
この培散に使用する糖類としては、砂糖、グルコース、
乳糖、マンニットなど各種の種類を挙げることができ、
また果実粉末は有機酸成分として或いは香味成分として
作用するものであり好みに応じて各種の果実を原料とす
ることができる。
果実酸は、炭酸塩もしくは重炭酸塩と反応して炭酸ガス
を発生させる主として右機酸成分であり、酒石酸、クエ
ン酸、リンゴ酸などが好適に使用される。
呈味成分は香料その他食品工業で周知されたものであり
、たとえばコーラ、サイダーなどの炭酸飲料系フレーバ
ーを使用することもできる。
培散に使用される糖類および果実酸は、炭酸塩もしくは
重炭酸塩と同様、顆粒として加えることが好ましく、た
とえば果実酸を乳糖、粉糖などと共に混練造粒して酸顆
粒とすることができ、かくして均一な分散性、良好な溶
解性が得られる。
糖類も顆粒として使用すれば、同様に均一な分散性と良
好な溶解性とが得られる。
発泡性組成物を得るための培散処理は、任意周知の方法
、たとえばブレンダーまたは分散機などを用いて顆粒成
分が破壊されない程度充分に均一ブレンドすることによ
り行なうことができる。
炭酸塩もし《は重炭酸塩顆粒に培散させる各成分の量は
、炭酸塩もしくは重炭酸塩顆粒100重量部に対し培散
物の合計5.50〜6.00重量部とすることができ、
特に果実酸はそのうち90〜150重量部とすることが
できる。
例として発泡性組成物の好適な配合割合を示せば次の通
りである。
糖類(たとえばグルコー 65〜82% 炭酸塩もしくは重炭酸塩(たとえば重炭酸ナトリウム)
顆粒※ 9〜17.5%果実酸(たとえば
酒石酸)顆粒 9〜17.5% 粉末香料 0.05〜0.2%※ 本
発明により炭酸塩もしくは重炭酸塩を硫酸ナトリウムも
し《は無水硫酸ナトリウムと共にまたはこれに必要に応
じ糖類、重合リン酸、有機酸塩を加えて造粒した顆粒で
ある。
最後に、かく得られた発泡性組成物をチューインガムの
センターに充填して本発明の発泡性チューインガムを得
る。
発泡性組成物を包囲するチューインガムは、砂糖を含有
するチューインガムまたはシュガーレスチューインガム
など各種のチューインガム或いは所望により風船ガムを
使用することができ、これらチューインガムの組成およ
び製造方法は周知のものである。
たとえばチクル、ジエルトンなどの天然樹脂0〜20部
と、天然ワックス15〜25部と酢酸ビニル樹脂20〜
30部とエステルガム15〜25部と合成ゴム5〜20
部とその他添加剤(たとえば充填剤)25〜30部とか
らなるガムベース約20部を砂糖40〜50部、グルコ
ース5〜10部、水飴5〜1o部、軟化剤2〜3部、香
料0.5〜1.0%および色素0.2〜0.5%と混練
して調製することもできる。
チューインガムによる発泡性組成物の被覆またはチュー
インガムセンターへの発泡性組成物の充填は、公知の方
法で行なうことができる。
たとえば、チューインガムのセンターに発泡性組成物を
充填する場合は、チューインガム押出機を用いてチュー
インガムを加熱押出しすると同時に発泡性組成物をチュ
ーインガムセンターに圧大した後、冷却し、スタンビン
グして行なうことができる。
チューインガムセンターに充填する発泡性組成物の量は
、チューインガム80〜95重量部に対し5〜20重量
部が適しており、特にチューインガム約90部に対し発
泡性組成物約10重量部が好適である。
代案として、チューインガム95〜100重量部に発泡
性組成物0〜5重量部を均一分散させ、この発泡性組成
物を分散含有するチューインガム85〜95重量部によ
り、さらに発泡性組成物5〜15重量部を被覆またはセ
ンターとして充填することもできる。
本発明により得られる発泡性チューインガムは、炭酸塩
もしくは重炭酸塩が酸性剤と直接的に接触していないた
め、またチューインガムセンターに発泡性顆粒が充填さ
れているため、従来のようなチューインガム水分または
チューインガム吸収水分による早期の発泡反応が防止さ
れると共にたとえ若干の水分がセンターの発泡性組成物
に到達したとしてもこの組成物中に培散物として多量に
存在する糖類により吸収されてしまうので、従来の発泡
性チューインガムよりも貯蔵安定性が著しく優れている
したがって、本発明による発泡性チューインガムは長期
貯蔵後においても発泡性が良好に維持され、しかも従来
におけるよりも少量の発泡性組成物を用いてより大きな
効果を達成することができる。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例 1 重炭酸ナ 次の配合割合にて各成分を混合造粒して顆粒を得た。
発泡性組成物の調製: 上記で得られた重炭酸ナ 合で各材料を培散させて発泡性組成物を得た。
重炭酸ナトリウム顆粒 12% グルコース顆粒 70% 酒石酸顆粒 18% 香 律 適量 なお、ここや使用した酒石酸顆粒は、酒石酸80%を粉
糖20%(場合により乳糖も使用可)と混練造粒して調
製した。
チューインガムの調製: 次の成分配合割合にて常法によりシュガーレス発泡性チ
ューインガムの製造: 上記で得られたシュガーレスガム90重量部ヲ押出機で
加熱押出しすると同時にそのセンターに上記で得られた
発泡性組成物10重量部を圧入し、冷却し、次いでスタ
ンピングして発泡性チューイングを得た。
また、比較の目的で、上記と同じシュガーレスガム90
重量部中に重炭酸ナトリウムと酒石酸との単なる混合物
10重量部を均一に混線分散させて発泡性チューインガ
ムを得た。
実施例 2 重炭酸ナトリウム顆粒の調製: 次の配合割合にて各成分を混合造粒して、重合リン酸塩
を含有しない重炭酸ナトリウム顆粒を得た。
発泡性組成物の調製: 上記で得られた重炭酸ナトリウム顆粒に次の割合で各材
料を混合して発泡性組成物を得た。
重炭酸ナトリウム顆粒 10% グルコース顆粒 75% 酒石酸顆粒 15% 香 料 適 量 なお、ここで使用した酒石酸顆粒は、酒石酸(資)チを
粉糖20%(所望により乳糖も使用可)と混練造粒して
調製した。
チューインガムの調製: 次の成分配合割合にて常法によりノーシュガー発泡性チ
ューインガムの製造: 上記で得られたノーシュガーガム90重量部を押出機で
加熱押出しすると同時に、そのセンターに上記で得られ
た発泡性組成物10重量部を圧入し、冷却し、次いでス
タンビングして発泡性チューインガムを得た。
パネル試験 上記で得られた本発明の発泡性チューインガムと比較発
泡性チューインガムとを1ケ月間にわたり室温かつ相対
湿度80%の条件下で貯蔵した後、100人よりなるパ
ネルで発泡性清涼感および発泡感につき官能検査して、
次の結果を得た。
この結果から明白なように、本発明による発泡性チュー
インガムは、比較品に比べ貯蔵安定性が極めて良好であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 炭酸塩もしくは重炭酸塩を硫酸ナ し《は無水硫酸ナトリウムと共にまたは硫酸ナトリウム
    もし《は無水硫酸ナトリウムと重合リン酸塩、糖類、有
    機酸塩の1種もしくはそれ以上との組合せと共に造粒し
    て顆粒を形成させ、この顆粒に糖類、果実粉末、果実酸
    、呈味成分を培散させて発泡性組成物を形成させ、この
    発泡性組成物をチューインガムにより被覆またはチュー
    インガムのセンターに充填することを特徴とする発泡性
    チューインガムの製造方法。 2 発泡性組成物5〜15重量部をチューインガム85
    〜95重量部のセンターに充填することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 3 発泡組成物は92〜97重量部の炭酸塩もしくは重
    炭酸塩と、0.5〜2.0重量部の硫酸ナトリウムもし
    くは無水硫酸ナトリウムと0〜5重量部の重合リン酸塩
    、糖類、有機酸塩の1種もしくはそれ以上とから造粒さ
    れた顆粒5〜50重量部に粉糖、果実粉末、果実酸、呈
    味成分95〜50重量部を培散させてなることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項または第2項記載の方法。
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