JPS588909B2 - エポキシフェノ−ル樹脂の厚被覆形成方法 - Google Patents
エポキシフェノ−ル樹脂の厚被覆形成方法Info
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- JPS588909B2 JPS588909B2 JP12826379A JP12826379A JPS588909B2 JP S588909 B2 JPS588909 B2 JP S588909B2 JP 12826379 A JP12826379 A JP 12826379A JP 12826379 A JP12826379 A JP 12826379A JP S588909 B2 JPS588909 B2 JP S588909B2
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- phenol resin
- epoxy phenol
- thick coating
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はエポキシ樹脂の厚被覆形成方法に係り、更に詳
しくは耐食性の優れたエポキシフェノール樹脂被覆を一
度の塗布でもって厚く施こすことを目的とする被覆形成
方法に関するものである。
しくは耐食性の優れたエポキシフェノール樹脂被覆を一
度の塗布でもって厚く施こすことを目的とする被覆形成
方法に関するものである。
エポキシフェノール樹脂は特に高価でなく、シ・かも耐
熱耐食性の優れた被覆を作るため、缶詰内面塗料として
多用されている。
熱耐食性の優れた被覆を作るため、缶詰内面塗料として
多用されている。
又、近年はタンク或いは輸送用パイプの内面被覆材とし
ての重要性を増して来た。
ての重要性を増して来た。
缶詰内面の場合は50μ前後の膜厚で用をなすが、タン
ク等の内面では長期寿命の・要請から100〜1000
μの被覆が必要である。
ク等の内面では長期寿命の・要請から100〜1000
μの被覆が必要である。
所で、この様なエポキシフェノール樹脂被覆の焼付は通
常180〜200゜Cの温度で行なわれるが焼付時の硬
化が縮合反応と付加反応とによって進行するため、焼付
中の被覆から水、ホルマリン等のガスが発生する。
常180〜200゜Cの温度で行なわれるが焼付時の硬
化が縮合反応と付加反応とによって進行するため、焼付
中の被覆から水、ホルマリン等のガスが発生する。
よって通常は1回の被覆厚を50μ程度に留め前記ガス
の逸散を容易ならしめることにより、ガスに起因する被
覆のフクレ或いは発泡を避けており、厚い被覆を施こし
たい場合は50μの塗布・焼付を何層も繰返すことが行
なわれて来た。
の逸散を容易ならしめることにより、ガスに起因する被
覆のフクレ或いは発泡を避けており、厚い被覆を施こし
たい場合は50μの塗布・焼付を何層も繰返すことが行
なわれて来た。
この様に工数が多いためエポキシフェノール樹脂の厚被
覆は結果的に高価なものとなる。
覆は結果的に高価なものとなる。
本発明者らは耐熱耐食性の優れたエポキシフェノール樹
脂の厚被覆を有利に施こす方法について種々検討の結果
、本発明に至ったものである。
脂の厚被覆を有利に施こす方法について種々検討の結果
、本発明に至ったものである。
本発明は、表面を清浄にした鋼材を100〜160℃に
加熱し、これにエポキシフェノール粉体塗料を塗布し溶
融させ、15分以上該温度範囲内に保定して脱ガスさせ
た後、170〜300°Cにおいて焼付処理を施こすこ
とを特徴とするエポキシフェノール樹脂の厚被覆形成方
法を要旨とする。
加熱し、これにエポキシフェノール粉体塗料を塗布し溶
融させ、15分以上該温度範囲内に保定して脱ガスさせ
た後、170〜300°Cにおいて焼付処理を施こすこ
とを特徴とするエポキシフェノール樹脂の厚被覆形成方
法を要旨とする。
以下本発明を詳細に説明する。
先ず本発明において粉体塗料を採用した理由を述べると
、一般に厚被覆を困難にする要因は2つあり、1つは被
覆材料が塗布の段階で流下すること(いわゆるダレ)で
あり、又1つは厚被覆内に発生したガス等が逸散し得な
いという前述の問題である。
、一般に厚被覆を困難にする要因は2つあり、1つは被
覆材料が塗布の段階で流下すること(いわゆるダレ)で
あり、又1つは厚被覆内に発生したガス等が逸散し得な
いという前述の問題である。
従来用いられて来たエポキシフェノール樹脂塗料の形態
はいわゆる溶剤型であり、この塗料では組成を工夫して
もダレを生ずることなく塗布できる被覆厚は乾燥被覆厚
に換算して高々200μであろう。
はいわゆる溶剤型であり、この塗料では組成を工夫して
もダレを生ずることなく塗布できる被覆厚は乾燥被覆厚
に換算して高々200μであろう。
これに対し、粉体塗料では被塗物が加熱されておれば一
度に100〜1000μの塗布を行なうことは容易であ
り、このため本発明では粉体塗料を用いることとした。
度に100〜1000μの塗布を行なうことは容易であ
り、このため本発明では粉体塗料を用いることとした。
粉体塗料は有機溶剤公害を生じないという点でも好都合
である。
である。
次に、塗布した粉体塗料を焼付けるに際し、いわゆる焼
付の前段処理として被覆内のガスを硬化前に追出す工程
を加えることにより、本来の焼付でフクレや発泡を生じ
なくなることを本発明者らは知見した。
付の前段処理として被覆内のガスを硬化前に追出す工程
を加えることにより、本来の焼付でフクレや発泡を生じ
なくなることを本発明者らは知見した。
この前段処理は100℃未満ではガスの逸散が進行せず
、又160℃を超えると被覆の架橋による硬化が起り始
め脱ガスの機会が失なわれてしまうので、100〜16
0℃の範囲で行なう必要があり、これの最低時間は15
分であることを確めた。
、又160℃を超えると被覆の架橋による硬化が起り始
め脱ガスの機会が失なわれてしまうので、100〜16
0℃の範囲で行なう必要があり、これの最低時間は15
分であることを確めた。
なお、保持時間の上限は特に設けないが、60分以上に
保持時間を延長しても何ら.利点を生ずることはない。
保持時間を延長しても何ら.利点を生ずることはない。
次に本発明の焼付処理は170℃以上の温度でなければ
本来の硬化物物性を示す架橋密度に到達し得ない。
本来の硬化物物性を示す架橋密度に到達し得ない。
又、300℃を超える温度は樹脂成分の分解が起るため
採用できない。
採用できない。
170〜30dCの範囲の温度でそれぞれの温度に見合
った時間の焼付処理を行なう。
った時間の焼付処理を行なう。
なお、粉体塗料の塗布に先立ってグリットブラスチング
等の適切な表面清浄処理を施こすべきことは云う迄もな
い。
等の適切な表面清浄処理を施こすべきことは云う迄もな
い。
以上述べた諸条件においてエポキシフェノール粉体塗料
による被覆を0. 8 mrrt厚の研摩鋼板に施こし
た結果を表−1に示す。
による被覆を0. 8 mrrt厚の研摩鋼板に施こし
た結果を表−1に示す。
本発明に用いるエポキシフェノール粉体塗料は内容を特
に限定するものではないが、エポキシ樹脂及びフェノー
ル樹脂の両者の長所を生かすためにエポキシ/フェノー
ル比5/95〜95/5の範囲であることが望ましい。
に限定するものではないが、エポキシ樹脂及びフェノー
ル樹脂の両者の長所を生かすためにエポキシ/フェノー
ル比5/95〜95/5の範囲であることが望ましい。
エポキシ樹脂は通常用いる硬化剤、例えば酸無水物、含
窒素塩基類を併用することは差支えなく、又充填剤、顔
料、流れ調整剤等は当然含有されていて良い。
窒素塩基類を併用することは差支えなく、又充填剤、顔
料、流れ調整剤等は当然含有されていて良い。
但し160℃以下の軟化点を有する塗料でなければ、前
段の脱ガス処理において溶融成膜されないまま粉体塗料
の硬化が進むこととなり、本発明方法には使用できない
。
段の脱ガス処理において溶融成膜されないまま粉体塗料
の硬化が進むこととなり、本発明方法には使用できない
。
又、エポキシ樹脂、フェノール樹脂以外に第3の樹脂を
加えた樹脂系に対しても当然本発明は適用しうる。
加えた樹脂系に対しても当然本発明は適用しうる。
本発明において粉体塗料の塗布は流動浸漬法、静電吹付
塗装法或いは散布法等何れを採用しても良い。
塗装法或いは散布法等何れを採用しても良い。
又、本発明法は1回の塗布操作で厚被覆ができることを
特徴とはするが、ピンホールをより少なくする等の目的
で塗布・焼付を2回繰返すことは無論差支えなく、2回
繰返しても従来法に比べ利点は残るであろう。
特徴とはするが、ピンホールをより少なくする等の目的
で塗布・焼付を2回繰返すことは無論差支えなく、2回
繰返しても従来法に比べ利点は残るであろう。
次に本発明の効果を明らかにするために実施例を挙げる
。
。
実施例
直径200mm1長さ5.5mの鋼管の内面をグリット
ブラスチングによって清浄にし、これを1Orpmで回
転させながら140℃に加熱した後、長尺の樋型治具を
用いて3kgのエポキシフェノール粉体塗料(表−1の
脚注に記載した塗料)を管内に均一に落下供給し、管温
を140℃に保定しながら30分間回転を続けたところ
、粉体塗料は溶融して均一な被覆状になつた次いでこの
鋼管を200℃のオーブンに入れ、回転はしないで30
分間加熱し被覆作業を完了した。
ブラスチングによって清浄にし、これを1Orpmで回
転させながら140℃に加熱した後、長尺の樋型治具を
用いて3kgのエポキシフェノール粉体塗料(表−1の
脚注に記載した塗料)を管内に均一に落下供給し、管温
を140℃に保定しながら30分間回転を続けたところ
、粉体塗料は溶融して均一な被覆状になつた次いでこの
鋼管を200℃のオーブンに入れ、回転はしないで30
分間加熱し被覆作業を完了した。
この鋼管を切断し、被覆の試験を行なった結果を以下に
示す。
示す。
上記例の様な600μものエポキシフェノール樹脂被覆
を従来の溶剤型塗料で作製するには5〜10回の重ね塗
装(各塗装の間にはそれぞれ塗料をセットするための軽
い焼付工程を必要とする)を行なうことを余儀なくされ
るものであり、このため従来法で600μもの厚被覆を
施こすことは事実上あり得なかった。
を従来の溶剤型塗料で作製するには5〜10回の重ね塗
装(各塗装の間にはそれぞれ塗料をセットするための軽
い焼付工程を必要とする)を行なうことを余儀なくされ
るものであり、このため従来法で600μもの厚被覆を
施こすことは事実上あり得なかった。
この例を見ても本発明方法の優位性が明らかである。
Claims (1)
- 1 表面を清浄にした鋼材を100〜160℃に加熱し
、これにエポキシフェノール粉体塗料を塗布し溶融させ
、15分以上該温度範囲内に保定して脱ガスさせた後、
170〜300℃において焼付処理を施こすことを特徴
とするエポキシフェノール樹脂の厚被覆形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12826379A JPS588909B2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | エポキシフェノ−ル樹脂の厚被覆形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12826379A JPS588909B2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | エポキシフェノ−ル樹脂の厚被覆形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5651271A JPS5651271A (en) | 1981-05-08 |
| JPS588909B2 true JPS588909B2 (ja) | 1983-02-18 |
Family
ID=14980514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12826379A Expired JPS588909B2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | エポキシフェノ−ル樹脂の厚被覆形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS588909B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6223874U (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-13 | ||
| JPS6223875U (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-13 |
-
1979
- 1979-10-04 JP JP12826379A patent/JPS588909B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5651271A (en) | 1981-05-08 |
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