JPS588984B2 - カ−ルしないガス遮断性金属蒸着積層フィルムとその製造法 - Google Patents

カ−ルしないガス遮断性金属蒸着積層フィルムとその製造法

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JPS588984B2
JPS588984B2 JP11725477A JP11725477A JPS588984B2 JP S588984 B2 JPS588984 B2 JP S588984B2 JP 11725477 A JP11725477 A JP 11725477A JP 11725477 A JP11725477 A JP 11725477A JP S588984 B2 JPS588984 B2 JP S588984B2
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JP11725477A
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吉本洋
浜田利夫
網谷敏夫
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Gunze Ltd
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Gunze Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内層がポリアミド系樹脂層と特定のエチレン
ー酢酸ビニル共重合体けん化物層からなり、内層の両外
表面に積層せられる外層が、疎水性熱可塑性樹脂層と金
属蒸着層である四層を含むカールしない、ガス遮断性が
優秀で且つ耐衝撃性の良好な金属蒸着積層フイルムに関
する。
従来ガス遮断性フイルムとしては、特定のエチレン含有
量とけん化度を有するエチレンー酢酸ビニル共重合体(
以下「けん化物」と略称する)が、特に優れた効果があ
ることが知られている。
しかし乍ら斯るけん化物単独製のフイルムは耐衝撃性、
;強度等の物性面で劣り、また使用中ピンホールが生じ
易いので、この欠点を補うべく他種のフイルムと積層さ
れ使用に供せられることが多い。
しかるに、単に他種のフイルムを積層しただけ、例えば
ガス遮断層であるけん化物層が外層の場合には、あいか
わらずピンホールが発生し、耐衝撃性にも劣っており、
包装の際のトラブルの原因ともなっていた。
そこで本発明者らは、ガス遮断性及び耐衝撃性等の良好
なポリアミド系樹脂の優れた性質に着目し、けん化物に
ポリアミド系フイルムを積層することにより、前記欠点
の改善を図った。
ところが単にそれだけでは、両層共吸湿によってガス遮
断性が低下する上に、温湿度の影響を受けてカール現象
を生じ、包装工程でのトラブルの原因ともなっていた。
また、このものは遮光性が劣っているので、食品等の光
変質を防止することが困難で、長期保存食品の包装用に
使用することには問題があった。
これら事実をふまえて研究した結果、本発明者らは上記
欠点の全てを克服した新らしい金属蒸着積層フイルムと
その製造法に係る技術の確立に成功した。
即ち、本発明は、ポリアミド系樹脂層とエチレン含有量
25〜60モル%、けん化度90%以上のエチレンー酢
酸ビニル共重合体けん化物層との2層からなる内層の、
一方の外表面に積層せられる外層が金属蒸着層、他方の
外表面に積層せられる外層が疎水性熱可塑性樹脂層であ
るカールしない金属蒸着積層フイルムであり、またその
製造に当っては、予じめけん化物層(A)とポリアミド
系樹脂層(B)と疎水性熱可塑性層(C)とからなる3
層積層フイルムを製膜し、防湿状態を維持しつつ、その
A面又はB面に金属蒸着を施こすことを特徴とするカー
ルしない金属蒸着フイルムの製造法である,上記けん化
物製膜後の防湿状態については、フイルムの揮発分(水
蒸気)1%以下、好ましくは0.5%以下の状態にする
必要があり、これ以上の揮発分たる水蒸気が生じるよう
な温湿度のもとに晒すとけん化物が吸湿し、それが金属
蒸着工程での蒸着むらやピンホール、気泡の発生等の原
因になるので好ましくない。
即ち、けん化物が吸湿した状態で金属蒸着工程に入ると
、その工程中に水分、水分蒸発等が発生し、蒸着を阻害
するためである。
尚、防湿状態の維持については、けん化物の吸湿程度が
20℃×80%RH×24Hで0.3〜065%程度で
あるため、製膜巻取後に防湿状態とし、金属蒸着前その
繰出しロールにけん化物を取り付ける際、防湿状態を解
いても十分防湿状態は維持でき、本発明の効果は十分達
成できる。
また防湿状態は、防湿のための包装をすることにより好
ましい状態に保てるが、その他適宜の方法を応用でき得
ることは勿論である。
本発明に係るけん化物とは、エチレン含有量25〜60
モル%好マしくは30〜50モル%、けん化度90%以
上、好ましくは95%以上のエチレンー酢酸ビニル共重
合体けん化物である。
また金属蒸着に用いる金属としてはアルミニウムが好適
であるが、その他スズ、亜鉛等も使用できる。
疎水性熱可塑性樹脂としてはポリエチレン、ポリプロピ
レン及びその共重合体、アイオノマー樹脂、接着性を有
する変性ポリオレフイン樹脂等のポリオレフイン系樹脂
を例示できる。
特に好ましい前記接着性を有する変性ポリオレフィン樹
脂としてはポリエチレン、ポリプロピレン、その共重合
体等のポリオレフインにフマル酸、マレイン酸等の不飽
和カルボン酸、またはその誘導体から選ばれた少なくと
も1種を10−4〜10重量%、好ましくは10−3〜
5重量%の範囲でグラフト共重合させてなる変性ポリオ
レフイン樹脂のことである。
本発明に係る金属蒸着前の3層フィルムを製造する方法
としては周知の方法が可能であるが、特に好ましい方法
としては、共押出により3層フィルムを得る方法を例示
でき、また、まずボリアミド層とけん化物層を共押出し
、その後疎水性熱可塑性樹脂を溶融押出ラミネートして
、3層フイルムを得る方法も例示できる。
この3層フイルムは未延伸でも1軸又は2軸に延伸され
ていてもよいし、各層の各々が未延伸、1軸又は2軸に
延伸されていてもよい。
本発明金属蒸着積層フイルムは、また未延伸でもよいが
、1軸又は2軸に延伸することも可能であり、2軸延伸
したものを熱収縮フイルムとして応用することもできる
本発明に包合される好ましい実施態様として、次のよう
なフイルムをあげることができる。
斯る実施態様は金属蒸着層を保護し、更にはフイルムの
耐衝撃性等の物性の改善を図ることを目的としてなされ
たものである。
■)本発明フィルムの金属蒸着面に、接着層を介して熱
可塑性樹脂を積層してなる金属蒸着フイノレム。
この際、接着層としては各種接着剤層、既述接着性を有
する変性ポリオレフイン樹脂の層、アイオノマー樹脂の
層等を例示でき、また熱可塑性樹脂としてはポリプロピ
レン、ポリエチレン等のポリオレフイン系樹脂、ポリ塩
化ビニル、ポリエチレンテレフタレート等を例示でき、
このものは無延伸でも1軸、2軸に延伸されていてもよ
い。
特に好ましい例としては、接着性を有する変性ポリオレ
フィン系樹脂及び/またはアイオノマー樹脂とポリオレ
フイン系樹脂とを共押出しつつ、前記金属蒸着面に押出
ラミネートする方法があり、この際、金属蒸着面はぬれ
張力が40ダイン/cm2程度で十分に直接押出ラミネ
ートが可能である。
2)本発明フイルムの金属蒸着面に、直接前記各種樹脂
(特にポリエチレンが好適)を溶融押出ラミネートして
なる金属蒸着フイルム。
この際、金属蒸着面はぬれ張力はほぼ40ダイン/cm
2であり、十分押出ラミネートが可能である。
3)本発明金属蒸着フイルムに、前記実施態様1)又は
2)の蒸着保護層を設けると共に、更に疎水性熱可塑性
樹脂面に、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレ
フイン等を押出ラミネートしてなる金属蒸着フイルム。
この際、前記疎水性熱可塑性樹脂としては、前記接着性
を有する変性ポリオレフイン樹脂を用いることが特に好
適である。
尚本発明は、如上実施態様記載に制限を受けるものでな
いことは勿論である。
次に本発明の実施例を述べる。
実施例 1 アドマー樹脂(C)(三井石油化学製、接着性を有する
変性ポリオレフイン樹脂)と、ナイロン6−66共重合
体(B)(MP:199〜200℃)と、エチレン含有
量40モル%、けん化度95%以上のエチレンー酢酸ビ
ニル共重合体けん化物(A)を、3台の押出機よりその
順序に積層するように一つのダイスに導ひき、240℃
で共押出積層を行うことによって3層フィルムを得た。
このフィルムヲ巻取後、ポリエチレン等で製した防湿性
あるフイルムで密封するという防湿のための包装により
、前記共重合けん化物フイルムの揮発分(水蒸気)は、
ほV0.5%以下に保たれた。
ついで金属蒸着を行う直前に防湿包装を解いて、前記(
5)面にアルミニウムの蒸着(厚さ0.03μ)を施し
、本発明金属蒸着フイルムを得た。
実施例 2 実施例1のフイルムの金属蒸着面(ぬれ張力約40ダイ
ン/cm2)に、低密度ポリエチレン(D:0.9].
8,M■:7)をTダイ温度320℃で押出し、ただち
にニツプ圧線圧10kg/Cmで押付けることにより押
出ラミネートし、蒸着面の保護された金属蒸着積層フイ
ルムを得た。
この金属蒸着面とポリエチレン面との剥離強度は、25
0g/15mm(引張スピード2 0 0mm/min
,20℃,180°方向)であり、実用上十分なる値で
あった。
実施例 3 実施例2のフイルムにおいて、そのアドマー樹脂面に、
更に低密度ポリエチレンを溶融押出積層し、金属蒸着積
層フイルムを得た。
比較例 実施例1で用いたけん化物とナイロン6−66共重合体
とからなるフィルムを、防湿包装することなく20℃,
80%RHで1週間保存し、そのけん化物面に金属蒸着
を施し金属蒸着フイルムを得た。
以上の比較デークーを第1表に示す。
第1表記載の物性値の測定方法は次の通りである。
測定方法 カール度:一方の測から他方へ何回フイ ルムが巻き込んだかを測定。
酸素透過度:ASTM−DI434,25℃−dryo
透湿度:JIS−ZO208。
耐衝撃性:JIS−P8134に準拠(23℃)。
耐揉み摩擦性二円筒を真空包装し、円筒内に入り込んだ
フイルムを円筒外へ 引張り出して放し、これを繰り 返して円筒の角で揉み真空洩れ までの回数を測定する。
上述の通り、本発明金属蒸着フイルムは、ガス遮断性、
防湿性が抜群に優れるので、特に食品包装用フイルムと
して用いるに好適である。
また遮光性を有しているから、光による内容物の変質等
が防止されるのみならず、吸湿によるカール現象が生じ
ないので取扱いが便利で包装適性に優れ、きわめて美し
い包装が可能となる。
なお、ピンホール、気泡等の発生もない。
本発明金属蒸着フイルムの用途としては、真空包装、ガ
ス置換包装、保香包装、油性食品の変敗防止包装、耐油
包装、深絞り包装等、BIB用フイルム等に特に好適で
あるが、その他適宜の用途に利用できる。
なお、上にはフイルムについて述べたが、その厚みがシ
ート状であっても、自然本発明の技術的範囲に属する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エチレン含有量25〜60モル%、けん化度90%
    以上のエチレンー酢酸ビニル共重合体けん化物層と、ポ
    リアミド系樹脂層からなる内層の一方の外層が金属蒸着
    層、他方の外層が疎水性熱可塑性樹脂層であるカールし
    ないガス遮断性金属蒸着積層フイルム。 2 エチレン含有量25〜60モル%、けん化度90%
    以上のエチレンー酢酸ビニル共重合体けん化物(3)と
    、ポリアミド系樹脂(B)と、疎水性熱可塑性樹脂層(
    C)からなる複合フイルムを、A/B/C 又は
    B/A/C の構成で製膜し、製膜後防湿状態を維持しつつ、前記A
    /B/Cの構成の時、そのA面に、B/A/Cの構成の
    時、そのB面に金属蒸着を施こすことを特徴とするカー
    ルしないガス遮断性金属蒸着積層フイルムの製造法。
JP11725477A 1977-09-28 1977-09-28 カ−ルしないガス遮断性金属蒸着積層フィルムとその製造法 Expired JPS588984B2 (ja)

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JPS5450086A JPS5450086A (en) 1979-04-19
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