JPS589830B2 - 耐食性摺動部材用焼結合金 - Google Patents

耐食性摺動部材用焼結合金

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JPS589830B2
JPS589830B2 JP1446276A JP1446276A JPS589830B2 JP S589830 B2 JPS589830 B2 JP S589830B2 JP 1446276 A JP1446276 A JP 1446276A JP 1446276 A JP1446276 A JP 1446276A JP S589830 B2 JPS589830 B2 JP S589830B2
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JP
Japan
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corrosion
powder
sintered alloy
sliding parts
resistance
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Expired
Application number
JP1446276A
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English (en)
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JPS5297311A (en
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黒石農士
本吉健也
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粉末冶金法による高温での耐摩摺動特性に優れ
た摺動部材に関する。
近年、工業の著しい発展と共に、宇宙機器、原子力産業
等を中心に効率の向上と、高速化から潤滑要素は高温化
の傾向にあり、高温軸受など高温摺動性に優れた材料の
要求が高まっている。
現在高温軸受などの高温摺動材料として、一般に使われ
ているのは、工具鋼、高融点金属、超合金、サーメット
、セラミック及び黒鉛などであるが、工具鋼、高融点金
属、超合金、サーメットらは耐熱性、耐摩性に優れてい
るが、加工性が著しく悪く、材料的にも高級である為、
価格的に高く又セラミックは、価格的には比較的安価で
あるが、衝撃に弱い欠点があり黒鉛の場合強度的な問題
と、500゜C以上の酸化性雰囲気中での耐摩性が劣化
するという問題を有している。
本発明はこれらの欠点を改善し、耐熱性、耐酸化性、耐
摩性、強度特性に優れ、しかも価格的には比較的安価な
高温耐食性摺動部材用焼結合金を提供せんとするもので
ある。
かかる材料は例えば以下の様な方法で製造される。
(以下の%は何れも重量%を現わす。)5〜11%のN
i粉末と4〜9%のCr粉末(又はCrとしてのFe−
Cr粉末)と、3〜8%のCo粉末、Mo及びFe−M
o粉末をMoとして5〜20及びPb,Sb,Bi,S
n,Agの低融点金属のうち少なくとも一つを合計で1
〜15%、残り鉄粉とを混合して100%とし、まず冷
間で80〜90%の密度にプレン成形し、1200’C
以上の還元性の雰囲気(H2又は真空)で約1時間焼結
する。
得られた焼結体は密度80〜85%のものであるが、こ
の状態では金属マトリックスは溶体化軟化の状態にあり
、硬さはmHv 3 0 0以下で切削加工も含めて加
工は極めて容易である。
この状態では硬さが低い為、耐摩性は十分と言えないが
、この後500〜650°Cで1時間程度の時効処理を
施こすことにより、マトリックスはビツカース硬さで5
00〜600まで硬化し、耐摩性が向上する。
なお、粉末配合の際、MOないしはCrは、硬い鉄化合
物の形で配合し焼結で硬質の分散相として残す方法をと
れば更に耐摩性は改善される。
構成成分中、Niは耐食、耐熱性の改善の役目をするも
のであるが5%以下では効果が小さく、11%以上とな
ると耐食性は増すが、オーステナイトが安定し、析出硬
化性が低下するので5〜11%とした。
Crも耐食性、耐熱性、耐酸化性を向上させる元素であ
り、4%以下では効果が小さく、9%以上となると焼結
での溶体化軟化の状態が得られにくくなり加工が困難と
なるので4〜9%とする。
Coはマトリックスの耐熱性の改善とマトリツクスから
のFeMo2の析出を促進する効果があり、3%以下で
は効果が小さく、逆に8%以上となっても効果は変らず
価格を考慮して3〜8%とする。
Moも耐熱性と耐酸化性の改善に寄与し、時効処理によ
りマトリックスからFe2Moの形で析出し硬化の主役
をなすものであるが5%以下では硬化が不十分である。
Moの一部を硬質のFe−Mo化合物で残す場合もある
が、この場合に於ても最低5%のMoのマトリツクス中
への固溶が必要である。
しかしながら20%以上のMo量となっても、硬化量は
変らず、材質的な脆さのみ増加するので5〜20%とし
tモPb,Sb,Sn,Bt,Agらの低融点金属は上
記の金属マトリツクス中に1〜15%含有分布するもの
で高温雰囲気ないしは摺動中の温度上昇により溶融状態
となって空孔を介して摺動面に浸出し、潤滑の役割を演
ずる。
含有量が1%以下ではこの潤滑機能が不十分であり、又
15%以上となっても全体の強度を低下させる結果とな
るので1〜15%とした。
以上に述べた様に本発明材の特徴は時効硬化性を有する
、耐食、耐摩性の金属マトリックスと高温で溶融状態と
なって優れた潤滑性を発揮する低融点金属成分より成り
、これにより潤滑油による潤滑が期待出来ない高温酸化
性雰囲気でも優れた耐摩摺動特性を発揮するものである
以下実施例にて更に詳細に述べる。
実施例 −325メッシュのカーボニルニッケル粉、Fe−Cr
粉末、金属コバルト粉末、及びFe−Mo粉末と−25
0メッシュのPb,Sb,Sn,Bi,Agを下記組成
に配合し、混合後85%の密度に成形し、その後126
0℃で1時間焼結した。
得られた焼結材に対し、350゜Cでの摩耗試験を実施
した。
(下記の組成中の数字は%を示す) A Fe− 8Ni−6Cr−7Co− 8Mo− 5
PbB Fe− 8Ni−6Cr−7Co− 8Mo−
5Pb−3SbC Fe− 8Ni−6Cr−7Co
− 8Mo− 5Pb−3SnD Fe− 8Ni−6
Cr−7Co− 8Mo− 5Pb−IAgE Fe−
10Ni−9Cr−3Co−10Mo− 5Pb−3B
iF Fe− 5Ni−9Cr−8Co−10Mo−1
0PbG Fe− 8Ni−3Cr−7Co− 8Mo
−10PbH Fe− 8Ni−6Cr−7Co−15
Mo− 5Pb−3Sn− 2Bi 2 高温摩耗試験 (テスト条件) (1)温度350゜C(気中) (2)接触圧力 2kg/cm2 (3)摩擦速度 1.5m/sec (4)摩擦距離 300m (5)相手材 SUH3B(硬さHRC40)(比較
材) 21−4N鋼 硬さHRC40 ステライトNo.6 硬さHRC48 以上の実施例にて判る様に本発明材は3000G以上の
温度雰囲気でステライト鋼に匹適する耐摩性を有し、高
温、酸化性雰囲気で使用される様な摺動部材、例えば高
温軸受、種々シール材として最適である。
なおこの材料の製造に於て、実施例で述べた様な製造法
以外に、あらかじめマトリックス組成の粉末をアトマイ
ズ法により調製しておけば、71〜リツクスの組織が均
質化され、時効硬化性、耐熱、耐酸化性が改善される。
又潤滑成分を含有させる方法は焼結前に粉末で混合する
方法以外に焼結、熱処理後含浸させても全く同じ効果が
得られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 重量%でNi5〜11%、Cr4〜9%、Co3〜
    8%、MO5〜20%、残り鉄の組成よりなる析出硬化
    性を有する金属マトリックス中に、Pb、Sb,Bi,
    Sn,Agの低融点金属のうち少なくとも一つを合計重
    量%で1〜15%含有する高温での摺動特性に優れた耐
    食性摺動部材用焼結合金。
JP1446276A 1976-02-13 1976-02-13 耐食性摺動部材用焼結合金 Expired JPS589830B2 (ja)

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JPS5297311A JPS5297311A (en) 1977-08-16
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JP4068627B2 (ja) 2005-04-25 2008-03-26 大同メタル工業株式会社 高温用摺動合金
CN103406535A (zh) * 2013-07-02 2013-11-27 安徽瑞泰汽车零部件有限责任公司 一种粉末冶金刹车钳铁合金及其制备方法
TWI836286B (zh) * 2021-10-28 2024-03-21 國家中山科學研究院 無鉛鐵基集電弓接觸片材料

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