JPS5912268Y2 - ゴム複堰 - Google Patents
ゴム複堰Info
- Publication number
- JPS5912268Y2 JPS5912268Y2 JP14485779U JP14485779U JPS5912268Y2 JP S5912268 Y2 JPS5912268 Y2 JP S5912268Y2 JP 14485779 U JP14485779 U JP 14485779U JP 14485779 U JP14485779 U JP 14485779U JP S5912268 Y2 JPS5912268 Y2 JP S5912268Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weir
- rubber
- river
- water
- fishway
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Barrages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は流体の注排出により起立、倒伏するゴム堰、特
に河川等の流量または貯水量を調整する堰およびダム等
に併設した魚道用の堰に関するものである。
に河川等の流量または貯水量を調整する堰およびダム等
に併設した魚道用の堰に関するものである。
近年、河川等を横切るよう設置し、流体の注排出により
起立、倒伏するゴム堰が実用化されている。
起立、倒伏するゴム堰が実用化されている。
ゴム堰は通常単体として河川等の全幅にわたり展設され
ているので、亀裂等が発生して封入流体が大気中に放出
されると、ゴム堰が倒伏してゴム堰本来の機能が発揮さ
れず、また堰止められた水が下流側に流れて氾濫等を起
す惧れがある。
ているので、亀裂等が発生して封入流体が大気中に放出
されると、ゴム堰が倒伏してゴム堰本来の機能が発揮さ
れず、また堰止められた水が下流側に流れて氾濫等を起
す惧れがある。
また、ダム等に併設された魚道は従来コンクリートにて
階段状に形或されている。
階段状に形或されている。
このような固定式の魚道堰では、河川内に固定構造物が
存在することであり、異常増水時にダムから放水したと
しても魚道堰が水流を堰止めるので、河川の上流側に氾
濫等の惧れがあり、河川の流れおよび幅を有効に利用し
得ない欠点がある。
存在することであり、異常増水時にダムから放水したと
しても魚道堰が水流を堰止めるので、河川の上流側に氾
濫等の惧れがあり、河川の流れおよび幅を有効に利用し
得ない欠点がある。
本考案は上述した諸欠点を除去し、異常増水時でも放出
量を調整することができ魚道に用いても固定構造物とし
て存在しないよう倒伏可能な堰を提供するもので、その
要旨は流体の注排出により起立、倒伏するゴム堰として
、二枚の帯状体を重ね合せてその一方側部を長手方向全
体にわたり接合し、該接合部が膨満時に突出部を形或す
るようにしたゴム堰本体を複数並列にして河川等を横切
るよう設置し、各ゴム堰の実質堰高を下流方向に順次低
くしたことを特徴とするゴム堰にある。
量を調整することができ魚道に用いても固定構造物とし
て存在しないよう倒伏可能な堰を提供するもので、その
要旨は流体の注排出により起立、倒伏するゴム堰として
、二枚の帯状体を重ね合せてその一方側部を長手方向全
体にわたり接合し、該接合部が膨満時に突出部を形或す
るようにしたゴム堰本体を複数並列にして河川等を横切
るよう設置し、各ゴム堰の実質堰高を下流方向に順次低
くしたことを特徴とするゴム堰にある。
次に本考案を図面につき説明する。
第1図および第2図において、1は河川の水を堰止めて
工業あるいは農業用水を取水するために河川を横切って
河床2に取付けられた可動堰で、後述する魚道堰に用い
るものと同様な流体の注排出により起立、倒伏するゴム
堰により構威されている。
工業あるいは農業用水を取水するために河川を横切って
河床2に取付けられた可動堰で、後述する魚道堰に用い
るものと同様な流体の注排出により起立、倒伏するゴム
堰により構威されている。
3は可動堰1に併設された本考案の一実施例である魚道
堰を示す。
堰を示す。
この魚道堰3は、流体の注排出により起立、倒伏するよ
うにした複数のゴム堰4,4’,4”(図示例では3個
)を流水方向Aに対し上流側から下流側に堰高が順次低
くなるよう適当間隔をおいて河床2に設置することによ
り構威されている。
うにした複数のゴム堰4,4’,4”(図示例では3個
)を流水方向Aに対し上流側から下流側に堰高が順次低
くなるよう適当間隔をおいて河床2に設置することによ
り構威されている。
本考案に用いるゴム堰の一例を第3図に示す。
図示例において、4は帆布5等で補強されたゴム堰本体
を示す。
を示す。
このゴム堰本体4は空気、水等の流体を注入することに
より管状となる膨満部4aと、その一方側長手方向に沿
って一体的に延設した板状部4bとからなる。
より管状となる膨満部4aと、その一方側長手方向に沿
って一体的に延設した板状部4bとからなる。
第3図に示すゴム堰本体4を形或するには、例えば或型
プレートの熱定盤上に2枚の素材生ゴムシートを重ね合
せてのせ、該素材生ゴムシート間でその中間域長手方向
に沿って膨満部を画或する領域に離型材を介在させ、次
いで素材生ゴムシ一トの加硫温度で一体プレス或形すれ
ばよい。
プレートの熱定盤上に2枚の素材生ゴムシートを重ね合
せてのせ、該素材生ゴムシート間でその中間域長手方向
に沿って膨満部を画或する領域に離型材を介在させ、次
いで素材生ゴムシ一トの加硫温度で一体プレス或形すれ
ばよい。
この際、ゴム引き帆布5等を素材生ゴムシート間に適当
に埋設させることにより所望の補強層を得ることができ
る。
に埋設させることにより所望の補強層を得ることができ
る。
第3図に示したゴム堰本体は本考案の好適例で、これに
限定せんとするものではなく、例えばゴム堰本体の一方
側部のみを接合したものでよい。
限定せんとするものではなく、例えばゴム堰本体の一方
側部のみを接合したものでよい。
本考案を第3図に示す構造のゴム堰について以後説明す
る。
る。
ゴム堰本体4を河床2に固定して魚道堰3を形戊するに
は、第4図に示すように、河床2に予じめアンカーボル
ト6を埋設しておき、ゴム堰本体4の板状部4bを上流
側(河川の流れの方向は矢印A)に位置させるとともに
、該板状部4bに設けた貫通孔(図示せず)にアンカー
ボルト6を挿通し、当接板7をあてナット8にて固定す
る。
は、第4図に示すように、河床2に予じめアンカーボル
ト6を埋設しておき、ゴム堰本体4の板状部4bを上流
側(河川の流れの方向は矢印A)に位置させるとともに
、該板状部4bに設けた貫通孔(図示せず)にアンカー
ボルト6を挿通し、当接板7をあてナット8にて固定す
る。
このようにして複数のゴム堰4.4’,4”を河床2に
固定して本考案の魚道堰3が形威される。
固定して本考案の魚道堰3が形威される。
この場合、可動堰1のほぼ延長線上の河床2に堰高の一
番高いゴム堰4を設置する。
番高いゴム堰4を設置する。
ゴム堰4の堰高は可動堰1の堰高より20〜30 cm
程度低いのが望ましく、次いでゴム堰4/,4/Iを堰
高が順次20〜30crn程度低くなるようにして下流
側に適当間隔をおいて並設する。
程度低いのが望ましく、次いでゴム堰4/,4/Iを堰
高が順次20〜30crn程度低くなるようにして下流
側に適当間隔をおいて並設する。
図示例は3個のゴム堰を用いて魚道堰3を形戊したが、
これに限られるものではなく、可動堰の堰高等に応じて
複数個のゴム堰本体を任意に選定することができる 流体供給装置(図示せず)により可動堰1と連通または
独立して各ゴム堰本体4.4’,4”に流体を封入する
ことにより、魚道堰3が第2図および第4図に示すよう
に形威される。
これに限られるものではなく、可動堰の堰高等に応じて
複数個のゴム堰本体を任意に選定することができる 流体供給装置(図示せず)により可動堰1と連通または
独立して各ゴム堰本体4.4’,4”に流体を封入する
ことにより、魚道堰3が第2図および第4図に示すよう
に形威される。
ゴム堰本体が起立した状態の魚道堰では、該ゴム堰本体
の板状部4bと対向する側の接合部が突出部として存在
するため、河川の水が矢印Aの方向に上流側から下流側
へなだらかな傾斜をもって流下するので、魚類が下流側
から上流側へ渕るのが容易になる。
の板状部4bと対向する側の接合部が突出部として存在
するため、河川の水が矢印Aの方向に上流側から下流側
へなだらかな傾斜をもって流下するので、魚類が下流側
から上流側へ渕るのが容易になる。
農業用水あるいは工業用水の不取水時、または洪水等に
よる異常増水時には、可動堰1および魚道堰3の内部に
封入された流体を大気中に放出させることにより、両堰
1および3が同時に倒伏する(第5図参照)ので、河川
内に固定構造物が存在しなくなり、河川の水流が下流側
に円滑に流下する。
よる異常増水時には、可動堰1および魚道堰3の内部に
封入された流体を大気中に放出させることにより、両堰
1および3が同時に倒伏する(第5図参照)ので、河川
内に固定構造物が存在しなくなり、河川の水流が下流側
に円滑に流下する。
特に、第3図に示すようなベルト状一体プレス成型によ
るゴム堰本体を使用する場合、厚肉にかかわらず倒伏形
状が偏平になり、河川の流れをより円滑にするほか、転
石その他に対して非常に強い耐久性を有する。
るゴム堰本体を使用する場合、厚肉にかかわらず倒伏形
状が偏平になり、河川の流れをより円滑にするほか、転
石その他に対して非常に強い耐久性を有する。
なお、第2図に示すように取水口9を魚道堰側の河岸法
面部に設けた場合、魚道堰のみを適宜倒伏させることに
より、該堰の上流側に堆積した土砂等を下流側に流出さ
せると、取水口9による取水効率が向上する。
面部に設けた場合、魚道堰のみを適宜倒伏させることに
より、該堰の上流側に堆積した土砂等を下流側に流出さ
せると、取水口9による取水効率が向上する。
図示例の魚道堰では、上流側から順次並設されたゴム堰
本体4.4’,4”が流体の封入による起立膨満時に各
々適当間隔をもって離間しているが、第6図に示すよう
に各ゴム堰本体が接触するよう並設してもよい。
本体4.4’,4”が流体の封入による起立膨満時に各
々適当間隔をもって離間しているが、第6図に示すよう
に各ゴム堰本体が接触するよう並設してもよい。
また、ゴム堰4.4’,4”の堰高は、図示例のほかに
予め河床を階段状にし各階段部にたとえば径の等しいゴ
ム堰本体を取付けることにより実質的に変化するように
してよいこともちろんである。
予め河床を階段状にし各階段部にたとえば径の等しいゴ
ム堰本体を取付けることにより実質的に変化するように
してよいこともちろんである。
図示例は河川本流に設置した可動堰に併設する魚道堰に
ついて説明したが、本考案はこれに限定せんとするもの
ではない。
ついて説明したが、本考案はこれに限定せんとするもの
ではない。
すなわち、本考案は河川本流に設置し魚道堰としても作
用するゴム複堰にあり、第2図に示す魚道堰3自体が可
動堰1を構或するものである。
用するゴム複堰にあり、第2図に示す魚道堰3自体が可
動堰1を構或するものである。
この場合、各ゴム堰本体の堰高を適当に調節したり、ま
た使用個数を増加させたりすることにより、魚類の渕上
易い魚道を自由に形或することができる。
た使用個数を増加させたりすることにより、魚類の渕上
易い魚道を自由に形或することができる。
本考案のゴム複堰によれば、各ゴム堰本体が流体の注排
出により起立、倒伏し得るので、各ゴム堰本体の起立、
倒伏を適当に制御することにより貯水量の調節を自由に
行うことができる。
出により起立、倒伏し得るので、各ゴム堰本体の起立、
倒伏を適当に制御することにより貯水量の調節を自由に
行うことができる。
従って、異常増水時に堰止めた水を一度に放水すること
なく、堰高の高いゴム堰本体から順次倒伏させることに
より放水量を徐々に増すことができるので、下流側で氾
濫等を生じる危険がなくなる。
なく、堰高の高いゴム堰本体から順次倒伏させることに
より放水量を徐々に増すことができるので、下流側で氾
濫等を生じる危険がなくなる。
然も、貯水量(貯水水深)を常に一定に保つことにより
、取水量が一定に保持される効果も奏する。
、取水量が一定に保持される効果も奏する。
さらに、単一の高い堰高の可動堰を用いた場合に問題と
なる下流側河床のえぐれが堰高の実質的減少により有効
に防止される。
なる下流側河床のえぐれが堰高の実質的減少により有効
に防止される。
以上説明してきたことから明らかな如く、本考案のゴム
複堰は河川の流れおよび幅を有効に利用することができ
る。
複堰は河川の流れおよび幅を有効に利用することができ
る。
第1図は河川に設置した本考案の一実施例である魚道堰
の正面図、第2図はその平面図、第3図は本考案に用い
るゴム堰本体の一例を示す斜視図、第4図および第5図
はそれぞれ第2図のIV−IV線における魚道堰の起立
、倒伏状態を示す断面図、第6図は本考案のゴム複堰の
他の例を示す断面図である。 1・・・・・・可動堰、2・・・・・・河床、3・・・
・・・魚道堰(ゴム複堰)、4.4’,4″・・・・・
・ゴム堰本体、4a・・・・・・膨満部、4b・・・・
・・板状部。
の正面図、第2図はその平面図、第3図は本考案に用い
るゴム堰本体の一例を示す斜視図、第4図および第5図
はそれぞれ第2図のIV−IV線における魚道堰の起立
、倒伏状態を示す断面図、第6図は本考案のゴム複堰の
他の例を示す断面図である。 1・・・・・・可動堰、2・・・・・・河床、3・・・
・・・魚道堰(ゴム複堰)、4.4’,4″・・・・・
・ゴム堰本体、4a・・・・・・膨満部、4b・・・・
・・板状部。
Claims (1)
- 流体の注排出により起立、倒伏するゴム堰として、二枚
の帯状体を重ね合せてその一方側部を長手方向全体にわ
たり接合し、該接合部が膨満時に突出部を形或するよう
にしたゴム堰本体を複数並列にして河川等を横切るよう
設置し、各ゴム堰の実質堰高を下流方向に順次低くした
ことを特徴とするゴム複堰。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14485779U JPS5912268Y2 (ja) | 1979-10-22 | 1979-10-22 | ゴム複堰 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14485779U JPS5912268Y2 (ja) | 1979-10-22 | 1979-10-22 | ゴム複堰 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5664434U JPS5664434U (ja) | 1981-05-30 |
| JPS5912268Y2 true JPS5912268Y2 (ja) | 1984-04-13 |
Family
ID=29376043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14485779U Expired JPS5912268Y2 (ja) | 1979-10-22 | 1979-10-22 | ゴム複堰 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5912268Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-22 JP JP14485779U patent/JPS5912268Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5664434U (ja) | 1981-05-30 |
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