JPS5914533B2 - 酸素を含有したタングステン・チタン炭窒化物基焼結硬質合金 - Google Patents

酸素を含有したタングステン・チタン炭窒化物基焼結硬質合金

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JPS5914533B2
JPS5914533B2 JP13887477A JP13887477A JPS5914533B2 JP S5914533 B2 JPS5914533 B2 JP S5914533B2 JP 13887477 A JP13887477 A JP 13887477A JP 13887477 A JP13887477 A JP 13887477A JP S5914533 B2 JPS5914533 B2 JP S5914533B2
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【発明の詳細な説明】 この発明は、特に切削工具用材料として使用した場合に
著しくすぐれた切削特性を示す酸素を含有したタングス
テン・チタン炭窒化物(以下(W。
Ti)CNで示す)基焼結硬質合金に関するものである
従来、一般に焼結硬質合金は、 値)炭化タングステン(以下WCで示す)を主成分とし
て含有するWCC超超硬合金 (b) 炭化チタン(以下TiCで示す)、窒化チタ
ン(以下TiNで示す)、あるいは炭窒化チタン(以下
T1CNで示す)を主成分として含有するサーメット、 (c) 酸化アルミニウム(以下Al2O3で示す)
を主成分として含有するセラミックス、 に大別されてきた。
これら従来焼結硬質合金のうちで、セラミックスは、こ
れを切削工具として使用した場合、靭性の点で上記WC
C超超硬合金よびサーメットに比して劣るため、Al2
O3のもつすぐれた耐熱性、耐酸化性、および耐溶着性
を十分に生かしきれず、したがってごく一部の限られた
分野で実用されているにすぎない。
また、上記サーメットにおいては、TiCを主成分とす
るものが大半を占めており、しかもTiCはWCに比し
て靭性および耐塑性変形性が劣るために、このTiC基
サーメットを負荷の大きい断続切削、黒皮切削、および
高硬度材切削に使用した場合に欠損を起しやすいという
問題点があり、このようなことがらTiC基サーメット
の靭性改良に関する研究が活発に行なわれており、前記
TiC基サーメットにWあるいはWCや、TiNあるい
はT1CNなとの成分を添加含有させることによって靭
性を改善することが検討されている。
確かに、上記従来TiC基サーメットにWあるいはWC
成分を添加含有させると、とのWあるいはWCがTiC
の周囲をとり囲む中間相と呼ばれる周辺組織に固溶して
TiCを核とした2重組織を形成し、硬質相と結合相と
のぬれ性が改善されるようにはなるが、TiC自体の強
度向上が本質的にはかられていないため、このサーメッ
トが高強度をもつには至っていない。
また、上記従来TiC基サーメットにTiNを添加含有
させると、このTiNはよく知られるように窒化ジルコ
ニウム(以下ZrNで示す)とともに遷移金属窒化物の
うちで最も安定な化合物であり、しかも高い熱伝導率と
すぐれた耐熱衝撃性をもつことと含まって、焼結時に硬
質相の粒成長を抑制し、比較的脆い周辺組織の発達を抑
えるように作用するから、サーメットの靭性が向上する
ようになるが、所望の靭性をサーメットに付与するため
には多量の添加含有が必要である。
しかし、このように多量のTiNをサーメットに添加含
有させると、TiNの結合相とのぬれ性が悪くなると共
に、サーメット組織中に巣やボア(小孔)ができやすく
なってサーメットの強度が著しく低下するようになるこ
とから、TiNを多量に含有させることができず、この
結果所望のすぐれた靭性をもつものは得られないのが現
状である。
さらに、上述のようにTiC基サーメットにT1CNを
添加含有させるか、あるいはT1CNを主成分として含
有させるか、することによってサーメットの靭性を改善
することも検討されているが、これらサーメットにおい
ても、TiNを同様な目的で添加含有させた上記のサー
メットと比較して、その合金特性および切削性能にほと
んど差がないことから判断しても、前記T1CN含有サ
ーメットおよび前記T1CN基サーメットが本質的に高
強度および強靭性をもつものではないことが理解される
上記のように、TiC基サーメットにWあるいはWCや
、TiNあるいはT1CNなどを添加含有させたサーメ
ット、さらにはTiN基およびT1CN基サーメットに
おいては、硬質相が微細になっているため、合金硬さお
よび合金抗折力が多少向上したものになっているが、硬
質相の強度が本質的に改善されたものになっているわけ
ではないので、高強度をもつには至っておらず、その靭
性はWCC超超硬合金は及ばないものである。
一方、WCC超超硬合金靭性面で上記従来サーメットに
比してすぐれているが、WC成分は耐熱性、耐酸化性、
および耐溶着性の面でTiC成分に及ばないので、高速
切削のような耐熱性、耐酸化性が要求される切削に前記
WCC超超硬合金使用した場合、前記TiC基サーメッ
トに比して著しく劣った切削性能を示すものである。
このようなことがらWC成分よりも耐熱性、耐酸化性、
および耐溶着性にすぐれた(W、Ti)C成分およびT
aC成分を多量に含有させることによって高速切削の改
善をはかった。
JIS分類のP系列に属するWC−(W 、 T i
) C−Ta C’Co系のWCC超超硬合金うちのP
10グレードのものが主として高速切削用として利用さ
れているが、このP10グレードによっても切削速度が
200 m/mi nを超えると、切削工具の摩耗、特
にクレータ−摩耗がはげしく実用上使用不可能であるの
が現状である。
さらに、切削時の熱発生が大きく、しかも切刃にかかる
応力も大きい重切削に使用される切削工具には高い耐熱
性、耐塑性変形性、および耐衝撃性が要求され、この重
切削にはWCC超超硬合金JIS分類のP30グレ′−
ドのものが多く利用されているが、このP30グレード
は、耐熱性および耐塑性変形性を備えているものは耐衝
撃性が不足し、また逆に耐衝撃性を備えているものは耐
熱性および耐塑性変形性が不足するものが多く、このよ
うにP30グレードは、耐熱性、耐塑性変形性、および
耐衝撃性のすべてを兼ね備えたものではないため、これ
を送りおよび切込みの大きい重切削に使用した場合、す
ぐれた切削性能を示さないものである。
上述のように、従来WCC超超硬合金従来サーメットに
は、それぞれ不得意とする切削領域が存在し、特に靭性
を重要視する切削には、多くの限定条件がある前記サー
メットよりはむしろ靭性を有する前記WCC超超硬合金
多く使用されることになる。
しかしながら、上記したように従来WC基焼結合金にお
いても、高速切削は勿論のこと、その靭性が生かせるは
ずの重切削で充分満足する切削性能を示すものには至っ
ておらず、かかる点からWCC超超硬合金切削領域を拡
大するには、その耐熱性、耐酸化性、耐溶着性、耐塑性
変形性、および耐衝撃性を同時に向上させる必要がある
本発明者等は、上述のような観点から、耐熱性、耐酸化
性、耐溶着性、耐塑性変形性、および耐衝撃性を同時に
兼ね備えた焼結硬質合金を得べく研究を行なった結果、 (a) W/T iのモル比: 1/4〜1/1、N
/Cの・モル比:1/10〜2/1をもつ(W、Ti)
CNを主成分として含有する焼結硬質合金は、WCのも
つすぐれた耐衝撃性、TiCのもつすぐれた耐摩耗性、
およびTiNのもつすぐれた耐溶着性を具備すること。
(b) 鉄族金属のうちの1種または2種以上、ある
いは合金の高温強度並びに焼結時における硬質相とのぬ
れ性を向上させる目的で含有させたCr族金属の5ちの
1種または2種以上と、鉄族金属のうちの1種または2
種以上とからなる結合相形成成分を5〜30容量%の割
合で含有する(W、Ti)CN基焼結硬質合金に、酸素
と、炭素および窒素のいずれか、または両方との総量に
対する酸素の割合がモル比で0.2以下をもつ、Tiの
炭酸化物、窒酸化物、および炭窒酸化物、並びにTiと
、Tiを除く周期律表の4a、5a、および6a族金属
のうちの1種または2種以上の炭酸化物、窒酸化物、お
よび炭窒酸化物(以下これらを総称して炭・窒酸化物と
いう)のうちの1種または2種以上を1〜50容量%の
割合で含有させると、前記炭・窒酸化物には、 ■ 球状化した状態で均一微細に分散する。
■ 粒子同志の凝着が起りにくい。
■ 耐熱性、耐酸化性、および耐溶着性にすぐれ、合金
強度を低下させない。
■ (W、Ti)CNの粒成長を抑制する。
などの特性があるため、前記(W、Ti)CN基焼結硬
質合金はすぐれた耐熱性、耐酸化性、および耐溶着性を
もつようになると共に、耐衝撃性にもすぐれたものにな
シ、従来WCC超超硬合金不得意としていた高速切削お
よび重切削に使用した場合にすぐれた切削性能を発揮す
るようになること。
(c) 上記(W、Ti)CN基焼結硬質合金に、1
〜50容量%の範囲で、(W、Ti)CNを除く周期律
表の4a、5a、および6a族金属の炭化物、窒化物、
および炭窒化物(以下これらを総称して炭・窒化物とい
う)のうちの1種または2種以上を含有させると前記合
金の耐摩耗性がさらに一段と向上するようになること。
以上(a)〜(c)項に示される知見を得たのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたものであっ
て、以下に上述のように数値限定した技術的理由を説明
する。
(1)(W、Ti)CNにおけるW/Tiのモル比この
発明の合金の主成分である(W、Ti)CNにおけるW
/Tiのモル比が1/4未満では、Wに対するTiの相
対含有比率が多くなりすぎて、すなわちWCがTiCお
よびTiNに比して少なすぎて、WCのもつすぐれた耐
塑性変形性および耐衝撃性を十分に発揮することができ
ず、一方向W/Tiが1/1 を越えると、Tiに対す
るWの相対含有比率が多くなりすぎて、すなわちTiC
およびTiNがWCに比して少なすき゛て、TiCのも
つすぐれた耐熱性−耐酸化性、およびTiNのもつ゛す
ぐれた耐溶着性を十分に発揮することができなくなるこ
とから、そのモル比を1/4〜1/1と限定した。
(2)(W、Ti)CNにおけるN/Cのモル比N/C
のモル比が1/10未満では、Cに対するNの相対含有
比率が少なすぎて、TiNのもつすぐれた耐溶着性およ
び耐熱衝撃性を十分に発揮することができず、一方向N
/Cが2/1を越えると、TiNの量が多くなりすぎて
合金中に巣やボアができやすくなり、耐衝撃性が低下す
るようになることから、そのモル比をVX。
〜2/1と定めた。
(3)炭・窒酸化物の含有量 その含有量が1容量%未満では、所望のすぐれた耐熱性
、耐酸化性、耐溶着性、および耐衝撃性を合金に付与す
ることができず、一方50容量%を越えて含有させると
焼結性が劣化し、合金組織中に巣やボアができやすくな
って耐衝撃性が低下するようになることから、その含有
量を1〜50容量%と定めた。
(4)炭・窒酸化物における0/(C+0 )、O/(
N+C) 、および0/(C+N+O)のモル比 これらのモル比が0.2を越えると、酸素の含有量が多
くなり過ぎて焼結性が劣化し、合金組織中に巣やボアが
できやすくなって耐衝撃性が低下するようになることか
ら、そのモル比を0.2以下に限定した。
(5)炭・窒化物の含有量 その含有量が1容量%未満では所望の耐摩耗性を確保す
ることができないので1%以上の含有が必要であるが、
50容量%を越えて含有させると、(W、Ti)CNの
もつすぐれた耐熱性、耐酸化性、耐溶着性、耐塑性変形
性、および耐衝撃性を十分に発揮させることができなく
なることから、その含有量を1〜50容量%と定めた。
(6)Cr族金属および鉄族金属の含有量その含有量が
5容量%未満では合金の耐衝撃性が劣化するようになり
、一方30容量%を越えて含有させると合金の耐摩耗性
が劣化するようになることから、その含有量を5〜30
容量%と定めた。
なお、この発明の(W、Ti)CN基焼結硬質合金は、
通常の粉末冶金法によって製造することができるが、原
料粉末としての炭・窒酸化物粉末は、例えば、 (a) 酸化チタン(Ti02)粉末に、TiC粉末
と炭素C)粉末とを混合し、温度1600〜2000℃
で反応させて炭酸化チタン(以下Ti(Co)で示す)
粉末を製造したり、さらにとのTi(CO)粉末とTi
N粉末あるいはTi(CN)粉末との混合粉末を前記温
度で反応させることによって炭窒酸化チタン(以下Ti
(CNO)で示す)粉末を製造する。
(b) 上記Ti(CO)粉末をN2あるいはNH3
雰囲気中で温度1600〜2000℃に加熱し反応させ
てTi(CNO)粉末を製造する。
(c)Ti(CN)粉末あるいはTiN粉末に、TiO
2粉末とC粉末とを混合し、温度1600〜2000℃
で反応させることによってTi(CNO)粉末あるいは
窒酸化チタン(以下Ti(No)で示す)粉末を製造す
る。
(d) 上記Ti(CNO)のTiの一部が周期律表
の4a、5a、および6a族金属の1種または2種以上
で置換された粉末を製造する場合には、上記T 102
iT iC+ T iN、およびTi(CN)粉末に
対して、必要に応じて周期律表の4at5a、および6
a族金属の酸化物粉末、炭化物粉末、窒化物粉末、およ
び炭窒化物粉末のうちの1種または2種以上を混合し、
同様に高温加熱反応させることによって製造する。
などの方法によって調製することができる。
ついで、この発明の(W、Ti)CN基焼結硬質合金を
実施例により比較例と対比しながら説明する。
実施例 1 原料粉末として、平均粒径1.0μm、 W/T iの
モル比:0.510.5二1/1.N/Cのモル比:0
、3 / 0.7 = 3/7をもった(W、Ti)C
N粉末、同1.5μmをもち、C:N:Oのモル比が0
.55:0.30:0.15、すなわち0.15/(0
,55十0.30+0.15 )=0.15の酸素モル
比をもったこの発明にかかるTi(CNO)粉末、同1
.5μmをもち、C:N:Oのモル比が0.45 :
0.30 :0.25、すなわち0.25/(0,45
+0.30+0.25 )=0.25の酸素モル比をも
った、この発明の範囲から外れたTi(CNO)粉末、
同2.0μmのTaC粉末、同2.5μmのNbC粉末
、同1.o、、、mのCo粉末、Ni粉末、およびMo
粉末を使用し、これらの原料粉末を第1表に示される配
合組成に配合し、この配合粉末をボールミル中で粉砕混
合し、ついでこの混合粉末より圧粉体をプレス成形し、
前記圧粉体を真空中、温度1450℃に1時間保持して
焼結することによって実質的に配合組成と同一の成分組
成をもった本発明合金1〜5および比較合金1〜3を製
造した。
つぎに、上記本発明合金1〜5、上記比較合金1〜3、
および従来切削工具用材料として知られるKOI、PI
Ol並びにP2Oの従来合金1〜3より、Cl5(超硬
工具協会規格)・5NP432に則した形状の切削試験
用チップをそれぞれ製作し、第2表に示される切削条件
A−Dのうちのいずれかの条件を適用して連続および断
続切削試験を行ない、連続切削試験においては切刃の逃
げ面・旨摩耗幅およびすくい面摩耗深さを測定し、また
断続切削試験においては6個の試験切刃(チップ)のう
ち何個に欠損が発生したかを測定した。
これらの測定結果を第3表に示した。
なお、第3表には合金組織の研磨面状況を合せて示した
第3表に示される結果から明らかなように、チルドロー
ルのような高硬度材の切削、すなわち連続切削条件Aに
おいて、本発明合金1,2はTi(CNO)の含有量が
この発明の範囲から低い方に外れた比較合金1および従
来合金(KOI)に比してすぐれた耐摩耗性を示し、さ
らに鋼の断続切削、 すなわち断続切削条件Cにおいても、本発明合金1.2
は従来合金(KOl)1に比してすぐれた耐衝撃性を示
している。
また鋼の高速切削、すなわち連続切削条件Bおよび断続
切削条件りにおいても、本発明合金3〜5は、Ti(C
NO)の含有量がこの発明の範囲から高い方に外れた比
較合金2、およびTi (CNO)における02モル比
がこの発明の範囲を越えて高くぞい比較合金3、さらに
Ploに相当する従来合金2、およびP2Oに相当する
従来合金3に比してきわめてすぐれた耐摩耗性および耐
衝撃性を示している。
実施例 2 原料粉末として、それぞれ平均粒径2,0μmをもち、 (a) W:T i=o、2 : 0.8 (W/T
1−=1/4)、N : C=0.3 : 0.7 (
N/C二3/7)のモル比をもった、この発明にかかる
(W、Ti)CN粉末、 (b) W : T i =0.5 : 0.5 (W
/T i二1/1)、N :C=0.3 : 0.7(
N/C=3/7)のモル比をもった、この発明にかかる
(W、Ti)CN粉末、 (c) W : T i =0.3 : 0.7 (W
/T i =3/7)、N:C=0.1 : 0.9
(N/C=1/9)のモル比をもった。
この発明にかかる(W、Ti)CN粉末、 (d) W:T i=o、3 : 0.7 (W/T
i=3/7)、N : C= 0.6 : 0.4
(N/C二3/2)のモル比をもった、この発明にかか
る(W、Ti)CN粉末、 (e) W: T i =0.1 : 0.9 (W/
T i=1/9)、N :C=0.3 : 0.7 (
N/C二3/7)のモル比をもった、この発明の範囲か
ら外れたW/Tiのモル比をもつ(W、Ti)CN粉末
、 (f) W : T i =0.6 : 0.4 (
W/T i =3/2)、N : C=0.3 : 0
.7 (N/C=3/7)のモル比をもった、この発明
の範囲から外れたW/ T iのモル比をもつ(W、T
i)CN粉末、 (g) W : T i二〇、3 : 0.7 (W/
T i =3/7)、N :C=0.05 : 0.9
5 (N/C=1/19)のモル比をもった、この発明
の範囲から外れたN/Cのモル比をもつ(W、Ti)C
N粉末、(h) W : T i二0.3 : 0.7
(W/T i=3/7)、N : C= 0.7 :
0.3 (N/C= 7/3)のモル比をもった、こ
の発明の範囲から外れたN/Cのモル比をもった(W、
Ti)CN粉末、 以上(a)〜(h)の(W、Ti)CN粉末を使用し、
さらに同1.5μmをもち、C:N:Oのモル比が0.
55 : 0.30 : 0.15、すなわち0.15
/(0,55+0.30+0.15 )=0.15の酸
素モル比をもった、この発明にがかるTi(CNO)粉
末、同1.2μmのWC粉末、同1.0μmの(T i
Ta )C粉末、同1.5μmの(Ti、Nb、V)C
N粉末、同1.0μmをもったCo粉末、Ni粉末、W
粉末、およびMo粉末を使用し、これら原料粉末を第4
表に示される配合組成に配合し、この結果の配合粉末か
ら実施例1におけると同一の条件にて混合し、プレス成
形し、焼結することによ2て実質的に配合組成と同一の
成分組成をも:1つた本発明合金6〜9および比較合金
4〜7をそれぞれ製造した。
つき゛に、上記本発明合金6〜9および比較合金4〜7
より、実施例1におけると同一の条件で切削試験用チッ
プをそれぞれ製作し、第5表に示される切削条件E−H
によって連続切削試験および断続切削試験を行ない、実
施例1におけると同様に連続切削試験においては切刃の
逃げ面摩耗幅とすくい面摩耗深さを、断続切削試験にお
いては切刃欠損割合をそれぞれ測定した。
この測定結果を合金組織の研磨面状況とともに第6表に
示した。
第6表に示される結果から明らかなように、本発明合金
6〜9は比較合金4〜7に比してすぐれた耐摩耗性およ
び耐衝撃性を示している。
実施例 3 原料粉末として、それぞれ平均粒径1.5μmをもち、 値)W:Ti=45%:55%(重量%)、C:N :
C=0.5 : 0.4 : 0.1、すなわちC/(
C+N+O)二0.171 = 0.1のモル比をもっ
た、この発明にかかる(W、Ti)(CNO7粉末、 (b) Ti :Ta 二Zr=70 % :
20% : 10%(重量%)、C:N :O=0.5
: 0.3 : 0.2、すなわち、O/(C+N+
0 ) −0,2/1=0.2のモル比をもった、この
発明にかかる(Ti。
Ta、Zr) (CNO)粉末、 (c) T i : Nb : V=40%:50%
:10%(重量%)、C:N:0=0.4 : 0.5
: 0.1、すなわち0/(C+N十〇 )−0,1
71=0.1のモル比をもった、この発明にかかる(T
i。
Nb 、V)−(CNO)粉末、 (d)Ti :Mo : Cr=70%=29%:1%
(重量%)、C:N :O=0.60 : 0.25
:0.15、すなわちO/(C+N十〇)=0.15/
1=0.15のモル比をもった、この発明にかかる(T
i 、Mo 、Cr )(CNO)粉末、 以h(a)〜(d)粉末を使用し、さらに同2.5μm
をもち、W/Ti=0.510.5=1/1、N/C=
0.510.5 = 1 /1のモル比をもった、この
発明にかかる(W、Ti )CN粉末、同1.2μmの
(Ti 、Ta)C粉末(T i/Ta=773 )、
同1.5μmのZrC粉末、同1.5μmのTiN粉末
、同1.8μmのT i CN (C/N= 1 /
1のモル比)、同2.0μmのTaN粉末、同1.0μ
mをもったCo粉末およびW粉末を使用し、これらの原
料粉末を第7表に示される配合組成に配合し、この結果
の配合粉末から実施例1におけると同一の条件にて実質
的に配合組成と同一の成分組成をもった本発明合金10
〜13を製造した。
つぎに、上記本発明合金10〜13および従来合金(p
30)4より、実施例1における同一の条件で切削試験
用テップをそれぞれ製作し、第8表に示される切削条件
I、Jによって連続切削試験および断続切削試験を行な
い、実施例1におけると同様に連続切削試験においては
切刃の逃げ面摩耗幅とすくい面摩耗深さを、断続切削試
験においては切刃欠損割合をそれぞれ測定した。
この測定結果を合金組織の研磨面状況とともに第9表に
示した。
第9表に示される結果から明らかなように、本発明合金
10〜13は、送りおよび切込みの大きい重切削におい
て従来合金(P2O)4に比してすぐれた耐摩耗性およ
び耐衝撃性を示している。
実施例 4 原料粉末として、それぞれ平均粒径1.5μmをもち、 値)C:N:0=0.65:0.20:0.15、すな
わち、0/(C十N+0)=0.15/1=0.15の
モル比をもった、この発明にがかるTi(CNO;粉末
、 (b)C:O二0.85 : 0.15、すなわち、0
/(C+0 )=0.15/1=0.15のモル比をも
った、この発明にがかるTi(CO)粉末、(c)
N : 0−=0.85 : 0.15、すなわち0/
(N+0)=o、15/1=0.15のモル比をもった
、この発明にがかるTi(NO)粉末、(d)Ti :
Ta=80%:20%(重量%)、C:〇二0.85
: 0.15、すなわちO/(C+O)二〇、15/l
’=Q、l 5のモル比をもった、この発明にかかる(
Ti 、Ta)(CO)粉末、(e) c : 0=
0.75: 0.25、すなわちO/(C+0)=0.
25/1=0.25のこの発明の範囲から外れたモル比
をもったTi(Co)粉末、 以上(a)〜(e)粉末を使用し、さらに同2.5μm
をもち、W/Tiのモル比: 0.3510.65=7
/13、N/Cのモル比0.410.6=2/3をもっ
た、この発明にかかる(W、Ti)CN粉末、同1.8
μmの(W、Ti)C粉末(W/T i = 1 /
1のモル比)、同2.0μmの(W、 T i 、T
a )C粉末(W/T i 、、”r a = 2 /
1 / 1のモル比)、同1.0μmのCo粉末を使
用し、これらの原料粉末を第10表に示される配合組成
に配合し、この結果の配合粉末から実施例1におけると
同一の条件にて実質的に配合組成と同一の成分組成をも
った本発明合金14〜17および比較合金8を製造した
つぎに、上記本発明合金14〜17、比較合金8、およ
び従来合金(p20)5より、実施例1におけると同一
の条件で切削試験用チップをそれぞれ製作し、第11表
に示される切削条件に、Lによって連続切削試験および
断続切削試験を行なった。
この試験結果を第12表に合金組織の研磨面状況ととも
に示した。
第12表に示される結果から明らかなように、本発明合
金14〜17は、比較合金8および従来合金5に比して
すぐれた耐摩耗性並びに耐衝撃性を示している。
実施例 5 原料粉末として、 値)W:Ti二10%:90%(重量%)、C:N :
0=0.6 : 0.3 : 0.1、すなわちO/(
C+N+0)=0.1のモル比をもった、平均粒径1.
5μmの(W、Ti )(CNO)粉末、(b) 同
1.0μmのTaC粉末、 (c) 同1.5μmのNbc粉末、 (d) 同2.5μmのVC粉末、 (e) 同1.5μmのZrC粉末、 (f) T i /W= 2 / 1のモル比をもち
、同1.5 μmの(Ti、W)C粉末、 (g) 同1.5μmのTiN粉末、 (h) 同1.5μmのTaN粉末、 (i)N/C二0.310.7=3/7のモル比をもっ
た、同1.5μmのTi(CN)粉末、 (j) T i /T a = 8 / 2のモル比
、N/C=0.310.7=3/7のモル比をもった、
同1.8μmの(T i 、Ta ) (CN)粉末、
(k) 同1.0μmのNi粉末、 (1) 同1.0μmのCo粉末、 以上(a)〜(1)粉末を使用し、さらに同2.5μm
をもち、W/Tiのモル比が0.210.8=1/4、
N/Cのモル比が0.210.8=1/4をもった(W
、Ti)CN粉末を使用し、これらの原料粉末を第13
表に示される配合組成に配合し、この配合粉末から実施
例1におけると同一の条件にて実質的に配合組成と同一
の成分組成をもった本発明合金18〜23を製造した。
ついで、上記本発明合金18〜23、および従来合金(
Plo)6より、実施例1におけると同一の条件で切削
試験用チップをそれぞれ製作し、第2表に示される連続
切削条件Bおよび断続切削条件りによって切削試験を行
なった。
この試験結果が第14表に示されている。
この実施例3においても、第14表に示されるように、
本発明合金18〜23は、従来合金(P10グレード)
6に比してすぐれた耐摩耗性および耐衝撃性をもつこと
が明らかである。
上述のように、この発明の(W、Ti )CN基焼結硬
質合金は、きわめてすぐれた耐熱性、耐酸化性、耐溶着
性、耐塑性変形性、および耐衝撃性を兼ね備えているの
で、高硬度材の切削や、高速切削、さらに重切削に適用
した場合にすぐれた切削性能を示すことは勿論のこと、
耐熱性や耐衝撃性が要求される熱間引抜きダイスや熱間
圧延ロールなどに使用した場合にもすぐれた特性を発揮
し、さらに耐食性にもすぐれているので、耐食耐摩耗部
品の製造にも適するなど、その利用用途はきわめて広く
、しかもそれぞれの利用分野ですぐれた効果を発揮する
のである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酸素と、炭素および窒素のいずれか、または両方と
    の総量に対する酸素の割合がモル比で0.2以下をもつ
    、Tiの炭酸化物、窒酸化物、および炭窒酸化物、並び
    にTiと、Tiを除く周期律表の4a、5a、および6
    a族金属のうちの1種または2種以上の炭酸化物、窒酸
    化物、および炭窒酸化物からなる群のうちの1種または
    2種以上:1〜50%、 鉄族金属のうちの1種または2種以上:5〜30%、 タングステン・チタン炭窒化物以外の周期律表の4a
    、5a、および6a族金属の炭化物、窒化物、および炭
    窒化物のうちの1種または2種以上。 1〜50%、 W/Tiのモル比:1/4〜1/1、N/Cのモル比:
    1/10〜2/1をもったタングステン・チタン炭窒化
    物および不可避不純物:残り、 (以上容量%)からなることを特徴とする酸素を含有し
    たタングステン・チタン炭窒化物基焼結硬質合金。 2 酸素と、炭素および窒素のいずれか、または両方と
    の総量に対する酸素の割合がモル比で0.2以下をもつ
    、Tiの炭酸化物、窒酸化物、および炭窒酸化物、並び
    にTiと、Tiを除く周期律表の4a、5a、および6
    a族金属のうちの1種または2種以上の炭酸化物、窒酸
    化物、および炭窒酸化物からなる群のうちの1種または
    2種以上:1〜50%、 鉄族金属のうちの1種または2種以上およびクロム族金
    属のうちの1種または2種以上:5〜30%、 タングステン・チタン炭酸化物以外の周期律表の4a
    、5a、および6a族金属の炭化物、窒化物、および炭
    窒化物のうちの1種または2種以上:1〜50%、 w///Tiのモル比:1/4〜1/1、N/Cのモル
    比:1/10〜2/1をもったタングステン・チタン炭
    窒化物および不可避不純物:残り、 (以上容量%)からなることを特徴とする酸素を含有し
    たタングステン・チタン炭窒化物基焼結硬質含金。
JP13887477A 1977-11-21 1977-11-21 酸素を含有したタングステン・チタン炭窒化物基焼結硬質合金 Expired JPS5914533B2 (ja)

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