JPS5914541B2 - 亜鉛めつき鋼板の合金化処理方法 - Google Patents

亜鉛めつき鋼板の合金化処理方法

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JPS5914541B2
JPS5914541B2 JP14935876A JP14935876A JPS5914541B2 JP S5914541 B2 JPS5914541 B2 JP S5914541B2 JP 14935876 A JP14935876 A JP 14935876A JP 14935876 A JP14935876 A JP 14935876A JP S5914541 B2 JPS5914541 B2 JP S5914541B2
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正郎 久保田
喜一郎 片山
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Nisshin Steel Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は表面が平滑で外観が優れ、めつき層が曲げなど
の加工時に剥離したりパウダリング(粉0 状による脱
落)したりせず、且つ加工性が優れている合金化亜鉛め
つき鋼板を得ることができる亜鉛めつき鋼板の合金化処
理方法に関するものである。
合金化亜鉛めつき鋼板は従来から亜鉛めつき装・5 置
内の溶融亜鉛めつき浴に鋼板を連続的に浸漬させた後に
導出して溶融亜鉛めつきを施した後、めつきを施した鋼
帯を同一装置内で連続的に加熱源で500〜900℃に
短時間急速加熱して鋼板表面に鉄一亜鉛合金層を形成さ
せてから急速冷却すノ0 る方法で製造されている。
また溶融亜鉛めつきを施した鋼板を同一装置内で連続的
に加熱処理を施さずに、バッチ焼鈍炉内に装入して40
0〜480℃の温度で加熱して合金化亜鉛めつき鋼板を
製造する方法が特開昭50−21940号により提案2
5されていろ。これらの従来技術のうち、前者の方法は
短時間加熱で連続的に目的とする合金化を完了せしめる
ことができる点で工業的に有利な方法であるが、溶融亜
鉛めつきを施した鋼板の厚さが厚くなると、30薄いも
のに比べて加熱温度を上昇させるなどの加熱条件を変更
する必要があり、また溶融亜鉛めつき浴中のAl量が高
くなるにしたがい、低いものに比べて合金化に要する時
間を長くする必要があるので、溶融亜鉛めつき沿と同一
装置内で短時間35処理を行なうためには合金化処理が
複雑化するのみならず、製品の品質の安定性が劣るなど
の欠点があV)また合金化処理後の合金化亜鉛めつき鋼
板は急速冷却されるため、製品の機械的性質のうち降伏
点が高くなv、伸び率が低くなるなど、例えばプレス加
工する上での材料特性が低下するなどの欠点があつた。
一方、後者の方法は、バツチ焼鈍炉で合金化処理した場
合に、亜鉛めつき鋼板の表面に発生しているササ波様の
模様がそのまま残存して製品の外観が劣るなどの欠点が
ある。
すなわち、一般に鋼板に溶融亜鉛を付着させた亜鉛めつ
き鋼板の表面層の亜鉛付着量を所定の厚さに制御するた
めに加熱気体で吹拭する方法が行なわれているが、この
加熱気体で表面を吹拭する際に亜鉛地面層に凹凸のササ
波様の模様(以下、ササ波模様と称す)が大なV1小な
v発生するのが通例であり1かかるササ波模様が発生し
ている表面層を有する亜鉛めつき鋼板をバツチ焼鈍炉で
徐々に焼鈍加熱して亜鉛の融点以上の温度で合金化処理
を行なつてもササ波模様がそのまま残存していて、製品
の外観を向上させることができないのである。本発明は
かかる従来方法の欠点を解決したものであり、亜鉛付着
量制御を加熱気体吹拭方式で行なつて製造された亜鉛め
つき鋼板を1次加熱で亜鉛の融点以上の温度に急速加熱
し、亜鉛めつき層の表面を平滑すると共にめつき層の亜
鉛と母材鋼板と反応させて1部を鉄一亜鉛合金層に形成
させた後、バツチ焼鈍炉内で亜鉛の融点以下の温度で2
次加熱を行なつて合金化処理を施すことにより、製品の
表面が平滑で外観が優れ、めつき層が曲げなどの加工時
に剥離したDパウダリングすることがなく、且つ加工性
の優れた合金化亜鉛めつき鋼板を得ることができる亜鉛
めつき鋼板の合金化処理方法を提供するものである。
すなわち、本発明は溶融亜鉛浴で鋼板に付着させた亜鉛
付着量を加熱気体吹拭方式により制御T2て製造した亜
鉛めつき鋼板を、1次加熱で急速加熱して亜鉛めつき層
の表面を再溶融させて表面を平滑にすると共に亜鉛めつ
き層の1部を鉄一亜鉛合金化した後、バツチ焼鈍炉で亜
鉛の融点以下の温度で2次加熱を行なつて合金化処理を
施すことを特徴とする亜鉛めつき鋼板の合金化処理方法
に関するものである。
以下、本発明に係る亜鉛めつき鋼板の合金化処理方法に
ついて詳しく説明する。
本発明方法は溶融亜鉛めつき浴で鋼板に付着させた溶融
亜鉛の厚みを加熱気体吹拭方式により制御して製造した
亜鉛めつき鋼板を、亜鉛の融点以上の420℃から60
0℃までの温度で短時間急速に加熱する1次加熱を行な
い、加熱気体の吹拭により発生しているササ波模様を亜
鉛の再溶融により消去して表面を滑らかな平面状態とし
て表面平滑化を施すと共に、その短時間の急速加熱によ
つて軽度の合金化を行なつてめつき層中のFeを2。
2〜5.5重量%にし、次いでこの1次加熱を行なつた
亜鉛めつき鋼板をバツチ焼鈍炉で亜鉛の融点以下の33
0〜419℃の温度で加熱する2次加熱を施してめつき
層中のFeを6.0〜13.0重量%になるまで合金化
を行なつて合金化亜鉛めつき鋼板を製造する合金化処理
方法である。
すなわち、本発明方法は亜鉛付着量制御に加熱気体を使
用する吹拭装置が設けられている溶融亜鉛めつき装置に
訃いて製造された亜鉛めつき鋼板を対象として合金化処
理を行なう方法である。
かかる溶融亜鉛めつき装置で製造された亜鉛めつき鋼板
は、前述した如く加熱気体の吹拭によつてめつき層表面
が独特の凹凸のあるササ波模様を呈している欠点がある
ので、この表面欠陥を除去するため、本発明方法は1次
加熱によつて亜鉛の融点以上の420〜600℃の温度
で亜鉛表面を再溶融してササ波模様を消去すると共に、
鉄一亜鉛合金化度の程度をめつき層中のFeが2.2〜
5,5重量%の範囲に達するまで急速加熱してその後冷
却する中間合金化処理を施すのである。かかる1次加熱
によつてめつき層の表面が平滑となvしかもめつき層の
一部に鉄一亜鉛合金化が形成された亜鉛めつき鋼板を、
次工程のバツチ焼鈍炉に装入して330〜419℃の温
度で5〜1200分間加熱して2次加熱を施すのである
。
この2次加熱によつてめつき層を好ましい鉄一亜鉛層に
成長せしめるのである。このようにして得られた合金化
亜鉛めつき鋼板は表面にササ波模様が全くない平滑なも
のであV1またバツチ焼鈍炉で亜鉛の融点以下の温度で
加熱されるため、均一な合金化めつき層を形成し、合金
化度はFe%で6.0〜13.0重量%の範囲にとどま
V1めつき層の加工性、例えばはぜ折加工に}いてもめ
つき層の剥離、パウダリングなどの従来の合金化処理製
品に訃いて生ずる現象は全く認められない。本発明方法
に卦いて行なう1次加熱を420〜600℃の温度で急
速加熱する場合に、加熱時間は1〜32秒間が好ましい
。この短時間の急速加熱によつてめつき層の表面の亜鉛
が再溶融してめつき層表面が平滑とIVl明瞭なスパン
グル模様として存在している領域から合金化度が進行し
て表面光沢のやや低下した白色様となつた状態までの範
囲で加熱され、合金化度はめつき層中のFe%で2.2
〜5.5重量%となる。この1次加熱による合金化度が
2.2重量%未満であつても、1.5重量%程度までは
めつき層の表面の平滑性は先ず満足し得るものであるが
、次工程のバツチ焼鈍炉に訃ける2次加熱で合金化する
のに極めて長時間を要するので好ましくない。一方、2
.2〜5.5重量%の範囲に合金化すると、表面のササ
波模様を完全に消去でき、且つめつき層の合金化が進行
しているために、次工程のバツチ焼鈍炉の2次加熱で比
較的短時間から、一般に工業的に行なわれている鋼板の
焼鈍時間までの範囲内で目的とする合金化を容易に完了
させることができる。また1次加熱の合金化度が5.5
重量%を越えると、温度が低い2次加熱でも極めて短時
間で合金化が進行するため、一定品質の製品を得るため
の加熱条件の管理が困難であり、工業的に好ましくない
。
次に1次加熱を行なつた亜鉛めつき鋼板を2次加熱を施
すためにバツチ焼鈍炉に装入するが、この場合に、コイ
ル状の亜鉛めつき鋼板はゆるやかに巻いた状態すなわち
オープンコイルの状態でセツトし、切板状の亜鉛めつき
鋼板は積み重ねた状態でセツトするが、いかなる位置で
も均一な加熱条件で加熱できるように、亜鉛めつき鋼板
間に間隙を持たせるように適当なスペーサーを挿入して
積み重ねるのである。
このよう力状態でバツチ焼鈍炉内にセツトした亜鉛めつ
き鋼板を330〜419℃の温度で5〜1200分間加
熱して2次加熱を施した後、合金化亜鉛めつき鋼板が1
00〜130℃になるまで炉冷するのである。上記の如
く、1次加熱及び2次加熱によつて合金化処理を行なう
本発明方法に}ける急速加熱の1次加熱条件及びバツチ
焼鈍炉での2次加熱条件とめつき層の合金化度との関係
を第1図及び第2図により説明する。
第1図は本発明方法に}ける1次加熱条件と合金化度と
の関係の1例を示す説明図であり、0.12重量%のA
lを含む溶融亜鉛を付着させた片面亜鉛付着量が180
y/M2の亜鉛めつき鋼板に}いて1次加熱条件と合金
化度、すなわちめつき層中のFe重量%との関係を示す
例であり、縦軸が1次加熱温度Ecx横軸が1次加熱時
間(秒)を示す。
第1図に訃いて曲線a−cはl次加熱で急速加熱する際
に、めつき層中のFe%が2.2重量%の合金化度に進
行する加熱温度と加熱時間との関係を示す時間温度曲線
であ弘曲線b−dは1次加熱で急速加熱する際に、めつ
き層中のFe%が5.5重量%の合金化度に進行する加
熱温度と加熱時間との関係を示す時間温度曲線であり、
直線a〜bは1次加熱温度の上部限界線、直線e−dは
1次加熱温度の下部限界線である。第1図で1次加熱温
度が600℃を超える条件、すなわち直線a−bを超え
る条件においては極めて短時間の急速加熱であるため、
亜鉛付着量の板幅方向の若干のバラツキにより加熱によ
つて急速に部分的に合金化度が著しく進行する部分が生
じたり、またその反対に合金化度が遅れる部分が生じた
Dして、1次加熱後のめつき製品の外観ムラが生ずる原
因となV1これが2次加熱後にも影響して、2次加熱に
訃いて合金化度がFe%で13.0重量%を超える部分
が生ずるなど、その品質が安定しない。
また1次加熱温度が420℃未満の条件、すなわち直線
c−d未満の亜鉛の融点近くでの加熱条件では、めつき
表面のササ波模様を消去できないぱかDでなく、急速低
温加熱では合金化度が極めて低く、1次加熱による効果
が得られないのである。よつて本発明方法においては、
1次加熱の加熱温度が420〜600℃で片面亜鉛付着
量1807/M2の場合には曲線a−c及び曲線b−d
で囲まれる領域内で加熱するのが好ましい。また1次加
熱は急速加熱であるため、亜鉛付着量が合金化度に影響
するので、亜鉛付着量が少ない場合には600℃よりも
低い温度で加熱するのがよく、例えば片面亜鉛付着量が
1207/M2の場合は第1図の直線a′〜d1すなわ
ち540℃以下、420℃以上の領域で加熱するのがよ
い。このように本発明方法の1次加熱は加熱温度が42
0〜600℃の範囲内に}いて行なうのであり、片面亜
鉛付着量が1807/M2の場合の加熱時間は第1図に
示す如く420℃では5〜32秒間、600℃では1〜
2秒間の範囲で行なうのが好ましい。第2図は本発明方
法によV)1次加熱を行なつた中間製品に2次加熱を施
す場合の2次加熱条件と合金化度との関係の1例を示す
説明図であり、0.12重量%のAl8含む溶融亜鉛を
付着させた片面亜鉛付着量1807/M2の亜鉛めつき
鋼板を1次加熱を行なつてから2次加熱を施す場合の2
次加熱条件と合金化度、すなわち、めつき層中のFe重
量%との関係を示す例であV1縦軸が2次加熱温度CO
、横軸が2次加熱時間(分)である。
第2図に}いて曲線e−gは1次加熱で合金化度をFe
%で5.5重量%にした亜鉛めつき鋼板をバツチ焼鈍炉
に}ける焼鈍速度で徐加温して2次加熱の均熱処理を施
し、炉冷後の合金化度がFe%で6.0重量%に達する
加熱温度との加熱時間との関係を示す時間温度曲線であ
り、曲線f−hは1次加熱で合金化度がFe%で2.2
重量%にした亜鉛めつき鋼板をバツチ焼鈍炉2次加熱を
施し、炉冷後の合金化度がFe%で13.0重量%に達
する加熱時間と加熱温度との関係を示す時間温度曲線で
あり、直線e−fは2次加熱温度の上部限界線、直線g
−hは2次加熱温度の下部限界線である。
・第2図に}いて、2次加熱が
419℃を超える条件、すなわち直線e−fを超える温
度では温度が高過ぎて加工性の良好な合金化度、すなわ
ちFe%で13.0重量%以下に維持することが極めて
困難であり、また330℃未満の条件、すなわち直線g
−h未満の温度では温度が低過ぎ、合金化度を1次加熱
の合金化度の水準以上にするには極めて長時間を要し工
業的に余り意味がない。また第2図における曲線1−j
は固溶炭素が完全に析出するのに必要な限痒の加熱温度
と加熱時間との関係を示す時間温度曲線であVl2次加
熱に$−いてはこの時間温度曲線1−jを超える時間温
度条件で加熱するのである。更に2次加熱に}いては亜
鉛付着量の変化による合金化速度への影響は僅かであリ
、片面亜鉛付着量が120y/M2になると若干加熱時
間が短縮される程度であり、亜鉛付着量の影響は工業上
ほとんど問題とならない程度のものである。このように
本発明方法に訃いては、2次加熱の加熱条件は、加熱温
度が330〜419℃で、片面亜鉛付着量が1801彌
2の場合には時間温度曲線e−g及びf−hで囲まれた
領域で且つ時間温度曲線1−J8超える時間温度条件で
加熱処理してから、炉冷するのが好ましい。
すなわち、加熱温度が330〜419℃の範囲内に}い
て、加熱時間が330℃では70〜3000分間、41
9℃では5〜10分間の範囲で行なうのがよく、これに
よつて表面にササ波模様がなく平滑で美麗で且つ加工性
の良好な合金化亜鉛めつき鋼板を得る、ことができるの
である。\ ゛・上記の説明に訃いては片面亜鉛付着量が180Vm
2の場合について説明したが、片面亜鉛付着量が200
7/M2以上の場合に訃いても本発明方法により1次加
熱及び2次加熱を行なつて表面平滑な合金化亜鉛めつき
鋼板が得られるが、こめ場合には1次加熱に卦いては6
00℃を超える高温短時間処理が可能であるが、2次加
熱によつて最終的に得られる製品が亜鉛付着量の増加に
伴ない、めつき層の特性、例えば曲げ加工に対する耐剥
離性、パウダリング性が低下する傾向があり好ましくな
い。
実用上の加工性を考慮すると片面亜鉛付着量が1801
彌2以下のものに本発明方法により合金化処理を施すと
最もよい結果が得られる。以上の如く、本発明方法は亜
鉛めつき鋼板を急速加熱によV)1次加熱を行ない、亜
鉛めつき層の表面を平滑にすると共に、合金化度をFe
Ot)で2.2〜5.5重量%となし、しかる後、バツ
チ焼鈍炉に訃いて亜鉛の融点以下の比較的低温の330
〜419℃で2次加熱し、比較的低温にも拘わらず、短
時間で良質の合金化亜鉛層を形成せしめて、表面平滑で
加工性の富んだ合金化亜鉛めつき鋼板を得ることができ
る亜鉛めつき鋼板の合金化処理方法である。以下、更に
実施例により本発明方法を説明する。
実施例及び比較例に使用した素材はいずれも同一チヤー
ジの表1に示す如き化学成分値を有する低炭素リムド鋼
であ9、この低炭素リムド鋼を通常の方法で板厚0.8
mmに冷延した冷延鋼板をテスト材として使用した。実
施例 1 A1含有量0.12重量%の溶融亜鉛めつき浴で、焼鈍
後の冷延鋼板に乾式フラツクス法で亜鉛めつきを施して
、めつき直後に同一装置内に設けられている加熱気体に
よる吹拭装置で片面亜鉛付着量を1807/M2に調整
した。
この亜鉛めつき鋼帯の亜鉛めつき層の表面はササ波模様
を呈して訃D、その凹凸差は3〜5μで目視明瞭なもの
であつた。この亜鉛めつき鋼帯を次工程の加熱装置で加
熱温度420℃で5秒間の1次加熱を行ない亜鉛表面を
再溶融することによつて、亜鉛表面のササ波模様を消失
せしめた。この1次加熱により凹凸差は0.1〜0.2
μとなV1目視ではササ波模様が全く目立たない平滑な
平面となつた。また1次加熱後の合金化度はFe%で加
熱前が0。16重量%であつたものが2.2重量%とな
つた。
この1次加熱後の亜鉛めつき鋼板の中間製品をバツチ焼
鈍炉内でオープンコイルとし419℃で10分間均熱し
てから炉冷した。
炉冷で温度が120℃となつた時点で炉外に取v出して
2次加熱を完了した。2次加工後のめつき表面特性、め
つき層特性及び機械的試験値は表2に示した通vであり
、いずれに訃いても良好な結果が得られ、特にササ波模
様が消失していた。
実施例 2 A′含有量0.12重量%の溶融亜鉛めつき浴で、焼鈍
後の冷延鋼帯に実施例1と同様に亜鉛めつきを施して吹
試装置で片面亜鉛付着量を1207/dに調整した後、
540℃で1秒間の1次加熱を行ない、330℃で12
00分間の2次加熱を行なつた。
その結果は表2に示す通りでササ波模様が消失し、各特
性値も良好であつた。
実施例 3 A1含有量0.17重量%の溶融亜鉛めつき浴で、焼鈍
後の冷延鋼板に実施例1と同様に催鉛めつきを施して吹
拭装置で片面亜鉛付着量を451彌2に調整した後、4
30℃で30秒間の1次加熱を行ない、380℃で14
分間の2次加熱を行なつた。
その結果は表2に示す通りでササ波模様が消失し、各特
性値も良好であつた。
実施例 4 A1含有量0.10重量%の溶融亜鉛めつき浴で、未焼
鈍の冷延鋼板に無酸化炉法で亜鉛めつきを施し、その他
は実施例1と同様に吹拭装置で片面亜鉛付着量を180
7/M2に調整した後、600℃で1秒間の1次加熱を
行ない、419℃で5分間の2次加熱を行なつた。
その結果は表2に示す通vでササ波模様が消失し、各特
性値も良好であつた。
実施例 5 A1含有量0.09重量%の溶融亜鉛めつき浴で、未焼
鈍の冷延鋼板を無酸化炉法で亜鉛めつきを施し、その他
は実施例1と同様に吹拭装置で片面亜鉛付着量を307
/M2に調整した後、420℃で10秒間の1次加熱を
行ない、350℃で20分間の2次加熱を行なつた。
その結果は表2に示す通vでササ波模様が消失し、各特
性値も良好であつた。
比較例 1 A1含有量0.12重量%の溶融亜鉛めつき浴で、未焼
鈍の冷延鋼板に無酸化炉法で亜鉛めつきを施し、吹拭装
置で片面亜鉛付着量を45た彌2に調整した後、500
℃で12秒間の1次加熱のみ行ない、2次加熱を行なわ
なかつた。
その結果は表2に示す通りで、ササ波模様は消失したが
、機械的試験値が本発明方法のものに比し劣つていた。
比較例 2 A1含有量0.12重量%の溶融亜鉛めつき浴で、焼鈍
後の冷延鋼板に乾式フラツクス法で亜鉛めつきを施し、
吹拭装置で片面亜鉛付着量を607/T!に調整し、1
次加熱を行なわずに、380℃で1200分間の2次加
熱を行なつた。
その結果は表2に示す通りで各特性値は本発明方法のも
のとほとんど差異がなかつたが、ササ波模様が目視で明
瞭に認められ表面外観が劣つていた。
比較例 3A1含有量0.10重量%の溶融亜鉛めつき
浴で、未焼鈍の冷延鋼板に無酸化炉法で亜鉛めつきを施
し、吹拭装置で片面亜鉛付着量を1807/M2に調整
した後、1次加熱を行なわずに、亜鉛の融点以上の46
0℃で180分間の゛2次加熱を行なつた。
その結果は表2に示す通vササ波模様が目視で明瞭に認
められるばかDでなく、めつき層特性が劣つていた。以
上の各実施例及び比較例Q結果の如く、本発明方法によ
るものは、ササ波模様による外観不良は全くなく、また
めつき層の特性及び製品の機械的特性などいずれの特性
に}いても極めて優れて訃V1比較例に比し優れている
ことが明白である。
特に比較例2の如く、1次加熱を行なわずに2次加熱の
みを本発明方法の2次加熱条件で行なつたものは、めつ
き層の耐剥離性、パウダリング性及び機械的性質などは
満足すべきものが得られるが、ササ波模様が残v製品の
表面外観が悪く、商品価値が極めて乏しい合金化亜鉛め
つき鋼板しか得られず、本発明方法に訃ける1次加熱が
優れた効果を発揮することが判る。以上詳述した如く、
本発明に係る亜鉛めつき鋼板の合金化処理方法は極めて
優れた合金化亜鉛めつき鋼板が得られ、次の如き優れた
利点を有してその工業的価値は極めて高いものがある。
(1)本発明方法によつて得られる合金化亜鉛めつき鋼
板は製品表面にササ波模様の斤い平滑な鉄−亜鉛合金層
を形成している。
(2)亜鉛の融点以下の温度で所定時間2次加熱を行な
うため、合金化度(めつき層全体に対するFe重量%)
が1360重量%以下であV1加工性に富んだめつき層
が得られ、曲げ加工によるめつき層の剥離やパウダリン
グなどの欠点を完全に排除し得る。
(3)バツチ焼鈍で所定時間、所定温度で均熱後に炉冷
し、温度が100〜130℃まで低下した時点で炉から
取v出すので過時効処理も同時に行なうことができる。
(4) 1次加熱に}いて1部を合金化した後に2次加
熱を行なうので、2次加熱に}いて肌鉛の融点以下の温
度で加熱しても良質の合金化処理を比較的短時間で行な
うことができる。
(5)バツチ焼鈍炉で2次加熱を行なうので、処理する
亜鉛めつき鋼板の板厚変動及び溶融亜鉛浴中のAlの若
干の変動などが合金化度のバラツキにほとんど影響しな
いので、一定の品質の製品を製造し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法に}ける1次加熱条件と合金化度と
の関係の1例を示す説明図、第2図は本発明方法によV
)1次加熱を行なつた中間製品に2次加熱を施す場合の
2次加熱条件と合金化度との関係の1例を示す説明図で
ある。 第1図中、曲線a−c・・・1次加熱でめつき層中のF
eが2。 2重量%の合金化度に進行する時間温度曲線、曲線b−
d・・・1次加熱でめつき層中のFeが5.5重量%の
合金化度に進行する時間温度曲線、直線a−b・・・1
次加熱温度の上部限界線、直線c−d・・・1次加熱温
度の下部限界線、第2図中、曲線e−g・・・1次加熱
でめつき層中のFeが5。 5重量%となつた合金化度が2次加熱で6.0重量%に
達する時間温度曲線、曲線f−h・・・1次加熱でめつ
き層中のFeが2。 2重量%となつた合金化度が2次加熱で13.0重量%
に達する時間温度曲線、直線e−f・・・2次加熱温度
の上部限岑線、直線g−h・・・2次加熱温度の下部限
岑線、曲線1−j・・・固定炭素が完全に析出するのに
必要な限稈の時間温度曲線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 溶融亜鉛浴で鋼板に付着させた亜鉛付着量を加熱気
    体吹拭方式により制御して製造した亜鉛めつき鋼板を、
    1次加熱で急速加熱して亜鉛めつき層の表面を再溶融さ
    せて表面を平滑にすると共に亜鉛めつき層の1部を鉄−
    亜鉛合金化した後、バッチ焼鈍炉で亜鉛の融点以下の温
    度で2次加熱を行なつて合金化処理を施すことを特徴と
    する亜鉛めつき鋼板の合金化処理方法。 2 1次加熱を420〜600℃の温度で且つFe%が
    2.2〜5.5重量%の合金化度まで行なう特許請求の
    範囲第1項記載の亜鉛めつき鋼板の合金化処理方法。 3 2次加熱を330〜419℃の温度で且つFe%が
    6.0〜13.0重量%の合金化度まで行なう特許請求
    の範囲第1項又は第2項記載の亜鉛めつき鋼板の合金化
    処理方法。 4 2次加熱のバッチ焼鈍がオープンコイル焼鈍である
    特許請求の範囲第1項記載の亜鉛めつき鋼板の合金化処
    理方法。
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