JPS5915097B2 - 硝子繊維束の製造方法 - Google Patents
硝子繊維束の製造方法Info
- Publication number
- JPS5915097B2 JPS5915097B2 JP13160978A JP13160978A JPS5915097B2 JP S5915097 B2 JPS5915097 B2 JP S5915097B2 JP 13160978 A JP13160978 A JP 13160978A JP 13160978 A JP13160978 A JP 13160978A JP S5915097 B2 JPS5915097 B2 JP S5915097B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass fiber
- focusing member
- graphite
- fiber bundles
- sizing agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は硝子繊維ストランド、ロービング或はこれらの
切断物のような硝子繊維束の製造方法に関するものであ
る。
切断物のような硝子繊維束の製造方法に関するものであ
る。
硝子繊維束はブッシングから多数の硝子繊維を引出し集
束剤を附与して集束することによって製造される。
束剤を附与して集束することによって製造される。
集束剤を附与した多数の硝子繊維を集束用部材中に設け
られた溝中を通過せしめることによって硝子繊維は平行
に密着した状態で集束される。
られた溝中を通過せしめることによって硝子繊維は平行
に密着した状態で集束される。
硝子繊維は通常直径10μ程度の極めて細いものであり
、且つ硝子繊維は500m/min程度乃至それ以上の
高速で引出されて溝中を走行するので、この走行中の集
束部材との磨擦により損傷し易い。
、且つ硝子繊維は500m/min程度乃至それ以上の
高速で引出されて溝中を走行するので、この走行中の集
束部材との磨擦により損傷し易い。
このため集束用部材としては潤滑性の良好なグラファイ
トが賞用されているが、グラファイト製集束用部材を用
いた場合次のような難点のあることが判明した。
トが賞用されているが、グラファイト製集束用部材を用
いた場合次のような難点のあることが判明した。
即ち、グラファイト製集束部材を用いた場合、該部材が
新しい間は硝子繊維の損傷もなく良好な結果をうろこと
ができるが、使用中次第に硝子繊維束の損傷が生じ易く
なるばかりでなく、硝子繊維束に汚れ、或は集束剤の耐
着ムラが発生し、良好な硝子繊維束を得ることが困難と
なる。
新しい間は硝子繊維の損傷もなく良好な結果をうろこと
ができるが、使用中次第に硝子繊維束の損傷が生じ易く
なるばかりでなく、硝子繊維束に汚れ、或は集束剤の耐
着ムラが発生し、良好な硝子繊維束を得ることが困難と
なる。
本発明者はかか、る難点を解決する為、検討を重ねた結
果集束剤を附与した硝子繊維をフェノール樹脂製集束用
部材中に設けられた中を通過せしめこの間に集束を行な
うことにより上記の欠点を除去できるばかりでなく、そ
の可使用時間もグラファイト集束用部材を用いた場合よ
り犬とすることができる等極めて好適な結果の得られる
ことを見出し本発明として提案したものである。
果集束剤を附与した硝子繊維をフェノール樹脂製集束用
部材中に設けられた中を通過せしめこの間に集束を行な
うことにより上記の欠点を除去できるばかりでなく、そ
の可使用時間もグラファイト集束用部材を用いた場合よ
り犬とすることができる等極めて好適な結果の得られる
ことを見出し本発明として提案したものである。
フェノール樹脂の硬度と、グラファイトの硬度を比較す
ると、ショア硬度でグラファイトは45、フェノール樹
脂はlO程度で、フェノール樹脂の方が柔かく、且つ潤
滑性はグラファイトの方がむしろ優れている。
ると、ショア硬度でグラファイトは45、フェノール樹
脂はlO程度で、フェノール樹脂の方が柔かく、且つ潤
滑性はグラファイトの方がむしろ優れている。
又集束剤との接着力においてもグラファイトとフェノー
ル樹脂との間に大差はない。
ル樹脂との間に大差はない。
これらの性質のみから判断するとむしろグラファイト製
集束用部材を用いた方が、耐久性、傷のつき難さにおい
て優れているように考えられるにも拘らず、フェノール
樹脂製集束部材を使用するときは、後述のような顕著な
効果をうることかできる。
集束用部材を用いた方が、耐久性、傷のつき難さにおい
て優れているように考えられるにも拘らず、フェノール
樹脂製集束部材を使用するときは、後述のような顕著な
効果をうることかできる。
本発明の作用については充分明らかでないがおよそ次の
ように考えられる。
ように考えられる。
高速で走行する硝子繊維束に摺動されて、集束用部材は
磨耗し、表面にほぼ硝子繊維束の走行方向に延在する多
数の傷が発生する。
磨耗し、表面にほぼ硝子繊維束の走行方向に延在する多
数の傷が発生する。
この傷の方向は完全に平行でなく互に若干傾斜して交差
したり、重なり合ったりすることも多い。
したり、重なり合ったりすることも多い。
これらの傷(凹み)を構成する壁面を詳細に観察した結
果、グラファイト製集束用部材においては多数の鋭角部
分が存在するのに対しフェノール樹脂集束用部材におい
ては鋭角部分は殆んど存在せず、壁面は丸味を帯びた曲
面で構成されていることが判明した。
果、グラファイト製集束用部材においては多数の鋭角部
分が存在するのに対しフェノール樹脂集束用部材におい
ては鋭角部分は殆んど存在せず、壁面は丸味を帯びた曲
面で構成されていることが判明した。
グラファイト製集束用部材を使用した場合上述の鋭角部
分により硝子繊維束に傷が発生するが、フェノール樹脂
製集束用部材においては壁面が丸味を帯びているので硝
子繊維束が高速で部材上を摺動しても傷が発生しないも
のと思われる。
分により硝子繊維束に傷が発生するが、フェノール樹脂
製集束用部材においては壁面が丸味を帯びているので硝
子繊維束が高速で部材上を摺動しても傷が発生しないも
のと思われる。
更に又集束用部材を拡大観察すると、グラファイト製部
材にあってはその表面、特に偏部表面に多数の微小孔が
存在するがフェノール樹脂製集束用部材にあってはかか
る小孔は殆んど存在しないことが判明した。
材にあってはその表面、特に偏部表面に多数の微小孔が
存在するがフェノール樹脂製集束用部材にあってはかか
る小孔は殆んど存在しないことが判明した。
この微小孔に集束剤が侵入し投錨効果により集束剤が固
着堆積して小塊状となり、この耐着堆積した集束剤が剥
離して硝子繊維束に耐着するのが耐着ムラの発生の一つ
の要因であり、かかる小孔の少ないフェノール樹脂製部
材にあっては耐着ムラの発生が少ないものと思われる。
着堆積して小塊状となり、この耐着堆積した集束剤が剥
離して硝子繊維束に耐着するのが耐着ムラの発生の一つ
の要因であり、かかる小孔の少ないフェノール樹脂製部
材にあっては耐着ムラの発生が少ないものと思われる。
フェノール樹脂集束用部材の可使用時間の方が犬となる
理由については全く明らかでないが、以下の実施例にも
見る通り、フェノール樹脂製部材を使用することにより
、可使用時間を大巾に向上せしめることができる。
理由については全く明らかでないが、以下の実施例にも
見る通り、フェノール樹脂製部材を使用することにより
、可使用時間を大巾に向上せしめることができる。
なお本発明においてはフェノール樹脂製集束用部材は液
状の積層用フェノール樹脂(例、えば日立化成社製LP
系ラフエノール樹脂を紙、布等の補強材に含浸させた後
乾燥して樹脂含浸紙を作り、次にフェノール樹脂含浸布
を所定の寸法に切断し、これを重ね合せ、加圧下に加熱
し、硬化させて製造された市販のフェノール樹脂積層品
を用い、機械加工により集束用部材を製作し好適に使用
できる。
状の積層用フェノール樹脂(例、えば日立化成社製LP
系ラフエノール樹脂を紙、布等の補強材に含浸させた後
乾燥して樹脂含浸紙を作り、次にフェノール樹脂含浸布
を所定の寸法に切断し、これを重ね合せ、加圧下に加熱
し、硬化させて製造された市販のフェノール樹脂積層品
を用い、機械加工により集束用部材を製作し好適に使用
できる。
(例えば高分子学会高分子機械材料委員合線「フェノー
ル樹脂ガイドブック」井守出版(株)昭和42年10月
1日発行第34頁参照) 一方グラファイト製集束用部材はメカニカルカーボン社
製のMC系またはA系のグラファイトを機械加工したも
のが好適である。
ル樹脂ガイドブック」井守出版(株)昭和42年10月
1日発行第34頁参照) 一方グラファイト製集束用部材はメカニカルカーボン社
製のMC系またはA系のグラファイトを機械加工したも
のが好適である。
次に本発明を更に具体的に説明する。
第1図において1は本発明のフェノール樹脂製集束用部
材で、中央に該部材を所定位置に取付けるための軸孔2
を有する円筒形状をなし、且つこの周側面3に軸を綾っ
てV字溝4が設けられている。
材で、中央に該部材を所定位置に取付けるための軸孔2
を有する円筒形状をなし、且つこの周側面3に軸を綾っ
てV字溝4が設けられている。
なおベークライト樹脂は紙、布等で補強したものを用い
ることもできる。
ることもできる。
集束剤用部材は軸心を貫通するボルト(図示せず)によ
って、第2図に示すようにその軸心が硝子繊維束の走行
方向とほぼ直交するようにナツト(図示せず)で締付け
、適当な支持部材に回走される。
って、第2図に示すようにその軸心が硝子繊維束の走行
方向とほぼ直交するようにナツト(図示せず)で締付け
、適当な支持部材に回走される。
ブッシング5から引出され集束剤を附与された多数の硝
子繊維6はV字溝中に導かれ、集束されてストランド7
を形成し、巻取装置、切断装置(図示省略)等へ送られ
る。
子繊維6はV字溝中に導かれ、集束されてストランド7
を形成し、巻取装置、切断装置(図示省略)等へ送られ
る。
なお集束部材を常に一定位置に固定すると溝部に片減り
を生ずるので、時々ナツトを弛め、集束部材を回動させ
るのが望ましい。
を生ずるので、時々ナツトを弛め、集束部材を回動させ
るのが望ましい。
上記のように構成した本願集束用部材を用いるときは、
以下の実施例にも見る通り傷、耐着ムラのない良好な硝
子繊維束をうろことができる。
以下の実施例にも見る通り傷、耐着ムラのない良好な硝
子繊維束をうろことができる。
実施例
ブッシングから引出した直径10μの硝子繊維にスター
チ系集束剤を附与し、図示のようなフェノール樹脂製集
束用部材を用いて約500本を集束し、500m/mi
n以上の高速で綾振りしつつ巻取った。
チ系集束剤を附与し、図示のようなフェノール樹脂製集
束用部材を用いて約500本を集束し、500m/mi
n以上の高速で綾振りしつつ巻取った。
同一条件のグラファイト製集束用部材を用いた場合との
比較を次表に示す。
比較を次表に示す。
第1図はフェノール樹脂製集束用部材の正面図、第2図
は硝子繊維束製造装置の正面図である。 1はフェノール樹脂製集束用部材、4はV字溝である。
は硝子繊維束製造装置の正面図である。 1はフェノール樹脂製集束用部材、4はV字溝である。
Claims (1)
- 1 多数の硝子繊維を引出し集束剤を附与して集束し、
硝子繊維束となす硝子繊維束の製造方法において、硝子
繊維をフェノール樹脂製集束用部材中に設けられた溝中
を通過せしめこの間に硝子繊維束を集束することを特徴
とする硝子繊維束の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13160978A JPS5915097B2 (ja) | 1978-10-27 | 1978-10-27 | 硝子繊維束の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13160978A JPS5915097B2 (ja) | 1978-10-27 | 1978-10-27 | 硝子繊維束の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5560034A JPS5560034A (en) | 1980-05-06 |
| JPS5915097B2 true JPS5915097B2 (ja) | 1984-04-07 |
Family
ID=15062056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13160978A Expired JPS5915097B2 (ja) | 1978-10-27 | 1978-10-27 | 硝子繊維束の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5915097B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0617245B2 (ja) * | 1986-03-28 | 1994-03-09 | 日本硝子繊維株式会社 | ガラス繊維のロ−ビングの製造方法 |
-
1978
- 1978-10-27 JP JP13160978A patent/JPS5915097B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5560034A (en) | 1980-05-06 |
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