JPS59156253A - 食品用増粘剤 - Google Patents

食品用増粘剤

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JPS59156253A
JPS59156253A JP58030891A JP3089183A JPS59156253A JP S59156253 A JPS59156253 A JP S59156253A JP 58030891 A JP58030891 A JP 58030891A JP 3089183 A JP3089183 A JP 3089183A JP S59156253 A JPS59156253 A JP S59156253A
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JP
Japan
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thickener
food thickener
food
present
viscosity
Prior art date
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JP58030891A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Mizukami
裕之 水上
Seiichi Fujiyama
藤山 清一
Hiroshi Masai
正井 博司
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Nakano Vinegar Co Ltd
Original Assignee
Nakano Vinegar Co Ltd
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Publication date
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は食品用増粘剤に関し、詳しくはグルコース、ガ
ラクトース、マンノースおよびグルクロン酸を主要構成
成分とし、その構成比がグルコース:カラクトース:マ
ンノース:グルクロン酸=10=3〜6:0.5〜2:
0.5〜2である酸性へテロ多糖類を有効成分とする食
品用増粘剤に関する。
増粘を必要とする食品としては、たとえばドレッシング
、アイスクリーム、ジャム、ネクター。
ヨーグルト、チョコレート、ペースト、ソーセージ、シ
ロップ、ゼリー、ケーキ、マヨネーズ、チーズ、ホイツ
ピングクリーム、清涼飲料、果汁飲料、固型飲料、マー
マレード、ココア、キャラメル、蜂密、糖類、あん、ケ
チャツプ、ソース、スープ、たれ、ビール、清酒、ワイ
ン、醤油5食酢。
耐熱性、耐塩性、 pH安定性、乳漿中での安定性。
耐酵素性などの性質を有していることが要求されるO 従来、食品に用いられる増粘剤としては、ローカストビ
ーンガム、グアガム、ペクチンなどの植物質多糖類、カ
ラギーナン、寒天、アルギン酸などの海藻質多糖類およ
びキサンタンガム、プルラン、デキストランなどの微生
物多糖類が知られている。
しかし、植物質多糖類や海藻質多糖類は天然物であるの
で、その生産量は天候、その他の要因に大きく左右され
て品質や供給が不安定になる恐れがありλさらに食品中
での安定性−特に耐酸性。
耐熱性、耐酵素性v pH安定性の点で欠陥が多い。
一方1微生物多糖類は安定した供給、安定した品質の生
産が可能な点で優れているが、従来公知の微生物多糖類
の多くは太番、植物などに対して病原性を示す、いわゆ
る病原性微生物が生産するものである。したがって、該
多糖類を大量に生産する場合には、環境に与える危険な
影響はもとより、安全性が最も重視をされるべき食品に
使用する増粘剤としては基本的に重大な欠陥を有してい
る。
このような状況に鑑み、本発明者らは微生物による安全
性の高い増粘剤の生産を意図し、有史以来食酢醸造とい
う過程でその安全性が確かめられている各種酢酸菌の多
糖類生産能を広く検索した結果、食酢醸造酢より分離し
た酢酸菌であるアセトバクター属の菌株がグルコース、
ガラクトース。
マンノースおよびグルクロン酸を主要構成成分とする酸
性へテロ多糖類を培地中に著量生産することを見出し、
さらに上記多糖類の食品中での安定性を検討した結果、
耐酸性、耐熱性、耐酵素性。
耐塩性、 pH安定性などの点で優れており、従来知ら
れている食品用増粘剤に比べ非常に有用であることを見
出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、グルコース、ガラクトース。
マンノースおよびグルクロン酸を主要構成成分とし1そ
の構成比がグルコース:ガラクトース:マンノース:ク
ルクロン酸=10:3〜6:0,5〜2:0.5〜2で
ある酸性へテロ多糖類を有効成分とする食品用増粘剤に
関する。
本発明の食品用増粘剤に用いる酸性へテロ多糖類は、た
とえば次のような方法によって製造することができる。
アセトバクター・ポリサツカロ’j ネス(Aceto
−bacter polysaccharogenes
 ) MT −11−2((FERMBP−112)、
菌学的性質については特願昭56−176510号およ
び特願昭57−165119号明細書に記載されている
。)またはアセトバクター・ポリサッカロゲネス(Ac
etobacter p<山1望運工虻genes )
 MF −8((FERMBP−113)、菌学的性質
については特願昭56−176510号とよび特願昭5
7−165119号明細書に記載されている。)を一般
に食品用に使用されている炭素源(たとえばグルコース
、フラクトース、シュークロース、ンルポース、ソルビ
トール、マンニトール、澱粉などの加水分解物、廃糖蜜
などの糖類;酢酸、グルコン酸などの有機酸類およびエ
チルアルコールなど)。
通常の窒素源(たとえば酵母エキス、ポリペプトン、コ
ーンスチープリーカーなどの有機態窒素;硝酸アンモニ
ウム、硫酸アンモニウム、燐酸アンモニウムなどの無機
態窒素など)のほか無機塩類(リン酸1カリウム、リン
酸2カリウム、硫酸マグネシウムなど)微量金属(塩化
第2鉄等)を水道水に加えてなる培地に接種し、常法如
より好気的条件下で培養することにより上記酸性へテロ
多糖類を培養液中に蓄積することができる。得られた培
養液はそのまま食品用増粘剤として好適に使用すること
ができるが、使用目的に応じて任意に分取・精製するこ
ともできる。たとえば高粘度の培養物にメタノール、エ
タノール、n−プロパツール、 1so−プロパツール
、アセトンなどの水溶性溶媒を添加し、酸性へテロ多糖
を沈澱させ、沈澱物を乾燥後、粗製品として採取する。
また、培養物中の菌体等の固型物が使用目的に不都合を
生じる場合には、培養物を直接あるいは水で適当に希釈
後、遠心分’I11.濾過等の操作により固型物を除去
することができる。
また、溶剤を使用しない方法としては、培養液あるいは
上記の方法により固型物を除いた培養液をそのまま@霧
乾燥あるいはドラムドライヤーなどにより粉末化する方
法がある。
さらに精製した酸性へテロ多糖が必要な場合には、たと
えば培養終了後、培養物に適量、好ましくは3〜20倍
量の水を加えて遠心分離を行って上澄区分を得、この上
澄区分を水を添加する前の量まで濃縮したのち、2〜1
0倍量のエチルアルコールを加え多糖類を沈澱させる。
この沈澱に水を適当量加えた後、よく溶解させケインウ
土濾過等を行い固型物を完全に除去する。これに再び3
〜5倍量のエチルアルコールを加えて多糖類な沈5殿さ
せ、さらにこの沈澱を95%エチルアルコールで洗浄し
、乾燥して精製された酸性へテロ多糖類を得ることがで
きる。
その他、前記の上澄区分について限外濾過あるいはアン
バー2イトIR−120B、アンバーライトIRA−4
10等のイオン交換樹脂等により脱塩操作を行い濃縮し
、あるいは希カセイソーダで中和し濃縮した後、エチル
アルコール等の水溶性有機溶媒を3〜5倍量添加して多
糖類を沈澱させるか、あるいは噴霧乾燥、ドラムドライ
ヤー等を適用することによっても精製された酸性へテロ
多糖を得ることができる。
上記の如き操作によって得られた酸性へテロ多糖類は、
そのまま食品用増粘剤として使用しても良く、水溶液と
して用いても良く、あるい・は粉砕および適当な粒径に
造粒して食品用増粘剤としても良い。さらに粉砕、造粒
の際などに、所望により甘味料1着色料、安定剤、酸化
防止剤、乳化剤。
殺菌剤等の添加剤を単独あるいは適宜箱み合わせて添加
しても良い。
酸性へテロ多糖の理化学的性質を以下に示す。
■赤外吸収スペクトル 脱塩前の赤外吸収スペクトルは第1図に示す通りであり
、脱塩後の赤外吸収スペクトルは?$2図に示す通りで
ある。
■l3C−核磁気共鳴スベクトル 第3図に本多糖の130−核磁気共鳴スペクトルを示す
。(溶媒: D20 、チューブ:10mm、内部標準
ニジオキサン)主要ピーク(ppm)は103.7.7
6.9 。
74.1.70.7.69.8.62、■である。
■元素分析値 0=40.63±1%;H=6.74±1%;N−0%
;灰分1.07±0.8% ■分子量 (1)粘度法による測定値 ウベローデ型粘度計を用いて測定した本多糖の極限粘度
〔η〕(溶媒:水)は20℃で60〜80d l19で
あった。この値をStauding、erの式にあては
めて算出した本多糖の分子量はmy 1650万〜22
00万である。
(2)高速液体クロマトグラフィーによる測定値高速液
体クロマトグラフィー(東洋曹達工業■製、mc−80
2)を用い・以下の条件で分子量を測定した。
充填剤:東洋曹達工業(株)製、JSKG5000PW
カラムニア、5IDX60crn 溶出溶媒:0.IM)リス塩酸緩衝液(pI(8,0)
溶出流m : 0.951nVmin。
検出器:高感度示差屈折計 測定温度:25℃ 標準試料二林原(株)製、プルラン その結果・本多糖の分子量は50万〜150万である。
■比旋ん度 7 〔α几: +8.0〜+20.0  (0=0.33.
水溶液)■融点 190℃で黒褐色化が始まり、250℃で分解する。
■呈色反応 アンスロン反応   陽性 カルバゾール反応   陽性 エルソンーモルガン反応陰性 ヨード反応      陽性 ■塩基性、酸性、中性の別 セチルトリメチルアンモニウムブロマイドあるいはセチ
ルピリジウムクロライドを添加すると白色沈°澱が生じ
る。従って本多糖類は酸性である。
■溶剤に対する溶解度 水に可溶で、エタノール、エーテル、アセトン等に゛不
溶である。
[相]色及び形状 精製品は白色綿状または繊維状である。
■主たる構成糖およびその構成比 本多糖を2N硫酸(または2N)リフルオロ酢酸)で1
00℃、4時間加水分解した後、この加水分解物をアセ
トン:イソプロパノール二0.1M乳酸(2:2:1)
の展開溶媒を用いて薄層クロマトグラフィーを行ない1
アニリン:ジフェニールアミン:アセトン:燐酸試薬で
発色させたところ、クルコース、ガラクトース、マンノ
ース、グルクロン酸が検出された。更に前記加水分解物
をトリメチルシリル誘導体としてガスクロマトゲ2フイ
ーによる分析結果およびグルクロン酸についてカルボン
酸分析計による分析結果からも1少なくとも(a)グル
コース、(b)ガラクトース〜(C)マンノース、(d
)グルクロン酸が主構成糖であることが確認され、その
組成比はモル比で(a)グルコース:(b) iラクト
ース:(C)マンノース:(d)グルクロン酸=約10
:3〜6:0.5〜2;0.5〜2であった。
本多糖の構成糖の組成比をさらに詳細に検討した。すな
わち、この多糖を2Nの硫酸もしくはトリフルオロ酢酸
を用い100〜110℃で15時間加水分解し、得られ
た加水分解物をアルジトール・アセテート誘導体として
ガスクロマトグラフィーにより分析した。また、該加水
分解物を高速液体クロマトグラフィーで分析した。さら
に、この多糖をNaBH4で直接還元してグルクロン酸
をグルコースに変換させたのち前記方法で強く加水分解
を行ない、この加水分解物について前記の如く分析した
。その結果、各成分の組成比(モル比)は(a):(b
):(c):(a)〜1 o : 3〜4 : 1〜2
 : 1〜2であった。
本発明の食品用増粘剤の使用法としては、あらかじめ水
溶液に溶解して食品に添加しても良く・食用油、糖液等
によく分散させて溶解させても良く1また固形状のまま
食品に直接あるいは、食品の一部に直接添加して使用し
ても良く、その使用方法は、目的に応じて任意である。
本発明の食品用増粘剤の使用量は、目的とする食品に求
められる粘稠性あるいは乳化性の度合によって決められ
る。すなわち、ジャム、マーマレード、ケチャツプ、た
れなどのような粘稠性の高いものあるいはドレッシング
、マヨネーズなどのような強い乳化性を必要とするもの
には使用量を多くし1清涼飲料、ネクター、スープ、醤
油などのような粘稠性の低いものあるいは、アイスクリ
ームなどのような比較的弱い乳化性で良いものには使用
量を少くすると良い。通常の使用量は0001〜10%
(重量/容量%、以下同じ)の範囲で添加され1特に0
.01〜5%(w/v)の範囲で使用するのが最も良好
であるが、この範囲に制約されるものではない。
次に、製造例を挙げて本発明を具体的に説明する0 製造例1 リン酸1カリt)、 1 f 、  リン酸2カリ0.
1 ’ を硫酸マグネシウム0.3 ’ r塩化第2鉄
0.005グ。
酵母エキス2グおよびシュークロース30fを11の純
水に溶解して培地とした。この培地31を調製し、pH
を6.0としだ後15ノ容のジャーファー・メンタ−に
注入し、120℃で20分間殺菌した。
上記と同一組成の培地を用い、三角フラスコで前培養し
たアセトバクター・ポリサツカロゲネスMT−11−2
(FERMBP−112)を上記のジャーファーメンタ
−に接種し、培養温度30℃9通気量0.6VVMで4
0時間培養した。なお、培養中のpnは1水酸化す) 
IJウムと塩酸の水溶液を用いpH6,0前後に調整し
た。培養終了液のB型粘度計による粘度は2700セン
チポイズ(cp)であった。
40時間の培養の後1培養終了液にエチルアルコールを
培養終了液の3倍量加えて沈澱物を得た。
得られた沈澱物を95%の含水エチルアルコールでよく
洗浄した後、熱風乾燥を行ったところ多糖類522を得
た。この得られた多糖類を粉砕し、造粒(200メツシ
ユパス)し食品用増粘剤として40f得た。
製造例2 リン酸1カリ0.1r、  リン酸2カリo、1ft硫
酸マグネシウム0.3’+塩化第2鉄0.005F。
コーンステーブリカーi(lおよびシュークロース30
Pをllの純水に溶解して培地とした。この培地20g
を調製し、pHを6.0とした後、301容のジャーフ
ァーメンタ−に注入し120℃で20分間殺菌した。
上記と同一組成の培地を用い、三角フラスコで前培養し
たアセトバクター・ポリサツカロゲネスMll+’−8
(FERMBP −113)を上記のジャーファーメン
タ−に接種し、培養温度30℃1通気MO65蒲で42
時間培養した。なお、培養中のpHは、水酸化ナトリウ
ムと塩酸の水溶液を用い、l)H6,0前後に調整した
。培養終了液のB型粘度計による粘度は、4300 C
1)であった。
42時間の培養の後、培養終了液3ノにエテルアルコー
ル101を加えて沈澱物を得た。この沈澱物を95%の
含水エチルアルコール溶液でよく洗浄した後、真空乾燥
を行って多糖類60fを得た。この多糖類を粉砕し、食
品用増粘剤として522得た。
さらに培養終了液31に水道水を271加えてよく攪拌
、混合しシャープレス型連続遠心分離機で遠心分離(3
5000rpm 、流量1044r ) して固型物を
除いた。得られた上渾液を3ノになるまで減圧濃縮し、
ケインウ土(5tanderd 5uperCell 
、  Johones −Manville 5ale
s社製)を用いて濾過を行い完全に固型物を除いた後、
9Jのエチルアルコールを加えて白色沈澱物を得た。得
られた沈澱物を95%含水エチルアルコールで充分に洗
浄し、さらに熱風乾燥を行い白色多糖類45tを得た。
これを粉砕して食品用増粘剤として4゜?を得た。
製造例3 リン酸1カリ0.2f、硫酸マグネシウム0.1f。
塩化第2鉄0.005F、酵母エキス2tおよび液糖(
加藤化学(株)製、「ノ・イフラクトーカ」)43りを
1ノの純水に溶解して培地とした。この培地3ノを調製
し、pHを6.0とした後、5ノ容のジャーファーメン
タ−に注入し120℃で20分間殺菌した。
上記と同一組成の培地を用い、坂ロフラスコで前培養し
たアセトバクター・ポリサツカロゲネスMF −8(F
FjRM BP −113)を上記のジャーファーメン
タ−に゛接種し、培養温度30℃9通気量0.5 VV
Mで35時間培養した。なお、培養中のpHは水酸化ナ
トリウムと塩酸の水溶液を用い、pH6,0前後に調整
した。培養終了液のB型粘度計による粘度は、58、O
Ocpであった。
45時間の培養の後、この培養終了液を製造例1と同様
に処理して食品用増粘剤58tを得た。
製造例4 リン酸1カリ0.15F、  リン酸2カリ0.15 
f。
硫酸マグネシウム0.45f、塩化第2鉄0.0075
ft酵ff1−r−キス3fお、l:びシュークロース
451を11の純水に溶解して培地とした。この培地2
0ノを調製してpH6,0とした後、30ノ容のジャー
ファーメンタ−に注入し、120℃で20分間殺菌した
。
上記と、同一組成の培地を用い、三角フラスコで前培養
したアセトバクター・ポリサッカロゲネスM’l’ −
11−2(FERN EF −112)を上記のジャー
ファーメンタ−に接種し、培養温度30℃、通気量0.
5VVMで45時間培養した。なお、培養中のpHは水
酸化ナトリウムと砒酸の水溶液を用い、pH6Ω前後に
調整した。培養終了液のB型粘度計による粘度は560
0 cpであった。
45時間の培養の後、培養液をそのまま120’C20
分間殺菌し、酸性へテロ多糖類を4502含む溶液タイ
プの食品用増粘剤20Jを得た。
aG性について詳しく説明する。
本発明の食品用増粘剤の耐酸性は、例えば次のようKし
て確認することができる。即ち酢酸、クエン酸、酒石酸
、乳酸およびリン酸の各20%溶液をそれぞれ作製し、
これに本発明の食品用増粘剤を1%(W/Y)添加して
よく混合、攪拌を行い、溶解終了後の粘性と30℃で3
0日間保存後の粘性を東京計器(株)製B型回転粘度計
を用いて測定し、粘性の変化より確認する。このような
試験を行った結果を第1表に示す。
第1表 第1表から本発明の食品用増粘剤は各種の酸に対して極
めて強い耐性を有しており、粘性を全く失わず1他のガ
ム類、多糖類には見られない耐酸性に優れた素材である
ことがわかる。
また、本発明の食品用増粘剤のpH安定性は、たとえば
次のよう処して確認することができる。即ち本発明増粘
剤の1%(W/’%’)溶液を作製し、各pHK合わせ
て60℃で30日間保存後に粘性を東京計器(株)製B
型回転粘度計を用いて測定し、粘度に与えるpHの影響
を確認した。結果は第4図のとおりである。
第4図から本発明の食品用増粘剤はSpH安定性に極め
て優れていることがわかる。
本発明の食品用増粘剤の耐塩性は、例えば次のようにし
て確認することができる。即ちNa0tおよび0aOt
2の溶液をそれぞれ0.5%(w、/v)、 i、 o
%(W/%’)、 5.0%(w/’v)および10%
(WAI)濃度で作製し、これに本発明の食品用増粘剤
な1%(W/V)添加してよく混合、攪拌を行い、粘度
を東京計器(株)製B型回転粘度計を用いて測定し粘度
に与えるNa0t、 0aCt2の影響を確認した。こ
のような試験を行った結果を第5図に示す。
第5図から本発明の食品用増粘剤は、Ha□z 1Oa
Ot2などの塩類溶液に対し全く粘度の変化が認められ
ず、極めて耐塩性に浸れた素材であることがわかる。
本発明の食品用増粘剤の耐熱性は、例えば次のようにし
て確認することができる。即ち本食品用増粘剤の1.0
%(W/V )溶液を作製し、各温度で24吟間保温し
た後、25℃に冷却して粘度を東京計器(株)製B型回
転粘度計を用いて測定し、耐熱性の確認をした。このよ
うな試験を行った結果を第6図に示す。
第6図から本発明の食品用増粘剤は、耐熱性に極めて優
れた素材であることがわかる。
本発明の食品用増粘剤の耐酵素性は、例えば次のように
して確認することができる。即ち本発明の食品用増粘剤
の1%(W/V )水溶液を作製し、こ間作用させた後
、粘度を東京計器(株)製B型回転粘度計を用いて測定
し、耐酵素性の確認をした。
このような試験を行った結果を第2表に示す。
第2表 第2表から本発明の食品用増粘剤は各種の酵素に作用を
受けることはなく、粘性を全く失わない極めて耐酵素性
に優れた素材であることがわかる。
以上のように本発明によって得られる食品用増粘剤は耐
酸性、 pH安定性、耐塩性、耐熱性、耐酵素性に極め
て優れた素材であり、これらの特性な生かして種々の食
品を製造することができる。
さらに1本発明の食品用増粘剤はローカストビーンガム
、グアガムなどのガラクトマンナン類と相溶してゲル化
あるいは高粘性化を示す。たとえば本発明の食品用増粘
剤とローカストビーンガムとの相溶作用の関係は、第7
図に示す通りである。
本発明の食品用増粘剤とローカストビーンガムを混合す
ることによって得られるゲルは弾力性に富むゲルである
。
このような本発明の食品用増粘剤とガラクトマンナン類
の混合による特徴的な性質を利用できる食品としては、
たとえばゼリー、プディング、ジャム類(イチゴジャム
、リンゴジャム、ブドウジャムなど)、羊かん類(羊か
ん、ういろうなど)。
パンクリーム、麺類(うどん、そば、ラーメンなど)、
珍味類(塩辛、ねりうになど)、パン、バター、チーズ
、ヨーグルト、漬物類(沢庵、福神漬、朝鮮漬、菜漬、
べったら漬、奈良漬、こうじ漬、わさび漬、ぬか漬など
)、紅茶、緑茶、魚肉練製品(かまぼこ、ちくわなど)
、つくだ煮、類(工ビつくだ煮、ノリつくだ煮、シイタ
ケつくだ煮。
豆?くだ煮など)、ハム、ソーセージ、ソース類(ウス
ターソース、トンカッソース、ホワイトソース、ミート
ソースなど)、醤油、たれ、冷凍食品などがある。
次に、゛本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例1 市販のさしみ醤油100TrLIK製造例1で得た本発
明の食品用増粘剤0.2fを添加し、よく攪拌混た結果
を第3表に示す。また、比較例としてタマリンド種子多
糖をさしみ醤油100dに0.49添加して同様の実験
を行った結果を示す。
第3表 また、上記のようにして作製したさしみ醤油の嗜好につ
いてパネル数40で官能検査を行ったところ1本発明の
食品用増粘剤を添加して作製したさしみ醤油を好むとし
たもの31名、タマリンド種子多糖を添加して作製した
さしみ醤油を好むとしたもの9名であって、危険率1%
で有意差が認められ1本発明の食品用増粘剤の方が優れ
ていた。
以上の結果から本発明の食品用増粘剤がさしみ醤油の増
粘剤として極めて優れていることがわかる。
実施例2 米R6ar、食塩IQQf、グルタミン酸ナトリウム0
.3f、ソルビン酸カリウム12および乳酸0.5Fを
水1ノに溶解し、さらに本発明の製造例3で得た食品用
増粘剤5fを添加し、よく攪拌った結果を第8図に示す
。
また、比較例としてグアガム、ローカストビーンガム、
 OMO(カルボキシメチルセルロース)を用いて漬は
動床をそれぞれllずつ粘性が100〜200 Cpと
なる様に作製し、上記と同じ条件で粘性の変化について
実験を行った結果を第8図に剤として極めて優れている
ことがわかる。
実施例3 7.51の水に製造例3で得た本発明の食品用増粘剤−
502を溶解し、プロピレングリコール500−、カン
水500 y” tゴマ油200mA’、食塩300t
さらに強力小麦粉25kfを加え、よく攪拌し混練した
。これを1時間熟成した後、1〜2回圧延して20番切
り刃で線引きした。
上記の如くして得られた麺は、腰の強い粘弾性ラーメン
であり、伸長率は2.3倍であった。また、本発明の食
品用増粘剤を添加せずに上記と同様の方法で麺の製造を
意図したが、線引きが不可能であった。比較のため、本
発明の食品用増粘剤の代替としてグアガムを添加し、上
記と同様の方法で麺を製造した。
本発明の食品用増粘剤を添加して得た麺およびグアガム
を添加して得た麺を用いてラーメ、ンを試作し、嗜好に
ついてパネル数40で官能検査を行ったところ、本発明
の食品用増粘剤を添加して作製したラーメンを好むとし
たもの29名、グアガムを添加して作製したラーメンを
好むとしたもの11名であって、危険率1%で有意差が
認められた。したがって、本発明の食品用増粘剤を添加
して麺を製造することにより腰が強く美味なラーメンが
得られる。
実施例4 食酢soomx、食塩1りおよび本発明の製造例4で得
た食品用増粘剤20orILlを混合攪拌して粘稠な食
酢11を得た。製造例4で得た食品用増粘剤は溶液タイ
プであるので、混合攪拌は簡便かつ速やかに終了した。
果を第9図に示す。また、比較例としてグアガム。
ローストピーンガムおよびOMOをそれぞれ粘性が10
0〜200cpとなる様に、上記と同様に作製し、上記
と同じ条件で粘性の変化について実験を行った結果も第
9図に示す。
第9図から本発明の食品用増粘剤が食酢用増粘剤として
極めて優れていることがわかる。
実施例5 下記の配合割合に従ってドレッシングを製造した0 大豆サラダ油       50%(%’V)水   
               20%砂糖     
       5% リンゴ酢          15% 凍結卵黄          1% 食塩            1% 粉末オニオン       0.7% オイルマスタード     0.5% レモン果汁        6・・8%本発明の食品用
増粘剤   1.0% 計               100%まず最初に
本発明の食品用増粘剤と砂糖を粉末混合し、この混合物
をリンゴ酢、水およびレモン果汁よりなる混合液に激し
く攪拌をしながら徐々に加え溶解させた。次に、この混
合物に粉末オニオン、凍結卵黄および食塩を加え混合し
た0次いで、これに大豆サラダ油およびオイルマスター
ドの混合液をゆっくりと攪拌しながら添加し、均質にな
るまで混合してドレッシングを製造した。上記のように
して製造したドレッシングは、長期間安定しており大変
美味である。
実施例6 下記の配合割合に従ってチョコレートシロップを製造し
た。
本発明の食品用増粘剤     0.2%(w/’v)
転化糖シロップ(糖濃度70%)45.0%砂糖   
          35.0%ココア       
     8.0%グリセリン         0.
5%食塩             0.2%バニラエ
ツセンス      (1005%水        
            十訃           
       100%まず最初に本発明の食品用増粘
剤と砂糖を粉末混合し、攪拌しながら水に徐々に加え、
よく混合・溶解させた。これに食塩、ココア、転化糖7
0ツブおよびグリセリンを加え混合した。次にこの混合
物を90℃まで加熱し、室温まで冷却した後、バニラエ
ツセンスを加えた。このようにして粘度3200Cpの
粘稠性良好で美味なチョコレートシロップを1!製造し
た。このチョコレートシロツブの粘度変化を経日的(4
0℃)に試験したところ、下記第4表の如き結果が得ら
れた。
第4表 本発明の食品用増粘剤を使用したチョコレートシロップ
は長期間粘性が変化せず、極めて有効な食品用増粘剤で
あることがわかる。
実施例7 下記の配合割合に従ってヨーグルトドレッシングを製造
した。
大豆サラダ油       30%(w、”v)食酢(
モルト酸)     10% 砂糖           10% 食塩            3% 凍結卵黄          4% デンプン          3% レモン果汁         2% オニオン粉末      0.05% オイルマスタード   0.005% グルタミン酸ソーダ    0.2% ブレーンヨーグルト    30% 0%本発明品用増粘剤   0,8% 水                   十計   
            100%まず最初に本発明の
食品用増粘剤、デンプンおよび砂糖を食酢と水の混合液
に加えよく攪拌し、モン果汁をこれに加え、さらに食塩
、グルタミン酸ソーダ、オニオン粉末、凍結卵黄および
プレーンヨーグルトを添加し、よく攪拌・混合した。こ
の混合物にゆっくり攪拌しながら大豆ザラダ油を加えた
後、コロイドミルにかけ均一になるまで乳化させた。こ
のようにしてヨーグルトドレッジング1ノを得た。この
ヨーグルトドレッシングの粘度変化および分離について
経日的(40℃)に試験した結果は下記第5表のとおり
である。
第5表 本発明の食品用増粘剤をヨーグルトドレッシングに使用
すると、第5表からもわかるように、分離性がなく粘度
が安定した良好で美味な粘稠ドレッシングを得ることが
できる0 実施例8 下記の配合割合に従ってバニラアイスクリームを製造し
た。
新鮮な牛乳       350m1 卵黄            2細 砂゛糖                80 グ本発
明の食品用増粘剤    12 バニラエツセンス    0.05ゴ まず新鮮な牛乳に本発明の食品用増粘剤12を加え、よ
く攪拌して溶解し、加熱した後、氷水中で急冷した。さ
らに−15℃で20分間ゆっくり攪拌してバニラアイス
クリームを4009製造した。本発明の食品用増粘剤を
使用して製造したアイスクリームは舌ざわりが良好で美
味であった。
実施例9 下記の配合割合に従ってプディングを製造した。
本発明の食品用増粘剤  0.5f ローカストビーンガム  0.5f 全脂加糖練乳        30り 脱脂粉乳           51 砂糖            15を 食塩            0.12凍結卵黄   
       10f 食用色素         適当量 香料           適当量 水100dK上記配合物を加えてよく攪拌し、さら量水
を加え全量200Fとした後、充分に加熱溶解を行った
。次に、冷蔵庫内(4℃)で冷却してゲル化させ風味良
好なプディングを得た。
実施例10 よく水洗した大豆2kfK4iJの水を添加し、室温で
24時間浸漬した後、30分間加熱してアク抜きした。
このように処理した大豆に予め砂糖600kl!、味液
3009.グルタミン酸ソーダ51と、本発明の食品用
増粘剤0.5fおよびグアガム0,5Fを加熱溶解した
水を41加えて湯煮し、煮豆を製造した。このようKし
て得られた煮豆はつやがあって外観が美しく美味であっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1@は脱塩前の酸性へテロ多糖の赤外線吸収スペクト
ル、第2図は脱塩後の該多糖の赤外!1n収スペクトル
、第3図は該多糖の18□−核磁気共鳴スペクトル、第
4図は該多糖の粘度に与えるpHの影響を示すグラフ、
第5図は該多糖の粘度に与える0aO22とNa0tの
影響を示すグラフ、第6図は該多糖の耐熱性を示すグラ
フ、第7図は該多糖とローカストビーンガムとの相溶作
用の関係を示すグラフ、第8図は実施例2で用いた食品
用増粘剤の粘性の変化を示すグラフ、第9図は実施例4
で用いた食品用増粘剤の粘性の変化を示すグラフである
。 特許出願人 株式会社中埜酢店 塩儂L(zv//ジ 温 L(@c)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. グルコース、ガラクトース、マンノースおよびグルクロ
    ン酸を主要構成成分とし、その構成比がグルコース:ガ
    ラクトース:マンノース:クルクロン酸=10:3〜6
    二0.5〜2:0.5〜2である酸性へテロ多糖類を有
    効成分とする食品用増粘剤。
JP58030891A 1983-02-28 1983-02-28 食品用増粘剤 Pending JPS59156253A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2022163649A1 (ja) * 2021-01-29 2022-08-04 株式会社Mizkan Holdings 食酢及びその製造方法

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