JPS5916137B2 - 無段変速機のブレ−キ装置 - Google Patents

無段変速機のブレ−キ装置

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JPS5916137B2
JPS5916137B2 JP51011173A JP1117376A JPS5916137B2 JP S5916137 B2 JPS5916137 B2 JP S5916137B2 JP 51011173 A JP51011173 A JP 51011173A JP 1117376 A JP1117376 A JP 1117376A JP S5916137 B2 JPS5916137 B2 JP S5916137B2
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hydraulic
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隆之 宮尾
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はエンジンブレーキを可能とする原動機を動力
源とする車両の駆動系に無段変速機を設けた車両の制動
装置に関するものである。
自動車用無段変速機を使用する主なる目的は、その自動
車における原動機の燃料消費率を最小に制御することに
ある。
しかし、この制御を行なうと、アクセルペダルを離した
とき、無段変速機における変速比が犬となって、エンジ
ンブレーキがまったく効かなくなる。
そこで、従来は、従来のアクセルペダルおよびブレーキ
ペダルに加えて、エンジンブレーキペダルを設ける試み
がされていた。
しかし、これでは、従来の自動車における運転操作にお
いて、更にエンジンブレーキペダルが加わったことにな
って、従来の運転感覚と異なり、運転者を困惑させるこ
とになる。
また、雪道等の滑り易い道路の走行においては、従来か
ら、エンジンブレーキによって走行スることがよいとさ
れている。
それは、エンジンブレーキを使用した場合、車輪ブレー
キにおけるブレーキの片効きのような現象が少ないから
である。
そこで、上記におけるように、従来のエンジンブレーキ
ペダルを更に付加した場合について、雪道等の滑り易い
道路を走行する場合を考えると、下記のような問題が生
ずる。
すなわち、そのような滑り易い道路の走行において、そ
の安全走行のため、上述のように、運転者がエンジンブ
レーキペダルを操作して、ブレーキをかげ走行している
とき、緊急時における車輪ブレーキをかげるときは、更
に従来のブレーキペダルに踏み換えをしなげればならな
い。
このように、ペダルを踏み換えると、その踏み換えたと
言う不連続性から、ブレーキ車輪には、そのブレーキ程
度が急激に大きく変化するブレーキが作用して、雪の路
面とタイヤとの間において滑り、すなわちスキッドを生
じさせてしまうのである。
このことは、この緊急時において、非常に危険なことで
ある。
この発明の目的はこの様な従来の車両に用いられていた
ペダル操作との差による運転者の運転時における困惑を
さげ、運転者に必要なペダルの数は加速ペダルとブレー
キペダルのみによっており、ブレーキペダルの最初の踏
み込み量においては無段変速機を介してのエンジンブレ
ーキがかかり、後半の踏み込みにおいてはエンジンブレ
ーキとともに、従来の車輪における機械式ブレーキがか
かるようになることを目的としている。
さらに、この発明の目的は必要に応じて、エンジンブレ
ーキを必要とじ−たいときは、切換弁の手動切換によっ
て従来の機械式ブレーキのみがかかるように出来る点に
もある。
この発明を実施例について説明すると、第1図において
エンジン1は無段変速機3の入力軸101を駆動し、無
段変速機3の出力軸2は図示していない車両の駆動輪を
駆動している。
また、エンジン1は回転軸102を介して周知の油圧ガ
バナ103を駆動し、油圧ガバナ103はエンジン10
回転速度を表わす油圧を油圧信号管108に発生させて
おり、この油圧は周知のようにエンジンの回転軸102
0回転速度の2乗に比例した値となっており、油圧信号
管108の油圧信号はエンジン10回転速度フィードバ
ック信号としてサーボ弁7のポート701に連通し、ス
プール弁700の左端面714に作用してスプール弁7
00を常に右方に押す働きをしている。
4方弁力式のサーボ弁7のシリンダ750内にはスプー
ル弁700が左右方向にしゆう動可能に装着しており、
スプール弁の中央ランド716がポート705を完全に
閉じた状態になっているときはポート704および70
6もそれぞれ図示のようにスプール弁700によって閉
じた状態になっており、中央ランド716がポート70
5より左側に位置したときはポート705とポート70
3、およびポート704とポート702がそれぞれ連通
し、ポート706はスプール弁700によって閉じられ
た状態になっている。
逆に、中央ランド716がポート705より右側に位置
したときはポート705とポート702、およびポー)
703とポート706がそれぞれ連通し、ポート704
はスプール弁700によって閉じられる状態となる。
ポート705は一定油圧源5と常時連通しており、ポー
ト704および706はそれぞれドレーンタンク6に常
時開放され大気圧の状態となっており、ポート702は
油圧管路35を介しアクチュエータ30のポート33に
連通し、ポート703は油圧管路34を介しポート32
に連通している。
アクチュエータ30はポート32に油圧が高まりポート
33が大気圧に開放されると、ポート32の油圧力によ
りピストン31が右方に移動し、ピストン31に連接す
るレバー311は矢印312の方向に回転され、無段変
速機3の変速比を小さくするようになっており、逆にポ
ート33に油圧が高まりポート32の油圧が大気に開放
されるとピストン31は左方に移動し、レバー311は
矢印313の方向に回転し、無段変速機3の変速比は大
きくなるようになっている。
スプール弁700の右端面715にはスプリング708
の押圧力によってスプール弁700を左方に押す入力信
号が与えられており、これは回転軸111が矢印115
方向に回転したとき回転軸111に固着したカム板11
2のカム面113に沿って入力信号ロッド707が左方
に移動させられ、入力信号ロンドア07に当接するスプ
リング708のばね設定力を高めスプール弁700を左
方に押すようになっている。
ここで回転軸111に矢印115方向の回転力がなくな
ると、カム板112のカム形状から、入力信号ロッド7
07はスプール弁左端面714に作用する油圧力によっ
て、スプール弁700およびスプリング708を介して
最右端にもどされるようになっている。
加速ペダル120は加速ペダル120に連接するリンク
109を介してスプリン7130によって常に矢印12
10反対方向に引きつげられており、運転者が加速ペダ
ル120を矢印121の方向に踏み込むと、リンク10
9は左方に移動し、リンク109に固着したつめ116
は回転軸111に固着したレバー110に遊合当接して
、回転軸111を矢印115の方向に回転させる。
これと同時に、記号Fで示したリンク107はリンク1
09とリンク結合しており、さらにリンク107はレバ
ー106に連接し、レバー106は回転軸105に固着
し、回転軸105はエンジン1のスロットル弁104に
固着し、加速ペダル120が矢印121の方向へ踏み込
まれたとき、リンク109および107、レバー106
および回転軸105を介してスロットル弁104は開き
エンジン1の出力馬力が増加するようになっている。
また、リンク109がスプリング130によって完全に
引きもどされている位置において、つめ116はレバー
110にまさに当接せんとする位置にある。
ここで、カム板のカム面113のカム形状はスロットル
弁104の開度増加とともに入力信号ロッド707が左
方へ移動する関数関係をもたせている。
ブレーキペダル21はピストン23と連動可能となって
おり、ピストン23はブレーキ信号発生シリンダ20の
シリンダ24内を左右方向にしゆう動可能に装着され常
時スプリング25によって右方に押しもどされるように
なっている。
ブレーキ信号発生シリンダのポート26とエンジンブレ
ーキ指示アクチュエーメ90のポート901は、常時は
油圧管路27、切換弁80および油圧管路78を介して
連通しており、切換弁のレバー81を矢印83の方向に
切り換えると、油圧管路78は切換弁80を介してドレ
ーンメンクロに開放され、油圧管路27の切換弁80に
接続する部分は閉じられるようになっている。
また、このときレバー81の矢印83の方向への設定は
レバー81の動きは第1図には図示していない機構によ
って、ブレーキレベル検出器200のスプール弁204
を右端に移動させるように連動しており、この機構の1
実施例を第2図に示す。
エンジンブレーキ指示アクチュエーメ90のシリンダ9
02内にはピストン905が上下軸方向にしゆう動可能
に装着されており、ピストン905はスプリング903
によって常時は上方向に押圧移動させられており、ポー
ト901に油圧が高まると、この油圧によってピストン
905はスプリング903のばね力に抗して下方に移動
し、ピストンの先端906は回転軸111に固着したレ
バー114に遊合当接し、回転軸111を矢印115の
方向に回転させてゆく。
このときレバー110はつめ116をそのままにしてつ
め116から離反し、回転移動してゆくだけである。
油圧管路27には枝管路28が連通し、枝管路28はブ
レーキレベル検出器200のポート203に連通し、枝
管路64は一端を枝管路28に、他端をチェック弁62
にそれぞれ連通し、チェック弁62はヘッドタンク60
に連通している。
ブレーキレベル検出器200はシリンダ202内をスプ
ール弁204が左右方向にしゆう動可能に装着されてお
り、このスプール弁204は常時は図示のようにスプリ
ング201の押圧力によって左端に押しつげられており
、このときポート203はスプール弁の右ランド206
によって閉じられ、ポート207とポート209が連通
し、スプール弁204の左端に固着した検出バー208
が右方に移動するとスプール弁204はスプリング20
1の押圧力に抗して右方へ移動し、このときポート20
9はランド205によって閉じられポート203とポー
ト207が連通するようになる。
ポート209は管路61を介して常にヘッドタンク60
に開放されており、ポート207は油圧管路54を介し
て車輪50のブレーキ用車輪シリンダ51に導びかれて
いる。
この車輪シリンダ51は従来の車両に使用している周知
の機械式ブレーキ装置であり、車輪シリンダ51に油圧
が導入されると、ブレーキライニング501がプレーキ
トラム502に押しつけられ、車輪にブレーキをかげる
ものである。
検出バー208の左端部には変速比検出面210が固着
しており、レバー311が矢印312の方向の最右端に
移動したとき、レバー311に固着した当接部36が変
速比検出面210に当接して、検出バー208を右方に
押し、スプール弁204を右端に押すようになっている
以上の構成において、実施例の作用を説明すると、車両
を駆動状態にするときは、加速ペダル120を矢印12
1の方向に踏み込み、このことによって加速ペダル12
0に連接するリンク109および107、レバー106
および回転軸105を介して、スロットル弁104を所
輪の値まで開いてエンジン1の出力馬力を増大させ、同
時にリンク109の左方への動きがリンク109に固着
したつめ116も左方に移行させこのつめがレバー11
0に遊合当接し回転軸111とカム板112を矢印11
5の方向に回転させ、このことによってカム板のカム面
113は入力信号ロンドア07を加速ペダル120の踏
み込み量に相当する値だけ左方に移動させ、スプリング
708のばね設定力を高めスプール弁右端面715に、
より大きな左方への押圧力を与え、スプール弁700を
左方に移動させる。
このことによって、中央ランド716はポート705の
左側に移動するため、一定油圧源5の油圧はポート70
5および703と油圧管路34を介してアクチュエータ
のポート32に導入しピストン31を右方へ押し、ピス
トン31に連動するレバー311は矢印312の方向に
回転し、無段変速機3の変速比を小さくする。
この変速比の減少はエンジン1の負荷を小さくし、エン
ジン1がより早く高速回転に達し得るようになるため加
速性が良くなる。
このようにして、エンジン10回転速度が高まって来る
と、エンジン10回転は回転軸102を介し油圧ガバナ
103を、駆動し、油圧ガバナ103から発生するエン
ジン10回転速度検出信号としての油圧は油圧信号管1
08において高まり、この油圧はポート701を介しス
プール弁左端面714に作用し、スプール弁700を右
方に押し返してゆき、中央ランド716がポート705
を完全に閉じたとき、アクチュエータ30への油圧の流
れが停止し、変速比の減少も停止する。
しかし、変速比は減少したまま小さな値になっており、
車両も加速エネルギの必要性が少なくなり定常走行に近
づいてくると、エンジン1の負荷は軽くなり過ぎて更に
その回転速度が高まり油圧信号管108の油圧も上昇を
続け、その結果スプール弁700の右方への移行も続き
、中央ランド716は逆にポート705の右側に移動す
る。
この結果、一定油圧源5の油圧はポート705および7
02と油圧管路35を介しポート33に導入し、ピスト
ン31を左方に移動させ、レバー311を矢印313の
方向に回転させ無段変速機3の変速比を増大させてゆき
エンジン1に負荷をかげてゆく。
このことによってエンジン10回転速度は低下し、エン
ジン10回転速度を検出している油圧信号管108の油
圧も低下し、スプール弁左端面714に作用する油圧作
用力も低下し、スプール弁700は右端面715に作用
している左方へのスプリング708による入力信号値に
よって再び左方に押しもどされ、中央ランド716はポ
ート705を完全に閉じ、加速ペダル120の踏み込み
位置に相当したエンジン10回転速度において定常状態
に達する。
ここで、加速ペダル120の踏み込み位置とエンジン1
0回転速度との定常値における関係は油圧ガバナ103
の特性、スプール弁左端面714の投影面積、スプリン
グ708のばね特性およびカム面113の形状の物理的
関係から求まることは周知のことである。
このように駆動定常走行を行なっているとき、車両の前
方に危険を感じたようなとき、運転者は加速ペダル12
0から足を離す動作を行なうのが常である。
この操作によって、加速ペダル120はスプリング13
0のばね力によってリンク109を介し、矢印121の
反対方向にもどされ、同時に、スロットル弁104はリ
ンク109および107、レバー106および回転軸1
05を介して全閉となる。
このためエンジン1の出力馬力は零となり、このときリ
ンク109のつめ116も最右端にもどり、レバー11
0とは遊離するため、サーボ弁のスプリング708のば
ね設定力は消滅し、スプール弁700を左方へ押す力も
存在しないことになり、スプール弁700はポート70
1の油圧によって右方に移動され、この移動はスプリン
グ708および入力信号ロッド707を介し、カム板1
12を矢印115と反対方向にもどすことになる。
このことによって、サーボ弁の中央ランド716はポー
ト705の右側に移動し、一定油圧源5の油圧はポート
705および702と油圧管路35を介し、アクチュエ
ータのポート33に導入し、他方ポート32の油圧は油
圧管路34、ポート703および706を介し、ドレー
ンメンクロに開放され、ピストン31は右方に移動し、
ピストン31に連動するレバー311は矢印313の方
向に移動し、変速比は増大するようになる。
さらに、車両の減速を必要とするときはブレーキペダル
21を矢印22の方向に踏み込むのが常であり、この操
作によってピストン23が左方へ移動し、シリンダ24
内のブレーキ油が圧縮されようとして圧力を高め、この
圧力はポート26から油圧管路27、枝管路28および
64を介して、切換弁80、ポート203およびチェッ
ク弁62に伝達し、チェック弁62はこの油圧のために
自動的に閉じ、ポート203に達した油圧は図示のよう
にランド206によって閉じられたままになっており、
切換弁80に達した油圧はそのまま油圧管路78に連通
しているため、エンジンブレーキ指示アクチュエータの
ポート901を介してピストン905をスプリング90
3のばね力に抗して押し出してゆき、ピストンの先端部
906はレバー114に遊合当接し、回転軸111を矢
印115の方向に回転させ、駆動の場合と同様、カム面
113が入力信号ロッド707を左方に移動させてゆき
、スプリング708のばね設定力を高め、スプール弁7
00を左方に移動させ、エンジン10回転速度検出信号
値となっているポート701の油圧力がスプリング70
8のばね設定力に相当するまで無段変速機3の変速比を
減少させ、エンジン1にエンジンブレーキ作用を行わせ
てゆく。
すなわち、ランド716がポート705の左側に移動し
たことにより、一定油圧源5の油圧はポート705およ
び703と油圧管路34を介し、アクチュエータのポー
ト32に導入し、ピストン31を右方へ移動させピスト
ン31に連動するレバー311を矢印312の方向へ回
転させ、変速比を減少させてゆく。
このときエンジン1はスロットル弁104が閉じエンジ
ンブレーキ状態にあるので変速比が減少するほど出力軸
2から駆動されるエンジン1の回転速度は高まり、エン
ジン1によるブレーキ吸収能力が高まり、車両の制動力
が高まってゆき、エンジン10回転速度が高まると、エ
ンジン1と直結回転している油圧ガバナ103の回転が
高まり、油圧信号管108の油圧も高まってゆき、この
油圧はサーボ弁のポート701を介してスプール弁左端
面714に作用し、この作用力がスプリング708のば
ね設定力に等しくなったとき、中央ランド716はポー
ト705を完全に閉じるようになる。
このエンジンブレーキはブレーキペダル21を矢印22
の方向に踏み込みピストン23が左方へ移動した量だけ
シリンダ24内のブレーキ油が押しのけられ、その押し
のけ量に比例して、エンジンブレーキ指示アクチュエー
タのピストン905を押し出すようになっており、ピス
トン905が全行程を押し出されたとき、カム面113
は入力信号ロッド707を最左端へ移動させ、スプリン
グ708によるスプール弁右端面715に作用する押圧
力は最大となり、このときの押圧力はエンジン1のエン
ジンブレーキ時における最大ブレーキ能力となる最大許
容回転速度に相当し、エンジン10回転速度が最大許容
回転速度に達したとき、ポート701の油圧によってス
プール弁の中央ランド716はポート705を閉じる。
しかし、車両の走行状態によっては、たとえエンジンブ
レーキ指示アクチュエータのピストン905が全行程押
し出される状態にいたる前においても、無段変速機の変
速比が最小変速比に達し、中央ランド716がポート7
05の左側に位置して無段変速機3に変速比を小さくす
ることを指示しても変速比は小さくなり得す、エンジン
1の回転速度は車速とともに低下し、車両の制動が効き
難くくなることがある。
無段変速機がこの最小変速比に達したとき、レバー31
1は矢印312の方向の最左端に回転移動し、レバー3
11に固着した当接部36は変速比検出面210に当接
し、検出バー208を右方に押しスプール弁204を右
端に移動させる。
このことによって、ポート209はランド205によっ
て閉じられ、ポート207はポート203と連通し、ブ
レーキペダル21の踏み込みによって生じたブレーキ信
号発生シリンダのポート26の油圧はエンジンブレーキ
指示アクチュエータニ伝達するだけでな(、油圧管路2
7、枝管路28、ポート203および207と油圧管路
54を介し、従来から=般に使用されている機械式ブレ
ーキの車輪シリンダ51に導入し、ブレーキライニング
501をブレーキドラム502に押しつげ機械的なブレ
ーキをかげてゆき、そのブレーキ力の大きさはシリンダ
24に発生している圧力に応じていることは従来のブレ
ーキと同じである。
車両を減速させる必要がなくなりブレーキペダル21を
もどしてゆくと、もどし用のスプリング25によりピス
トン23は右方へもどり、このことによってシリンダ2
4内の圧力は下ってゆき、この減少した圧力はポート2
6、油圧管路27、枝管路28および64を介し切換弁
80、ポート203およびチェック弁62に伝達し、こ
の減少したブレーキ圧力はブレーキライニング501の
ブレーキドラム502への押し付は力を減少させ機械式
ブレーキによる制動力を弱め、同時にポート901にお
ける圧力の減少も、ピストン905がスプリング903
のばね力により押しもどされる状態に至らしめ、ピスト
ンの先端部906もレバー114を押す力が弱まり、レ
バー114および回転軸111を介してのカム板112
を矢印115の方向に回転させる力も弱まり、入力信号
ロッド707は右方にもどりスプリング708のばね設
定力が小さくなりスプール弁700はポート701の油
圧力により右方に移動し、やがてランド716がポート
705の右方に移動すると、一定油圧源5の油圧はポー
ト705および702と油圧管路35を介して、アクチ
ュエータのポート33に導入し、他方ポート32の油圧
は油圧管路34、ポート703および706を介してド
レーンメンクロに開放されピストン31は左方に移動し
てレバー311を矢印313の方向に動かし変速比を高
めてゆき、当接部36は変速比検出面210から遊離す
る。
このことにより、スプール弁204はスプリング201
の押圧力によって左端に移動し、ポート203はランド
206によって閉じられ、ポート207とポート209
が連通し、油圧管路54の油圧はポート207および2
09と管路61を介してヘッドメンクロ0に開放され、
車輪シリンダ51による機械式ブレーキの作用は無くな
り、再びエンジンブレーキ指示アクチュエータ900作
動によるエンジンブレーキ作用のみによる車両の制動状
態となる。
さらにブレーキペダル21を完全にもどすと、シリンダ
24の圧力は零となり、この零圧力はポート26、油圧
管路27、枝管路28および64を介して、それぞれ切
換弁80およびチェック弁62に伝達し、零圧力になっ
たことよりチェック弁62は自動的に開き、ピストン2
3のもどりやもれによって生じるブレーキ油をヘッドタ
ンク60から枝管路64に補充し、油圧管路27、切換
弁80および油圧管路78を介して伝達した油圧はポー
ト901の油圧を零とするため、ピストン905はスプ
リング903のばね力に押されて、シリンダ902の内
を全行程押しもどされ、ピストンの先端906はレバー
114と遊離し、回転軸111を矢印115の方向に回
転させる力は消滅しエンジンブレーキを指示する信号は
全部消滅する。
ここで、切換弁80はレバー81を矢印83の方向に切
り換えると、油圧管路27の油圧は切換弁80において
閉じられ、油圧管路78の油圧は切換弁80を介してド
レーンタンク6に開放されるため、ポート901に油圧
が導びかれずエンジンブレーキは作用しないように出来
る。
このときレバー81の矢印83の方向への切り換えはレ
バー81に連動(図示せず)してスプール弁204を右
端に移動させポート203とポート207を連通させ、
ブレーキペダル21の踏み込みは従来の機械式車輪ブレ
ーキのみを使用することが出来るようにしたものである
切換弁のレバー81の動きとブレーキレベル検出器のス
プール弁204の動きを連動させる1実施例としては第
2図の方法がある。
第2図の構成は、切換弁80′のシリンダ80aの内を
スプール弁82が左右方向にしゆう動可能に装着してお
り、レバー81が図示の位置に設定されているときはポ
ート85とポート89、およびポート84とポート88
がそれぞれ連通し、レバー81が矢印83の方向へ傾げ
設定されると、ポート85とポート88、およびポート
86とポート89がそれぞれ連通するようになっており
、ポート84および86はそれぞれドレーンメンクロに
常時開放されており、ポート85は油圧管路27に常時
連通し、ポート88および89は油圧管路77および7
8にそれぞれ連通している。
ブレーキレベル検出弁200′は第1図のブレーキレベ
ル検出弁200にケーシング200aとランド205に
よって構成される油圧作動室212を新に設けたもので
あり、油圧作動室212はポート211を介して、常時
油圧管路77と連通しており、第2図に使用している符
号のうち、第1図に使用しているものと同一符号のもの
は第1図と同一のものを示している。
第2図の構成において、その作用はレバー81を図示の
ように左方に傾げて設定しているときは、第1図のブレ
ーキペダル21を踏み込んだことによりポート26に発
生した油圧は油圧管路27から第2図のポート85およ
び89を介して油圧管路78に伝達し、第1図のエンジ
ンブレーキ指示アクチュエータ90を作動させ、ブレー
キレベル検出器200′の油圧作動室212内の油圧は
ポート211、油圧管路77、ポート88および84を
介してドレーンタンク6に開放されるため、ブレーキレ
ベル検出器2000作用は第1図における最小変速比の
みを検出する場合の状態となり、切換弁80′は油圧管
路27および78を連通させるだけの状態となり、この
作用は第1図において説明したものと同一になる。
逆に、レバー81を矢印83の方向に傾けると、第1図
におけるエンジンブレーキ指示アクチュエータのポート
901の油圧は油圧管路78と切換弁80′のポート8
9および86を介してドレーンメンクロに開放されるた
め、エンジンブレーキ指示アクチュエータ90は作動し
なくなり、油圧管路27の油圧はポート85および88
、油圧管路77およびポート211を介して油圧作動室
212に導入し、スプール弁204を右端に移動させ、
ランド205はポート209を閉じポート207とポー
ト203が連通し、ブレーキペダル21の踏み込みによ
って生じた油圧は油圧管路27、枝管路28、ポート2
03および207を介して、油圧管路54に導入し、機
械式ブレーキ制動のみが働(ように出来るものである。
以上の説明から明らかなように、本発明における無段変
速機のブレーキ装置は、従来のブレーキペダルにおける
、その踏み込みにおいて、その前半にはエンジンブレー
キのみが作用し、その後半においては、エンジンブレー
キと車輪ブレーキの両者がかかる構成となっているため
、下記のような効果を有しているものである。
(1)燃料消費率を最小にした上記無段変速機の制御を
可能にしつつ、運転操作におけるペダルの数は、従来に
おけるペダル数と同一にして、エンジンブレーキも有効
に効かせることができる。
その結果、運転者は、従来における自動車を運転するこ
とと同じ運転感覚で、その自動車を運転することが可能
となり、運転操作において困惑をきたすようなことがな
い。
(2)ブレーキペダルを強く踏み込んでいるときは、従
来における機械式の車輪ブレーキと、それに加えてエン
ジンブレーキの両者が作用することとなる。
そのため、ブレーキ能力が一層向上することとなる。
(3)また、雪道等の滑り易い道路の走行においては、
その有効なエンジンブレーキが、その強弱を無段階に変
化を可能にして操作できるから、雪道等の滑り易い道路
において安全な走行が可能となり、 (4)且つ、そのブレーキペダルを更に踏み込めば、連
続して従来における車輪ブレーキがかかるため、従来に
おけるように、ペダルの踏み換工、あるいは操作の切り
換えを必要とすることから生ずる、ブレーキ力の不連続
性が生じない。
その結果、このような雪道等における走行の緊急時にお
いて、そのブレーキ操作の不連続性から生ずるスキッド
のような現象が小さくなり、且つ、その操作が連続して
早く行なえるため、その安全性を一層向上させるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示すものであり、第2図は
第1図における切換弁80の詳細な1実施例を示すもの
である。 使用した主な記号は、1:エンジン、101:無段変速
機の入力軸、103:油圧ガバナ、104:スロットル
弁、105:回転軸、106:レバー、107および1
09:リンク、108:エンジンの回転速度信号をフィ
ードバックする油圧信号管、110および114ニレバ
ー、111:回転軸、112:カム板、113:カム面
、116:つめ、120:加速ペダル、130ニスプリ
ング、2:無段変速機の出力軸、3:無段変速機、31
1:無段変速機の変速比を変えるレバー、30:アクチ
ュエータ、31:ピストン、32および33:ポート、
34および35:油圧管路、36:当接部、5ニ一定油
圧源、6:ドレーンタンク、7:サーボ弁、700ニス
プール弁、701.702゜703.704,705お
よび706:ポート、707:入力信号ロッド、708
ニスプリング、77および78:油圧管路、80:切換
弁、80′:切換弁、80aニジリンダ、81ニレバー
、82ニスプール弁、84.85,86,88および8
9:ポート、90:エンジンブレーキ指示アクチュエー
メ、901:ポート、902ニジリンダ、903ニスプ
リング、905:ピストン、906:ピストンの先端部
、20ニブレ一キ信号発生シリンダ、21ニブレーキペ
ダル、23:ピストン、24ニジリンダ、25ニスプリ
ング、26:ポート、27:油圧管路、28および64
:枝管路、200および200’ ニブレーキレベル検
出器、200a:ケーシング、201ニスプリング、2
02ニジリンダ、203,207および209:ポート
、204ニスプール弁、205および206:ランド、
208:検出バー、210:変速比検出面、211:ポ
ート、212:油圧作動室、50:車輪、51:車輪シ
リンダ、501ニブレーキライニング、502ニブレー
キドラム、60:ヘッドタンク、61:管路、62:チ
ェック弁である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 エンジンブレーキを可能とする原動機と、前記原動
    機の駆動系に装着した無段変速機と、前記無段変速機の
    変速比を設定するサーボ弁装置と、前記原動機に駆動状
    態を指示する加速ペダルとから構成し、 前記サーボ弁装置は、前記原動機の回転速度を指示する
    入力指示信号値と前記原動機の回転速度を検出した信号
    値をフィードバック信号とするフィードバック信号値と
    の両信号値によって作動し、且つ、前記サーボ弁装置は
    、前記入力信号値が前記フィードバック信号値の値より
    犬なるとき、前記変速比を小さくなし、前記入力信号値
    が前記フィードバック信号値の値より小さいとき、前記
    変速比を犬にする構成をなし、 前記加速ペダルは、前記原動機の駆動出力の大きさを指
    示する駆動指示値を与え、 前記加速ペダルによって前記入力指示値を与えるときは
    、前記駆動指示値と前記入力指示値とは関数関係を持た
    せた、 以上の構成において、 前記入力指示値は、前記加速ペダルとエンジンブレーキ
    指示アクチュエータによって、それぞれ独立して与えら
    れるようになっており、 前記エンジンブレーキ指示アクチュエータは、ブレーキ
    ペダルにおけるシリンダと油圧的に接続する構成をなし
    、 前記シリンダと車輪ブレーキ装置における車輪シリンダ
    とを接続するブレーキ油圧用配管には、油圧切換弁を介
    設し、 前記無段変速機には、前記変速比における最小変速比を
    検出するブレーキレベル検出器を設け、前記油圧切換弁
    は、前記ブレーキレベル検出器が前記最小変速比を検出
    したことによって、前記シリンダと前記車輪シリンダを
    連通させ、且つ、前記変速比が前記最小変速比より犬な
    るときは、前記シリンダと前記車輪シリンダとの連通を
    閉じる構成となっていることを特徴とする無段変速機の
    ブレーキ装置。
JP51011173A 1976-02-04 1976-02-04 無段変速機のブレ−キ装置 Expired JPS5916137B2 (ja)

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JPS508812U (ja) * 1973-05-21 1975-01-29

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