JPS5918789A - コ−クの製造方法 - Google Patents

コ−クの製造方法

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JPS5918789A
JPS5918789A JP12703982A JP12703982A JPS5918789A JP S5918789 A JPS5918789 A JP S5918789A JP 12703982 A JP12703982 A JP 12703982A JP 12703982 A JP12703982 A JP 12703982A JP S5918789 A JPS5918789 A JP S5918789A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は重質油の熱分解によりコークを製造する方法に
関するものである。
従来、重質油から軽質炭化水素と還元ガスに富んだ燃料
ガスを得るために、重質油をコーク化したのち、得られ
たコークにスチームを反応させる方法が知られている。
例えば、米国特許第3661543号明細書によれば、
コーク粒子の流動化されている熱分解反応器に重質油を
導入し、ここで重質油を熱分解させて熱分解ガスと熱分
解油を生成させると共に、熱重合生成物(コーク)を流
動化コーク粒子表面に付着させ、そしてこの熱重合生成
物が表面に付着したまま該コーク・粒子を熱分解反応器
より抜出し、加熱器に導入してここで熱交換させたのち
、さらにガス化炉へ導入して付着重合生酸物を酸素と水
蒸気とによってガス化させ、付着重合生成物をガス化除
去した後、コーク粒子を再び熱分解反応器に循環させる
方法が示されている。
しかしながら、この方法では、熱重合生成物の流動化コ
ーク粒子に対する付着率が低いために、原料として石油
ピッチのような固定炭素の多い重質油を用いる場合には
、多量の流動化コーク粒子を用いる必要があり、その結
果、コーク粒子の循環)i′が膨大になり、それに応じ
てコーク粒子循環輸送のだめの水蒸気量も膨大になると
いう問題がある。コ−り粒子の循環量を増大させ、また
それに応じて水蒸気量も増大させなければならないとい
うことは、装置系も必然的に大型化させなければならな
いことを意味し、従って、このプロセスの経済性は著し
く減少されたものとなる。
重質油をコーク化し、得られたコークに水蒸気を反応さ
せるガス化プロセスにおいては、そのプロセス全体の設
計及び経済性は、主に重質油がらコークを生成させる方
式によって決定されてしまう。前記した米国特許第36
61543号明細書の方法では、重質油からのコークの
生成は、流動化粒子としてのコーク粒子上において行わ
れ、そして生成コークはコーク粒子表面に付着された形
で該コーク粒子と共にコーク発生器から取出されている
。従って、この方法において−1、コーク発生器から抜
出されたコーク粒子は、ガス化器でその表面に付着した
コ〜りをガス化した後、再びコーク発生器へ循環させる
ことが必要であり、その循環輸送のための固体粒子輸送
管の設置及び循環輸送のためのエネルギーも必要となる
ばかりでなく、複数個の反応器間に固体粒子を循環させ
るので、その循環輸送管の閉塞を避けるために反応器の
圧力を高めることもできない。
さらにガス発生器においては、コーク粒子表面に付着し
た生成コーク成分のみを選択的にガス化する必要がある
ことから、ガス発生器の運転には著しい困難が伴う。こ
れらのことからも、前記方法の場合、装置系は必然的に
複雑かつ大型になり、プロセスの経済性は著しく損われ
る。
さらにまた、流動化粒子として耐火性無機酸化物を使用
する方法も多く提案されているが、いすするものである
本発明は、前記のようなイL来法とは異なり、耐火物粒
子表面に形成されたコーク被覆層の効率的な剥離工程を
含むコークの製造方法を提供するものである。即ち、本
発明によれば、重質油の熱分解によりコークを製造する
にあたり、 (a)重質油を、高温ガスにより流動化されている耐火
物粒子の流動層中へ導入し、該銅大物粒子表面上で熱分
解させると共に、生成コークを耐火物粒子表面上に被覆
層として付着させる工程、(b)該コーク被穆層を有す
る耐火物粒予設前記重質油の熱分解温度以上に加熱して
、耐火物粒子表(mに形成されたコーク被覆層に亀裂に
生じさせる工程、 (C)該亀裂の生じたコーク被覆層を有する耐火物粒子
に外力を与えてコーク被覆層を耐火物粒子から剥離させ
る工程 を含むことを特徴とするコークの製造方法が提供される
本発明においていう重質油とは、常圧残油、減圧残油な
どの狭義の重質油の他、石油ピッチやタールサンド、ア
スファルト、石炭液化物などの固定炭素分の多い炭化水
素物質も包含する。本発明では、好ましい原料として殊
に石油ピッチが採用される。なお、石油ピッチを用いる
場合において、その溶融粘度が高すぎる時には、希ネ尺
油を混合してその粘度を1〜500センチポアズ程度に
調節することが望ましい。
本発明で用いる耐火物粒子とは、重質油をコーク化する
際に、その反応温度で損傷を受けない固体粒子を意味し
、種々の無機酸化物が適用される。
このようなものとしては、例えば、アルミナ、シリカ、
マグネシア、チタニア、ボリア、シルコニ    ア、
シリカ−アルミナ、シリカ−マグネシア、シ+)−)j
−チタニア、シリカ−ジルコニア、アルミナ−マグネシ
ア、アルミナ−チタニア、アルミナーホリア及びアルミ
ナ−ジルコニアなどが挙げられる。本発明において、こ
れらの耐火物粒子は、コーク発生器内において流動層を
形成し、形成された流動層に重質油を導入し、熱分解し
てコークを生成する際には、生成コークの付着用担体と
して作用する。
本発明において用いる前記の耐火物粒子は焼成して適当
な粒度に整えたものが用いられるが、コーク剥離性及び
機械的強度の点からは、高温で焼成した焼結体の使用が
好ましい。本発明で用いるのに好′ましい耐火物粒子は
充分に焼結された耐火物粒子である。焼結が不充分なも
のはその表面に凹凸があり、コークは付着しやすいが、
粒子を形成するグレイン同志の結合が充分強くないので
装置内で流動化させる時に、粒子表面の損失が生じると
共にコークの剥離も不充分なものとなる。耐火物粒子径
の好捷しい範囲は100〜3000μであり、さらに好
ましい領域は200〜1000μである。
粒子径が100μより小さい場合には、装置内において
噴霧された重質油は、その粘度が高いために液滴の粒径
が十分に微小にならず、複数個の耐火物粒子をとり囲ん
で粗大粒子を形成し7、装置の円滑な運転を阻害する。
また、耐火物粒子が小さいと、生成したコークの相当径
が小さく、取扱い困難なものになる。一方、耐火物粒子
が3000μを越えるようになると、流動化に必要なガ
スが過大になるばかりでなく、そのガス流速を大きくす
る必要があるため、耐火物粒子の損耗やコーク表面の損
耗、装置の摩耗の問題が生じるようになるので好ましく
ない。
本発明においては、重質油は、流動化用の高温ガスによ
り流動化されている耐火物粒子の流動層中に導入され、
この流動化している耐火物粒子上で熱分解され、分解ガ
ス及び分解油を放出し、同時にその粒子表面上には生成
コークが被覆層(被膜層)となって付着する。
流動化用の高温ガスとしては任意のものが適用され、水
蒸気、酸素、窒素、−酸化炭素、二酸化炭素、炭化水素
又はその燃焼ガス又はコークのガス化により発生する還
元ガスなどが挙げられる。
流動層における熱分解温度は500〜800℃、及び圧
力はO〜20 kg/cm2(ゲージ圧)である。また
、流動化用の高温ガス温度は500〜1000℃の範囲
であるが、熱分解温度との関係で適当に選定される。こ
の高温ガス温度は高くなるにつれてコークのガス化反応
 C+ H2O→ CO+1−(□が促進されるように
なる。このガス化反応は吸熱反応であるので、ガス化反
応が進行すると、熱収支の上から高温ガスが過大に必要
とされるようになるので好ましくない。
石油ピッチを分解油と混合して流動層に導入する場合の
諸条件は次の通りである。
石油ピッチの温度      330〜380°C分解
油の温度        300〜380’C水蒸気温
度         300〜400℃石油ピッチと分
解油の混合比  O〜2(重量) 混合油の粘度          1〜500センチポ
アズ水蒸気と混合油の混合比   0.05〜0.3(
重量) 前記のようにして耐火物粒子牛;=芋の流動層において
重質油の熱分解を行い、流動化粒子にコーク被覆層を形
成させる場合、粒子上に付着させるコーク被覆層の量は
特に制約されない。
前記重質油の熱分解工程においては、表面にコーク被覆
層が形成された耐火物粒子が形成されるが、この場合、
熱分解条件によっては、粒子表面に形成されたコーク被
覆層の一部が剥離したり、あるいはコーク被覆層に亀裂
の生じた耐火物粒子が得られることがあるが、本発明の
場合、このような一部剥離したり、亀裂の生じたコーク
被覆層を有する耐火物粒子の生成は特に支障を与えない
前記重質油の熱分解工程で得られたコーク被覆層を有す
る耐火物粒子は次に加熱工程へ送られ、ここで流動層、
移動層、静止層等の状態で加熱され、それによってコー
ク被覆層には亀裂が形成される。この場合の加熱温度は
、前記熱分解工程において具体的に採用された重質油の
熱分解温度以上である。一般的には、500〜1000
°Cであり、本発明の場合、重質油の熱分解工程で採用
された熱分解温度よりも少なくとも50℃以上、好まし
くは50〜200℃程度高い温度の採用が好ましいうこ
の加熱により、耐火物粒子の表面に形成されたコーク被
覆層には亀裂が形成される。このコーク被覆層の亀裂の
発生は、コーク被覆層が加熱工程で採用された熱分解温
度以上に加熱された際に生じるコーク被覆層の収縮力起
因するものと考えられる。
前記加熱工程によって、耐火物粒子表面上のコーク被覆
層には亀裂が生じ、コーク被覆層は、耐火物粒子から極
めて剥離しやすくなり、場合によってはその一部が既に
剥離したりしている。本発明においては、この亀裂の生
じたコーク被覆層を有する耐火物粒子に、外力を与えて
、その亀裂コーク被覆層を耐火物粒子から剥離させる。
この剥離は、前記したように、加熱工程によりコーク被
覆層に亀裂が生じ、耐火物粒子から極めて剥離しやすい
状態になっていることから、小さな外力により達成する
ことができ、以下に示すような種々の方法が採用される
(1)攪拌器、混合機や振とう機等を用いる方法。
子を流動接触させる方法。
(3)亀裂コーク被覆層を有する耐火物粒子を流動化用
ガスで流動化させ、流動化に際しての粒子同志を衝突さ
せる方法等。
なお、前記コーク被覆層に亀裂を生じさせる加熱工程と
、亀裂コーク被覆層を剥離させるための外力伺加工程は
、同時又は別個の装置で行うことができるし、同−又は
別個の装置で行う事もでる次に本発明を図面により説明
する。第1図は本□発明の方法を実施するための装置の
断面説明図である。
第1図において、1は円筒状の筒体からなるコーク発生
装置であり、その内部には、下部周壁に開孔6を有する
円筒4が挿入され、固定板3により支持固定されている
。さらに、この内筒4の内部には流動化用ガスの導入管
2が挿入されており、一方、装置頂部には、分解ガス、
分解油(ガス状)及び耐火物粒子から剥離したコークを
流動化用ガスと共に抜出す排出管8が付設されている。
また、コーク発生装置の流動層に対応する部分には重質
油導入管10が付設されている。11は必要に応じて流
動層を形成する耐火物粒子からサンプリングを抜出すた
めのザンブリング管である。
前記構造のコーク発生装置を用いて本発明の方法を実施
するには、流動化用ガス導入管より流動化用ガスを導入
すると共に、耐火物粒子を装置内部に投入する。流動化
用ガスは、導入管2から内筒4に入り、ここを上昇して
、内筒4の上端に設けられた開口ノズル7からコーク発
生装置の熱分解反応帯域に噴出し、耐火物粒子を流動化
させ、コーク発生装置内には耐火物粒子の流動化層Xが
形成されている。導入管2に導入される流動化用ガスの
流速は、内筒4の先端開口ノズル7がら噴出するガス流
速が、耐火物粒子の最小流動化速度以上、通常、この最
小流動化速度の2〜20倍、好ましくは2〜10倍にな
るような流速である。流動化用ガスの温度は、前記した
ように、通常500〜1000℃である。また、このコ
ーク発生装置の下部、即ち、内筒4の挿入されている部
分は、外熱ヒータ(図示されていない)により加熱され
る。
この場合の加熱温度は、流動層で重質油が熱分解される
温度以上である。耐火物粒子は、流動層X、移動層Y及
び希薄層Zの間を連続的に循環する。
原料重質油は、導入管10から噴霧用ガス(例えばスチ
ーム)と共に、装置内部へ噴霧状で導入される。コーク
発生装置内に噴霧された重質油は、流動化されている高
温耐火物粒養子表面に付着し耐火物粒子表面上で熱分解
され、分解ガス及び分解油(ガス状)を生成し、同時に
、その面1大物粒子表面にはコークの被覆層が形成され
る。
前記のようにして、重質油を耐火物粒子の表面上で熱分
解させ、耐火物粒子上に生成コークを被覆層として付着
させる時には、コーク被覆層を有する耐火物粒子は、コ
ーク発生装置の筒1内周壁と内筒4外周壁との間隙部9
で移動層Y′f:形成して下方に移動し、その移動する
間に外部ヒータにより間接的に加熱される。この場合の
加熱温度は、耐火物粒子表面に形成されたコーク被覆層
に亀裂を生じるように、流動化粒子上での重質油の熱分
無→解温度以上の温度である。
前記のようにして移動層状態で加熱され、亀裂の生じた
コーク被覆層を有する耐火物粒子は、内筒4の下部周壁
に設けられた開孔6から内筒4内に入り、内筒・1内を
高速の流動化用ガスと接触し、その際に外力を受けると
共に、ガスによって搬送されて上昇し、内筒4の上端開
口ノズル7を通って流動層へ循環される。内筒4内にお
いては、流動化用ガス導入管2の先端開口部5より上部
は、高速の流動化ガスが流通していることから、その先
端開口部5より下部に比して、負圧を形成し、この圧力
差によって、亀裂を生じたコーク被覆層を有する耐火物
粒子は容易に開孔6から内筒4内に導入され、内筒内を
流動化用ガスと共に上昇する。この内筒4の内部は、耐
火物粒子希薄層Zを形成し、この粒子希薄層でのガス線
速度は、通常、耐火物粒子が終阪速度を得て気体輸送状
態となるように選定されるが、これに限定されるもので
はない。
亀裂の生じたコーク被覆層を有する耐火物粒子は、内筒
4内において、高速の流動化用ガスとの接触に際してや
、内筒4の上端ノズルから流動層へ循環される際に外力
を受け、亀裂したコーク被覆層は耐火物粒子から剥離さ
れる。なお、前記のようにして移動層Y、希薄層Zを通
り、さらに流動層Xへ送られてもコーク被覆層の完全剥
離を生じなかったものでも、再び移動層Y、希薄層Z及
び流動層Xの間を循環することによって、そのコーク被
覆層は完全に剥離される。
耐火物粒子から剥離されたコーク被覆層は、流動化用ガ
スに同伴され、排出管8を通って、分解ガス及び分解油
と共に装置外へ排出される。
第2図は、本発明の方法を実施するための他の装置例を
示すもので、頂部に排出口28を有する重質油熱分解装
置20の底部に、複数の流動化用ガス導入管22と、コ
ーク被積層を有する耐火物粒子の降下管29が設けられ
、降下管29の下端は流動化用ガス導入管の下部管壁に
開口されている。流動化用ガス導入管の下部端は、流動
化用ガス分配管32に連結している。重質油熱分解装置
20の内部には耐火物粒子の流動層Xが形成され、降下
管29の内部には、コーク被覆層を有する耐火物粒子の
移動層Yが形成され、流動化用ガス導入管22の内部に
は、亀裂を生じたコーク被覆層Zが形成されている。3
0は、加熱室を示し、その内部の降下管29内のコーク
被覆層を有する耐火物粒子を、バーナー31から噴霧さ
れる燃料の燃焼熱により加熱するものである。
本発明により得られるコークは、通常のコークと同様に
固体燃料、その他の用途に供し得るが、殊に、ガス化用
の原料コークとして好適である。
第3図に、本発明のコーク製造工程にガス化工程を結合
した工程図を示す。
第3図において、■はコーク発生装置、5はガス化器、
8は蒸留体塔を示す。重質油、例えば石らの水蒸気と配
管中で混合した後、コーク発生装置1内へ噴霧される。
また、このコーク発生装置にはその底部から、ガス化器
5から管20を通ってくる還元ガス(800〜1000
°C)が導入される。
このコーク発生装置1においては、前記したようにして
、重質油が熱分解され、このコーク発生装置lからは、
分解ガス、分解油(ガス状)及び耐火物粒子表面から剥
離したコ−りからなる熱分解生成物が管11を通って取
出きれる。このものはサイクロン2に導入され、ここで
熱分解生成物中に同伴した耐火物粒子が除去された後、
管13を通ってサイクロン3に入り、ここで熱分解生成
物中からコークが分離される。次に、コークが分離され
た後の熱分解生成物は管21を通って冷却器7へ導入さ
れ、ここで管26啜通って噴霧状で導入される低温の急
冷油と混合されて冷却される。この混合物は管22を通
って蒸留塔8に導入される。
蒸留塔8では、分解油が塔底油として分離され、管27
を通って原料重質油の希釈のために循環される。中間留
分はその一部が急冷油として管26を通って冷却器7へ
循環され、残部は管25から製品油として回収される。
軽質外は管24を通って回収され、分解ガスは除湿され
た後管23から抜出される。
サイクロン3において熱分解生成物から分離されたコー
クは管I4を経由してコークホッパー4に貯蔵され、必
要に応じてここから管15を通って抜出される。
コークホッパー4に貯蔵されたコークは、管15を通っ
てガス化器5に導入される。ガス化器5にはその下部及
び/又は側部から管I7を通ってくる高温スチームと酸
素からなる流動ガスが吹込まれ、コークと反応する。こ
の反応により、l−12CO。
CO2及びメタンを含む還元ガスが生成する。発生した
ガス管18を経てサイクロン6に導き、同伴固体を分離
した後、管2oを通ってコーク発生装置1へ導入される
。この場合、サイクロン6は必ずしも必要ではなく、省
略することもできる。なお、ガス化器5において採用し
得る諸条件は次の通りである。
°圧      力         O〜20kg/
c1rL2(ゲージ圧)温      度      
    800〜1:000℃反応器内ガス流速(空塔
)  0.07〜2m/secガス流速と最小流動  
 1.3〜4 化速度比 流動化ガスの温度    200〜2000℃第4図に
示された装置系においては、第3図のサイクロン3、コ
ークホッパー4の代りにコーク熟成器31及びサイクロ
ン32が設置されている。
コーク熟成器31においては、コークは流動化され、そ
して、この流動化コーク層に重質油が噴霧され、温度5
00〜800℃、圧力2〜20kg/cIIL2(ゲー
ジ圧)の条件下で熱分解される。この熱分解によって、
分解ガス、分解油及びコークが生成されるが、この場合
、生成したコークは流動するコーク表面に付着積層し、
球形状で粒子径の増加したコークを形成する。
コーク発生装置1からの熱分解生成物は管13を通って
コーク熟成器31に入り、ここでコークは流動層を形成
する。このコーク熟成器31には、管33を通ってくる
重質油と、管27からの分枝管36を通ってくる分解油
と、管35を通ってくる水蒸気との混合物が噴霧され、
熱分解される。このコーク熟成器で生成したコークは流
動す&コークの表面に付着積層し、コークの粒径を増加
させる。コ−り熟成器31において採用される諸条件は
、コーク発生装置1において採用される条件と類似する
が、反応器内にはコークが流動していることとコークは
その体積の100〜500チの新規コークを付着積層し
、粒径が増大され、球状化された後、管15を通ってガ
ス化器へ供給されている点で異っている。コーク熟成器
31における高温ガスの流速(空塔)は01〜3m/5
eC1好ましくは0.2〜I H/ secである。
次に本発明を実施例によりさらに詳細咥説明する。
実施例】 第1図に示したコーク発生装置(直径75CrIL、高
さt、sm)を用いて、石油ピッチを原料とするコーク
発生試験を行った。
石油ピッチ(フローテスター法による軟化点132℃、
固定炭素分48.7重量%)は、ピッチタンクで270
〜316°Cで溶解し、ピッチポンプにより、所定の供
給速度で、322〜350℃に加熱された噴霧用スチー
ムと共に、導入管10から、耐火物粒子が流動化されて
いる装置1内へ噴霧した。
流動イ^スとしては、電気ヒータで591〜65田・℃
に加熱したスチームを用い、その流速は、流動層X内で
の線速度が1.1〜3.7 ml sec、希薄層Z内
の線速度が9〜22711 / 8e(!になるように
した。
熱分解温度は610〜620℃に設定し、熱分解圧力は
常圧とした。移動層Yの温度は、電気ヒータによる外部
からの加熱により、950〜665℃まで変化させた。
耐火物粒子は4000.9を装置内に投入し、そのうち
、移動層に滞在する粒子量は約2000Iであり、残り
のものが流動層を形成した。
第1表に実験条件をまとめて示す。
第    1    表 前記嚢中において耐火物粒子Aは、転勤造粒法により製
造し、約1600’Cで焼結し、流動層で空すりした表
面平滑なアルミナ粒子であり、Bはジルコンビーズであ
り、それらの性状は以下の通りである。
耐火物粒子 A     B 見掛密度 (g/儂3)    3.5    3.9
5嵩密度 (g/cmリ  2.1  2.4平均直径
 (771771)     0.473  0.65
表面粗さ (μ)2.2    0.4表面粗さは、耐
火物粒子試料を樹脂に埋込んで研磨し、その断面を走査
型電子顕微鏡で倍率1000で撮影した写真を基に1以
下の要領で算出した。
この場合、写真撮影は、同一の粒子群の中から2つの粒
子を選択し、各粒子についての断面をQo。
180°の2視野について撮影することにより行った(
写真1枚の粒子の断面長さは約120μmに設定した)
(1)粒子表面粗さの測定法(4分割最大高さ)JIS
BO601では、表面粗さの規定はS最大高さくRma
x)、10点平均粗さく I(、Z )及び中心線平均
粗さく n、 a )で表わしている。本明細書では、
4分割した基準長さく120μ×1/4)の最大高さを
採用するが、この4分割最大高さく Rma幻は、この
JISBO601の最大高さに準拠している。
(2)基準長さ JISI30601では、表面粗さが0.8 μmRm
axから6.:3μml(、maxのものでは、基準長
さの標準値をQ、8mmに定めているが、本発明で用い
る耐火物粒子の場合、測定粒子が球形のため断面曲線の
平均線が直線ではなく、曲線になり、引きずらいことと
、断面曲線長さがo、8mmになる倍率で撮影すると粗
さが正確に測定できないことから、基準長さは断面長さ
約120μを4分割し、約30μmとした。
(3)最大高さく l(、max ) 断面長さを4分割した各々の基準長さにおける最大の山
と谷の距離を求める。断面長さから基準長さだけ抜き取
った部分の最大の山の頂点と谷の底点が合せて3点以上
(即ち、山の頂点と谷の底点との合計が3点以上)接す
る平行な2直線で、その間隔が最も狭くなる2直線の断
面長さの縦倍率方向に測定した長さくμm)を抜き塩9
部分の最大高さとした。
1つの試料につき、2つの粒子を選び1個の粒子につき
前記2視野の断面曲線を撮影しその断面曲線を4分割に
した基準長さの最大高さ計16点の平均値で表わした。
な舎、前記の測定法では、実際の表面粗さが同じであっ
ても、粒子直径の大小に応じて測定値が変動することか
ら、この粒子直径の大小による測定値の変動を解消する
ために、前記測定値に次の補正を加え、この補正を加え
たものを本明細書でいう表面粗さとする。
表面粗さ一前記測定値一補正値 補正値−前記4分割最大高さを測定するに際し断面長さ
から基準長さだけ抜取った部 分に対応する弦に対する弧の高さ 次に、前記のようにして測定した最大高さI(、max
の測定結果を示す。
粒  子  A 粒  子 Al             粒  子 
ノ1瓜23.0  2.5     1.6  2.4
+、8  3.8     2.6  2.4+、3 
 2.4     2.3  4.OIもmaX −=
2,711m 補正値=0.5μm 表面粗さ二22μm 粒子B 粒子A1      粒子A2 0.9  0.9    0.50.80.6  0.
6    0.8  0.9J(、max−Q、7 f
im 表面粗さ=0.4μm 次に、前記の実験において、コーク発生装置から流出物
から1時間毎にサイクロンより回収した剥離コークの量
を測定し、コーク剥離率を求めた。
この場合、コーク剥離率Pは次の式により表わされる。
A:単位時間でサイクロンから回収されるコーク量 B:単位時間でピッチより生成するコーク量なお、実験
により、ピッチからのコーク収率は原料油に対し、36
重量%であり、640 g/hrの原料油の供給速度で
230 、!9/hrのコークが装置内に発生すること
は予め測定されている。
また、流動層内のコーク被覆層の付着した粒子のコーク
層厚みを測定した。このコーク層厚みの測定は、1時間
毎に、耐火サンプリング管11より1回に約10gの流
動層化粒子を抜出し、この粒子を空気中で950℃±1
0℃で燃焼させ、その減量分より流動化粒子に付着して
いるコーク濃度を求め、このコーク濃度を基にし、そし
てコークが球形の粒子に平均に付着したものとして計算
すること折丁1帖によって算出することができる。
以上の実験結果を第2表に示す。
第  2  表 実験1 実験2 、aT (”C)  △”J’ (”C)コーク剥離率
     68  100  1.00  98コーク
層厚み(it)    10    4    4  
 4△T:流動層と移動層との間の温度差 実施例2 実施例1において、上記実験料条件を用いた以外は同様
にして実験を行った。
第   3   表 前記表中において、耐火物粒子Cは、転勤造粒法により
製造し、焼結したアルミナを流動層で空すすした平均粒
子直径0.997 m、m、表面粗さ1.6μmのアル
ミナ粒子であり、耐火物粒子1〕は同様の焼結アルミナ
を流動層で空ずりなしに用いたもので、平均粒子直径0
.425mm、表面粗さ35μmのものである。
以上の実験結果を第4表に示す。
第   4    表 実 験3   実 験4 △’i”(℃)    △i’ (”C)コーク剥離率
 100  95 80   44
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明を実施するためのコーク製造
装置4例についての断面説明図であり、第1図は、筒状
装置の下部に移動層を設けた例を示し、第2図は、流動
層を有する一重質油の熱分解装置の底部に複数の流動化
用ガス導入管と耐火物粒子降下管を連結させ、耐火物粒
子降下管の下端を流動化用ガス導入管の下部管壁に開口
させた例を示す。 第3図、第4図は、本発明のコーク製造工程にガス化工
程を結合させた工程図を示す。 第1図及び第2図における符号は次のことを示す。1・
・・・・ コーク発生装置、2・・・・・流動化用ガス
導入管、4・・・・・内筒、6.、、・、開孔、7.。 ・・・開口ノズル、8・・・・・排水管、9・・・・・
間隙部10・・・・・重質油導入管、11.、、、・・
サンプリング管、20・・・・・熱分解装置、22・・
・・・流動化用ガス導入管、29・・・・、耐火物粒子
降下管、 32.、。 ・・流動化用ガス分配管、30.、、、、加熱室、X、
。 ・・・流動層、Y・・・・・移動層、Z・・・・・希薄
層第3図及び第4図における符号は次のことを意味する
。 ■・・・・・ コーク製造装置、 2 、3 、6.、
、、、サイクロン、4.、、、、  コーク貯蔵ホッパ
ー、5・・・・、ガス化器、7.・、1.冷却器、8.
、、、、蒸留塔。 31・・・・・ コーク熟成器。 特許出願人 千代田化工建設株式会社 図面の浄書(内容に変更なし) 龜;1図 第2図 手 続 補 正 書(方式) 昭和57年と月2−メ日 特許庁長官若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和57年特許願第127039号 2 発明の名称 コークの製造方法 3 補記をする者 事件との関係  特許出願人 住  所  神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央二丁目12
番1号 氏  名  (328)千代田化工建設株式会社代表者
玉置正和 4代理人 〒151 7・ 補正の内容  別紙タイプ浄書明細言(内容に変
更なし)及び浄書図面(内容に変更なし)の通り561

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  重質油の熱分解によりコークを製造するにあ
    たり、 (a)  重質油を、高温ガスにより流動化されている
    耐火物粒子の流動層中へ導入し、該耐火物粒子表面上で
    熱分解させると共に、生成コークを耐火物粒子表面上に
    被覆層として付着させる工程、 (1))該コーク被覆層を有する耐火物粒子を前記重質
    油の熱分解温度以上に加熱して、t1大物粒子表面に形
    成されたコーク被覆層に亀裂を生じさせる工程、 (c)  該亀裂の生じたコーク被覆層を有する耐火物
    粒子に外力を与えてコーク被覆層を耐火物粒子から剥離
    させる工程 を含むことを特徴とするコークの製造方法。
  2. (2)工程(blにおけるコーク被覆層を有する耐火物
    粒子の加熱を、移動層状態で行う特許請求の範囲第1項
    の方法。
  3. (3)  工程(C)における亀裂の生じたコーク被覆
    層を有する耐火物粒子に対する外力の付加を、該粒子を
    高速ガス流に接触させることにより行う特許請求の範囲
    第1項又は第2項の方法。
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