JPS5919337B2 - 合力方向の判定機構を備えた力学実験装置 - Google Patents

合力方向の判定機構を備えた力学実験装置

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JPS5919337B2
JPS5919337B2 JP15020981A JP15020981A JPS5919337B2 JP S5919337 B2 JPS5919337 B2 JP S5919337B2 JP 15020981 A JP15020981 A JP 15020981A JP 15020981 A JP15020981 A JP 15020981A JP S5919337 B2 JPS5919337 B2 JP S5919337B2
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shaft
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美代志 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は中学校等における力学学習用に使用される、合
力方向の判定機構を備えた力学実験装置に関するもので
ある。
中学校等における力学学習は、2力の合力の方向とその
大きさを求め、力の合成の法則を導くことから始まり、
更に力のつり合いの条件の発見へと発展させるのである
が、現在はこのための実験装置もなく、複数の実験者が
2本のバネばかりにつけたリングを引き、このリングの
動き出す方向で合力の方向を観察している。
しかし、この方法ではリングの瞬間的な動きを観察しに
くく、不正確な面が多く、その後の合力の大きさ、力の
合成の法則、つり合いの条件へと授業を発展させるのは
大変な困難と誤差を伴う。このような点に鑑み、本発明
は合力の方向を正確に示す機構を有し、これにより力の
合成の法則、つり合いの条件等の実験学習が、少人数で
正確かつ論理的にできるようにした力学実験装置を提供
するものである。
以下、本発明を図示の実施例に基いて具体的に説明する
第1図は本発明の力学実験装置が備えている合力方向の
判定機構の一例を示すものである。
この事例においては、力学実験装置の底板9と上板8と
の間に、クランクピン3を備えたクランク軸4を回転自
在に立設し、該クランク軸4にはその回転中心線に対し
クランクピン3と同一方向に示標5を備えさせ、更に、
クランクピン3にはリング6を遊嵌し、該リング6には
複数本のヒモT、T・ ・の一端をそれぞれ固定する。
符号1はヒモ7、7が引かれたときにクランク軸4が回
転しないようにするための中心軸である。該中心軸1は
クランク軸4とそのクランクピン3に対応するL字型の
みぞ2を備えており、クランク軸4に対し着脱自在に取
り付ける。上記の判定機構により合力方向を判定する際
には、まず、中心軸1をリング6内に挿入すると共にク
ランク軸4に嵌め付ける。
すると、クランク軸4は中心軸1と一体化し、ヒモ7,
7・・・からの力はクランクピン3には作用しなくなる
ため、ヒモ7,7・・・を引いてもクランク軸4は回転
しない状態となる。そこで、各ヒモ7,7・・・をそれ
ぞれ別々の方向に引いた状態で中心軸1を任意の時に第
1図矢印の方向に引き抜けばよい。しかるときは、クラ
ンク軸4の固定が解除され、ヒモ7,7・・・を引く力
がリング6を介してクランクピン3に伝えられるため、
クランクピン3はクランク軸4を中心として合力方向に
回動する。従つて、クランクピン3と同一方向に取り付
けられた示標5は合力方向まで回動し、合力方向を指し
て停止する。このようにして合力方向を任意の時に正確
に判定することができる。第2図は本発明の力学実験装
置が備えている合力方向の判定機構の変形例を示すもの
である。
この事例においては、力学実験装置の底板9と上板8と
の間に円筒形のクランク軸11を回転自在に立設する。
該円筒形クランク軸11はその中間部を切り欠き、該中
間部における残部をクランクピン3としている。該クラ
ンクピン3には、略円筒形部材の外周面に複数の個別リ
ング13,13・・・を回転自在に装着して成る総合リ
ング12を遊嵌し、各個別リング13,13・・・にヒ
モ7,7・・・の一端をそれぞれ固定する。円筒形クラ
ンク軸11にはその中心線に対しクランクピン3と同一
方向に示標5を備えさせる。符号10はヒモ7,7・・
・が引かれたときに円筒形クランク軸11が回転しない
ようにするための中心軸であつて、円筒形クランク軸1
1内への挿入、引き抜きが自在である。なお、円筒形ク
ランク軸11内への挿入を容易ならしめるために中心軸
10先端はクサビ状に形成されている。この事例におけ
る判定機構により合力方向を判定する際には、中心軸1
を円筒形クランク軸11と総合リング12とに挿入した
後、第1図の事例の場合と同様にすればよく、作用面で
も次の点を除き第1図の事例と同様である。
すなわち、第2図に示す事例においては、クランクピン
3に遊嵌するリングとして、略円筒形部材の外周面に複
数の個別リング13,13・・・を回転自在に装着して
成る総合リング12が使用されているため、各ヒモ7を
引いたときには各個別リング13がその力の方向に回動
する結果、各力の作用線は常に総合リング12の中心を
通ることになる。従つて、それぞれの力が作用する角度
を正確にとらえることができ、合力方向をより正確に判
定することが可能となる。第3,4図は第1図に示す合
力方向の判定機構を中心部に備えた力学実験装置の一例
を示すものである。
この事例においては、底板として透明な分度盤16を用
いる。分度盤16は、机上、黒板上等に吸着する吸盤1
4,14・・・を下面に備えると共に周縁部には軸穴1
5,15・・・を同一角度間隔で穿設する。また、分度
盤16の上面中央部には支柱17を立設し、該支柱17
の上部には上板18を第4図において上方に90度回動
可能に枢着する。この事例の力学実験装置は第1図に示
す判定機構について説明したようにして使用するのであ
るが、この装置を吸盤14,14・・・によりオーバー
ヘツドプロジエクタ一(以下、「0HP.Iという。
)上、机上、黒板上等に固定し、第5,6図に示すよう
に、ヒモ7の先端に取り付けたバネばかり21の力や定
滑車19を介してヒモ7の先端に吊り下げた分銅20の
力により実験を行うことも可能である。なお、定滑車1
9は、その軸を分度盤16の周縁部の軸穴15に挿入す
ることにより、分度盤16に固定することができる(第
6図参照)。この事例の力学実験装置によれば、複数の
力の合力方向及びそれらの力の作用し合う角度が分度盤
16により正確に読みとれるため、力の合成の法則の検
証実験を極めて効果的に行うことができる。第7〜9図
は第2図に示す合力方向の判定機構を中心部に備えた力
学実験装置の一例を示すものである。
この事例においては、底板として周縁部に後述するクリ
ツプの軸穴15,15・・・を同一角度間隔で穿設した
透明な円形底板25を用い、上板として円形底板25の
軸穴に対応する軸穴15,15・・・を周縁部に備える
と共に扇状の透孔を3か所に有する透明な円形上板24
を用い、第8図に示すように円形底板25上に所定の間
隔を置いて円形上板24をボルトナツト29により取り
付ける。円形上板24の上面には、力の大きさを示す同
心円状の目盛と角度を示す放射状の目盛とを下面に備え
た透明な分度分力盤23をボルトと蝶ナツト28により
着脱自在に取り付ける。また、各ヒモ7の一端はバネカ
プセル27に出没自在に収納したバネ26を介して総合
リング12の各個別リング13に固定し、各ヒモ7の他
端には前記各軸穴15に対応する軸を備えたクリツプ2
2を取り付ける。なお、各ヒモ7はその一端を直接総合
リング12の各個別リング13に取り付け、他端には定
滑車19を介して分銅20を取り付けてもよい(第10
図)。この場合にも、定滑車19はその軸を円形底板2
5と円形上板24の軸穴15に挿入することにより位置
を固定する。この事例の力学実験装置は基本的には第2
図に示す判定機構について説明したようにして使用する
のであるが、ばね26を用いたときには、各々のヒモ7
を一本ずつ各別の方向に引いてばね26を伸ばした状態
でクリツプ22を順次軸穴15に固定することにより、
一人の実験者が複数のばねを実験に用いることが可能と
なる。この事例においては、複数の力の合力方向とそれ
らの力の作用し合う角度だけでなく各々の力の大きさを
も分度分力盤23で読み取ることができる。ちなみに、
各々の力の大きさは、各バネ26がバネカプセル27か
ら伸び出した長さを分度分力盤23の同心円状の目盛で
読むことにより判定する。また、実験中に分度分力盤2
3の上面に力の作図作業を行うことができ、更には力学
実験装置を0HPに載置し、作図作業と実際の力が作用
している状態を投影することもできる。以上説明したよ
うに、本発明によれば、複数の力の合力方向あるいはそ
れらの力の大きさや作用し合う角度を任意の時に正確に
判定することができるので、力の合成の法則の検証実験
が容易になる上、生徒に推論させてから合力方向等の判
定をすることができるため論理的、創造的科学教育が可
能となる。
また、一人の教師が0HP上で作図作業をしながら多数
のバネを取り扱うことができるので、科学教育の能率と
内容を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は合力方向の判定機構の一例を示す一部切断斜視
図、第2図は同上の変形例を示す一部切断斜視図、第3
図は第1図の判定機構を備えた力学実験装置の平面図、
第4図は同上装置の側面図、第5図は同上装置の使用状
態の一例を示す平面図、第6図は同上装置を垂直にして
使用した状態を示す正面図、第7図は第2図の判定機構
を備えた力学実験装置の平面図、第8図は同上装置の側
面図、第9図は同上装置を分解して示す斜視図、第10
図は同上装置の使用状態の一例を示す平面図である。 1・・・・・・中心軸、2・・・・・・L字型のみぞ、
3・・・・・・クランクピン、4・・・・・・クランク
軸、5・・・・・・示標、6・・・・・・リング、7・
・・・・・ヒモ、8・・・・・・上板、9・・・・・・
底板、10・・・・・・中心軸、11・・・・・・円筒
形クランク軸、12・・・・・・総合リング、13・・
・・・・個別リング、14・・・・・・吸盤、15・・
・・・・軸穴、16・・・・・・分度盤、17・・・・
・・支柱、18・・・・・・上板、19・・・・・・定
滑車、20・・・・・・分銅、21・・・・・・バネば
かり、22・・・・・・クリツプ、23・・・・・・分
度分力盤、24・・・・・・円形上板、25・・・・・
・円形底板、26・・・・・・バネ、27・・・・・・
バネカプセル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 底板と上板との間にはクランクピンを備えたクラン
    ク軸を回転自在に立設し、該クランク軸にはその回転中
    心線に対しクランクピンと同一方向に示標を備えさせ、
    該クランクピンにはリングを遊嵌し、該リングには複数
    本のヒモの一端をそれぞれ固定し、更に前記クランク軸
    には該クランク軸の回転を防止するための中心軸を着脱
    自在に取り付けて成る合力方向の判定機構を備えれ力学
    実験装置。 2 前記リングは略円筒形部材の外周面に複数の個別リ
    ングを回転自在に装着して成る総合リングであつて、各
    個別リングに前記各ヒモの一端を固定するようにしたこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の力学実験装
    置。 3 前記底板は下面に吸盤を備えると共に周縁部に軸穴
    を同一角度間隔で穿設した透明な分度盤であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の力学実験装置。 4 前記底板は周縁部に軸穴を同一角度間隔で穿設した
    透明な円形底板であり、前記上板は該円形底板の軸穴に
    対応する軸穴を周縁部に備えた透明な円形上板であり、
    該円形上板の上面には力の大きさを示す同心円状の目盛
    と角度を示す放射状の目盛とを備えた透明な分度分力盤
    を着脱自在に取り付けたことを特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載の力学実験装置。
JP15020981A 1981-09-21 1981-09-21 合力方向の判定機構を備えた力学実験装置 Expired JPS5919337B2 (ja)

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JPS5850570A JPS5850570A (ja) 1983-03-25
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JP (1) JPS5919337B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59155059A (ja) * 1983-02-24 1984-09-04 Tokyo Electric Co Ltd インクドツトプリンタ
JPS59155061A (ja) * 1983-02-24 1984-09-04 Tokyo Electric Co Ltd インクドツトプリンタ
JPS602378A (ja) * 1983-06-21 1985-01-08 Tokyo Electric Co Ltd ドツトプリンタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59155059A (ja) * 1983-02-24 1984-09-04 Tokyo Electric Co Ltd インクドツトプリンタ
JPS59155061A (ja) * 1983-02-24 1984-09-04 Tokyo Electric Co Ltd インクドツトプリンタ
JPS602378A (ja) * 1983-06-21 1985-01-08 Tokyo Electric Co Ltd ドツトプリンタ

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JPS5850570A (ja) 1983-03-25

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