JPS5920982B2 - 直流電流検出器 - Google Patents
直流電流検出器Info
- Publication number
- JPS5920982B2 JPS5920982B2 JP53134078A JP13407878A JPS5920982B2 JP S5920982 B2 JPS5920982 B2 JP S5920982B2 JP 53134078 A JP53134078 A JP 53134078A JP 13407878 A JP13407878 A JP 13407878A JP S5920982 B2 JPS5920982 B2 JP S5920982B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- output
- circuits
- saturable
- saturable reactors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は可飽和リアクトルを用いた絶縁形の電流検出器
に係り、特に粒子加速器や超電導コイルの励磁電流の検
出に好適な高精度直流電流検出器に関する。
に係り、特に粒子加速器や超電導コイルの励磁電流の検
出に好適な高精度直流電流検出器に関する。
フ 従来の絶縁形の直流電流検出器としては、2個の可
飽和リアクトルを差動接続した構成のいわゆるクレーマ
型の直流変流器が広く普及しているが、出力にスリット
が生じる欠点があつた。
飽和リアクトルを差動接続した構成のいわゆるクレーマ
型の直流変流器が広く普及しているが、出力にスリット
が生じる欠点があつた。
また、スリットを除去する直流変流器もいくつか考案さ
れ5 ているが、これも鉄心の励磁電流が出力に重畳さ
れるため精度の向上が困難であつた。本発明の目的はス
リットがなく、励磁電流の影’、響が極めて少なく、か
つ高応答で高精度の直流電流検出器を提供するにある。
れ5 ているが、これも鉄心の励磁電流が出力に重畳さ
れるため精度の向上が困難であつた。本発明の目的はス
リットがなく、励磁電流の影’、響が極めて少なく、か
つ高応答で高精度の直流電流検出器を提供するにある。
本発明の特徴は、被検出電流が流れる導体に磁気的に結
合された少なくとも2つの可飽和リアクトルとこれらの
可飽和リアクトルにそれぞれ別々に巻回された出力巻線
とこの出力巻線に交流電圧を印加する交流電源を備え前
記出力巻線に流れる電流に応じた信号を出力するように
構成された第1及び第2回路と、これら第1及び第2回
路の出力信号の偏差に応じた電流を出力する比較回路と
、この比較回路の出力電流を流しその電流が前記第1及
び第2回路の可飽和リアクトルに対し前記被検出電流に
よる起磁力を相殺するような起磁力を発生するように前
記可飽和リアクトルに巻回された帰還巻線と、前記第1
及び第2回路の可飽和リアクトルに対し前記被検出電流
による起磁力と一方は同方向の他方は逆方向の起磁力を
生じさせるバイアス電流を流すように前記可飽和リアク
トルに巻回されたバイアス巻線を備え前記帰還巻線に流
れる電流をもつて電流検出値とする直流電流検出器にお
いて、前記第1及び第2回路はそれぞれ一対の可飽和リ
アクトルを備え、これら一対の可飽和リアクトルは互い
に異る位相で飽和、非飽和を繰返すとともに前記交流電
源の一周期内における飽和期間が非飽和期間より短かく
なるように構成され、かつ前記第1及び第2回路はそれ
ぞれその出力信号として前記一対の可飽和リアクトルの
出力巻線に流れる電流のうち最大値のものを選択する手
段を備えたことにより、スリツトがなく、励磁電流の影
響が極めて少なく、かつ高応答で高精度の直流電流検出
器を提供できるようにしたものである。
合された少なくとも2つの可飽和リアクトルとこれらの
可飽和リアクトルにそれぞれ別々に巻回された出力巻線
とこの出力巻線に交流電圧を印加する交流電源を備え前
記出力巻線に流れる電流に応じた信号を出力するように
構成された第1及び第2回路と、これら第1及び第2回
路の出力信号の偏差に応じた電流を出力する比較回路と
、この比較回路の出力電流を流しその電流が前記第1及
び第2回路の可飽和リアクトルに対し前記被検出電流に
よる起磁力を相殺するような起磁力を発生するように前
記可飽和リアクトルに巻回された帰還巻線と、前記第1
及び第2回路の可飽和リアクトルに対し前記被検出電流
による起磁力と一方は同方向の他方は逆方向の起磁力を
生じさせるバイアス電流を流すように前記可飽和リアク
トルに巻回されたバイアス巻線を備え前記帰還巻線に流
れる電流をもつて電流検出値とする直流電流検出器にお
いて、前記第1及び第2回路はそれぞれ一対の可飽和リ
アクトルを備え、これら一対の可飽和リアクトルは互い
に異る位相で飽和、非飽和を繰返すとともに前記交流電
源の一周期内における飽和期間が非飽和期間より短かく
なるように構成され、かつ前記第1及び第2回路はそれ
ぞれその出力信号として前記一対の可飽和リアクトルの
出力巻線に流れる電流のうち最大値のものを選択する手
段を備えたことにより、スリツトがなく、励磁電流の影
響が極めて少なく、かつ高応答で高精度の直流電流検出
器を提供できるようにしたものである。
以下に具体的実施例により本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す電流検出器の回路図で
ある。
ある。
図で11〜14は可飽和リアクトルの鉄心、21〜24
は鉄心に内包される入力電流が流れる一次導体、31〜
34,41〜44及び51〜54はそれぞれ鉄心11〜
14に巻回された出力巻線、帰還巻線及びベイアス巻線
であり、それぞれの極性の関係は・印で図示してある。
交流電源61,62、負荷抵抗63,64、負電流阻止
ダイオード71,73及び72,74、負電流制限抵抗
81,83及び82,84並に最大電流優先回路を形成
するダイオード75,77及び76,78から構成され
る第1(第2)の制御回路は、後述のようにクレーマ型
変流器の欠点である直流出力電流にスリツトがない。直
流増幅器100は第1及び第2の制御回路の出力電圧e
l及びE2の偏差eを増幅し、帰還巻線41〜44に通
電する。そして、この出力電流を高精度の抵抗101で
電圧に変換して出力とする。バイアス電流はチヨークコ
イル55を介して通電し、出力巻線からバイアス巻線に
誘起される交流電圧の影響をなくしている。第1図の電
流検出器の動作を説明する前に、第2図〜第5図を用い
て可飽和リアリトルと第1(第2図)の制御回路からな
る出力にスリツトが生じない直流変流器について説明す
る。
は鉄心に内包される入力電流が流れる一次導体、31〜
34,41〜44及び51〜54はそれぞれ鉄心11〜
14に巻回された出力巻線、帰還巻線及びベイアス巻線
であり、それぞれの極性の関係は・印で図示してある。
交流電源61,62、負荷抵抗63,64、負電流阻止
ダイオード71,73及び72,74、負電流制限抵抗
81,83及び82,84並に最大電流優先回路を形成
するダイオード75,77及び76,78から構成され
る第1(第2)の制御回路は、後述のようにクレーマ型
変流器の欠点である直流出力電流にスリツトがない。直
流増幅器100は第1及び第2の制御回路の出力電圧e
l及びE2の偏差eを増幅し、帰還巻線41〜44に通
電する。そして、この出力電流を高精度の抵抗101で
電圧に変換して出力とする。バイアス電流はチヨークコ
イル55を介して通電し、出力巻線からバイアス巻線に
誘起される交流電圧の影響をなくしている。第1図の電
流検出器の動作を説明する前に、第2図〜第5図を用い
て可飽和リアリトルと第1(第2図)の制御回路からな
る出力にスリツトが生じない直流変流器について説明す
る。
第2図はこの直流変流器の片側部分に相当する回路図で
あり、各記号は第1図と同様のものを意味する。図で交
流電源61が図示の極性の時はダイオード71.出力巻
線31.負荷抵抗63、交流電源61のループで電流が
流れる。まず、出力巻線の印加電圧すなわち交流電源電
圧から負荷抵抗の端子電圧を差引いた電圧が正の場合は
、第3図の鉄心11の磁束一起磁力図に示すように、磁
束は負の飽和磁束(時点t1 )から増加を始める。そ
して、出力巻線の印加電圧極性が変わるT2の時点迄は
、次式のごとくの等アンペアターンの法則に基づく電流
が流れる。ここで、NLは出力巻線31の巻回数、Nc
は一次導体21の巻回数(通常は貫通で1ターン)、1
0は鉄心の励磁電流である。
あり、各記号は第1図と同様のものを意味する。図で交
流電源61が図示の極性の時はダイオード71.出力巻
線31.負荷抵抗63、交流電源61のループで電流が
流れる。まず、出力巻線の印加電圧すなわち交流電源電
圧から負荷抵抗の端子電圧を差引いた電圧が正の場合は
、第3図の鉄心11の磁束一起磁力図に示すように、磁
束は負の飽和磁束(時点t1 )から増加を始める。そ
して、出力巻線の印加電圧極性が変わるT2の時点迄は
、次式のごとくの等アンペアターンの法則に基づく電流
が流れる。ここで、NLは出力巻線31の巻回数、Nc
は一次導体21の巻回数(通常は貫通で1ターン)、1
0は鉄心の励磁電流である。
時点T2で出力巻線の印加電圧の極性が変わると、今度
は磁束は減少し始め次式のように励磁電流分だけ少ない
電流が流れる。そして、時点T3で鉄心が飽和すると、
交流電源電圧の極性が負であるため、バイパスダイオー
ド75、出力巻線31.負電流制限抵抗8L交流電源の
ループで、交流電源電圧と制限抵抗81により定まる電
流が流れる。
は磁束は減少し始め次式のように励磁電流分だけ少ない
電流が流れる。そして、時点T3で鉄心が飽和すると、
交流電源電圧の極性が負であるため、バイパスダイオー
ド75、出力巻線31.負電流制限抵抗8L交流電源の
ループで、交流電源電圧と制限抵抗81により定まる電
流が流れる。
この電流は変流器動作の電流ではないので負荷抵抗63
に流れないようダイオード75でバイパスしている。従
つて、負荷抵抗63に流れる電流は第4図のごとくの変
流器動作による電流分となる。第2図の変流器だけでは
第4図に示すように交流電源の一周期にわたる出力が得
られない。そこで、第1図の第1の制御回路1及び第2
の制御回路2に示すように、交流電源及び負荷抵抗を共
有する形で二台の上記変流器を並列に接続して直流変流
器を構成する。この直流変流器は第5図に示すように、
第4図のごとき半周期以上変流器動作をし、かつ互に電
源位相と半周期ずれた出力を出す電流源11及びI2を
用いた等価回路で説明できる。すなわち、先のダイオー
ド75,76は電流源11,i2の出力の大きい方を優
先して負荷抵抗63に出力する最大値優先回路を構成し
ているため、i1〉I2のときは負荷抵抗にはi1が流
れてIL−11となり、ダイオード76にはI,とI2
の差分が流れる。11くI2のときはIL−12となり
、ダイオード75にI2とi1の差分が流れる。
に流れないようダイオード75でバイパスしている。従
つて、負荷抵抗63に流れる電流は第4図のごとくの変
流器動作による電流分となる。第2図の変流器だけでは
第4図に示すように交流電源の一周期にわたる出力が得
られない。そこで、第1図の第1の制御回路1及び第2
の制御回路2に示すように、交流電源及び負荷抵抗を共
有する形で二台の上記変流器を並列に接続して直流変流
器を構成する。この直流変流器は第5図に示すように、
第4図のごとき半周期以上変流器動作をし、かつ互に電
源位相と半周期ずれた出力を出す電流源11及びI2を
用いた等価回路で説明できる。すなわち、先のダイオー
ド75,76は電流源11,i2の出力の大きい方を優
先して負荷抵抗63に出力する最大値優先回路を構成し
ているため、i1〉I2のときは負荷抵抗にはi1が流
れてIL−11となり、ダイオード76にはI,とI2
の差分が流れる。11くI2のときはIL−12となり
、ダイオード75にI2とi1の差分が流れる。
以上のようにダイオード75,76,77,78は電源
半周期以上変流器電流を流す出力巻線31,32,33
,34の変流器電流の最大値を優先するように構成して
いるので第1図の各直流出力e1及びE2にはスリツト
がない。このため後述のように精度及び応答が高い電流
検出器を得ることができる。次に第1図の全体の動作に
ついて第6図の動作図を用いて説明する。入力電流1c
が零のときは第1の制御回路の出力電圧e1及び第2の
制御回路の出力電圧E2はそれぞれバイアス巻線NBと
バイアス電流1Bより定まるバイアス起磁力NBiB相
当の出力電圧E。で互いに等しく、偏差電圧eは零であ
る。従つて、直流増幅器100の出力電流も零で高精度
抵抗の端子電圧すなわち電流検出器の出力電圧は零であ
る。ここで、第6図のごとく入力電流1cが流れると第
1の制御回路の出力電圧e1は増加し、第2の制御回路
の出力電圧E2は減少して偏差電圧eが生じる。そこで
、直流増幅器はこれを増幅して帰還巻線(巻回数NF)
に電流1Fを流し、入力電流による起磁力Ncicを打
消すよう動作する。帰還巻線による起磁力NFiFが少
ないと図のように各制御回路の出力電圧e/,E2′
には偏差が生じているので直流増幅器は更に出力電流を
増やし、最終的に入力起磁力Ncicと帰還巻線の起磁
力NFiFが等しく、すなわちEl,e2の出力電圧が
等しくなるよう動作する。従つて、直流増幅器の増幅度
と応答性が十分高ければ、e1とE2の偏差は極めて小
さく、帰還巻線に流れる電流は次式のように単に入力電
流に比例したものとなる。従つて、この電流を高精度の
抵抗1旧で電圧に変換すれば、高精度の電流検出が可能
である。以上で、直流増幅器の増幅度と応答性が十分高
ければと述べたことと先に第1及び第2の制御回路は出
力電圧にスリツトがないこととは本電流検出器の精度及
び応答性に大きな関係がある。
半周期以上変流器電流を流す出力巻線31,32,33
,34の変流器電流の最大値を優先するように構成して
いるので第1図の各直流出力e1及びE2にはスリツト
がない。このため後述のように精度及び応答が高い電流
検出器を得ることができる。次に第1図の全体の動作に
ついて第6図の動作図を用いて説明する。入力電流1c
が零のときは第1の制御回路の出力電圧e1及び第2の
制御回路の出力電圧E2はそれぞれバイアス巻線NBと
バイアス電流1Bより定まるバイアス起磁力NBiB相
当の出力電圧E。で互いに等しく、偏差電圧eは零であ
る。従つて、直流増幅器100の出力電流も零で高精度
抵抗の端子電圧すなわち電流検出器の出力電圧は零であ
る。ここで、第6図のごとく入力電流1cが流れると第
1の制御回路の出力電圧e1は増加し、第2の制御回路
の出力電圧E2は減少して偏差電圧eが生じる。そこで
、直流増幅器はこれを増幅して帰還巻線(巻回数NF)
に電流1Fを流し、入力電流による起磁力Ncicを打
消すよう動作する。帰還巻線による起磁力NFiFが少
ないと図のように各制御回路の出力電圧e/,E2′
には偏差が生じているので直流増幅器は更に出力電流を
増やし、最終的に入力起磁力Ncicと帰還巻線の起磁
力NFiFが等しく、すなわちEl,e2の出力電圧が
等しくなるよう動作する。従つて、直流増幅器の増幅度
と応答性が十分高ければ、e1とE2の偏差は極めて小
さく、帰還巻線に流れる電流は次式のように単に入力電
流に比例したものとなる。従つて、この電流を高精度の
抵抗1旧で電圧に変換すれば、高精度の電流検出が可能
である。以上で、直流増幅器の増幅度と応答性が十分高
ければと述べたことと先に第1及び第2の制御回路は出
力電圧にスリツトがないこととは本電流検出器の精度及
び応答性に大きな関係がある。
すなわち、第1及び第2の制御回路の出力に仮にクレー
マ型変流器にみられるスリツトが存在すれば直流増幅器
はこれに応動して動作するため、帰還巻線に流れる電流
すなわち出力抵抗101に流れる電流はリツプルを含ん
だものとなり、また帰還巻線に流れるリツプル電流の影
響で第1及び第2の制御回路の出力は変動してこれが更
に直流増幅器を介して増幅して出力されるという多大な
悪影響が生じる。このため、直流増幅器の増幅度や応答
速度は低くとらざるを得なくなり、よつて電流検出器の
精度及び応答性は著しく悪化してしまう。従つて、本発
明の一実施例である第1図に示すように、第1及び第2
の制御回路は出力にスリツトが生じない直流変流器であ
ることが必要であり、このようにすることにより高精度
の電流検出が可能となる。第7図は以上の電流検出器で
更に性能を向上するための鉄心11〜14の組合せ方法
を示すものである。
マ型変流器にみられるスリツトが存在すれば直流増幅器
はこれに応動して動作するため、帰還巻線に流れる電流
すなわち出力抵抗101に流れる電流はリツプルを含ん
だものとなり、また帰還巻線に流れるリツプル電流の影
響で第1及び第2の制御回路の出力は変動してこれが更
に直流増幅器を介して増幅して出力されるという多大な
悪影響が生じる。このため、直流増幅器の増幅度や応答
速度は低くとらざるを得なくなり、よつて電流検出器の
精度及び応答性は著しく悪化してしまう。従つて、本発
明の一実施例である第1図に示すように、第1及び第2
の制御回路は出力にスリツトが生じない直流変流器であ
ることが必要であり、このようにすることにより高精度
の電流検出が可能となる。第7図は以上の電流検出器で
更に性能を向上するための鉄心11〜14の組合せ方法
を示すものである。
第1図の実施例では11〜14の計4個の鉄心を使用し
ているが、いま4個の鉄心の励磁電流特性が第7図のご
とくであつたとする。すなわち、励磁電流は鉄心1が最
も大きく、2,3の順に小さくなり4が最も小さいとす
る。このとき、出力電圧E,とE2の差分が小さくなる
よう鉄心11〜14に鉄心1〜4を使用すれば誤差を小
さくできる。そこで第8図に示すように変流器動作期間
が同じリアクトルの鉄心に励磁電流が比較的近い鉄心を
使用する。第8図において、期間Aは鉄心1,2を使用
したリアクトルが変流器動作をする期間、期間Bは鉄心
3,4を使用したリアクトルが変流器動作をする期間、
期間Cは交流電源の一周期に相当する期間である。すな
わち、例えば第1図の鉄心11に鉄心1を、変流器動作
期間が同じ鉄心13に鉄心2を、同様に鉄心12に鉄心
3を、鉄心14に鉄心4を使用する。この場合第1及び
第2の制御回路の出力電圧e1及びE2は第8図のごと
くとなり、その偏差電圧eは鉄心の励磁電流のバラツキ
の影響が少なく、リツプル分を最も小さくできる。従つ
て、出力リツプルの少ない直流増幅器の出力電流が得ら
れる。ここで出力リツブルよりも励磁電流による平均値
誤差を少なくするには、鉄心1と2及び3と4を同一変
流器動作期間に使用するのは同じであるが、このうち一
方は、例えば鉄心3と4は先とは逆に鉄心3を鉄心14
に、鉄心4を鉄心12に使用するようにする。さすれば
この変流器動作期間の偏差電圧eは負となるので交流電
源一周期当りの平均値は相殺されて極めて小さくできる
。以上のように、2組の直流変流器に使用する複数の鉄
心(第1図では4個)を、同一変流器動作期間の鉄心同
志の励磁電流が比較的近くなるように鉄心を組合せれば
、出力電流のリツプル又は誤差を小さくできる効果があ
る。
ているが、いま4個の鉄心の励磁電流特性が第7図のご
とくであつたとする。すなわち、励磁電流は鉄心1が最
も大きく、2,3の順に小さくなり4が最も小さいとす
る。このとき、出力電圧E,とE2の差分が小さくなる
よう鉄心11〜14に鉄心1〜4を使用すれば誤差を小
さくできる。そこで第8図に示すように変流器動作期間
が同じリアクトルの鉄心に励磁電流が比較的近い鉄心を
使用する。第8図において、期間Aは鉄心1,2を使用
したリアクトルが変流器動作をする期間、期間Bは鉄心
3,4を使用したリアクトルが変流器動作をする期間、
期間Cは交流電源の一周期に相当する期間である。すな
わち、例えば第1図の鉄心11に鉄心1を、変流器動作
期間が同じ鉄心13に鉄心2を、同様に鉄心12に鉄心
3を、鉄心14に鉄心4を使用する。この場合第1及び
第2の制御回路の出力電圧e1及びE2は第8図のごと
くとなり、その偏差電圧eは鉄心の励磁電流のバラツキ
の影響が少なく、リツプル分を最も小さくできる。従つ
て、出力リツプルの少ない直流増幅器の出力電流が得ら
れる。ここで出力リツブルよりも励磁電流による平均値
誤差を少なくするには、鉄心1と2及び3と4を同一変
流器動作期間に使用するのは同じであるが、このうち一
方は、例えば鉄心3と4は先とは逆に鉄心3を鉄心14
に、鉄心4を鉄心12に使用するようにする。さすれば
この変流器動作期間の偏差電圧eは負となるので交流電
源一周期当りの平均値は相殺されて極めて小さくできる
。以上のように、2組の直流変流器に使用する複数の鉄
心(第1図では4個)を、同一変流器動作期間の鉄心同
志の励磁電流が比較的近くなるように鉄心を組合せれば
、出力電流のリツプル又は誤差を小さくできる効果があ
る。
この事は高精度直流電流検出器にとり極めて重要なこと
である。更に以上の電流検出器の精度を向上するうえで
2組の直流変流器の出力電流の差分の求め方が重要な問
題となる。第1図の実施例では抵抗63及び64により
一度電圧に置換してから差分を電圧eとして求めている
が、この場合は、鉄心の励磁電流特性の相違と同様に、
抵抗63と64のアンバランスの影響がでてくる。第9
図に示す実施例はこのような問題点を解決するものであ
り、その特徴は第1の制御回路と第2の制御回路の直流
出力回路を両者の差電流が流れるように構成し、そこに
抵抗゛を挿入してその端子電圧により偏差を求めるよう
にしたことにある。すなわち、第9図で第1の制御回路
1の直流電流出力回路と第2の制御回路2の直流電流出
力回路とを抵抗65を介して差動接続することにより、
抵抗65には直流電流1L1とIL2の差電流が流れる
ので、この端子電圧を直流増幅器の入力信号とすれば先
のように別々の抵抗素子を使用していないので抵抗値差
や温度係数差など差分を求めるときの誤差が生じないの
で電流検出器の精度を向上できる効果がある。なお、第
1図及び第9図で一次導体との極性に留意すれば、出力
巻線が巻回された鉄心11〜14へのバイアス巻線及び
帰還巻線の巻方は、バイアス巻線51,52は鉄心11
,12に共通に1組巻き、バイアス巻線53,54は鉄
心13,14に共通に1組巻き、帰還巻線41〜44は
鉄心11〜14に共通に1組巻けば良いことは当然のこ
とである。通常磁気増幅器などでコイルの巻工数を減ら
すために極性が同じコイルは鉄心を重ね合せてから巻回
している。なお、上述の説明では第1及び第2の制御回
路は第1図及び第9図に示すもののみ示したが、これは
直流出力電流にスリツトがない他の電流検出器を使用し
て同様の効果があることは言うまでもない。
である。更に以上の電流検出器の精度を向上するうえで
2組の直流変流器の出力電流の差分の求め方が重要な問
題となる。第1図の実施例では抵抗63及び64により
一度電圧に置換してから差分を電圧eとして求めている
が、この場合は、鉄心の励磁電流特性の相違と同様に、
抵抗63と64のアンバランスの影響がでてくる。第9
図に示す実施例はこのような問題点を解決するものであ
り、その特徴は第1の制御回路と第2の制御回路の直流
出力回路を両者の差電流が流れるように構成し、そこに
抵抗゛を挿入してその端子電圧により偏差を求めるよう
にしたことにある。すなわち、第9図で第1の制御回路
1の直流電流出力回路と第2の制御回路2の直流電流出
力回路とを抵抗65を介して差動接続することにより、
抵抗65には直流電流1L1とIL2の差電流が流れる
ので、この端子電圧を直流増幅器の入力信号とすれば先
のように別々の抵抗素子を使用していないので抵抗値差
や温度係数差など差分を求めるときの誤差が生じないの
で電流検出器の精度を向上できる効果がある。なお、第
1図及び第9図で一次導体との極性に留意すれば、出力
巻線が巻回された鉄心11〜14へのバイアス巻線及び
帰還巻線の巻方は、バイアス巻線51,52は鉄心11
,12に共通に1組巻き、バイアス巻線53,54は鉄
心13,14に共通に1組巻き、帰還巻線41〜44は
鉄心11〜14に共通に1組巻けば良いことは当然のこ
とである。通常磁気増幅器などでコイルの巻工数を減ら
すために極性が同じコイルは鉄心を重ね合せてから巻回
している。なお、上述の説明では第1及び第2の制御回
路は第1図及び第9図に示すもののみ示したが、これは
直流出力電流にスリツトがない他の電流検出器を使用し
て同様の効果があることは言うまでもない。
本発明によれば出力電流にスリツトがなく、励磁電流の
影響が極めて少なく、かつ高応答で高精度の直流電流検
出器を提供できる。
影響が極めて少なく、かつ高応答で高精度の直流電流検
出器を提供できる。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図〜第5
図は本発明の構成要素である直流変流器の説明図、第6
図は本発明の基本動作を説明する特性図、第7図は本発
明の構成要素である鉄心の組合せ方を説明する図、第8
図は本発明になる電流検出器の動作波形図、第9図は本
発明になる電流検出器の他の実施例を示す回路図である
。 11〜14・・・・・・鉄心、21〜24・・・・・・
一次導体、31〜34・・・・・・出力巻線、41〜4
4・・・・・・帰還巻線、51〜54・・・・・・バイ
アス巻線、1,2・・・・・・第1及び第2の制御回路
、61,62・・・・・・交流電源、100・・・・・
・直流増幅回路、101・・・・・・高精度抵抗、65
・・・・・・差電流検出抵抗。
図は本発明の構成要素である直流変流器の説明図、第6
図は本発明の基本動作を説明する特性図、第7図は本発
明の構成要素である鉄心の組合せ方を説明する図、第8
図は本発明になる電流検出器の動作波形図、第9図は本
発明になる電流検出器の他の実施例を示す回路図である
。 11〜14・・・・・・鉄心、21〜24・・・・・・
一次導体、31〜34・・・・・・出力巻線、41〜4
4・・・・・・帰還巻線、51〜54・・・・・・バイ
アス巻線、1,2・・・・・・第1及び第2の制御回路
、61,62・・・・・・交流電源、100・・・・・
・直流増幅回路、101・・・・・・高精度抵抗、65
・・・・・・差電流検出抵抗。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被検出電流が流れる導体に磁気的に結合された少な
くとも2つの可飽和リアクトルとこれらの可飽和リアク
トルにそれぞれ別別に巻回された出力巻線とこの出力巻
線に交流電圧を印加する交流電源を備え前記出力巻線に
流れる電流に応じた信号を出力するように構成された第
1及び第2回路と、これら第1及び第2回路の出力信号
の偏差に応じた電流を出力する比較回路と、この比較回
路の出力電流を流しその電流が前記第1及び第2回路の
可飽和リアクトルに対し前記被検出電流による起磁力を
相殺するような起磁力を発生するように前記可飽和リア
クトルに巻回された帰還巻線と、前記第1及び第2回路
の可飽和リアクトルに対し前記被検出電流による起磁力
と一方は同方向の他方は逆方向の起磁力を生じさせるバ
イアス電流を流すように前記可飽和リアクトルに巻回さ
れたバイアス巻線を備え前記帰還巻線に流れる電流をも
つて電流検出値とする直流電流検出器において、前記第
1及び第2回路はそれぞれ一対の可飽和リアクトルを備
え、これら一対の可飽和リアクトルは互いに異る位相で
飽和、非飽和を繰返すとともに前記交流電源の一周期内
における飽和期間が非飽和期間より短かくなるように構
成され、かつ前記第1及び第2回路はそれぞれの出力信
号として前記一対の可飽和リアクトルの出力巻線に流れ
る電流のうち最大値のものを選択する手段を備えたこと
を特徴とする直流電流検出器。 2 特許請求の範囲第1項記載の直流電流検出器におい
て、前記比較回路は、前記第1及び第2回路の出力信号
の偏差を電流突合せ回路により求め、この偏差に応じた
信号を増幅した電流を出力することを特徴とする直流電
流検出器。 3 特許請求の範囲第1項記載の直流電流検出器におい
て、前記可飽和リアクトルとして前記第1及び第2回路
間でほぼ同時期に非飽和期間となるもの同志に励磁電流
特性のより近いものを用いることを特徴とする直流電流
検出器。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53134078A JPS5920982B2 (ja) | 1978-10-30 | 1978-10-30 | 直流電流検出器 |
| DE7979302318T DE2964740D1 (en) | 1978-10-30 | 1979-10-24 | Direct current detecting device using saturable reactors |
| EP79302318A EP0010921B1 (en) | 1978-10-30 | 1979-10-24 | Direct current detecting device using saturable reactors |
| US06/089,372 US4286211A (en) | 1978-10-30 | 1979-10-30 | Direct current detecting device using saturable reactors |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53134078A JPS5920982B2 (ja) | 1978-10-30 | 1978-10-30 | 直流電流検出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5560860A JPS5560860A (en) | 1980-05-08 |
| JPS5920982B2 true JPS5920982B2 (ja) | 1984-05-16 |
Family
ID=15119874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53134078A Expired JPS5920982B2 (ja) | 1978-10-30 | 1978-10-30 | 直流電流検出器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5920982B2 (ja) |
| DE (1) | DE2964740D1 (ja) |
-
1978
- 1978-10-30 JP JP53134078A patent/JPS5920982B2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-10-24 DE DE7979302318T patent/DE2964740D1/de not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5560860A (en) | 1980-05-08 |
| DE2964740D1 (en) | 1983-03-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2923307B2 (ja) | 電流センサ | |
| US5124648A (en) | Single winding saturable core magnetometer with field nulling | |
| US2509738A (en) | Balanced magnetic amplifier | |
| WO1989002082A1 (en) | Single-winding magnetometer | |
| US3007106A (en) | Current meter and probe therefor | |
| KR20020027491A (ko) | 교류전류 검출장치 | |
| US4243931A (en) | Current isolator | |
| US2725520A (en) | Electrical error detector | |
| US4286211A (en) | Direct current detecting device using saturable reactors | |
| US2472980A (en) | Measuring system and saturable reactor for use therein | |
| JPS5920982B2 (ja) | 直流電流検出器 | |
| US3701008A (en) | Phantom burden arrangement for current transformer calibration | |
| US2773133A (en) | Magnetic amplifiers | |
| US2897296A (en) | Magnetic amplifier | |
| US4884038A (en) | Transconductance amplifier with transformer coupled forward feed | |
| JP4716030B2 (ja) | 電流センサ | |
| US2769122A (en) | Self-balancing servo system | |
| US2272772A (en) | Electrical measuring apparatus | |
| HU190346B (en) | Electric current measuring circuit arrangement | |
| EP0067153B1 (en) | Dual core magnetic amplifier sensor | |
| US3739291A (en) | Half-wave bridge type magnetic amplifier | |
| GB1080687A (en) | Magnetic amplification and control apparatus | |
| JPS6212862B2 (ja) | ||
| JPH01189566A (ja) | 直流電流検出器 | |
| JPS6042504Y2 (ja) | 磁気増幅器 |