JPS5921423B2 - カ−ドを用いた解錠設備 - Google Patents

カ−ドを用いた解錠設備

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JPS5921423B2
JPS5921423B2 JP8841080A JP8841080A JPS5921423B2 JP S5921423 B2 JPS5921423 B2 JP S5921423B2 JP 8841080 A JP8841080 A JP 8841080A JP 8841080 A JP8841080 A JP 8841080A JP S5921423 B2 JPS5921423 B2 JP S5921423B2
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加寿男 水谷
宏 江頭
茂 春日井
正治 中村
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、カードを用いた解錠設備、とくにホテルの
ように施錠の必要な部屋が多数ありかつ解錠する人が頻
繁に変わる場合に好適に適用されるカードを用いた解錠
設備に関する。
ホテルには施錠の必要な部屋が多数ある。
このような各部屋のドアには通常、タンブラ−錠のよう
な鍵で開閉する機械的な錠が取付けられている。
鍵で開閉する錠だと、部屋の使用にあたって鍵を手渡し
、使用後には鍵を受取る必要があるので、鍵の管理に多
くの手間を必要とする。
また鍵を紛失した場合には、拾得者に対する防犯対策上
、錠そのものを交換する必要があり、時間と費用を費や
す。
そこで、錠を電気的な信号により解錠する自動解錠装置
とし、ドアにカードリーダと、秘密番号を記憶する記憶
装置と、演算処理装置とを設け、秘密番号が記録された
カードにより施錠を解錠するものが考案されている。
この装置は、カード・リーダによりカードから読取った
秘密番号と記憶装置に記憶されている秘密番号とを比較
し、両番号が一致した場合に解錠する。
そして、同一部屋の使用者が変わるたびに新たな秘密番
号が記録されたコードを使用者に手渡す。
秘密番号の変更は多数の部屋を集中的に制御している中
央制御装置において行なわれ、変更された新たな秘密番
号が中央制御装置から該当する部屋の記憶装置にその都
度伝送される。
したがって、この方式では中央制御装置とすべての部屋
の施錠解除装置との間に通信用のケーワ゛ルを配設しな
げればならず、設備費用が嵩むとともに、適当な期間ご
とに保守点検を行なわなければならない。
そこで、中央制御装置と各部屋の施錠解除装置との間に
通信用ケーブルを配設する必要のないカードを用いた解
錠設備が望まれている。
この発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、使
用者が変わるたびに秘密番号を変えることができ、した
がってカードの紛失または遺棄に対しても特別の防犯対
策を講する必要がなく、しかも中央制御装置との間にケ
ーブルを配設する必要がなく、安価に設置することので
きるカードを用いた解錠設備を提供するものである。
以下、図面を参照してこの発明を、ホテルに適用した場
合について説明する。
第1図から第3図は、カードの発行からこのカードによ
るドアの解錠までの概要を示している。
カード発行機1はホテルのフロントに設置されている。
磁気ストライプ3を有するカード2をカード発行機1に
挿入すると、後述する手順にしたがって磁気ストライプ
3上に所要のカード・データが磁気記録される。
このカード・データにはホテル・コードH1部屋番号N
、秘密番号G、2種類の補助番号A、Bおよび補助番号
を選択するための指定コードCが含まれている。
第2図においてはこれらの番号またはコードG、A、B
、Cに、同一の解錠装置に対するカードの発行回数を示
す添字2が付けられている。
カード2が発行されると、このカード2は該当する部屋
を使用する利用者に手渡される。
各部屋のドア4には解錠装置が設けられており、この解
錠装置はカード・リーダ5を含んでいる。
カード・リーダ5はドア4の外がわに取付けられている
。
ドア4の外がわにはまた固定ノブ6が設けられ、上部に
は部屋番号Nが表示されている。
カード・リーダ5は手動走査式のものであって、使用者
がカード2をカード・リーダ5に挿入して走査すると、
ドア40錠が解錠される。
カード・リーダとしてはもちろん自動走査式のものを用
いることもできる。
第4図は、ホテルの各部屋ごとに設けられた錠装置の外
観を示している。
この錠装置は自動施錠機能を有しており、ドア4を閉め
ると、トリガ・ボルト8が働いてラッチ7が固定され自
動的に施錠される。
上述のようにカード2をカード・リーダ5に挿入すると
、後述する解錠用ソレノイド57(第7図)に通電し、
かつ表示灯12が点灯する。
そして、ノブ6のブツシュ・ボタン9を押すとラッチが
はずれ解錠される。
この錠装置には、鍵を用いた機械的な作動により解錠す
る補助機構が備えられており、鍵を鍵穴11に差込んで
回すことにより鍵は解錠される。
また、ドア4の内がわには内がわハンドル(図示路)が
設けられ、このハンドルにより自由に解錠することがで
きる。
第5図はカード発行機1の内部構成を示している。
カード発行機1は、テンキー24と、乱数発生器25と
、エンコーダ26と、演算回路20と、演算用のレジス
タ21,22(便宜的にRal。
Ra2で表わす)と、指定コードC記憶用のフラグ23
(Flで表わす)と、各種データ記憶用のレジスタ群3
0と、データ記憶用のRAM40とから構成されている
。
乱数発生器25は、発振器27とカウンタ28とからな
る。
レジスタ群30は、6種類のカード・データをそれぞれ
記憶する6つのレジスタ31〜36を含んでいる。
またRAM40には、各部屋ごとに2つの記憶エリヤが
設げられており、これらの記憶エリヤには秘密番号Gと
指定コードCとがそれぞれ記憶される。
さて、ある部屋に対して前回発行されたカードの秘密番
号G、補助番号A、Bおよび指定コードCに添字1を付
してそれぞれGl、AI、B1゜C1で表わし、同じ部
屋に対して今回発行されたカードの秘密番号G、補助番
号A、Bおよび指定コードCに添字2を付してそれぞれ
G2.A2゜B2.C2で表わす。
カード発行機1では、前回の秘密番号G1および指定コ
ードC1と、今回の補助番号A2またはB2のいずれか
とから今回の秘密番号G2を作成する。
ここで、指定コードC1および補助番号A2.B2は乱
数であって、乱数発生器25かも読出される。
補助番号A、Bは伺桁の数字であってもよいが、3,4
桁が好ましい。
コードC1は前回の秘密番号G1作成時に読出されたも
のであって、今回の秘密番号G2作成時には次回のため
に、指定コードC2を読出してお(。
指定コードCは1またはOのいずれか一方の値をとり、
その値に応じて補助番号AまたはBが選択される。
この実施例では、指定コードCが1のとき補助番号Aが
、指定コードCが0のとき補助番号Bが選択される。
今回の秘密番号G2の作成のための演算の方法は数多く
ある。
たとえば、G2=G1+(A2またはB2) ・・
・(1)G2二G1x(A2またはB2) ・・・
(2)G2=mXG1+nX(A2またはB2)−(3
)G2=(G1)2+(A2またはB2) ・・(4
)などを挙げることができる。
ここでm、nは定数であって、カード発行機1のRAM
40および後述する解錠装置10のRAM70に記憶さ
れる。
このように、今回の秘密番号G2は、前回の秘密番号G
1との間に所要の関係が存在するように作成される。
この実施例では第(1)式が用いられている。
部屋番号Nの部屋のカードを発行する場合を例にとる。
RAM400部屋番号Nについての記憶エリヤ47,4
8には前回の秘密番号G1および指定コードC1が記憶
されている。
またレジスタ31にはあらかじめホテル・コードHがス
トアされている。
第6図を参照して、ホテルの係員がテンキー24により
部屋番号Nを入力するととれをレジスタ32にストアし
くステップ101)、スタート・ボタンSを押すと(ス
テップ102)、乱数発生器25かもそのときのカウン
タ28の計数値を補助番号A2として読出しレジスタ3
5にストアする(ステ少プ103)。
次に、RAM40の記憶エリヤ48から前回の指定コー
ドC1を読出してレジスタRa1に入れ(ステップ10
4)、0をレジスタRa2に入れて(ステップ105)
、演算回路20で両レジスタRal、Ra2の内容の減
算をすることにより前回の指定コードC1が1であるか
0であるかを判定し、この結果をフラグF1にセットす
る(ステップ106)。
指定コードC1が1であれば減算結果は1でありこのと
きフラグF1に0をセットする。
逆に指定コードC1が0であれば減算結果は0でありこ
のときフラグF1に1をセットする。
ステップ103の場合と同じように乱数発生器25かも
乱数を読出してこれを補助番号B2としてレジスタ36
にストアする(ステップ107)。
そして、RAM40の記憶エリヤ47から前回の秘密番
号G1を読出してレジスタRa1にセットしくステップ
108)、フラグF1の状態をみる(ステップ109)
。
フラグF1が0であればレジスタ35かも補助番号A2
を読出してレジスタRa2に入れ(ステップ110)、
フラグF1が1であればレジスタ36から補助番号B2
を読出してレジスタRa2に入れ(ステップ111)、
演算回路20で両レジスタRal、Ra2の内容を加算
してこの結果を今回の秘密番号G2としてレジスタ33
にストアする(ステップ112)。
ステップ108〜112の処理により、指定コードC1
によって選択された補助番号A2またはB2と、前回の
秘密番号G1とを用いて第(1)式により今回の秘密番
号G2が算出されることが理解されよう。
乱数発生器25のカウンタ28の計数値の下1桁は1ま
たはOであるから、これを読出して今回の指定コードC
2としレジスタ34にストアスる(ステップ113)。
そして、レジスタ33,34からそれぞれ秘密番号G2
および指定コードC2を読出してRAM40の記憶エリ
ヤ47,48にストアする(ステップ114,115)
。
このことにより記憶エリヤ47,48の内容はG1.C
IからそれぞれG2.C2に変更される。
最後に、レジスタ群30にストアされているホテル・コ
ードH1部屋番号N、秘密番号G2、指定コード2およ
び補助番号A2.B2を読出してエンコーダ26に転送
し、カード2に書込む(ステップ116)。
第7図はドア4に備えられた解錠装置10を示している
。
解錠装置10は、カード・リーダ5と、タイマ55と、
フリップフロップ56(FFで表わす)と、解錠用ソレ
ノイド5Tと、演算回路50と、演算用レジスタ51.
52(Rb1.Rb2で表わす)と、各種データ記憶用
のフラグ53(F2で表わすつと、各種データ記憶用の
レジスタ群60と、データ記憶用のRAM70とから構
成されている。
この実施例では、解錠後一定時間Tだげ解錠状態に維持
され、この時間Tが経過すると再び施錠状態に戻る。
この一定時間Tを計時するためにタイマ55が用いられ
ている。
レジスタ群60は6つのレジスタ61〜66かも構成さ
れている。
また、RAM70には、ホテル・コードHを記憶するエ
リヤ71、部屋番号Nを記憶するエリヤ72、秘密番号
Gを記憶するエリヤ13、指定コードCを記憶するエリ
ヤ74およびタイマ55の設定時間Tを記憶するエリヤ
15が設けられている。
解錠装置10では、カード2のデータを読取って、カー
ド・データ中の秘密番号GがRAM70の記憶エリヤ7
3に記憶されている秘密番号Gと次のいずれかの関係に
ある場合に施錠を解除する。
その1は、カード・リーダ5で読取った秘密番号Gが記
憶エリヤ73内の秘密番号Gと一致した場合である。
他の1つは、カード・リーダ5で読取った秘密番号Gが
記憶エリヤ73内の秘密番号Gと、カード・データ中の
補助番号A、Bおよび記憶エリヤ74内の指定コードC
を用いて第(0式の関係にある場合である。
すなわち、カード・データ中の各番号をG2.A2.B
2、記憶エリヤ73゜74の秘密番号および指定コード
をそれぞれG1゜C1とすれば、これら秘密番号Gl、
G2が、指定コードC1によって選択された補助番号A
2またはB2を用いて第(1)式の関係にあれば施錠を
解除する。
この場合は、番号Nの部屋の利用者が変ったのであるか
ら、カード・データ中の秘密番号G2および指定コード
C2をG 1 、CIに代えてRAM70の記憶エリヤ
γ3,14にそれぞれ記憶する。
いまRAMγ0の記憶エリヤ7L72,75にはそれぞ
れホテル・コードH1部屋番号Nおよびタイマ55の設
定時間Tがそれぞれあらかじめ記憶されているものとす
る。
またフリップフロップ56はリセットされている。
第8図を参照して、カード2がカード・リーダ5に挿入
されると、カード2を読取りこの読取ったカード・デー
タをレジスタ群60に読込む(ステップ120)。
そして、RAM70の記憶エリヤ71のホテル・コード
HをレジスタRb1に入れ(ステップ121)、レジス
タ61内のホテル・コードHをレジスタRb2に入れて
(ステップ122)、ホテル・コードの検査を行なう。
両レジスタRb1.Rb2の内容を減算してこの結果が
OであればフラグF2を1にセットし、減算結果が0以
外であればフラグF2をOにセットする(ステップ12
3)。
そして、フラグF2の状態をみて、フラグF2が1であ
ればカード・データ中のホテル・コードHは正しがった
のであるから、次にステラ11250部屋番号Nの検査
に移る。
フラグF2がOであればホテル・コードHが正しくなく
不正なカードが用いられているのであるから、解錠せず
に処理を終える。
ステップ125ではホテル・コードHの検査の場合と同
じように、RAM70の記憶エリヤγ2中の部屋番号N
をレジスタRblに入れ、次にレジタ2620部屋番号
NをレジスタRb2に入れ(ステップ126)、両レジ
スタRb1.Rb2の内容の減算処理をしてこの結果が
0であればフラグF2を1にセットする(ステップ12
1)。
そして、フラグF2の状態をみて(ステップ128)フ
ラグF2が1であれば部屋番号Nが正しいとしてステッ
プ129の秘密番号Gの検査に移る。
フラグF2がOであればそのまま処理を終了して解錠し
ない。
レジスタ63〜66には今回の秘密番号G2、指定コー
ドC2、補助番号A2.B2がそれぞれ記憶されており
、RAM70の記憶エリヤ73゜74には前回の秘密番
号G1および指定コードC1が記憶されているものとす
る。
ステップ129では記憶エリヤ73に記憶されている秘
密番号G(G1)を読出してレジスタRb1に入れ、次
にレジスタ63の秘密番号G2をレジスタRb2に入れ
(ステップ130)、両レジスタRb1.Rb2の内容
を減算して減算結果がOであればフラグF2を1にセッ
トする(ステップ131)。
減算結果が0でない場合にはフラグF2をOにセットす
る。
そしてフラグF2の状態をみて(ステップ132)、l
であればステップ133に進み、0であればステップ1
38に移る。
RAM70のエリヤ13の秘密番号はG1であり、レジ
スタ63の秘密番号はG2であるから、これらの秘密番
号は一致せず、ステップ132でNOとなる。
これは、部屋番号Nの利用者が変って新たなカードが変
更された場合である。
したがって、次に両番号G1.G2が第(1)式によっ
て関係づげられているかどうかを検査する。
ステップ138では、RAM70のエリヤT4に記憶さ
れている指定コードC1を読出してレジスタRb1に入
れ、次にOをレジスタRb2に入れて(ステップ139
)、両レジスタRbl、Rb2の内容を減算してその結
果がOであればフラグF2を1にセットし、減算結果が
1であればフラグF2を0にセットする(ステップ14
0)。
そして、フラグF2の状態をみてOであれば補助番号A
2を選択するためにステップ142に進み、1であれば
補助番号B2を選択するためにステップ144に進む(
ステップ141)。
いずれの場合にしてもまず、エリヤ73の秘密番号G1
をレジスタRblに入れ(ステップ142,144)、
フラグF2が00場合にはレジスタ65の補助番号A2
をレジスタRb2に入れ(ステップ143)、フラグF
2が1の場合にはレジスタ66の補助番号B2をレジス
タRb2に入れる(ステップ145)。
そして、レジスタRb1の秘密番号G1と、レジスタR
b2の補助番号A2またはB2とを加算して、その結果
をレジスタRblに入れる(ステップ146)。
レジスタ63かも秘密番号G2を読出してレジスタRb
2に入れ(ステップ147)、両レジスタRbl、Rb
2の内容を減算してその結果がOであればフラグF2を
1にセットし、0でなげればフラグF2を0にセットす
る(ステップ148)。
レジスタRb1の内容は秘密番号G1と補助番号A2ま
たはB2との和であり、レジスタRb2の内容は秘密番
号G2であるから、上記の減算結果が0であるというこ
とは上記の秘密番号G1とG2が第(1)式の関係を満
足していることを意味する。
したがってこの場合には解錠のための処理に進む。
ステップ148の減算結果がOでなげれば両秘密番号G
l、G2が第(1)式の関係にない。
したがってフラグF2が00場合には(ステップ149
)解錠することなく処理を終える。
このように、RAM70に記憶されている秘密番号とカ
ードに記録されている秘密番号とが一定の関係(たとえ
ば第(1)式)にない場合には施錠を解くことはできな
い。
ステップ149でフラグF2が1の場合には、レジスタ
63に記憶されている今回の秘密番号G2をRAM70
のエリヤ73に書込み秘密番号を更新する(ステップ1
50)。
さらにレジスタ64の指定コードC2をRAM70の記
憶エリヤ14に書込んで指定コードを更新し次回に発行
されるカードに備える(ステップ151)。
以上の処理ののち、RAM70のエリヤT5に記憶され
ている設定時間Tを読出してタイマ55にセットすると
ともに(ステップ133)、フリップフロップFFをセ
ットする(ステップ134)。
フリップフロップFFがセットされるとソレノイド57
が働くので解錠される。
タイマ55の内容が0になるまでタイマ55(7)内容
から一■して時間を計時しくステップ135)、タイマ
55の内容が0になると(ステップ136)、フリップ
フロップFF’をリセットする(ステップ13T)。
このようにしてフリップフロップFFがセットされてい
る一定時間Tの間だけ解錠状態となる。
なお、ステップ135の計時処理はレジスタRbl。
Rb2を用いて減算処理を行なってもよい。
ステップ150によってRAM70のエリヤT3の秘密
番号がG1からG2に更新されたので、同一カードを用
いて再び解錠しようとする場合にはレジスタ63の内容
と記憶エリヤ73の内容が一致する(ステップ132で
YES)。
この場合にはステップ133に進んで上述のようにフリ
ップフロップFFをセットして一定時間Tだけ解錠する
。
ステップ142〜148では、前回の秘密番号G1に補
助番号A2またはB2を加算してこの加算結果と今回の
秘密番号G2との一致をみているが、今回の秘密番号G
2から補助番号A2またはB2を減算してこの減算結果
と前回の秘密番号G1との一致をみてもよい。
この手順の一例が第9図に示されている。
ステップ141におけるフラグF2の状態に関係なくま
ず今回の秘密番号G2をレジスタ63からレジスタRb
lに入れ(ステップ152゜154)、次にフラグF2
の状態に応じて補助番号A2またはB2をレジスタ65
または66からレジスタRb2に入れる(ステップ15
3または155)。
そして、両レジスタRb1.Rb2の内容を減算してそ
の結果をレジスタRb1に入れておく(ステップ156
)。
RAM70のエリヤ73の内容G1をレジスタRb2に
入れ(ステップ157)、両レジスタRb1.Rb2の
内容を減算して、この減算結果に応じてフラグF2を1
またはOにセットする(ステップ158)。
ホテルのすべての部屋またはそのうちのいくつかの部屋
の施錠を解(マスター・キーに代えて、カードにこのマ
スター・キーと同等の機能を持たせることもできる。
このようなカードをマスター・カードと呼べば、マスタ
ー・カードにも上記の解錠装置10を適用することがで
きる。
マスター・カードには磁気ストライプ上に、マスター・
カードであることを示すコード、秘密番号、指定コード
および補助番号を記録しておく。
他方、RAM70の所定の記憶エリヤにマスター・カー
ドであることを示すコード、秘密番号および前回の指定
コードを記憶しておく。
そして、カード・リーダ5によってマスター・カードの
カード・データを読取り、まずマスター・カードである
ことを示すコードの一致をみて、このコードが一致した
場合に、カードの秘密番号とRAM70の秘密番号との
一致をみる。
両秘密番号カ一致した場合に施錠を解(。
マスター・カードを紛失したりマスター・カードの秘密
番号を変更する必要があるときには、前回の秘密番号と
指定コードを用いてたとえば第(1)式の関係を満足す
るような秘密番号と補助番号が記録されたマスター・カ
ードを発行する。
この新たなマスター・カードを使用して解錠するときに
は、マスター・カードであることを示すコードが一致し
たことを条件に、ステップ138〜151と同様な処理
により前回と今回の秘密番号が所定の関係にあるかどう
かをみて、所定の関係にあればRAM70内の秘密番号
と指定コードとを更新する。
このようにして、秘密番号が一旦更新されると新たなマ
スター・カードのみによって解錠が可能となり、前回の
マスター・カードによっては解錠できなくなる。
このようなマスター・カードは、ホテルのメイド、メイ
ドの監督者および支配人などに好適に使用されるであろ
う。
第7図に示す解錠装置10は中央処理装置、とくにマイ
クロプロセッサを用いて構成されるが、第10図に示す
ように各種の論理回路の組合せによっても解錠装置を構
成することができる。
第11図は、第10図に示す解錠装置15における各回
路の出力信号を示すものであって、第11a図は秘密番
号などを更新しない定常状態における動作を、第11b
図は秘密番号などを更新する場合の動作をそれぞれ示し
ている。
第10図において、カード・リーダ5、レジスタ群60
、第1メモリ70およびソレノイド57は、便宜的に第
7図に示すカード・リーダ、レジスタ群、RAMおよび
ソレノイドと同一符号を付しである。
第2メモリT6には、前回の解錠動作において、カード
2かも読取った秘密番号G1またはG2があらかじめ記
憶されているものとする。
またフリップフロップ79はあらかじめリセットされて
いる。
カード・リーダ5によってカード2かも読取られたホテ
ル・コードH1部屋番号N5秘密番号G2、指定コード
C2および補助番号A2.B2はレジスタ群60の各レ
ジスタ61〜66にそれぞれセットされる。
第1メモリ70にはあらかじめホテル・コードH5部屋
番号N、秘密番号G1゜(G2)および指定コードCL
(C2)が記憶されている。
レジスタ61,62と第1メモリ70のホテル・コード
Hおよび部屋番号Nは比較回路54Aで比較され、一致
すると一致信号aが出力する。
この一致信号aは微分回路88に送られるので、この回
路88の出力によってゲート89が開いて、第2メモリ
76に記憶されている秘密番号Gが第1メモリTOのエ
リヤ73に送られる。
そして、レジスタ63とエリヤ73の秘密番号Gが比較
回路54Bで比較され一致すれば一致信号すが出力され
る。
両一致信号a、bはAND回路59に送られ、この回路
59から出力が発生するので単安定マルチバイブレータ
58から一定時間(タイマ55の設定時間Tに相当)だ
け出力が発生してソレノイド57が励磁され、上記一定
時間だけ解錠される。
一定時間が経過してマルチバイブレータ58の出力が立
下ったときにNOT回路99の出力が立上り、これが微
分回路100で検出され、リセット信号Rとなる。
このリセット信号Rによってレジスタ群60がリセット
されその内容が消去されるとともに、フリップフロップ
79がリセットされる。
レジスタ群60と第1メモリ70のホテル・コードH1
部屋番号Nまたは秘密番号Gが一致しない場合には、一
致信号a、bの少な(ともいずれか一方が出力されない
から、解錠されることはない0 ホテル・コードHと部屋番号Nが一致して信号aは出力
されているが、秘密番号Gが一致しないので一致信号す
が出力されない場合には、NOT回路85から信号が出
力されることにより、AND回路80かも信号Cが出力
される。
この信号CはAND回路81,82に送られるとともに
、フリップフロップT9に送られるのでフリップフロッ
プ79がセットされる。
信号dは第1メモリ70に記憶されている指定コードC
1の状態をあられしている。
指定コードC1が1であれば信号dが出力され、AND
回路81から出力が発生するのでこれが微分回路92で
検出される。
そして、微分回路92から信号eが出力してゲート94
が開かれるので補助番号A2が選択されこの番号A2が
加算回路78に送られる。
指定コードC1がOの場合には信号dは出力されず、こ
の結果NOT回路86から出力が発生するので、AND
回路82から出力が発生する。
AND回路82の出力は微分回路93によって検出され
、微分回路93の出力信号gによってゲート95が開か
れるので、補助番号B2が加算回路78に送られる。
加算回路78では、第1メモリγ0のエリヤ73に記憶
されている秘密番号G1と、指定コードC1によって選
択された補助番号A2またはB2とが加算され、この加
算結果が記憶回路7γに記憶される。
AND回路81または82の出力はOR回路83を経て
タイマ84に送られるので、一定時間を経過後にタイマ
84から出力fが発生してこれが微分回路90で検出さ
れる。
微分回路90の出力によってゲート91が開かれ、加算
回路78の加算結果が記憶回路7γかも第1メモリ70
のエリヤ73に記憶される。
レジスタ63の秘密番号G2と、第1メモリ70のエリ
ヤT3に記憶された上記の加算結果とカ一致すれば、比
較回路54Bから一致信号すが出力される。
信号Cによりフリップフロップ79が既にセットされて
いるので、一致信号すの出力によってAND回路87か
ら出力が発生しこれが微分回路98によって検出され、
信号Eが出力される。
この信号Eによってゲー)96,97が開かれ、レジス
タ63の秘密番号G2が第2メモリT6に、レジスタ6
40指定コードC2がメモリ70のエリヤ74にそれぞ
れ記憶される。
他方、一致信号すによってマルチバイブレータ58から
出力が発生して一定時間だけ施錠が解除され、解錠後一
定時間ののちにリセット信号Rが出力されるのは上述の
通りである。
このようにして、カード2から読取った秘密番号G2と
、メモリ70に記憶されている秘密番号G1とが第(1
)式で示す関係にある場合には、施錠が解除され、かつ
カード2かも読取った秘密番号G2と指定コードC2と
がメモリ70゛に新たに記憶される。
カード発行機1もまた同じように論理回路の組合せによ
り構成することができるのはいうまでもない。
なお、上記実施例では信号Eによりレジスタ63の秘密
番号G2を第2メモリ76に送りかつ記憶しているが、
加算回路T8による加算結果の記憶値(記憶回路77)
、または第1メモリ70のエリヤ73の記憶値を第2メ
モリ76に送って記憶させるようにしてもよい。
上記実施例では、補助番号はA、Bの2つであるが、3
つ以上の補助番号を用意して、これらの補助番号の1ま
たは複数を指定コードCで指定するようにしてもよい。
したがって、この場合には指定コードCはOまたは1の
2値ではなく3以上の値をとる。
また、カード発行機1で今回の秘密番号G2を作成する
場合も、解錠装置10,15で前回の秘密番号G1と今
回の秘密番号G2とが第(0式に示す関係にあるかどう
かを検査するときにおいても、前回の指定コードC1を
用いて補助番号A2.B2のうちいずれかを選択してい
るが、今回の指定コードC2を用いてもよいのはいうま
でもない。
以上のようにこの発明による解錠設備では、カード発行
機において前回の秘密番号と、複数の補助番号のうち指
定コードによって選択された補助番号とを用いて前回の
秘密番号と一定の関係にある今回の秘密番号を作成し、
この秘密番号と、複数の補助番号と指定コードとをカー
ドに記録している。
そして、解錠装置では、カードに記録されているデータ
を読取り、この読取った秘密番号と記録装置に記憶して
いる秘密番号とが一致するかどうか、上記の一定の関係
にあるかどうかを検査し、カードの秘密番号と記憶装置
の秘密番号とが一致する場合および上記の一定の関係に
ある場合に解錠し、かつカードの秘密番号と記憶装置の
秘密番号とが上記の一定の関係にある場合にカードの秘
密番号を記憶装置に記憶し秘密番号を更新している。
したがって、利用者が変わるたびにカードの秘密番号を
変更することができ、秘密番号が一旦更新されるともは
や前回のカードを用いて解錠することはできないから、
前回以前のカードに対して特別の防犯対策を講する必要
がない。
そして、カード発行機においては前回の秘密番号と一定
の関係にあるように今回の秘密番号を作成し、解錠装置
では記憶している前回の秘密番号を用いて今回の秘密番
号が上記の一定の関係にあるかどうかを検査しているの
で、変更後の秘密番号を中央制御装置から解錠装置に伝
送することなくカードの秘密番号が正規のものであるか
どうかを判断することができる。
したがって、中央制御装置と各解錠装置とをケーブルで
接続する必要がなく、きわめて安価に設備しうる。
さらに、複数の補助番号を用意し、これを指定コードで
選択しているから、上記の一定の関係が非常に分りにく
くかつ今回の秘密番号もカードに記録されているので、
防犯対策上きわめて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図はカードの発行からこのカードによる
ドアの解錠までの概要を示す説明図、第4図はドアにお
ける錠装置および解錠装置の外観を示す斜視図、第5図
はカード発行機の内部構成を示すブロック図、第6図は
カード発行機の動作を示すフロー・チャート、第7図は
解錠装置の内部構成を示すブロック図、第8図は解錠装
置の動作を示すフロー・チャート、第9図は同動作の変
形例を示すフロー・チャート、第10図は解錠装置の他
の例を示すブロック図、第11図は第10図に示す解錠
装置の各構成回路の出力信号を示すタイム・チャートで
ある。 1・・・・・・カード発行機、2・・・・・・カード、
5・・・・・・カード・リーダ、io、is・・・・・
・解錠装置、25・・・・・・乱数発生器、40,70
・・・・・・RAM、20,50・・・・・・演算回路
、78・・・・・・加算回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定のデータが記録されたカードを発行するカード
    発行機と、このカードのデータを読取り所定の検査をし
    て施錠を解除する解錠装置とからなり、上記カード発行
    機は、複数の補助番号および複数の補助番号のうち少な
    くとも1つを選択するための指定コードを発生する乱数
    発生器、少なくとも秘密番号を記憶する記憶装置、なら
    びにこの記憶装置に記憶されている前回の秘密番号と上
    記乱数発生器から得た複数の補助番号のうち指定コード
    によって選択された補助番号とを用いて前回の秘密番号
    と一定の関係にある今回の秘密番号を作成する演算装置
    を備え、作成した今回の秘密番号を上記記憶装置に記憶
    して秘密番号を更新し、作成した今回の秘密番号と複数
    の補助番号と指定コードとをカードに記憶するものであ
    り、上記解錠装置は、カードに記憶されたデータを読取
    るカード・リーダ、少なくとも秘密番号を記憶する記憶
    装置、ならびにカードから読取った秘密番号と上記記憶
    装置に記憶されている秘密番号とが一致するかどうかお
    よび上記の一定の関係にあるかどうかを検査する演算装
    置を備え、カードの秘密番号と上記記憶装置の秘密番号
    とが一致する場合および上記の一定の関係にある場合に
    解錠し、かつカードの秘密番号と上記記憶装置の秘密番
    号とが上記の一定の関係にある場合にカードの秘密番号
    を上記記憶装置に記憶して秘密番号を更新するものであ
    る、カードを用いた解錠設備。 2 上記カード発行機の記憶装置に秘密番号と指定コー
    ドとを記憶し、今回の秘密番号を作成するときに上記記
    憶装置に記憶されている前回の指定コードにより補助番
    号を選択し、カードには上記乱数発生器で発生した今回
    の指定コードを記録するとともに、この今回の指定コー
    ドを上記記憶装置に記憶して指定コードを特徴する特許
    請求の範囲第1項記載のカードを用いた解錠設備。
JP8841080A 1980-06-27 1980-06-27 カ−ドを用いた解錠設備 Expired JPS5921423B2 (ja)

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