JPS59224694A - セルロ−ス系物質の糖化方法及びその装置 - Google Patents

セルロ−ス系物質の糖化方法及びその装置

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JPS59224694A
JPS59224694A JP9747983A JP9747983A JPS59224694A JP S59224694 A JPS59224694 A JP S59224694A JP 9747983 A JP9747983 A JP 9747983A JP 9747983 A JP9747983 A JP 9747983A JP S59224694 A JPS59224694 A JP S59224694A
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斉藤 節雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、ワラ類、バガス、コーンスト−バー及び木く
ず等のセルロース系物質を繊維素分解酵素で糖化するに
当り、セルロース系物質を高濃度で仕込み、連続又は半
連続的に糖化を行う、改良された糖化方法及びその装置
に関する。
〔発明の背景〕
従来、セルロース系物質は繊維素分解酵素を作用させる
ためには、前処理として、脱リグニン及びセルロース結
晶構造の破壊が必要である。しかしてこの前処理方法を
実用化するためには、(1)前処、哩に要する消費エネ
ルギーが少ないこと、(2)前処理原料から糖への転換
率が高いこと、及び(3)糖化反応において少ない消費
エネルギーで効率良く高濃度の糖液が得られることが要
求される。
このうち、(1)及び(2)については、アルカリ処理
と微粉砕又はオゾン処理との組合せのような各前処理方
法の組合せが検討されている。
他方、(3)の高濃度の糖液を得るためには、前処理原
料を高濃度に仕込む必要がある。その場合、原料の繊維
長さが糖化反応に影響を与える。原料のト裁維長さを、
10〜30μ程度まで微粉砕すれば、かくはん混合及び
連続糖化に問題はないが、この微粉砕に要する消費エネ
ルギーは著しく大きいため、実用的ではない。そこで、
従来、微粉砕しない前処理原料でも高濃度に仕込める方
法が検討されている。しかしながら、いまだ満足な方法
は開発されていないのが現状である。例えば、原料を逐
次添加し、・スラリー化状態で糖化を行う方法では、添
加量が増大するに従って残渣が蓄積してスラッジ化する
ため、添加量に限界があるという問題点がある。また別
法として、スラッジの混練操作ができる糖化槽を用いる
糖化方法では、糖化槽を大容積とし、大容量のかくはん
モーターの設置が必要であり、しかも槽内での混合が不
完全であるため、原料のショートパスが生じ、連続糖化
は困難であるという問題点がある。
したがって、微粉砕しない前処理原料でも、高濃度でか
つ高仕込み率で連続糖化のできる糖化方法の開発が要望
されている。
〔発明の目的〕
本発明は、前記した従来技術の問題点を解決するために
なされたものであシ、その目的は、微粉砕しない前処理
原料を、高濃度で仕込み、無かくはん下に糖化を行なう
糖化方法及びその装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明を概説すれば、本発明の第1の発明はモルロース
系物質の糖化方法に関する発明であシ、セルロース系物
質を繊維素分解酵素で分解して糖液を得る糖化方法にお
いて、(1)セルロース系物質と繊維素分解酵素とを水
を介して混合する工程、(2)該混合物を基型糖化槽に
供給し、所定時間滞留後、槽底部よシ生成混合物を抜取
る工程、及び(3)該生成混合物を固液分離し、糖液を
回収する工程の各工程を包含することを特徴とする。
また、本発明の第2の発明はセルロース系物質の糖化装
置に関する発明であって、セルロース系物質を繊維素分
解酵素で分解して糖液を得る糖化装置において、セルロ
ース系物質原料と処理剤含有水溶液との混合手段、その
混合物の糖化槽への装入手段、ジャケット付塔型糖化槽
、糖化槽下部における生成混合物の抜取り手段、及び固
液分離手段を包含することを特徴とする。
本発明は、下記のような原料高濃度仕込みの糖化反応を
解析することにより完成し得たものである。
微粉砕しないアルカリ処理又はオゾン処理したバガス(
平均粒径0.7 、 )を10〜15重量%の濃度で、
内径20cm、長さ40cmの横型槽(リボン型Jll
もつもの)において回分の糖化を行った。
なお、セルラーゼとしては、市販のセルラーゼオノズカ
R−10(近畿ヤクルト社製、最適温度500%p H
4,8)を用いた。その結果、アルカリ処理及びオゾン
処理バガスの両方共、糖化前にスラッジ状態であったも
のが、糖化反応に伴い、スラッジの容積が減少して遊離
水性液が増加しスラリー化した。そして、このときのス
ラリー化状態を解析した。
内径4cm、高さ6cmで、底部に網を設置した反応管
を試作し、遊離水性液を経時的に抜取り変化量を測定し
た。第1図に測定結果を示す。すなわち第1図は、時間
(時)(横軸)と、充てん層の容4Jt (ml ) 
及ヒ!ルコ〜ス、セロビオース濃度<9/l)、また遊
離水性液の流出速度(rnlV/時)及ヒグルコース、
セロビオース濃度<y/l>(縦軸)との関係を示すグ
ラフである。
第1図から明らかなように、糖化初期に遊離水・性液が
多く生成する。その総量は、全水分量の約30%であっ
た。このとき原料スラッジは、スラッジ状態の1ま糖化
反応に従ってその容積が減少した。この容、債の減少割
合は、約30〜40%であった。このことから、上記反
応管のような構造をもつ糖化槽を用い、逐次添加法の糖
化反応を行えば、原料スラッジの減少容積分の原料を多
く仕込めると考えtoそこで、槽底部に網を内股した内
径5Cm1高さ20Cmの基型糖化槽を用い、24時間
ごとに該オゾン処4バガスとセルラーゼ水溶液の混合物
(水分量約85重量%)を100g(充てん高さ7 c
m )逐次添加して糖化反応を実施した。第2図にその
結果を示す。すなわち第2図は、糖化時間(時)(横軸
)と、糖化槽底部から抜取った遊離水性液の生成量(累
積流出量)(コ)及びグルコース濃度(+++y/d)
(縦軸)との関係を示すグラフである。
第2図から明らかなように、遊離水性液の糖濃度は、逐
次添加量が増大するに従って増加し、3〜4回目以上で
は、はぼ一定となった。また添加ごとに50〜60ゴの
遊離水性液が生成した。このときの総原料の仕込み容積
は、遊離水性液を除かない回分反応系に比べて約1/3
となった。しかし、糖化槽内の全残留スラッジから分離
した液の糖濃度は、遊離水性液を除かない回分反応系に
比べて小さくなった。これは、充てん高さ方向で糖化反
応の分布が生じているためである。このことから、上記
様式の糖化方法では、逐次添加と合せ、糖化槽下部よシ
スラッジを抜取る、すなわち連続又は半連続的な操作の
方がよいことを見出した。
しかして、糖化反応速度は、糖化反応の初期はど大きく
、その増加割合は、次第に減少して一定となる。本実験
では、30〜48時間で一定となった。したがって、糖
化槽底部の原料の滞留時間が、糖化速度が一定となる時
間程度となったときに、槽からスラッジを抜出せば効率
的である。そして、抜出した原料スラッジよシ液分を分
離すれば、高い濃度の糖液が得られる。しかし、遊離水
による希釈が心配された。そこで、スラッジ充て゛ん層
内の水の流れを調べた。その結果、充てん層の保持水量
が80重量%以上となって初めて充てん層よシ水が遊離
し、押出し流れで下降することが判明した。また、前記
実験データにおいて、6回目の添加後の遊離水の単位時
間当りの最大生成量は、全保持水量の約2.6%と少な
い。そして、上段の遊離水が下段にまで達するのに約5
0時間以上要する。したがって、糖化槽底部よシ得られ
る遊離水性液は、槽底部付近にあるスラッジよシ押出さ
れたものであると推定した。そして事実、前記実験では
、6回目の遊離水性液の糖濃度は、槽底部付近にあるス
ラッジに含まれる糖液の濃度にほぼ一致していた。この
ことから、遊離水による希釈はないものと判断した。
そこで、上記糖化槽を用い、半連続の糖化を行った。1
2時間ごとに該前処理バガスとセルラーゼ液との混合物
100gを5区分添加後、滞留時間を60時間として糖
化を行った。なお、各区分の原料スラッジが判定できる
ように、各スラッジ間に網を設置した。その結果、抜取
りスラッジから分離した液及び遊離水性液の糖濃度は、
はぼ一致しくグルコース54g/l)、回分系での糖化
反応での値と一致した。
次に、本発明を効果的に実施するための条件、すなわち
、スラッジ状原料の容積減少率が大きくなる条件を調べ
た。影響を与える因子として、スラッジ状原料の保持水
分量及びセルロース系物質の繊維長さに注目した。
まず、バガスとセルラーゼ水溶液との混合比を種々変更
した糖化原料を調製し、これを内径4Cm1高さ6mで
槽底部に網を設置した糖化管に装入し、該原料の容積減
少率、すなわち (糖化後の容積/糖化前の容積)X100(%)を調べ
た。なお、バガスの繊維長さは、平均0.7問とした。
測定結果f:第3図に示す。すなわち第3図は、固型分
濃度(重量%)(横軸)と容積減少率(%)(縦lll
1lI)との関係を示すグラフである。
第3図から明らかなように、固型分濃度5重量%では、
上記調装原料はスラリー状であシ、液は網より流出し、
糖化管内にはバガスがスラッジ状′で残留した。このと
きの残留バガスの保持水分率、すなわち 〔(保持水V(保持水量種型物量))X100(%)は
、80〜90重量%であった。しかも、この残留バガス
は、糖化反応が進行し、そのスラッジ容積は減少した。
これに対して、固型分濃度が10〜20重量%では、原
料はスラ°ツジ状となった。
そして、20重量%超では、原料は団塊状となった。こ
れらのスラッジ及び団塊状の原料は、糖化反応により容
積が減少した。その結果、容積減少率は、固型分濃度が
10〜20重量%で大き、くなり、特に15重量%で最
大となるととが判明した。
この値は、原料バガスが吸水できる限界値(限界保持水
に約85重量%)と一致している。
これらの結果は、稲わらを試料とした場合にも同様であ
った。
次に、上記限界保持水量の条件で容積減少率に与える繊
維長さく平均径)の影響を調べた。その測定結果を第4
図に示す。すなわち第4図は、繊維長さく閣)(横軸)
と容積減少率(%)(縦軸)との関係を示すグラフであ
る。
第4図から明らかなように、繊維長さは0.1m以上で
効果的である。なお、繊維長さが2a以上で容積減少率
が向上するが、仕込み時の容積が大きくなることから、
それが必ずしも効果的とはいえない。また、繊維長さが
0.06mm以下では、容積の減少がほとんど無い。こ
れは、遊離水が形成されるものの、目詰シにょシ網を通
して溶出しなかったためである。以上のことよりみて、
繊維長  ゛さとしては、0.1mm〜2.0van程
度が好適である。
以−にの説明は、遊離水性液について検討するために、
糖化槽の下部に網を設置した場合について行ったが、実
際面では、後記するように網の有無が、糖化反応自体に
影響を与えることはないことを確認した。
以上のように、本発明の糖化方法によれば、微粉砕しな
いセルロース系物質でも、高濃度で、かつ高い仕込み率
で連続的な糖化を行うことができた。
以下、本発明の装置の実施の態様を、添付図直に基づい
て具体的に説明する。
第5図は、本発明装置の一例を示す一部断面概略図であ
る。第5図において、符号1はセルロース系物質、2は
酵素水溶液、3は混合槽、3aはホッパー、3bはかく
はんモーター、3cはリボンg、3ctはアルカリ又は
酸水溶液、3eはポンプ、3fはポンプ、4はスクリュ
ーフィーダー、4aはスクリュー翼、5は糖化槽、5a
は温水ジャケット、6はエフスフルーダ−,6aはスク
リュー翼、6bは排出口、7は網、7aは遊離水性液、
8は遠心分離機、8aは残留セルロース系物質、8bは
分離液を意味する。
第5図の装置は、混合、輸送、糖化、及び固液分離の4
工程から構成されている。
(1)混合工程 混合槽3にはホッパー33よシ原料でおるセルロース系
物質1が供給される。そして、ポンプ3fによシセルラ
ーゼやヘミセルラーゼなどの酵素水溶液2が供給される
。そしてかくはんモーター3bの回転軸上に設置された
リボン翼3cの回転により混合される。このときの水分
量は、前述の限界保持水分量とし、この値をあらかじめ
求めておき、計算量添加すればよい。
該混合物のpHは、アルカリ又は酸の水溶液3dをポン
プ3eにより供給して調整する。このときの添加量は、
あらかじめ測定しておく。なお、上記混合槽の構造は、
特に限定されない。
(2)輸送工程 該混合物の糖化槽5への輸送は、スクリューフィーダー
4を用いた。混合物の供給量の制御は、スクリュー翼4
aの回転数と運転時間とにより行った。
(3)糖化工程 糖化槽5は、塔型充てん槽で、槽壁に温水ジャケット5
aが設置されている。槽底部は、横送シのエフスフルー
ダ−6と接続されている。そして、糖化槽5の下方延長
上のエフスフルーダ−6の下方位置に網7が設置されて
いる。網70ロ径は、セルロース系物質lを保持できる
ものであればよい。スクリューフィーダー4から供給さ
れた該混合物は、糖化槽5内で充てん層を形成する。そ
して、温水ジャケラ)5aによシ繊維素分解酵素の最適
温度に加温される。糖化槽が大型化した場合、充てん層
内に混合物の下降の妨害とならないように、伝熱管を設
置すればよい。糖化反応によって生じた遊離水性液を、
網7によシ混合物から抜取り、また、槽底部付近のセル
ロース系物質1を、エフスフルーダ−6によp抜出した
。このときの抜取シ量の制御は、エフスフルーダ−6の
スクリュー翼6aの回転数と運転時間とにより行った。
スクリューフィーダー4とエフスフルーダ−6の運転は
関連を持っており、エフスフルーダ−6が運転終了後、
スクリューフィーダー4が運転を開始する。それぞれの
運転時間は、糖化槽内の設定滞留時間での上記混合物の
容積減少量をあらかじめ調べておき、それぞれの輸送能
力から決めればよい。すなわち、スクリューフィーダー
4及びエフスフルーダ−6の運転時間は、各々下記の式
で計算される: Δt 6 =Vy / Qr        −−(1
)Δt ? =VIX/ QEX       −−”
・(2)V m x / V v =α       
   ・・・・・・・・・(3)α=f(T)    
        ・・・・・・・・・(4)〔上記各式
において、Δt6 ニスクリユーフィーダーの運転時間
(分)、Δt7 :エフスフルーダ−の運転時間(分)
、Qy ニスクリユーフィーダーの輸送速)屍(m3/
分)、Q3x:エクスクル〜ダーのI論送速度(m3/
分)、VF :供給混合物の容積(m3 )、v、x:
抜出し物の容積(m3)、α:糖化による混合物容積の
減少割合、T:混合物の滞留時間(時)〕 (4)固液分離工程 エフスフルーダ−6で抜出した混合物(残留セルロース
系物質8aと糖及び酵素を含む水溶液よシなる)を、遠
心分離機8で固液分離する。分離液8bと遊離水性液7
aとを合せて糖液とする。
なお、固液分離方法は、特に上記の遠心分離方法に限定
されない。
次に、第6図は、同じく本発明装置の他の一例を示す一
部断面概略図である。第6図の各符号は第5図と同義で
あり、第5図との差異は、糖化槽5の底部に網7が内設
されていない点におる。
第6図に示した装置における工程は、第5図と同じく4
工程からなり、混合工程及び輸送工程は第5図の場合と
同じである。糖化工程以降は、以下のように行う。
スクリューフィーダー4から供給されたセルロース系物
質1と繊維素分解酵素水溶液との混合物が、糖化槽5内
で充てん層を形成できるように、スクリューフィーダー
4とエフスフルーダ−6の運転を調整する。この充てん
層から糖化反応により糖を含む水溶液が形成される。こ
の水溶液は、寒てん槽内を下降して槽底部に達する。そ
して、エフスフルーダ−6を通り、その出口6bより槽
系外に抜取る。この水溶液とエフスフルーダ−6により
抜出したセルロース系物質1とを遠心分離(幾8にかけ
、残留セルロース系物質8aと、糖を含む分離液8bと
を分離する。
このとき、セルロース系1勿質1の繊維長さによっては
、糖化反応により生ずる水溶液が充てん層内を下降せず
、上部に滞留することがある。この状態で新たな原料を
供給して糖化を行うと、水溶液量が増加するので、糖化
槽5の上部に抜出口を設け、水溶液を抜出して液面を一
定にすればよい。
なお、抜出した液は糖を含んでいるので、前記の分離液
8bと共に回収する。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を、実施例及び比較例によシ更に具体的に
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。
実施例1 オゾン処理バガスを原料とし、第5図に示す装置を用い
て連続糖化を行った。なお、オゾン処理方法は、特開昭
57−29293号公報記載の方法によった。
糖化槽は、内径20cm1高さ65cmである。
オゾン処理バガス(平均繊維長さ0.7 tra、セル
ロース含lf140%)とセルラーゼオノズヵR,−1
0含有水溶液との混合物の保持水率を85重量%とした
。この混合物ヲ、IKグ/時で供給し、この混゛合物区
分の槽内滞留時間を約24時間とし、槽内温度は50C
に制御した。
その結果、反応を開始してから48時間以降には、遊離
水性液及び抜出しバガスに含まれる水溶液中のグルコー
ス濃度は、44Fl/lとなり、合せた糖液量は、単位
時間当シ0.65 tであった。
比較例1 実施例1と同一のバガスを用い、内容積50tの機械か
くはん槽(リボン型翼付)で連続糖化反応を行った。あ
らかじめpHを4.8に調整したオゾン処理バガスとセ
ルラーゼ水溶液との混合物をIK7/時で、上記機械か
くはん槽に供給し、滞留時間を48時間とした。槽内温
度は50711’とした。
その結果、排出液中のグルコース濃度は、約42 g/
lであった。更に、滞留時間を24時間とした場合の排
出液の糖濃度は、約24 y/lとなった。し1ヒがっ
て、該混合物の供給量IKg1時で約42g/を程度の
グルコース濃度の糖液を得るためには、滞留時間48時
間で、糖容積が5゜を程度は必要となった。
以上の比較例1°から明らかなように、本発明によれば
、従来法に比べて槽容積は2158度で良いことが判明
した。
実施例2 アルカリ処理バガスを用い、実施例1と同様な実験を行
った。アルカリ処理バガスは、以下のように調製した。
0.5重量%苛性ソーダ水溶液とバガス(平均繊維長さ
0.7 than )とを、混合比が20:1となるよ
うに混合し、1oocで30分間加熱した。そして、バ
ガスを回収後、洗浄し、乾燥した。このアルカリ処理バ
ガスとセルラーゼ水溶液とを混合した。混合比は、3:
17とした。その他の糖化条件は、実施例1と同一とし
た。
反応安定後に、遊離水性液及び抜出し混合物に含まれる
水溶液のグルコース濃度は、約68g/lであった。な
お、ここで実施例1に比べて糖濃度が高いのは、アルカ
リ処理バガスの方が、セルロース含有量が高いためであ
る。
それに対して、比較例1と同じく、機械がくはん槽(リ
ボン型翼付)内での糖化実験を行った。
その結果、実施例2記載の糖濃度の糖液を得るためには
、その槽容積は、実施例1の場合と同じく50を程度必
要であった。
これから明らかなように、アルカリ処理バガスを使用す
る場合においても、本発明により槽容積を低減すること
ができることが判明した。
実施例3 セルロース系物質として、稲わら、トウモロコシの穂軸
(コーンスト−バー)及び木くずを用いて、実施例1と
同様の実験を行った。前処理方法は、アルカリ処理とし
、その処理条件は実施例2と同一とした。なお、それぞ
れの繊維長さは、平均0.8順であった。その結果を下
記表1に示す。
表    1 なお、上記表1において、得られた糖液中のグルコース
濃度が異なるのは、アルカリ処理による脱リグニン率が
、セルロース系物質の種類により異なシ、アルカリ処理
原料のセルロース含有率に差ができるためである。
実施例4 実施例1と同様にオゾン処理したバガスを原料として、
第6図に示す装置で糖化実験を行った。
糖化槽は、n径2ot−nl、高さ90 cm(7) 
モ(7) ’1J11い、オゾン処理バガス(平均繊維
長さ0.7 mm )とセルラーゼ水溶液ヵR−10の
水溶液との混合物の保持水率を85重量%とじた。この
混合物をIKg/時で供給し、滞留時間を約24時間と
し、槽内温度は50cに制御した。
その結果、48時間以降には、グルコース濃度が約42
(1/!、の水溶液を、0.52t/時で回収すること
ができた。
実施例5 アルカリ処理バガスを原料として糖化実験を行った。ア
ルカリ処理バガスの調製は、実施例2と同様に行い、糖
化条件は、実施例4と同一とした。
その結果、グルコース濃度が、約629/lの糖液を得
ることができた。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によれば、微粉砕す
ることなく糖化を行うことができるので、前処理のだめ
の消費エネルギーを著しく低減することができる。また
、その工程は、連続糖化であシ実用的で必ると共に、糖
化槽は、従来の機械かくはん槽容積の1/3〜215で
よく、シかも無かくはんであるために、かくはん動力は
零であるという顕著な効果が奏せられた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は、本発明の操作条件を決定するために
行った各種実験の結果を示すグラフ、第5図及び第6図
は、本発明の装置の一例を示す一部断]■概略図である
。 1・・・セルロース系物質、2・・・酵素水溶液、3・
・・混合槽、4・・・スクリューフィーダー、5・・・
糖化槽、6・・・エフスフルーダ−,7・・・網、8・
・・遠心分離機第3図 0   /θ   2030 固型分濃度(市量幻 第4図 θ0/  θ、/    /     iθ緯:惟長ぎ
 (叛幻 第す一図 −51

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、セルロース系物質を繊維素分解酵素で分解して糖液
    を得る糖化方法において、(1)セルロース系物質と繊
    維素分解酵素とを水を介して混合する工程、(2)該混
    合物を基型糖化槽に供給し、所定時間滞留後、槽底部よ
    シ生成混合物を抜取る工程、及び(3)該生成混合物を
    固液分離し、糖液を回収する工程の各工程を包含するこ
    とを特徴とするセルロース系物質の糖化方法。 2、該セルロース系物質、繊維素分解酵素及び水を含有
    する混合物における水分含量が、セルロース系物質を保
    持できる最大水量である特許請求の範囲第1項記載のセ
    ルロース系物質の糖化方法。 3゜該セルロース系物質、繊維素分解酵素及び水を含有
    する混合物における水分含量が、80〜90重量%であ
    る特許請求の範囲第1項記載のセルロース系物質の糖化
    方法。 4、セルロース系物質を繊維素分解酵素で分解して糖液
    を得る糖化装置において、セルロース系物質原料と処理
    剤含有水溶液との混合手段、その混合物の糖化槽への装
    入手段、ジャケット付塔型糖化槽、糖化槽下部における
    生成混合物の抜取り手段、及び固液分離手段を包含する
    ことを特徴とするセルロース系物質の糖化装置。 5、該固液分離手段が、生成混合物からの遊離水性液分
    離手段、残存物の固液分離手段及びその分離液と該遊離
    水性液とを混合して糖液として回収する手段からなる特
    許請求の範囲第4項記載のセルロース系物質の糖化装置
    。
JP9747983A 1983-05-31 1983-05-31 セルロ−ス系物質の糖化方法及びその装置 Granted JPS59224694A (ja)

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